滑りが変わる雪上エクササイズとは? 79

スキーを滑っていると誰しもが自分の課題が出てきます。

 

普通の滑りの中で意識すれば直るものだったらいいですが、

そうはいかないものの方が殆どです。

 

 

 

その際あなたはどのようなアプローチで滑りを改善していきますか?

 

 

 

チームに所属している方や、スキー歴長い方は

雪上エクササイズを行うことが多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

さてここで考えてもらいたいのが、

雪上でエクササイズを行うことで

滑りがガラッと変わったという方がどれぐらいいるでしょうか?

 

 

 

 

意外といろんな雪上エクササイズを行っているのに

滑り自体はそんなに変わらない

といった方が多いように感じます。

 

 

 

その理由はいったいなぜでしょうか?

 

 

 

 

まず考えられるのが

 

 

 

 

そのエクササイズがいったい何のためにやっているのか

きちんと細かいところまで理解で来ていない!

 

 

 

というところにあります。

 

 

片足スキーなど分かりやすいものに関しては

外脚に乗るため!

 と何となく共通認識がありますが、

 

 

 

 

とくに上半身を使うものや、

ストックを使うものに関して言えば、

その形でとりあえずやることに意識がいってしまい、

実際自分の滑りのどの部分に繋がってくるのかを

意識できない方が多いです。

 

 

 

まずはこの雪上エクササイズは

この部分を改善する為に行うんだという事を

明確に頭の中で理解してから行う様にしましょう。

 

 

 

 

ではしっかりこの為に必要だから

このエクササイズを行うんだと理解して行えば

そのエクササイズがきちんとできた時には

滑りはガラッと変わるのでしょうか?

 

 

 

 

あなたは自分の滑りを修正する為には

このエクササイズが大事と理解して取り組んで

ある程度そのエクササイズができるようになったら

滑りも変わっていたでしょうか?

 

 

 

 

勿論変わる方もいるのでそれは正解でそのまま続けて下さい。

 

 

 

ただ技術レベルが高くなるほど

きちんと意図的に雪上エクササイズを行っているにも関わらず、

あまり滑りが変わってこないという状況に陥ってしまします。

 

 

 

なぜきちんと意図して修正エクササイズを

行っているのに滑りが変わらないのでしょう。

 

 

 

 

この原因は雪上エクササイズと実際の滑りのつながりを

持ててないからです。

 

 

 

 

例えば外脚に乗れない方が

修正エクササイズの為に

外脚での片足スキーを行ったとします。

 

 

 

そして外脚での片足スキーが上手くできた!

というところで一度ゴールを迎えてしまいます。

 

 

 

そこで完結してしまっているので

いざ普通に滑り出すと外脚に乗れない癖は

あまり直っていないという状況に陥ります。

 

 

 

 

しっかりと雪上エクササイズを行ったらその意識のまま

普通の滑りに移行していくことが重要です。

 

 

 

分かりやすく言えば

 

 

 

実際の滑りでも雪上エクササイズでやったことを意識しましょう!

 

ではなく

 

 

 

 

雪上のエクササイズの中で実際の滑りのイメージを少しずつ入れていきましょう!

 

 

 

 

という事です。

 

 

似ているようでベースは全く異なります。

 

 

 

せっかくたくさんの雪上エクササイズを行っても

実際の滑りにつながらない!

といった状況にならないように

どこを意識のベースにするのか考えながら練習しましょう!