スキーのオフトレでパフォーマンスを上げる筋トレ、下げる筋トレ  40

 

せっかく頑張って筋トレをしたにも関わらず、

スキーのパフォーマンスを下げる方向にならないように気をつけて下さいね。

 

といった内容をセミナーで少しお話しさせていただきました。

 

その内容を少しだけ動画でも紹介していますので興味がある方はご覧ください。

 

 

 

 

 

 

あなたがもしスキーのオフトレで筋トレを取り入れているとしたら

その筋トレが間違いなくスキーのパフォーマンスにつながった!!

と感じられているでしょうか?

 

 

 

『間違いなく』

 

 

というところがポイントです。

 

 

多くの方が自分の努力は無駄だったと思いたくないため、

 

 

疲れづらくなった!

何だか力強く板を踏める様な気がする!

 

 

といった感覚的な部分で満足しようとする傾向にあります。

 

 

 

勿論間違いなくトレーニングが効いていると感じられるのであれば

ぜひそのまま続けて下さい!

 

 

 

さて話を戻します。

 

 

 

『パフォーマンスを上げる筋トレと下げる筋トレは何ですか?』

 

 

 

という質問がありました。

 

 

 

まずは根本的な筋トレの考え方について

知っていただけたらと思います。

 

 

 

筋トレをする際、意識することは何ですか?

 

 

 

多分皆さんどれだけ筋肉を使い疲労させられるか?

といった,俗に言いう

 

 

 

『筋肉に効かせる』

 

 

 

事を重要視すると思います。

 

 

 

つまり一つの動作に対してどれだけ筋肉を稼働させてつらくするかという事。

 

 

 

筋トレはつらければつらいほど効果があり、

逆に涼しい顔で楽々やるっているとサボっている、

もっと自分を追い込めと注意されるかもしれません。

 

 

 

ではスポーツ動作はどうでしょうか?

 

 

一つの動作をできるだけきつくやることが重要でしょうか?

 

 

 

逆ですよね。

 

 

 

同じパフォーマンスであるなら

 

 

 

できるだけ効率よく楽にその動作を行えることを求められます!

 

 

 

だから技術レベルが高い選手ほど、

楽に動いているようにみえて、

初心者程ガッチガチに力み非効率な動きをします。

 

 

 

つまり根本的な方向性が真逆という事です。

 

 

 まずこの事をしっかり理解する必要があります。

きつい 

 

 

脳は反復した動きをするとそれを覚えてしまうのです。

 

 

たとえばある野球チームが、

選手たちの走力をあげたいということをテーマにしました。

 

 

 

速く走る⇒脚の筋肉が必要

 

 

 

という考えのもと筋量UPにつながるようにスクワットを全選手行いました。

 

 

半年後結果はどうなったでしょう?

 

 

答えは

 

 

 

チーム全体の50m走の平均タイムが遅くなる

 

 

 

というデータが出ました。

 

 

 

みな平均的に脚の筋量は増えていたのになぜでしょうか?

 

 

 

それは、筋トレの際効かせることだけを意識してゆっくり行ったため

脳が筋反射をゆっくり筋疲労につながるように行うことを覚えてしまったのです。

 

 

 

まさにこれこそパフォーマンスを悪くするトレーニングです。

 

 

 

でも不思議に思いませんか?

 

 

トップアスリートは皆筋トレをやっている選手が大半です。

(中には一切やらないという選手も増えてきました)

 

 

それでもパフォーマンスにつながっていますよね?

 

 

その理由は彼らはきちんと

パフォーマンスにつながる筋トレも行っているからです。

 

 

 

具体的には大きく分けて

 

 

・筋肉量を増やす為の筋トレ

・ついた筋肉をその競技にあった形で使えるようにする筋トレ

 

 

と分けているからです。

 

 

 

勿論このような単純な2択ではなく、

動作につなげるトレーニング、身体のバランスを整えるトレーニングなど

分類は多岐にわたります。

 

 

 

しかし多くの一般スキーヤーの方は筋肉をつけるための筋トレしかされていません。

 

 

 

あなたの筋トレは本当にパフォーマンスにつながっているのか!?

 

 

もう一度よく考えてみて下さい!