スキー上達の為になぜ身体が最優先されないのか?その② 195
前回に引き続き
スキーヤーは何に時間とお金と労力を投資すべきか
書いていきたいとおもいます。
前回も書きましたが、
一般的にスキーヤーの多くは
道具や技術要素に費やしています。
しかし、道具や技術は常に変わりゆくものであり、
折角今まで投資してきたものが、
無駄になってしまうリスクもあります。
しかしあなたにとって不変的な要素があります。
それがあなたの身体です。
正確にはあなたの身体を使い続けるという事です。
替えはききません。
人生の途中で、
『おっ、あっちの身体の方が動きやすそうだな!チェンジするか!』
ということはできないわけです。
逆を言えば、
いい身体を手に入れれば
一生ものになるという事です。
先ほど道具や技術要素のことが
出てきました。
これらに投資するにあたって
自分の身体が大きく関わってくることも気づくはずです。
道具を扱うのは当然ですが自分の身体です。
どんなに素晴らしい性能の道具でも
使い方次第では無駄になります。
単純に言えば、身体の使い方が上手い人が
たいしたことない板を履いて滑るのと、
身体の使い方が下手な人が
ハイスペックな板を履いて滑るのとでは
どちらがスキー上達に繋がるでしょうか?
そもそもハイスペックな道具は
身体を上手に使える人向けに
開発されているのではないでしょうか?
技術要素も同じことが言えます。
技術習得の速さはあなたの身体の性能に直結します。
みんながみんな同じ量を滑って
同じだけ上手くなるわけではありませんよね?
という事は同じ時間、費用、労力を書けても
スキー上達という結果はあなたの身体の性能によって
変わってきてしまうのです。
また新しい技術要素が出てきた時の
移行期間や今までの技術要素が無駄になるのか
新たな進化に活かせるのかも身体次第です。
このようによくよく考えてみれば
真っ先にスキー上達のためには
なににお金と時間と労力を投資すればいいか
一目瞭然です。
でもなぜ多くのスキーヤーは
最優先で自分の身体に投資しないのか?
それは
投資すべき身体の要素が
分からないからです!
身体が大事だと思って筋トレを行って筋肉がついた!
でもスキー上達にはつながらない。
体力が大事だと走り込みを行い、
10㎞のタイムが10分も速くなった!
でもスキー上達にはつながらない。
身体の柔軟性がほしくて毎日ストレッチを行い
身体が柔らかくなった!
でもスキー上達にはつながらない。
このような体験を積み重ねてしまうから
道具を変えたり、雪上で技術練習したほうが上手くなるのでは?
と思ってしまうのです。
でもこれは正しい身体の要素に投資できていないだけです。
正しい身体の要素とは
スキー上達に直結する身体になるトレーニングです。
一度この身体を手に入れられれば
今後のスキー人生は大きく変わります。
それでもあなたは自分への身体の投資を
しないままスキー上達を目指すでしょうか?
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