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アルペンスキーはラインを高く上げた方が良いのか?119

読了までの目安時間:約 4分

 


最近多くのアルペンスキーヤーの方に

『最近雪上で注意されることは何ですか?』

と質問すると

 

 

『ラインを高くしてこいと言われます』

 

 

という返答が返ってきます。

 

 

 

ではなぜラインを高くするのでしょうか?

 

 

 

多分一般的なイメージですと

ラインを高くした方が

後半遅れずに、落下を使って入ってこれるから

といったところでしょうか?

 

 

 

勿論この考え方は正解ですし、

絶対王者マルセルヒルシャー選手も

日本での取材に対して

ラインどりはアウトポールに向かって抜けて

高い位置からインポールに切り込んでくると言っていました。

 

 

 

今やアルペン界では常識となっている

高いライン取りですが、

実は大きな落とし穴も潜んでいます。

 

 

 

まず気をつけなければならないのが

ラインを高くする際の板操作です。

 

 

 

あなたはラインを上げてこいと言われたら

どのような方法で行いますか?

 

 

 

フルカービングですべてのポールセットに入るのは

不可能なため必ず板をスライドさせる動きが出てきます。

 

 

 

このターン前半に板をスライドさせる操作を

板をずらしてくるとも言いますし、

板を振ってくるとも言います。

 

 

 

一見同じように聞こえるこの操作ですが

中身はまるで違います。

 

 

 

ずらすという感覚ですと基本的には

少しエッジを立てて減速させながら板をスライドさせるイメージです。

 

 

 

板を振るという感覚ですと、板の面を、エッジを立てずに

雪面を撫でるようにスライドさせていくイメージです。

 

 

 

ずらしは減速させる要素があるのであまり良くはないですが

振る感覚ですとあまり減速せずに板の方向を変えられます。

 

 

 

このずらすと振るという感覚がきちんと区別できていないと

コーチが言われたことに対して混乱してしまいます。

 

 

 

ラインを高くして来いと言われて

高くしたら前半板をずらすなと注意される。

いったいどうすればいいんだ?

 

 

 

といった具合でしょうか。

 

 

 

表現方法は人によって様々ですが、

板がもっともスピードが出るのは

雪面に対してフラットの時です

また板の方向を自在に切りかえられるのもフラットの時といえます。

 

 

 

ターン前半ラインを高くしようと板を操作する場合は

ずらさず雪面を滑らすように振っていく感覚が重要です。

 

 

 

そして最も重要な要素はその前半の板操作の

前段階にあります。

 

 

 

イメージしてみください。

ターン前半は当然内傾角(内側への身体の傾き)が生まれます。

すると当然エッジが立ちますよね?

スピードが遅ければ遅いほどすぐにエッジに重さが乗ってしまいます。

 

 

 

つまりなるべく板をエッジを立てずにスライドさせていく為には

スピードが必要となります。

 

 

 

 

次のターン方向へのスピードを生み出すために最も重要なもの

それが板のたわみと解放です!

 

 

 

 

 

結局はまずは板をたわませることがまずはやるべきことという事です。

 

 

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