スキー検定(バッジテスト)2級合格への道①【導入編】 240

 

あなたはスキー検定(バッジテスト)

※以下 スキー検定

を受けたことがありますか?

 

 

スキー上達の目標として

スキー検定合格を目標にしている

スキーヤーの方は非常に多いです。

 

 

レジャースキーをはじめ

アルペンスキー、フリースタイル、

バックカントリー、クロスカントリー

など一言でスキーといっても

様々な種類の取り組みがありますが、

スキー検定合格を目指すスキーヤーは

一般的には基礎スキーヤーと呼ばれています。

 

 

 

またスキー検定といっても

SAJ(全日本スキー連盟)が主催する

スキー検定(バッジテスト)と

SIA(日本職業スキー教師協会)が主催する

国際スキー技術検定があります。

 

 

日本でメジャーなのはSAJの

スキー検定ですね。

(国際的にはSIAの方らしいです)

 

 

そしてスキー検定を受けようと

まず受験する級が

2級であることが多いです。

 

 

 

その理由は、スキー検定は

5級からあるんですが、

2級まではその前の級を合格していなくても

受けられるからです。

(もちろん5級から取り始めても構いません)

 

 

もしあなたがこれからスキー検定を

受けようと思っているのであれば

最初の一歩となる2級合格を目指しましょう!

 

 

とはいったものの、

スキー検定2級が検定初受験!

という方が多い為、受験者の多くが

 

 

スキー検定ってどうすれば受かるの?

逆に何をするとダメなの?

どれぐらい滑れればいいの?

どんな事をするの?

 

 

 

という部分が曖昧のまま

受けてしまいます。

 

 

勿論回を重ねるうちに

分かってくることでもありますが、

どうせ受けるなら、

事前にしっかり対策を立てて

最短で合格を目指していきたいですよね?

 

 

そこで今回はスキー検定の初めの一歩である

スキー検定2級合格の道を

 

 

 

  • 導入編

(どんなことをやるのか全体像の把握)

 

  • 評価編

(どんな点をチェックされているのか?)

 

  • 実践編

(滑りの方向性、各種目の解説)

 

 

 

といいうように3つに分けて

お伝えします。

 

 

 

もちろんこれまでに受験したことがあり

2級合格を目指す方も

ぜひ参考にしてください。

 

 

 

それではまずはどんなことを行うのか

といった全体像が分かる導入編です。

 

 

 

スキー検定2級って何をやるの?

 

スキー検定を受けるにあたって

まず何をやるのというのが気になるところです。

 

 

2級の検定種目は3種目で

 

 

・基礎パラレルターン大回り  (中急斜面・ナチュラル)

・基礎パラレルターン小回り  (中急斜面・ナチュラル)

・シュテムターン (中急斜面・ナチュラル)

 

 

です。

 

 

 

一応級ごとにこの種目は

どれぐらいの斜度(どれ位急か?)で、

どんな状況で行うのか

指標があります。

 

 

 

2級でいえば斜度は中急斜面で

斜面の状況は、ナチュラルです。

 

 

ナチュラルというのは

普段ゲレンデで滑っている

自然な状態という事です。

 

 

ただあくまでも「一応」です。

 

 

検定会場のスキー場によって

斜度は若干変わりますし、

その時々で雪質も変わります。

 

 

カリカリのアイスバーンの様な時もあれば

雪が降っていてモフモフの時もあります。

 

 

この検定コースや雪質が

スキー場によって違うので

受かりやすいスキー場

受かりにくいスキー場

があると言われています。

 

 

ただ最近ではきちんと優しい斜面だと

採点は辛めに、

少し斜度がきつかったり、

難しいバーン状況だと

採点は甘めにといったように、

不公平にならない様調整されるようです。

 

 

 

それでもやっぱり人によって

得意不得意があるので

自分が滑りやすい検定会場の方が

合格しやすい事には変わりません。

 

 

 

しかし

スキーは自然を相手にするスポーツですので

その状況に合わせた滑りができることが

理想的です。

 

 

ターンサイズの規定はあるの?

 

あなたは

 

 

 

大回りってどれぐらいの大きさから

大回りですか?

 

 

と質問されたら答えられるでしょうか?

 

 

また小回りも同様です。

 

 

もしあなたがすでに

スキー検定を受けているなら

なんとなく感覚で判断していると思いますが、

この様な質問を聞かれると困りませんか?

 

 

実は特に小回り、大回りのサイズは

 

 

 

明確な定義があるわけでなく、

検定員の判断です!

 

 

 

先ほどなんとなくの個人の感覚で

判断していると言いましたが、

この部分が検定員とずれているために

点が出ないことは

テクニカル、クラウンといった

エキスパートレベルでも起こることです。

 

 

自分は小回りのつもりで滑ったのに

それじゃ大きすぎて小回りじゃないよ!

 

 

と言われてしまう感じですね。

 

 

では定義のないターンサイズを

どうやって判断するのか?

 

 

一番確実なのは

事前講習を受けて、

指導員の方に判断してもらうか、

検定時に前走といって

インストラクターの方が見本で滑るので

(正式には安全確認のようです)

それを参考にすることです。

 

 

ただ検定当日の前走をみて判断するのは

リスクが高いので、

スクールに入ったり、

すでに級持ちの仲間にチェックしてもらい

ある程度基準を決めておいて

前走をみて微調整する方が理想的です。

 

 

因みに私も大学生の時

スキー検定のことを全く分からないまま、

受けたのですが、

先輩から、

 

 

小回りは1,2

中回りは1,2,3

大回りは1,2,3,4

 

 

のリズムで滑るというあいまいな

ターンサイズの判断基準で滑っていました(笑)

 

 

さてなんとなくどんなことをやるのか

全体像はつかめましたか?

 

 

もちろんまだ検定を受けたことがなければ

3種目目のシュテムターンって何?

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

 

各種目の要点は解説編でお伝えしますので

そちらをご覧ください。

 

 

次回は評価編です。

 

 

 

どんな部分を評価されているのか?

しっかり確認してください。