タブーなのかもしれないが・・・164

いつもブログやメルマガなどを通して

上達をする為には環境が重要だと

発信しています。

 

 

 

環境が変われば入ってくる情報も変わり

入ってくる情報が変われば行動が変わります。

そうなると自然と結果も変わるという事です。

 

 

 

では一体どのような環境がスキー上達には

一番良いのか?

 

 

たくさんのスキーヤーを見てきて思うことは

やはり陸上と雪上をつながりをもって見てもらえる環境です。

スキー界はこの環境は非常に少ないような気がします。

 

 

 

その理由の一つとして各業界のタブーがあります。

 

 

私にはフィジカルトレーナーとしての立場と

雪上コーチとしての立場があります。

 

 

ようはフィジカル指導と技術指導両方をやっているわけです。

 

 

でもトレーナー業界では

フィジカルトレーニングの枠を外れて

技術指導の方にまで顔を突っ込むのは

あまりいいとされていません。

 

 

技術コーチは技術指導、

フィジカルトレーナーはフィジカルレーニンング、

といった具合に各々の専門分野があるからだということです。

 

 

この考え方は間違ってはいませんが

当てはるのは一流のトップアスリートに

限られると思います。

 

 

なぜならトップアスリートは

きちんとトレーナーと技術コーチが

連携をもって教えてくれるチームなり

環境があるからです。

 

 

 

でも実際に一般スキーヤーにその様な環境があるでしょうか?

 

 

 

トレーナーからフィジカルトレーニングの指導を

専門的に受けようと思ったら

スポーツジムに通うくらいしかありません。

 

 

そうするとスポーツジムでは身体を鍛える指導は受けられます。

それでいいのでは?

と思うかもしれませんが、

身体が鍛えられてもスキー技術上達に繋がらなければ

意味がありません。

 

 

結局雪上でインストラクターやコーチから

指導を受けても、技術指導者はあなたの身体のことを知らないので

その場で起こっている現象でしか指導できません。

 

 

雪上で言われてもフィジカル要素が原因だから

どうしようもないことを言われ続けてしまい、

結果として全然上達しないといった

非常にもったいない環境に陥るのです。

 

 

一般スキーヤーの方にこそ

陸上と雪上を包括的に指導してもらえる環境が

効率よくスキー上達をする道といえます。

 

 

 

しかし気をつけなければ

フィジカルトレーニングと技術指導、

どちらも自分の目標が達成できる指導を受けられるだけの

専門性が必要になるという事です。

 

 

 

技術指導のコーチやインストラクターが

少しフィジカルトレーニングをかじって教えていたり、

トレーナーが少しスキーが滑れます

程度では中途半端だということです。

 

 

 

ではどのように判断すればいいのか?

 

 

 

それはとても簡単な事です。

 

 

 

あなたのスキー上達に確実に繋がっているという

結果で判断することです。

 

 

 

同じレベルで数シーズン止まっていたり、

いまいち周りと比べて成長していないということは

今いる環境はスキー上達に繋がる環境とは言えません。

 

 

 

今いるところから前に進むためには

環境を変えることをお勧めします。