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スキーのコブ(不整地小回り)で使い分けたい“はやい”ターンの切り返え 298

読了までの目安時間:約 10分

 


 

スキーヤーが掲げる

目標の一つして

よく挙げられるのが

 

 

コブ斜面を滑りたい!

 

 

というものです。

 

 

 

モーグル選手のように

ハイスピードで

バンバン滑れなくてもいいので

安全かつ、丁寧に滑りたい!

と思った経験が一度はありませんか?

 

 

コブが上手く滑れない悩みで

多いのが

 

 

 

『入っても切り替えが間に合わずに

 すぐにポンっと

 はじき出されてしまう・・・』

 

 

といったエラーです。

 

 

 

次々と迫りくるコブに対して

切り替えが間に合わずに

途中で破綻……

 

 

この様な事を繰り返すと

必ず思う事が

 

 

「もっと速く切り返さなければ!」

 

 

といった事ですよね。

 

 

 

今回はコブ斜面を

切り替えが遅れてしまい

上手に滑れないと悩んでいる

スキーヤーの方が

意外と気づけない盲点を

お伝えします。

 

 

 

はやい切り換えに隠れた盲点

 

先ほどもお伝えした様に

コブが上手く滑れない悩みのうちの一つに

 

【切り替えが遅れてしまう】

 

というものがあります。

 

 

 

確かに次々迫りくるコブに合わせる為には

速く切り替えることが必要に思えます。

 

 

でもここで一つ考えて欲しい事があります。

 

 

 

 

それは

 

 

 

コブを速く滑りたいのか?

ゆっくり滑りたいのか?

 

 

 

という事です。

 

 

 

もちろんクラウンから

技術選レベルになってくると

いかにスピードを落とさず

滑ってくるかを求めます。

 

 

 

しかし、一般的に

コブ斜面が滑れるようになりたいと

思っているスキーヤーの多くは

 

 

 

「速くなくていいから

 できればゆっくり優雅に

 ターンスピードをコントールして

 コブを滑れるようになりたい…」

 

 

 

と思っているはずです。

 

 

 

 

ここで矛盾が生じているのが

お分かりでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

 

スピードコントロールして

ゆっくり滑りたいのに、

切り返しを速く速くしている

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

きっとあなたが

整地でダラダラゆっくりと

滑ろうとした時に

切り返しを速く速く!

とは思いませんよね?

 

 

ゆっくりゆっくり丁寧に

と行うはずです。

 

 

 

しかしコブだと

逆の現象が

起きているわけです。

 

 

 

でもこういった内容をお伝えすると

 

 

 

「いやいや、でもいつもコブで

 切り替えが遅れるせいで

 次のコブに入れないんです!」

 

 

「次のコブがどんどん迫りくるんです!」

 

 

 

といった声が聞こえます。

 

 

 

【コブをゆっくり滑りたいのに

 自らはやく切り返している】

 

 

という矛盾と

 

 

【はやく切り返さないと

 遅れて次のコブに入れない】

 

 

という問題・・・

 

 

この2つを整理する事が

コブを滑る為には

非常に重要になります。

 

 

2つの“はやい”を使い分けよう!

 

はやいタイミングで

切り返せば切り返すほど

どんどんターンははやくなってしまい、

早く切り返せないと

次のコブに間に合わない…

 

 

 

このジレンマを解決する為に必要なことは

 

 

『はやさ』の使い分け

 

 

です。

 

 

 

はやい切り替えしといっても

 

 

【早い】切り返し

 

 

【速い】切り返し

 

 

2種類ある事に

お気づきでしょうか?

 

 

 

簡単に言ってしまえば、

 

 

前者はターンの局面的な

タイミングの“早さ”であり

 

 

後者は板が切り替わる速度的な

“速さ”を意味しています。

 

 

つまり

 

【コブに遅れない為に

 はやい切り替えを!】

 

と一言で言っても

 

 

 

【1】切り替えのタイミングが早く

   板の切り替え速度も速い

 

 

【2】切り替えのタイミングは遅いけど

   板の切り替え速度は速い

 

 

【3】切り替えのタイミングは早いけど

   板の切り替え速度は遅い

 

 

【4】切り替えのタイミングが遅く

   板の切り替え速度も遅い

 

 

 

という4種類あるというわけです。

 

 

 

切り替えを

はやくしようとしているのに

コブに遅れてしまう人は

 

 

【3】切り替えのタイミングは早いけど

   板の切り替え速度は遅い

 

 

の状態だという事です。

 

 

 

せっかく早いタイミングで

ターンを切り替えても

板が速く回ってこないので

結局コブに入れない・・・。

 

 

 

つまりコブに遅れて入れないと

悩んでいる人が

本当に求めているものは

 

 

『早い』タイミングの切り替え

ではなく

『速い』速度で板が切り替わる事

 

 

 

という事です。

 

 

 

もし板を速い速度で

切り替えることが出来るのなら

トップ選手が言う

『コブは待て』

も実践できそうですよね!

 

 

 

待っていても瞬時に

クルッと切り替えせば

いいわけなので。

 

 

 

まぁこの部分は

本質を言ってしまえば

 

 

 

板が速く切り替えられるから

待てるというよりは

待てるからコブを利用して

板が速く切り替わる

 

 

とも言えるので

難しいところですが、

ここを話すとまた長くなるので

次回の記事でお伝えしますね!

 

 

まとめると

板を早いタイミングで切り返したいのか

板を速く切り替えたいのかを

一度分けて考えてみてください。

 

 

余談ですが、

小学生の頃

『速い』と『早い』の使い分けを

学校の授業でやりましたが、

なんで『おそい』は遅いだけなんだろうと

思っていました。

 

 

 

本当は

速い⇔遅い 早い⇔晩い

らしいのですが、

 

 

入社時期が私より早いと使うのに

入社時期が私より晩いとは使わない

でも

早熟、晩熟、

朝早い、夜晩い

と使うと言った様に

どちらも速度ではなく時期の事なのに

日本語って難しいです。

 

 

 

「ターンの切り替えの

タイミングが早すぎる!

もっと晩く切り替えても大丈夫!」

 

 

って書かれると違和感たっぷりですよね(笑)

 

 

夜になったらターン切り替えよー!

って感じに思えてしまいます(笑)

 

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