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スキーで外脚に乗れないスキーヤーが忘れがちな3要素 309

読了までの目安時間:約 15分

 


前回の記事で

下半身の筋力も、

片足立ちでバランスをとる能力も

外脚乗る要素の一つだという事を

お伝えしました。

 

スキーで外脚に乗る為には、オフトレで脚(足)の筋トレをする事は有効か? 307

 

 

その要素が“だけ”が

足りないせいで

外脚に乗れていないのであれば

雪上の滑りに直結します。

 

 

 

しかし他の要素も

満たされていないのであれば

 

 

 

外脚に乗る事には

繋がりません。

 

 

 

では下半身の筋力や

その場でバランスを取ること以外に

外脚に乗る為の要素は

どのようなものがあるのか?

 

 

 

細かく分析していくと

個々によって様々ですが、

今回は代表的なものを

3つお伝えしてきます。

 

 

因みにこの内容は動画でも

配信しておりますので

実際の動きを見たい場合は

こちらを参考にしてみて下さい。

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素① ひねり

 

まず1つ目は

 

 

【ひねり】

 

 

です。

 

 

スキー界では

 

 

・板と正対する

・板に対して真っ直ぐ乗る

 

 

という様に、

板の進行方向に真っ直ぐ

向いて乗る事が

基本とされていますが、

はっきりお伝えすると

 

 

 

解剖学的に身体全て

板に対して正対する事はほぼない

 

 

 

という事です。

 

 

 

現にオーストリアメソッドの

基本姿勢は正対ではないです。

 

 

 

勿論トップ選手の滑りをみて

正対してる“風”に

見える事はよくあります(笑)

 

 

 

ただ身体のどこかしら

【ひねり】が入っているのが普通です。

 

 

 

つまり、

外脚に乗ろうと思ったら

正しいひねりが使える事が

必須条件なのですが

あなたは外脚に乗れないと悩んだ時に

ひねりをオフトレで鍛えようと

思い浮かぶでしょうか?

 

 

 

多くの場合は

ひねろうと思えばひねられるから

特に意識的にトレーニングや

練習はしていません。

 

 

 

するとしたら

雪上での練習の時に

ストックを横に持ち

フォールライン方向に向けて

滑るといったバリトレの様な

もののはずです。

 

 

 

しかしベースとなる

ひねるうえでの

正しい身体の使い方が

出来ていない為

この練習を行っても

殆どの場合滑りが変わりません。

 

 

 

同じように

いくら外脚に乗ろうと思っても

出来ない原因も同じです。

 

 

 

【ひねり】を考えるうえで

重要なのが、

 

 

 

 

身体のどの部分のひねりが

外脚に乗れない原因なのか?

 

 

 

という事です。

 

 

ひねりと言っても

上半身、下半身と

大きく分けると2つ、

さらに下半身の中でも

股関節、膝、足首、

上半身では首、肩、体幹部など

沢山のひねる部位があります。

 

 

 

自分のが外脚に乗るうえで

どのひねりの部分が足りないのか

探し出すのは難しいかと思いますが、

【外脚乗る】という概念の中に

【ひねる】という要素も含まれている

という事だけは頭に置いといて下さいね!

 

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素② 曲げ伸ばし

 

今回は2つ目です。

 

 

 

それは・・・

 

 

 

 

 

曲げ伸ばし

 

 

 

 

です!

 

 

 

何を当たり前の事を言っているか?

と感じられたかもしれません。

 

 

 

スクワットの様な筋トレや

ジャンプトレーニングなどでも

脚の曲げ伸ばしは使われています。

 

 

 

ですから曲げ伸ばしなんて

言われなくても取り組んでいます

という方がほとんどです。

 

 

 

しかし残念な事に

スキーに繋がる

正しい曲げ伸ばしが出来ているケースは

ほぼありません。

 

 

出来ているなら

スクワットやジャンプトレーニングなど

やっておけば次のシーズンには

外脚に乗れるようになっているはずなので。

 

 

 

では、

スキーに繋がる曲げ伸ばしと

普通の曲げ伸ばしと

何が違うのでしょうか?

 

 

 

簡単な部分で言うと

動作の目的が違います!

 

 

 

基本的に地面に足を

ついている状態であれば

脚を曲げ伸ばしする事により

地面に対して何かしらの

アクションが行われます。

 

 

 

スクワットの立ち上がりや、

ジャンプトレーニングなどは

地面に力を伝える力を鍛えると

よく言われていますよね。

 

 

 

この効果が板へ力を伝えたり

外脚に乗る事に

繋がりそうですが

よくよく考えてみてください。

 

 

 

地面に力を伝えた後に

身体はどうなりますか?

