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 スキー上達につながるエッジのこだわり方 217

読了までの目安時間:約 10分

 


あなたはスキーの道具に対して

どのようなこだわりを持っていますか?

 

 

今回はスキーの板のエッジについてです。

 

スキーは道具を使用するスポーツですので

道具の良し悪しがパフォーマンスに

大きくかかわってきます。

 

 

だからといって

道具にお金をかければ

スキーが上手くなるかというと

そうでもないのも事実です。

 

 

あなたも板やブーツを変えた瞬間に

滑りがガラッと変わった!

長年の癖がとれた!

 

 

なんて経験はあまりないはずです。

 

 

道具は大事だけど、道具にこだわっても

パフォーマンスにつながらないのは

なぜなのか?

 

 

それは

 

 

 

 

 

道具へのこだわり方を間違っているからです!

 

 

 

 

 

 

道具にこだわってます!!

と聞くと、

お金かけていい道具をそろえているんだろうな

とあなたはイメージしませんか?

 

 

これは一般的に

 

道具にこだわる

=いい道具をそろえる

 

という認識が広まっているいい例です。

しかし本当にこだわってほしいのは

 

 

 

 

『道具のコンディション』

 

 

 

 

です。

 

 

 

よく見かけるのがエッジが丸くなっていて

しっかりかんでくれる状態ではなかったり、

ワックスがきちんと塗れてなくて

板が走る状態ではないまま

練習しているスキーヤーの方です。

 

 

 

アルペン出身の人はスピードが違うよね!

 

なんて言われることがたまにありますが、

板を交換してみると、

全然エッジが咬まなかったり

ワックスがきちんとされておらず

板をフラットにしても

板が引っ掛かって全然滑らない

なんてことがありました。

 

 

あなたはきちんと自分でエッジを研いだり

雪面に合わせたワックスを塗っていますか?

 

 

種目に合わせてエッジ角やたらしの調整を

行っていますか?

 

 

きちんと道具が上手くなれる状態でなければ

いくら練習してもなかなか上達できません。

 

 

スキー上達の為にこだわるべきところは

どんな板やブーツを使うかではなく

どのような状態で使うか、

に力を入れてください。

 

じゃあ実際にエッジはどうしていますか?

ワックスは何を使っていますか?

 

などといった道具に関して

聞かれることがもよくありますが、

深い部分までこだわっていくと

どんどん専門的になってきて

結局なにがいいんだか訳が分からない

という状態になりかねません。

 

ワックスひとつとっても

専門家によって見解がかわるので

難しいところです。

 

 

今回はエッジについて

どのようにこだわった方がいいのか

簡単に紹介しま

 

 

エッジはおおきく分けて

サイドエッジ角とベースビベル角(たらし)

があります。

 

サイドエッジ角はその名のとおり

エッジの角度で、ベース角は

板の滑走面に対してのエッジの角度です。

板とエッジがフラットなら

ベース角は0となります。

このベース角が大きくなるほど、

板を横に傾けてもエッジが引っ掛かりません。

 

ようはずらしやすいということです。

(逆に深く傾かなければエッジが咬まない)

 

これは画像で見た方が

イメージしやすいと思います。

 

edge01

 

サイド角が89°でベース角が1°の場合

実際のエッジ角は89+1で90°になります。

 

 

ただ一般的にはエッジの角度は

サイド角のことを言っており、

ベースビベル角が何度であっても

サイド角が89°ならエッジの角度は89°と

言っている傾向があります。

 

 

 

簡単にまとめると

 

ベース角は

板のズラしやすさ,

板の方向の変えやすさ,

板の体からの離しやすさ

などに関係してきます。

 

サイド角は

 

エッジが雪面に食い込んだあとの回り込む量

エッジを開放するときに必要な重心移動の量

に関係します。

 

 

 

 

それぞれの詳しい知識については

道具の専門家に聞いてもらった方が

確実だと思いますので、

ここではだいたいどのような感じで

セッティングしていくといいのか

簡単な例をあげたいとおもいます。

 

あまりエッジングの角度やベース角について

こだわりがない人も多いかもしれませんが、

高いレベルになってくるとこのセッティングは

結構重要になってきます。

 

 

一般的には

ベース角が0.5°で

エッジ角が88or89°を

といったセッティングが多いです。

 

ここから種目によって調整をします。

 

小回り系で板を遠くに離してから

エッジを咬ませたいと思うなら

ベース角を1.5°にして

その分サイド角を86、87°ぐらいにする

といった具合にチューンナップします。

 

 

こうすると板のエッジが咬むまでに

間があるのでしっかり回してから

エッジングすることができます。

 

 

ただ深く傾けない緩斜面などでは

エッジが咬まずにずれて操作しにくいといった

デメリットもあります。

 

 

大回り系などあまりずらすシーンが

少ない状況で使う場合の板は

ベース角は0.5ぐらいのほうが

しっかり咬んでくれて扱いやすいです。

 

 

大回り系と書くとじゃあGSもか!

とおもわれるかもしれませんが、

基本的にR(ラディウス)の大きいGSの板は

前半スライドさせるシーンがありますので

ベース角は0.5より少し大きい方が

扱いやすいです。

 

 

もちろん雪質やコースの形状によって

変わってくるものではありますが。

 

 

ワールドカップクラスや、こだわる人は

トップとテールで若干ベース角を

変えるなどして調整するくらい

エッジは滑りに対して大きく影響してきます。

 

 

ある程度のレベルになったら

チューンナップのお店の人に

自分の滑りのレベルや目的を伝えて

おすすめのエッジセッティングに

してもらって滑ってみてください。

 

 

 

もちろん日々自分でエッジが丸くなって来たら

研ぐ必要性も忘れないで下さい。

 

ここが一番重要なポイントで

どんなにいいセッティングをしていても、

自分でそれを維持しなければ

意味がありません。

 

 

エッジは非常に繊細なもので

自分で触るのが怖い・・・

 

 

なんていう人も多いかもしれませんが、

はっきり言ってエッジを手入れしないで

硬いアイスバーンのような斜面に

挑んでいく方が怖いです。

 

 

最悪なのが、そのエッジの状態じゃ

このバーンでイメージしている滑りが

根本的にできない状態です。

 

 

これではいくら練習しても

上手くならないのは当然です。

 

 

あなたもなにを使うかにこだわるのではなく

自分の目的に合ったセッティングや

それを維持するためのチューンナップに

こだわってみてください。

 

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