スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

努力感と力感について 14

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トレーニングをするうえで

とにかく一生懸命力を出し切ることが大切と思っていませんか?

思っていなくても実際の動きがそのようになっていませんか?

 

 

もちろんウェイトトレーニングやミドルパワートレーニングなど

目的によってはそうしなければならない場合も多くあります。

ですから力を出し切る事は間違いではありません。

 

 

ただこの力を一生懸命出すという習慣が

スポーツのパフォーマンスにおいて悪影響を及ぼす場合もあります。

 

 

 

では質問です。

スキーをしていて、

自分の体重の2倍近くあげるような重さのバーベルを上げる

スクワットをするぐらいの力を何秒もかけて出す場面はあるでしょうか?

 

 

 

どのスポーツにも共通して言えることですが、

技術レベルが上がれば上がるほど

力感がなくなりゆったりと動いているように見えませんか?

 

 

言い方を変えれば

余計な力を使わず滑らかに楽に、

まるでスローモーションのように

動いているように見えるのに

実際のパフォーマンスはものすごく高くありませんか?

 

 

逆に技術レベルが低い方ほど力んで一生懸命行い

力感や努力感がみえませんか?

 

 

実は効率的に動けるようになればなるほど

この力感、努力感というものはなくなっていくのです。

 

ですがまだまだスキー界において

オフトレの際、全力で名一杯力を出すトレーニングだけしか

行えていない傾向があります。

 

 

 

なんども言いますが、

 

 

ウェイトトレーニングや、全力で力を出し切るトレーニングが

悪いといっているわけではありません。

あくまでも選択肢の一つでありそれだけではダメだということです。

 

 

日本の部活動は殆どがこういった方向性のトレーニングが主であり、

力感、努力感がみられなければ、

 

『さぼるな!』

『ちゃんとやれ!』

 

と怒られます。

 

 

私も学生時代さんざん言われました。

心の中で

『言われたことはできているのに何で怒られなきゃいけないのだろう』

とずっと思っていました。

 

 

こういった背景が今も根強く残っています。

 

 

因みに効率よく動くことと手を抜いてサボることは違いますので

混同しないように気を付けて下さい。

 

 

 

私の指導を初めて受けると特にジュニア選手は

 

『もっと適当にやって!』

『なんでそんな一生懸命やっているの?』

 

といった声かけに驚くと思います。

 

 

また、心の中で

 

『楽していいんだ!ラッキー!』

 

と思うかもしれません。

 

 

ただやってみて思い知らされます。

正しい動きを楽にやることがどれほど難しいかを・・・

 

 

今までそんなことを意識してトレーニングしたことないわけですから当然です。

 

 

この考え方が信じられなければ

海外のトップ選手たちの練習動画を見てみるといいと思います。

 

恐ろしく速く滑っているのに、

なんとなくゆったりと滑らかに見えると思います。

 

 

それがなぜなのかわからない選手も

海外遠征の際、外国人選手の滑りをみて、

 

 

『なんか俺ら日本人と違って、ゆったり滑っているように見えるんだよなぁ』

 

 

と口をそろえていっていましたね。

 

 

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