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正解は一つではない?伸ばし荷重と曲げ荷重  69

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スキーヤーの方の多くが

コーチやインストラクターの方から

こうやって滑ってきてくださいと指導されると、

その動きだけが正解だと思いその動きをひたすら追い求める傾向にあります。

 

 

 

あなたも一つの滑りだけを追い求めていませんか?

 

 

 

 

あくまでも滑りの引き出しの一つとして

捉えることが重要です。

 

 

 

そうしないと雪質と斜面に全く合っていない動きを

ひたすら行ってしまう可能性があるからです。

 

 

 

 

前回ひたすら荷重について書きましたので

その続きで『荷重』の感覚について

正解は一つではないという事をお伝えします。

 

 

 

 

『荷重』するといっても雪面や斜度によって

感覚的には違います。

 

 

 

 

大きく分けると

 

 

 

 

『曲げ荷重』と『伸ばし荷重』

 

 

 

 

があります。

 

 

 

曲げ荷重は足首、膝、股関節を曲げながら

足裏に対してしっかり自分の体重を乗せていきます。

ターン前半からしっかり板に体重を乗せていきたいときなどは

この荷重感覚があります。

 

 

 

ただし注意しなければならないのが、

足首、膝、股関節を曲げながらというと、

皆さん意識的に曲げすぎてしまい、

逆に吸収動作となってしまいます。

 

 

 

 

外脚に荷重しなければと

無理やり身体を曲げてしまい

吸収動作をしているスキーヤーの方は

かなり多いです。

 

 

 

 

私が良くお伝えするのは遠心力などの外力に対して

粘っこく耐えてながら縮められていくイメージです。

 

 

 

 

 

逆に伸ばし荷重については

外脚を伸展させて、突っ張るような感覚で

荷重をしていく感覚です。

 

 

 

伸ばし荷重は骨を意識しやすく

軸を作る際に適しています。

 

 

その反面、

動きが固まりやすく、

脚を延ばした分だけ

頭が内側に入り内倒するリスクもあるので注意が必要です。

 

 

 

この二つの感覚は

雪上ではプルークターンやシュテムターンなどを

低速で行いながら練習することが必要です。

 

 

 

勿論雪上やってもなかなか習得できない方は

なにか原因があるわけですから、

陸上トレーニングでもしっかり行う必要があります。

 

 

 

ちなみに一つのターンの中でも

伸ばし荷重と曲げ荷重をうまく組み合わせていく

シーンが多く、どちらかが正解と決めつけないでください。

 

 

 

一つのターンに対しても

様々な感覚をチョイスしながら滑るわけですから

当然斜面や雪質に対しても変えなければいけません。

 

 

 

そう考えると

一つの感覚だけを追い求めて滑ることが

いかに難しいかがよく分かるかと思います。

 

 

 

毎シーズン雪質が悪くなると調子を落とす選手や、

逆にアイスバーンのような硬い雪質になると

動きまで固くなってしまう選手は

一つの正解を追い求めている傾向がありますので注意が必要です。

 

スキー技術

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