スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーブーツをチューンナップする時に気づかない盲点とは? 305

読了までの目安時間:約 14分

 


 

あなたは新しく

スキーブーツを買ったときには

自分の足にピッタリ合う様に

チューンナップをしているでしょうか?

 

 

買ったお店でやる人もいれば

専門のチューンナップのお店に

持っていく場合もあるかもしれません。

 

 

 

私も毎年必ず

プロのブーツフィッターの方に

NEWブーツのチューンナップを

行ってもらいます。

 

 

その際、ブーツを自分の足に

完璧にフィットさせていただける事は

勿論なのですが、

それ以上に、その道のプロでしか

知らない情報をおしえていただくのが

貴重だなと感じています。

 

 

 

オフレコの内容も多い為

全部はお伝え出来ませんが、

やはりワールドカップのトップ選手や

技術選のトップレベルは

一般スキーヤーレベルには降りてこない

内容のものが使われているなという印象です。

 

 

 

私自身もブーツを色々と履いて

「おっ!」と好印象を持つものと

「あれっ?」と違和感があるものと

ありますが、やはりそれには理由があり、

それが道具の構造上なぜなのかといった

フィーリングと理屈の整合性が

きちんととれるのが

面白いところです。

 

 

 

さて、ふわっとした内容ばかりで

何も伝えられないでは

申し訳ないので、

この記事を読んでいただいている

 

あなたにも情報を

共有させていただきます。

 

 

 

ブーツももちろん大事だけど…

 

 

ブーツのプロの方の意見と

身体の専門家として

活動させていただいている

私との意見の中で

共通して

 

 

 

「やっぱりそうだよね!」

 

 

 

というものがありました。

 

 

 

何だと思いますか?

 

 

「あのメーカーのブーツが良い!」

 

「やっぱりブーツチューンをしなければダメだ!」

 

 

という類のものではありません。

 

 

 

 

それが

 

 

「根本的な足の状態がひどい人が多い」

 

 

という事です。

 

 

 

よく、

 

 

「今年はどのメーカーのブーツが良い」

「このメーカーのブーツはこの技術が…」

 

 

という話は

話題に出ますよね。

 

 

 

たしかに各メーカー

それぞれ技術や特徴はありますが、

そもそも根本の【履く人】に

意識が行くケースが少ないです。

 

 

 

「今年の俺の足は

 大分バランスが良くなって…」

 

 

「今年は立つ位置が変わったから

 足裏の状態も大分違う…」

 

 

 

という話はあまり出ないですよね。

 

 

 

でもブーツチューンや

インソールって

その悪い状態を

補助する為にあるのでは?

 

 

 

とおもわれるかもしれません。

 

 

 

確かにその通りで

悪い部分のサポートとしての

意味合いもあります。

 

 

 

ただ、

どれだけ高い技術で

ブーツを整えて

どれだけ機能のいい

インソールを入れても、

根本的な足や身体の使い方が

間違っていては意味ないよね

という意見は一致しました。

 

 

 

理想としては

 

 

【悪い状態をサポートする為】

 

ではなく

 

【自分の良いポテンシャルを

 最大限に発揮する為】

 

 

のチューンに

していける事ですね。

 

 

 

因みに足の事を言うと

足だけに注視しがちですが、

足の悪い原因は

他の関節からの影響も強いです。

 

 

 

ではどんな動作が

足に対して悪影響なのか?

 

 

 

足を悪くする動作とは?

 

足の状態が悪いから

良くしていこうと聞くと

あなたはどのような取り組みを

イメージするでしょうか?

 

 

 

きっと足裏のマッサージや

グーパー運動の様な

【足に対して直接アプローチする】

というものだと思います。

 

 

 

実際これは非常に重要なので

ぜひ取り組んでいって下さい。

 

 

 

しかしこれはあくまでも

足の状態を良くする

下地作りの様なものです。

 

 

 

足に悪影響を及ぼす動作を

改善しなければ

良くして悪くして

良くして悪くして

といった様ないたちごっこになります。

 

 

 

ではどのような動作が

足に悪影響をおよぼすのか?

