スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

自分に合ったスキー上達法の見つけ方その③ 209

読了までの目安時間:約 9分

 


このシリーズも長くなってきましたが、

どうしたら自分はスキーが上手くなるんだろう?

と考えてその答えの選択肢をたくさんもっておくことは

本当に重要な事です。

 

 

答えの選択肢を増やすためには

何が問題か?という選択肢が

多い方が前提条件にあります。

 

 

前回までにご紹介したのは

 

 

【練習量の問題】

【筋力の問題】

【柔軟性の問題】

【感覚の問題】

【タイミングの問題】

【イメージのずれの問題】

 

 

です。

 

前半3つは一般的に

これが原因なのでは?

とよく考えられている問題です。

 

後半3つは

なかなかその問題にフォーカスされていないな

というものです。

 

これだけでも選択肢の幅を広げるには

十分だと思っています。

 

 

そして今回紹介する問題は

本当は紹介しようかどうしようか

迷った部分でもあります。

 

 

その理由はこの記事の最後にお伝えします。

 

 

 

 

【道具の問題】

 

スキーが道具を扱うスポーツである以上

どうしても道具の良し悪しが

パフォーマンスに大きく関わってきます。

 

 

しかしこの道具の

『良し悪し』

という部分を多くのスキーヤーは

勘違いしてしまい、

スキーが上達しない原因に

なっています。

 

 

あなたは道具を選ぶとき、

または評価する時に

どのような基準で判断していますか?

 

 

値段やそのモデルのグレードで

判断してしまってはいないでしょうか?

 

 

基本的にどのメーカーも

そのモデルのグレードが高いもの、

つまり上級者向けのものになるほど

値段が上がっていきます。

 

 

つまりハイグレードなモデルになるほど

性能の良い板と判断しています。

 

 

しかしそれはあくまでも、

使用されている材質や機能、

研究にかかったコストなど

さまざまな付加価値がついており

板という製品として良いという判断基準です。

 

 

しかしあなたにとって本当に

その板が良し悪しの

『良い』なのでしょうか?

 

 

例えばあなたが車を買う時に

F1カーを購入しますか?

 

F1カーには相当なコストがかかっており、

価格も普通の車とは比べ物にならないでしょう。

 

 

単純にいい車はF1カーと乗用車どっち?

 

 

と聞かれたらあなたは迷う事なく

F1カーだと答えるはずです。

 

 

ではあなたが普段通勤やレジャーに使うのに

良い車はどっち?

 

 

と聞かれたらどうでしょう?

 

間違いなく乗用車ではないですか?

 

 

車に限らず日常的に

あなたはその物の価値で判断せずに

あなたの目的を満たすのに

もっとも適したものを価値として

判断して選択しているはずです。

 

 

しかしなぜかスキー板やブーツは

自分の目的にあったスペック以上のものを

購入してしまう傾向にあり、

そのせいで上手く操作ができずに

上達の妨げになっています。

 

 

基礎スキーヤーでしたら、

スキー場の検定バーンにもよりますが、

はっきり言ってクラウンプライズレベルまででしたら、

180半ばのRが20を超えてくるような

大回りようの板や、

小回り用にSLの板を使う必要はないです。

 

 

アルペンスキーヤーでも

まだ板を自分でたわませることができると

確信のない方は、

マスターズ用やセカンドモデルで

たわます練習をした方が技術上達は早いです。

 

 

ブーツのフレックスもよほどパワーと技術がない限り

150は必要ありません。

130もあれば十分です。

 

 

上手くなっていずれ必要となるからいいものを!

