スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

もうスキー上達に悩まない!指導を受ける時のポイントとは? 264

読了までの目安時間:約 14分

 


前回の記事では

指導者によって言う事が違う原因は

指導者バイアスがあるからだと

お伝えしました。

 

スキー上達を左右する指導者バイアスとは?263

 

 

この指導者バイアスがある事を知らないと

人によって違う事を言われるので

混乱を招きます。

 

では今回は

指導者のバイアスに

生徒が左右されない為に

具体的にどうすればいいのか

お伝えしていきます。

 

 

まずは前提を考えよう!

 

これまでにお伝えした通り

指導者の発言の多くは

その人の感覚に

大きく影響されているものが多いです。

 

 

前回の記事で

シェアさせていただいた

読者の方からのメールにもある

 

 

小回りでは極力股関節を使わない

 

としていながら

 

実際は股間節を使わなければ

小回りは出来ない

 

 

といった感じです。

 

 

でも指導者やトップ選手の様な

上手い人たちが言う事は

どれも正しく思えてしまいます。

 

 

ではどうやって

自分のスキー上達に繋がるように

指導者のバイアスを判断していくか?

 

 

まず重要なのは

 

 

 

『前提を考える』

 

 

 

という事です。

 

 

 

スキー指導の殆どは

何かしらの前提が隠れています。

 

 

 

例えば今回シェアさせていただいた

 

 

『小回りでは極力股関節を使わない』

 

 

という指導の裏側には

 

 

『股関節を使って腰(骨盤)を移動できる人は』

 

 

という前提があります。

 

 

その前提をもとに

 

 

動かしすぎるとエラーしてしまうので

なるべく動かさない意識で

小回りを行いましょう。

 

 

 

となるわけです。

 

 

 

これに似たような例で

 

 

『腰が外れています!』

という指導(指摘ですかね?)がよくありますが、

 

 

股関節を使って腰が動かせる

という前提で、

 

 

・動かす方向が間違っている

・動かす量が間違っている

・動かすタイミングが間違っている

・動かし方は合っているのに

 ポジションが悪いからエラーになっている

 

 

といった様々なニュアンスが含まれています。

 

 

もしあなたが股関節を使って

正しく腰(骨盤)を移動できる

という前提条件を

満たしていないにもかかわらず

股間節を使わないように

気をつけたり、

腰を外さないようにロックしたら

どうなるでしょうか?

 

 

 

多分股関節からの運動は上達しません。

 

 

 

厄介なのは腰を外してはいけないと

思い込みはなかなか取れず

代償動作と言われるエラー動作を

その後練習して染み込ませてしまいます。

 

 

 

このように指導の裏側には

必ずと言っていいほど前提条件があり、

その前提条件を満たしているかどうかで

あなたのスキー上達に繋がるかどうか

大きく変わってきます。

 

 

 

本当は指導者側から丁寧に

前提条件の提示があれば

分かりやすいのですが

ないケースがほとんどの様なので

自分で意識することが重要です。

 

 

サポートメンバーの方とのレッスンでも

 

 

 

『あぁ!いままで指導で言われてきたことは

 そもそもこれが

 出来ていなかったからなんですね』

 

 

『どうして一般的なレッスンでは

 まずこの部分から

 最初に教えてもらえないんですかね?』

 

 

といった声をよく聞きます。

 

 

 

・外脚に乗る為の前提条件とは?

・くの字姿勢を取る為の前提条件とは?

・X脚シルエットを直すための前提条件とは?

・後傾を直すための前提条件とは?

・板をたわますための前提条件とは?

・前半から捉えるための前提条件とは?

 

といった

色々な前提条件があり、

 

 

毎シーズン同じことを

言われている場合は

この前提条件が

満たせていない可能性が高いです!

 

 

 

悩みの多い両足荷重の前提条件

 

 

とはいうものの

なかなか前提条件を考えるのは

難しいと思います。

 

 

ですからもう少し具体的な

前提条件の例をお伝えします。

 

 

例えば『両足荷重』についてです。

 

 

この

外脚荷重か両足荷重か

はたまた内脚荷重かは

指導者によって意見が分かれる

代表的な部分の一つです。

 

 

 

両足荷重の意識が

正しいか間違っているかは

置いといて、

両足荷重が出来るための

前提条件は何だかわかるでしょうか?

 

 

 

それは外脚荷重です!

 

 

両足荷重の前提条件が

外脚荷重というのは

意味がよく分からないかもしれません。

 

 

また正しい前提条件は

外脚荷重と内脚荷重ですが、

内脚荷重ができないよりも

外脚荷重が出来ないと悩んでいる方が多いので

今回はこちらを前提条件にします。

 

 

 

なぜ両足荷重をするには

外脚荷重が出来ることが

前提条件なのか?

 

 

 

もうお分かりかと思いますが、

両足均等荷重という事は

内脚荷重と外脚荷重で

バランスをとるという事です。

 

 

シーソーの様なものですね。

 

 

しかし片方にしか傾けないシーソーが

バランスをとれないのと同じように

外脚荷重を強くできない人は

両足荷重にするためのバランスをとれません。

 

 

 

理論的には50:50の両足荷重を

ひたすらキープ出来れば

外脚荷重は必要ないかもしれませんが、

内脚に乗ってしまった場合は

外脚荷重でバランスをとらなければなりません。

 

 

 

しかし外脚荷重を

意図的に出来ない人が

両足荷重を意識したら

どうなるでしょうか?

