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『笑顔』で練習に取り組む効果とは? 16

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今日は夕方からトレーニングサポートをしている

日体荏原高校に行ってきました。

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その練習で選手たちにも話した内容をまとめます。

 

 

日本では練習を笑顔で楽しみながらやることは、

サボっていい加減にやっているとされ

基本的には学校などの部活動では良くないこととされてきました。

 

私もよく

 

『何へらへらしてるんだ!ちゃんとやれ!』

 

と叱られたものです。

 

 

しかし現在はスポーツ心理が広まってきたこともあり

すこしずつ練習への取り組み方も変わってきたように思えます。

 

 

例えば先月まで熱戦を繰り広げていた甲子園。

数年前と違い、

随分球児たちの笑顔が見られるようになったと思いませんか?

 

 

 

この『笑顔』の効果については様々な研究でも成果が出ています。

 

例えばボールを投げる際、

真顔で投げた時と笑顔で投げた時の球速の差を測った時の際

真顔時よりも笑顔の方が、

球速が上がった選手が非常に多いといいうデータがあります。

 

これは笑顔を作ることで余計な力が抜けて、

筋肉が緩み動作がスムーズになったからでしょう。

 

 

特に海外の選手はこの笑顔がベースにある選手が多いです。

先日行われた世界陸上においてもスタート前

ボルト選手をはじめ、みな笑顔の表情を作っている選手が多かったと思います。

 

走っている最中ですら笑顔はないものの、

顔の筋肉が緩んでいるのがよくわかります。

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逆に調子が悪い時ほど歯を食いしばって

一生懸命走っているように見えます。

 

 

 

ここまで読むと常に笑顔で競技を行った方が

いい成績が残せそうな気がします。

 

 

しかしここで注意しなければならないのが

 

 

『笑顔は万能ではない』

 

 

ということ。

 

 

私たちはポジティブな状態とネガティブな状態、

どちらか一方になることはなく

混じり合った状態で活動しています。

意図的に笑顔を作ることは緊張する場面などで

ネガティブな領域が強くなっているのを

ポジティブな領域にバランスを整えるために行うのです。

 

では練習中に仲間とペラペラしゃべりながら

リラックスした状態にいるにもかかわらず

さらに笑顔が大事だからと、ポジティブな状態に持っていってしまうと

ただの

 

『だらけ』

 

になってしまいます。

 

 

 

よく程良い緊張感が、

パフォーマンスを最大限に引き出すといわれていますが

上手くポジティブとネガティブのバランスをとることが重要です。

 

 

このバランスが非常に難しい。

一歩行き過ぎるとおふざけになり、

緩ませなければガチガチになる・・・。

 

 

精神的にまだまだ未発達な若い選手たちは、

意図的にメンタルをコントロールする術を

練習しておくことが重要です。

 

 

きちっと集中するときなのか

楽しみながらも集中できているのか?

いいメンタルバランスで練習できるよう

意図的に取り組んでくれればと思います。

 

 

 

因みにプロアスリートで、

笑顔でへらへらしながら

競技をおこなっている選手を見たことがない理由は

人間は表情に出さなくても

トレーニングしていくと

脳の中で笑顔を作った時と同じような精神状態を作れるように

バランスを整えられるようになるからです。

 

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