と考えて自分のレベルより高めのものを

選んでしまいがちですが、

それで上達を妨げているのであれば本末転倒です。

 

 

 

勿論逆のケースもあります。

 

ずっと同じ板を履いていたり、

自分にあっていないブーツを履いているせいで

スキーが上達しない人もいます。

 

 

またエッジやワックスのチューンを

怠っているせいで、できない技術があることも

覚えておいてください。

 

アルペンスキーヤーにはあまりいませんが、

基礎スキーヤーの方の中には

シーズン中一回もエッジを研いでいない方も

珍しくありません。

 

 

スキーは道具がパフォーマンスに

大きく関わってくるスポーツです。

あなたの道具はスキー上達の妨げになっていませんか?

 

 

シーズン前のこの時期に一度確認してみて下さい。

 

 

 

【指導の問題】

 

あなたには特定の指導者はいますか?

 

毎回同じ指導者の下で

練習を続けている方も

色々なキャンプやスクールに

参加している方も

いるかと思います。

 

 

残念なことに指導者の言葉一つで

あなたのスキー上達は

プラスにもマイナスにもなります。

 

 

一番怖いのは、それがあなたにとって

スキー上達につながらないにも拘らず、

何も疑うこともなく、

ずっと信じてその指導通りに

練習していることです。

 

 

その指導そのものが

あっている間違っている

という問題もありますが、

理論的にはあっている指導でも

あなたの解釈が間違っていれば

それは間違っている指導という事に

なってしまいます。

 

 

よくサポートメンバーの方が

 

 

『なるほどあの指導者はこういう事を言っていたのね!』

 

 

という発言をします。

 

これは内容はあっているけども

間違って伝わっているいい例です。

 

 

いつもお伝えしていますが

情報は受け手によって決まります。

 

 

あなたがどうとらえるかで

その情報の価値がきますのです。

 

 

そうはいってもなかなか自分で

自分の判断が間違っているかどうか

なんていることは分かりません。

 

ですからあなたにとって

もっとも理解しやすく

スキー上達につながる指導を

選択すべきです。

 

 その判断は

 

 

スキーが上手くなっているかどうか?

 

 

という簡単な判断で分かります。

 

 

ずっと同じレベルで止まっているのであれば

指導者を変えてみるのも一つの手です。

 

 

 

今回は簡単にですが

 

 

【道具の問題】

 

【指導の問題】

 

 

についてご紹介しました。

 

 

さてこの記事のはじめに

本当は紹介しようかどうしようか

迷ったと書いたのを覚えているでしょうか?

 

 

なんとなく理由はわかったかもしれません。

 

 

今まで紹介してきた

 

【練習量の問題】

【筋力の問題】

【柔軟性の問題】

【感覚の問題】

【タイミングの問題】

【イメージのずれの問題】

 

は、自分の中に原因を探す考え方です。

 

 

今回紹介した

 

【道具の問題】

【指導の問題】

 

自分の外に原因を探す考え方です。

 

 

 

勿論自分で道具を選び、

指導を受ける環境を選ぶという観点からは

自分の中の問題とも言えますが、

前半の6つにくらべて

外部的な要因が関わってくるので

ある意味逃げにつながる場合もあります。

 

 

道具がわるい、指導者がわるい、

 

 

といったように。

 

 

その道具を選んだのも

その指導を受けると決めたのも

自分だという事を忘れないでください。

 

 

そしてそれは

自分の行動でしか変えられないという事も

覚えてくおかなければなりません。

 

 

 

スキー技術 トレーニング論 トレーニング道具 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

自分にあったスキー上達法の見つけ方 その② 208

読了までの目安時間:約 12分

 


前回に引き続き

あなたにあったスキー上達法の見つけ方について

書いていきます。

 

 

スキー上達にはどうしたらいいのか?

