スキーのオフトレを雪上につなげるために 46

イエティに続き、狭山スキー場もオープンし、

いよいよシーズンインといった感じですが、

あなたはもう初滑りを終えたでしょうか?

 

 

初滑りをしてもらう際、私が最も意識してほしいのは

 

 

あれ?なんだか前と違う感じがあるな!

 

 

という事。

何となくでもいいんです明らかに何か違えば

それはこのオフシーズンのトレーニングが意味を持っている証拠です。

 

 

よく、初滑りだから感覚が戻ってない、イマイチだ、

と言いますが、

 

 

正しくオフトレができていれば

明らかに違った要素があるはずです!

 

 

 

ではなるべくオフトレの成果を雪上に活かすために

特にこの時期やってほしいことがあります。

 

 

 

この間のセミナーの質問でも

 

 

 

『陸上と雪上をつなげるトレーニンングはなんですか?』

 

 

という質問がありました。

 

 

今日紹介するのはそのうちの一つです。

 

 

 

それは

 

 

 

スキーのオフトレで習得した動作を、

ブーツを履いて行えるようにする!!

 

 

 

という事です!

 

 

 

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、

皆さん意外とやってないのではないでしょうか?

 

 

やっていたとしても、

ただブーツを履いてターンのシルエットを鏡で確認する

といった程度ではないでしょうか?

 

 

 

 

いままで陸上トレーニングで行ってきた動作を

ブーツを履いて全てこなせるようになってもらうことは

雪上のパフォーマンスに非常に大きく関わってきます。

 

 

 

ブーツを履いている状態と普通の靴の状態の最も大きな違いは何でしょうか?

 

 

 

なぜブーツを履くと動きづらくなるのでしょうか?

 

 

 

重くなるからという理由は別として、

最大の理由は足首の可動域が限定されるからです!

 

 

 

簡単に言えば足首が使えないから!!

 

 

 

今まで足首を上手く使って行えていた動作は

ブーツを履いた途端に急にできなくなります!

 

 

 

その代表的なものが、バランス系トレーニングです。

 

 

 

試しに普段楽々バランスディスクに乗れている方は

ブーツを履いてバランスディスクにのってバランスをとってみて下さい。

 

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別次元で難しくなると思います。

 

 

それは普段から足首を使ってバランスをとっていた証拠です。

 

 

 

ではブーツを履くとどこでバランスをとる必要があるでしょうか?

 

 

 

多くの方は膝を曲げ伸ばししてバランスをとる傾向にありますが、

大事なのは股関節を主体としてバランスをとることです!

 

 

 

それができるとブーツを履いていても

バランスディスクの上でバランスがとりやすくなります。

 

 

 

ちなみにだったら最初から全てのトレーニングを

ブーツを履いてやればいいじゃないか!!

と思われるかもしれませんが、

そこは安易な考えです。

 

 

ブーツを履かないでやらなければならない理由もちゃんとあります!

 

 

 

 

上手くブーツでバランスをとれるようになれば

できる動作の幅も広がっていきます!

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