スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

ジュニアスキーヤー 育成で気を付けたい成長特性 その① 212

読了までの目安時間:約 10分

 


前回、前々回と2回にわたって

ジュニアスキーヤーが

スキーをすればするほど下手になってしまう理由、

またそういった環境はまだまだ変わらない

という事をお伝えしてきました。

 

 

根本的に『運動』と『スポーツ』を

混同してしまっている危険性や、

目の前の結果を追い求めてしまう事による

ジュニア育成の問題は

少しは伝わったかと思います。

 

 

これは一般スキーヤーにも言えることです。

 

 

技術のスキルばかり磨こうとしても

根本の運動のスキルが足りていないので

スキーの上達が難しい方。

 

目標達成までの道のりが描けておらず、

目先の結果だけを求めて

トレーニングを行ってしまい

結果として目標達成から

離れていってしまっている方。

 

このような状況を気付かず

悩まれているスキーヤーの方は

珍しくありません。

 

 

スキー上達に悩まれている方は

一度ご自身のおかれている状況を

分析してみることをお勧めします。

 

 

さて話が少しそれましたが、

今回お伝えするのは

 

『具体的にどのようなことに気を付けながら

ジュニア選手を育成していった方がいいのか?』

 

という部分です。

 

 

 

【ゴールデンエイジ理論に騙されない】

 

 

ゴールデンエイジという言葉を

一度は聞いたことがあるでしょうか?

 

ゴールデンエイジとは

簡単にいうと

 

『9歳~12、3歳ごろが運動学習の最適期である』

 

という内容です。

子供は何でもすぐできるようになる

といわれるように、

この時期は技術習得が

非常に早いため

どんどん技術を習得していきます。

 

逆にこの時期を逃すと

この先運動能力は上がらないのでは?

危惧され、保護者はどんどん

スポーツをやらせようとします。

しかしここで大きな落とし穴が潜んでいます。

それは

 

 

『ゴールデンエイジで

即座に技術が習得できるには

前提条件がある』

 

 

という事です。

 

その前提条件は

もうお分かりだと思いますが、

第一回でもお伝えした

『運動のスキル』です。

 

 

運動のスキルという基礎がなければ

いくらゴールデンエイジだとしても

技術習得は上手くできません。

 

この時期に意識を向けなければいけないのは

技術習得ではなく、

まずはジュニア選手の身体の状態です。

 

 

 

 

【一人一人の成長特性を知る】

 

ジュニア選手の中には

小学生なのにすでに大人の様な

体格の選手もいれば、

中学生になっても

まだまだ小学生の様な

選手もいます。

 

大人になれば大体同じような体格になりますが

この時期は、選手一人一人成長のスピードが違います。

 

その選手一人一人の成長の特徴を

成長特性と言います。

 

 

成長特性は大きくわけて3つあります。

 

『早熟タイプ』

『平均タイプ』

『晩成タイプ』

 

です。

 

 

このワードを一度は聞いたことが

あるのではないでしょうか?

自分の子供はどのタイプの

成長特性か判断する基準は

主に身長です。

 

身長がその年齢の平均的な

高さよりも高いか低いかが

一つの目安になります。

 

もちろんそこに男女の性差や

遺伝的な部分も含まれてきますが、

大体自分のお子さんをみて

この子は周りよりも身体的成長が

遅いか早いかが分かるかと思います。

 

ご自身のお子さん、

もしくは育成携わっている選手が

どのタイプか考えながら

続きを読み進んでください。

 

 

【早熟タイプが気を付けなればならないこと】

 

〇成長の伸びしろを減らしてしまう

早熟タイプの選手は

身体の成長が早い分、

周りに比べてパワー、スピードと

フィジカル要素が強いため

ジュニアスポーツでは結果が出やすいです。

 

ある意味早熟タイプの選手だけ

集めれば結果は出ます。

 

スキーだけに限らず

どのスポーツも選手の能力を図るときに

体力テストを行います。

 

そのテスト内容のほとんどは

早熟タイプに有利なものです。

 

日本はジュニアレベルだと

世界でもいいところに行けるのは

このような早熟タイプを集めるからです。

 

各県連でも強化指定選手といった形で

選手が選抜されますが、

体力測定をする際に、

君はまだ身体の成長が遅いから

数値は悪いけど、動きは素晴らしいから

今後結果が出るよ!

といった評価をしてくれた!

といった事は聞いたことがありません。

 

ジュニア時代に結果を残すのであれば

間違いなく早熟タイプが有利という事です。

 

 

しかしこの早熟タイプには

気を付けなければならない問題があります。

 

早熟タイプの選手は

身体の成長が早いですが

言い換えれば

 

『伸びしろが少ない』

 

とも言えます。

 

 

ようは完成形に近いので

トレーニングの余地が

限られており、

あるレベルでパフォーマンスが

頭打ちになってしまう傾向があります。

 

本来はその時期その時期に

行うべきトレーニングがあるにも関わらず

先取りした内容をおこなってしまい

成長の余地がなくなってしまいます。

 

すると後から

平均タイプや晩成タイプの選手たちに

どんどん抜かれてしまい

『昔はすごかったんだけどねぇ』

といった状態に陥るのです。

 

きっとあなたも

このような事例が

思い浮かぶはずです。

 

 