 

 

当然先ほど例に挙げたように

内脚荷重の状態になったら

上手く戻れません。

 

 

 

つまり両足荷重をする場合は

外脚荷重と内脚荷重の

バランスが必要なのに

外脚荷重が出来ない状態のまま

両足荷重というバランスを

とろうとしているという事です。

 

 

 

他にも前提条件として

 

 

 

『どのシーンで両足荷重なのか?』

 

 

 

というものもあります。

 

 

・ターン前半は内脚で

 ターン後半は外脚、

 その間の繋ぎが両足荷重なのか?

 

 

・それともずっと均等に

 両足荷重なのか?

 

 

さらにややこしい事を言えば

谷回りと山回りで

圧の加わり方や

内脚外脚の高低差があるので

 

 

ずっと両足均等荷重にするには

どちらかをだんだんと強くして

どちらかをだんだん弱くする

という調整をすることで

両足均等荷重を作り上げるのか?

 

 

どちらかを強くして

どちらかを弱くするのであれば

それは内脚or外脚荷重ではないのか?

 

 

 

この様に複雑な前提条件が含まれており

人それぞれ感じ方も違います。

 

 

 

最後の方はややこしくなりましたが

このぐらい緻密に考えなければ

自分のスキー上達に繋がらないケースは

非常に多いです。

 

 

見えてくるあなたに合った理想の指導

 

指導者バイアスに悩まされない為には

前提を意識することが重要だという事が

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

しかし先ほどの『両足荷重』の例で

お伝えした通り

前提条件は思った以上に多くあり、

それを全て自分で意識するのは

至難の業です。

 

 

そこで見えてくるのが

あなたにとっての理想の指導です。

 

 

全ての技術要素の前提は分からなくても

 

 

 

あなたに必要な前提条件を

教えてくれるているかどうか?

 

 

 

は指導を受ければ分かりますよね!

 

 

そこがあなたにとって

スキー上達に繋がる指導かどうかの

判断基準とも言えます。

 

 

A:内倒しているので

 もっと外脚に乗ってください

 

 

B:内倒しているので

 もっと外脚に乗りたいのですが、

 そのためには股関節がこの様に動く事が

 いまのあなたにとっては必要です(前提)

 

 

これだけでも

AさんとBさん

どちらから指導を受けたいか

わかりますよね?

 

さらにその前提を満たす

具体的な解決方法まであると

より理想的です。

 

 

C:内倒しているので

 もっと外脚に乗りたいのですが、

 そのためには股関節がこの様に動く事が

 いまのあなたにとっては必要です(前提)

 

 股関節がこの様に動く為には

 こういった動作の練習をしましょう

 (具体的な解決案)

 

 

ただ難しいのは

前提を満たす為の

具体的な解決案は

 

 

あなたが取り組めば出来るもの

 

 

に限られます。

 

 

こうすれば出来ますよ!

と言われても

その解決案自体が出来ないのでは

困りますよね。

 

 

そして何より難しいのは

 

 

前提の多くは雪上にはない

 

 

という事です。

 

 

外脚に乗る

→(前提)股関節が動く

→(前提)股関節の可動域がある

 

 

という事です。

 

 

可動域とは関節の動く幅の事です。

 

 

さてこの

股関節の可動域がある

という前提を持っていない場合は

どこで雪上と陸上どちらで

その前提をみたす練習が必要でしょうか?

 

 

ここまでわかってくると

 

『陸上でできないことは

 雪上でできない』

 

ということの意味が

解ってくるはずです。

 

 

 

このように

もしたくさんの情報に悩んだら

前提を意識して

その前提を満たす指導を受ける事が

スキー上達において重要です!

 

 

 

 

 

 

スキー技術 メンタル関係

スキー上達を左右する指導者バイアスとは?263

読了までの目安時間:約 12分

 


あなたは雪上で指導を受けた際

 

 

『あれ?他の指導者と

 言っていることが違うな?』

 

と感じた経験はありませんか?

 

また雑誌や動画からの

情報を手に入れた際、

習ってきた教えてとは

違う事言っているな・・・

 

 

と感じたこともあるはずです。

 

 

 

・外脚荷重?両足荷重?内脚荷重?

 

・ターン前半からたわます?

 ターンMAXは後半?

 

・エッジをしっかり立てる?

 ブレーキにならないように立てない?

 

・ポジションは前?

 踵荷重?

 

 

といった感じでしょうか。

 

 

 

この様にスキー界によくある、

 

 

 

 

人によって言っていることが違う

 

 

 

という現象ですが、

そもそも同じスキーをしていて

なぜこのこの様な事が

起きるのでしょうか?

 

 

 

 

そりゃ人によって感じ方が

違うからしょうがないんじゃない?

 

 

と思われる方が大半です。

 

 

そしてそういったケースが

あまりも一般的に起こるので

それほど重要な事に感じていません。

 

 

でももしそれが

あなたのスキー上達に

繋がるのか妨げになるのかは

どのように判断していますか?

 

 

ずっと信じてきたことが

 

 

 

嘘ではないけど自分の上達にはつながらない

 

 

 

といった場合、

それに気付けなければ

ずっと同じことで悩み続けます。

 

 

せっかく習いに行っているのに

それでは困ってしまいますよね。

 

 

そこで今回は

あなたのスキー上達に繋がるように

指導を受ける際に

意識しておきたい

ポイントをお伝えしていきます。

 

 

 

 

意識したい指導者バイアスとは?