 

 

という問題に対して

正しい答えを導き出すことが重要で

その導きだした答えの中に

正解がなければ、

いくら行動してもスキーは上達しません。

 

 

ですからどれかが当たっていればいい

という考えのもと、答えの選択肢を増やす

例を紹介しています。

 

 

前回紹介したのは

スキーが上達するには

 

【練習量の問題】

 

【筋力の問題】

 

【柔軟性の問題】

 

という3つです。

 

 

比較的この3つは皆さん思いつく

ポピュラーなものだと思います。

 

 

今回は少しマニアックになっていきます。

 

 

こういった視点でも考えてみて下さい。

 

 

 

 

【感覚の問題】

 

このように書くと

一部の天才にしか解決できないように

思われがちですが、

そんなことはありません。

 

 

正直言って一般スキーヤーの方の多くが

この感覚の問題に取り組めば解決する場合があります。

 

 

例えばガッとしていているのを

グンッとしてきて!

 

 

といった具合に

今の自分の感覚を理解し、

正しい感覚はどれか?

というのを探す作業です。

 

 

人間はいっぺんに多くのことを

意識して行うことが苦手です。

 

 

でも一つの部分だけを意識すると

動きが連動せずちぐはぐな動きに

なるケースがほとんどです。

 

 

これらを上手に解決する方法の一つが

感覚なのです。

 

 

スキーヤーズラボでは

ボディセンストレーニングというものを

取り入れていますが、

まさに感覚を意識して変えていくトレーニングです。

 

 

あなたにあった

あなただけの感覚を見つけられると、

あなたのパフォーマンスは大きく変わります。

 

 

まずは何となくこんな感じ!

というものでも構わないので

部分にとらわれず

意識的に感覚をかえて

練習に取り組んでみて下さい。

 

 

 

 

【タイミングの問題】

 

感覚に少し近いですが

動きのタイミングをかえるだけで

ガラッとスキーが上達するケースがあります。

 

 

なにかできない動作や

指導の中で注意される動作があると、

あなたはその動き自体が

間違っていると解釈していませんか?

 

 

じつはタイミングが違うだけで

動き自体は間違っていないことがあります。

 

 

例えばボールを投げるシーンを

イメージしてください。

 

 

投げ方は全く一緒でも

ボールを放すタイミングを

変えるだけで

ボールの軌道や球速は大きく変わります。

 

 

遠くにボールを投げたいときと

相手に近くの相手に向かって

速い球を投げたいときとでは

ボールを放すタイミングは

違うはずです。

 

 

しかしそれをいちいち投げ方から

かえていたらどうでしょうか?

 

 

大変だと思いませんか?

 

 

せっかく正しかったフォームが崩れてしまう

恐れだってあります。

 

 

スキーの例でいえば、

外向傾を作るタイミングが良いと、

ターン後半しっかりフォールラインに

身体の向きが向いているとされ、

ターン前半に早すぎるタイミングで作ると

腰が外れていると注意されます。

 

 

どちらも同じ動きなのに

タイミングがちがうだけで

OKにもミスにもなってしまうのです。

 

 

動作のタイミングを

意図的に変えてみるのも

スキー上達法の一つです。

 

 

 

 

【イメージのずれの問題】

 

これもほとんどのスキーヤーに当てはまる

問題です。

 

よく言っていますが、

わざとミス動作を行っている

スキーヤーの方はいないという事です。

 

 

お尻が下がって後傾になるのも

内倒してしまうのも、

X脚になってしまうのも

みんなそんなつもりはなくても

勝手になってしまうのです。

 

 

この場合、まず最も重要なのは

即座に自分の目で確認する

ということです。

 

 

イメージ通りかどうかは別にして、

人間は脳でイメージした通りに

身体が動いていると

思いこんでいます。

 

 

このイメージとは

映像です。

 

ですから言葉で言われても

なかなか脳は

 

 

『そうかイメージと違っているのか!』

 

 

とは思ってくれません。

 

 

だから視覚的な情報が

イメージのずれを直すには

一番なんです!!

 

 

言葉で言われても

そんな風にはやっていない!

と反論できます。

 

 

映像でほらこうなってるでしょ?

 

 

といわれたら何も言えないですよね?