 

〇早熟タイプは身体を壊しやすい

 

早熟タイプがもう一つ

気を付けなければならないのが

身体の故障です。

 

私が見てきた限り

ジュニア期から身体に

何らかのケガや不調を抱えているのは

早熟タイプの選手が大半です。

 

 

その理由は

身体の成長が早い分、

早い段階から

負荷の強いトレーニングをやらされて

オーバートレーニングに

なってしまうからです。

 

また基本的な動きの習得が

なされていないので、

身体を効率的に正しく使えない

という状態になりやすいです

結果的にそれが積もり積もって

ケガを引き起こしやすい傾向にあります。

 

早熟タイプは

体格に物言わせて力任せに動いても

ジュニア期には結果が出ます。

 

だからなんの疑いもなく

そのまま進んでいき

後々大きな壁にぶつかって

 

『昔はすごかったのに・・・』

 

という状態になる事を

避けなければなりません。

 

 

長くなってしまったので

晩成タイプについては

次回にお伝えしていきます。

 

ジュニアスキー トレーニング論

ジュニアスキーヤーはスキーをするほど下手になる?その② 211

読了までの目安時間:約 13分

 


前回は根本的に『運動』と『スポーツ』を

混同してしまっている危険性についてお伝えしました。

 

 

スポーツが上達するために必要な

基盤となる運動のスキルが抜け落ちたまま

スポーツのスキルを磨こうと思っても

上手くいかないという事です。

 

 

そして厄介なのが

スポーツをたくさんやらせることが

運動をしていると勘違いしていて

その部分に気付けないということです。

 

 

その状態ではスキーをすればするほど

スキー上達の道から外れていくことになります。

 

 

 

今回は前回の記事の最後にありました、

運動のスキルを磨かないで

スポーツのスキルばかり磨く環境は

今後も増え続けると書いた

理由をお伝えします。

 

 

 

【理由① 将来を見据えていない結果主義】

 

必ず私のところでトレーニングを希望する

ジュニア選手の保護者の方にする

質問があります。

それは

 

 

『いつまでに、どれぐらいのレベルを目指していますか?』

 

 

という事です。

 

これは決して将来プロを目指さないのなら

意味がないとか、

高いレベルを目指さなければいけない

ということではありません。

 

 

目指すべきゴールと道筋をきちんと

考えておかないと、

ゴールにたどり着けない可能性が高いからです。

 

 

例えば登山で考えてみましょう。

 

富士山の頂上を目指す時と

富士山の5合目を目指す時とでは

登るペースや、準備は同じでしょうか?

 

 

当然違います。

 

 

同じ山(スキーの上達)を登っていても

目標とする期限とゴールによって

登山方法は全く異なるのは

考えれば分かることです。

 

 

しかしスキーになると全くその部分が

見えなくなってしまいます。

 

 

 

幼い頃から

この大会で何位になる!

何歳までにこの検定に受かる!

といった様に

目の前の結果ばかりが優先されてしまいます。

 

 

決してこの考えが間違いではありません。

あくまでもそこが目標とするゴールであり、

スキーをする目的であるなら正解です。

 

 

とにかく小学生のうちまでに

結果を残したいんです!!

そこでスキーはきっぱり卒業!!

 

という希望であれば、

身体の発育のことや

運動のスキルなんか無視して

ガンガンその競技だけをやらせる事を

お勧めします。

 

 

富士山の5合目にいくのに

装備をそろえたり、

ペース配分を気をつけたり、

他の山を登ってトレーニングする必要は

あまりありません。

 

 

ただ、いけるかどうかは別にして

頂上を目指すのであれば

明らかに5合目に上る方法では

無理だという事を理解しておいてください

 

 

 

【理由② ジュニア選手たちは気付かない】

 

このような話をすると

 

『でもうちの子はどうしても

ジュニアオリンピックに出たいというんです』

 

『子供が小学校卒業までに

絶対にバッジテスト1級受かりたいと

言っているのですが・・・』

 

 

といったご意見が出てくると思います。

 

 

それは当然です。

 

子供は目の前にある結果を

欲しがるに決まっています。

 

 

それを否定する必要はありません。

 

 

ただ保護者の方は一歩引いた視点で

コントロールして上げる事が重要です。

 

 

目の前の結果を意識させながらも

将来を考えたプランニングとケアを

してあげることが重要です。

 

 

 

プランニングとケアなんていうと

難しく感じるかもしれません。

 

しかしそんなに専門的な知識がなくても、

スポーツスキルばかり磨く環境以外にも

遊びを含めた運動のスキルを磨く環境を

作ってあげる。

 

いまは結果が出ていなくても

将来的にいい方向に

つながっているから大丈夫だよ

といった安心感を与えてあげる

 

といったことで十分です。

 

 

 

子供たちは間違いなく

現時点で結果でないと

自分はダメなのかもという

不安にかられます。

 

 

保護者の方が何でできないんだ!

練習がたりないんだ!

同じように目の前の結果が最優先であれば

なおさらプレッシャーがかかるはずです。

 

 

一番怖いのはいつの間にか、

『自分がそうしたい』

のではなく

『怒られたくないから、

そうしなければ』

といった思考に変わっていくことです。

 

 

 

 

【理由③ 指導環境への影響】

 

そもそも指導してくれる指導者や

チームの方針が正しければ

こんなに保護者が大変な思いをしなくても

いいのでは?

