スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー上達につながらないブーツに対する3つの勘違い 226

読了までの目安時間:約 9分

 


スキーは道具を扱うスポーツなので

当然道具によって上達の効率も

大きく変わってきます。

 

 

特にブーツに関しては

様々なこだわりを持っている

スキーヤーの方が多いと思います。

 

 

よく私も、

 

・どのようなチューンナップを

   した方がいいのか?

 

・インソールをどのようなものを

   使った方がいいのか?

 

といった質問を受けます。

 

 

正直言ってしまえば、

ブーツの専門家ではないので

テクノロジー的な部分に関しては

その道のプロに聞いた方が確実です。

 

 

ただ確実に言えるのは

自分の足がきちんとはいるように

ブーツのチューンナップは

した方がいいいです。

 

 

硬いレーシングモデルの様な

エキスパートレベルのものはなおさらです。

 

 

ただブーツチューンをすれば

パフォーマンスが上がり、

スキーが上達するかというと

そうとは言い切れません。

 

 

今回は特に質問の多いブーツについて

よく勘違いされている部分を

トレーナーという少し違った観点から

3つご紹介します。

 

 

また違った視点からブーツについて

考えてみて下さい。

 

 

 

勘違い① カント調整でシルエットを直す

 ブーツをチューンナップする目的の一つに

 

 

カント調整をしてX脚などの

シルエットを直したい

 

 

というものがあります。

 

 

確かにブーツのセッティングが

足に合っていないせいで、

滑りのパフォーマンスに

関わってくることがあります。

 

 

 

滑っていてX脚のシルエットになってしまうので

カント調整をした方がいいですか?

 

 

 

とよく聞かれますが、

本当にブーツが原因の場合は

間違いなくした方がいいです。

 

 

 

本当にブーツが原因ならです。

 

 

 

あなたがもし

ブーツチューンをした経験があるなら

思い返してみて下さい。

 

 

 

ブーツをチューンナップした瞬間

滑りが変わったでしょうか?

 

 

もし変わったのなら

ブーツだけが原因です。

 

 

でも確かに滑りやすくなったけど

滑りのシルエット自体はあまり変わっていない

というのであれば原因は別にあります。

 

 

他の原因解決には取り組まず

ひたすらブーツにこだわっている方は

珍しくありません。

 

 

 

勘違い② ブーツチューンをすれば身体が良い状態になる

 

ブーツチューンをすると

足が当たらずに履けてるし、

板に対しても真っ直ぐ立てる

様になります。

 

 

しかしあくまでもそれは

あなたの身体に合わせているのであって、

あなたの身体自体が改善されて

良くなったわけではありません。

 

 

もしあなたの身体の状態が悪いのであれば

その悪い状態に合わせてチューンします。

 

 

根本は悪いままなのです。

 

 

 

さらにブーツがきちんとチューンされているか

確かめるポジションは立っている状態が基本です。

 

 

 

しかしスキーをしていて真っ直ぐ真上に

立っている状態シーンは

あまりありません。

 

 

内側に傾いたり、

ひねり動作をしたり、

ブーツを履いて様々な動きをします。

 

 

立った状態が真っ直ぐになれば

その他の動作も正常になるのでしょうか?

 

 

 

③ インソールを入れればパフォーマンスが上がる

 今やブーツとセットで考えられるのが

インソールです。

 

 

インソールを入れることにより

足裏が整って、雪上パフォーマンスが

上がるとされています。

 

 

果たして本当にそうでしょうか?

 

 

先ほどブーツチューンの時も

お伝えしましたが、

インソールも足の裏が悪い状態に合わせます。

 

 

いまは一人一人の足に合わせるのではなく、

理想の型があり、

その型に足を合わせるタイプのものも

多くあります。

 

 

でも結局が足裏の機能が悪い足を

その型に合わせているのは変わりません。

 

 

 

インソールは確かに正しい足の状態に

整えてくれるかもしれません。

 

 

しかし見方を変えれば

 

 

 

 

そのインソールがなければ

正しく足を使えない方向に進んでいる

 

 

 

とも言えます。

 

 

そもそもインソールの売りは

悪い状態の足をサポートすることです。

 

 

悪い状態をサポートしてもらい続けた足が

その後どうなるのか?

 

という部分にあまり注目されていないのは

恐ろしいことです。

 

 

 

さいごに   

 いかがだったでしょうか?

 

 

今回はブーツに関する勘違いの

代表的なものを3つご紹介しました。

 

 

 

勘違いしないでほしいのは

 

 

ブーツのチューンナップも

インソールもスキーにとっては非常に重要です。

 

 

私もきちんとブーツをチューンナップしてもらい

非常に履きやすいです。

 

 

ただあくまでも自分の出せる

パフォーマンスをフルに発揮するために

重要なのです。

 

 

根本的に自分の身体のパフォーマンスが

悪い場合には滑りは変わりません。

 

 

 

しかしブーツにはこだわる方は多くても

自分の身体の状態にこだわる方は

少ないように思えます。

 

 

もしブーツは最高の状態で

根本的な身体が悪い状態なら、

悪い動きをきちんと出せる状態になっている

という事です。

 

 

決してブーツが最高の状態になれば

身体も最高の状態になるわけでは

ありません。 

 

 

ですからブーツチューンやインソールを変えても

あまり滑りのパフォーマンスが変わらない

スキーヤーの方が多いのです。

 

 

 

道具は最高にいいのに・・・

 

 

 

という状態にならないように

気を付けて下さい。

 

 

 

 

トレーニング道具 身体論(フィジカル関係)

 スキー上達につながるエッジのこだわり方 217

読了までの目安時間:約 10分

 


あなたはスキーの道具に対して

どのようなこだわりを持っていますか?

