スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーのオフトレでプラスノー、ピスラボをし ても上達しない人の共通点は?234

読了までの目安時間:約 13分

 


梅雨明けもしていよいよ夏本番!

といったところですが、
この時期に行うオフトレで最近人気なのが
プラスノー、ピスラボと呼ばれる
サマーゲレンデでの練習です。

 

このサマーゲレンデの効果について

動画でもお伝えしております。

因みにプラスノーとピスラボの違いは
敷いてあるマットの違いです。

 

 

 

 

あなたはサマーゲレンデで
滑った経験はありますか?

 

 

夏場に海外に行かなくても
冬場と同じ道具を使って練習ができる!

 

 

というメリットがあり
毎年多くのスキーヤーの方が
夏場も滑りに行っているようです。

 

 

 

最近私のところにも
サマースキーに関する質問を
多くもらいます。

 

 

 

その質問の多くは

 

 

 

 

『夏場にサマースキー(プラスノー、ピスラボ)
 をすることは効果がありますか?
 また、気を付けることはありますか?』

 

 

 

といったものです。

 

 

 

今回のブログは
そんなサマースキーに関しての
疑問質問に対する回答をまとめてみました。

 

 

 

オフトレで既にサマースキーをしている方、
これから取り入れようと考えている方は
参考にしてみて下さい。

 

 

 

そもそもサマースキーは効果があるの?

 

 

まぁいつもながら言ってしまえば
効果がある人もいればない人もいるのが
トレーニングというものです。

 

 

これさえやれば絶対上手くなる
というものがあれば
スキーヤー全員それを行って
上手くなっているはずなので。

 

 

 

これは身近なものでいえば
ダイエットに似ています。

 

 

 

毎年色々なダイエットが流行っては
消えていきますが、
このダイエットされやれば
みんな絶対に痩せる
というものがあれば
新しいダイエットが出てくることは
ないですよね?

 

 

やってみて痩せる人もいれば
そうではない人もいるわけです。

 

 

しかし本質的な部分を見てみると
摂取カロリーより消費カロリーの方が
大きと痩せるという現実があります。

 

 

 

勿論どの栄養素を取り入れるのか?
痩せるとは体脂肪なのか体重なのか?

 

 

といった細かい部分はありますが、
今回はダイエットの記事ではないので
省略しますね。

 

 

 

何が言いたいかというと
スキーにもダイエットと同じように
上手くなるかならないかの
本質的な要素があり、

 

 

 

 

それを満たしていれば
ある程度何をやっても
上手くなる!

 

 

 

という事です。

 

 

 

では今回のタイトルにもある
サマースキーを行っても
スキー上達につながらない人との
共通点とはなにか?

今回は代表的な3つをご紹介していきます。

 

 

 

 

①技術的に伸び悩んでいる期間が長い

毎シーズン滑りが上達している方もいれば
何年も同じレベルで
伸び悩んでいる人もいます。

 

 

 

 

あなたは前者と後者どちらでしょうか?

 

 

 

もし何年も同じレベルで
伸び悩んでいるのであれば
サマースキーを行っても
スキー上達につながらない可能性が高いです。

 

 

 

『いやいや何年も同じレベルで

 伸び悩んでいるから、
 夏場も練習量を稼ごうと
 サマースキーを取り入れるんじゃないか!』

 

 

 

と思われるかもしれませんが
よく考えてみて下さい。

 

 

 

なぜシーズン中雪上で滑っても
上達しなかったのに
夏場サマーゲレンデで滑ると
上達するのでしょうか?

 

 

それなら冬場に雪上で滑っていても
上達していなければおかしくないですか?

 

 

 

 

分かりやすい例を言えば
去年初めてスキーを行い
ボーゲンで滑っている人は
サマースキーを通して
より上達に繋がると思います。

 

 

 

なぜならまだ滑れば滑るほど
伸びている状態だからです。

 

 

つまり見方を変えれば、
サマースキーを行い上達する人は
雪上での滑走量を増やせば
上達する人とも言えます。

 

 

 

あなたが置かれている状況は
一体どちらでしょうか?

 

 

 

②サマースキーの技術=雪上技術だと思ってしまう

 

サマースキーの大きな特徴として

スキー用のブーツと板を履いて
雪上に近い状態で滑れるという事です。

 

 

 

 

しかしここを勘違いすると痛い目に合います。

 

 

 

以前にも違う記事でお伝えしましたが

 

 

 

 

雪上に近いのであって
同じではない!

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

もしあなたがすでにサマーゲレンデで
滑った経験があるなら、
はじめて滑ったときの事を
思い返してみて下さい。

 

 

 

大半の方が

 

 

 

 

『似ているけど何か違う・・・』

『ちょっと滑りずらいかも』

 

 

 

と思ったのではないでしょうか?

