スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

意識しておきたい内脚と外脚の軌道  80

読了までの目安時間:約 5分

 


スキーを上達する為に、

内脚と外脚の使い方について

考えたことはありますか?

 

 

 

 

自分で考えたことがなくても

雪上でコーチやインストラクターの方から

指摘されたことはあるかと思います。

 

 

 

この内脚、外脚に対しては、

内脚主導だ、外脚主導だ、両足荷重だ、

などなど様々ない情報があふれています。

 

 

 

 

そのシチュエーションによって使い方は異なりますので

一概にこれが正しいとは言えません。

ただ一応ベースとなるのは外脚だと私は考えています。

 

 

 

 

さてこのようにどちらを主として使い、

どちらに荷重していけばいいのかといった意識は

皆さん多く持たれています。

 

 

 

しかし内脚、外脚の意識はそれだけではありません。

 

 

 

 

今回のテーマにもある

 

 

『軌道』

 

 

についても意識してください。

 

 

 

 

 

内脚と外脚のスキー板は、

常に異なった軌道で動いています。

 

 

 

 

考えてもらえば分かるかと思うのですが

内脚のスキー板の方が外脚のスキー板よりも

内回りを通っている分軌道の距離は短くなります。

 

 

 

 

この事ことから

普通に考えて内脚スキーと外脚スキーが同じスピードで

軌道を描いていくのであれば板の前後差が生まれるはずです。

 

 

 

ただ実際に板の前後差は少ないほうがいいです。

技術レベルが高くなればなるほど、

前後差はあらわれません。

 

 

 

 

いったいどのようにして内回りと外回りの差は埋まるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

例えば外回りである外脚スキーの方に内脚スキーよりも

多く荷重することにより、外脚スキーの方がたわみ、

ターンの半径が小さくなります。

 

 

 

そのことにより遠回りしていた外脚スキーが内脚スキーに追いついてきて

前後差がなくなります。

 

 

 

 

また、骨盤や股関節などの身体の動きを利用する場合もあります。

 

 

 

 

例えばよく言われる

 

・外腰を前に出してくる、

・内腰を引く

 

 

といった動作です。

 

 

 

 

外腰を前に出していく動きによって

遠回りしている外脚スキーを

内脚スキーに追いつかせる役割があります。

 

 

 

 

逆に内腰を引くのも似たような事で、

インコースを通っている内脚スキーを

引き付けることによって内脚スキーの前に進むタイミングが遅くなり

遠回りしている外脚が前に出やすくなります。

 

 

 

 

この内腰を引くことと外腰を出すことは

身体の動きからして連動しているものといえます。

 

 

 

その他にも様々なテクニックを使い

なるべく外脚と内脚のスキー板は下のような図の軌道を描く意識で滑ることが重要です。

 turn_1

 

 

 

この内脚スキーと外脚スキーの『軌道』の意識が低いせいで、

スネが平行に動かなかったり、

シェーレン(逆ハの字)になってしまったり、

腰が外れてターンをしたりと、

様々な現象がターンに表れてしまいます。

 

 

 

正しい軌道を描くための意識とトレーニングをしっかり行いましょう。

それだけでガラッと滑りが変わる方が殆どです。

 

未分類

意識して練習すると上手くいかない?  77

読了までの目安時間:約 4分

 


あなたはスキーを練習している時に

何か意識をして滑っていますか?

 

 

 

自分の直すべきところなど、

様々な課題を意識して滑っている方が殆どだと思います。

 

 

 

そして特に意識する事としては身体の部分的な要素ではありませんか?

 

 

 

・外肩下げる

・お尻を前に出す

・内脚の膝を倒す

・股関節を曲げる

 

 

 

などなど細かく分ければ山のようにあると思います。

 

 

 

そういった細かい部分を意識していくことが上達へつながる

と思われています。

 

 

 

勿論意識する事は重要です!

 

 

 

ただあなたは意識しなくていいところまで意識してしまい

逆に上達の妨げになっている恐れがあります。

 

 

 

 

その原因は何でしょうか?