 

 

今回はスキーの板のエッジについてです。

 

スキーは道具を使用するスポーツですので

道具の良し悪しがパフォーマンスに

大きくかかわってきます。

 

 

だからといって

道具にお金をかければ

スキーが上手くなるかというと

そうでもないのも事実です。

 

 

あなたも板やブーツを変えた瞬間に

滑りがガラッと変わった!

長年の癖がとれた!

 

 

なんて経験はあまりないはずです。

 

 

道具は大事だけど、道具にこだわっても

パフォーマンスにつながらないのは

なぜなのか?

 

 

それは

 

 

 

 

 

道具へのこだわり方を間違っているからです!

 

 

 

 

 

 

道具にこだわってます!!

と聞くと、

お金かけていい道具をそろえているんだろうな

とあなたはイメージしませんか?

 

 

これは一般的に

 

道具にこだわる

=いい道具をそろえる

 

という認識が広まっているいい例です。

しかし本当にこだわってほしいのは

 

 

 

 

『道具のコンディション』

 

 

 

 

です。

 

 

 

よく見かけるのがエッジが丸くなっていて

しっかりかんでくれる状態ではなかったり、

ワックスがきちんと塗れてなくて

板が走る状態ではないまま

練習しているスキーヤーの方です。

 

 

 

アルペン出身の人はスピードが違うよね!

 

なんて言われることがたまにありますが、

板を交換してみると、

全然エッジが咬まなかったり

ワックスがきちんとされておらず

板をフラットにしても

板が引っ掛かって全然滑らない

なんてことがありました。

 

 

あなたはきちんと自分でエッジを研いだり

雪面に合わせたワックスを塗っていますか?

 

 

種目に合わせてエッジ角やたらしの調整を

行っていますか?

 

 

きちんと道具が上手くなれる状態でなければ

いくら練習してもなかなか上達できません。

 

 

スキー上達の為にこだわるべきところは

どんな板やブーツを使うかではなく

どのような状態で使うか、

に力を入れてください。

 

じゃあ実際にエッジはどうしていますか?

ワックスは何を使っていますか?

 

などといった道具に関して

聞かれることがもよくありますが、

深い部分までこだわっていくと

どんどん専門的になってきて

結局なにがいいんだか訳が分からない

という状態になりかねません。

 

ワックスひとつとっても

専門家によって見解がかわるので

難しいところです。

 

 

今回はエッジについて

どのようにこだわった方がいいのか

簡単に紹介しま

 

 

エッジはおおきく分けて

サイドエッジ角とベースビベル角(たらし)

があります。

 

サイドエッジ角はその名のとおり

エッジの角度で、ベース角は

板の滑走面に対してのエッジの角度です。

板とエッジがフラットなら

ベース角は0となります。

このベース角が大きくなるほど、

板を横に傾けてもエッジが引っ掛かりません。

 

ようはずらしやすいということです。

(逆に深く傾かなければエッジが咬まない)

 

これは画像で見た方が

イメージしやすいと思います。

 

edge01

 

サイド角が89°でベース角が1°の場合

実際のエッジ角は89+1で90°になります。

 

 

ただ一般的にはエッジの角度は

サイド角のことを言っており、

ベースビベル角が何度であっても

サイド角が89°ならエッジの角度は89°と

言っている傾向があります。

 

 

 

簡単にまとめると

 

ベース角は

板のズラしやすさ,

板の方向の変えやすさ,

板の体からの離しやすさ

などに関係してきます。

 

サイド角は

 

エッジが雪面に食い込んだあとの回り込む量

エッジを開放するときに必要な重心移動の量

に関係します。

 

 

 

 

それぞれの詳しい知識については

道具の専門家に聞いてもらった方が

確実だと思いますので、

ここではだいたいどのような感じで

セッティングしていくといいのか

簡単な例をあげたいとおもいます。

 

あまりエッジングの角度やベース角について

こだわりがない人も多いかもしれませんが、

高いレベルになってくるとこのセッティングは

結構重要になってきます。

 

 

一般的には

ベース角が0.5°で

エッジ角が88or89°を

といったセッティングが多いです。

 

ここから種目によって調整をします。

 

小回り系で板を遠くに離してから

エッジを咬ませたいと思うなら

ベース角を1.5°にして

その分サイド角を86、87°ぐらいにする

といった具合にチューンナップします。

 

 

こうすると板のエッジが咬むまでに

間があるのでしっかり回してから

エッジングすることができます。

 

 

ただ深く傾けない緩斜面などでは

エッジが咬まずにずれて操作しにくいといった

デメリットもあります。

 

 

大回り系などあまりずらすシーンが

少ない状況で使う場合の板は

ベース角は0.5ぐらいのほうが

しっかり咬んでくれて扱いやすいです。

 

 

大回り系と書くとじゃあGSもか!

