スキーが上手くなるためにはまずは自分の身体を知ろう 103

この週末は強い寒波で久々に痛い位の寒さを感じました。

その分バーン状況は申し分なく

滑っていてとても気持ちよかったです!

 

 

 

雪上でよく思うのですが、

最近は身体の部位や動作など

より専門的な身体の部分を指摘した指導に

なってきているような気がします。

 

 

 

 

実際、骨盤の前傾後傾など言っても

スキーヤーの皆さんは

すんなり入ってくるようです。

 

 

 

 

でも実際にその言葉通りに

自分の身体を理解して動かせる方はどれぐらいいるでしょうか?

 

 

 

あなたは骨盤を前傾後傾してくださいと言われて

正しく動かせる自信はありますか?

 

 

 

 

股関節を使ってと言われて

きちんと股関節を意図通りに動かせる自信はありますか?

 

 

 

 

股関節はどこですかという質問に対して

多分多くの方はモモの付け根をイメージすると思います。

でも実際動いてみるとうまく使えない方が殆どです。

 

 

 

 

例えばもう少し肩甲骨を使ってと指導を受けたとします。

 

 

 

 

あなたの感覚では肩甲骨を使うのは

この感覚だと思って滑りますが

実際は肩甲骨ではなく

別の部分が動いていたらどうでしょうか?

 

 

 

多分気づかないままひたすらずれた感覚で

滑ることになると思います。

 

 

 

股関節も同じです。

あなた自身は股関節を使っているように思っていても

実際はわき腹や、膝など別の部分を動かしている場合がほとんどです。

 

 

 

あなた自身は言われたとおりに動かしているのに

コーチやインストラクターからは違うと言われると

もう頭も身体も混乱状態ですよね。

 

 

 

ですから、まずはしっかりご自身の身体を知ってほしいのです。

 

 

 

 

・私の肩甲骨はここにあってこういう風な感覚だと動く。

 

 

・私の骨盤はここにあってここの筋肉を意識すると前傾後傾する。

 

 

・股関節を使うのはこの意識でわき腹を使うのはこの意識!

 

 

 

 

 

などなど指導された部分を確実に動かせるようにしておくことは

上達スピードに大きく関わってきます。

 

 

 

 

私はこの事を

 

 

 

 

身体のスイッチをいっぱい増やしましょう!

 

 

 

 

と表現しています。

 

 

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身体の中にたくさんの電気があるとして

スイッチがいっぱいある方は細かく部分的に

電気をつけたり消したりできます。

 

 

 

 

スイッチが少ない方は、

電気をつけようとすると

付けてほしくない他の電気までつけてしまったり、

付けたい部分がつかずに

違う部分がついたりしてしまいます。

 

 

 

 

当たり前の様に

言われて使えるものだと思っている身体の部分が

意外と全然つかえてなかったという事は

よくある事です。

 

 

 

なるべく雪上に立つ前に

スイッチをいっぱい増やす

トレーニングを行いましょう!!