スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーのオフトレで使い分けたい2つのトレーニングとは? 228

読了までの目安時間:約 10分

 


前回のブログで雪上では
できることを組み合わせて
練習することが上達の近道だという事を
お伝えしました。

 

 

根本的に出来ないことを
いくら練習しても
できないのは当然ですね。

 

 

 

しかしオフトレはちょっと勝手が違います。

オフトレでは、
スキーの上達を妨げる原因となっている
根本的にできない動作を
できる動作にしていくことが重要です。

 

 

 

つまりできない事に
取り組まなければならないのです。

もしあなたが

 

 

 

・普段からトレーニングをしている
・もしくは今後する予定がある

 

 

 

とうのであれば、
今回のブログの内容はとても重要です。

 

 

ご自身のトレーニングの内容を
思い返しながら今回のブログを
読んでみてください。

 

 

あなたの行っているトレーニングはどちらか?

 

まずトレーニングを

 

 

『できる動きを磨く』

 

『できない動きを習得する』

 

 

という2つのジャンルに分けて考えます。

例えば同じスクワットをするでも

今自分ができる身体の使い方で

 

 

・どんどん重量をあげていく、
・回数を増やしていく

 

 

というのは

『できる動きを磨く』

というジャンルに入ります。

 

 

 

 

一方、いつもの身体の使い方とは

 

 

・違う関節から動き始める
・違うスタンス、左右の加重比で行う
・違う動作意識で行う

 

 

 

というのは

『できない動きを習得する』

というジャンルに入ります。

 

 

できない動作は最初のうちは
意識しても、なかなか上手くいきません。

 

 

 

 

・内側に膝を入れたくないのに
しゃがんでいくほど入ってしまう・・・
・足が開いてシェーレン状態になってしまう
・股関節から動かしたいのに膝から動いてしまう・・・

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

あなたのトレーニングは

『できる動作を磨く』
『できない動きを習得する』

どちらに属しているのか
まずはチェックしましょう。

 

 

 

 

大体のトレーニングはできることを磨いている?

 

 

どちらが良い悪いはありませんが、
大抵トレーニングをしても
なかなか滑りがかわらない人は
前者の

 

 

 

『できる動きを磨く』

 

 

 

トレーニングを行っています。

 

 

 

 

 

これは癖や身体の弱い部分を直すために
新しい種目を取り入れたとしても
結局意図とは違って、
『自分ができる動き』で
そのトレーニングをこなしてしまっていては
『できる動きを磨く』トレーニングに
属してしいまいます。

 

 

 

 

また一見同じような動きをしていても
人によっては全く違う身体の使い方で
トレーニングを行っているケースは
よくあるので、単純に種目で判断するのは
注意が必要です。

 

 

 

これが本やDVDでエクササイズだけを見て
自己流で取り入れる時の
最も注意しなければならない
デメリットですね。

 

 

本当は使いたい関節が使えてない、
違う意識を染み込ませてしまっている、
という状態のトレーニングは
その動きの精度や強度は変わっても

 

 

 

 

根本的な身体の使い方は変わりません!

 

 

 

雪上で正しい動きはできているんだけど、
回数滑っていると疲れてその動きが
できなくなってしまうんだよなぁ・・・

 

なんて悩みの人は

『できる動きを磨く』

トレーニングでありです!

 

 

 

しかし、根本的に
やりたい動きができない人は
どうでしょうか?

 

 

 

 

 

できない動きを習得するトレーニングとは?

 

 

『できない動きを習得する』
トレーニングとは何か?

 

 

 

というところですが、
まずあなたは自分のトレーニングが
『できる動きを磨く』ものか、
『できない動きを習得する』ものか
どのように判断するでしょうか?

 

 

 

 

この2つは結構簡単に
判断する方法があります。

 

 

それはそのトレーニングを

 

 

 

 

『正しい動作でできるかどうか?』

 

 

 

です。

 

 

 

因みに勘違いしやすいのですが、
正しい動作でできることが
必ずしもいいというわけではありません。

 

 

 

 

むしろなかなか正しい動作ができない
トレーニングこそ

『できない動作を習得する』

トレーニングです。

 

 

 

 

それもそのはず!
できない事に取り組んでいるわけですから。

 

 

 

・こんな風に動きたいんだけど、
 なかなかうまくできないな・・・

 

・どうしてもここが動かないんだよな・・・

 

 

 

 

という内容のトレーニングを
おこなっているのであれば
それは『できない動作を習得する』
トレーニングの可能性があります。

 

 

 

それを重ねると段々と

『できない動作を習得する』
から
『できる動きを磨く』
に変わっていきます。

 

 

 

SKIER`sLABでトレーニングをされている
サポートメンバーの方は
すでに体験済みだと思いますが、
メニューの大半は
正しくできない動作ばかりです。

始めはできそうでできない!!

