スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー上達につながる筋トレとなるスクワットとは? 205

読了までの目安時間:約 7分

 


オフトレでおこなう

スキー上達のためのトレーニングの

代表がこの

 

 

『スクワット』

 

 

です。

 

 

あなたも一度はおこなったことが

あるのではないでしょうか?

 

 

スクワットは全ての動作の基本であり、

身体の様々な関節を駆使するため

『キングオブエクササイズ』

とも呼ばれています。

 

 

このスクワットですが

何種類くらいあるかご存知でしょうか?

細かく分ければ

 

 

 

 

100種類は余裕で超えます!

 

 

 

 

 

そんな中から

 あなたに必要な

 

 

『スキー上達につながるスクワット』

 

 

を選択して行うのは

至難の業です。

 

 

人によって必要なスクワットは違いますし

段階によってやり方が変わっていく必要も

あるからです。

 

 

スクワットはスタンスはこれぐらいで

これぐらいまで下がって行うのが正しい!

 

 

という考え方自体が間違うという事に

まずは気付いてください。

 

 

目的や個人によって

正解は異なるからです。

 

 

 

スキーヤーズラボのサポートメンバーの方にも

スキー上達につながりにくい

スクワットを過去にやってきた方が

かなり多いです。

 

 

 

今回はスクワットをトレーニングに取り組むときの

ポイントを紹介します。

 

 

 

 

【目的が何なのかを明確にする】

 

 

スクワットをする目的を明確にしておかないと

間違ったスクワットを選択することになります。

 

 

目的って筋肉を鍛えるためじゃないの?

と思うかもしれませんが

スクワットをする目的は色々とあります。

 

 

 

〇筋肉を鍛える

 

これが一般的なスクワットを行う理由の

代表格だと思います。

 

スキーは下半身が重要だからスクワット!

という理由です。

 

一見、的を得ているように思えますが

これは筋力が足りないことが

スキー上達の妨げになっている人に対して有効であり、

それ以外の原因がスキー上達を妨げている場合は

いくらスクワットで筋肉を鍛えても

雪上パフォーマンスにはつながりません。

 

また筋力(筋出力)を鍛えているのか

筋肉量を増やしたいのかで

やり方も変わるので注意が必要です。

 

 

 

〇関節の使い方を鍛える

 

 スクワットは足関節、膝関節、股関節、を中心に

 上半身も連鎖しながら行う全身運動です。

 ほとんどの競技がこの動きをベースにしているため

 きちんと各関節を効率よく使うという練習をする必要があります。

 

 この場合はまずは低負荷できちんと

 各関節が使えているかを確認して、

 その後、高負荷の状態でもその動きが

 再現できるのかトレーニングしていきます。

 

 またチェックテストにも多く用いられ

 オーバーヘッドスクワットの様に

 上半身の動きを制限したり、

 上半身と下半身の向きを変えて

 ねじりの中での動きをチェックするなど

 自分の身体を知るためにも用いられます。

 

 

 

〇実際の動作につなげる

 

競技動作そのもののパフォーマンスを

上げるためにスクワットを行う場合は

そのやり方も変わってきます。

 

例えば床と腿が平行になるまで下げる

パラレルスクワットと

床に対して45°ぐらいまでしか下げない

クウォーター(4分の1)スクワット

で見てみます。

 

 

一般的には筋肉を鍛えるためには

最初に出たパラレルスクワットが

推奨されます。

 

クウォータースクワットのところで止まってしまうと

もっと下まで下がって!!

と注意されてしまうはずです。

 

でも実際のパフォーマンスで考えると

話は変わってきます。

 

例えばダッシュする場合、

太ももを床と並行まで下げて

力を発揮するシーンはありませんよね?

 

クウォータースクワットの角度の方が近いはずです。

ですからクウォータースクワットを行った方が

ダッシュに関するパフォーマンスは上がります。

 

これは目的によってやり方を変えなければならない

いい例です。

 

 

 

このように目的によって

スクワットの種類ややり方を

変える必要がある!

 

 

という事が分かったと思います。

 

 

因みに今回紹介した

目的は代表的なもので

他にも様々な目的で用いられることがあります。

 

 

まずはスクワットを行う前に、

何の目的でスクワットを行うのか

考えてみて下さい。

 

 

 

ここで一つ注意があります。

 

 

 

その目的本当に正しいのかという

ひとつ前段階が重要だという事です。

 

 

 

たとえば

筋肉量を増やすという事が目的で

きちんとその目的を満たす

正しいスクワットを行い

筋肉量が増えたとします。

 

 

ある意味今回書いた内容としては成功のように思えます。

 

 

しかしもっともっと根本的な目的を考えてみたとき

 

 

 

スキーが上達したい!

