スキー上達におすすめトレーニングメニューはあるのか?255

5月も後半に入り、

オフシーズンを迎える方も増えてきましたが

あなたはもうオフに入られたでしょうか?

 

 

この時期になると

シーズンオフのトレーニングについて、

 

 

どんなメニューがお勧めですか?

○○のトレーニングは効果ありますか?

シーズンインまでの目標設定の仕方は?

 

 

といったようなご質問をいただきます。

 

 

今の世の中には

様々な情報が溢れているため

悩ましいですよね。

 

 

 

一般的には

 

 

スキーは下半身を使うので

・スクワット

左右差をなくしてバランスもとるので

・ランジ

 

バランスをとるのに重要な

・体幹トレーニング

(腹筋、背筋、スタビリティ)

 

身体の全体を考えて

上半身もしっかり鍛えておきたいので

・ベンチプレス(腕立て伏せ)

 

滑走には体力も重要だから

・ランニングやバイクといった有酸素運動

 

さらに余裕があれば

バランスボールなどを使った

・バランストレーニング

 

勿論ストレッチも忘れずに!

 

 

といった感じのメニューを組めば

なんとなくスキーの為の

オフトレをきちんとやっている感じが

出ますよね!

 

 

 

あなたも上記のような方向性で

メニューが組まれていれば

一応納得しませんか?

 

 

スキー雑誌や書籍で出ているのも

だいたいこんな感じです。

 

 

でもこのようなメニューで

スキーが上達するのであれば

ほぼスキー上達に悩んでいる

スキーヤーはいないはずです。

 

 

もしこれでスキーが上手くなるなら

ジムで日ごろトレーニングをしている

トレーナーの方や

トレーニー(筋トレをしてる人)は

全員スキーをすれば上手くなるという事です。

 

 

 

もちろんいつもお伝えしていますが

上記の様なトレーニングで

スキーが上達するという方は

迷わずそれを続けてください。

 

 

 

なぜなら上記のトレーニング自体が

悪いわけではありません。

 

 

ただ筋力や体力はついても

滑りが根本的に変わるという方は

あまり多くはないと思います。

 

 

 

まず上記の様なトレーニングをやる前に

まず考えて欲しいことがあります。

 

 

トレーニングをやる前にまず考えるべきことは?

 

トレーニングをやる前にまず考えて欲しい事、

それは

 

 

『あなたは何が足りなくて

 スキーが上達しないのか?』

 

 

という部分です。

 

 

 

そこが的外れである以上は

どんなに良いと言われている

トレーニングメニューを行っても

滑りにはつながりません。

 

 

例えるなら

数学の成績を上げる必要があるのに

英単語を必死で覚えているようなものです。

 

 

英単語を覚えること自体は

学力をあげるという

大枠の目標に対して

間違いではありません。

 

 

しかし英語は点数がとてもよく

数学が全然点数が取れない人が

英語だけ必死で勉強するでしょうか?

(長所を伸ばすのも大事ですが)

 

 

スキーも同じで

スキーが上手くなるという

大枠の目標に対して

筋トレやストレッチ、走り込みなども

間違いではありません。

 

 

 

ただ望んだ結果が得られるかどうかは

別問題です。

 

 

 

ですから先ほど

お伝えした通り

『あなたは何が足りなくて

スキーが上達しないのか?』

をまずは明確にしてください。

 

 

何が足りないかを導き出すには?

 

 

これまでにオフトレを行ってきて

そのシーズンに滑りが根本的に

変わらなかったのであれば

そのトレーニング自体は悪くはないけど

あなたにとっては効果がない

という事です。

 

 

ですから

良いメニューを追いかけるのではなく

自分に必要なメニューを追いかけるように

考え方をシフトしていってください。

 

 

例えばスクワットを毎日行って

みんなスキーが上達するのであれば

多分世の中のすべてのスキーヤーは

スクワットを行って

スキーが上達しない・・・

と悩む人はいなくなるはずです。

 

 

因みにここでいう効果がないは

『スキーが上達する』

という目標に対してです。

 

 

オフトレは

筋肉がついた!

体力がついた!

柔軟性が上がった!

といった効果が

いつの間にか目標にすり替わり

効果はあったと思い込みやすいので

気を付けてくださいね。

 

 

さて

 

『あなたは何が足りなくて

スキーが上達しないのか?』

 

という答えを出すためのヒントとして

 

 

 

『どんな動作が出来ないのか?』

 

 

 

という部分があげられます。

 

 

 

理想としている滑りに対して

何かしら出来ていない動作があるはずです。

 

 

まずはその動作をあぶりだすことによって

その動作に必要な要素を

細分化していけば

その先に必要なメニューが見えてきます。

 

 

因みにトップ選手たちは

この動作をある程度確保できているので

それを鍛え上げるべく

前回紹介したようなトレーニングを

行っても滑りのパフォーマンスに

繋がるかもしれません。

 

 

しかしその動作を取得せずに

鍛え上げても

滑りが変わらないのは仕方ありません。

 

 

 

自分がどのような動作が出来ていないのか

あなたはパッと思い浮かびますか?

 

 

ヒントは雪上から

 

どんな動作ができないか?

と言われても・・・

 

 

ともしあなたが

悩んでしまっているのであれば

そのヒントは雪上での指導に

転がっている可能性があります。

 

 

 

指導を受けたり

仲間からアドバイスをもらう機会があった方は

今シーズン雪上で

色々と言われたワードがあるはずです。

 

 

外脚に乗れていない

前半の捉えがあまい

内倒している

後傾になっている

足首の緊張感がない

 

 

などなど

そのワードはあなたが出来ない動作を

示しているものです。

 

 

ですから

例えば外脚に乗れていないと

ずっとシーズンを通して

言われているのであれば

外脚に乗るという動作を

細分化していけば

自ずとメニューが決まってくるわけです。

 

 

 

ここで外脚に乗るって

具体的にどんな動作か分からないんだけど・・・

とあなたが感じたのであれば

かなり重要なポイントに

気づけたことになります。

 

 

 

なぜなら

外脚に乗るという事が

具体的にどのような動作か

分からないという事は

 

 

 

雪上で何だか分からない事を

一生懸命練習してたという事です!

 

 

 

何だか分らない事を

練習しても上達しないのは

当然ですよね。

 

 

 

先日元アルペンスキーヤーの

佐々木明さんの発信で

 

 

『外脚がとか体遅れるなよとか

高い位置からとか。

目の前の事と言うか

今それを言っても生産的では無い

と言うような

インフォメーションばかりのように感じるね。』

 

 

という一文がありました。

 

 

上記の様な指導はよく耳にしますが

(私も学生時代よく言われてました)

 

 

・外脚に乗ってこいと言われて

 外脚に乗ることが出来る

 

・身体が遅れてると言われて

 ポジションを前にすることが出来る

 

・高い位置からと言われて

 高い位置にラインを変えることが出来る

 

 

といった

 

 

『具体的に何をすれば出来るのか知っている』

 

 

という人には効果があると思います。

 

 

 

しかし発信でも書いてある通り

どうすればそれができるか

知らない人にとっては・・・

 

 

 

そういった意味でも

 

 

『あなたは何が足りなくて

スキーが上達しないのか?』

 

 

といった部分は

オフトレのメニューを考えるだけでなく

来シーズンの雪上にも

関わってくるという事です。

 

 

こういう部分をきちんと出来れば

雪上に繋がるオフトレになってきます。

 

 

もし

 

「そう言われても

 何から始めていいか

 分かりません…」

 

 

という場合は

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