 

指導者バイアスという言葉は

あまり聞いたことがないかと思います。

 

 

バイアスとは簡単に言ってしまうと

 

 

思い込みや先入観といった

思考のかたよりです!

 

 

 

例えば私のメルマガに対する

感想をいただいたメールで

このようなものがありました。

 

____________________________

 

Aさん(指導者の方)は両足均等加重、

弓なりを強調しています。

小回りでは極力、股関節は使わない方がよい。

という指導法です。

 

本日の渡辺さんのメールで納得しました。

Aさんのフィーリングの問題で、

股関節くの字が

入った弓なりなのでですね。

 

Aさんに股関節が曲がっている意識がないのですね。

 

Aさんの見本の小回りの映像を

その視点でみると

脇腹で捻りを作る

と言っているわりには、

腰はほとんど真下方向、谷側

にむいていました。

 

 

股関節で捻っているように見えます。

股関節を捻っているなら、

股関節もくの字のようです。

 

おっしゃる通りですが、

指導者のバイアスを排除するのは、

生徒には不可能ではないでしょうか?

 

___________________________________

 

これは前回のきじでお伝えした

くの字と弓なりについて

配信した際の返信です。

 

 

簡単に言ってしまえば

指導者の方の表現を

勘違いして受け取っていた

というものです。

 

 

内容は分かったでしょうか?

 

 

指導者Aさんは

小回りでは股関節は極力使わないという

指導方針をとっているようです。

 

 

逆に技術選トップ選手の

丸山貴雄選手の様に

股関節から下で小回りをしていると

表現する方もいます。

 

 

 

このように

 

 

 

沢山の指導者がおり

様々な表現をするので

どれが正しくて

どれが間違っているのか

分からない・・・

 

 

という経験が少なからずあなたもあるはずです。

 

 

なぜこのような事が起きるのかというと

基本的に指導者は

 

 

 

『自分の感覚をベースに伝えている』

 

 

 

ケースが大半だからです。

 

 

 

自分が感じたことをベースに指導している

つまりこれが、

指導者のバイアス

かかっているという事です。

 

 

 

似たような例でいえば

両足荷重と外脚100荷重もそうですね。

 

 

もちろんその指導者の方と

受講者側の感覚が合えば

全く気にすることないですが、

指導者の感覚と受講者の感覚が違えば、

そしてメールの内容にもあるように

その指導者のバイアスを排除しないと

スキー上達に繋げられません。

 

 

 

果たして受講者側が

指導者側のバイアスを排除して

正しく自分の上達に

繋げることは可能なのでしょうか?

 

 

まずはあなたのバイアスを意識しよう!

先ほどは

小回りは股間節を極力使わないという方と

小回りは股関節を中心に行う

という例をお伝えしました。

 

 

これはそれぞれ指導者本人の滑りの感覚という

バイアスがかかっており

じっさい小回りは人体の構造上

ほぼ間違いなく股関節は使っていますし

逆に上半身も使っています。

 

 

なのでどちらも間違いではなく

本人がどう捉えるかです。

 

 

偏見や偏りなんて言うと

マイナスのイメージが強いですが

私も含め誰しもが何らかのバイアスが

かかって物事を捉えています。

 

 

ですからごく普通の事であり

仕方がない事でもあります。

 

 

 

例えば、

 

 

『600人行って400人が死んでしまう手術』

 

 

『600人行って200人が助かる手術』

 

 

あなたは選ばなければならないとしたら

どちらを選びますか?

 

 

すぐに分かると思いますが

どちらも1/3で助かる同じ確率の手術です。

 

 

しかし前者より後者の表現で伝えた方が

手術の承諾率が上がったという話があります。

 

 

これは『死ぬ』事に

目を向けさせるよりも

『助かること』に目を向けさせる

バイアスをかけた結果です。

 

 

 

スキーに戻せば

 

 

指導者やトップ選手は

自分が思っている感覚で

実際滑れているので

それが正しいという

バイアスがある

 

 

ケースが大半です。

 

 

 

逆にあなたにも

 

 

トップ選手や上手な人が言っているんだから

その感覚は間違いではないだろう

というバイアスがある

 

 

ということを

忘れてはいけません。

 

 

 

冒頭でも述べた通り

誰しも少なからずバイアスはある物なので

大事なのはそれを理解したうえで

情報を理解するときに

なるべくバイアスがかからないように

意識することです。

 

 

まとめ

指導者バイアスの内容は

理解していただけたでしょうか?

 

 

またあなたの中にも

バイアスがある事も

忘れてはならない重要なポイントです。

 

 

ここら辺を深堀していくと

認知心理学や行動分析学

行動経済学といった

どんどんマニアックん方向に入っていくので

ここまでにしますが

興味がある方は

沢山関連の本が出ているので

読んでみてください。

 

 

代表的な物は

【不合理 誰もがまぬがれない思考の罠100】

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4484131218/ref=oh_aui_detailpage_o08_s00?ie=UTF8&psc=1

 

 

問題形式で面白いのは

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たしか400p字以上ある分厚い文庫でした。

 

 

それでは次回の記事では

具体的なスキー上達に繋がる

指導者バイアスに左右されない

対策法をお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

トレーニング論 メンタル関係

スキーの上達には目的と目標を使いわける 90

読了までの目安時間:約 5分

 


あけましておめでとうございます。

今年もSKIER`s LABは

一人でも多くのスキーヤーの成長に

貢献できるよう全力を尽くしていきたいと思います!