 

と思われるかもしれません。

 

 

ではあなたのお子様を練習に参加させる場合、

 

今日は一日、不整地や新雪をバンバンすべって

とことん山を楽しむぞー!!

 

という練習と

 

きちっとポールを張って技術指導をする!

 

という練習だったら

どちらに参加させるでしょうか?

 

 

間違いなく後者の方が多いはずです。

 

 

これが保護者の認識がそのまま

指導環境に影響するいい例です。

 

 

これはスキーの限ったことではありません。

 

 

サッカー教室で一人がゴールによじ登り始めました。

自分の重心をコントロールしながら

身体を上手に使ってよじ登るという

運動スキルは非常に大切です。

 

 

登り終わったらジャンプして着地!

 

というのも各関節を上手く使い

衝撃を吸収する運動のスキルも

鍛えられます。

 

 

しかしここでコーチが

よーしみんな、

今日はだれが一番ゴールに

早くよじ登れるか競争だ!!

 

 

なんて始めたら

クレームの嵐です。

 

 

逆にこの大会で何位になりました、

この練習をしてこれができるようになりました。

 

という方が喜ばれるので

当然スポーツスキルを磨く方に

方向性は向かっていきます。

 

 

もちろん運動のスキルと技術のスキルなど

考えていない指導者も多いかもしれません。

 

それはこちら側(指導者)の責任でもありますが

そういった原理が分かっていても、

求められているのはその時の結果の為

致し方ないというケースも少なからずあります。

 

全てが一体となって早い時期から

結果を求めて将来的に潰れてしまう環境を

作り上げているのです。

 

 

また指導現場に限らず

メディアからの情報発信も

そういった方向に進んでいくでしょう。

 

 

若くして天才少年、少女という内容は

非常に関心が高いため

どんどんそういった情報を

メディアも発信するはずです。

 

 

先日天才と話題のサッカー久保選手が

最年少Jリーグデビューを飾り

日本代表戦と同じ規模の報道陣が集まりました。

 

 

かれは小学生のころから

名門FCバルセロナにスカウトされて

注目を集めていました。

 

 

このような報道を見れば

とうぜん保護者の方は

もっと早い時期から

スポーツのスキルを磨いて・・・

という方向に流れるのも

当然といえます。

 

 

メディアが光を当てているのは

ほんの氷山の一角というのを

忘れないでください。

 

 

スキージャンプの高梨選手、

卓球の福原愛選手、

フィギアスケートの浅田真央選手

水泳の萩野選手

 

といったように

幼少期から天才で

結果を残している選手たちもいます。

 

 

ただその陰には同じように目指して

沈んでいった想像もできない数の

ジュニア選手がいることには

触れられません。

 

 

このような理由からも

残念ながらまだまだ今後も

運動のスキルを磨かないで

スポーツのスキルばかり磨く環境は

今後も増え続けると書いた理由です。

 

 

では具体的にどのようなことを意識して

ジュニア選手を育てていけばよいのか?

 

 

次回お伝えしていきます

 

 

 

ジュニアスキー トレーニング論

ジュニアスキーヤーはスキーをするほど下手になる?その① 210

読了までの目安時間:約 8分

 


これから書くことは

ジュニアスキーヤーを持つ保護者の方、

ジュニアスキーヤー育成に関わっている関係者の方、

などにぜひ知っておいて欲しいものです。

 

 

もちろんジュニアスキーヤーに関わらず

一般スキーヤーの方にも当てはまることなので

自分に置き換えて参考にして下さい。

 

 

さてタイトルにもあります

スキーをするほど下手になる

というはどのいう事だと思いますか?

 

 

これはスキーに限らず

他のスポーツをするジュニア選手たちにも

 

 

スポーツばかりしてると

スポーツが下手になるよ!

 

 

と伝えています。

 

 

なぜスポーツをすればするほど

スポーツが下手になるのか?

 

その理由を今回は書いていきます。

 

 

 

理由その①

『運動』と『スポーツ』を混同してしまっている

 

 

今の子供たちは昔に比べて

運動能力が低いとよく言われています。

 

 

しかし昔よりも今の方が

より低年齢のころから

スポーツを習わせている環境が多く、

子供たちの身体を動かす機会は

増えているように思えます。

 

 

実はここに大きな落とし穴があります。

 

 

それは運動とスポーツを

混同してしまっているということです。

 

 

スポーツとはルールや競技性があり、

教室ではそのスポーツに必要なスキルを教えます。

 

 

運動とは、走る、跳ぶ、投げる、押す、泳ぐ

といった人間の根本的な動作のことです。

 

 

 

ジュニア期に重要なのは

スポーツのスキルよりも

運動のスキルです!!

 

 

 

スキーで考えてみましょう。

 

 

 

スキーでは外脚にしっかり乗ってターンする

というのが基本ですが、

外脚にしっかり乗れない選手は

どのように練習するでしょうか?