 

 

スクワットの立ち上がりや

ジャンプ動作は当然ですが、

そのまま上方向に身体が運ばれます。

 

 

 

要は地面に力を伝えて

身体を目的の移動方向に

運ぶという事です。

 

 

 

さてこれは【外脚の乗る】

という動作でしょうか?

 

 

 

言わなくても分かると思いますが

逆ですよね。

 

 

 

板から離れる動作になります!

 

 

 

かといって下方向に曲げていくだけだと

吸収になってしまう・・・

 

 

 

というように

脚の曲げ伸ばしと言っても

外脚に乗る事に繋がる

曲げ伸ばしはかなり狙って行わないと

習得が難しいです。

 

 

 

分かっていて意識しても

無意識的にエラーが出るケースが多く、

サポートメンバーの方たちも

この曲げ伸ばしはトレーニングの際

何度もこちらからの指摘を受けて

 

 

「うわっ、また無意識で

 行っていた!」

 

 

となります。

 

 

 

因みに今回は、

スキー界である程度共通認識のある

脚の曲げ伸ばしに

注目しましたが、

上半身、特に体幹部の曲げ伸ばしも

非常に重要です。

 

 

 

体幹部の曲げ伸ばしって

そもそも意識したことないし、

固定するのものだと

思われているケースが多いですが、

これも外脚にのる要素の一つです。

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素③ 切り替え

 

この3つ目の要素は

一番意識されていない要素かもしれません。

 

 

 

それは・・・

 

 

 

切り替え

 

 

 

です!

 

 

 

もちろん切り替え動作の重要性は

あなたも意識していると思います。

 

 

 

しかし外脚に乗る要素としての

切り替えは?

 

 

と聞かれると具体的に

イメージできるでしょうか?

 

 

 

例えば

右外脚乗れないなぁ…

と悩んでいる場合、

どちらの脚を練習するでしょうか?

 

 

 

当たり前ですが、

右脚に乗れないのだから

右足一本で片足スキーをしたり、

右脚で片足立ちのトレーニングを

行うはずです。

 

 

 

左右差があるスキーヤーが

殆どの為、誰しも一度は

この様な内容に

取り組んでいるのではないでしょうか?

 

 

 

また雪上指導でも

右脚に乗れないのであれば

右脚に関する注意を受けて

右脚を意識やバリトレを

行うはずです。

 

 

 

 

もちろんそれで直ればいいのですが

大半はいつまでたっても

右脚に乗るエラーは直りません。

 

 

何故なら、

 

 

外脚の乗る手前の

切り替えの段階から

エラーが出ているから

 

 

 

です。

 

 

 

要は『初めの一歩』が

すでに間違えている

という事ですね。

 

 

 

ですから

私も動作を見る時には

 

 

・乗れない方の脚が原因なのか?

 

・それとも乗れている方の脚が原因なのか?

 

・その切り替えが原因なのか?

 

 

と細分化します。

 

 

 

トップ選手が滑る時に

意識している部分で

 

 

 

「ターン後半から前半への繋ぎは

 とても意識しています。

 そこが上手くいけば

 あとは乗っていくだけなので」

 

 

 

といった内容の話が

よく出ますよね。

 

 

 

本当にその通りで、

切り替えで

その次のターン外脚に

乗れるかどうか決まる!

というくらい重要要素なのですが

 

 

 

「オフトレで切り替えの練習してます!」

 

 

 

というスキーヤーはほぼいません。

 

 

 

もしあなたも

苦手としている脚側があり、

そちらにいくらアプローチしても

外脚の乗れないのであれば、

得意な脚の方から切り替えで

エラーが出ていないかと

考えてみてください。

 

 

 

今回は意外と意識されていない

外脚に乗る要素の内

 

 

<1>ひねり

<2>曲げ伸ばし

<3>きりかえ

 

 

の3つをお伝えしました。

 

 

もちろんこの他にも

様々な要素はありますが、

このベースとなる要素ですら

取り組まれていないのが

一般的です。

 

 

『自分にとって

外脚に乗るうえで足りない要素は

そもそも何か?』

 

 

一度振り返ってみると

良いかもしれません。

 

スキー技術 トレーニング論

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