 

 

 

という事だった場合、

スキーの上達に必要なものが

筋肉量ではなく

正しく関節を使うことだとしたらどうでしょう?

 

 

根本が間違っているせいで

結局スキー上達につながらないという結果に陥ります。

 

 

これは途中から目的を考えてしまったいい例です。

 

 

『手段が目的となってしまう』

 

 

というのはスポーツの競技力向上を目的として

トレーニングに取り組むときによく陥ってしまう

ミスケースです。

 

 

これはプロアスリートでも陥ります。

 

 

どんな種目でも、

トレーニングの方向性を間違ってしまったゆえに

競技パフォーマンスが落ち、ケガが増えた・・・

 

という話をよく聞きます。

 

どんな指導者に導いてもらうかは本当に大事ですね。

 

 

根本的な方向性を間違えないことが

効率よくスキー上達するための絶対条件だという事を

忘れないでください。

 

 

次回はスキー上達につながるスクワットの

種類についてお伝えします。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

走ることから学んだスキー上達のトレーニング法 204

読了までの目安時間:約 11分

 


あなたはオフトレにランニングを取り入れていますか?

街中だけでなく最近はトレイルランなど

スキーのオフトレの代表格の一つが走ることです。

 

 

今回はちょっと走ることにちなんだ私の体験談です。

興味がない方はスルーしてください。

 

 

先日学生時代の友人が

 

 

東京マラソンに当選した!!

 

 

と言っていました。

 

 

 

それを聞いて私も学生時代、マラソン大会に

たった一度だけ出たことを思い出しました。

 

 

それは京都の丹後で行われた

 

 

100キロウルトラマラソンです。

 

 

 初めての挑戦がハーフでもフルでもなく

いきなり100キロを14時間以内で走ってくるものでした・・・

 

 

なぜこんな無謀なことをしたかというと、

完走すると学校の単位がもらえたからです(笑)

トレーナーを養成する体育学校ならではの

不思議な制度でした。

 

 

その学校の伝統のようなもので

過去現役学生が挑戦して

誰も走り切ったこと人がいなかったため

その当時は破格の単位がもらえました。

 

 

因みにこれをきっかけにこの世界にはまってしまい

今では24時間マラソンの

伴走のお仕事をされている先輩もいます。

ついこの前もテレビの中で走っていました。

 

 

このウルトラマラソンの完走率は

参加者の半分もいきません。

そして面白いのが完走率を年代別にみてみると

10代20代が最も低く、年齢があがっていき

40、50代が一番高いんです。

 

 

なぜ若いほど完走率が低いのか?

若くて体力があるほうが完走できそうなイメージですよね?

 

 

この事についてはまた後ほど触れていきます。

 

 

 

さてこの100キロウルトラマラソンには

私の代では4人の学生がチャレンジしました。

 

そのうちの2人は高校を卒業して

そのまま体育専門学校にきた20歳の子たち、

残り2人は大学を経て専門学校に入った私と

社会人を経て専門学校入った20代半ばの2人。

 

 

年齢も多少はなれていることもあり別々に練習していました。

 

 

若い方の二人は元バスケ部とサッカー部という

体力もありすらっとした走ることが得意な二人。

 

 

一方私たちの方ですが、

私も長く走るのは好きじゃありませんでしたが、

特に一緒に練習していたY君は

もともと相撲をやってラグビー転向したという

がっちり体型で長距離が大の苦手。

たしか最初は2キロも走れなかったと思います。

 

 

こんな4人がある意味ライバル意識を持ちながら

各々トレーニングをしていきました。

 

 

私が考えたのは、

まず体力を増やすトレーニングではなく

いかに体力消耗を減らす方法でした。

 

 

具体的には、

 

・身体の各関節にかかる負担をなるべく分散させる

・推進力を自分で生み出す力以外を上手く利用する

 

という点でした。

 

 

このころから考え方は効率的だったと自分でも思います。

 

 

ようは時間をかけて長い距離を走るわけですから、

最高速度が速く馬力のあるスポーツカーより、

燃費のいいハイブリットカーのほうがいいわけです。

 

 

一緒にトレーニングをしていたY君にも

徹底してこのことをベースに走り方を教えて

トレーニングしてもらいました。

 

 

どんな練習メニューだったか、

どのような技術を用いたかは

すべて書くと非常に長くなってしまうので省きます。

 

 

スキーにつながる分かりやすい例としては

走る量を増やしていく段階で起こる

身体の痛みをどうとらえたか?