 

という自分の身体との葛藤から
スタートです。

 

 

 

これがある意味きついですね。

強度というよりメンタル的に・・・。

 

 

 

しかしそれをコツコツつみかさねると
いつの間にか正しくできるもに変わります。

 

 

そうなって初めて身体の使い方た
動き方が変わるんです!

 

そうなれば当然滑りも変わります。

 

 

 

勿論正しくできないまま
ずっとやっていてもできませんので
動きの是非や
上手くできるためのアプローチ法など
正しい動きのフィードバックは不可欠です。

 

 

これこそほとんどのトップアスリートが
自分専属のトレーナーを付けて
トレーニングをチェックしてもらっている
理由です。

 

 

 

 

もしあなたがトレーニングを
行うのであればまずは
あなたにとって

 

 

 

『できる動きを磨く』事と
『できない動くを習得する』事

 

 

どちらの内容のトレーニングが
必要なのかをまずは考えてみて下さい。

 

 

 

必要なものをやらなければ
いくらオフにトレーニングを重ねても
なかなか雪上のパフォーマンスには
つながりません。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーが上達したければ、できないことは練習しない? 227

読了までの目安時間:約 10分

 


あなたが雪上で練習している目的は
出来ないことを
出来るようにする為ではないですか?
 
それ以外に何があるんだ?
 
 
と思われるはずです。
 
タイトルにある
 
 
 
『できないことは練習しない』
 
 
なんて聞くと、
それでは一生上手くなれない・・・
と思われるはずです。
 
 
では逆に、できないことを練習していって
出来るようになりましたか?
 
 
もしできないことを練習していって
どんどんできるようになっているのであれば
きっとスキー上達に悩むスキーヤーの方は
いないはずです。
 
 
できないことがあって毎シーズン練習しても
結局できなくてまた同じことを言われ続けている。
 
そんな状態から抜け出せずにいる方は
今回スキー上達のポイントを3つ紹介しますので、
これを参考に練習方針を考えてみてください。
 
 
 

①実はもともとできている?

雪上で練習をしていてスキーが上達すると、
できないことができるようになった!
と誰もが思うはずです。
 
これはスキーに限らず
どのスポーツでも練習を重ねることにより
できないことができるようになったと
捉えられています。
 
しかしそれらはすべて根本をたどれば
 
 
 
 
 
『もともとできること』
 
 
 
だという事に
気づけていません。
 
 
 
もともとできることとは
どういう意味でしょうか?
 
 
 
例えばプルークの人がパラレルで
滑れるようになった場合で考えてみましょう。
 
 
 
単純に考えれば
パラレルという出来ないことが
練習をしてできるようになったと
感じるはずです。
 
 
 
ではパラレルが出来るようになる要素は
なんでしょう?
代表的なもでいえば
 
・両スキーを平行にするために
 股関節を回旋させる能力
・板が平行にするためのポジショニング
 
 
です。
 
 
 
 
スキーを平行にするための
股関節の回旋能力
なんて難しく書きましたが
実際その場で立って板を平行に出来ない人は
まずいません。
 
 
板を平行にするためのポジションニング
というのも、普段から歩いているということは
自分の重心を前後左右に動かしている
ということなので
これも根本的にできない人はいません。
 
 
むしろ私はここから1㎝たりとも動かせない!
 
 
という人はもはや人形状態ですね。
 
 
 
さて勘のいい人は
そろそろ気づいてきたかもしれません。
 
 
要はこのパラレルが出来るようになった人は
練習を重ねることにより、
『もともとできる動作』を滑りながら
同時に組み合わせて、
さらに目的に合ったタイミングで
出来るようになった!
 
 
ということです。
 
 
 
実はスポーツで出来ないことが出来るようになる
というのは、
複数のできる動作の組み合わせが
出来るようになった!
 
 
ということです。
 
 
 

 ②上達するというのは1+1=1にする作業

これまでに
『できない動作が出来るようになる』
ということは
『できる動作をの組み合わせができるようになる』
ということだと説明してきました。
 
 
 
人間はだいたい意識して同時にできることは
2つくらいなものです。
 
 
股関節を折り曲げて、
外肩を下げて、
板の進行に合わせて身体を回旋させていって、
重心をフォールラインに落としていって、
・・・・
・・・・
・・・・
 
 
なんてすべて意識して滑れますか?
 
 
 
滑れないですよね。
 
 
 
でもスキーが上手な人は、
それをすべて同時に行えてますよね?
 
 
なぜできるのでしょうか?
 
 
 
その理由は
 
 
 
 
 
 
 
たくさんの複合的な動きが
一つの動きとして体に染み込んでいるからです!
 