 

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

 

さて新たな一年が始まるとまず行うことの一つとして

今年の目標を決めることだと思います。

 

 

 

 

あなたの今年の目標は何でしょうか?

 

1231500801 

 

 

勿論仕事や学業、生活面では今年かもしれませんが、

スキーでいえば今シーズンの目標でしょうか?

 

 

 

今シーズンの目標なんて

もう昨年のシーズンイン前に決めている!

 

 

 

なんて声も多そうですが、

この目標設定をどう定めるかで

今シーズン成長度合いもかなり変わってくので

今一度考えてみて下さい。

 

 

 

 

そもそもタイトルにもありますが

目標と似た言葉で目的という言葉があります。

 

 

 

 

この目標と目的の違いは何だか分かりますか?

 

 

 

 

 

どちらがゴールでどちらが近い未来のことでしょう?

 

 

 

と聞くと意外と半数以上の方が間違った認識を持っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

目的とは

『実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。』

 

 

目標とは

『そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。』

 

 

 

 

 

と意味付けられています。

 

 

 

例えばあなたが

SAJスキーバッジテストでクラウンに受かりたい!

とします。

 

 

だから今シーズンの目標はクラウン合格!!

 

 

というのは間違えているという事です。

 

 

 

 

 

クラウンに合格というのは上の意味からすると

目標ではなく目的になります。

 

 

 

クラウン合格という目的の為に合格点に届いてない

小回りが上手くなりたい!

 

 

というのは目標です。

 

 

 

実現しようとしたい事柄(目的)に対して

それを実現する為に必要な事はなんなのか(目標)

を決めていく必要があります。

 

 

 

さてこの目標を決める時にも注意が必要です。

 

 

 

あなたは目標を決める際に

 

 

小回りが上手くなる!

板をたわませられるようになる!

 

 

といった具合に抽象的な目標を立てていませんか?

 

 

 

基本的に目標は第三者から見て判断できるものの方が

圧倒的に達成しやすいといえます。

 

 

 

小回りが上手くなる!

板をたわませる!

 

 

 

といった目標は一見具体的なように見えますが、

どうなったら小回りが上手くなったといえるのか?

どうなったら板がたわんでいるといえるのか?

 

 

 

といった具合に判断基準が非常に曖昧です。

 

判断基準があいまいな目標は結局どこで達成しているのかわからず

あまり目標としての機能をはたしていません。

 

 

 

目標とはあくまでも目印にならなければならないので

もう少し具体的に設定する必要があります。

 

 

 

あなたの目標はきちんと第三者が判断できるような

数値化された目標になっているでしょうか?

 

 

 

次回は具体的な目標設定の仕方を書いていきたいと思います!

 

 

コラム メンタル関係

ジュニア期に必要なメンタルトレーニング  76

読了までの目安時間:約 4分

 


シーズンに入ると、

雪上で行うスキーの技術的な部分が

トレーニングの大半を占めているのではないでしょうか?

 

 

 

日本には「心技体」という言葉があるように、

この三つをバランスよくトレーニングしていかないと、競技力は伸びません。

 

 

 

最近は「体」にあたるフィジカルトレーニングについても 少しずつ認知され始めましたが

まだまだしっかりシーズン中も陸トレをおこでなっている選手は少ないです。

 

 

 

さらに「心」にあたるメンタルトレーニングを行ったことがある方は

ほとんどいないのではないでしょうか。

 

 

 

何度かメンタルトレーニングについては書いてきましたが、

何をしていいかわからないのがまだまだ一般的だと思います。

 

 

メンタルトレーニングにはたくさんの方法があるのですが、

すぐに出来る方法としては、

日々の考え方を意識することによって

メンタルトレーニングをおこなう事ができます。

 

 

 

 

例えば普段の練習中から

何事も自分で考え自分で決めるということを徹底することです。

 

「コーチ雨降ってきた」 じゃあどうすればいいと思う?

 

「寒いよ疲れた」 じゃあどうすればいいと思う?

 

「視界が悪いよぉ」 じゃどうすればいいと思う?

 

「今日は雨降ってるからコントレどうしますか?」 どうすればいいと思う?

 

そんなことの連続です。 自分で決めるというトレーニング量が圧倒的に少ないです。

そもそも自分で決めてトレーニングに来ているという意識すら

少ない選手が多いと思います。

 

 

 

 

そのような流れで大会に入ると

 

「あの急斜面で遅れたらどうしよう」

「バーンがあれているって情報が入ってきたぞどうしよう」

「板のワックスはあっているのかな?」

「どれぐらい前からアップすればいいのかな?」

 

 

と自分で考えることができず、 どんどん不安が高まり緊張するのは当たり前です。

 

 

簡単ではありますが選手たちにメンタルの重要性を説明し、

毎回じゃあどうすればいいと思う?

と聞いている少しずづ感覚が変わってくる選手もいます。

 

 

 

 

「明日コントレありますか?」

から

「明日コントレ5時半からやりたいのでお願いします」

となったり、
 

 

なぜか雨が降ると選手にとって朝のコントレは中止という感覚らしいのですが

「コーチ雨が降ってるからコントレは中止・・・・あっ、室内でできますか?」

という選手もいます。

 

 

 

そうですね雨が降ってたら室内でやればいいという

簡単な考えも トレーニングしていないと出てきませんね!

