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【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーのトレーニングメニューは戦略と戦術を使い分ける!【社会人編】232

読了までの目安時間:約 9分

 


あなたが、スキー上達の為に行っている

雪上練習やオフトレーニングの

トレーニングメニュー、

またはスケジュールは
どのように決めていますか?

 

多くのスキーヤーはシーズンに入ると
まずとりあえずは滑りに行き、
オフに入れば当たり前のように
インラインやプラスノーを行うか
筋トレで筋肉を増やす、
走り込みやバイクで基礎体力向上!

といった選択をしています。

 

 

なぜそのトレーニングメニューを

選択したのですか?

 

 

と聞かれると

 

 

『そういわれても・・・
 それが常識だし・・・』

 

『雑誌に乗っていたから』

『周りはみんなそうしているし・・・』

 

とこれといった確信がなく、
困ってしまうのではないでしょうか?

 

 

 

それは今回のタイトルにもある
戦略と戦術が使い分けられていない
いい例です。

 

 

スポーツにはこの戦術と戦略の使い分けが

非常に重要です。

 

 

当然スキーの上達においても
とっても大事!

 

 

しかし上達に悩む多くのスキーヤーは
この『戦術』と『戦略』の使い分けが
きちんとできていません。

 

 

今回はスキー上達に繋がる
戦術と戦略の使い分け
についてお伝えしていきます。

 

 

 

戦略と戦術の違いは?

戦略とは簡単に言うと
目標を達成するための
総合的・長期的な計画手段です。

 

 

一方戦術とは
その戦略を行うための
具体的・実践的な計画手段です。

 

 

スキーにおいていえば、

 

 

・雪上でこのエクササイズをしよう、

 

 

・このキャンプ、合宿、スクールに
 参加しよう

 

 

・オフトレでこの種目で
 トレーニングメニューをしよう

 

 

という一般的なスキーヤーの方が
考えている部分は『戦術』の部分です。

 

 

戦術しか考えていないので
当然目標達成が
困難になってしまいます。

 

 

本来は、今後の目標と
先シーズンを振り返っての現状から
戦略からまずは

考えていく必要があります。

 

 

 

そしてある程度の戦略の上で

 

 

・実際にどんなトレーニングをするのか?

・インライン、プラスノーといった
 疑似スキー練習は取り入れるのか?

・夏場は海外キャンプにいくのか?

・シーズンinは何時から入るのか?

・どのスキー場で滑るのか?

・どんなエクササイズを行うのか?

・どのキャンプや合宿、スクールに
 参加するのか?

 

という部分が見えてくるわけです。

 

 

 

これが戦術の部分です。

 

因みにスキー雑誌に
載っている様な情報は
ほぼ戦術の部分だと思ってください。

 

 

さてこの戦略ですが、
性別、年齢、技術レベル、関係なく
どのスキーヤーにも重要ですが
人によって違ってくるのが
むずかしいところ・・・。

 

 

簡単にでも
モデルケースの様なものがあれば
・・・

 

 

と思われるかもしれません。

 

 

 

そこで今回は大きく
社会人の一般スキーヤーの方と
ジュニアスキーヤーの
2つに分けて戦略を考えていきましょう。

 

 

 

社会人スキーヤーの戦略例

 

社会人スキーヤーの方の多くは
仕事との兼ね合いから
滑走日数が限られているかと思います。

 

 

年間30日くらい滑れれば
十分熱心に雪上に通われていると

考えていいです。

 

 

限られた滑走日数の中で上達するには
より効率的に戦略を
考えていかなければなりません。

 

 

社会人スキーヤーの方にとって
まず最も必要な要素は

 

 

 

・思い描くフォームを
 作るために必要となる
 関節可動域(関節が動く幅)の確保

・実際に思い描くフォームがつくれる
 身体に使い方

 

 

 

この2つです。

 

 

 

この2つを満たしていないにも関わらず
ひたすら雪上で滑りこみ、
上手くならないなぁと
悩んでいる人が大半です。

 

 

よく考えてみて下さい。

 

 

どう考えても身体が硬くて
その形がとれないのであれば
雪上でいくら試みても
無理に決まっています。

 

 

どうしてもトレーニングというと
筋力アップや基礎体力向上に
走りがちですが何が優先か?
まずは気付くとことからスタートです。

 

 

そこまで分かれば、
できない動きの原因となる
関節可動域を増やす

トレーニングメニューを
まずは夏ごろまでしっかり行おう。

 

 

 

関節可動域が広がったら、
その身体を上手く使えるか、
今度は身体を動かす

トレーニングメニューをしよう!

 

 

そこで初めて
プラスノーで試してみるか?
インラインで試してみるか?
鏡の前で思い描くフォームができるか?