 

 

 

 

以前脳の働きのことについて少し書きました。

 

サッカーブラジル代表のエース、ネイマール選手の 足を動かす際の脳波を測った資料画像があります。

 

t02020500_0202050013015667947

 

脳波を測った結果、

ネイマール選手は脳の活動範囲が、

アマチュア選手の1割以下であるとの研究結果が出ました。

 

 

 

上の画像を見ると圧倒的に脳が働いている領域が少ないですね。

 

 

 

この事が何を指しているのかというと、

ネイマール選手は他の選手より

意識をしないで脚を動かしているという事です。

 

 

 

また足を動かす行為がネイマール選手の中では

あまり意識しなくても的確にできるため、

他の動作に脳の活動をあてる余裕があるということも言えます。

 

 

 

以前、正しい動作を当たり前にできるようにしましょう!

と 書きましたが、まさにこういうことです。

 

 

 

例えば骨盤を前傾にすることを意識しなければできない選手は

その動きに脳の働きの大半がとらわれてしまい、

ほかの動きが効率よくできません。

 

 

 

上半身のことを注意されて意識すると、

とたんに全体の動きまで硬くなってしまう

なんていう経験があなたも一度はあると思います。

 

 

意識をした結果パフォーマンスが落ちるという事は

スキーだけでなくどのスポーツにも起こりうることです。

 

 

 

でも意識しなければ動きがなおらないのでは?

 

 

 

という疑問も出てきますよね。

 

 

 

 

確かに意識して練習することは悪いことではありません。

大事なのは普段からのトレーニングの方法です!

 

 

 

・いかに正しい動きを意識しながらも、他の余計な部分の力を抜くか

・動作を『点』ではなく一連の流れつまり『線』として捉えられるか

・理論を感覚に置き換えて身体で表現できるか

 

 

 

 

など、こういった項目をクリアしていくようなトレーニングが

スポーツ動作の向上のためには必要です。

全く同じメニューをやっていてもやり方一つで効果が全然違います。

 

 

 

究極的な事を言えば

 

 

 

 

『意識しないことを意識する!!』

 

 

 

 

訳が分かりませんか?(笑)

 

 

この感覚が分かってくると

また一つ上のステージへ登れます。

 

 

 

未分類

どのスポーツでもトップアスリートは知っている  74

読了までの目安時間:約 5分

 


2020年の東京五輪に向けてテレビでも様々な特集が組まれています。

 

 

 

とりわけ次世代の主役となる

若手選手に注目しているものが多いのですが、

その中でも私が楽しみに見ているのが

NHKで放送されている

 

 

『目指せ2020年のオリンピアン』

 

 

という番組です。

 

 

この番組の内容は

2020年東京五輪に出場できそうな様々な競技のジュニア選手に対して

その競技のオリンピアン、つまりオリンピックに出たことのある選手、

または出続けている現役選手が指導に行くというものです。

 

 

 

スキーに関しいえば冬の五輪だし、

他の競技の特集なんか見てもつまらない!

 

 

と思うかもしれません。

 

 

 

でもそれは大きな勘違いです!!

 

 

 

スキーにとってプラスになることも多くあります。

 

 

 

そもそも私の考えとしては、

スポーツはどんな種目であれ

自分の身体を思い通りに動かすことが目標であり、

方向性が違うだけだと思っています。

 

 

 

 

小学生のころ足が速くて運動神経がいいと言われていた子は

球技も上手で上り棒や鉄棒、縄跳びもできてと

何でもできる子が多かったではないでしょうか?

 

 

 

これこそ本来スポーツの原点だと思います。

 

 

 

今では幼いころから専門的な技術指導に重きを置くようになりましたが、

その弊害は色々な場面であらわれています。

 

 

 

 

その話はまたの機会に話すとして、

今回のテーマでは

 

 

 

どんな種目の選手であれ

その種目のトップになれるアスリートは

一番大事な根本的な部分をしっかりと分かっているという事。

 

 

 

つい先日放送された内容で改めて

そのことを痛感させられました。

 

 

 

 

その日の競技は水泳種目の

 

 

『高飛び込み』

 

 

 

の高校生チャンピオンを

その種目の日本No.1選手である

4回オリンピック出場の

寺内 健選手が指導しに行くというもの。

 

 

その高校生チャンピオンはスランプに陥っており

どうすればいいのか分からないといった状況でした。

 

 

 

 

まずどんな指導をするのかと思ってみていたら、

とりあえずウォーミングアップをしよう!