 

 

でもちょっとずつ考え方をトレーニングしていけば

何年後かには素晴らしいメンタルを持つようになっています!

 

ジュニアスキー メンタル関係

『本気』の意味とは  70

読了までの目安時間:約 5分

 


スキーヤーズラボのホームページでは

サポートメンバーの対象を

 

 

『本気』で上手くなりたい方と記載しています。

 

 

先日新規の方でカウンセリングの方で、

 

 

 

 

『何とかして1級より上の

プライズテスト(テクニカル、クラウン)に合格したいんです。

オリンピックを目指すわけでもなく、

全日本技術選手権を目指すわけでもないのですが、

これぐらいの目標でも大丈夫でしょうか?

本気でと書いてありましたので・・・』

 

 

 

 

というご質問を受けました。

 

 

 

 

なぜかスポーツ業界では当たり前のようになっているのですが

 

 

 

『本気』=プロやトップレベルを目指す

 

 

 

といった考え方が一般的です。

 

 

 

もちろんそういった意味合いも

『本気』の中に含まれているのかもしれませんが

私の考える『本気』は少し違います。

 

 

 

 

 

遊びや趣味の領域であっても

本当にスキーが楽しくて、

心底上手くなりたい!!

 

 

 

 

 

という思いがあれば本気だと思っています。

 

 

 

ですから

 オリンピック選手になれたらいいなと思っているんです!

という技術レベルの高い選手よりも

 

 

 

1級に絶対受かりたいんです!!頑張りたいんです!!

 

 

 

という一般スキーヤーの方をサポートします。

 

 

 

 

『本気』とは決して技術レベルの高いところを目指さなければ

ならないとは思っていません。

 

 

 

特にジュニア選手ははじめのうちはスキーが楽しくて競技を行っていたのに

だんだんと成績を求められ、上を目指さなければ本気でやっていないなら辞めろ

という環境に陥りやすいです。

 

 

 

これは私が選手時代にメンタルトレーナーに言われた一言です。

 

 

 

今日はオフだから楽しんでスキーを滑りに行こう!

という日があり、

楽しもうと滑りに行くのですが、

どうしても技術的な要素が気になったり、

こんなことをやっていいのかな?

遊び感覚で滑っている暇があったら、

もっと本気で練習したほうが良いのでは?

 

 

といった感情にかられることがありました。

 

 

 

当時毎日つけていたスキーノートに

そんな思いを良く書いていたようです。

 

 

それを見たメンタルトレーナーさんから

 

 

 

『渡辺くん楽しんで滑る時は適当に遊ばないで、もっと本気で遊んでみたら?』

 

 

 

と言われました。

 

 

 

思わずハッとしました。

 

 

 

ツインチップの板で跳びに行ったり、新雪や非圧雪を滑ったりなど

どこか練習以外の部分はあまり意味がないのではと思い

本気でスキーを楽しんでいない自分がいたんです。

 

 

 

そもそも滑ることが楽しい!!

という初心をいつの間にか忘れていました

 

 

 

よくトップアスリートでも、

壁にぶつかり悩んでいる時に

復活のきっかけになったのは初心を思い返してみたから

とよく聞きます。

 

 

 

それからは、

オフの遊びスキーでもコントレのサッカーでも

宿でゴロゴロ休んでいるのも全て本気で行う意識になりました。

 

 

 

本気で休憩しているんです(笑)

 

 

 

 

純粋にスキーが上手くなりたい!楽しい!

という気持ちは紛れもなく本気です。

 

 

 

本気で楽しみながらスキーに取り組んでいただければと思います。

 

 

 

因みに本気で休憩しているだけだと

ただの怠けですからね。

 

 

あくまでも本気で練習をして

煮詰まった時のメンタルテクニックの一つですので

サボり癖のある方は注意してください(笑)

 

 

メンタル関係

コーチが主なのか選手が主なのか?  65

読了までの目安時間:約 5分

 


あなたは決まったスキー場で、決まったコーチのもと練習をしていますか?

それともシーズンを通して色々なコーチのところに滑りに行くでしょうか?

 

 

 

因みにどちらにもメリットデメリットがあり、

個人によって合う、合わない、があるため、

これが正解というものはありません。

 

 

 

ただ色々なところで指導を受けてどれが正解なんだろうと

悩んでしまうスキーやご多いことは事実です。

 

 

 

ちなみに先ほど書いたように

これが正解だというものはないため、

あくまでも一つの意見として読んでみて下さい。

 

 

 

タイトルにもあるようにコーチが主なのか選手が主なのかという部分ですが、

これは日本人の特徴か文化か分かりませんが、

指導受けたことに対してそのまま受け入れ実践するという傾向が強いです。

 

 

 

よく言えば素直、悪く言えば自主性がないといったところでしょうか。

 

 

コーチが主となりコーチのいわれたとおりにこなすことが一番の為、

その主となるコーチが人によって全く違う事を言いだすと困るわけです。

 

 

 

では一方で選手が主となるとはどういう事でしょうか?

