スキーのジュニア選手が言った、スキー上達の本質的な発言とは?183

SKIER`s LABのサポートメンバーは

下は小学生から上は60代までと幅広いのですが、

様々年代からの質問や感想をいただく事で、

 

 

なる程!そういう考えをするのか!

 

 

といった気づきを貰っています。

 

 

特にまだ小学生中学年くらいのジュニア選手は

固定観念に縛られておらず、面白い回答がバンバン出ます。

 

 

 

今回は先日のレッスン中に、この考え方本質をついてるなぁと

思ったものを紹介します。

 

 

小学生のサポートメンバーをレッスンしているとふと

 

 

『筋トレして筋肉つけた方がいいの?』

 

 

と聞いてきました。

 

 

『どう思う?』

 

 

と聞き返すと

 

 

『う~ん・・・筋肉あったほうが上手くなりそうだけど

 お父さん僕より筋肉あるけど

 スキーは僕の方が全然うまくなってるからなぁ・・・

 父さん何年やっても1級とれないけど

 僕はこの間受かったもん!』

 

 

 

と答えてくれました。

 

 

私は思わず笑いながらも

ずばり本質をついてるなぁと思いました。

 

 

 

よくよく考えると不思議だと思いませんか?

 

 

あなたもスキーのオフトレというと

筋力強化は必ず頭に浮かぶと思います。

 

 

しかし自分よりも全然筋力の小さい

ジュニア選手の方が技術レベルが高いこと

って結構あります。

 

 

支える体重が違うからでは?

 

小さいころから滑っている量の差では?

 

 

という意見も勿論あるかと思います。

 

 

しかし支える体重が違うにしろ

それほどまでに大人はみな子供に比べて

自分の身体を支えられないほど筋力不足でしょうか?

 

 

滑る量の多さではと言いますが、

今回紹介しているジュニア選手は

明らかに父親より滑走日数、経験は少ないです。

 

 

このように突き詰めていくと

最終的にたどり着く答えが

 

 

『子供は動きを覚えるのが早いからなぁ』

 

 

というところです。

 

 

これで終わらせてしまうから

安易なオフトレを行ってしまうのです。

 

 

『なぜ子供は覚えるのが早いのか?』

 

 

という部分もそうですが、

 

 

 

『動きを覚えるのが早いから上達が早い』

 

という事は

 

『効率的に動きを覚えれば上達する』

 

いい変えることができます。

 

 

 

ではオフトレはまず

 

 

『どうしたら効率よく

動きを覚えられるようになるのか?』

 

 

という部分をベースにトレーニングする必要が

あるのではないでしょうか?

 

 

なぜそこを無視して筋力強化、体力強化、

雪上に近い動作のツールとレーニングなのでしょうか?

 

 

 

今回は沢山の質問を投げかけましたが、

こういった本質的なところを突き詰めてくことで

自分のオフトレの方向性や

何をすべきなのかが見えてくるはずです。

 

 

あなたが行っているオフトレは

本当にスキー上達に繋がっているのか

よく考えてみて下さい。

 

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