 

 

 

といった『戦術』の部分を考えるべきです。

 

 

 

あくまでもこれは一般的に
社会人スキーヤーに多くみられる
一例です。

 

 

人によっては
上記の2つを満たしているにも関わらず
上達してこないパターンもあります。

その場合はまた新たに戦略を
考えていく必要があります。

 

 

ただ共通して言えることは

滑走日数が限られているのだから

上手くなれない状態で

雪上練習を行うのは

本当に勿体ないという事です。

 

 

さらに言ってしまえば

社会人スキーヤーの場合

放っておけば勝手に

スキー上達に繋がる要素が手に入る

という事はまずありません。

 

 

ジュニアスキーヤーでしたら

毎年身体も大きくなり、

筋力もつくのであり得ますが。

 

 

むしろどんどん上達を妨げる要素が

勝手に増えていくので

より的確な『戦略』『戦術』が必要です。

 

 

 

去年と全く変わらないどころか

去年よりタイムが落ちた、

バッジテストで点数が落ちた、

という場合は要注意です。

 

 

今回は社会人スキーヤーの方向けに

スキー上達に繋がるトレーニングメニュー

つまり戦術を考えるための

戦略例をご紹介しました。

 

 

ご自身の一年間を通しての戦略を

一度しっかり考えてみて、

そこからトレーニングメニューを

決めていってくださいね。

 

 

次回はジュニアスキーヤー編を

お伝えしていきます。

 

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

ジュニアスキーヤーが行ってほしいトレーニングの取り組みとは?231

読了までの目安時間:約 8分

 


スキー上達にもっとも繋がるトレーニングは
一体何なのか?

 

 

この答えを追い求めて
オフシーズン様々なトレーニングに
取り組んでいるスキーヤーの方が
多いかと思います。

 

体幹か?筋トレか?体力か?
柔軟性か?バランスか?

 

 

各個人、チーム様々な考えのもと
取り組まれているはずです。

 

 

さて今回はジュニアスキーヤー育成のための
オフトレについて
考えていきたいと思います。

 

 

先日アルペンスキージュニアチーム
カンダハージュニアさんの
オフトレをサポートしてきました。

 

 

その中のトレーニングの一つで
ボールを横投げ投げたり、
左手で投げたりと、
普段使わないような身体の使い方で
投げてもらいました。

 

 

うまく左右均等に使える選手もいれば
横投げになった途端に
ボールがとんでもない方向に
とんでいく選手、
左で投げるとロボットの様になる選手など、
見ていて面白かったです(笑)

 

 

 

 

さてここで一つの疑問が浮かびます。

 

 

『ボールを左手で投げられれば
 スキーはうまくなるのか?』

 

 

ということ。
(横投げででもいいですが)

 

 

 

あなたはどう思いますか?

 

 

 

左右バランスよく使えた方が
スキーは両側競技だからいいのでは?

 

 

そういえばダルビッシュ投手は
左投げでも140キロ投げられるって
何かで見たことあるな・・・

 

 

テニスや卓球などのラケット競技は
片側スポーツだけど、
トップ選手たちは反対側でも
上手く打てるしな・・・

 

 

なんて思われた方もいるかもしれません。

 

 

 

『ボールを左手で投げられれば
 スキーはうまくなるのか?』

 

 

というに問いに対しての私の意見は

 

 

 

 

 

 

 

Noです!

 

どう考えても左手で
上手に投げられたからって
スキーが上手くなると言い難いです。

 

 

じゃあなんで意味のないことを
やらせてるの?

 

 

 

と思いますよね。

 

 

 

 

このトレーニングの目的は
別に左で上手に投げることではありません。

 

 

 

 

自分の思い描く動きが
再現できるのか?

 

再現できないとしたら何が原因なのか?

 

筋力?バランス?柔軟性?リズム?
タイミング?イメージ?

 

ビデオで確認して自分なりの
解決策を考える。

 

 

そして実際に試して
改善されているのかまた確かめる・・・

 

 

といったような
プロセスを踏んでもらう事に
意味があります。

 

 

 

 

要は左手でボールを投げるという事は
一つの手段でしかないという事です。

 

 

 

これさえやれば誰でも

必ずスキーが上手くなる!

 

 

 

というトレーニングがあれば誰しも

それを行うはずです。

 

 

 

ダイエットも同じですね。

 

 

 

でも実際そのようなものは存在しません。

 

 

『誰しも上手くなる』というものは

存在しないという部分がポイントです。

 

 

その人がこのトレーニングを

正しい意図で行えれば

絶対上手くなるだろう!

 

 

というものは存在しますよ!

 

 

 

トレーニングを行っても
スキー上達につながらない
スキーヤーの多くはこの部分を
勘違いしています。

 

 

トレーニングという『手段』を
『目的』にしてしまうのです。

 

 

今回の例でいえば、
手段としてトレーニングを使えている選手は
自分の身体がイメージ通りに
動かない原因をさがし、
それを解決していくことで、
また違ったできない動きがあらわれた時に
その経験を応用していきます。

 

 

しかしトレーニングが
目的になってしまう選手は
左手で上手に投げることを
練習するので、
投げる事が上手になっても
他への応用がききません。

 

 

中高生ぐらいの選手でしたら
伝えればきちんと考えてできるはずです。

 

 

小学生でも細かい部分は分からなくても
どうしたらこれが
できるようになるんだろう?

 

と考えるだけでも重要です。

 

 

 

スポーツの基本は全てここです。

 

 

 

 

ですからこのトレーニングは
効果があるのか?意味があるのか?

 

 

ではなく

 

 

 

どうすればこのトレーニングは
効果、意味があるものにできるのか?

 

 

 

という捉え方ができる選手に
まずはなって欲しいと思います。

 

 

 

 

 

書いていて思いましたが
この内容はジュニアに限ったことでは
ありませんね。

 

 

 

 

 

ジュニアスキー トレーニング論