 

 

毎週のように一生懸命雪上に通い

雪上トレーニングを重ねて

外脚に乗ることを目指します。

 

 

これはまさにスキーという

スポーツのスキルを磨いています。

 

 

でも外脚にしっかり乗る

という動作だけを見ると

鬼ごっこで切りかえす、

押し合いをする、

引っ張る、引っ張られるのに耐える、

左右にジャンプする

といった様々な運動があります。

 

 

どちらのスキルを磨いているかで

将来的なそのジュニア選手のパフォーマンスに

大きな影響をもたらします。

 

 

なぜスポーツのスキルを磨くより

運動のスキルを磨いたほうがいいのでしょうか?

 

 

 

 

理由②動作習得の順序が違う

 

 

なにかスポーツの動作を習得するには

きちんとした順序が必要です。

 

 

それは

 

基本となる正しい運動のスキル

基本の運動スキルを応用した

スポーツのスキル

 

という順序です。

 

 

スポーツのスキルを身につけるためには

その基盤となる動作のコツを

身体が覚える必要があります。

 

 

コツを覚えるには身体にある

たくさんの動作の引き出しから

この引き出しかな?

この引き出しとあの引き出しを

組み合わせるのかな?

といった具合に探し出すわけです。

 

 

そのコツは人によって違います。

一人一人にあった感覚やコツがあり、

一色淡に、この動きはこうすればできるから!

と決めつけられるものではありません。

 

 

しかし基本となる運動のスキルを身につけて

いない選手はどうなるでしょうか?

 

 

引き出しをいくらあけても

そのスポーツのスキルを習得するための

動作が見つかりません。

 

 

でもコーチや親からは

 

 

なんで見つからないの!?

もっと引き出しの奥まで探してみなさい!!

探し方が悪いんだ!

 

 

とひたすら言われているようなものです。

 

 

宝のない宝探しゲームを

ずっとやらされるのです。

 

 

逆にたくさんの運動のスキル、

つまり引き出しを持っている選手は、

アッ、ここにもあった!

こことここにもある!!

どんどん見つけていきます。

 

 

これが世間一般でいう

運動神経のいい子、

センスのいい子、

なんて言われる選手です。

 

 

どちらがスポーツをやっていて

楽しいかは一目瞭然ではないでしょうか?

 

 

 

 

理由③それでもやっぱり運動とスポーツを混同する

 

これまでの話を聞くと

 

 

『うちの子にはいろんなスポーツを

やらせているから大丈夫です!』

 

 

と思う保護者の方も多いのではないでしょうか?

 

 

もう一度言いますが

『運動』と『スポーツ』は違います。

 

 

例えば代表的な『投げる』

について考えてみましょう。

 

 

野球をやっているから

『投げる』という運動のスキルは大丈夫!

と思うかもしれません。

 

 

でもそれはあくまでも

野球というスポーツの中での『投げる』です。

 

 

運動の『投げる』とは

ボールだけでなく、

川に向かって石を投げる、

棒を投げる

輪投げをする

フリスビーを投げる

地面に向かってメンコを投げる、

コマを回す(横投げ)

ボール鬼で走りながら投げる

後ろに投げる

背中側を通して投げる

股の間から投げる

・・・

 

 

挙げれば無限にあるわけです。

でも実際野球のキャッチボールをしていて

急に横投げなんかしだしたら

コーチになんて言われるでしょうか?

 

 

背中から腕を回して投げたら

どうでしょうか?

 

 

間違いなくふざけていると

注意を受けると思います。

 

 

でもフリスビーを投げたり、

川で水切りをするように投げることは

そのままテニスやバドミントンなどの

ラケット競技のスイングの動作につながります。

 

様々な『投げる』を覚えておくと

バレーのスパイク、

テニスのサーブ

サッカーのスローイング

バスケット、

アメフト、

陸上の投擲種目

・・・

色々なスポーツのスキルを獲得するのに

役立つわけです。

 

 

始めの方にあげた

スキーの外脚に乗るのと同じ原理です。

 

 

つまり色々なスポーツを習わせても

スポーツのスキルを磨いていたら

運動のスキルは磨かれていないのと

同じだという事です。

 

 

スポーツばかりやっていると

スポーツの上達の為に必要な

基本となる運動のスキルが

身につかないという事が

理解していただけたでしょうか?

 

 

結果的にスポーツばかりやっていると

スポーツが下手になるというのは

こういう原理です。

 

 

しかし運動のスキルを磨かないで

スポーツのスキルばかり磨く環境は

今後も増え続けると思います。

 

 

その理由は次回に。

 

ジュニアスキー トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

イタリアで学んだ、なぜ日本のジュニアスキーヤーはお尻が落ちるのか?191

読了までの目安時間:約 5分

 


今年のイタリア遠征は元イタリア代表コーチ

パトリックの指導を間近で経験させてもらいました。

 

 

海外のコーチがジュニア選手に

一体どのような指導をするのか?

