何か上手くなる特別な練習方法がありますか? 85

先日サポートメンバーのお知り合いの方から

 

 

 

 

『雪上プライベートレッスンで効果が凄く出るのは

何か特別な練習方法でもやっているんですか?』

 

 

 

という問い合わせがありました。

 

 

 

 

正直に答えると特別な練習メニューがあるというわけではありません。

でも特別に上手くなる仕組みはあります。

 

 

 

 

HPにもなぜ滑りが変わるのか書いてあるので

読んでいただければと思うのですが、

ブログでも簡単に書きたいと思います。

 

 

 

 

まず一番重要としていることが

 

 

 

 

 

 

『なぜそうなっているのかを身体の仕組みを踏まえて説明する』

 

 

 

 

という事です。

 

 

例えば

 

 

『お尻が落ちて後傾になっています。もっと前に乗ってきてください』

 

 

 

と言われてはい分かりましたと変わるでしょうか?

 

 

なぜ後傾になってしまうのか

各々原因が違い、

その原因となっている関節や身体の使い方を明確に伝え、

さらにどのような動きをすれば『結果的』に直るのかという事を

お伝えします。

 

 

 

以前にも書きましたが

英語の長文を読めない人に

 

 

頑張って読んでみて下さい!

 

 

とは言いませんよね?

 

 

 

まずは英単語を覚えましょう。

 

次に文法を覚えましょう

 

そうすることで長文が読めるようになります!

 

 

 

といった明確な解決方法と順序があるはずです。

 

 

 

もう一つ重要なのは

 

 

 

自分のイメージと実際の動きの違いをすぐに確認してもらう!

 

 

 

という事です。

 

 

 

これは当たり前のようで

見落としがちなところなのです。

 

 

 

例えば先ほどでた『後傾で滑ってしまう』

という方。

 

 

 

本人は後傾で滑ってないのです。

 

 

 

言っている意味が分かるでしょうか?

 

 

滑っている本人の脳の中では

後傾ではなくそれが普通のポジションとして認識されています。

 

 

 

その方に後傾になっていますといっても脳の中では

後傾になってないのでいまいち改善されないのです。

 

 

 

我々指導者の感覚と本人とのイメージが一致していないまま

レッスンが終わってしまうスキーヤーの方が非常に多いです。

 

 

 

ではどうしたらこのイメージを改善できるのか?

 

 

 

 

 

それは実際の映像を見てもらい本人に気づいてもらうのが一番です!

 

 

 

 

 

 

 

正に『百聞は一見にしかず』です!

 

 

 

まずは映像を見てこうなっているでしょ?と

本人の脳に納得してもらう事から指導が始まるのです。

 

 

 

先ほどの英語の例でいえば、

本人が英語を読めないと気づいていない人に

英語が読めていないから教えてあげると言っても

殆ど意味はありません。

 

 

 

 

ですから私の雪上プライベートレッスンでは

逐一ビデオを通して確認してもらいます。

 

 

 

 

一日どれだけビデオをとるのかというほど撮ります。

 

 

 

 

そして最も大事なこと。

 

 

 

 

これらを可能にする準備をしてもらう事。

 

 

 

どいう事かはこのブログを読んでいる方なら分かると思います。

 

 

 

 

 

『陸上でできない事は雪上ではできない』

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

これらのことはマンツーマンサポートでなければなかなか難しいので

完全マンツーマン専門にさせてもらっています。

 

 

 

上手くなるには

必ず条件があるという事です!!