とおもわれるかもしれませんが、

基本的にR(ラディウス)の大きいGSの板は

前半スライドさせるシーンがありますので

ベース角は0.5より少し大きい方が

扱いやすいです。

 

 

もちろん雪質やコースの形状によって

変わってくるものではありますが。

 

 

ワールドカップクラスや、こだわる人は

トップとテールで若干ベース角を

変えるなどして調整するくらい

エッジは滑りに対して大きく影響してきます。

 

 

ある程度のレベルになったら

チューンナップのお店の人に

自分の滑りのレベルや目的を伝えて

おすすめのエッジセッティングに

してもらって滑ってみてください。

 

 

 

もちろん日々自分でエッジが丸くなって来たら

研ぐ必要性も忘れないで下さい。

 

ここが一番重要なポイントで

どんなにいいセッティングをしていても、

自分でそれを維持しなければ

意味がありません。

 

 

エッジは非常に繊細なもので

自分で触るのが怖い・・・

 

 

なんていう人も多いかもしれませんが、

はっきり言ってエッジを手入れしないで

硬いアイスバーンのような斜面に

挑んでいく方が怖いです。

 

 

最悪なのが、そのエッジの状態じゃ

このバーンでイメージしている滑りが

根本的にできない状態です。

 

 

これではいくら練習しても

上手くならないのは当然です。

 

 

あなたもなにを使うかにこだわるのではなく

自分の目的に合ったセッティングや

それを維持するためのチューンナップに

こだわってみてください。

 

トレーニング道具

自分に合ったスキー上達法の見つけ方その③ 209

読了までの目安時間:約 9分

 


このシリーズも長くなってきましたが、

どうしたら自分はスキーが上手くなるんだろう?

と考えてその答えの選択肢をたくさんもっておくことは

本当に重要な事です。

 

 

答えの選択肢を増やすためには

何が問題か?という選択肢が

多い方が前提条件にあります。

 

 

前回までにご紹介したのは

 

 

【練習量の問題】

【筋力の問題】

【柔軟性の問題】

【感覚の問題】

【タイミングの問題】

【イメージのずれの問題】

 

 

です。

 

前半3つは一般的に

これが原因なのでは?

とよく考えられている問題です。

 

後半3つは

なかなかその問題にフォーカスされていないな

というものです。

 

これだけでも選択肢の幅を広げるには

十分だと思っています。

 

 

そして今回紹介する問題は

本当は紹介しようかどうしようか

迷った部分でもあります。

 

 

その理由はこの記事の最後にお伝えします。

 

 

 

 

【道具の問題】

 

スキーが道具を扱うスポーツである以上

どうしても道具の良し悪しが

パフォーマンスに大きく関わってきます。

 

 

しかしこの道具の

『良し悪し』

という部分を多くのスキーヤーは

勘違いしてしまい、

スキーが上達しない原因に

なっています。

 

 

あなたは道具を選ぶとき、

または評価する時に

どのような基準で判断していますか?

 

 

値段やそのモデルのグレードで

判断してしまってはいないでしょうか?

 

 

基本的にどのメーカーも

そのモデルのグレードが高いもの、

つまり上級者向けのものになるほど

値段が上がっていきます。

 

 

つまりハイグレードなモデルになるほど

性能の良い板と判断しています。

 

 

しかしそれはあくまでも、

使用されている材質や機能、

研究にかかったコストなど

さまざまな付加価値がついており

板という製品として良いという判断基準です。

 

 

しかしあなたにとって本当に

その板が良し悪しの

『良い』なのでしょうか?

 

 

例えばあなたが車を買う時に

F1カーを購入しますか?

 

F1カーには相当なコストがかかっており、

価格も普通の車とは比べ物にならないでしょう。

 

 

単純にいい車はF1カーと乗用車どっち?

 

 

と聞かれたらあなたは迷う事なく

F1カーだと答えるはずです。

 

 

ではあなたが普段通勤やレジャーに使うのに

良い車はどっち?

 

 

と聞かれたらどうでしょう?

 

間違いなく乗用車ではないですか?

 

 

車に限らず日常的に

あなたはその物の価値で判断せずに

あなたの目的を満たすのに

もっとも適したものを価値として

判断して選択しているはずです。

 

 

しかしなぜかスキー板やブーツは

自分の目的にあったスペック以上のものを

購入してしまう傾向にあり、

そのせいで上手く操作ができずに

上達の妨げになっています。

 

 

基礎スキーヤーでしたら、

スキー場の検定バーンにもよりますが、

はっきり言ってクラウンプライズレベルまででしたら、

180半ばのRが20を超えてくるような

大回りようの板や、

小回り用にSLの板を使う必要はないです。

 

 

アルペンスキーヤーでも

まだ板を自分でたわませることができると

確信のない方は、

マスターズ用やセカンドモデルで

たわます練習をした方が技術上達は早いです。

 

 

ブーツのフレックスもよほどパワーと技術がない限り

150は必要ありません。

130もあれば十分です。

 

 

上手くなっていずれ必要となるからいいものを!