 

 

という部分です。

 

 

例えば走っていて膝が痛くなった時に

その部分を強化しようと普通は考えます。

 

 

しかし私は膝が痛いのは誰かの分まで頑張って

働いているからではないか?

サボっているのは身体のどこだろう?

 

 

という方向性でトレーニングをしていきました。

 

 

 

そしてウルトラマラソン本番。

 

 

当日はちょうどこの時期と同じ

9月のシルバーウィークでとても暑かったのを覚えています。

 

 

朝4:30という薄暗い中

丹後の山道を一斉にスタートしました。

 

 

いきなり7キロ近く山道を登ります。

その後3キロほど下って

湖を20キロほど走って折り返し

またこの7キロを登る。

 

このころにはすでに

フルマラソンの距離は終わっていました。

 

 

そして一緒に走り出した4人のメンバーのうち

既に集団は二人になっていました。

 

 

そうです若い二人は既に

足の痛みが発生して

遅れをとっていたのです。

 

 

正直このタイミングで

まだY君が横にいるのが驚きでしたが(笑)

 

 

その後100キロ後半に待ち構えているのが

60キロを過ぎて待ち構えているのが

10キロほどで400メートル以上を登る地獄の山登り。

 

 

例えるならフルマラソンとハーフマラソンを走った後に

高尾山を下から上まで走って登るような感じです。

 

 

何よりそのあとそれを一気に下るのが辛かったなと

覚えています。

 

 

できるだけ筋力を使わず

外力(重力)と反力(地面からの反発力)を駆使して

走りましたがそれでもかなり足に来ていました。

 

 

でもここで面白いことが起きるんです。

 

 

後ろからもうすぐ70歳になろうという

女性の方が

『お兄ちゃんたちいいペースだよ』

と笑顔で抜いていきました。

 

 

もう笑うしかありませんでした。

 

 

後から聞いた話ですが

そのかたは毎年参加して完走している

有名な方だったようです。

 

 

身体能力ならどんな種目で測定を行っても

絶対負けないだろうという年上の女性に抜かれていく体験。

今でもあの方の走りは鮮明に覚えています。

 

 

日没が近づき辺りが夕暮れになる18:00頃

私たちの目の前にはゴールテープがありました。

 

 

私だけでなく

あまり運動が得意でなく、

走ることが大の苦手だったY君も

なんと完走できたんです!

 

 

これには応援に来ていた知人や学校の同級生、

一緒に参加した20歳の子達が本当にビックリしていました。

何より本人が驚いていたんではないかなと思います。

 

 

完走ができたという結果もそうですが、

宿に帰ってから違う結果も出ていました。

 

 

完走できずに途中リタイアした2人の足は

靴擦れとブドウのグミの様な大きな血豆、

膝に痛みもありました。

 

 

一方私たちは激しい筋肉痛があるものの

関節の痛みはゼロ、血豆も靴ずれも一切ありません。

40キロも多く走っているのにです。

 

 

この結果の原因は単純です。

 

 

走り方、つまりは身体の使い方です。

 

 

 

一番初めに10代、20代よりも40代50代の方が、

完走率がいいと書いたのを覚えていますか?

 

 

若い方が、完走率が悪い理由はいくつかあるのですが、

代表的なのは

 

 

・メンタル

・筋力

 

 

だと思います。

 

 

メンタル想像がつくかと思いますが

人生経験が少ない若さゆえの弱さです。

延々と続く辛い現実に心が負けます。

 

 

もう一つは筋力!

筋力がないから完走できないのではありません。

筋力があるから完走できないのです。

 

トレーナーを志す、バリバリ鍛えている

身内の例でも、体育専門学校の学生たちが

完走できなくても、

もうすぐ70歳の女性の方が

完走できるのが現実です。

 

 

なぜ筋肉があると完走できないのか?