 

 

 

 

決して人の意見を聞かず自分の思った通りにわがままを貫く事ではないので

特にジュニアの選手は注意して下さい。

 

 

 

 

選手が主となるということは

自分の中で明確な目標、課題があり、それをクリアする為に

コーチの意見を素直に試してみてどの情報を選ぶのか自分で判断するという事です。

 

 

 

 

このようになるためにはまずは自分の中に

しっかりとした芯となる判断基準がある事が前提条件となります。

そしてコーチに対してきちんと自分の考えを伝えられ、

意見をもらえるコミュニケーション能力も必要となってきます。

 

 

 

私が考える選手との関係性としては、

こちら側が与えた情報をはい分かりました!

と行う一方通行の関係ではなく、

 

 

コミュニケーションをとり、

目指すべき方向を共通認識し、

その方向に対してお互い意見を出し合いながら向かっていける関係性です。

 

 

 

例えば

 

 

『後傾を直したい』

 

 

という課題があったときに、

 

なぜ後傾になってしまうのか、

どうすれば直ると思うのかを話し合い、

例えばこちらの指導に対して

 

 

 

『分かったその感覚だと後傾にならない!』

 

 

 

となれば勿論最高ですし、

 

 

 

『なんかやってみたけどしっくりこない』

 

 

 

というのであれば、

こちらからも

 

 

 

『じゃあこれは?』

 

 

 

という代替案を出してみたり、

選手側からも、

 

 

 

『この感覚でやってみるのはどうですか?』

 

 

と意見を出してもらうなどして

話し合いながら目標に向かっていくようなイメージです。

 

 

 

有名どころでいえば

水泳の北島康介選手と平井コーチが

そのような関係性の元トレーニングをしていたようです。

 

 

 

 

大事なのは

 

 

 

ただただ何でも聞けばいいだけでもなく、

意見を聞かずに自己主張をすればいいというわけでもない

 

 

 

という事。

 

 

 

 

バランスが非常に重要です!

 

 

 

 

あくまでのお互いの信頼関係と、

ある程度の選手のレベルが必要ですが、

特にジュニアの選手は

コーチの意見をきちんと取り入れながら

自分で考えて練習できる選手になってほしいと思っています。

 

ジュニアスキー メンタル関係

メンタルトレーニングは何を鍛えるのか? ~その3~ 49

読了までの目安時間:約 6分

 


メンタルトレーニング関連の記事も第三弾となってしまいました。

 

 

 

書き出すと長くなってしまうのですが、

意外と皆さん楽しんで読んでいただいているようでうれしい限りです。

 

 

因みに小学生の選手達から

 

 

 

『毎日読んでいます!すごく面白いです!』

 

 

 

と言われたのは

嬉しい誤算でした。

 

 

 

こんなマニアックで長い文、

中学生ぐらいでぎりぎりかなと思っていたので。

 

 

内容分かるの?聞くと

 

 

『うん!分かります!』

 

 

とのこと。

 

 

すごいです。。。

 

 

たまには小説とか他のジャンルの文章も読んでくださいね(笑)

 

 

 

話がそれましたが、

 

 

前回人には今までの経験や環境からフィルターがかかっていて、

そのフィルターを通してでしか物事が見えないと書きました。

 

 

 

騙し絵でいうもう一つの事柄に気づけないという事です。

 

 

 

ではそういったフィルターを外し

本当の意味でメンタルを鍛える方法を少しだけご紹介します。

 

 

 

ちなみに今回紹介するのは手段の一部であり、

これがすべてではありません。

 

 

 

普段からメンタルを鍛える方法として

 

 

 

 

『自問自答を癖にする』

 

 

 

 

というトレーニングがあります。

 

 

 

 

 

特に嫌なことがあったり、不安なことがあったりしたときに

行ってもらうと効果的なのですが、

 

 

 

嫌だなぁ、不安だなぁといった事柄に対して、

一度第三者目線になって、

 

 

 

 

『何で私はこのことが嫌なの?』

 

 

 

 

と聞いてみるんです。

 

 

 

 

例えば

 

『明日の試験ちゃんとできるか不安だなぁ』

 

 

という感情が芽生えたとします!

 

 

そこで自問自答トレーニングに入ります。

 

 

 

『何で私は試験ちゃんとできるか不安なの?』

 

 

『点数が悪いかもしれないから』

 

 

『なんで点数が悪いと嫌なの?』

 

 

『点数悪かったら親に怒られる・・・』

 

 

『という事は試験が不安でも成績が悪いのが嫌なのでもなく、

親に怒られるのが嫌ってこと?』

 

 

 

 

あくまで例ですが

このようにとことん突き詰めて整理してくんです。

 

 

 

 

そして最終的には

 

『じゃあどおすればいいの?』

『試験対策で勉強をすればいい』

 

 

という事にたどり着きます。

 

 

 

当たり前の事かもしれませんが、

 

 

 

自問自答してその答えにたどり着くまでのプロセスが大事なのです!

 

 

 

 

この自問自答のプロセスを行うことで、

頭の中が整理され、

 

 

 

やるべきことが明確化されます!

 

 

 

 

これがスキーの大会の場合だったらどうですか?

なんで緊張しているんですか?

 

 

 

普段からこういったメンタルトレーニングをしていなければ

その場だけ自問自答は意味がありませんのでご注意ください。

 

 

 

因みに少し前にサッカー日本代表の本田選手がACミランの入団会見の際に

 

 

『なぜミランに決めたのですか?』

 

 

という事に対し

 

 

『ここの中のリトル本田に聞きました。』

 

 

という発言が話題になりました。

 

 

この発言はどちらかといえば

 

 

相変わらず変わってるねぇ

 

 

 

といった笑い話の様に一般的には扱われました。

 

 

 

しかし今この記事を及んだあと聞いてみると

あなたはこの本田選手の発言をどのように感じるでしょうか?