と考えて自分のレベルより高めのものを

選んでしまいがちですが、

それで上達を妨げているのであれば本末転倒です。

 

 

 

勿論逆のケースもあります。

 

ずっと同じ板を履いていたり、

自分にあっていないブーツを履いているせいで

スキーが上達しない人もいます。

 

 

またエッジやワックスのチューンを

怠っているせいで、できない技術があることも

覚えておいてください。

 

アルペンスキーヤーにはあまりいませんが、

基礎スキーヤーの方の中には

シーズン中一回もエッジを研いでいない方も

珍しくありません。

 

 

スキーは道具がパフォーマンスに

大きく関わってくるスポーツです。

あなたの道具はスキー上達の妨げになっていませんか?

 

 

シーズン前のこの時期に一度確認してみて下さい。

 

 

 

【指導の問題】

 

あなたには特定の指導者はいますか?

 

毎回同じ指導者の下で

練習を続けている方も

色々なキャンプやスクールに

参加している方も

いるかと思います。

 

 

残念なことに指導者の言葉一つで

あなたのスキー上達は

プラスにもマイナスにもなります。

 

 

一番怖いのは、それがあなたにとって

スキー上達につながらないにも拘らず、

何も疑うこともなく、

ずっと信じてその指導通りに

練習していることです。

 

 

その指導そのものが

あっている間違っている

という問題もありますが、

理論的にはあっている指導でも

あなたの解釈が間違っていれば

それは間違っている指導という事に

なってしまいます。

 

 

よくサポートメンバーの方が

 

 

『なるほどあの指導者はこういう事を言っていたのね!』

 

 

という発言をします。

 

これは内容はあっているけども

間違って伝わっているいい例です。

 

 

いつもお伝えしていますが

情報は受け手によって決まります。

 

 

あなたがどうとらえるかで

その情報の価値がきますのです。

 

 

そうはいってもなかなか自分で

自分の判断が間違っているかどうか

なんていることは分かりません。

 

ですからあなたにとって

もっとも理解しやすく

スキー上達につながる指導を

選択すべきです。

 

 その判断は

 

 

スキーが上手くなっているかどうか?

 

 

という簡単な判断で分かります。

 

 

ずっと同じレベルで止まっているのであれば

指導者を変えてみるのも一つの手です。

 

 

 

今回は簡単にですが

 

 

【道具の問題】

 

【指導の問題】

 

 

についてご紹介しました。

 

 

さてこの記事のはじめに

本当は紹介しようかどうしようか

迷ったと書いたのを覚えているでしょうか?

 

 

なんとなく理由はわかったかもしれません。

 

 

今まで紹介してきた

 

【練習量の問題】

【筋力の問題】

【柔軟性の問題】

【感覚の問題】

【タイミングの問題】

【イメージのずれの問題】

 

は、自分の中に原因を探す考え方です。

 

 

今回紹介した

 

【道具の問題】

【指導の問題】

 

自分の外に原因を探す考え方です。

 

 

 

勿論自分で道具を選び、

指導を受ける環境を選ぶという観点からは

自分の中の問題とも言えますが、

前半の6つにくらべて

外部的な要因が関わってくるので

ある意味逃げにつながる場合もあります。

 

 

道具がわるい、指導者がわるい、

 

 

といったように。

 

 

その道具を選んだのも

その指導を受けると決めたのも

自分だという事を忘れないでください。

 

 

そしてそれは

自分の行動でしか変えられないという事も

覚えてくおかなければなりません。

 

 

 

スキー技術 トレーニング論 トレーニング道具 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

スキーブーツをチューンナップしてみて 190

読了までの目安時間:約 4分

 


前回はスキーブーツのチューンナップの捉え方について

トレーナーからの目線で書かせてもらいました。

 

 

ブーツは足場作りであり、

パフォーマンスを発揮するには非常に重要だか

そもそも発揮するだけのパフォーマンスがなければ

意味がありません。

 

あなたに足りていないのは

 

パフォーマンスをしっかり出せる環境なのか?

根本的な身体のパフォーマンス自体なのか?

 

よく考える必要があるという事です。

 

 

 

それでは私がブーツをフルチューンナップしてみた

感想をかいていきます。

 

あくまでも個人的な感想です。

 

 

まず足を入れた感じから違いました!

