スキーのオフトレを始める前に知っておきたい事とは?125
4月に入りかなり暖かくなってきました。
それに伴いオフトレに関する申し込みや
お問い合わせも増えてきました。
まだまだ滑れるうちは滑るぞ!
というスキーヤーも多いかと思いますが、
もう今シーズンはほぼ終了で
オフトレを開始するぞ!!
というスキーヤーも少なくないはずです。
あなたはいかがでしょうか?
さてオフトレを開始する時に
まず考えることは何をしようかという
メニューだと思います。
いまではたくさんの情報が
インターネットや雑誌から得られますし、
それに伴ったトレーニング器具も多く発売されています。
しかしオフトレのメニューを決める際に
すでに方向を間違ってしまうスキーヤーが
多く見受けられます。
その理由は
メニュー選びの理由が明確ではないから!
ということ。
あなたはなぜそのメニューを選んだのか明確に理由をもって決めていますか?
なんとなく色々なところから情報を集めて
これが大事なのでは?という理由できめていませんか?
この時点でもし間違えている選択をしてしまうと
せっかくのオフシーズンに何もできず
来シーズンも同じことの繰り返しになってしまいます。
ではそんな間違いをしないために
知っておきたい事とは何でしょうか?
それは自分の身体の状態です。
例えば各関節の可動域(動く幅)はどれくらいなのか
知っていなければエクササイズの種目は決められません。
たとえば滑りでエラーが出るのは股関節の動きが悪いのが原因なのに
スクワットで足の筋肉をつけてもパフォーマンスにはつながりません。
腰の動きが悪いのに、
一生懸命腹筋運動を行っても
滑りは殆ど変わりません。
多くのスキーヤーは自分が思っている以上に
自分の身体がどうなっているのか気づいていないのです。
自分の脚はどちらが長いのか?
肩関節はどちらが硬くてどちらが柔らかいのか?
胸や背中、モモの前と後ろの前後差はどれぐらいあるのか?
普段意識していない自然な感覚の時の姿勢はどうなっているのか?
身体を右に捻じる時と左に捻じる時ではどちらがやわらかいのか?
片足立ちは右足、左足どちらが長くできるのか?
などなど
こういった身体の状態を知ることで、
なぜウェイトトレーニングをして筋肉をつけるのか?
なぜストレッチをしてその関節を柔らかくするのか?
なぜバランスボールに乗ってバランスをとる練習をするのか?
といったたくさんのなぜの答えを突き詰めることができるのです。
身体の状態を知ることは何よりも重要であり、
まずやらばければならないという事を忘れないでください。