スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーが上手くなったのに、滑りが元に戻ってしまう理由は? 291

読了までの目安時間:約 13分

 


 

雪上の練習を通して、

上手くなったと思ったのに

しばらくすると

 

 

「あれ?元の滑りに戻ってる?」

 

「また悪い癖が出てる?」

 

 

といった様な経験が

あなたにもありませんか?

 

 

 

こんな時ほど

ショックな事はないですよね…

 

 

そこで今回は

新しい事ができるようになる事と
同じくらい重要である

 

 

『出来たことを忘れない為には』

 

 

という事について
お伝えしていきたいと思います。

 

 

この事は動画でも

配信していますので

ご興味がある方は

こちらかどうぞ

 

 

 

なぜ出来た動作を忘れてしまうのか

 

 

今回のお話をするきっかけになったのは
メルマガ読者の方からの

この様な質問がきっかけです。

 

 

 

ここから(一部抜粋)

 

――――――――――――――

 

話はそれますが、
日頃仕事をしていて感じることで、
記憶力を短期の記憶力と
長期の記憶力に分けた場合、

 

 

短期間にたくさんの事を
覚える能力も大切ですが、
大事な出来事や重要なことを
長期間覚え続けることの方が
仕事には重要と感じています。

 

 

スキーに置き換えると、
新しい動作を覚えるのも大切ですが、
出来た動作をでき続けることも、
新しい動きを覚えるのと
同じくらい大切かなと。
(積み重ねが大切)

 

メルマガでのリクエストですが、
できた動作(動き)を忘れてしまうメカニズム、
できた動作をでき続けるようにするには
どうするべきか?

 

そんなシリーズを
やってもらえると嬉しいです。

――――――――――――――

 

Kさんメッセージありがとうございます。

 

 

 

仰る通り、
スキーは何か新しい事を
習得する事に意識が向きがちですが、
それと同じ位
出来たことが出来続ける事も
大事ですよね!

 

 

 

『この間は
調子よく外脚に乗れたのに
何だか今日は全然だめだなぁ・・・』

 

 

 

といった様な経験が
あなたにもありますよね!

 

 

では

 

 

『できた動作を

 でき続けるようにするには
 どうすればいいのか?』

 

 

という問題を分かりやすくする為に
まずは。

 

 

 

1.そもそもなぜ出来た動きを忘れるのか?

 

2.出来た動きを
  忘れないようにするためには?

 

 

の2つのテーマにわけたいと思います。

 

 

 

まずは

1.そもそもなぜ出来た動きを忘れるのか?

についてです。

 

 

人が忘れるメカニズムは
脳科学や心理学と言った
各分野で研究が行われていますが、
そもそも『忘れる』という事は
生きるうえで非常に重要な能力

だからです!

 

 

嫌なことがあった時に
忘れられなければ、
人間はストレスで
生きていく事ができません。

 

 

例えば
家族と喧嘩をしたとしましょう。

 

 

記憶が正確であるほど
ケンカをしたという
ネガティブな記憶がそのままになり,
家族の関係は修復が難しくなります。

 

 

しかし,
人間は忘れるという機能をもっているので,
その後の関りの中で記憶を修正し,
新たな関係を築くことが
できるようになりますよね。

 

 

ですから、
忘れるというデメリットの面ばかり
意識してしまいますが、
実は忘れることが出来る能力は
生きていいくうえでは
非常に重要なんです。

 

 

 

ここまでは
よく聞くありきたりな
情報だと思います。

 

 

 

ではスキーの様な
スポーツにおける動きの忘却について
もう少し深堀していきます!

 

 

 

スキーにおいて
せっかくできたことを
忘れないようにするためには
他の記憶と同様に

 

 

短期記憶として残っている情報を
繰り返し行う事で
長期記憶にしていくという

 

 

 

流れは変わりません。

 

 

 

しかしそれが
スキーをはじめ
スポーツにおいては
なかなか難しいです。

 

 

 

なぜなら

 

新しい動きを

繰り返していくうちに
別の動きをしてしまうから!

 

です。

たとえば、
英単語の場合

 

「猫って英語で何だっけ・・・」

 

という場合
すぐ答えを見れば
catという正解がでますよね。

 

 

ですから毎回正しく
繰り返すことが出来ます。

 

 

 

では外脚に乗るという感覚を
掴んだとして、

 

「外脚乗るってどうするんだっけ?」

 

という場合
すぐに正解が出るでしょうか?