 

 

 

本田選手がメンタルが強いと言われているのには

きちんとした理由があるわけです。

 

メンタル関係

メンタルトレーニングは何を鍛える事なのか?~その②~  48

読了までの目安時間:約 6分

 


さて前回の続きでメンタルトレーニングについてです。

 

 

前回はメンタルトレーニングを

 

 

 

きついことに乗り越えることで

気持ちが強くなるといった考え方は

一つの方法論でしかなく、

それがメンタルトレーニングの全てではありませんよ!

 

 

といった話の流れでした。

 

 

 

この考え方が一般的なメンタルトレーニングの考え方であり

落とし穴なので注意が必要です。

 

 

 

 

ではいよいよ本題。

 

 

じゃあメンタルトレーニングってどうすればいいんですか?

というところですが、私が実際トレーニングを受けた経験と、

メンタルトレーナーから言われていた言葉を参考にお伝えさせていただくと

 

 

メンタルトレーニングとは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『哲学』

 

 

です!

 

 

具体的に言えば

 

 

 

 

考え方を鍛えるトレーニングです!

 

 

 

 

イメージトレーニングなどいろいろなトレーニングを受けましたが

メンタルトレーニングの神髄はここだと私は思っています。

 

 

 

考え方を鍛える!

 

 

 

というとじゃあそんなの簡単じゃん!!

いい方に考えればいいだけでしょ?

 

 

と思うかもしれません。

 

 

 

よく考えてみて下さい。

それができないからメンタルトレーニングをしようと思っているんですよね?

 

 

 

注意してもらいたいのが

 

考え方=ポジティブシンキング

 

でもありません。

そういったトレーニング方もありますが、手段の一つにすぎません。

 

 

 

この考え方を鍛えるのは非常にむずかしいのです。

 

 

 

なぜなら人は

 

 

 

それまでの経験、環境によって

考え方のフィルターがついていて、

そのフィルターからしか物事を判断できないからです。

 

 

 

すこし難しいので例を出します。

 

 

 

これらはだまし絵として有名なものです。

見たことがある方も多いと思います。

 

 

2つの見え方があるのですがあなたは分かるでしょうか?

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1231500804

 

1231500803

 

1231500801 

 

 

 

答えは出典先のリンクを見てみて下さい。

http://andornot.blog.shinobi.jp/Entry/154/

 

 

ようはこの騙し絵の様に、

 

 

 

同じものなのに人によって見え方、感じ方が違い、

一つの固定観念(考え方)にとらわれると

その様にしか見えないという事です!

 

 

 

 

例えばスキーの大会で

出生順が遅くコーズが荒れてきたとします。

 

 

その情報をコーチからもらった時ある選手は

 

 

〇転んだらどうしよう・・・

〇よしこの状況なら、他の選手タイムが伸びなさそうだからこれはチャンスだ!

〇荒れているから失敗してもしょうがない気楽にやろう!

〇あそこの掘れに対してはこないだ練習でやったあの動きで対処しよう!

〇荒れているの苦手なんだよなぁ、でもこの間もそれで滑れたし大丈夫か!

 

 

などなど・・・

 

 

 

今現在のコース状況は全く同じなのに、

人によって感じ方はまるで違います!

 

 

 

因みに言っておくと、

もしこの段階で、ポジティブに考えよう!

と思っている選手はメンタルトレーニングが足りていません。

 

 

 

普段のから正しくパフォーマンスを発揮できるような

考え方のトレーニングをしなければならないのです!

 

 

もう一度言います。

 

 

普段からです!!

 

 

普段からのものの考え方が重要なのです。

競技のことだけではありません、

普段の仕事、学校生活、人間関係、様々な出来事に対して全てです。

 

 

 

だからメンタルトレーニングは難しいのです。

 

 

 

正直私はフィジカルトレーニングよりきつかった記憶があります。

 

 

 

書くことが多すぎてまたまた長くなってしまいました。

 

 

 

次回は普段からやってほしい

メンタルトレーニング方法を少しご紹介したいと思います!

 

メンタル関係

メンタルトレーニングとは何を鍛える事なのか? 47

読了までの目安時間:約 5分

 


またまたセミナーの質問を回答させていただきます。

 

 

 

『陸上トレーニングの長距離でメンタルトレーニングにつながるのか?

 その他メンタルトレーニングはどのような形で行うのか?』

 

 

 

といった質問をいただきました。

 

 

これは多分ジュニアの選手だと思います。

 

 

 

大会で緊張しないように、

日ごろの成果が出せるように

メンタルをどうコントロールすればいいんだ?

 

 

といった感じではないでしょうか?

 

 

 

そもそも『メンタルトレーニング』という言葉は

あなたも一度は聞いたことがあると思います。

 

 

 

ただ実際にきちんと専門的に受けたことは

ほとんどないかと思います。

 

 

 

特に一番受けておいたほうが良いジュニア期に

メンタルトレーニングを受ける機会というのは

今の日本ではほぼないのではないでしょうか?

