スキーバッジテストのあと1点はどうしたら伸びるのか? 92

もうスキーバッジテストは受けられたでしょうか?

 

 

 

12月開催はあまり少ないですが、

1月に入るとスキーバッジテストが各スキー場で開催され、

検定合格を目的とされている方は

いよいよ本番が近づいてきたといった感じかと思います。

 

 

 

ただそれに水を差すような雪不足・・・

 

 

 

検定中止のところもあるかもしれません。

特に県連が開催しているテクニカルやクラウン受験の

プライズテストを目指す方にとっては

開催数が少ない分中止は痛いですね。。。

 

 

 

 

しっかりと準備をして少ないチャンスをものにして下さい!

 

 

 

 

さてスキーバッジテストで

なかなか合格できない壁に

当たっている人の多くが

あと1点に泣かされています。

 

 

 

 

例えばクラウンであれば

毎シーズン練習しているのに

どうしても小回りがいつも79で1点足りない。

 

 

 

 

といった具合に

そこまでは順調に伸びていくのだけども

そこからの壁が越えられない状態はよくある事です。

 

 

 

この状況が精神的にも一番つらい時ではないでしょうか?

 

 

 

 

一生懸命滑りを練習してきたのに

また前回と同じ。。。

 

滑りを変えたつもりだったのに

また前回と同じ。。。

 

 

 

 

前回と何も変わってませんよ!

と言われているような気がして

いままでの努力は何だったのかと

口にしている方も見かけます。

 

 

 

特にあと1点状態がずっと続いている方は

一度根本的に練習方針を見直す必要があります。

 

 

 

 

なぜなら

 

 

 

あと2点をあと1点にする段階と

あと1点を合格点にする段階では

やるべきことがかなり変わってくるからです!

 

 

 

 

ポイントとなってくるのは

 

 

 

 

滑りを解体できるか?

 

 

 

ということ。

 

 

 

あと1点という領域でとどまる方の多くは

そのレベルでの滑りが完成されてしまっている方が多く

一度解体して新たなステップへ進むのが非常に難しいのです。

 

 

 

 

クラウンでいえば79点領域の滑りの制度を

ひたすら磨いているといった感じです。

 

 

 

私がサポートしている基礎スキーヤーの方で

あと2、3点足らないといったところから

ポンポンッと合格点の領域まで行ってしまう方が多くいます。

 

 

 

なぜなら初めから正しいゴールに向かって練習できるので

余計な滑りを解体する作業がいらないからです。

 

 

 

 

知り合いの検定員の方の話を聞くと

 

 

 

 

『あと1点が4種目きれいに並ぶより

 1つの種目合格点が出て、あとは2点足りないといった人の方が

 総合点は低くても合格までの道筋は早い』

 

 

 

 

と言っていました。

 

 

 

 

あと1点が並んでいる状況が

長年続いている方が

ご自身で滑りを解体するのは

非常に難しい作業ですが、

もうそこから伸びないという事は99%ありません。

 

 

 

 

まずは自分の滑りのどの部分が足りないから

1点マイナスなのか明確にするとこからが初めの一歩です。