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イタリアで学んだアルペンテクニックと基礎スキーの違い192

読了までの目安時間:約 4分

 


またまたイタリア遠征で、元イタリア代表コーチの

パトリックの指導を通して色々と学んできた事を

ほんの少しだけ書かせていただきます。

 

 

前回は全てのスキーヤーに共通することですが、

少しアルペンスキーよりだったので

今回は基礎スキーの視点から見ていきます。

 

 

 

最初にお伝えしておきます。

 

基礎スキーの滑りは海外ではあまり理解されません。

実際私もパトリックに滑りを見てもらいましたが、

言われたことをそのまま行ったアルペンの滑りは

VeryVery Good の評価だったのに対して

(これは正直嬉しかったですねw)

基礎スキー要素が少し入ると

いいけどもう少し余計な動きをしないで!

とい言われました。

 

 

当然ですね。

海外には基礎スキーという文化がありません。

またパトリックが指導するのは

いかにポールを速く滑るかのテクニックです。

それにつながらないものは全て無駄な要素といえます。

 

 

たとえば、

・腕を広く構える

・スタート時に低い姿勢ですべりだす

・腕をターンに合わせてリードする

 

このような動作はすべてNGでした。

 

 

このような事を書き続けると

基礎スキーの滑りはダメな滑りという

印象を与えてしまうかもしれません。

 

 

実際そのような意見のスキーヤーも多いですしね。

 

 

でも私はそうではないと思っています。

 

求めている方向が違うだけです。

基礎スキーの滑りはタイムを競うアルペンスキーにとっては

無駄な部分が多いかもしれません。

 

 

しかし演技を競いあう基礎スキーにとっては

アルペンスキーの滑りでは駄目な部分があるからです。

 

 

極端な例をあげれば

スピードスケートと

フィギアスケートのようなものでしょうか?

 

同じスケートですが

競技の目的はかなり違います。

 

 

 

話が少し反れたので戻しますが、

私が言いたいことは

 

 

 

 

『表現は違うが、核となる根本的な核となる技術は同じ』

 

 

 

 

という事です。

 

 

だから技術選のトップ選手は元アルペンレーサーばかりですし

今でもアルペンと基礎スキーを両立している選手もいます。

 

 

スピードスケートと

フィギアスケートも

氷の上を滑る核となる技術は同じだからです。

 

 

その核となる技術をまずは見につけることが最重要であり

それをシンプルに教えているのがパトリックの指導でした。

 

 

日本の基礎スキーヤーの多くは

この核となる技術を飛び越して

専門的な技術をトレーニングしています。

 

 

だからある程度のレベルで息詰まってしまうのです。

 

現に私の雪上レッスンを希望されている

基礎スキーヤーの方は、

 

『アルペンスキーのような力強い板のたわみを利用した

 ターンを覚えたい』

 

という要望の方が多いです。

 

 

きちんと核となる技術を学ぶことは

間違いなく基礎スキーにも活きてきますし、

むしろクラウンから全日本のレベルを目指す方は

必ず必要となってくると改めて感じた海外遠征でした。

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