 

 

 

これが出ないから
悩ましいんですよね。

 

 

 

つまり、
勉強の様な暗記と違い、

 

スキーの様な

スポーツ動作の場合、
繰り返し行う際に、
毎回正解を導き出すのが難しい

 

 

という事です。

 

 

 

この事から、
スキーの動きは

 

繰り返し練習しても
忘れてしまうのではなく
いつの間にか
違う動きになっている

 

ということです。

 

 

 

動きを忘れているというよりは
違う動きで上書きしている感じですね。

 

 

 

出来た動作を忘れない為には?

 

 

次に

 

 

2.出来た動きを
  忘れないようにするためには?

 

 

についてお伝えしていきます。

 

 

忘れない為には

当然ですが繰り返し行って

身体に染み込ませていく

必要性があります。

 

 

 

ただ、

そもそもその正しい動きを

繰り返すことが

難しいというのは

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

では正しい動きを繰り返し行って
忘れないようにできるのか?

 

 

 

実はそのポイントは

 

【忘れる能力】

 

 

です。

 

 

 

「えっ!?忘れたくないのに
 忘れる能力が重要?」

 

 

 

と混乱されたかもしれません。

 

 

 

実は正しく繰り返しているつもりでも
いつの間にか間違った動作を
行ってしまう原因は

前のエラー動作を
忘れられないからです!

 

 

せっかく新しい動きを覚えても
無意識に染みついた
昔の動きを忘れられない為に
新しい動きを忘れてしまうという事です。
(ややこしいですねw)

 

 

 

この昔の動きの厄介なところは
【無意識】という部分です。

 

 

 

無意識だからこそ
やっている事にも気づけません。

 

 

 

因みに余談ですが
人間の行動の95%以上は
無意識で決定されています。

 

 

 

朝起きて顔を洗う時に、

 

 

 

えっと蛇口をこちらに
これぐらい捻って、

 

 

腕をまくるには
まずは裾を手でつかみ、

 

 

ここまで上げて、
そこから・・・・

 

 

といったように
毎日の生活で繰り返し行われている
全ての動作を意識したら
頭がパンクしそうになりますよね。

 

 

 

このように

無意識下に落とされている
行動を変えるのは

非常に大です。

 

 

 

 

無意識で行ってしまう癖に気づき忘れる為に

 

 

スキーで覚えた
新しい動作をわすれるためには
これまでの動作を忘れる必要があるけど
忘れたい過去の癖は
ほとんど無意識で行ってしまう為に
本人も忘れようと思っても
そもそもやっているかどうかすら
気付けません。

 

 

 

どうすれば
無意識で行っている
過去のエラー動作を
忘れられるのか?

 

 

それは

 

 

わざと間違った動きも
意図的にやる!

 

 

という事です。

 

 

つまり無意識で行っている動作を
わざと有意識にすることで
間違った動きをした事に
気付きやすくします。

 

 

 

これはサポートメンバーの方には
よくやってもらうのですが、
ある程度新しい動きが
出来るようになってきたら

 

 

「じゃあ、さっきまでやっていた
 間違った動きを出来ます?」

 

といってエラー動作も意識的に
行ってもらいます。

 

 

 

そうすることで、
その後繰り返し
練習する際に
間違った動作に気付きやすくなり
反復練習の精度があがります。

 

 

 

どうしても
正しい動きばかり練習しがちですが、

【間違った動きを正しく再現できる】

という能力も
新しい動きを忘れないうえで
非常に重要だという事です。

 

 

 

もしあなたも
何か新しい動きがわかった時は
その動きをひたすら
練習するだけでなく

 

「いま出来たのはこうだけど
これまではこうしてたのか・・・」

 

という具合に
過去のエラー動作も
行ってみて下さいね。

(あんまりたくさん
 やらなくていいですがw)

 

スキー技術 トレーニング論

スキーが上達するうえで、最も入手困難な材料は? 290

読了までの目安時間:約 9分

 


 

前回までの記事で

スキーの練習には

トレーニングとプラクティスがあり、

 

スキーが上達する為の
材料がないまま練習しても
これまでの滑りを強化する
トレーニングだけど、
上達に必要な材料を集める段階まで
掘り下げるとプラクティスになる!

 

 

 

という事をお伝えしました。

 

 

 

何度もお伝えしておりますが、
トレーニングがダメなわけではなく、
プラクティスで新たな動きを覚えたら
繰り返して無意識化していく
トレーニングは必要です!

