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スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

読了までの目安時間:約 10分

 


スキーの技術要素で

評価される項目の一つに

【板の走り】

があります。

 

 

 

あなたは

滑っている最中に

板を走らせる感覚があるでしょうか?

 

 

 

または

 

 

「もっと板の走りを出したいんだよなぁ。」

 

 

といった悩みを持っているかもしれません。

 

 

 

逆に

『板をたわませて走らせる』

なんて聞くと

少し高度に感じて

あまり自分には関係ないレベルの話かも・・・

と思うかもしれません。

 

 

 

 

確かにこの要素を求められるのは

アルペンですと

かなりの上級者であり、

基礎スキーで言うと

クラウン合格や

技術選に出場を目指している

といったレベルになります。

 

 

 

ただ実際は、

まだその技術レベルに達する前から

『板の走り』を生み出す

種となる動きを

身に着けておく事は重要です。

 

 

 

その種があると

のちのち板の走りを

意図的に引き出したいと

感じるレベルになった時に

とっても楽ですので

ぜひ理解だけでもしておいてくださいね!

 

 

 

板の走りとは何か?

 

 

さて板の走りというのは

具体的にはどのような

場面のどのような動きなのか?

 

 

 

簡単にいってしまえば

ターン後半から切り返して

次のターンの前半に

板がピュンッと

高速移動する事です。

 

 

 

 

トップ選手の多くは

板がピュンピュン左右に動いて

かっこいいですよね!

 

 

 

あれぞまさに

板が走っているというやつです!

 

 

 

クラウンレベルから

技術選出場を目指すレベルの人たちは

ひたすらどうすれば

板を走らせられるか?

という部分に取り組んでいるかと思います。

 

 

 

しかし実際には

板をどうすれば走るのか?

という具体的なプロセスは

あまりなく、

 

 

「板をたわませて走らせる」

 

 

といった分かりそうで

いまいち具体性のない

スキー界の王道ワードによって

指導が入ります。

 

 

 

「もっと板をたわませて走らせてきて!」

 

 

 

といわれて、

 

 

「はいわかりました!」

 

 

とピュンピュン板を

走らせることが出来る人は

多分そもそも出来る人ですよね(笑)

 

 

 

では具体的に

板の走りを引き出す為の方法について

入っていきますが、

まずは板の走りを引き出すためには

大きく3つの要素に分けて考える事が

重要です。

 

 

 

それが

 

 

 

 

①前のターン後半の要素

 

 

②切り替え時の要素

 

 

③次のターン前半の要素

 

 

 

です。

 

 

 

この3要素をを

①②③と並べると

まさにS字ターンとなるのは

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

 

S字ターンがいまいちわからない方は

古い動画ですが

こちらを参考にしてみてください。

 

 

 

 

この3要素を全部明確にお伝えすると

恐ろしい量になるので、

今回は実際板が走っている瞬間である

 

 

 

③次のターン前半の要素

 

 

についてです。

 

 

正に『ピュンッ』のところですね!

 

 

 

板の走りに重要なターン前半の動きとは?

 

 

 

せっかく

前のターン後半にしっかり荷重して

(①の要素)

正しい切り替え動作が出来ても

(②の要素)

この板の走る瞬間の動きが

間違ってしまうと

全てが水の泡です。

 

 

 

ではこの

板が走る瞬間である

③の要素で一番多いエラーはなにか?

 

 

 

それは・・・

 

 

 

推進滑走を忘れている

 

 

 

という事です。

 

 

 

あなたは推進滑走という言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

また今言われて

どのような要素か

イメージできますか?

 

 

 

かなりレベルの高いスキーヤーでも

この推進滑走の動きが出来ずに

板の走りが表現できていないケースが

とても多いです。

 

 

 

推進滑走とは

簡単に言ってしまえば

ターン後半から切り替えた後に

前方に推進していく状態です。

 

 

 

まさに板が走りターン前半を

大きく見せる為には

必須なのですが、

意外とこの推進滑走を

意識して滑るスキーヤーは少ないです。

 

 

 

何故なら

 

 

 

ターン前半に

谷側ばかり気にしている

 

 

 

 

からです。

 

 

 

内側への意識が強いと言っても

いいかもしれません。

 

 

 

・ターンの内側に傾く為には?

 

・どうやって谷側に

 重心を落としていこうか?

 

 

 

といった様に

とにかくターンの内側、

谷側への意識が強いです。

 

 

 

そして本人だけでなく

スキー指導の大半も

谷側への意識ですよね。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

『内側に傾け』

 

 

 

という類のものです。

 

 

 

勿論それが悪いわけではありません。

 

 

しかしその

大半が

 

 

・内倒

・シェーレン

・ターン前半の捉えが甘い

 

 

といったエラーが起きます。

 

 

 

しかしトップ選手の多くは

サラッとこの推進滑走の意識を

発信していたりします。

 

 

 

例えば

スキーグラフィックの特集でも

 

 

2018 11月号で

大場朱莉選手の

ロングターンについて特集がありました。

 

 

 

メインはしっかり外脚に乗る為には?

というものでしたが、

その中でサラッと

推進滑走に触れています。

 

 

 

また2019年2月号で

水落選手の特集でも

切り替え時の

推進滑走のイメージが載っています。

 

 

 

このようにちらほら

推進滑走の感覚は出ているんです。

 

 

 

他の言い方をすれば

 

 

・板についていく

・板に乗りこんでいく

 

 

という感じでしょうか。

 

 

 

この内容を聞いても

特に違和感はないと思いますが

それでもやはりターン前半は

前方への推進滑走より

谷方向への意識が強いです。

 

 

 

なぜ板の走りに繋がる

重要な要素であり、

トップ選手達も

声をそろえて大事と言っている

推進滑走が一般的に普及しないのか?

 

 

 

その理由は次回の記事で

お伝えしていきます!

 

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