非常に興味がありましたが、

一言でいうと

 

 

 

 

『非常にシンプル!!』

 

 

 

 

選手たちも分かりやすかったと思います。

 

 

私から見るとシンプルでありながら

非常に奥深いところへつなげていく

意図があるという事を感じました。

 

 

この内容はつたない英語ながら

パトリックとたまたまホテルのジャグジーで

一緒になったときに話ができてよかったです。

 

 

今回選手たちに教えていたのは

算数でいうと足し算引き算のような

本当に基本的な部分だけでした。

 

 

それでもやっぱり日本の選手たちは

なる程!と気づきを貰えるわけですから、

海外と日本のベーシックが少し違うのだなという事を

感じられたと思います。

 

 

指導内容の紹介を一部紹介すると

まず日本の選手をみて指導したことが

 

 

 

 

『お尻が落ちてポジションが低すぎる』

 

 

 

 

ということでした。

 

 

一見日本でもよく聞かれる

当たり前の指導かもしれません。

 

 

でも重要なのは

 

 

 

 

『なぜ日本の選手はみんな同じように

お尻が落ちているのか?』

 

 

 

 

 

基礎スキーであれアルペンスキーであれ、

あなたもお尻が落ちていると

指導を受けたことはあると思います。

 

 

でもなぜ自分はお尻が落ちているか考えたことがありますか?

 

 

因みに私も学生のころはお尻が落ちやすいタイプの選手でした。

 

当時はポジションを前に前にと意識してなんとかしていましたが

なぜそうなるのか考えたこともありませんでした。

 

 

その部分が分からないまま

必死でお尻をあげてポジションを前に持って行く

意識をして練習していたのは非常にもったいなかったなと

今は思います。

 

 

因みにお尻が落ちていると簡単に言いますが

 

 

 

どのタイミングでお尻が落ちているのか

 

 

 

きちんと理解できているでしょうか?

 

 

 

今月の9月号スキージャーナルに

マルセルヒルシャーのGSと

クリストファーセンのSLの

分解し写真がP38,P39に載っているので

よく見てみて下さい。

 

 

常に椅子に座っているように

お尻が落ちている状態に

見えませんか?

 

 

椅子に座るような

お尻が落ちている状態はNGと

常日頃から注意されているのに

トップレーサーの滑りはその様に見える。

 

 

この矛盾をどのように理解しますか?

 

 

専門的に見たらお尻は落ちていない

トップの選手は●●だからこの形でいい

という見方をする人もいるかもしれません。

 

 

そう見られる方はそれでいいと思います。

 

 

ただ一般の方、ジュニア選手が普通に見たら、

お尻が落ちてるじゃん!

と思うはずです。

 

 

これは基礎スキーでも同じことです。

 

 

腰高のポジションといいながら

技術選のトップ選手たちは

低い姿勢で滑ってきているように見えませんか?

 

 

なぜこのような矛盾が生まれるのかを

解決するためには基本から変えていく

必要があるという事をしみじみ感じました。

 

DSC_1397

右はパトリック

左は現地でコーディネーターをしてくれている梶さん

 

梶さんには毎年お世話になっています。

2人ともとてもよくしてくれました。

ありがとうございます。

 

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ジュニアスキー スキー技術 トレーニング論

スキートレーニングには常に創意工夫を187

読了までの目安時間:約 4分

 


海外チームの雪上トレーンングを見ていて

いつも思うのですが、

練習が非常に面白いです。

 

 

どう面白いのかというと

見たこともない道具を利用して

様々な動きのトレーニングをしています。

 

 

昨年はショートスキーの

左右の板を前後で固定して、

強制的に左右同じエッジ角でしか

曲がれないようにして滑っていました

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これはスキーショップで売っているの?

と聞いてみると手作りだそうです。

 

 

今年も長い棒の左右に重りをぶら下げて

(イメージは天秤)

遠心力を分かりやすく感じながら滑っていました。

 

 

日本のスキー場では

どのチームもみんな似たようなエクササイズを行っていて

なにあれ?というトレーニングは少ないように思えます。

 

 

ここで言いたいのは何か道具を使って

見たことのないトレーニングをしなければならない

というわけではありません。

 

基本は非常に重要ですし

誰も見たことがないものをやれば

上手くなるというわけでもありません。

 

 

ただ基本と思ってずっと続けていることでも

もしかしたら効率のいいやり方があるかもしれないという事です。

 

つまり目的に対して固定観念にとらわれず、

様々なアプローチで練習する考え方が重要だという事です。

 

 

SKIER`s LABのトレーニングもよく

 

『この道具ってこんな使い方があったんですね!』

『これってスキーのトレーニング用に作られているんですか?』

 

 

といった事を言われます。

 

トレーニング方法やトレーニングツールは

すべては目的を達成する為の手段です。

 

 

つまりは目的が達成されるのであれば

どのようにしても構わないという事です。

 

 

有名なトレーニングツールでいえば、

バランスボールやバランスディスクなどは

使い方は無限にあります。

 

 

ただ上に乗ってバランスをとっているだけでは

スキーは上手くなりません。

 

 

ここで必要となるのが、

固定観念にとらわれない

自由な発想です。

 

先ほどサラッと

 

 

『目的が達成されるのであればいい』

 

 

という事を言いましたが

これ実はものすごく重要な考え方です!

 

 

あの練習をすると上手くなるらしいよ!

といった考えは生まれないという事です。

 

私が上手くなる為に必要なのは

あの練習かもしれない!

 

 

という考え方に変わるという事ですから。

この違いがわかるでしょうか?

