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【感覚的】なスキー上達指導のメリット、デメリット 282

読了までの目安時間:約 7分

 


スキー上達を考える時に
感覚派か理論派かに分かれると
よく言われています。

あなたは
感覚派と理論派どちらでしょうか?

自分で分からなくても
どんな指導が好きかで
分ってきます。

「外脚にしっかり乗る為には、
板の上に真っ直ぐ立つポジションで
ガッという感じではなく
グッという感じで乗ってきてください」

といった様な感覚を言われた方が
分かりやすいのか?

「足首、膝、股関節が
均等な角度を保ちながら
股関節から角付けをして、
さらに足裏の荷重点は
脛骨の下を意識しながら・・・」

といった感じの方が
分かりやすいのか?

今回の例は
感覚的な内容と
理論的な内容の
かなり極端なものですが、
どちらがいいかは
何となく好みがわかれるはずです。

ただ厄介なことに

「どちらか自分に合うで
 指導を受ければ
 スキーが上達するか?」

と聞かれたら
そうではない事は
すでにお気づきだと思います。

なぜなら
感覚的な指導にも
理論的な指導にも
メリット、デメリットが
あるからです!

まずは
感覚的な指導のメリット
デメリットについてお伝えします。

 

 

 

感覚的な指導のメリット、デメリット

 

感覚的な指導のメリット

 

感覚的な指導における
一番のメリットは

情報が
集約化、統合化、簡略化
されている

という事です。

例えば『外脚に乗る』
という動作に対して

・股関節の角度はこれぐらい
・膝の角度はこれぐらい
・足首の角度はこれぐらい
・右手の位置はここ
・左手の位置はここ
・上体の丸みはこれぐらい
・目線の向きは
・・・・
・・・・

具体的な指摘をしていくと
キリがないですよね。

そこにさらに
どのタイミングで?
そう指摘する根拠は?

と理論の追及に入っていくと
それこそ無限に細分化できます。

それを感覚の指導は
たった一言

『グッと乗ってきて』

という言葉に
情報が詰め込まれています。

簡単な言葉の裏には
驚くほどの情報量が
あるという事です。

理論的な指導ばかりですと
意識しすぎる事が多すぎて
動きがちぐはぐになり、
言われていることを行っているのに
現実のパフォーマンスには
全く繋がらないケースが多いです。

特にジュニア選手の場合は
大人の指導者とは語彙力も違う為、

「グッと乗ってきて」
「スッと動いて」
「ガッだと強すぎるよ」

といった感覚的な指導の方が
合うケースが大半です。

もちろん大人の方でも
理論であれこれ悩んでいる時に
いったん頭をリセットして、
シンプルに感覚で動くと
上手くケースも多いので
ぜひ試してみてくださいね。

ただ当然のことながら
感覚的な指導のデメリットも
多くあります。

 

 

 

感覚的な指導のデメリット

 

 

先ほど感覚的な指導には

少ない語彙の中に

大量の情報があるという事を

お伝えしました。

 

 

感覚的な指導で有名なのは
元読売ジャイアンツ監督の
ミスタープロ野球こと
長嶋茂雄さんですね。

「球がこうスッと来るだろ」
「そこをグゥーッと構えて腰をガッとする」
「あとはバッといってガーンと打つんだ」

「ボールがキューッとくるだろ」
「そしてググッとなったら
 ウンッっと溜めてパッ」 

「ピシっとして、パーンと打つ」 

といったように
感覚指導の代表的な物です。

この指導の裏には

股関節はこうで
骨盤はこうで
その際足裏の位置はここで
タイミングは
・・・・

といった
大量の情報があるわけです。

特に一流選手になればなるほど
一瞬でたくさんの動きをしている為
感覚的に動かなければ
処理できません。

ただこれで伝わればいいのですが
殆どの方は
頭の上に『?』が浮かんでしまいますよね。

その理由は

感覚は絶対的な基準がなく
人によって異なる

からです。

これこそ
感覚的な指導の
一番のデメリットとも言えます。

先ほどお伝えした通り
感覚は人によって様々です。

ですからある程度
同じ感覚を共有していないと
同じ指導内容でも
全く違う事を行ってしまいます。

例えば
『外脚にグッと乗る』
という指導でも
人によって

・地面を押す感じ
・足を伸ばす感じ
・足を曲げる感じ
・太ももに力が入る感じ
・お尻に乗る感じ
・お腹に力は入る感じ
・・・
・・・

と大きく異なります。

冒頭でお伝えした通り
一流選手になるほど
様々な動きを無意識的に行っている為
感覚が強くなります。

しかし一般スキーヤーにとっては
そもそもの土台が違う為
いくら感覚的に指導されても
共有ができません!

・外脚に乗る
・板の真上にたつ
・ターン前半から捉える
・トップで捕まえる
・板をたわませる
・板を立てに踏む
・板を走らせる
・落下を利用する
・・・
・・・
・・・

などなど
指導でよく聞くワードの大半は
感覚的な物が強く
何となくイメージはできるものの
具体的に何を行っていいのか
分かりません。

感覚的な指導が苦手な人の多くは
このデメリットに
はまっているからです。

この様な場合は、
感覚的な部分を
もう少し具体的に
どうすればいいのか分かる
理論的な指導が必要です。

それでは次回の記事で
理論的な指導のメリットを
お伝えしていきますね!

 

 

 

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