スキーが上手くなったつもりが遠回り?197

SKIER‘sLABでのトレーニングを希望される方の多くが

今までご自身でトレーニングに

チャレンジしたことのある方ばかりです。

 

 

自分で色々なトレーニングを行ってみたが

あまりスキー上達に繋がらずにインターネットで

色々と情報を探していたらこちらにたどり着きました!

 

といった感じでしょうか。

 

 

 

こういった方に共通するポイントが一つあります。

 

 

それは初めのうちは何となく効果が出ていた!

 

 

ということです。

 

 

はじめのうちは筋トレして筋力をつけたら

何となく滑りがよくなった。

 

 

インラインスケートやプラスノーを行っていたら

何となく滑りが上達した!

 

 

正直伸びしろがある時点では

オフトレでなにをやっても上手くなる時期というのが

少しあります。

 

 

スキーでいうと

ボーゲンからパラレルに移行するぐらいは

滑れば滑る程上手くなる!

といったものに近いです。

 

 

しかし一見成長しているようにみえて

長い目で見ると、目標とするレベルいく為の

遠回りの道をひたすら進んでいるケースがよくあります。

 

 

 

要は余計な癖をせっせとつけているという事です。

厄介なのがその時は上手くなっているので

それが間違いだと気づけないのです。

 

 

そして伸び悩みもっと上のレベルになったときに

まずはこの癖を直さなければ!

でも長年しみこませてきたから

直すのにも時間がかかるなぁ・・・

 

 

という事になるのです。

 

 

スキーでいえば

ボーゲンの時期にきちんと正しい荷重ポイント、

股関節の使い方を身につけて

パラレルターンに移行する時には

きちんと正し内傾角の使い方や

エッジの立て方を身につけておけば

この段階でこんなに苦労することはなかったのになぁ・・・

 

といった感じです。

 

 

 

多くのスキーヤーの方をみてきて感じることは

悪い癖を染み込ませてきた期間が長ければ長いほど

それを改善するのも非常に時間がかかるという事です。

 

 

ある意味自分の身体にとって

それが当たり前になってしまっているからです。

 

 

もしあなたがスキー技術が伸び悩んでいる状態にいるのであれば

一刻も早く正しい方向に抜け出すトレーニングを行うことをお勧めします。

 

 

あなたが一生懸命おこなっている

トレーニングや雪上練習が遠い目で見た時に、

どんどん遠回りの道を作っている状況かもしれないからです。

 

 

努力は正しい方向にしなければ

報われません。

 

ただ努力だけすればいいのであれば

伸び悩むスキーヤーはいないはずです。

 

 

もう一度遠回りの道をすすんでいないか

あなたのトレーニングを見つめなおしてみて下さい。