まさに

『百聞は一見に如かず』

という事です。

 

 

このイメージのずれは動作後直後に確認して

修正した方が効果は大きいです。

 

 

昨日のことを言われても

もうわすれてしまっているので。

 

 

もう一つイメージのずれを直すのに

重要なポイントがあります。

 

 

それは

 

 

 

イメージの枠から出る!!

 

 

 

という事です。

 

 

どういう事か分かりますか?

 

 

映像をみて自分のイメージと

実際の動きがずれていると

分かったとしても

なかなか修正できないのでは

ないでしょうか?

 

 

それは自分のイメージの枠を

出れていないからです。

 

 

自分の心地いいイメージの範囲内でしか

修正しないため、

なかなか大きな変化が得られません。

 

 

このイメージの枠からでる方法は

 

 

 

『やりすぎくらい大げさにやる!』

 

 

 

 

これに限ります。

 

サポートメンバーの方は嫌というほど

言われているので

経験済みだと思いますが、

こんなにやるの?

なんだか感覚的に気持ち悪いな!

と思うぐらいでちょうどいいのです。

 

 

因みにやりすぎくらいやった後も

すぐ映像で確認してくださいね!

 

 

必ずこう思いますから。

 

 

『えっ、やりすぎぐらいで普通だ!』

 

 

この感覚がイメージの枠から出る

第一歩です!

 

 

 

 

今回は前回の3つよりも

普段あまり意識されていない

 

【感覚の問題】

【タイミングの問題】

【イメージのずれの問題】

 

を紹介しました。

 

 

もしかしたら

スキーが上達しない原因は

これかも?

 

 

という選択肢の一つに取り入れてみて下さい。

 

 

 

実はこのほかにもまだまだ

スキーが上達しない原因となる問題はあります。

 

 

またまた長くなってしまったので、

続きは次回に・・・

 

 

 

スキー技術 トレーニング論

自分に合ったスキー上達法の見つけ方 207

読了までの目安時間:約 8分

 


何でスキーが上手くならないんだろう・・

 

 

 

あなたも一度はこのように考えたことはありませんか?

 

 

どんなレベルのスキーヤーであっても

一度はこの問題に直面したことがあるはずです。

 

 

 

 

実はなぜスキーが上手くならないのか?

という問いの答えが

スキーが上達するかしないかを決めている

といってもいいかもしれません。

 

 

 

その理由は単純です。

 

 

 

その答えが正しければ

スキー上達につながる正しい行動ができます。

 

 

逆にその答えが間違っていれば

いくら行動をしても

スキー上達にはつながらないという事です。

 

 

ただ難しいのは

自分ではなかなかこれが正しいスキー上達法だと

判断できないところです。

 

 

これは間違った方法だと分かっていて

おこなっている人はいません。

 

 

でもどうすればスキーが上達するのか

わからないため、

うすうすこれは間違っているのでは?

と思いながらもその方法を続けている人もいます。

 

 

 

自分に合った正しい上達法を見つけるには

どうすればいいのか?

 

 

それは答えを見つけるアプローチ法を

たくさん持っていることが重要です。

 

 

たとえばX脚になってしまうのを直したい

と思ったときあなたは何が原因だと考えますか?

 

 

それが正解か不正解かは別として

何かしら自分の中で

これかもしれない!

という答えを導き出すはずです。

 

 

その答えを導き出す選択肢が多いほど

上達につながる可能性が高いという事です。

 

 

『えっ、たくさん選択肢があったら迷ってしまうのでは?』

 

と思ったでしょうか?

 

 

 

そうですそれでいいんです。

誰しも迷いながら上達していくんです。

 

 

一番避けたいのは選択肢が多すぎて

迷う事ではありません。

 

 

 

自分の導き出した選択肢の中に

答えがない!!

