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もうスキー上達に悩まない!指導を受ける時のポイントとは? 264

読了までの目安時間:約 14分

 


前回の記事では

指導者によって言う事が違う原因は

指導者バイアスがあるからだと

お伝えしました。

 

スキー上達を左右する指導者バイアスとは?263

 

 

この指導者バイアスがある事を知らないと

人によって違う事を言われるので

混乱を招きます。

 

では今回は

指導者のバイアスに

生徒が左右されない為に

具体的にどうすればいいのか

お伝えしていきます。

 

 

まずは前提を考えよう!

 

これまでにお伝えした通り

指導者の発言の多くは

その人の感覚に

大きく影響されているものが多いです。

 

 

前回の記事で

シェアさせていただいた

読者の方からのメールにもある

 

 

小回りでは極力股関節を使わない

 

としていながら

 

実際は股間節を使わなければ

小回りは出来ない

 

 

といった感じです。

 

 

でも指導者やトップ選手の様な

上手い人たちが言う事は

どれも正しく思えてしまいます。

 

 

ではどうやって

自分のスキー上達に繋がるように

指導者のバイアスを判断していくか?

 

 

まず重要なのは

 

 

 

『前提を考える』

 

 

 

という事です。

 

 

 

スキー指導の殆どは

何かしらの前提が隠れています。

 

 

 

例えば今回シェアさせていただいた

 

 

『小回りでは極力股関節を使わない』

 

 

という指導の裏側には

 

 

『股関節を使って腰(骨盤)を移動できる人は』

 

 

という前提があります。

 

 

その前提をもとに

 

 

動かしすぎるとエラーしてしまうので

なるべく動かさない意識で

小回りを行いましょう。

 

 

 

となるわけです。

 

 

 

これに似たような例で

 

 

『腰が外れています!』

という指導(指摘ですかね?)がよくありますが、

 

 

股関節を使って腰が動かせる

という前提で、

 

 

・動かす方向が間違っている

・動かす量が間違っている

・動かすタイミングが間違っている

・動かし方は合っているのに

 ポジションが悪いからエラーになっている

 

 

といった様々なニュアンスが含まれています。

 

 

もしあなたが股関節を使って

正しく腰(骨盤)を移動できる

という前提条件を

満たしていないにもかかわらず

股間節を使わないように

気をつけたり、

腰を外さないようにロックしたら

どうなるでしょうか?

 

 

 

多分股関節からの運動は上達しません。

 

 

 

厄介なのは腰を外してはいけないと

思い込みはなかなか取れず

代償動作と言われるエラー動作を

その後練習して染み込ませてしまいます。

 

 

 

このように指導の裏側には

必ずと言っていいほど前提条件があり、

その前提条件を満たしているかどうかで

あなたのスキー上達に繋がるかどうか

大きく変わってきます。

 

 

 

本当は指導者側から丁寧に

前提条件の提示があれば

分かりやすいのですが

ないケースがほとんどの様なので

自分で意識することが重要です。

 

 

サポートメンバーの方とのレッスンでも

 

 

 

『あぁ!いままで指導で言われてきたことは

 そもそもこれが

 出来ていなかったからなんですね』

 

 

『どうして一般的なレッスンでは

 まずこの部分から

 最初に教えてもらえないんですかね?』

 

 

といった声をよく聞きます。

 

 

 

・外脚に乗る為の前提条件とは?

・くの字姿勢を取る為の前提条件とは?

・X脚シルエットを直すための前提条件とは?

・後傾を直すための前提条件とは?

・板をたわますための前提条件とは?

・前半から捉えるための前提条件とは?

 

といった

色々な前提条件があり、

 

 

毎シーズン同じことを

言われている場合は

この前提条件が

満たせていない可能性が高いです!

 

 

 

悩みの多い両足荷重の前提条件

 

 

とはいうものの

なかなか前提条件を考えるのは

難しいと思います。

 

 

ですからもう少し具体的な

前提条件の例をお伝えします。

 

 

例えば『両足荷重』についてです。

 

 

この

外脚荷重か両足荷重か

はたまた内脚荷重かは

指導者によって意見が分かれる

代表的な部分の一つです。

 

 

 

両足荷重の意識が

正しいか間違っているかは

置いといて、

両足荷重が出来るための

前提条件は何だかわかるでしょうか?

 

 

 

それは外脚荷重です!

 

 

両足荷重の前提条件が

外脚荷重というのは

意味がよく分からないかもしれません。

 

 

また正しい前提条件は

外脚荷重と内脚荷重ですが、

内脚荷重ができないよりも

外脚荷重が出来ないと悩んでいる方が多いので

今回はこちらを前提条件にします。

 

 

 

なぜ両足荷重をするには

外脚荷重が出来ることが

前提条件なのか?