 

 

それは普段から筋肉に頼った

身体の使い方をしているからです。

 

 

筋力があるせいで

本当はもっと楽にできるはずなのに、

余計な力を使ってしまったり、

本当は動かなければならない部分を

筋肉が助けてしまいます。

 

 

ほんのちょっと時間では分からないことでも

100kmという長時間同じ動作を繰り返すことで

それが結果となって表に現れます。

 

 

これはあなたにも言えることです。

 

 

昔は分からなかったことでも

長年積み重ねてきた身体の使い方が原因で

痛みや動きの悪さとなって今身体にあらわれる。

 

これをほとんどの方は

年齢的なものでしょうがいない

という理由付けをして諦めます。

 

 

よく『先生だからできるのでは?』と

聞かれることがありますが、

それは違うと言っています。

 

 

正しい方向性でトレーニングすれば

必ずパフォーマンスは変わります。

 

 

これはY君のとの出来事を通して実感できた

再現性のあるまぎれもない事実です。

(自分だけはできたといっても真実味がないので)

 

 

 

走りであれ、スキーであれ、

全てのスポーツに共通することだと思います。

 

 

 

トップアスリートであれば

多少無理してでも高負荷をかけて

トレーニングをしていく必要があるでしょう。

 

 

でも一般の方が行うのであれば

まずは負荷を高めていく方向よりも

同じ動作ならいかに負荷を少なくして行えるか

というトレーニングが必要だと思っています。

 

 

自分のトレーニングが正しい方向に進んでいるかどうかは、

スキーが毎シーズン上達しているか?

という結果をみればわかるはずです。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

シーズン前に行いたいスキーに繋がる3つのオフトレとは?203

読了までの目安時間:約 8分

 


夏も終わり近づき秋になると

いよいよシーズンが近づいてきたなと

ワクワクしてきます。

 

 

あなたも雪はまだかまだかと

待ち遠しいのではないでしょうか?

 

 

春先から夏にかけて様々なオフトレを行ってきたと思いますが、

この秋口からシーズンインまでのオフトレは

今までとは違った方向性で行っていくと

雪上のパフォーマンスにうまくつながります。

 

 

その時期によってやるべきことは変わってくるという事です。

 

 

今回は

シーズン前だからこそやって欲しいトレーニングを3つ紹介します。

 

 

まず1つ目は

 

 

【ブーツを履いて今までの動作を行ってみる】

 

 

スキーが他のスポーツと違う大きな特徴の一つは

ブーツを履いて行うという部分です。

 

 

言い換えれば

 

 

『足首の可動域が制限された状態で行う』

 

 

と言ってもいいでしょう。

 

 

初めてスキーブーツを履いた人が

まず感じるのは、

 

 

なんて歩きづらいんだろう

 

 

という事だと思います。

なぜなら普段の生活で足首の動きを

制限されることがないからです。

 

 

それほど日常動作において足首を利用しているという事です。

 

 

春から夏にかけて、

色々な動作のトレーニングを行ってきたと思いますが

この時も足首を上手く使っておこなっている可能性が

大いにあります。

 

 

ですからシーズン前のこの時期は、

いままでトレーニングしてきた動作が

きちんとブーツを履いた状態でもできるかどうか

確認する必要があるのです。

 

 

また上手くできないのであれば

ブーツを履いた状態でもできるように

今のうち修正しておかないと

その修正に雪上の時間が奪われます。

 

 

これってとってももったいないです。

なるべく陸上でできることは

オフトレで済ませておいた方が効率的ですし、

なにより雪上では修正しづらいです。

 

 

試しにバランスディスクがあるなら

その上に両足でも片足でもいいので

乗ってバランスをとって下さい。

 

 

そのあとブーツを履いて同じことを行ってみて下さい。

 

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いかにブーツを履いた状態とそうでない状態では

身体の使い方が違うか実感できるはずです。

 

 

 

2つ目は

 

 

 

【3Dの動きを取り入れる】

 

 

 

あなたが行ってきたトレーニングを思い返してみて下さい。

エクササイズ系のほとんどが

その場で行う二次元のものではないでしょうか?

 

 

一つ一つの動作を的確に行うためには

しっかりとその場で動きを

確認しながら行うことが必要なので

2次元で行うエクササイズは重要です。

 

 

しかし実際スキーは動きの中で行います。

その場で行う感覚で動作を行っていると

足場となる板は進んでいるので

身体は遅れて間違いなくポジションは後ろになります。

 

 

よく壁に手をついて横向きに体重をかけながら

滑走時のフォームのチェックを行いますよね?