 

 

要は100人がその練習は意味がないといっても

あなたの目的が達成されるのであれば

やるべきだといいう事です。

 

 

話が少し反れましたが、

固定観念にとらわれないで

い新しいアプローチをひらめくには

海外チームの練習はいい刺激を与えてくれます。

 

 

今年もたくさんの刺激をもらい

よりスキー上達に役立つトレーニング案が

頭の中に浮かんでいますので

楽しみにしていて下さい。

 

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ジュニアスキー スキー技術 トレーニング論 トレーニング道具

スキーでX脚の原因となる外反足とは?186

読了までの目安時間:約 5分

 


スキーヤーの多くが

外反足という足の状態になっています。

この状態はスキー上達の妨げになります。

 

あなたの足は大丈夫でしょうか?

 

今回は外反足について書いていきます。

 

 

急ですが10階建てのビルをイメージしてください。

どこか一つの階だけ非常にもろい作りになっているとします。

あなたはどの階がもろいと一番怖いと感じるでしょうか?

 

 

多くの方は1階と答えると思います。

当然ですね。建物の土台ですから。

 

10階がもろくても何とかなりますが

1階がもろくてはすべてが崩れてしまいます。

 

 

人間でいうとこの土台が足です。

 

 

ですから足の機能は人間にとって非常に重要な部分という事です。

もちろんスキーにとっても同じです。

 

 

足の機能低下は滑りに大きく影響します。

 

 

イタリア遠征に帯同してもっとも気になった部分が

この足です。

 

 

滑り以前に日常動作を見ていてとても気になりました。

 

 

本来足が正しく機能していれば

このように足首が真っ直ぐになった状態で立っています。

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ところが多くのスキーヤーは

『外反足』といって土踏まずのアーチが潰れて

外側に反り上がっている状態です。

そのせいで足首を真っ直ぐして立っていられず、

内側にくの字状態におりまがっています。

 

 

この写真が外反則の状態です。

 

その日は10人ほどみましたが

程度の差はあれ殆どの選手がその症状が出ていました。

 

 

この状態では板にきちんと力が伝わりません。

それどころか足の内側にボコッと骨が飛び出し、

ブーツに当たって痛みを感じたり、

ちょっと運動しただけで足首足裏に痛みを感じるケースがあります。

 

 

スキー上達以前の前に

今後の日常生活として非常に心配です。

 

 

因みになぜスキーヤーにこの外反足が多いのかというと、

ターンの際に足首をこねるようにエッジをたてて、

その角付けだけでターンをしているからです。

 

 

最近よく板の面を使って

というワードを聞きますが、

外反足はエッジを過度に使うように

なってしまうので上手く面は使えません。

 

 

また足のトレーニングというのは

効果の出方がわかりづらいため

非常に重要でありながら

とても軽視されているトレーニングといえます。

 

 

さらに言えばいまオフトレで流行っている

インラインスケートもこれを助長してしまっている

スキーヤーが非常に多いのが気にかかります。

 

 

あなたの足はどのような状態になっているでしょうか?

またはジュニアスキーヤーの保護者の方は

あなたのお子様の足はどのようになっているでしょうか?

 

足元の機能が低下した状態で

沢山滑ってもなかなかスキーは上達しません。

 

 

まずはしっかり足元から見直してみて下さい。

 

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ジュニアスキー トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレにはどっち? バイク(自転車)vs走る その② 185

読了までの目安時間:約 5分

 


前回に引き続き、

スキーのオフトレには

バイク(自転車)と走るのはどちらがいいのかについて

考えていきます。

 

前回はそれぞれのメリットデメリットを簡単にお伝えしました

 

 

どちらも目的や、やり方によっては

メリットデメリットがあるということが

分かったと思います。

 

 

状況において選択していくことが重要ですが、

今回は特にケガや痛みもない一般の方、

もしくはジュニア選手を対象という前提条件の上

お伝えしていきます。

 

 

まず結論からいくと特に身体にケガや痛みがないのであれば

走る系のトレーニングの方を私はお勧めします。

 

 

 

その理由はスキーという競技が

自分の全体重を自分で支えながら、

重心をコントロールするスポーツだからです。

 

 

走る系のトレーニングは前回もお伝えした通り

自分の体重をきちんと自分で支えた状態での

移動を伴うトレーニングです。

 

 

そこが自転車(バイク)トレーニングや他にも水泳などの

トレーニングと一番違う点です。

 

 

言い方を変えればきちんと重力を受けた

自分の重みをすべて自分でコントロールするという事です。

 

 

バイクはサドルやペダルに体重を預けますし、

水泳は水の浮力があります。

 

 

長時間バイクを漕いだり、長時間泳いだ後に、

地面を歩くと身体が重く感じるなどの

違和感を覚えることがあるかと思います。

 

 

これは自分の体重を支えて

運動をおこなっていなかったことからくる現象です。

 

 

また走る系のトレーニングのよいところは

重力に対する姿勢の維持、

ローカル筋(インナーマッスル)へのアプローチ

骨への刺激などたくさんのメリットがあります。

 

 

特にジュニア選手は間違いなく

バイクトレーニングより走ることをお勧めします!!

 

 

ただなんども書いている通り

 

 

 

『正しく走れる』

 

 

 

事が前提です。

 

特にスキーヤーに多いのが

足裏のアーチ(土踏まずの部分)が落ち込むことによって生まれる

外反足です。

 

この状態では走っていても

足裏がきちんと正しく使えないために、

足首や膝を痛めやすいです。

 

 

また地面からの反発力

つまり床反力を上手く使えずに

筋力に頼った走り方で

走り終わった後、脚や腰がパンパンになってしまう人も

珍しくありません。

 

 

話がそれましたが、

ケガや痛みがない状態で

正しく走れるのであれば

間違いなく自転車トレーニングよりも

走ることをお勧めします。

 

 

 

それならなぜトップ選手の多くは

バイクトレーンングを取り入れているの?