と伝えました。

 

 

 

 

言われた通りジュニア選手はウォーミングアップを開始します。

 

 

 

するとウォーミングアップ一つ一つの動作に対して

物凄く細かく指導が入ります。

 

 

 

 

まだ一回も飛び込んでないのに

もうウォーミングアップだけでへとへとになっていました

 

 

 

 

そんな姿を見ておオリンピアンの寺内選手が言った一言がこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_20151203_200631 

 

 

 

 

 

 

『陸でできない事はプールでできない』

 

 

 

 

 

 

 

似たようなことをどこかで聞いたことがありますよね?(笑)

 

 

そのあと続けてこのお様に言っていました。

 

 

 

 

 

『陸地できちんとできない事がプールで練習したらできるようになることはまずない』

 

 

 

 

 

本当にその通りだと思います。

 

 

 

 

スキーをはじめ雪上で行う種目、

水泳など水中で行う種目

スケートなど氷上で行う種目など、

 

 

 

 

一般的に普通の陸上で行なわない種目に関して、

『陸上でできない事は○上でできない』

といいう事は一つの真理です。

 

 

 

一生懸命スキーを滑ってもなかなか上手くならないのであれば、

この部分が足りていないという事です。

 

未分類

知っておきたい陸上感覚と雪上感覚の違い 66

読了までの目安時間:約 4分

 


まだまだ雪が降りませんね。

 

 

 

軒並み多くのスキー場がOPEN延期となり、

狭山スキー場も平日は臨時休業になってしまっていますね。

 

 

 

 

でもこんな時だからこそ、

今シーズンは陸上でのトレーニングを念入りに行い

ハイシーズンに入っていってくれればと思います。

 

 

 

 

さて今回のテーマである陸上感覚と雪上感覚の違いについてです。

 

 

 

 

いつもしつこいくらいに

 

 

『陸上でできない事は雪上ではできない』

 

 

と言っておりますが、

雪上で滑らなければ上手くなれないのもまた真理です。

 

 

 

 

この時期の雪上トレーニングは

オフトレで得た陸上動作を雪上動作に変換できるように

丁寧に気をつけなければならないのですが、

注意しなければならないのが、

陸上感覚と雪上感覚の違いの部分です。

 

 

 

 

この違いを上手く埋められないと、

せっかく陸上動作で得た動きも雪上には活かされません。

 

 

 

 

最も気をつけてほしい感覚の一つに

 

 

 

 

『移動感覚』

 

 

 

 

があります。

 

 

 

例えば陸上で右方向に進みたい場合は

自分の身体を行きたい方向、

つまり右側に運んでいくような感覚で移動しています。

 

 

 

これは自転車に乗っている時でも同じことです。

 

 

 

行きたい方向に傾きますよね?

 

 

 

この陸上感覚を雪上に持ち込んでしまっている選手が非常に多いです。

 雪上でいきたい方向に自分を運ぶイメージで滑るとどうなると思いますか?

 

 

 

多くの方が内倒になり上手く外脚に力が伝えられない状況に陥ります!

 

 

 

特にこの時期は雪質があまり良くないのでなおさらそのような傾向に陥りやすいです。

 

 

では雪上ではどのような移動感覚でスキーを滑ればいいのかというところ。

 

 

 

雪上では基本的には自分が行きたい方向に

移動するという感覚ではなく、

 

 

 

板に力を加えて板が移動していく!

 

 

 

というイメージです。

先程の例に出た右方向に進みたいともったら

重心を反対方向に移動していき

外脚に力を加えて、

その結果板が右方向に進むのでそれについていくというイメージです。

 

 

 

 

一見言葉にすると当たり前のように聞こえますが、

実際外脚に乗れないで内倒してしまう多くのスキーヤはこの感覚で

スキーを滑れていません。

 

 

 

この感覚は陸上トレーニングで徹底的にたたき込み、

意識せずともできるようにしておく必要があります。

 

 

 

 

因みに勘違いしないでほしいのがこの感覚が全てというわけではありません。

 

あくまでも多くのスキーヤーが陥っている

『内倒、外脚スキーに乗れない』

という状況に対しての対処法です。

 

 

 

逆にターンの前半もっと行きたい方向に身体を運ぶような

移動感覚が必要な場合もあります。

 

 

 

 

自分の滑りに対してどの感覚が間違いで、

どのような感覚で滑る事が正しいのかしっかり把握する必要があります。

 

 

スキー技術 トレーニング論 未分類