インラインスケートでもたわませる方法は?  43

だんだんと寒くなり冬が近づいてきていますね。

 

サポートしている方の何人かは

もうイエティに滑りに行ってきたと

言っていました。

 

 

 

オフトレの成果が確認できたようで、

さらにトレーニングのモチベーションが上がったようです。

 

 

さて今回も先日行ったセミナーでもらった質問シリーズです。

 

 

 

 

『インラインスケートでたわませる練習のやり方は何ですか?』

 

 

 

 

という質問。

 

 

今やオフトレの定番ともなったインラインスケートですが、

このツールを使ってどのようにたわみにつなげていくのか?

という課題はインラインスケートをスキーのオフトレで行っている人には

非常に重要となります。

 

 

 

まず簡単に言ってしまえば

 

 

 

 

インラインスケートでたわみを感じるのは不可能です。

 

 

 

 

なぜならインラインスケートはたわまないから。

 

 

 

ホイールのグリップと自らの力で床を押す(蹴る)ことで

推進力を得るシチュエーションがほとんどです。

インラインスケートでも走りを感じられるという方がいますが、

それはこの力で発動した走りです。

 

 

 

インラインスケートをあまりオフトレで進めない方の意見の一つに

上記の事があがります。

 

 

 

雪上との感覚的な部分は違うのに見た目のフォーム、動きは似ているため

雪上でも全く同じような感覚で滑ってしまいパフォーマンスが下がる選手が結構います。

海外選手はスキーのオフトレにインラインスケートはあまりやらないようですね。

やっている動画を見たことがありません。

 

 

 

じゃあインラインスケートはオフトレでやらないほうがいいの?

 

 

といふうに思われるかもしれませんがそんなことはありません。

 

 

 

 

どんなトレーニングでも正しい意図をもって行えば

雪上のパフォーマンスにつながります!!

 

 

 

 

今回の質問にもあるインラインスケートでたわませることはできませんが、

 

 

 

 

 

雪上で板をたわませる為に必要となる身体の使い方

 

 

 

 

 

のトレーニングにはなります!

 

 

 

いくつか例をあげていきます。

 

 

例えば多少大回りになってしまってもいいので、

膝や足首を曲げずに股関節だけを使ってターンをする練習。

 

 

普段インラインスケートはスキーではやってほしくない

膝や足首を内側にひねりこむ動きを多くやるので、

意図的にとの二つの関節を使わない練習を行います。

 

 

かなり曲がりづらいのでご注意ください。

 

 

 

それができるようになってきたらおへそを進行方向に向けたまま

股関節だけを使ってインラインを回してくる練習。

(映像がないとイメージしづらいかもしれません)

 

 

 

そのほか面を使えるようにホイールを一切回さずに歩く練習など。。。

 

 

 

このように直接たわみはしなくても

雪上のたわませるために必要な動作につなげるトレーニングはできます。

 

 

 

せっかくインラインをやるのであれば、

 

 

インラインスケートが上手くなる練習だけでなく

スキーが上手くなるインラインスケートの練習を行ってください!

 

 

以前も記事に書きましたが、

立っている姿でも上手くなるかどうかすぐわかります。

 

 

 

膝や足首は内側に入らず地面に対して垂直にすることは

絶対意識してください!!!

201307151020

この立ち方していたら要注意です!

 

 

最後にオフトレでインラインを行う際に

最も注意していただきたいことがあります。

 

 

 

それはインラインスケートは

オフトレの選択肢の一つでしかないという事。

 

 

スキーが上達するためには

 

 

オフシーズンにどのような陸上トレーニングを行うのか?

 

それをもとに雪上でどのようなトレーニングを行うのか?

 

 

これらが上手くかみあう事が非常に重要です。

それが可能であればスキーは確実に上手くなります。

 

 

 

詳しく知りたい方は

 

『滑りが変わる5つの理由』

 

をご覧ください。

 

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