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本当にバランスのいい身体とは?~その②~ 21

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前回は身体の左右差や歪みなどについて書きました。

 

 

身体に左右差があるのは

競技によっては悪い事ではないですし

100%左右均等な身体はありえません。

 

ただ身体に痛みが出たり

パフォーマンスに何らかの悪影響を及ぼす程の

左右差や歪み整えた方が良いという事でした。

 

 

 

さて実際生活するだけでしたら、

バランスのいい身体で痛みなく過ごせれば問題ありませんが、

スポーツの場合はその競技のパフォーマンスが

上がらなければ意味がありません。

 

 

スキーは両側を使う競技なので

なるべく左右差がない方が良いとされています。

 

 

 

では身体の左右差歪みが整えば

実際の動作も左右差がなくなるのでしょうか?

 

 

 

悪い動作の原因が身体の左右差の割合が強い場合は

動作もすぐ変わる可能性が高いです。

 

 

ただ実際問題身体の左右差が整っても

身体を動かす感覚がずれていると

動作が改善されない場合があります。

 

 

 

フィジカル面だけでなく

コーディネーション(神経系)の方からも

アプローチすることが非常に重要です。

 

 

 

そもそも身体の歪みや左右差は

身体の使い方が悪いがゆえに起きているので。

 

 

 

・身体のバランスが悪いから動作が上手く行えない

 

・動作が上手く行えていないから身体のバランスが悪くなる

 

 

 

この二つの原因が負の連鎖となって

パフォーマンスが上がらないのです。

 

 

 

 

片方だけでなくどちらの原因に対しても

アプローチしていければ最高です。

 

 

 

よしじゃあ左右両方バランスよくトレーニングしていこう!!

と左右全く同じ動きになるように意識して

トレーニングされる方が多いでしょう。

 

 

 

実はここにもひとつ落とし穴が。。。

 

 

 

恒例の何のために左右同じ動きになるように

トレーニングするのかというところ。

 

 

 

いやだから左右差を少なくして

パフォーマンスを良くするためでしょ?

 

と、一瞬『?』が浮かぶかもしれませんが、

非常に大事なところ。

 

 

ではこちらをご覧ください。

 

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この画像は今年引退を表明した

オーストリアのベンジャミンライヒ選手の画像です

 

 

数年前はアルペンスキー界の絶対王者でした。

私も何度も彼の滑りを参考にしたものです。

   

 

 

ライヒ選手を良く知っている人は

ご存知だと思いますが、

彼は右ターンの前半で左腕を上に振り上げて

バランスをとる癖があります。

 

 

反対の左ターンではその様な動きは見られません。

 

 

この左腕の動作をダメだという人もいれば

良しとする人もいました。

 

 

私はアリだと思っています。

 

 

 

何故なら、彼はその腕の使い方で

 

 

 

右ターンの前半バランスが上手くとれる

というパフォーマンスにつながっているからです!!

 

 

 

先ほどの問いかけに戻りますが、

パフォーマンスを良くするために

動作の左右差をなくすという目的から

 

 

大事な部分が抜け、

ただ左右差をなくすことだけが目的になりがちです。

 

 

 

これは逆に左右同じ動作に矯正したせいで

パフォーマンスが落ちることだってあり得るのです。

正に個性を殺すというやつです。

 

 

ターンの左右差がある選手はトップ選手でも結構います。

 

 

大事なのは

 

 

『その左右差がパフォーマンスにとって

プラスになっているのかマイナスになっているのか?』

 

 というところ。

 

 

 

まぁこれを自分で判断するのは非常に難しいですが・・・。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

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