 

 

 

似ている部分はありますが
同じではありません。

 

 

エッジのかかり方、
板の滑走性、
ブーツの柔らかさ
・・・

 

色々な要素が雪上とは違います。

 

 

 

それらを雪上とは違うものと
きちんと把握して、
雪上にたった際に
リンクさせることができる人は
問題ありません。

 

 

 

しかし、多くのスキーヤーの方が
サマースキーでの滑走感覚や技術を
そのまま雪上で実践します。

 

 

 

その結果、板の滑走性が違い後傾になったり
余計な動きをして板を走らせようとしたり、
ブーツの硬さの違いで
動きが固まったりします。

 

 

 

似ているからこそ

このような部分に気付けずに
無意識のうちに滑りが狂ってしまうケースが

あるので注意が必要です。

 

 

 

たとえばインラインスケートに対して

 

 

『あれは足首が自由に動くから
 スキーとは全然違うよ!』

 

 

という人がいますが、

サマースキーは

スキーブーツを履いているから
雪上と同じだと思っているケースが
よくあります。

 

 

しかし実際は気温が違うため
ブーツのシェルの硬さが
全然違います。

 

 

 

雪上と同じスキーブーツを履いている
という事で、

さも雪上と同じであると
勘違いをしているいい例です。

 

 

因みにブーツの専門家の人でから
ブーツの設計は冬場の気温、
それに伴ったシェルの硬さを
考慮して設計しており、
夏場の高温で使うようにはできていない
という意見もあります。

 

 

 

③明確な課題を持っていない

あなたはサマースキーで

これを新たにやろう!

これを大きく変えてみよう!

という何か課題やテーマを持って

滑っていますか?

 

 

 

サマーゲレンデに行くスキーヤー方で
明確な課題を持っていないケースが
多くあります。

 

 

 

とりあえずサマーゲレンデで滑れば
スキーが上達するのでは?

 

 

と思われている方が多いですが、
理由の①でも書いた通り、
とりあえず滑れば上達していく状況であれば、
雪上で滑れば自然と上手くなります。

 

 

 

雪上で滑りこんでも上達しないのに
サマースキーで滑りこんで
上達する可能性はかなり低いです。

 

 

 

これは雪上でも言えるのですが
技術が頭打ちになって悩んでいる方は
現状から何かを大きく変える必要があります。

 

 

 

 

・新しい情報を得てその動きを試す
・身体をトレーニングで変えて
 滑りにどう影響が出るのか試す
・今までとは違う感覚で滑ってみる

 

 

など何か課題やテーマを決めて、
現状を変えていくことが必要なのです。

 

 

今まで通りの感覚動きで滑っていると
現状の癖や動きをより染み込ませてしまい、
むしろスキー上達の弊害になってしまうので
気を付けたいところです。

 

 

 


 

以上がオフシーズンにサマースキーを行っても
上達につながらないスキーヤーの
代表的な3つの共通点です。

 

 

 

もしあなたがサマースキーをしている、
または取り組もうと考えているのであれば
以上の3つの状態にならないように
意識してください。

 

 

 

逆に言ってしまえば
以上の3つをすべてクリアしているのなら
オフにサマースキーをすることは
スキー上達に大きくつながる
可能性があります。

 

 

 

結局はそのトレーニング自体が
上達の可否を決めるのではなく
そのスキーヤー自身の状態や
取り組み方が上達を決めるということですね。

 

スキー技術 トレーニング論

スキーのトレーニングメニューは戦略と戦術を使い分ける!【ジュニア編】233

読了までの目安時間:約 10分

 


前回のブログでは社会人の方向けに

スキーのトレーニングをする際に
戦略と戦術どのように使い分けていけば良いか
お伝えしました。

 

 

今回はジュニア編をお伝えします。

 

 

 

正直言って社会人の方より
ジュニア選手の方が
戦略と戦術の使い分けが非常に重要なんですが
とても難しいです。

 

きちんとできているジュニア選手は
ほとんど見たことがありませんし、
できていたとしても偶然の産物で、
再現性がありません。

 

 

 

トップ選手を次々と排出する国がある中で
なかなか日の目を見ない
日本スキー界の原因の一つは
ここにあるのではないでしょうか。

 

 

 

なぜジュニア選手の戦略と戦術の使い分けが
難しいのか?

 

 

 

今回は3つの理由をお伝えします。

 

 

 

 

※因みに戦略と戦術の違いについては
前回の記事をお読み下さい。

 

 

【スキーのトレーニングメニューは戦略と戦術を使い分ける!【社会人編】232】

 

 

 

一つお伝えし忘れていました。

 

 

このあとの3つの理由を読む前に
確認して欲しいことがあります。

 

 

この先はあくまでも

ジュニア選手の『将来的な成長』が目的

という前提で書いてあります。

 

 

・小学生でスキーはおしまい
・小さいころ結果が出ればいい

 

 

という事が目的ですと
また戦略と戦術はかわってきますので
この先は読まなくても大丈夫です。

 

 

 

理由① 大会が多すぎる

これは特にアルペンスキー界の方に
色濃く出ていますが

毎週のように大会に参加している

ジュニアスキーヤーを
多く見かけます。

 

 

 

基本的にジュニアにおける大会とは
練習の成果を試す場です。

 

 

 

しかしあまりにも大会が多いため
大会の調整を目的とした練習が繰り返され、
技術改善の為の練習が
不十分な選手が多いです。

 

 

例えばフリースキーとゲート練習(ポール)の
割合を考えてみて下さい。

 

 

 

あなたのお子さん、またはあなた自身は
どれぐらいでしょうか?

