スキー上達の為に、まず変えるべきものは●●です!274

よくスキー上達に関する質問で

 

 

 

『まず何から取り掛かるのが

 お勧めですか?』

 

 

 

といった

ざっくりとした(笑)質問を

よくいただきます。

 

 

 

確かに何年も練習を重ねても

いっこうに滑りが変わらずに

悩んでいるスキーヤーの多くは

何から手を付けていいか

分からないという状態が

多いかと思います。

 

 

 

あなたも

 

 

「自分のスキー上達にとって

 何が最優先か、

 明確に分かっていますか?」

 

 

と聞かれたら、

意外と困るのではないでしょうか?

 

 

 

スキーが毎シーズン

すいすい上達しているのであれば

悩む必要はないかと思いますが、

上達に伸び悩んでいる場合

まず真っ先に

取り組んで欲しいことがあります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

環境を変える事

 

 

 

です。

 

 

もっとも影響力が強いのは【環境】

 

 

長年上達に悩んでいるという事は

言い換えると

 

 

 

『上達しない環境にいる』

 

 

 

という事です。

 

 

同じ環境にいて

来シーズンだけ急に上達するという事は

まずありません。

 

 

 

そしてスキー上達に悩んでいる

スキーヤーの大半は

昨シーズンとほぼ同じ環境で

オフシーズンを過ごし、

雪上練習をしています。

 

 

 

人間は環境に

ものすごく影響される

生き物です。

 

 

 

例えば毎日

ストレッチを行おうと思っても

なかなか長続きしないのが

普通ですよね?

 

 

 

何かに取り組んでも

習慣か出来ない人の多くは

大抵取り組むことに対して努力します。

 

 

 

・ストレッチを頑張ろう

・筋トレを頑張ろう

・毎日走ろう

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

でも本当に目的を

達成したいのであれば

取り組む事を頑張るのではなく、

 

 

 

取り組む環境を作ることを

頑張った方が成功率は高い

 

 

 

です。

 

 

 

勉強を毎日頑張る

とりあえず図書館に行くことを頑張る

 

 

本を毎日読むように頑張る

とりあえず本を持って

カフェに行くことを頑張る

 

 

毎日走ることを頑張る

とりあえず玄関に行き

靴を履くことを頑張る

 

 

 

ざっくりとですがこのような感じですね。

 

 

 

因みにこの環境づくりにも

目的を達成しやすい

環境づくりと

目的が達成しづらい

環境づくりがあります。

 

 

 

目的を達成しやすい環境とは?

 

目的を達成しやすい環境かどうか

左右する一番のポイントは

 

 

 

 

強制力

 

 

 

です。

 

 

 

この強制力の強さで

目的達成の成功率は

大きく変わります。

 

 

とはいっても

ジュニアの選手を

親御さんが無理やりやらす

強制力とはちょっと違います。

 

 

 

自らの意志で

強制力の働く環境に

持っていく、作り出す

といった感じです。

 

 

 

例えばテレビをだらだらと

見ないようにしたいなぁ

と思った場合、

もっともその目的が

成功しやすい環境づくりは

どのようなものでしょうか?

 

 

 

それはテレビがない状態に

することですよね?

 

 

 

もちろんテレビがある部屋にいないで

テレビのない寝室に移動する事でも

環境は変わります。

 

 

しかし強制力としては

テレビがない状態の方が強いですよね?

 

 

 

毎日勉強するのであれば、

 

 

毎日机に向かうより

図書館に行くほうが

勉強する強制力は高まります。

 

 

さらに図書館に行くことも

頑張れないのなら

塾に入る、家庭教師をつける

といった環境にした方が

さらに強制力が高まり

勉強するという目的は達成されます。

 

 

 

毎日歩く事が目標なら

毎日歩こうと心がけるより

毎日最寄り駅より1駅前で

降りる事を頑張る。

 

 

 

さらに一駅前で降りる事も

頑張れないようなら

定期券を1駅前までにして

1駅前で降りなければいけない環境を

強制的に作った方が

目的は達成されやすいです。

 

 

 

このように強制力の強さは

目的達成に大きく関わってきます。

 

 

 

もちろん意志が強く、

自分で決めたことは

きちんとこなせる人もいます。

 

 

 

しかし大抵の人はそうではありません。

 

 

 

因みに私も

日々コツコツとやることの重要性を

お伝えしてはいるものの

正直コツコツ何かに取り組むことは

そんなに好きではありません(笑)

 

 

 

でもそんな自分を知っているので

自分がやるべきことを

しなければならない環境づくりの方に

全力を注いでいます。

 

 

そうすれば強制力が働き

気分が乗らないときでもやるので(笑)

 

 

 

スキー上達においていえば

 

 

『嫌でもスキーが上手くなる環境』

 

 

をどう作っていくか?

 

ということですね。

 

 

 

そうは言っても環境を変えられない

 

 

これまでに、

スキーが上達せずに

悩んでいるのなら

まずは今いる上達しない環境を

変えることが大事だとお伝えしました。

 

 

 

もちろん今の状況で

どんどんスキーが

上手くなっているのであれば

環境は変えないでくださいね。

 

 

 

さて環境を変えるという事は

一見シンプルで簡単な事に聞こえますが

じつはかなりハードルが高い事です。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

そもそも人間は

変化を嫌う生き物

だからです!!

 

 

 

変化を嫌う理由は

とてもシンプルで

変化によるリスクを回避したい方が

変化によるメリットを得る事よりも

優先されるからです。

 

 

 

たしかに環境を変えなければ

現状維持が可能ですよね。

 

 

 

しかしその現状が

スキーが上手くならなくて

悩んでいる・・・

という状態だとしたら

どうでしょうか?

 

 

 

滑りを変えたい一方で

本能的には変わりたくない

というせめぎ合いがあり、

常に本能が勝っている・・・

 

 

 

そのような状態になっていませんか?

 

 

 

まずは今あなたがいる環境が

どのような結果をもたらしているのか?

 

 

 

そして変えた方がいいと

分かってはいるけど

リスクを回避することを優先して

変えられずにいないか?

 

 

 

といった部分を

一度整理してみてくださいね!