スキー上達ができない意外な原因とは? 335 

 

 

どうすればスキーが上手くなるのか?

 

 

 

悩みは漠然としていますし、

当然答えも様々です。

 

 

 

ただ、こういった内容の多くは

1つの重要な要因が

欠けているケースが

殆どです。

 

 

 

これが欠けているケースが

9割をしめるといっても

いいかもしれません。

 

 

 

 

その重要な要因とは

 

 

 

知らない

 

 

 

という事です。

 

「えっ、なに当たり前の事

言ってるんですか?」

 

 

 

ともしかしたら

思ったかもしれません。

 

 

 

 

でも本当に

何かを達成できない事の原因で

もっとも多いのが、

【そもそも知らない】

という事なんです。

 

 

 

 

もっと正確な言い方をするのであれば

 

 

 

【知らないという事を知らない状態】

 

 

 

ですね。

 

 

 

人間の学習には4段階あり、

自分がどの状況にいるのか

知る事が大事だと

以前お伝えしました。

 

 

1.無意識的無能

 

2.有意識的無能

 

3.有意識的有能

 

4.無意識的有能

 

 

 

という段階で進んでいくのですが

何だか難しい単語がならび

嫌になってしまうかもしれません(笑)

 

 

 

でも内容はとても簡単で

言い変えると、

 

 

1.無意識的(意識してない、知らない)から

  無能(できない)

 

2.有意識的(意識している、知っている)けど

  無能(できない)

 

3.有意識的(意識すれば、)

  有能(できる)

 

4、無意識的(意識しなくても)

  有能(できる)

 

 

といった感じです。

 

 

 

ここをきちんと解説すると

また長くなるので

以前まとめたブログがありますので

興味がある方はこちらからどうぞ

 

 

スキー上達のコツ 上手くなっても滑りが戻る落とし穴とは? 252

前回までの記事をとおして  スキーが上達する為の 効率的な練習法を 簡単なレッスンの流れをもとに 解説していますが、 イメージはつかめているでしょうか?   &nbs…

 

 

話を戻して、

冒頭にあった

 

 

 

「どうすればスキーが上手くなるのか?」

 

 

 

といったものは

第1段階の

知らないから出来ない

(正確に言うと知らない事を知らない)

というケースが殆どです。

 

 

 

ここまで言っても

 

 

 

「いやいや、だから

何を当たり前のことを

言っているんですか!」

 

と思うかもしれません。

 

 

 

なぜここまでしつこい様に

【知らない】事に着目するのか?

 

 

その具体的な理由を

今回お伝えしていきます。

 

 

 

自分で気づくことは難しい

 

 

正確には知らないのではなく

【知らない事を知らない】

と言ってきましたが、

分かりやすいところで

スキーを仕事して生活していく事について

考えていきましょう。

 

 

たとえば

スキー指導を仕事にしてみたいと

思う方が最初にぶつかる壁が

 

 

「でもそんなに上手くないしなぁ…」

 

 

という部分かと思います。

 

 

そこから連鎖して

 

 

 

「そんなに上手くないしなぁ…」

「それだとお客さん来ないしなぁ…」

「生活できないぁ…」

 

 

 

となりますよね。

 

 

 

一見当たり前の話ですが、

これこそ

 

 

 

【知らないことが最大の原因】

 

 

 

だという良い例です。

 

 

 

「えっ、なにもおかしなところは

 ないと思うのですが・・・」

 

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

知らないという部分は

 

 

「そんなに上手くないしなぁ…」

 

 

という部分です。

 

 

 

 

これって

 

 

 

【上手くなければ

 指導の仕事が出来ない】

 

 

 

という前提ですよね?

 

 

 

この時点で知らないから

出来ないという状況に陥ります。

 

 

 

なぜなら…

 

 

 

上手くなくても

スキー指導の仕事は

できるからです!

 

 

 

 

これを言うと

「ボーゲンすら出来なくても?」

という極論が返ってきそうなので

一応お伝えしておくと

最低ラインはあります

 

 

 

ただその最低ラインは

絶対的なラインではありません。

 

 

 

逆を考えれば分かるかと思います。

 

 

 

どのレベルまで上手くなれば

スキー指導の仕事で

生活出来るのでしょうか?

 

 

 

基礎で言えば

1級?テク?クラ?

全日本出場?全日本TOP30?

 

 

 

 

アルペンで言えば

国体出場?国体優勝?

全日本優勝?

ヨーロッパカップ出場?優勝?

Wカップ出場?優勝?

FISポイント?

 

 

 

こう聞かれても

絶対ラインがない事は

すぐ分かります。

 

 

 

私だって技術選に出たこともなければ

全日本アルペンに出たこともありません。

私よりスキーが上手い人なんて

たくさんいます。

 

 

 

でもありがたい事に

スキーに関係する仕事を

させていただいています。

 

 

逆に日本のトップレベルに近い人でも

スキーを辞めて別の仕事をする

という人もいます。

 

 

 

さて技術の最低ラインは

どこでしょうか?

 

 

 

さらにそもそもを言うと

個人がスキーに関係する仕事って

本当に指導だけでしょうか?

 

 

 

あくまでもほんの一部の例を出しましたが

そもそもの知らないという事が

全ての選択や行動を

間違わせてしまうケースは

山のようにあります。

 

 

 

今回は話が

スキーの指導方にそれましたが

どうやったら上達するか?

という部分もそうです。

 

 

「これをやったら 

 上手くなるだろうな」

 

 

思って色々と取り組んでいても

なかなか上手くならない場合は

そもそも上達にとっての

核となる部分を

 

 

 

知らないという事を知らない状態

 

 

 

です。

 

 

 

 

もちろん自分の目的に対して

上手く言っているのであれば

問題ないのは言うまでもありません。

 

 

 

 

ただ、知らないがゆえに

せっかく頑張っているのに

間違った選択や行動を繰り返していたり、

行動すらできないのは

本当に勿体ないです。

 

 

 

まずは、

知らないという事を知る事

まさに

 

 

 

【無知の知】

 

 

 

が重要であり、

 

 

 

「本当にスキーの基本練習て

 プルークボーゲンでの●●なのか?」

 

 

「スキーのオフトレって

 本当にフィジカル強化が

 最優先なのか?」

 

 

「スキーの関係で生活していくのって

 本当にうまい1部の人だけなのか?」

 

 

 

といったような

 

 

「本当にそうなのか?」

 

 

 

の部分にも目を向けてみてくださいね!

知る事の重要性が見えてきますので!