多くスキーヤーが勘違いしているエラー動作の原因 347

 

 

エラー動作の原因は1つではない?

 

滑りの中で
なにかエラー動作があると
当たり前ですが
その解決方法を探しますよね。

 

 

その時に注意したいのが
考え方があります。

 

 

 

それは

 

 

 

エラー動作の原因は
共通して一つだと思ってしまう

 

 

 

という考え方です。

 

 

 

 

この考え方をしていると
スキー上達から大きく離れてしまう

ケースが殆どです。

 

 

そもそもなぜこのような内容を
お伝えしようかと思ったのか?

 

 

 

それは私のところにくる質問の多くが
上記の考え方が前提となっているものが
多いからです。

 

 

例えば

 

 

 

「X脚になってしまうのですが
 どうすれば直るでしょうか?」

 

 

 

という質問の場合、

この質問の裏には

 

 

 

「●●すればX脚直りますよ!」

 

 

 

という明確な1つの答えがあるという
前提が隠れています

 

 

 

しかしX脚になってしまう原因は
山ほどありますし、
先日動画でご紹介した様に
根本的にX脚自体の種類も違ったりします。

 

【良い?悪い?きちんと整理しておきたい2つのスキーX脚】

 

スキーからいったん離れて
考えてみると
より分かりやすいです。

 

 

例えば

 

 

 

「コミュニケーション能力を上げるには
 どうすればいいですか?」

 

 

 

という質問があるとします。

 

 

あなたはこの質問を聞いて

 

 

 

「あぁ!それは●●すれば上がるよ!」

 

 

 

と言えるでしょうか?

 

 

 

もし言えるとしたら
冒頭でお伝えした内容を
気を付けてくださいね!

 

 

 

なぜならコミュニケーション能力って
一言で言っても、

 

 

 

仕事の場合なのか?

恋愛の場合なのか?

友人の場合なのか?

 

 

 

といった様な
シチュエーションによって
変わってきますよね?

 

 

そもそもこの質問した人が
どの様な人間性を持っていて
その環境における立ち位置や
現状の関係性においても変わります。

 

 

さらにってしまえば
コミュニケーションをとる事によって
得たいゴールも違います。

 

 

それを上記の質問だけで

 

 

「それは●●すればいい!」

 

 

と一つの答えを断言するのは
とても無理な話です。

 

 

しかしスキーにおいては
エラーが出ると

 

 

 

「その直し方は●●です!」

 

 

 

という答えを求めてしまい、
自分には当てはまらない解決法を
一生懸命取り組んで
結果いっこうにスキーが上達しないという
上体のスキーヤーは珍しくありません。

 

 

 

そして何より厄介なのが
一度その道に入ると
もうこれ以外解決策はないと思いこみ
違う解決策が入ってこなくなります。

 

 

こうならない為にも
まずはエラーの原因は
人によって様々であり、
当然その解決方法も無数にある
という事を頭に入れておいてください。

 

 

 

どうやって最善策を見つけるか?

 

 

ここまで話を聞くと

 

 

 

「そんな事言われたら
 それこそまた悩みのループに
 入ってしまう…」

 

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

 

確かに同じエラー動作でも
原因は様々であり、
当然それにともなって
解決方法も人によって違います。

 

 

しかし答えが1つしかない前提で考えていると
自分には合っていない
解決方法をひたすら取り組んでしまい、
練習しても上達しないという状態に
なってしまいます。

 

 

そればかりか、
本当に自分にとって
必要な解決方法が
入ってこないので
気を付けたいところです。

 

 

 

ではどうやって

自分のエラーを直す

解決方法を見つけることが

出来るのでしょうか?

 

 

それは

 

 

 

 

どんなエラーにも効く
万能薬を手に入れる!

 

 

という事です!

 

 

「そんな都合のいい万能薬なんて
 ありますか?」

 

 

 

思われたかもしれません。

 

 

しかし実際に
SKIER`sLABでサポートしている
サポートメンバーの方多くは
X脚やシェーレン、内倒、後傾
といった様々な悩みを持っていますが
それを改善する練習法をしていなくても

 

 

 

「あれ?そういえば
 いつの間にか直ってますね!」

 

 

といった状態によくなります。

 

 

 

その理由はまさに
万能薬となる練習
行っているからです。

 

 

 

よくよく考えてみると
分かるのですが
X脚、シェーレン、内倒、後傾…
といったエラーは
理想とする動作と比較して
違う動作をしているポイントですよね?

 

 

 

つまりそのエラーだけに特化した
ものを行わなくても

 

 

理想とする動作を追及していけば、
自ずとすべてのエラー動作が
改善していくケースは
珍しくありません!

 

 

もちろんこれは
理想論ですので、
当然ですが人によって
特化して行う練習もあります。

 

 

しかし一般的に出回っている情報の多くは
特効薬ですし、
一般のスキーヤーの方が
探しているのも特効薬です。

 

 

もちろんずばり当てれば
効果抜群です。

 

 

ただ残念なことに
そのようなケースは
ほとんど起きないという事は
これだけスキー上達に悩む
スキーヤーの方が多いのを
見れば分かるかと思います。

 

 

もしあなたが
長年同じエラーに悩まされているのであれば
一度これまで行ってきた解決方法や
考え方から離れて
全てに共通する

万能薬とはなにか?
考えてみて下さいね!

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。