 

 

という質問がきそうですが、

関節など、身体への負担を少なくしながら

長時間運動できる点や、心肺機能を追い込める

という部分が大きいと思います。

 

 

また根本的に走ることも当然のようにやっているはずです。

 

 

全く走らないでバイクしかやらないという選手は

まずいないと思います。

トップ選手たちが公開しているトレーニングの

一部分だけをクローズアップしないように気をつけましょう。

 

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ジュニアスキー トレーニング論 トレーニング道具 身体論(フィジカル関係)

スキーのジュニア選手が言った、スキー上達の本質的な発言とは?183

読了までの目安時間:約 5分

 


SKIER`s LABのサポートメンバーは

下は小学生から上は60代までと幅広いのですが、

様々年代からの質問や感想をいただく事で、

 

 

なる程!そういう考えをするのか!

 

 

といった気づきを貰っています。

 

 

特にまだ小学生中学年くらいのジュニア選手は

固定観念に縛られておらず、面白い回答がバンバン出ます。

 

 

 

今回は先日のレッスン中に、この考え方本質をついてるなぁと

思ったものを紹介します。

 

 

小学生のサポートメンバーをレッスンしているとふと

 

 

『筋トレして筋肉つけた方がいいの?』

 

 

と聞いてきました。

 

 

『どう思う?』

 

 

と聞き返すと

 

 

『う~ん・・・筋肉あったほうが上手くなりそうだけど

 お父さん僕より筋肉あるけど

 スキーは僕の方が全然うまくなってるからなぁ・・・

 父さん何年やっても1級とれないけど

 僕はこの間受かったもん!』

 

 

 

と答えてくれました。

 

 

私は思わず笑いながらも

ずばり本質をついてるなぁと思いました。

 

 

 

よくよく考えると不思議だと思いませんか?

 

 

あなたもスキーのオフトレというと

筋力強化は必ず頭に浮かぶと思います。

 

 

しかし自分よりも全然筋力の小さい

ジュニア選手の方が技術レベルが高いこと

って結構あります。

 

 

支える体重が違うからでは?

 

小さいころから滑っている量の差では?

 

 

という意見も勿論あるかと思います。

 

 

しかし支える体重が違うにしろ

それほどまでに大人はみな子供に比べて

自分の身体を支えられないほど筋力不足でしょうか?

 

 

滑る量の多さではと言いますが、

今回紹介しているジュニア選手は

明らかに父親より滑走日数、経験は少ないです。

 

 

このように突き詰めていくと

最終的にたどり着く答えが

 

 

『子供は動きを覚えるのが早いからなぁ』

 

 

というところです。

 

 

これで終わらせてしまうから

安易なオフトレを行ってしまうのです。

 

 

『なぜ子供は覚えるのが早いのか?』

 

 

という部分もそうですが、

 

 

 

『動きを覚えるのが早いから上達が早い』

 

という事は

 

『効率的に動きを覚えれば上達する』

 

いい変えることができます。

 

 

 

ではオフトレはまず

 

 

『どうしたら効率よく

動きを覚えられるようになるのか?』

 

 

という部分をベースにトレーニングする必要が

あるのではないでしょうか?

 

 

なぜそこを無視して筋力強化、体力強化、

雪上に近い動作のツールとレーニングなのでしょうか?

 

 

 

今回は沢山の質問を投げかけましたが、

こういった本質的なところを突き詰めてくことで

自分のオフトレの方向性や

何をすべきなのかが見えてくるはずです。

 

 

あなたが行っているオフトレは

本当にスキー上達に繋がっているのか

よく考えてみて下さい。

 

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お客様の声 ジュニアスキー トレーニング論

ずっと直らなかった癖が直った!スキーは滑らなくても上手くなる!? 182

読了までの目安時間:約 4分

 


先日普段からインラインスキーを

オフトレに取り入れている選手から

このような報告がありました。

 

 

 

『コーチ、ずっと直らなかった足の前後差が出ちゃう癖が

 すぐ直りました!!』

 

 

 

とてもうれしそうに報告してくれた姿をみて

こちらも凄くうれしかったです。

 

 

 

事の経緯を説明しますと、

 

 

『インラインスキーをしている時に

 足の前後差が出るから平行に使いたいんですけど

どうすればいいですか?』

 

 

という質問からでした。

 

足の前後差というのは

内脚側が先に回ってしまい

外脚側が後からついてくるので

腰が開き、スキーでいう

シェーレンの状態になっているという事です。

 

 

私は

 

『どうしたら直るか教えてもらった?』

 

と聞きましたが、

 

『前後差が出てるから出ないようにして

 って言われました。』

 

 

という答えが返ってきました。

 

 

 

スキー業界あるあるですね。

 

 

こうなっているという

結果の部分は教えてもらっても

どうしたら直るのか?