 

 

 

色々とある中で

スキーという競技でよく合われるのが

 

 

 

 

股関節が使えない状態で

膝を動かす意識によっておこる

足首の回内動作(外反)です!

 

 

 

 

もしあなたが

このブログを以前から

読んでいるのであれば

何度か聞いたことがあるワードだと思いますが、

土踏まずを潰して

足首が内側に折れ曲がる動作です。

 

 

 

イメージが出来ない方は

こちらの記事から↓

スキーでX脚の原因となる外反足とは?186

 

 

椅子に座って

膝だけを動かしてもらえば

分かりますが、

膝って基本的には

前後にしか動きません。

(微妙に回旋も入りますが)

 

 

 

この膝を左右に入れようとする意識は

足を悪い状態に持っていく事に繋がります。

 

 

 

せっかく足のコンディショニングや

トレーニングをして

ブーツチューン、

カント調整、

良いインソールをいれるなどしても、

いざ滑り出したら………

 

 

 

はい……

全て取り組みが

打ち消されてしまうわけです。

 

 

 

この状態で

 

 

 

「来年のあのメーカーのブーツは良い!」

 

 

「カント調整して

 インソールも入れて

 ばっちりだ!」

 

 

と言っていても

滑りは変わらない事が

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

厄介なことに

今のスキー板の性能が良いので

間違った動作でも

ターンはある程度出来てしまうんですよね。

 

 

 

因みにジュニアの板は

サイドカーブが小さい為

大人に比べて

間違った動作でも

より簡単にターンできてしまいます。

 

意外と知られていない足を悪くする動作とは?

 

もう一つ

違った視点からの

足に対して悪い影響を及ぼす動作について

お伝えします。

 

 

 

それは

 

 

【足指の運き】

 

 

 

です。

 

 

 

「えっ!?足首も足指も

 スキーにおいて重要では?」

 

 

 

と感じたのではないでしょうか?

 

 

 

勿論重要なのですが

多くのスキーヤーは

足指の使い方を間違えている為

足に悪影響を及ぼします

 

 

 

では実際試してきましょう。

 

 

 

椅子に座って脚を浮かせて

そのまま足を自分の方に

違づけるように

足首を曲げていきます。

 

 

 

背屈という動作ですね。

 

 

 

その際、あなたの足の指には

どのような力が入るでしょうか?

 

 

 

多くの場合、

指の指が開き自分の方に

反りあがってくるかと思います。

 

 

 

この動作は足首を

自分の方に曲げる時に

よく出るのですが、

実はここに大きな落とし穴が

潜んでいます。

 

 

 

足の指を自分の方に

反り上げる形で引っ張るように

足首を曲げると、

多くの場合、

足首が回内して

外反足の状態になります。

 

 

要はつま先と足裏が外側を向き

足首が内側に入るという

シェーレン状態になるという事です。

 

 

実は足首を曲げる

という動作一つにとっても

 

 

 

・指を中心に行い

 上記の様なエラーが出る人

 

 

・スネの筋肉を正しく使って

 足を真っ直ぐ引き寄せてくる人

 

 

 

 

に分かれます。

 

 

 

つまり足の指を鍛えたり、

足首の前後運動をしても

根本的な使い方が間違えていると

足へ悪い影響を与える

動作をひたすら繰り返している

ということになるわけです。

 

 

 

もちろん意識すれば

使い分けができるかもしれません。

 

 

 

しかし意識すればできるレベルですと

確実に滑っている中で

 

 

 

「足首を使って」

 

 

 

と言われると

無意識的に間違った動作をして

足が回内し外反足、

つまりブーツの中で

シェーレン状態になります。

 

 

 

スクワット、体幹トレーニング、

ランニング、ストレッチなどなど

トレーニングをあげれば切りがないですが

大抵間違えた動作で行っているため

滑りが変わるどころか

悪影響の方が強いケースが多いです。

 

 

 

良かれと思っていることが

実は悪い方に進んでいるというのは

一番勿体ない状態ですよね。

 

 

 

まずは足首の曲げ伸ばしを

行う際に無意識で

足指主体ではなく

スネの筋肉主体で

行えるように練習して下さい。

 

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