 

 

それ自体は非常に大切なことなのですが、

横方向に倒れていく感覚のまま雪上で滑ると

ほとんどの方が、ポジションが後ろになってしまいます。

 

 

だから壁を使っている時は

あんなにかっこいいフォームが作れるのに

いざ滑り出すと全く違った形になってしまうのです。

 

 

またその場で行うエクササイズは

左右前後の動きが多いです。

 

 

しかし実際スキーは左右前後の動きは殆どありません。

 

 

フォールライン方向に対して

板の動きを見てもらえばわかると思います。

 

 

板がフォールラインに対して

真っ直ぐ前を向く瞬間や、

真横を向く瞬間がどれぐらいあるでしょうか?

 

 

つまりスキーはほぼ身体が

捻じれた状態でおこなうスポーツであり

それに伴ってエクササイズも斜め方向に

捻じれを取り入れたものが必要となってきます。

 

 

ただあくまでも前後左右方向の基本的な動きが

きちんとできている事が前提です。

 

 

基本的な部分がきちんとできていないのに

応用となる捻じりの動きはできませんので。

 

 

これらの動きを前に歩きながらや、

斜面を利用しながらといった形で

前方に移動しながらできるようにすることが必要です。

 

 

 

最後の3つ目は

 

 

【滑りの各シーンで行われるフォームを確認する】

 

 

くの字姿勢や、外後傾の構え、切り替えの時の動きなど

実際の雪上での行う動きを切りだして

そのフォームを練習することがあります。

 

 

そのフォームが実際のすべりのどの部分で使われているのか

確認しておく必要があります。

 

 

一見簡単そうに思えますが、

これが非常に難しいです。

 

 

なぜなら

 

 

一秒たりとも同じ姿勢を

とっていることはないからです!

 

 

分かりやすく説明します。

 

例えばくの字姿勢ですが、

ターンマックスは、くの字姿勢!という認識から

そのシーンで今まで練習してきたくの字姿勢ができるように

イメージしてトレーニングしたとします。

 

 

しかし

 

くの字姿勢とはこういった形

 

と決まった一つの型しかないため

ずっと同じ形でターンマックスの

始めから終わりまで止まってしまいます。

 

 

常に動き続けることが重要なスキーの中で

 

 

このシーンはこれ!

 

 

と決め打ちしてしまうと

動きが少ない流れのない硬い滑りになってしまいます。

 

 

一つの形になるシーンはほんの一瞬です。

 

 

同じくの字に思えても、

そのシーンごとで

角度や骨盤の方向などが微妙に違います。

 

 

だからシーンごとに細かく微調整して

確認する必要があるんです。

 

 

その一点一点が細かければ細かいほど

つながると一つの線に見えます。

 

 

滑りを一つ一つ細かく分割して、

各シーンに合った形が作れるか再現してみて下さい。

 

 

 

以上がシーズンイン前の今時期にやっておいて欲しい

3つのトレーニングの方向性です。

 

 

ちなみにこれらがきちんと行えるためには

ある大前提をクリアしていなければなりません。

 

 

それは

 

 

・正しい身体の使い方を身につけるトレーニングができている

・正しい動きを再現できるトレーニングができている

 

 

という事です。

 

 

この条件がきちんとクリアできていなければ

今回紹介した3つのトレーニングを行っても

上手くいきません。

 

 

クリアしていないのであれば今すぐ行うべきです。

今ならまだ間に合います。

 

 

あなたは今どの状態にいるのか?

 

 

一度自分の身体を見つめなおしてみて下さい。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

筋肉がつく事と使えることを混同していないか?202

読了までの目安時間:約 4分

 


あなたはスキーが上手くなるために

改善したい動作がある時、

その解決方法はその部分の筋肉をつければいいと

おもっていませんか?

 

 

筋肉がつく=動作が改善される

 

 

と安易に考えないほうがいいです。

 

 

なぜなら動作ができない理由が

 

『絶対的な筋肉量が足りない』

ことなのか、

『使われるべき筋肉が使えない』

ことなのかでアプローチは変わってくるからです。

 

 

例えば、

大きな岩を100人で動かそうとしている時、

100人全員が頑張っているのに動かないから

人数を増やそう!

というのなら理屈は通ります。

 

 

しかし100人中半分の50人がサボっている状況だとしたら

あなたはどうするでしょうか?

新たな人員を呼びに行きますか?

 

 

まずはサボっている人たちに

きちんと動いて岩を押すのを手伝ってくれ!

