スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーのスタンス(足幅)はワイドよりクローズの方が安定する? 300

読了までの目安時間:約 11分

 


 

今回のテーマは

 

【スタンス】(足幅)

 

についてお伝えしていきます。

 

 

 

タイトルをよんで

あれ?おかしいな?

と思われたでしょうか?

 

 

それもそのはず

スキー界でよく言われているのは

ワイドスタンスは安定する

という内容です。

 

 

つまりタイトルとは

真逆ですね。

 

 

その真意について

お伝えしていきます。

 

 

まずスタンスの種類を

大きく分けると

 

 

・ベーシックな腰幅スタンス

 

・密脚と呼ばれるクローズドスタンス

 

・広めに構えるワイドスタンス

 

 

 

ですね。

 

 

 

滑り方や雪質によって

上手にスタンスを変えることは

重要ですが、

 

 

 

【バランスが安定する】

スタンスはどれか?

 

 

ときかれたら

冒頭でもお伝えしように

ワイドスタンスですね。

 

 

 

サポートメンバーの方の中にも

指導者から

 

 

 

「もっとワイドスタンスに!」

 

 

 

と言われて

その理由として

 

 

 

「ワイドの方が安定するから」

 

 

 

と言われた経験がある方が多いです。

 

 

 

確かに電車の中のような

グラグラと不安定な場所では

言わなくてもワイドスタンスの方が

安定しますよね?

 

 

 

ですから一見

 

 

『ワイドスタンス=安定する』

 

 

という考え方は

何も問題ない様に思えます。

 

 

 

しかし悪雪の時に、

あなたはオープンとクローズ

どちらのスタンスを

選択するでしょうか?

 

 

 

春雪の様な足場が悪いときは

「クローズドスタンスを取りなさい」

とよく指導の中に出てきます。

 

 

 

確かにワイドよりクローズの方が

悪雪やアイスバーンといった

雪面状況があまり良くない時は

安定して滑りやすい印象があるはずです。

 

 

 

これもスキー界では常識とされていて

特に違和感がないと思います。

 

 

 

しかしここで

矛盾が生じている事に

お気づきでしょうか?

 

 

 

それは、

 

 

 

ワイドスタンスは安定すると

言っているのに

悪雪を安定して滑るには

クローズどスタンスの方が良い

 

 

 

と言っている事です。

 

 

 

この矛盾に対して

どのような答えが思いつくでしょうか?

 

 

 

 

「雪質によって

 安定するスタンスが変わるのでは?」

 

 

 

と考えるのが一般的ですが、

締まった良い雪の時には

クローズドスタンスは

滑っていて不安定でしょうか?

 

 

 

ここら辺の整理が

きちんと出来てくると

スタンスをきちんと考える事が

出来るようになってきます。

 

 

 

本当の意味で安定するスタンスは?

 

 

まず前提として

整理しておきたいのが、

【安定】の定義です。

 

 

 

一般的に安定と聞くと

『その場でバランスを取る事』

が安定だと思われています。

 

 

 

しかし多くのスポーツは

その場でじっとしているわけではありません。

 

 

 

当然スキーも常にターンをして

動き続けているわけです。

 

 

 

つまりまずは安定を

 

 

静的安定と動的安定の

2種類に分けて考える

 

 

という事を行う必要があります。

 

 

 

静的安定とは

その場でバランスをとる安定です。

 

 

 

電車でふらつかないように

バランスをとる時などは

静的安定ですね。

 

 

 

この場合はワイドスタンスの方が

バランスが取れます。

 

 

 

スキーで言うと

クロ―チングを組んで

直滑降している時などは

クローズスタンスより

ワイドスタンスの方が

バランスが取れますよね?

 

 

引用:https://www.bloghuette.at/en/

 

 

この画像は

あまり知られていないですが

直滑降ですべり最高速を競い合う

スピードスキーという競技があります。

 

動画はこちらから

https://www.youtube.com/watch?v=DMzNfTUvdyw  

 

 

もはや自殺行為とも呼べる

クレイジーの領域ですが(笑)、

この競技は基本ワイドスタンスです。

 

 

 

その一方で左右に傾いたり

動きながらバランスをとるのが

動的バランスです。

 

 

 

車のタイヤが四角ですと

その場で停車するのには

バランスがとりやすいですが

当然前方にバランスを取りながら進むには

丸い形状の方が良いのは

言うまでもありません。

 

 

スキーでもワイドにした方が

その場でのバランスはとれますが、

左右には傾きづらいでよね。

 

 

 

つまりスムーズに安定して

左右に傾く為には

土台は狭い方が良いという事です。

 

 

 

スキー板を見ても、

左右に素早く傾く事が重要な

アルペンスキーの板は

センター幅(ウエストの部分)は

細いですよね。

 

 

 

またスキーは両足を使う為

ワイドですと

片方の足が傾いたのに

片方の足はまだ傾いていない

といったエラーが出やすく、

悪雪では脚がとられて滑りづらいです。

 

 

 

その為ワイドではなく

クローズの方が

滑りやすくなります。

 

 

 

静的には不安定だからこそ

安定して左右に素早く傾ける

(動的には安定する)

 

 

というちょっとややこしい

話になっています。

 

 

 

ですから安定を考える時には

【動的】か?【静的】か?

を考えなければいけません。

 

 

 

しかし安定=静的という

固定観念があるので、

指導の中でも

ターンをしたいのに

ワイドスタンスの方が安定する

という内容が入ります。

 

 

 

ここまでで何となく

ワイドスタンスの安定と

クローズスタンスの安定の

イメージがお分かりいただけたでしょうか?

 

 

でも見た目はワイドでは?

 

しかし内容的は理解できたけど

引っ掛かっている部分が

あるかもしれません。

 

 

 

それは

 

 

ワールドカップ選手や

技術選の選手など

深い傾きをしているトップ選手は

傾いているのに

ワイドスタンスでは?

 

 

という事です。

 

 

 

確かにスタンスをかなり広くとって

すべっていますよね。

 

 

 

私自身も見栄えのいい

深い傾きをした写真を

プロフィールなどに使っていますが、

この写真を見てあなたは

ワイドスタンスに感じるでしょうか?

クローズスタンスに感じるでしょうか?

 

 

以前メルマガで

アンケートをとったところ

 

【1】ワイドスタンスに見える 

   38% 

 

【2】クローズドスタンスに見える 

   62%

 

といった結果が出ました。

 

されこれはワイドスタンスなのか

クローズスタンスなのか?

 

 

続きは次回の記事でお伝えしますね!

 

 

 

 

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