 

 

 

という状況です。

 

 

これではどんなに迷っても

どんなに努力しても

スキーは上達しません。

 

 

 

まずは迷ってもいいので

どうしたらスキーが上達するのか

多くの選択肢を導き出せる

思考を知ってください。

 

 

 

今回はいくつかその例を紹介します。

 

 

 

きっとあなたにも

『いつもこれが原因だと思いこんでる!』

『こういった考え方もあるんだ!』

といった気付きがあるはずです。

 

 

 

【練習量の問題】

 

この答えがスキー上達するために必要だと考える

最も多いものです。

まず最初に思いつくのではないでしょうか?

 

練習量が足りないからだ!

もっと練習すれば上手くなる!

 

 

といった具合に。

 

これで上手くなる方は

たぶん悩んでいないと思います。

 

ただこの最初の一歩から抜け出せずに

毎シーズン滑走日数を稼ぐことに力を注いではいるが

結局去年と大して滑りが変わっていない・・・

 

というスキーヤーは少ないはずです。

 

この問題で解決できないところから

スキー上達の悩みが始まると

いってもいいかもしれません。

 

 

 

【筋力の問題】

 

できない動作があるとよく言われるのが

『●●の筋力が弱いからだ!』

という様に筋力に原因があるという考え方です。

 

この考え方もかなりスキーヤーにとって

根強いのではないでしょうか?

 

 

きっと

トップアスリートは筋肉がある

トップアスリートの様な滑りをするには筋肉が必要

筋肉を付ければ動作ができるようになる。

 

という考え方なのでしょう。

 

 

ですからオフシーズンに筋トレに励む

スキーヤーの方も少なくありません。

 

 

確かに筋力が少なくて

できない動作もあります。

 

しかし筋トレをして筋力がついたから

滑りがガラッと変わった!

 

というスキーヤーの方はどれぐらいいるでしょうか?

 

 

 

 

【柔軟性の問題】

 

柔軟性は言い換えれば

関節の動かせる範囲です。

 

これを可動域といいます。

 

 

当たり前ですが関節が動かなければ

できない動作を雪上でいくら求めても

できるわけがありません。

 

 

前屈をして床に手をつけてください!

 

 

といわれても身体が硬くてつかない人に一生懸命、

床に手を付けて下さい!

と指導をしてつくようになるでしょうか?

 

 

単純な事だと分かるのですが、

スキーのような複雑な動作になると

なぜか意識すればできるような気になってしまうのが

不思議なところです。

 

 

根本的にでいないことを雪上で言われている

と気付くことはスキー上達には非常に重要なことです。

 

 

ではなぜこれほど重要な事が

積極的に行われないのか?

 

 

いくつか理由があります。

 

 

ますはどの部分が硬いからスキーが上達できないのか

分からないというところ。

 

 

これは解剖学をある程度と理解していないと

難しい部分でもあります。

 

 

指導者の方でも平気で間違えた情報を伝えていたり、

曖昧なことを教えていたりします。

 例えば

 

『股関節が硬いね!』

 

 

という指摘ですが、

どの方向にどのように硬いのでしょうか?

 

屈曲、進展、内転、外転、内旋、外旋?

 

それがどちら側の足でどのシーンの時にでしょうか?

 

それを解決するためのストレッチはどのようなものですか?

 

 

こんな聞き方をしたら

指導者から煙たがられると思いますが

非常に重要なことです。

 

 

つぎの理由は

柔軟性を上げるトレーニングは

とても地味で辛いという事です。

 

 

私は正直可動域を広くするトレーニングは、

筋トレよりもつらいと思っています。

 

 

単純な負荷ではなく精神的な部分です。

 

 

達成感もないし楽しくもない、、、

効果の実感を得られるのにも時間がかかる・・・

 

 

本当につらいです。

 

 

ですから一つ目の理由にあった、

このストレッチで、この部分の可動域を広げると

滑りがこのように改善する!