というはずです。

 

 

 

また人間の動きはこんなに単純ではありません。

 

 

先ほどの岩を押して動かす例をつづけます。

 

 

岩を動かしやすくするために

岩が動く道をきれいに舗装する役目の人たちがいます。

 

岩が真っすぐ進むように左右から

バランスを調整する役目の人たちもいます。

 

岩を押す人たちに疲れたら水分を渡す人がいます

 

 

こんな風にたくさんの人が役割分担をして

岩を押すという一つの作業をおこなっているところを

想像してみて下さい。

 

 

では岩が動く道をきれいに舗装する人がサボっていて

いくら押してもなかなかスムーズに進みません。

 

 

その時に進まないからといって岩を押す人を増やすでしょうか?

 

 

もうお分かりかと思いますが、

ある動作を鍛えるとなった時には

その動作をするために必要な

たくさんの筋肉のうち、

どの部分を鍛える必要があるのか?

 

また筋肉量を増やすのか、

刺激を与えて今使えていない部分を使えるようにするのか?

 

といった部分をきちんと見極めることができなければ

筋トレを行っても殆ど雪上の滑りは変わりません。

 

 

あなたは自分のどの部分が必要か?

どういった方法で鍛えることが必要か?

分かってトレーニングしていますか?

 

 

くれぐれも大きい筋肉だから、

メジャーなトレーニングだから、

といった理由でトレーニングを選択しないように

気を付けて下さい。

 

 

本当にあなたが必要としている部分はそこではないかもしれません。

 

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トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキー上達を妨げる、絶対に避けたい状態とは?201

読了までの目安時間:約 4分

 


前回、前々回と2回に渡り

同じ指導を受けても上手くなる人と

そう出ない人の違いについて

4つの状態に分けて紹介しました。

 

その状態が

 

【1.指導の意味を理解でき、それを身体で表現できる状態】

 

【2.指導の根本的な意味は分からないが、指導されたことは表現できる状態】

 

【3.指導の意味は理解しているが、それを表現ができない状態】

 

【4.指導の根本的な意味が分からず、言われたこともできない状態】

 

 

の4つです。

 

 

あなたはシーズンインをして雪上で指導を受けるにあたって

どのような状態でしょうか?

 

 

今回はこの大きく分けた4つの状態にはいれませんでしたが、

よくスキーヤーが陥ってしまう、

スキーが上達するには絶対に避けたい状態をお伝えします。

 

 

 

その状態とは

 

【指導内容を間違って解釈し、

間違った方法で指導されたとを表現している状態】

 

 

です。

 

 

技術レベルが高くなるとこの状態に陥りやすくなります。

私がクラウンプライズを受験したさいは

ほとんどの方がこの状態でした。

 

 

例えば

 

もっとターン前半に脚を遠くに出して

深い内傾角を描いてください!

 

という指導があったとします。

 

 

その指導を受けて

 

『深い内傾角を作るという事は

内側思いっきり倒しこめばいいんだな!』

 

と解釈します。

 

 

この時点ですでに指導に対して間違った解釈をしています。

 

 

そしてそれを達成する為に

もっと腰を内側にいれて・・・

もっと上半身を内側に倒して・・・

もっと膝をひねりこんで・・・

 

 

といった間違った方法で追い求めて滑ります。

 

 

 

自分が正しいと思っておこなっているので

間違いに気づきません。

 

 

 

そのまま間違った方法を続け、

なかなか上手くならないなぁと

悩み始めます。

 

恐ろしいのはその段階ではもう

悪い癖となって身体に沁みついている事です。

 

 

 

意外と何となくこういうことだろう

と思っていたら実は全然違かった!

 

 

といった要素はスキーには多いです

 

 

ですからスキー歴何十年の方でも

SKIER`s LABでトレーニングを行い

『初めて外脚に乗るってどういう事が分かりました』

という事になるのです。

 

 

 

もしあなたが

 

雪上で指導を受けてもなかなか上達しない

 

という状態ならば、

 

指導の意味を間違った方向で解釈していないか?

改善トレーニングやり方は本当にこれで正しいのか?

 

という部分をもう一度見直してみて下さい。

 

 

もう無駄な方向への努力は終わりにしましょう!