 
 
例えば
『股関節を折り曲げる』+『外肩を落とす』
という2つの運動を
『くの字姿勢をつくる』
という一つの動作と認識して
行っているかもしれません。
 
 
 
『板の進行に合わせて体を回旋する』

『重心をフォールライン方向に落とす』
という2つの意識は
『板に乗りこんでいく』
という一つの動作として
行っているかもしれません。
 
 
 
あくまでもこれは例なので
これらの意識が正しい!
というわけではありません。
 
 
 
ただ、できる動作とできる動作を
組み合わせること
新たな一つの動作が生まれるという考え方に
まずは気付いてください。
 
 
 
もちろん動作以外にもタイミングや強弱など
様々な要素がありますが、
出来ないことが出来るようになるというのは
言い換えれば
 
 
・複数の動作が同時にできるようになる
・タイミングよく動作が出来るようになる
・余計な力を使わないで動作が出来るようになる
 
 
 
といったものです。
 
『もとをたどればもともとできること』
 
とお伝えしたのはこういう理由からだと
ご理解いただけたでしょうか?
 
 
 

③ いくらやってもできないのはピースが足りない

 

 

スキー上達の基本はできる動作の組み合わ
ということが分かったところで
いよいよ本題です。
 
できる動作がベースとなるした場合
どうしてもできずに悩んでいる動作がある場合、
それはその動作ができるようになるために必要な
根本となる
 
 
『出来ておかなければならない動作』
 
 
を持っていない場合がほとんどです。
例えるならピースの足りないパズルを
一生懸命完成させようとして
 
 
出来ない---!!!
 
 
と長年悩んでいるようなものです。
 
 
できなくて当たり前ですよね。
 
 
この根本的なピースは
その人の目的やレベルによって変わってきます。
 
 
より高みを目指そうとすればするほど
細かいピースが必要になります。
 
 
でもそのピースのほとんどは
似たようなカテゴリーに属しています。
 
 
なんだかお判りでしょうか?
 
 
 
ピースをさ探すには、
できない問題、克服したい問題を
逆算して考えていけば分かります。
 
 
例えば、もっと外脚にしっかり乗りたい
ということを目的とした場合、
その目的を達成するために必要なピースを
考えていきます。
どんどん逆算していくと
たどり着くのが、
 
 
『フィジカル要素の問題』
 
 
に突き当たるのではないでしょうか?
 
 
出来ないことの基本は
根本的に身体がその目的に必要な動きが出来ない
という部分にあります。
 
 
そのピースを持たないで
雪上で一生懸命練習しているのは
まさにピースが足らずに
パズルをやっている状態です。
 
 
コブに入ると腰が回ってしまう人は
根本的に脚を左右にねじると
腰が回ってしまう方ばかりです。
 
 
外脚に乗れない人は
根本的に股関節が使えず
外脚のるための基本条件を
満たしていない人ばかりです。
 
 
 
何度も言って言いますが、
そのピースを持っている人は
どんどん滑って下さい。
どんどん上手くなりますので!
 
 
スキーを始めたころを思い出して下さい。
求めている目標がそれほど高くないので
みんなそれを達成するピースを
持っています。
 
 
ですから滑る度に上手くなっていたはずです。
 
 
因みにショックなことをお伝えしますと
大人になると、何もしなければ
 
 
このピースはどんどん失われていきます。
 
 
 
検定を受け続けていて、
点数が上がらないどころが
下がってきてしまった。。。
 
 
なんて話をよく聞きますが、
まさにピースが失われて行っているいい例です。
 
 
『ピースを持っている』
つまり目的を達成するために必要な
『出来ること』をまずは増やして
雪上ではできることの組合わせや
タイミング、強弱などをトレーニングして
上達していきましょう。
 
 
出来ないことを練習していても
いつまでも出来ませんので・・・。
 

 

スキー技術 トレーニング論

スキー上達につながらないブーツに対する3つの勘違い 226

読了までの目安時間:約 9分

 


スキーは道具を扱うスポーツなので

当然道具によって上達の効率も

大きく変わってきます。

 

 

特にブーツに関しては

様々なこだわりを持っている

スキーヤーの方が多いと思います。

 

 

よく私も、

 

・どのようなチューンナップを

   した方がいいのか?

 

・インソールをどのようなものを

   使った方がいいのか?

