雪上、オフトレ共通!スキー上達に繋がる効率的なトレーニングの判断基準は? 326

よくメールでいただく内容に

 

 

 

「来シーズンこそは

 もっと効率的に上手くなりたい!」

 

 

 

というワードを目にします。

 

 

 

効率的=正義ではありませんが、

できる事なら

効率的に目的を達成したいと

思うのが普通ですよね。

 

 

 

しかしこの効率性というのは

意外と抽象的な表現でもあります。

 

 

 

例えば、

 

 

 

「もっと効率的に身体を使って!」

 

 

「もっと効率的に上手くなる練習をして!」

 

 

 

といわれても

具体的に次に何をやればいいのか

パッと思い浮かびません。

 

 

 

もちろん人によって

何が効率的かは変わってくる

という事もありますし、

何よりも

 

 

 

 

 

効率性があがる要素を知らない

 

 

 

という事があげられます。

 

 

 

この効率性を満たす要素を

知らなければ当然ですが

効率的な行動はとれません。

 

 

 

逆に効率的に上手くなる人は

この要素を満たしている人とも

言えます。

 

 

 

 

そこで今回は

効率性を満たす為の

代表的な3要素をお伝えします。

 

 

効率性を決める3つの要素

 

まず1つ目が

 

 

① 【正しいやり方】

 

 

です。

 

 

これは言われてみると

当たり前のことですよね。

 

 

 

当然ですが正しいやり方で

取り組んでいる人と

間違ったやり方で

取り組んでいる人とでは

結果は変わってきます。

 

 

 

ただ、

ここで重要なのが

“正しい”の定義です。

 

 

 

一生懸命滑っているのに

なかなか上達しない人の多くは、

“スキー界の常識的に正しい”

事はしています。

 

 

 

ただそれが

自分の上達にとって

正しい事かどうかは

別問題です。

 

 

 

例えば

外脚に乗る為に

片足スキーをする事は

正しいか?間違っているか?

といわれたら

一般的には正しいですよね?

 

 

 

オフシーズン中に

スクワットをして

足腰を鍛える事も

一般的には正しいです。

 

 

 

ですが

上記の様な内容を

行っても

毎シーズン同じことを言われて

悩んでいるとしたら

それはその人にとっては

正しい事でしょうか?

 

 

このブログを

日々読んでいただいている

あなたは既にお気づきかと思います。

 

 

 

一般的に正しいと

言われていることが

自分にとっての正しいとは

限りませんよね。

 

 

 

常識的に正しいやり方ではなく

“自分にとっての”

正しいやり方を行うことが

効率的だという事です。

 

 

 

ここまでは

当たり前と言えば

当たり前の内容かと思います。

 

 

 

問題は

 

 

どうやって

正しいかどうか

判断するのか?

 

 

という部分ですよね。

 

 

そこを解決するのが

3要素の2つ目です!

 

 

それが

 

 

② フィードバック

 

 

です!

 

例えば数学で

この公式(正しいやり方)を使えば

問題が解けますよ!

と教えてもらったとします。

 

 

 

でも自分で取り組むと

公式通りにやったつもりでも

答えが間違うケースは

よくありますよね?

 

 

 

この様に正しいやり方は

分かっているんだけど

 

 

 

“自分自身が正しく出来ているか?”

 

 

 

は分からないわけです。

 

 

 

 

そこで重要になるのが

2つ目の要素である

 

 

 

【フィードバック】

 

 

 

です。

 

 

 

以前開催したセミナーや

オンラインスキー塾などのご感想で

最も多かったのが

 

 

「自分で行っている動作と

 実際正しい動作との

 ズレが分かって本当に良かった!」

 

 

「このまま間違ったやり方で

 取り組み続ける事にならなくて

 助かりました!」

 

 

という声です。

 

 

 

この様にフィードバックが

あるかないかでは、

効率性は大きく違います

 

 

 

理想的なフィードバックは

きちんと見る目を持ち

分かるように伝えてくれる

自分ではない第3者からが

理想的です。

 

 

 

ただそれ以外にも

フィードバックの方法は

いくつもあります。

 

 

例えば視覚的フィードバックです。

 

 

 

動きを何も見ないで行うのと

鏡を見て行うのでは、

『鏡映った姿』

というフィードバックが

あるのとないのとでは

効率性は違いますよね?