という大事な部分は教えてもらえない。

 

 

これは団体指導だと一人一人に指導できないので

仕方がない部分でもあります。

 

 

ですから自分で解決方法を見つけられる

考え方や環境が必要です。

 

 

話を戻しますね。

 

 

私はその子になぜ前後差がでてしまうのか?

という原理と、

身体がこう使えると直るよ!

だからこのトレーニングをして下さい。

 

という陸上のエクササイズを伝えました。

 

 

すると翌週には結果として現れたのです。

 

 

まさに滑らなくても上手くなったいい例です。

 

 

原理と聞くと難しいですが

きちんと分かる言葉で説明すれば

小学生でもわかります。

 

 

トレーニングも同じです。

なぜこのトレーニングが必要なのか?

という部分と

これをすると滑りがどのように変わるのか?

 

といった実際の動作へのリンクがきちんとできれば

確実に上手くなります。

 

 

逆にこの部分が欠落しているオフトレは

実際のパフォーマンスになかなかつながりません。

 

 

あなたのオフトレはきちんとこの部分が

明確になっているかもう一度見直していて下さい。

 

 

因みによくある例を出します。

 

 

スキーを滑っている時の

バランスをよくするために

体幹トレーニングを行っています。

 

 

というケース。

 

 

では実際体幹トレーニングを行って

どのようにバランスが良くなったのでしょうか?

どのようにというのが難しければ

どの場面でバランスが改善されて

滑りに変化が出たのでしょうか?

そもそもバランス能力とはなんでしょうか?

 

 

もしあなたが体幹トレーニングを取り入れているにも関わらず

滑りのパフォーマンスが変わっていないのであれば

大事な部分が抜けているという事です。

 

 

お客様の声 ジュニアスキー トレーニング論

スキーのオフトレの効果を格段にあげるには? 174

読了までの目安時間:約 5分

 


 

スキーに限らずトレーニングは

 

どのメニューがいい?

どのトレーニング器具がいい?

どの選手がやっているからいい?

 

といったものにポイントが行きがちです。

 

 

何度もブログやメルマガに書いていますが

トレーニングはあくまでも

『目的』を達成する為の

 

 

『手段』

 

 

です!

 

 

今日はカンダハジュニアさんの

オフトレをサポートしてきました。

 

 

サポートメンバーの選手も何人かいますが、

ここに参加している選手たちの中には

かなりこの手段と目的を意識しいている選手が多いと感じます。

 

 

 

例えば

筋トレをオフにする理由は

筋肉を大きくする為ではありません。

より多くの重量を持ち上げるためではありません。

 

 

スキー上達に足りない筋力があるならそれを補う為です。

 

 

しかしいつからかスキーの上達の為という

『目的』が

筋肉を大きくして筋力をあげるという

『目的』に変わってしまいます。

 

 

雪上でも同じ現象が起きます。

 

外肩を落としてきて!

お尻を高い位置に!

腕が下がるから前に!

 

などなど何かを改善する為の目的で行うものが

いつの間にか、その行動そのものが目的になってしまいます。

 

 

次滑る時に意識することは?

 

外肩を落とすことです・・・・

 

 

外肩を落とすことはあくまでも手段です。

落とすことによって何を求めているかが重要です。

 

 

 

オフトレでも雪上でも

 

 

 

『これは何の為に?』

 

 

 

という部分をもっともっとかんがえて

練習する必要があります。

 

 

 

一つ一つは単純なトレーニングでも

それを行う意味は何なのか?

できない原因は何なのか?

どうすればできるのか?

まずはここら辺の意識からスタートしてほしいです。

 

 

 

そして最終目標は

 

 

 

『これができるとスキーの上達にどうつながるのか?』

 

 

 

ここまでポンポンと考えられるといいですね。

 

 

因みに小、中学生でも考えられる選手は

きちんとできます。

 

 

 

それはきちんとスキー脳を鍛えている証拠です。

 

スキー脳が分からない方はこちらから

 

 

【スキーの為にまずやらなければならないトレーニングはなにか?121】

 

【なぜここまでスキー脳が重要というのか?154】

 

 

 

 

そこが鍛えられると、こちらが伝える情報、

そして行うメニューの価値は何倍にも膨れ上がります。

 

 

一見どこにでもある単純なエクササイズや

メニューでもまるで違ったものになるという事です。

 

 

ただ連続ジャンプするだけでも違いがうまれます。

 

 

 DSC_1280

 

 

そういった選手が増えてくるとジュニアの選手でも

きちんとお互いの動きをみてアドバイスをしあっています。

 

 

しかもそのアドバイスがなかなかマニアック(笑)

 

 

骨盤の動きからそれに伴う脊柱(背骨)への影響、

さらにはこの動きはこれの代償動作となっている

ところまで話し合っているところもありました。

 

因みに代書動作とは動きが悪い部分の代わりに

他の部分が動いてしまう事です。

 

DSC_1279

 

 

こうやって一つ一つのメニューを

きちんと深堀りできるジュニアが集まって行う

オフトレの環境は素晴らしいことです。

 

 

みんな真剣に楽しんでいます。

決して楽しいメニューじゃないのに・・・

 

 

多分彼らの中ではウォーミングアップを

適当にやっている事自体有り得ないはずです。

 

 

こういった選手たちが一人でも多く出て

スキー界によい影響を与えてくれると

嬉しいです。

 

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