 

 

 

 

因みにアメリカのジュニア育成プログラムでは
6歳~10歳の段階で
フリースキー90% ポール練習10%
だそうです。

 

 

 

雪あり県のジュニアたちはまだいいですが、
雪がない週末スキーヤーのジュニア達は
一体いつ練習するのでしょうか?

 

 

 

この大会が多すぎるせいで
ジュニア育成の方向性が
大きく変わってきます。

 

 

それがこの後の理由②に大きく関わってきます。

 

 

 

理由② 目の前の成果が評価基準

理由①でお伝えした
大会が多すぎるせいで

出てくるの問題が
目の前の成果を追い求めてしまう
という事です。

 

 

 

当然大会が多くあれば
勝ちたいと思うのが選手です。

 

 

 

その為本来なら
ジュニア選手の大会参加の位置づけは、

 

 

『将来的にトップスキーヤーになる為に
 どうすればいいのか?』

 

 

という戦略の中で

 

 

それならこの大会に出て、
あとはこの練習をして、

 

といった戦術の一つに過ぎないのに
いつの間にか

 

 

その大会に勝つにはどうしよう?

 

 

 

という部分しか考えられなくなります。

 

 

 

そうなるとチーム全体の方向性も

 

基本的な練習を繰り返し
スキー自体が上手になろう

 

ではなく

 

実践的なポール練習を行って
目の前の成果につなげよう

 

となるわけです。

 

 

 

 

もちろん選手や保護者の方もそれを求めます。

 

 

あなたやあなたのお子さんが
週末練習に行って、

 

『今日は基本的な技術向上のため
 ポールは行いません』

 

と言われたらどう感じますか?

 

 

 

『おっ、将来的なことを考えて
 計画が練られているな!』

 

『そうだよね、この時期は
 このベースを作ることが第一優先だよね!』

 

 

と思えますか?

 

 

 

『せっかく練習に来たのに
 ポールやらないのか』

 

『来週大会だからポール入りたかったのに』

 

 

 

と感じませんか?

 

 

 

このように戦略と戦術が混乱して
日々目の前の結果に一喜一憂し、
小さなころは速かった(上手かった)のに
大人になってみれば他の選手と大差がない
というケースになりかねません。

 

 

 

 

理由③ 点の指導

理由②でお伝えした様に
目の前の成果が評価基準になってくると
当然指導者も目の前の結果を
重視した指導になります。

 

 

いわゆるその場だけの『点』の指導です。

 

 

もしあなたがジュニアスキーヤーか
その保護者の方でしたら、指導者の方から、

 

 

『今はまだこれができればいい』

 

といったような先を見据えた
言葉をどれだけかけてもらっているか
振り返ってみて下さい。

 

 

これは一般スキーヤーにも
いえることですね。

 

 

 

大半が

 

 

もっとここをこうして!

ここがこうなっている!

 

 

といった現状の問題を
指摘されるのではないでしょうか?

 

 

 

道具選びに関してもそうです。

 

『大会に勝つには』

 

という基準で道具を選んでいるため
どうしても硬すぎる、長すぎる
などのオーバースペックになりがちです。

 

 

これも全て目の前の大会に勝つという

『点』で物事を考えいるからです。

 

 

 

さいごに

 

今回お伝えした内容は

ジュニア選手が戦術と戦略を

使い分けられない理由の

ほんの一部分です。

 

本来は指導者側やスキー協会、
もしくはスキー業界全体が
きちんと戦略と戦術を考えた
育成プログラムを構築し
選手達に提供することが理想的です。

 

 

ただそれはあくまで理想で、
それを待っていたら
あなたやあなたのお子さんは
大人になってしまいます。

 

 

まずは自分たちが
戦略という『線』を基準にして
戦術という『点』を打っていくイメージを持ち
どのような練習を行い、
どのような大会に出るか?

 

 

 

という部分を考えることが重要です。

 

 

因みに戦略が上手くできずに
伸び悩んでいるにも関わらず
仕方がないことだと
納得させてしまう
恐ろしい言葉があります。

 

 

それが

 

『才能』『センス』

 

です。

 

 

 

そこに着地点を出してしまうと

成長はありませんので

気を付けて下さい。

 

ジュニアスキー トレーニング論