 

 

要は自分の成長段階合わせた
使い分けが重要ですね!

 

 

 

今回は

プラクティスする為に必要な
材料でもっとも重要でありながら
手に入れるのが困難なものは何か?

という部分をお伝えしていきます。

 

 

 

上達に悩むスキーヤーが持っていない材料は…

 

あなたは
自分がスキー上達する為に
必要だけどなかなか得られないなと
感じる材料は何でしょうか?

 

 

 

筋力?
体力?
柔軟性?(可動域)
操作性?
メンタル?

 

 

 

いろいろ思い浮かぶと思います。

 

 

 

 

しかしこの中のどれよりも
入手が困難なものがあります。

それは・・・

 

 

 

 

 

 

情報

 

 

 

 

です!

スキー上達に悩むスキーヤーの多くは
そもそも自分のスキー上達にとって、
もっとも何が必要か分かる
情報がありません。

 

 

 

 

たとえばくの字姿勢が出来ない人が

 

 

 

『くの字姿勢はここをこう動かせば
 出来るんだよな。
 よしどんな感じでやれば
 それができるか練習しよう!』

 

 

 

と思っているとします。

 

サラッと言っていますが、
この状態になるには
非常に難しいです。

 

 

 

 

上記の場合、
ここをこう動かせば出来る
という情報があります。

 

 

 

しかしほとんどの場合は
次の行動に移る為の情報が欠けている為
スキー上達に最も必要な
プラクティスができません。

 

 

 

 

逆に正しい情報さえ手に入れてしまえば
後はやるだけですよね?

これはスキーに限ったことではなく
日常生活においても同じです。

 

 

・何をすればテストで点が取れるのか?

 

・何を入れれば料理がおいしくなるのか?

 

・どうすれば商品が売れるのか?

 

・何が健康にとっていいのか?

 

 

など情報にはとてつもない価値があります。

 

 

 

しかしスキー界は
情報がないというよりは
山のように溢れているのに、
自分に必要な情報が
ほとんどない・・・・

 

 

という状態の為
自分のスキー上達に必要な
情報を集める事ができません。

 

 

 

でもここで一つ考えてみて下さい。

 

 

 

情報こそが一番価値があり、
重要だとお伝えしましたが、
どうすれば上手くなるか?

といった情報なんて
全然ない子供は
なぜどんどん上手くなるのでしょうか?

 

 

 

 

子供でなくても、
それほどスキーの事は

よく分かってなくても
上手くなっていく人もいます。

 

 

 

逆に知識はもの凄くあるのに
なかなか滑りが変わらない人もいます。

 

 

これだと
情報が一番重要という話とは
真逆ですよね?

 

 

 

なぜ情報がない人でも上手くなるのか?

 

 

実は子供の様に
難しい事はよく分からなくても
上手くなる人たちは
情報を持っていないようで
多くの情報を手にしています。

 

 

 

その代表的な物が

 

 

 

視覚情報

 

 

 

です。

 

 

 

 

子供は難しい事は分からなくても
見て真似る事でどんどん
上手くなっていきます。

 

 

 

これは子供たちにとっては
スキー上達は視覚情報があれば
他の情報がなくても
それを真似するだけで
十分上手くなるケースが
多いという事です。

 

 

 

でも視覚情報を得ているのは
滑りが変わらず悩んでいる
スキーヤーだって同じはずですよね?

 

 

 

しかし、
視覚情報を得て

真似ようとしても
出来ない・・・

 

 

 

ここら辺を才能だと
誤解するケースがありますが、
単純に

 

 

その人の上達に必要な情報が
視覚情報ではなかった!

 

 

というだけです。

 

 

 

言い方を変えるなら

 

 

 

『視覚情報だけでは
上達できる状態ではない』

 

 

 

とも言えます。

 

 

 

視覚情報だけで上達できる状態とは
これまでにもお伝えしてきた通り

その動作が出来る身体の状態です。

 

 

 

 

この様に
効率よく上達するには

あなたにとって
もっとも重要な情報を
いかに手に入れるか?

という事です。

 

 

 

一生懸命雑誌を読んで

DVDやインターネットで

動画を見ても、

あなたに必要な情報が

そこになければ当然ですが

スキーは上手くなりません。

 

 

 

 

情報は本当に価値があるものですが、
実際は情報自体に価値があるわけではなく、
その人によっての価値が変わる為、
この情報を手に入れれば上達する
というものがないのも
難しいところですね。

 

 

 

 

あなたの滑りを変えるうえで

今もっとも必要な情報は

何でしょうか>

 

 

 

ぜひこの部分を手に入れて
トレーニングだけでなく
プラクティスを行う事で
スキー上達に繋げていって下さい!

