SKIER`sLABでは

ボディセンストレーニング

という独自のトレーニング指導を取り入れています。

この聞きなれないボディセンストレーニングとは
簡単に言うと

 

身体の感覚を鍛えるトレーニングです!!

 

バッティングセンスや、サッカーセンスなど、
よくスポーツにおいてセンスという言葉はよく使われます。

 

この『センスがいい』という能力、
具体的にはどのようなものか分かりますか?

 

例えば速く走れる人は遅い人よりも
モモが高く上がっているというデータがあります。

 

では足が遅い人がモモを高く上げる練習をすれば
速くなると思いますか?

 

 

答えはNOです。

 

 

その理由は
足の速い人はモモを高く上げていないからです。

 

 

意味が分かりませんか?

 

 

足の速い人は足を素早く地面に下ろした結果、
勝手に反対のモモが上がっているだけなのです!

 

 

実はスポーツにおいて

○○をするのか、結果的に○○になるのかでは全く違う結果になります!

 

スキーで例えるなら、

 

外脚のスキーに乗るために外側の肩を落とすのか、

外脚のスキーに乗れているから外側の肩が落ちてくるのかの差です。

 

この感覚の違いが『センス』があるかないかの差なのです。

 

ではなぜこのような違いが生まれてくるのでしょう?

 

その答えは日本のスキー指導の多くが

 

『型』を意識した練習しかしないからです!

 

・外側の手を落としなさい

・骨盤を前傾させたポジションをとりなさい

・両足を平行に動かしなさい

・外腰が開かないようにしなさい

 

全て『型』を注意した指導です。

 

 

一言で手を落とすといっても一人ひとりまるで違います。

 

正しい感覚の選手は伸びますが、

間違った感覚の選手はいくらやっても上達しません!!

 

『型』の意識は、あなたの考え方にも染みついていませんか?

 

ビデオを見て、

・もっと右手を前に出さなきゃ

・腰の方向を気を付けよう

・上体が起きているから前にかがもう

などなど・・・

 

この考え方は、空手や剣道など
日本の『型文化』から来ているのかもしれません。

 

 

しかしスキーにおいて重要なのは

 

『やり型』ではなく『やり方』です!

 

どのような方法、感覚で動いてくるのかを
知ることが重要です。

 

私がサポートしている方の多くは

『今の滑りは板にグンッと乗ってたわますことができた!』

『あぁ失敗した。『ギュン』じゃなくて『クッ』だったな』

『もっと手を使って『フッ』といったほうがいいですか?』

といったことを言いながら練習している方が多いです。

 

不思議に思うかもしれませんが、
皆さん周りに驚かれるほどの速度で上達しています。

 

このボディセンストレーニングは一般の方は勿論のこと
ジュニア選手においては特に重要だと考えています。

 

勘違いされやすいのですが、

決して感覚だけの指導をするわけではありません。

 

きちんと論理的に指導するときもあれば、
『型』を注意して指導することもあります。
大事なのはバランスです!どれか一つではダメなのです!

 

もしあなたが伸び悩んでいるのなら一度
ボディセンストレーニングを体感してみませんか?