 

足にあたらないという感覚よりも

踵までしっかりとおさまるところにおさまっているという感覚です。

 

 

以前は膝を真っ直ぐ使いたいから

足首を少しまげて

無理やり真っ直ぐにしようという感覚がどこかにありました。

 

 

今回は全くありません

 

 

スポンとブーツを履いたら

そのまま膝も真っ直ぐ使える感覚でした。

 

 

またイタリア遠征は

基本的にJバーでの移動です。

 

つまりずっと雪面を立った状態で移動するという事です。

 

 

一見対したことないように思えますが

これが相当厄介です。

 

Jバーで移動している際は

基本的に常に雪面に対して

板をフラットにして移動します。

 

ブーツに足が捻じれて入っていて

きちんとフラットが作れない場合は

つねに足が捻じれた状態で

長い時間移動しなければならないので

身体への負担は気づかないうちに

たまっていきます。

 

 

ただ引っ張り上げてもらっているだけなので

滑っている時よりも

足への意識が少ないため

だんだんと膝や股関節、腰へのダメージを

蓄積していく可能性があります。

 

 

このように滑っていないときでも恩恵があるため

やはりできるのであれば環境を整えておいた方が

いいなと感じました。

 

 

ただ注意しなければならないのが、

あくまでも持っているパフォーマンスをフルに使えるな

といった感じであり、ブーツチューンをしたから

明らかに滑りが変わった!という感じではありません。

 

 

お勧めとしてはかなり高いレベルの方や、

カテゴリーが最上級クラスのブーツを履いている方ですね。

 

 

またどこでブーツチューンをするのかというのも

大事になってくるかと思います。

 

 

それぞれブーツチューンをする職人さんは

ご自身の考えをもって行っています。

 

 

値段も何十万するものから、低価格のものまで様々です。

 

 

前回も書きましたが、

ないパフォーマンスは出せませんから

そこも気をつけて下さい。

 

 

理想は身体のパフォーマンスも上げて

足場も最高の環境に整えることです。

 

 

 

 

トレーニング道具 身体論(フィジカル関係)

スキー上達に繋がるブーツチューンの捉え方 189

読了までの目安時間:約 4分

 


あなたはブーツを専門のチューナップに出していますか?

それともお店で当たる部分をだしてもらう程度でしょうか?

 

 

私は今回知りあいに紹介してもらい、

初めてブーツをチューンナップしてもらいました。

 

 

私は技術者ではありませんのでブーツのテクノロジーや

設計に関しては細かいことは書きませんが、

トレーナーの目線から少し書いていきたいと思います。

 

 

まず一番気になるのは

 

『ブーツチューンをして本当に滑りが変わるの?』

 

という部分だと思います。

 

 

ではあなたの周りみて、ブーツをいじったら

滑りが劇的に良くなったという人がいるでしょうか?

 

 

多分『足が当たらない!楽に滑れる!』という意見はあっても

『滑りが劇的に変わったんだよね!』

 

という人はほぼいないと思います。

 

 

その理由はなぜでしょうか?

 

 

 

今回自分がブーツをチューンナップして

感じたことは、ブーツチューンは足場作りだという事です。

 

 

例えば足場が砂地でスクワットするのと、

バランスボールの上でスクワットをするのと

平行なグリップのいい地面でスクワットするのとでは

パフォーマンスは当然変わってきます。

 

ブーツチューンは上手くブーツに入っていない足を

キレイに入るようにすることで足場が格段によくなります。

 

 

当然足場のよいところでスクワットを行う方がいいはずです。

 

 

しかしこれはあくまでも

『スクワットが正しくできる』

という前提条件があってのことです。

 

 

スクワットが正しくできる人が

足場の悪いところでスクワットを行うのと、

スクワットができない人が

キレイな足場でスクワットを行うのとでは

どちらが動作のパフォーマンスがいいのか

一目瞭然です。

 

 

簡単に言えば正しい動作ができない人が

いくら足場を良くしても

当然スクワットはできないままです。

 

 

これをスキーの置き変えるとどうでしょう?

 

ブーツチューンをしていくら足場を良くしても

正しく身体が動かせないという人が

道具を変えただけで正しい動きを身につけられるでしょうか?

 

 

これはブーツチューンを否定しているわけではなく

あくまでもブーツチューンは手段の一つという事です。

 

 

ブーツを整えることで

あなたが持っているパフォーマンスを最大限に活かせる

環境を整えていると言ってもいいかもしれません。

 

 

 

 

当然ないパフォーマンスは出せないという事です。

 

 

 

 

あなたに今何が必要か?

どこにお金と時間を投資するのか

もう一度よく考えてみて下さい。

 

 

道具に優先的に投資するという選択肢しか

もっていないスキーヤーが

多いように感じています。

 

 

 

 

トレーニング論 トレーニング道具 身体論(フィジカル関係)

スキートレーニングには常に創意工夫を187

読了までの目安時間:約 4分

 


海外チームの雪上トレーンングを見ていて

いつも思うのですが、

練習が非常に面白いです。

 

 

どう面白いのかというと

見たこともない道具を利用して

様々な動きのトレーニングをしています。

 

 

昨年はショートスキーの

左右の板を前後で固定して、

強制的に左右同じエッジ角でしか

曲がれないようにして滑っていました

14080890024341408088998661

 

 

これはスキーショップで売っているの?