 

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トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

同じ指導でも結果が変わる!あなたはどの状態?その② 200

読了までの目安時間:約 5分

 


前回に引き続き

同じ指導を受けているのに

スキーの上達速度が違う原因について

書いていきます。

 

 

スキーの上達速度が違う原因を

4つの状態に分けてご紹介しています。

 

 

前回は

 

 

【1.指導の意味を理解でき、それを身体で表現できる状態】

 

【2.指導の根本的な意味は分からないが、指導されたことは表現できる状態】

 

 

この二つについて書きました。

 今回は残りの二つの状態です。

 

 

まずは

 

 

【3.指導の意味は理解しているが、それを表現ができない状態】

 

 

この状態の方がよく言うのが

『言っていることは分かるんだけど・・・』

『理論は分かったけど・・・』

『イメージはついたけど・・・』

というセリフ。

 

この後に続くのは

『どうやってそれができるようになるかが分からない』

という事。

 

 

例えば

 

『内傾角(内側への傾き)をもっと作ってきて下さい』

 

という指導をされたときに、

なぜ内傾角を深く作る必要があるのか?

という事をきちと理解できるのだけど、

実際どうすれば内傾角が深く作れるのかが

分からないといった状態です。

 

 

『どうしたらできるのか?』

という問題を解決するためには

まず一歩戻って、

『どうしてそれができないのか?』

という原因を知ることが重要です。

 

 

その原因が明確に分かれば

それを改善する方法を探せばいいわけですから。

 

 

何となく、これかな?あれかな?

と試してみるのも悪くはありませんが

ある程度方向性が定まっていないと

かなり上達から遠回りしてしまいます。

 

 

 

最後に

 

 

【4.指導の根本的な意味が分からず、言われたこともできない状態】

 

 

このタイプの方は

まず自分が何をどうしていいかが分からず

とりあえず滑っているという状態です。

 

 

トライしてみて初めて自分のエラーが見えてくるのですが、

そもそも何をトライしていいのか分からないのです。

 

専門用語が盛りだくさんの小難しい指導の際に

この状況に陥ります。

 

 

『ターン後半は前半からの落下エネルギーをうまく利用して

 板をたわませ次のターンにつなげるために、

上手く股関節の内旋、外旋を外脚、内脚ともに調整して

フォールライン方向に骨盤の向きを残しておいてください。

少し外後傾のイメージです。

ただポジションが少しでもづれると骨盤の位置がずれて

ニーイントゥーアウトの状態にシェーレンといった結果として

出てくるので気を付けて下さいね・・・・』

 

 

で、結局なにをすればいいの?

 

 

という事です。。

 

 

この③と④の状態は一般スキーヤーの方に

非常に多いです。

 

 

指導の根本的な意味

『なぜそれをやらなければいけないのか?』

を理解する為に脳を鍛えること!

 

指導されたことを表現できる

身体をトレーニングで作ること!

 

 

この2つがしっかりできていないまま

雪上で滑ってもスキーはなかなか上達しないので

気を付けて下さい。

 

 

今回は大きく4つの状態に分けてみましたが

あなたはどの状態だったでしょうか?

 

 

 

ちなみに細かく分けるともっとありますし、

ここに指導の質も絡んできます。

 

 

今回は書きませんでしたが、

この4つのタイプ意外に

多くのスキーヤーが陥っている状態があります。

 

 

これもまた次回に書いていきます。

 

 

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スキー技術 身体論(フィジカル関係)

同じ指導でも結果が変わる!あなたの状態は? 199

読了までの目安時間:約 4分

 


あなたは同じ指導を受けているのに

スキーの上達速度が違う原因について

考えたことはありますか?

 

 

センスの違い、運動神経の違い、と

簡単に済ませているのであれば

非常にもったいないです。

 

 

なぜなら何事にもその結果が生まれる原因があります。

 

 

そこを根本的に解決しなければ

いくら指導を受けてもスキーは上達しません。

 

 

指導の質も大きな要因の一つですが、

どんなに良い指導を受けても

それを活かせる状態に自分がいなければ意味がないという事です。

 

 

今回はあなたが雪上で指導を受けた時に

どんどん上手くなるのか?

はたまた指導を受けてなかなか上手くならないのか?

その原因を4つの状態分けしました。

 

 

自分はどの状態か考えてみて下さい。

 

 

 

【1.指導の意味を理解でき、それを身体で表現できる状態】

 

 

この状態の方は比較的自分の思い通りに身体が動かせて、

滑れば滑る程上達します。

大事なポイントは指導の意味を

きちんと理解できているというところです。

 

何故その動作を行わなければならないのか?