 

 

といった明確な目的が必要不可欠です。

 

 

最後の理由は

 

関節の可動域が広い=柔らかく使える

 

という事ではないということ。

 

もし上記の理論が正しければ、

身体の柔らかい女性はみんな

しなやかな滑りでどんどん上達していくはずです。

 

 

でも実際そうではありません。

 

 

柔軟性があることと、

身体が使えることは

別だという事を覚えておいてください。

 

 

 

続きはまた次回に・・・

 

スキー技術 トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキー上達につながる筋トレになるスクワットとは?その2 206

読了までの目安時間:約 10分

 


前回に引き続き

スキーのオフトレにはかかせない種目である

スクワットについて書いていきます。

 

 

エクササイズの中でも

『キングオブエクササイズ』と呼ばれ、

数多くのスキーヤーの方が

オフトレに取り入れていると思います。

 

 

しかしその一方で

スクワットをしていても

スキー上達につながらない、

逆に上達の妨げとなってしまっている

スキーヤーの方も少なくありません。

 

 

前回はスクワットを行う際に

まずは何を目的で行うかを

きちんと考えてから行う必要がある

という事を書きました。

 なぜなら

 

 

 

目的によってスクワットのやり方が

大きく変わるからです!

 

 

 

今回は目的に応じて、

スクワットのどの部分を

変えていくのかをご紹介します。

 

あなたが普段おこなっているスクワットと

照らし合わせて見て下さい。

 

 

 

【スタンス】

 

スクワットをする際のスタンスは

どのように決めていますか?

 

あなたはなぜそのスタンスで

スクワットをしているのですか?

 

多くのスキーヤーの方が

自分が力が出しやすい気持ちいスタンスか、

ジムのトレーナーや書籍などから得た

情報をもとにスタンスを決めており、

そのスタンス自体に意図をもたせていません。

 

 

トレーニングには必ず目的があり

それを達成するための最適なものを

チョイスしていく必要があるため

何となく決めていいものではありまん。

 

 

一般的には肩幅か、

肩幅よりやや広くとっています。

 

 

このスタンスが一番スクワットを行いやすいかと思います。

しかしスタンスによって

脚の使われる筋肉や

関節の動き方も変わってきます。

 

 

ワイドにするのか

狭くするのか?

 

 

全ては目的によって

変えていかなければいけません。

 

 

さらにスタンスは横方向へのイメージが強いですが

縦方向はどうでしょうか?

 

 

スクワットでどちらかの足を前に出すように

前後のスタンスをかえる?

 

 

と不思議に思うかもしれませんが、

スキーをしている最中は

スタンスは身体の向いている方向に対して

常に並行でしょうか・・・

 

 

 

 

【つま先の向き】

 

意外と適当になってしまいやすいのが

つま先の向きです。

 

 

真っ直ぐ正面にむけるか、

やや外向きにするか、

といったところが一般的です。

 

 

ただ正面を向けているつもりなのに

少し外向き、

つまりシェーレンの様に開いてしまうかたも

少なくありません。

 

 

確かにやや外向きの方が

力が出しやすいかもしれません。

 

 

ワイドスタンスで

つま先を外向きにすると

お尻周りを使いやすくなります。

 

 

そこが目的ならそれが正解です。

 

 

ただ筋肉を鍛えることが目的となってしまい、

スキー上達につながらないのであれば

注意が必要です。

 

 

また正面か外向きが一般的ですが

なぜ内側向きはないのでしょうか??

 

 

試しに正面を向いて

片足のつま先は外を向き、

もう片方のつま先は内側を向けてみてください。

 

 

こんなシーンどこかで見覚えありませんか?

 

 

 

 

【スピード】

 

スクワットをするスピードについて

あなたは考えたことはありますか?

 

 

なぜあなたはそのスピードで

スクワットを行うのでしょう?

