自分の滑りはいつ確認するのか?78
昨日は東京でも異常な暖かさでしたが、
スキー場も春スキー状態です。
せっかくついた少ない雪がみるみる減ってしまい心配になります。
さて今回のテーマは自分の滑りをいつ確認するのか?
という事ですが、あなたはどうでしょうか?
・滑りに行っても動画は撮らない
・コーチがとってくれてミーティングで見る
・コーチや友人が撮ってくれたものをその場で見る
などなど様々だとは思います。
私がレッスンで意識して行っていることは、
今行った動きの映像を
なるべくすぐに,
何度も確認する!
ということ。
大事なのは
なるべくすぐに!
これは雪上のレッスンに限ったことではなく、
陸上のトレーンングでも同じです。
そもそもスキーに限らずスポーツ全般を通して
自分の動きを確認するということは
上達の速度に非常に関係してきます。
その理由の一つとして
感覚と実際の動きの差を修正する!
ということ。
誰しもがコーチに注意されたことを
わざと間違えてやってこないという人はいません。
脳のイメージの中ではきちんと行えているのです。
でも実際は全然違う動きをしています。
この差をなるべく早く埋める必要があるのです。
よく考えてみて下さい。
その日の1本目の滑りで、
自分のイメージしている動きと
実際に行っている動きのイメージが違っていたとします。
コーチに指摘されても基本的にその間違った脳のイメージを主として動くため、
微妙にしか動きは変わりません。
その事に気づかず、
ずっと一日ずれた感覚で練習を行います。
このずっとずれた感覚で滑る一日の練習って
ものすごくもったいないと思いませんか?
一回確認して、
なんだ、この感覚じゃ全然ダメだ!もっと大げさにやろう!
と分かるだけでその後の練習の質はまるで違うものになります。
だから私はレッスンの時は
即確認する機会を、
多くとってもらいます。
それぐらい上達には重要ですし、
私が自分で練習する時は
自分の動きが気になってしょうがありません。
5本滑るより1本ビデオを撮ってもらって
確認したいくらいです。
因みにこんな声が通じたかどうかは分かりませんが
今年から
『ゲレロク』
といってゲレンデで自分の滑りを
自動で録画してもらえるサービスが登場しました!
これは一人でゲレンデに練習しに行く人にとっては
かなりお勧めです!!
自分のイメージとずれをしっかりと確認して
無駄のない練習をしましょう!