 

 

 

もうお分かりかと思いますが、

両足均等荷重という事は

内脚荷重と外脚荷重で

バランスをとるという事です。

 

 

シーソーの様なものですね。

 

 

しかし片方にしか傾けないシーソーが

バランスをとれないのと同じように

外脚荷重を強くできない人は

両足荷重にするためのバランスをとれません。

 

 

 

理論的には50:50の両足荷重を

ひたすらキープ出来れば

外脚荷重は必要ないかもしれませんが、

内脚に乗ってしまった場合は

外脚荷重でバランスをとらなければなりません。

 

 

 

しかし外脚荷重を

意図的に出来ない人が

両足荷重を意識したら

どうなるでしょうか?

 

 

当然先ほど例に挙げたように

内脚荷重の状態になったら

上手く戻れません。

 

 

 

つまり両足荷重をする場合は

外脚荷重と内脚荷重の

バランスが必要なのに

外脚荷重が出来ない状態のまま

両足荷重というバランスを

とろうとしているという事です。

 

 

 

他にも前提条件として

 

 

 

『どのシーンで両足荷重なのか?』

 

 

 

というものもあります。

 

 

・ターン前半は内脚で

 ターン後半は外脚、

 その間の繋ぎが両足荷重なのか?

 

 

・それともずっと均等に

 両足荷重なのか?

 

 

さらにややこしい事を言えば

谷回りと山回りで

圧の加わり方や

内脚外脚の高低差があるので

 

 

ずっと両足均等荷重にするには

どちらかをだんだんと強くして

どちらかをだんだん弱くする

という調整をすることで

両足均等荷重を作り上げるのか?

 

 

どちらかを強くして

どちらかを弱くするのであれば

それは内脚or外脚荷重ではないのか?

 

 

 

この様に複雑な前提条件が含まれており

人それぞれ感じ方も違います。

 

 

 

最後の方はややこしくなりましたが

このぐらい緻密に考えなければ

自分のスキー上達に繋がらないケースは

非常に多いです。

 

 

見えてくるあなたに合った理想の指導

 

指導者バイアスに悩まされない為には

前提を意識することが重要だという事が

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

しかし先ほどの『両足荷重』の例で

お伝えした通り

前提条件は思った以上に多くあり、

それを全て自分で意識するのは

至難の業です。

 

 

そこで見えてくるのが

あなたにとっての理想の指導です。

 

 

全ての技術要素の前提は分からなくても

 

 

 

あなたに必要な前提条件を

教えてくれるているかどうか?

 

 

 

は指導を受ければ分かりますよね!

 

 

そこがあなたにとって

スキー上達に繋がる指導かどうかの

判断基準とも言えます。

 

 

A:内倒しているので

 もっと外脚に乗ってください

 

 

B:内倒しているので

 もっと外脚に乗りたいのですが、

 そのためには股関節がこの様に動く事が

 いまのあなたにとっては必要です(前提)

 

 

これだけでも

AさんとBさん

どちらから指導を受けたいか

わかりますよね?

 

さらにその前提を満たす

具体的な解決方法まであると

より理想的です。

 

 

C:内倒しているので

 もっと外脚に乗りたいのですが、

 そのためには股関節がこの様に動く事が

 いまのあなたにとっては必要です(前提)

 

 股関節がこの様に動く為には

 こういった動作の練習をしましょう

 (具体的な解決案)

 

 

ただ難しいのは

前提を満たす為の

具体的な解決案は

 

 

あなたが取り組めば出来るもの

 

 

に限られます。

 

 

こうすれば出来ますよ!

と言われても

その解決案自体が出来ないのでは

困りますよね。

 

 

そして何より難しいのは

 

 

前提の多くは雪上にはない

 

 

という事です。

 

 

外脚に乗る

→(前提)股関節が動く

→(前提)股関節の可動域がある

 

 

という事です。

 

 

可動域とは関節の動く幅の事です。

 

 

さてこの

股関節の可動域がある

という前提を持っていない場合は

どこで雪上と陸上どちらで

その前提をみたす練習が必要でしょうか?

 

 

ここまでわかってくると

 

『陸上でできないことは

 雪上でできない』

 

ということの意味が

解ってくるはずです。

 

 

 

このように

もしたくさんの情報に悩んだら

前提を意識して

その前提を満たす指導を受ける事が

スキー上達において重要です!

 

 

 

 

 

 

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