 

といった質問を受けます。

 

 

正直言ってしまえば、

ブーツの専門家ではないので

テクノロジー的な部分に関しては

その道のプロに聞いた方が確実です。

 

 

ただ確実に言えるのは

自分の足がきちんとはいるように

ブーツのチューンナップは

した方がいいいです。

 

 

硬いレーシングモデルの様な

エキスパートレベルのものはなおさらです。

 

 

ただブーツチューンをすれば

パフォーマンスが上がり、

スキーが上達するかというと

そうとは言い切れません。

 

 

今回は特に質問の多いブーツについて

よく勘違いされている部分を

トレーナーという少し違った観点から

3つご紹介します。

 

 

また違った視点からブーツについて

考えてみて下さい。

 

 

 

勘違い① カント調整でシルエットを直す

 ブーツをチューンナップする目的の一つに

 

 

カント調整をしてX脚などの

シルエットを直したい

 

 

というものがあります。

 

 

確かにブーツのセッティングが

足に合っていないせいで、

滑りのパフォーマンスに

関わってくることがあります。

 

 

 

滑っていてX脚のシルエットになってしまうので

カント調整をした方がいいですか?

 

 

 

とよく聞かれますが、

本当にブーツが原因の場合は

間違いなくした方がいいです。

 

 

 

本当にブーツが原因ならです。

 

 

 

あなたがもし

ブーツチューンをした経験があるなら

思い返してみて下さい。

 

 

 

ブーツをチューンナップした瞬間

滑りが変わったでしょうか?

 

 

もし変わったのなら

ブーツだけが原因です。

 

 

でも確かに滑りやすくなったけど

滑りのシルエット自体はあまり変わっていない

というのであれば原因は別にあります。

 

 

他の原因解決には取り組まず

ひたすらブーツにこだわっている方は

珍しくありません。

 

 

 

勘違い② ブーツチューンをすれば身体が良い状態になる

 

ブーツチューンをすると

足が当たらずに履けてるし、

板に対しても真っ直ぐ立てる

様になります。

 

 

しかしあくまでもそれは

あなたの身体に合わせているのであって、

あなたの身体自体が改善されて

良くなったわけではありません。

 

 

もしあなたの身体の状態が悪いのであれば

その悪い状態に合わせてチューンします。

 

 

根本は悪いままなのです。

 

 

 

さらにブーツがきちんとチューンされているか

確かめるポジションは立っている状態が基本です。

 

 

 

しかしスキーをしていて真っ直ぐ真上に

立っている状態シーンは

あまりありません。

 

 

内側に傾いたり、

ひねり動作をしたり、

ブーツを履いて様々な動きをします。

 

 

立った状態が真っ直ぐになれば

その他の動作も正常になるのでしょうか?

 

 

 

③ インソールを入れればパフォーマンスが上がる

 今やブーツとセットで考えられるのが

インソールです。

 

 

インソールを入れることにより

足裏が整って、雪上パフォーマンスが

上がるとされています。

 

 

果たして本当にそうでしょうか?

 

 

先ほどブーツチューンの時も

お伝えしましたが、

インソールも足の裏が悪い状態に合わせます。

 

 

いまは一人一人の足に合わせるのではなく、

理想の型があり、

その型に足を合わせるタイプのものも

多くあります。

 

 

でも結局が足裏の機能が悪い足を

その型に合わせているのは変わりません。

 

 

 

インソールは確かに正しい足の状態に

整えてくれるかもしれません。

 

 

しかし見方を変えれば

 

 

 

 

そのインソールがなければ

正しく足を使えない方向に進んでいる

 

 

 

とも言えます。

 

 

そもそもインソールの売りは

悪い状態の足をサポートすることです。

 

 

悪い状態をサポートしてもらい続けた足が

その後どうなるのか?

 

という部分にあまり注目されていないのは

恐ろしいことです。

 

 

 

さいごに   

 いかがだったでしょうか?

 

 

今回はブーツに関する勘違いの

代表的なものを3つご紹介しました。

 

 

 

勘違いしないでほしいのは

 

 

ブーツのチューンナップも

インソールもスキーにとっては非常に重要です。

 

 

私もきちんとブーツをチューンナップしてもらい

非常に履きやすいです。

 

 

ただあくまでも自分の出せる

パフォーマンスをフルに発揮するために

重要なのです。

 

 

根本的に自分の身体のパフォーマンスが

悪い場合には滑りは変わりません。

 

 

 

しかしブーツにはこだわる方は多くても

自分の身体の状態にこだわる方は

少ないように思えます。

 

 

もしブーツは最高の状態で

根本的な身体が悪い状態なら、

悪い動きをきちんと出せる状態になっている

という事です。

 

 

決してブーツが最高の状態になれば

身体も最高の状態になるわけでは

ありません。 

 

 

ですからブーツチューンやインソールを変えても

あまり滑りのパフォーマンスが変わらない

スキーヤーの方が多いのです。

 

 

 

道具は最高にいいのに・・・

 

 

 

という状態にならないように

気を付けて下さい。

 

 

 

 

トレーニング道具 身体論(フィジカル関係)