より分かりやすい指導を目指して  100

今回でこのブログも丁度100回を迎えました。

 

 

 

毎回長々と書いておりますが、

多くの方から

 

 

 

・毎回楽しみにしています

・凄く分かりやすく為になっています

・いつも必ず読んでいます

・読むことを日々の日課にしています

 

 

 

などなど嬉しいお言葉を戴き、

ありがとうございます。

 

 

 

 

特に小学生の選手が

いつも面白くて楽しみに読んでいる

と言ってくれた時が一番びっくりしたかもしれません。

 

 

 

 

SKIER`sLABでトレーニングをしている方の感想で

多いものの一つに指導が分かりやすいという声があります。

 

 

 

 

なぜこのように分かりやすいと言ってもらえるのか。

 

 

 

 

私になりに指導をする際に気をつけていることがあります。

 それは

 

 

 

 

 

出来る限り専門用語を使わない

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

これにはこんな経緯があります

 

 

 

私が本格的にアルペンスキーを始めたのは

大学生になってからです。

初めてスキーを習った時にある事に驚きました。

 

 

 

教えてもらっている内容の意味が分からないのです。

 

 

 

ちょっと後傾気味でお尻が落ちているからポジションを前に持って行って

外脚に最後までしっかり乗り込んできて!

 

 

外向傾が強いからもう少し股関節を柔らかく使って

フォールライン方向へおへそを向ける意識で!

 

 

 

などなど・・・

 

 

 

今の立場になったら

どれも分かりますし、

間違っていることは一つも言っていません。

 

 

 

そしてこのような指示は

スキー界では当たり前なのかもしれません。

 

 

 

でも当時大学生だった私は

ある意味半分大人だったため

素直に

 

 

『何言ってるのか意味わからない。』

 

 

と思えました。

 

 

 

小学生の選手は

分からなくてもとりあえず

分かりましたと言っている場合も

少なくないと思います。

 

 

 

ですから指導の際にはなるべく

専門用語は使わず

さまざまな表現で伝えるようにしています。

 

 

 

 

ただこの指導が正しいというわけではありません。

 

 

 

 

レベルの高いトップ選手たちは

専門用語がきちんとコーチと選手の間で

共通して理解されている場合がほとんどなので

効率よくやり取りする為には

専門用語も重要です。

 

 

 

 

私が見る機会が多いのが

一般の社会人スキーヤーからジュニアスキーヤー

の為このような表現方法をとっているのです。

 

 

 

 

私が今までの指導を通して

感じることは、

スキー界の常識にあまりとらわれないような

表現方法の指導でも

意外と多くの需要があるという事です。

 

 

 

 

少しずつですが、

そのような多くの方がこのような情報に触れられるような

機会をつくるアクションも起こしていきますので

楽しみにしていてください。