というのをきちんと理解できると

違ったシチュエーションでも応用がききます。

言ってしまえば、指導を毎回受けなくても

ビデオで自分の滑りをみて

自分で解決方法を導き出すことも可能になります。

理想的な状態です。

 

 

 

 

【2.指導の根本的な意味は分からないが、指導されたことは表現できる状態】

 

 

この状態の方は①と同じく比較的に

自分の思い通りに身体を動かせるタイプです。

 

ただし、なぜその動作をしなければいけないのかという

本質的な理解ができていないので、

指導者によって結果が大きく左右される状態でもあります。

また違う指導者になった時に

『あのコーチにはああ言われたのに今度は違う事を言われた。

 どっちが本当なの?』

といったように迷宮入りしてしまうケースがあり

上達する道を進むハンドルを他人任せにしている状態です。

 

 

せっかく上達できるのに、環境によってそれが左右されてしまう

危険性があるので注意が必要です。

 

様々な情報(指導)を自分の中できちんとかみ砕き

自分の進むべき方向へ役立てるためには

なぜその動作をするのか?

という根本的な部分の理解ができるようにして下さい。

 

 

なぜその動作をしなければならないの?

それってどういう意味?

 

 

と聞かれたときにあなたはきちんと答えられますか?

 

 

残りの2つは次回お伝えします!

 

 

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スキー技術 身体論(フィジカル関係)

身体の柔らかさと動きの柔らかさは別物? 198

読了までの目安時間:約 4分

 


あなたは指導の中で

 

『動きが固い』

『滑りが固い』

『もっと動きを作って』

『滑らかな動きを意識して』

『流れがない』

 

 

といった事を指摘された経験はありませんか?

 

 

とくにレベルが上がる程

このようなニュアンスの指導が入るケースが多いです。

 

 

効率的に無駄のない動作を

レベルが高くなる程求められている

と言い換えてもいいかもしれません。

 

 

しかしこの動きに対しての指摘は

具体的にどうすればいいんだ?

というような悩みをうんでいます。

 

 

確かにエックス脚や後傾、内倒の様に

パット見た目で分かる問題とは違い

感覚的な要素が強い問題です。

 

 

悩んだ末行きつく答えの一つが

 

 

 

 

『動きが固いのは身体を柔らかくすれば改善されるのでは?』

 

 

 

 

という考えです。

 

 

 

 

この考えは正解の部分と間違っている部分があります。

 

 

 

まずは正解の部分から説明します。

 

 

身体が固いというのは可動域が狭いという事です。

つまり動く幅が少ないので当然動きが止まってしまう領域が

多いとも言えます。

 

 

可動域が広ければ

もっと脚が外に出せて、

もっと傾きがつくれて、

もっと流れが途切れることなく動ける領域がふえる

といったようなメリットがたくさんあります。

 

 

 

しかしここで考えてほしいのですが

身体を柔らかくして可動域が広ければ

本当に柔らかい動きの滑らかなターンになるのか?

というところ。

 

 

 

あなたの周りで身体の柔らかい方は皆さん揃って、

動きの柔らかい滑らかなターンができているでしょうか?

 

 

きっとそんなことはないはずです。

 

 

身体が非常に柔らかいにも関わらず

動きが止まった固い滑りをする人は大勢いますし、

多少身体が固い方でも一般的にみて

動きのある滑らかなターンを描いてくる人もいるはずです。

 

 

 

その違いは何なのか?

 

 

 

それは身体の『調整力』です!!

 

 

 

分かりやすくいえば

力の調整を何段階でできるか?

ということです。

 

 

単純に腕を上げるという動作でも

力の調整が10段階でしかできない方と

100段階でできる方とでは

当然動きの滑らかさが違うのはわかるはずです。

 

 

 

つまり身体が柔らかく可動域が広くても、

その動きを調整する機能が悪ければ

カクカクとした固い動きになってしまいます。

 

 

 

まずはあなたが

『動きが固い!』

と言われたときに、

 

動かせる幅が足りていない可動域が原因なのか?

 

力の調節段階がすくない調整力が原因なのか?

 

一度よく考えてみることです。

 

 

 

そこがしっかりと分かっていなければ

せっかくストレッチをして身体を柔らかくしても

動きや滑りは固いままという事になりかねません。

 

 

 

因みにオフトレでなかなか一般的に取り入れられていないのも

この調整力を鍛えるトレーニングです。

 

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