と聞いてみると手作りだそうです。

 

 

今年も長い棒の左右に重りをぶら下げて

(イメージは天秤)

遠心力を分かりやすく感じながら滑っていました。

 

 

日本のスキー場では

どのチームもみんな似たようなエクササイズを行っていて

なにあれ?というトレーニングは少ないように思えます。

 

 

ここで言いたいのは何か道具を使って

見たことのないトレーニングをしなければならない

というわけではありません。

 

基本は非常に重要ですし

誰も見たことがないものをやれば

上手くなるというわけでもありません。

 

 

ただ基本と思ってずっと続けていることでも

もしかしたら効率のいいやり方があるかもしれないという事です。

 

つまり目的に対して固定観念にとらわれず、

様々なアプローチで練習する考え方が重要だという事です。

 

 

SKIER`s LABのトレーニングもよく

 

『この道具ってこんな使い方があったんですね!』

『これってスキーのトレーニング用に作られているんですか?』

 

 

といった事を言われます。

 

トレーニング方法やトレーニングツールは

すべては目的を達成する為の手段です。

 

 

つまりは目的が達成されるのであれば

どのようにしても構わないという事です。

 

 

有名なトレーニングツールでいえば、

バランスボールやバランスディスクなどは

使い方は無限にあります。

 

 

ただ上に乗ってバランスをとっているだけでは

スキーは上手くなりません。

 

 

ここで必要となるのが、

固定観念にとらわれない

自由な発想です。

 

先ほどサラッと

 

 

『目的が達成されるのであればいい』

 

 

という事を言いましたが

これ実はものすごく重要な考え方です!

 

 

あの練習をすると上手くなるらしいよ!

といった考えは生まれないという事です。

 

私が上手くなる為に必要なのは

あの練習かもしれない!

 

 

という考え方に変わるという事ですから。

この違いがわかるでしょうか?

 

 

要は100人がその練習は意味がないといっても

あなたの目的が達成されるのであれば

やるべきだといいう事です。

 

 

話が少し反れましたが、

固定観念にとらわれないで

い新しいアプローチをひらめくには

海外チームの練習はいい刺激を与えてくれます。

 

 

今年もたくさんの刺激をもらい

よりスキー上達に役立つトレーニング案が

頭の中に浮かんでいますので

楽しみにしていて下さい。

 

_________________________________________________________________________________________________________________

スキー上達の秘訣やトレーンニング情報を

メルマガにて配信中です。

登録はこちらから

メルマガ登録フォームへ

 

ジュニアスキー スキー技術 トレーニング論 トレーニング道具

スキーのオフトレにはどっち? バイク(自転車)vs走る その② 185

読了までの目安時間:約 5分

 


前回に引き続き、

スキーのオフトレには

バイク(自転車)と走るのはどちらがいいのかについて

考えていきます。

 

前回はそれぞれのメリットデメリットを簡単にお伝えしました

 

 

どちらも目的や、やり方によっては

メリットデメリットがあるということが

分かったと思います。

 

 

状況において選択していくことが重要ですが、

今回は特にケガや痛みもない一般の方、

もしくはジュニア選手を対象という前提条件の上

お伝えしていきます。

 

 

まず結論からいくと特に身体にケガや痛みがないのであれば

走る系のトレーニングの方を私はお勧めします。

 

 

 

その理由はスキーという競技が

自分の全体重を自分で支えながら、

重心をコントロールするスポーツだからです。

 

 

走る系のトレーニングは前回もお伝えした通り

自分の体重をきちんと自分で支えた状態での

移動を伴うトレーニングです。

 

 

そこが自転車(バイク)トレーニングや他にも水泳などの

トレーニングと一番違う点です。

 

 

言い方を変えればきちんと重力を受けた

自分の重みをすべて自分でコントロールするという事です。

 

 

バイクはサドルやペダルに体重を預けますし、

水泳は水の浮力があります。

 

 

長時間バイクを漕いだり、長時間泳いだ後に、

地面を歩くと身体が重く感じるなどの

違和感を覚えることがあるかと思います。

 

 

これは自分の体重を支えて

運動をおこなっていなかったことからくる現象です。

 

 

また走る系のトレーニングのよいところは

重力に対する姿勢の維持、

ローカル筋(インナーマッスル)へのアプローチ

骨への刺激などたくさんのメリットがあります。

 

 

特にジュニア選手は間違いなく

バイクトレーニングより走ることをお勧めします!!

 

 

ただなんども書いている通り

 

 

 

『正しく走れる』

 

 

 

事が前提です。

 

特にスキーヤーに多いのが

足裏のアーチ(土踏まずの部分)が落ち込むことによって生まれる

外反足です。

 

この状態では走っていても

足裏がきちんと正しく使えないために、

足首や膝を痛めやすいです。

 

 

また地面からの反発力

つまり床反力を上手く使えずに

筋力に頼った走り方で

走り終わった後、脚や腰がパンパンになってしまう人も

珍しくありません。

 

 

話がそれましたが、

ケガや痛みがない状態で

正しく走れるのであれば

間違いなく自転車トレーニングよりも

走ることをお勧めします。

 

 

 

それならなぜトップ選手の多くは

バイクトレーンングを取り入れているの?