 

 

 

私はたまたま大学生のころ

日体大と東京大学との共同研究のモデル選手として

専門的なメンタルタルトレーニングを受ける機会がありました。

 

 

MRIに入って脳波まで図る程みっちり調べられました(笑)

 

 

 

本来はメンタルトレーニングの専門ではありませんが

その時の経験を踏まえて少しでも

皆さんの有益になる情報を提供できればと思います。

 

 

 

さてまずメンタルトレーニングとは何だ?

 というところですがあなたのイメージはどのようなものでしょうか?

 

 

 

今ではたくさんの本も出ていますので

勉強されている方も多いと思います。

スポーツに対するメンタルトレーニングの一般的な定義としては

 

 

 

『試合での実力発揮・競技力向上を目的とする心理的な取り組み』

 

 

 

といったところです。

 

 

要は本番で緊張したり、普段の練習であきらめてありサボったりしないように

心を鍛えよう!っといった感じでしょうか?

 

 

 

実はこの考え方に大きな落とし穴があります。

 

 

 

『心を鍛える』

 

 

というイメージが、

きつく追い込み逆境に強くなる!

常にポジティブに考える!

 

といった方向だけに強く傾いてしまっているのが

一般的な現状です。

 

 

 

正に昔でいう根性論の色がまだ濃い感じです。

 

 

 

このジュニア選手の質問にも色濃くその部分が出ています。

 

 

それが最初の

 

『陸上トレーニングの長距離でメンタルトレーニングにつながるのか?』

 

 

という部分。

 

 

これは

 

 

 

長距離などのきつい練習を乗り越えることでメンタルが強くなりますか?』

 

 

 

という意味ですよね?

 

 

ではきつい練習をこなしてきた選手はメンタルが強くなっているのでしょうか?

 

 

 

その考え方が正しければオリンピックなどにでる

トップアスリートは、日ごろからハードなトレーニングを乗り越えてきているので、

メンタルトレーニングなんか必要ないですよね?

 

 

 

トップアスリートこそメンタルトレーニングを行っています。

 

 

その理由は何でしょうか?

本当のメンタルトレーニングは何でしょうか?

 

 

この続きは次回に。

 

お客様の声 セミナー メンタル関係

『笑顔』で練習に取り組む効果とは? 16

読了までの目安時間:約 4分

 


今日は夕方からトレーニングサポートをしている

日体荏原高校に行ってきました。

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その練習で選手たちにも話した内容をまとめます。

 

 

日本では練習を笑顔で楽しみながらやることは、

サボっていい加減にやっているとされ

基本的には学校などの部活動では良くないこととされてきました。

 

私もよく

 

『何へらへらしてるんだ!ちゃんとやれ!』

 

と叱られたものです。

 

 

しかし現在はスポーツ心理が広まってきたこともあり

すこしずつ練習への取り組み方も変わってきたように思えます。

 

 

例えば先月まで熱戦を繰り広げていた甲子園。

数年前と違い、

随分球児たちの笑顔が見られるようになったと思いませんか?

 

 

 

この『笑顔』の効果については様々な研究でも成果が出ています。

 

例えばボールを投げる際、

真顔で投げた時と笑顔で投げた時の球速の差を測った時の際

真顔時よりも笑顔の方が、

球速が上がった選手が非常に多いといいうデータがあります。

 

これは笑顔を作ることで余計な力が抜けて、

筋肉が緩み動作がスムーズになったからでしょう。

 

 

特に海外の選手はこの笑顔がベースにある選手が多いです。

先日行われた世界陸上においてもスタート前

ボルト選手をはじめ、みな笑顔の表情を作っている選手が多かったと思います。

 

走っている最中ですら笑顔はないものの、

顔の筋肉が緩んでいるのがよくわかります。

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逆に調子が悪い時ほど歯を食いしばって

一生懸命走っているように見えます。

 

 

 

ここまで読むと常に笑顔で競技を行った方が

いい成績が残せそうな気がします。

 

 

しかしここで注意しなければならないのが

 

 

『笑顔は万能ではない』

 

 

ということ。

 

 

私たちはポジティブな状態とネガティブな状態、

どちらか一方になることはなく

混じり合った状態で活動しています。

意図的に笑顔を作ることは緊張する場面などで

ネガティブな領域が強くなっているのを

ポジティブな領域にバランスを整えるために行うのです。

 

では練習中に仲間とペラペラしゃべりながら

リラックスした状態にいるにもかかわらず

さらに笑顔が大事だからと、ポジティブな状態に持っていってしまうと

ただの

 

『だらけ』

 

になってしまいます。

 

 

 

よく程良い緊張感が、

パフォーマンスを最大限に引き出すといわれていますが

上手くポジティブとネガティブのバランスをとることが重要です。

 

 

このバランスが非常に難しい。

一歩行き過ぎるとおふざけになり、

緩ませなければガチガチになる・・・。

 

 

精神的にまだまだ未発達な若い選手たちは、

意図的にメンタルをコントロールする術を

練習しておくことが重要です。

 

 

きちっと集中するときなのか

楽しみながらも集中できているのか?

いいメンタルバランスで練習できるよう

意図的に取り組んでくれればと思います。

 

 

 

因みにプロアスリートで、

笑顔でへらへらしながら

競技をおこなっている選手を見たことがない理由は

人間は表情に出さなくても

トレーニングしていくと

脳の中で笑顔を作った時と同じような精神状態を作れるように

バランスを整えられるようになるからです。

 

メンタル関係 活動