 

 

 

滑りをビデオで

撮るか撮らないかも

同じです。

 

 

 

ですから私は

 

 

「オフトレで一番おすすめの

 ツールは何ですか?」

 

 

 

と聞かれたら、

即答で

 

 

「鏡!(フィードバック)」

 

 

と言います。

 

 

 

この様に

【正しいやり方】をしり

それが正しく出来ているか

【フィードバック】を

もらえれば

これだけでも十分に

効率的に上達しそうですよね!

 

 

 

しかしもう1つだけ

忘れてはいけない

大事な要素があります。

 

 

 

この最後の要素こそ

一番重要でありながら

なかなか手に入れるのが

難しいものでもあります。

 

 

 

それは

 

 

③ 行動出来る場(環境)

 

 

 

です。

 

 

以前メルマガでも

お伝えしましたが

人間は環境に

非常に影響される

生き物です。

 

 

例えば

 

 

「●●大学に受かりたい!」

 

 

という人がいたとします。

 

 

 

その為の正しい勉強法を知り

その後、学校の先生から

あっているか間違っているか

フィードバックも受けられるとします。

 

 

 

しかし勉強する場所(環境)が

他の人がテレビやゲーム、

漫画を読んでいる部屋で行うのと

同じ●●大学を目指す人が集まる

予備校で行うのとでは

どちらが効率的に

行動できそうでしょうか?

 

 

 

言うまでもなく

後者ですよね。

 

 

 

もちろん意志が強ければ

前者のような環境でも

できるかもしれません。

 

 

 

しかし意志を使う事は

非常に大変であり、

大変という事は

“効率的ではない”という事です。

 

 

 

この

【行動出来る場(環境)】

の要素があるから

家で筋トレするよりも

ジムに行った方が続きますし、

図書館や塾に行った方が

勉強できるわけです。

 

 

 

セミナーの感想や

オンラインスキー塾の感想にも

フィードバックの重要性以外に

 

 

 

「ご参加者の一所懸命さに、

 改めて刺激を頂きました。」

 

 

「いままで一人で取り組んできたので

 こういった機会で

 同じ目的を持つ方たちと

 トレーニングが出来て

 やる気をもらえました!」

 

 

 

といった場の力に対する

感想も多くありました。

 

 

 

実際私も

 

 

「スキーが上手くなりたい!」

 

 

という同じ思いを持った

方たちが集まると

真剣かつ、楽しい場が生まれる

というコミュニティの良さを

肌で感じましたね。

 

 

 

皆さん初めてお会いした

方たちなのに

本当に楽しそうでしたので。

 

 

 

また他の人の動作に対して

チェックしている内容が、

 

 

『他の人にとっても

 プラスになる』

 

 

 

といった

新たなフィードバック効果も

ありました。

 

 

 

もちろん

 

 

・一人でコツコツやる方が好き!

 

 

・どんな環境であれ

 問題なく行動できる!

 

 

 

という人は問題ありませんが

やはり効率的に取り組むためには

【行動できる場(環境)】

手に入れることは

非常に重要です。

 

 

 

このように

 

1.【正しいやり方】をしり

 

 

2.それがただしく出来ているか

【フィードバック】をもらえる

 

さらに

3.【行動しやすい場(環境)】にいる

 

 

という3要素が揃うと

効率的にスキーが上達できる事は

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

あなたも来シーズンスキーが

効率的に上達したいと

思っているのであれば

是非この3要素が揃っているか

まずは確認をしてみてください。