 

 

という質問がきそうですが、

関節など、身体への負担を少なくしながら

長時間運動できる点や、心肺機能を追い込める

という部分が大きいと思います。

 

 

また根本的に走ることも当然のようにやっているはずです。

 

 

全く走らないでバイクしかやらないという選手は

まずいないと思います。

トップ選手たちが公開しているトレーニングの

一部分だけをクローズアップしないように気をつけましょう。

 

___________________________________________________________________________________________________________________________

 

現在イタリア遠征に帯同中です。

現地でのトップチームの練習や

その他のスキートレーニング情報を

メルマガにて配信中です。

登録はこちらから

メルマガ登録フォームへ

 

ジュニアスキー トレーニング論 トレーニング道具 身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレにはどっち? バイク(自転車)vs走る184

読了までの目安時間:約 5分

 


いま遠征に来ている

イタリアステルビオは

バイク(自転車)レースの有名どころでもあります。

 

多くのロードレーサーが険しい山道を

一生懸命登ってきています。

 

 

話を戻しますが、

スキーのオフトレで持久系のトレーングを行う際

必ず上がるのが

バイク(自転車)トレーニングと走る系の2つです。

 

 

あなたもどちらかは試みたことがあるのではないでしょうか?

 

 

最近はスキーのオフトレの為に

かっこいいロードバイクを買って

いつのまにかそっちにはまっちゃって

バイクの方がコストがかかっている・・・

 

 

なんて人も少なくありません。

 

 

そんな中よくある質問が

 

 

『走るのと自転車乗るの、どっちがいいですか?』

 

 

というもの。

 

何に対していいのかでかなり変わるのですが、

まずは2つのトレーニングの特徴をみていきます。

 

 

 

◯走る系

走るといっても距離やペースなど様々です。

 ・マラソンなどの長距離、

・400メートル走などの中距離、

・50メートル走などの短距離(ダッシュ)

がありますがどれがいいというよりは目的によって異なります。

 

今回はバイクとの比較の為持久系に絞って考えていきます。

 

 

走ることの一番の利点は、自分の体重を全て支えて、

コントロールしながらトレーニングできる点です。

 

基本的にスキーは自分の体重の何倍もの重さが

身体にかかります。

 

 

ですから自分の体重をすべてしっかり支えるというのは

絶対にトレーニングに取り入れたい要素です。

 

また体力強化だけでなく、体幹トレーニングや骨への刺激、

自分の軸を感じる練習など様々な効果が得られます。

 

 

ただ注意しなければならないのが

 

 

 

『正しい走り方で走れる』

 

 

 

という前提条件が必要です。

 

自分の全体重(実際に着地時には3倍以上の重さ)が

長時間かかるわけですから、

足首、膝、股関節、をはじめ身体の歪みが大きい方や、

正しく走れない方は、走る分だけ

身体を壊しているようなものです。

 

その状態では体幹トレーニングの効果や、

正しく軸を感じるなどの練習はできません。

 

 

まずは正しい走り方を身につけることが

大前提です。

 

 

 

 

◯バイク(自転車)

 

何といってもサドルに座る分

体重を支える分が少ないので、

関節への負担が少ないです。

 

 

しかも長い距離を楽に移動できることから、

爽快感もあり取り組みやすいオフトレツールといえます。

(勿論走る方が、爽快感があり気持ちいいという方もいますが)

 

関節に負担をかけずに

心肺機能を高めたい人には良いでしょう。

 

 

ただスキーは自分の身体の重さを支えて

コントロールすることが重要ですので

なにかに寄りかかり全体重を支えていないという事は

大きなデメリット要素です。

 

 

たまに自転車こいで太ももが太くなったから

力強いターンができるのでは?

と思われている方がいますが、

あくまでもペダルをこぐために

大きくなった太ももだという事を忘れてはいけません。

 

 

 

話が長くなってきましたが

結局どっちがいいの?

というところまでまだ踏み込めていませんでした。

 

 

続きは次回にします。

 

___________________________________________________________________________________________________________________________

現在イタリア遠征に帯同中です。

現地でのトップチームの練習や

その他のスキートレーニング情報を

メルマガにて配信中です。

登録はこちらから

メルマガ登録フォームへ

 

トレーニング論 トレーニング道具 身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレで行うインラインスケートの落とし穴171

読了までの目安時間:約 4分

 


前回オフトレでインラインスケートを行うことは

スキー上達に役立つのか?について書きました。

 

 

インラインスケートを行うことによって得られる

 

『足元から落下していくものに

ついていく感覚を養う、

またはついていきながら

スキーに似た動作でターンをしていく』

 

という感覚は

まだボーゲンしかできないスキーヤーや

パラレルになりかけぐらいのスキーヤーには

効果があると思います。

 

 

しかしオフトレでインラインスケートを行っている

スキーヤーの多くは中級者から上級者ぐらいのレベル

(2級~1級、プライズテストにチャレンジ)

ではないでしょうか?

 

 

このレベルの方たちは

インラインスケートをおこなう事によって

落とし穴にはまってしまうケースがよく見られます。

 

 

今回はどのような落とし穴にはまっているのか

説明していきます。

 

 

 

初めに考えなければならないのが

スキーという競技はどのようなものか?