 

 

ゆっくりおこなって筋肉に効かせるための方もいれば

瞬発力を鍛えるためにハイスピードで行う方もいるはずです。

 

 

 

またスクワットを行う際に

バーベルなど重量によっても変わります。

 

 

当然自分のマックスに近くなるほど

スピードは上がりづらいです。

 

 

因みにパワー=力と勘違いしている方も多いので

注意が必要です。

 

 

重いものを上げられるほどパワーが強いわけではありません。

 

 

パワーとは力×スピードです。

 

 

100㎏の重りを持ち上げるより

60㎏の重りでも倍のスピードで持ち上げれば

そちらの方がパワーがあるという事です。

 

 

因みに最大パワーが発揮されるのは

最大筋力の30%から40%といわれています。

 

 

つまりスクワットのMAXが100㎏の場合は

30㎏~40㎏の重さで最大速度で上げるのが

パワーを上げるトレーニングにはいいということです。

 

 

さてここで気を付けなければならないのが

目的です。

 

 

あなたのスキー上達にはパワー、スピード、力、

どれがどれぐらいの割合で必要なのでしょうか?

 

 

スクワットを行う時の

スピードもきちんと目的に合わせて

設定する必要があるという事です。

 

 

因みにしゃがみ込むときと

立ち上がりの時で

同じスピードでなければ

いけないわけでもありません。

 

 

 

 

 

【どの関節をどれくらい使うのか?】

 

スクワットは各関節を連動させて行いますが、

どの関節がどれぐらいの割合で動かそうと

意識をしておこなっているでしょうか?

 

 

股関節が働く割合が大きければ

膝がつま先を超えることが少なくなり、

足首、膝を使う割合が大きければ

当然膝がつま先より前に出ます。

 

 

一般的に

 

『膝がつま先より出てはいけない』

 

というのがスクワットの定番ですが、

ジャンプをする、走る、といった

スポーツシーンで膝がつま先より前にでないことが

あるでしょうか?

 

 

 

でも実際私が配信している

オーバーヘッドスクワットテストでは

膝をつま先より前に出さないで

と書いてあるじゃないか!

 

 

と思う方もいるかもしれませんが、

目的が身体の使い方のチェックなので

そうしてもらっています。

 

 

ジャンプ力やダッシュ力を鍛えるとしたら

また少し変わってくるという事です。

 

 

因みにスキーは足首の可動域がブーツによって

制限されながら行うスポーツでもあります。

 

 

そうなるとどの関節をどのぐらい使うのかは

目的、競技の特性によって変わってくるという事です。

 

 

 

 

【足場】

スクワットを行う足場も様々なシチュエーションがあります。

普通に床で行う場合もあれば、

バランスディスクやバランスボールの上といった

不安定な場所、

またスライドボードなど特殊なツールの上で、

前後左右、内ひねり外ひねりに動きやすい足場もあります。

 

 

そして意外と盲点なのが

傾斜です!

 

 

坂道や階段といった段差など傾斜のある足場でも

スクワットは行えます。

 

スキーは傾斜で行うスポーツですよね?

 

 

当然そういったシチュエーションで

スクワットをする必要性もあるかもしれません。

 

 

 

 

【足裏のポジション】

 

スクワットを行う時にあなたは

足裏のどの部分に重心をのせていますか?

 

 

これは非常に重要な部分で、

足裏は身体の土台ですので

どこにポジションをとるかで、

各関節の動きも大きく変わっていきます。

 

 

何が正解かというのは目的やその人によって違いますが、

土踏まずには基本的にポジショニングしない方がいいです。

土を踏まない場所なので。

 

 

 

 

長々と書きましが、

 

回数や上半身の規制、毎回向きは同じなのか

かえるのか?

どの深さまでしゃがむのか?

片足か両足か?

・・・・

 

 

あげればきりがありません。

100種を優に超えるという

意味が伝わったはずです。

 

 

これだけで1冊の本ができてしまいますね。

 

 

そんななから

あなたのスキー上達につながるスクワットを

チョイスしなければならないとなると

よほど目的をしっかり持って

考えてトレーニングを行わなければならないわけです。

 

 

また今回は代表的なスクワットを例に出しましたが。

どの種目も同じ様に

深くきちんと考えて行う必要があるということも

忘れないでください。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)