という事です。

 

 

色々な表現のしかたがあるかと思いますが

一つ重要なポイントとして

『落下しながら板のたわみをコントロールする』

ということがあります。

 

 

板がたわまない素材のものでしたら

いまの滑りとは全く異なる技術が必要となります。

 

 

いかに板のたわみを利用して、

ターンや推進力に活かすかが

スキー競技における最大のテーマです。

 

 

 

ここら辺で気づいている方もいるかもしれません。

そうです、このたわみを利用するという

最大のテーマをインラインスケートでは

練習できないのです。

 

 

 

 

何故ならインラインスケートはたわまないから

 

 

 

 

さらに厄介なのが

 

 

 

『たまわないけどスキー動作に近い』

 

 

 

という部分です。

 

なぜ厄介なのかというと、

インラインスケートを練習するという事は

スキーの視点からみると

たわませないでターンをする練習をしている

といい変えることができます。

 

 

 

初めに説明した

中級者から上級者ぐらいのレベル

(2級~1級、プライズテストにチャレンジ)

のスキーヤーの一番の課題は板をたわませることです。

 

 

 

しかしその課題と真逆の感覚である

たわみを使わないでターンをする事を

身体にしみこませているのです。

 

 

ですから形は何となくスキーっぽくても

肝心の核となる感覚はトレーニングできていないので

雪上のパフォーマンスにはつながりにくいです。

 

 

つながらないだけならまだしも

インラインスケートの滑りの感覚、タイミングで

スキーを滑ってしまう事によって

滑りの感覚が狂ってしまう人もいます。

 

 

これもインラインスキーと実際のスキー動作が

近いがゆえに起きる現象といってもいいでしょう。

 

 

では結論としてはインラインスケートは

スキー上達には役立たないのか?

 

 

 

今までブログやメルマガでしつこいくらい言ってきましたが、

トレーニングはやり方次第で効果があるものから

逆効果になるものまで様々です。

これはインラインに限ったことではありません。

 

 

インラインスケートもどう利用すれば

スキー上達に繋がるのかきちんと考えて

トレーニングを行えればスキー上達に繋がります。

 

 

スキー技術 トレーニング論 トレーニング道具

スキーのオフトレにインラインスケートは効果があるのか?170

読了までの目安時間:約 4分

 


スキーのオフトレの代名詞と言っていい位

メジャーとなっているもののツールに

インラインスケートがあります。

 

 

 

あなたも一度はスキー上達にインラインスケートは

どれぐらい効果があるのか?

と調べたことがあるかと思います。

 

 

メジャーではあるものの

その効果は意見が分かれているのが

インラインスケートの現状です。

 

 

 

スキーの滑走感覚に近いものを

陸上で手軽に感じられる

というメリットは大きいですが、

根本的にスキーの板操作とは違うため

デメリットになる方が大きい

なんて声もあります。

 

 

 

いったいどの意見が正しくて

どれほどの効果があるのか?

 

 

 

インラインスケートをオフトレに取り入れている方、

または取り入れようと考えている方は是非参考にしてみて下さい。

 

 

 

まず、最初にはっきりさせておきましょう。

 

 

 

 

『インラインスケートはスキーのオフトレに効果があるのか?』

 

 

 

 

という部分。

どのような練習をするのかによっても変わりますが

今回は普通に坂道をスキーの様にターンして滑るという練習を

前提条件としてお話しします。

 

 

 

普通にインラインスケートでスキーの様に滑降練習をした場合

 

 

 

『効果が出るのはある一定の技術レベルまで』

 

 

 

です。

 

 

どういう事か説明します。

 

 

例えばまだパラレルができない、

またはパラレルになりかけである

というレベルのスキーヤーであれば

効果はあります。

 

 

なぜなら落下しながら動く

という運動になれていないからです。

 

 

なかなか日常生活で

足元だけが道具によって落下するという

状況はありません。

 

 

ですからインラインスケートであり、

アイススケートであり、

初心者の方は落下についてくという感覚が乏しいため

進んでいく足元についていけず

後ろから足払いされたように

尻もちついて転ぶのです。

 

 

スキー板は長いので尻もちついて

転ぶという事はありませんが、

圧倒的に前傾過多より後傾になる人が多いのはこの為です。

 

 

 

ですから

 

足元から落下していくものに

ついていく感覚を養う、

またはついていきながら

スキーに似た動作でターンをしていく

 

という感覚は

まだボーゲンしかできないスキーヤーや

パラレルになりかけぐらいのスキーヤーには

効果があるといえます。

 

 

 

しかしインラインスケートを

オフトレ二取り入れているスキーヤーの多くは

スキー検定でいえば2級以上の

中級者ではないでしょうか?

 

 

じつはこの中級者から上級者ぐらいのレベル

(2級~1級、プライズテストにチャレンジ)

のスキーヤーがこのインラインスケートの

落とし穴に一番はまってしまっています。

 

 

どのような落とし穴にはまっているのか?

 

続きは次回に。

 

 

 

 

 

 

 

トレーニング論 トレーニング道具