 

 

ジュニアスキー スキー技術 トレーニング論

スキーが上達するトレーニングとプラクティスの使い分け方 289

読了までの目安時間:約 13分

 


 

前回の記事で

トレーニングとプラクティスには

違いがあり、

まずは自分がどちらを行っているのか?

簡単な判断基準をお伝えしました。

 

 

まだ読まれていない方は

こちらから↓

https://skiers-lab.com/%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0%e8%ab%96/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%81%8c%e4%b8%8a%e9%81%94%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%af%e3%80%90%e3%82%aa%e3%83%95%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%80%91%e3%81%a0%e3%81%91.html

 

 

 

前回の記事で

お伝えした判断基準は

質か?量か?

と言った内容でしたが、

その他、トレーニングを行っている人は

きつさとか、負荷、疲労度

で判断しているケースも多いですね。

 

 

 

体育会でよくある

努力の方向性や正しさではなく

努力量で評価されるケースに

似ています。

 

 

 

決して悪い事ではないですが、

東京から北海道に行く事が目的なのに

一生懸命、

南に向かって必死に走っている人は評価され

のんびりプラプラと

北に歩いている人は怒られるのは

不思議だなぁと思ってしまいます。

 

 

(努力する事が目的ならOKですが)

 

トレーニングとプラクティスの繋がっている

 

 

さて話を戻して、

今回はトレーニングとプラクティスの

使い分けをお伝えしていくのですが、

その為にはまず

2つの重要なつながりについて

お伝えしていきます。

 

 

 

これまでの内容を読んでも

いまいちピンとこない、

何となくトレとプラは

同じに感じてしまう

という人もいます。

 

 

 

誤解を恐れずに言えば

同じと言えば同じです。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

誰もが皆はじめはプラクティスだから!

 

 

 

です。

 

 

 

例えば

自転車に乗る事を練習する場合、

どうやっても

これまでにない技術を習得するので

プラクティスですよね?

 

 

 

しかし自転車にのるといった

プラクティスがひと段落すると

だんだんと、

距離を乗っても疲れない、

細い道でもふらつかない、

といったトレーニングの要素に

移行していくわけです。

 

 

 

現に何年振りかに自転車に乗ると

体力的に疲れたり、

乗れない事はないけど

久々なので多少ふらつく

という事があるはずです。

 

 

これは可逆的な要素が働いている、

つまりトレーニングの要素が

強いという事です。

 

 

 

つまり

 

 

 

初めは誰もが

プラクティスを行っているのに

知らぬ間にトレーニングに

移り変わっていく

 

 

 

グラデーションの様な関係性の為

使い分けが難しいのです。

 

 

 

 

ですからこれまで

滑れば滑るほど

スキーが上手くなってきたのに

技術が頭打ちになっている時こそ

プラクティスがトレーニングに

変わりきった時と言えます。

 

 

 

この状態からは

意識的に練習を

プラクティスにしていく

必要があります。

 

 

 

いまあなたにとって

トレーニングとプラクティス、

どちらが必要な状態か?

考えてみてください!

 

 

 

 

トレーニングとプラクティスを使い分けるには?

 

まず前提として

 

 

 

スキーが上達したい!!

 

 

 

というスキーヤーの多くは

 

 

これまでの滑りを変えて

新たな動作が出来るようになりたい!

 

 

という事ですよね。

 

 

 

つまりは基本的に

プラクティスが必要となります。

 

 

 

 

しかし練習は

トレーニングをしているので

滑りは変わらず、

今の滑りを染み込ませている状態に

陥っているケースがほとんどです。

 

 

 

 

ではどうやって

プラクティスに変えていくのか?

 

 

 

それは

 

 

 

 

出来るけど出来ない事をする!

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

何を言っているのか

よく分かりませんよね(笑)

 

 

 

 

例えば

 

 

 

『もっと外脚に乗る為に

 くの字姿勢をとりたい!』

 

 

 

という目標があったとします。

 

 

 

つまり現時点では

『くの字』姿勢は出来ない

という事です。

 

 

 

ただ、ここで重要なのは

『くの字ができない人』は

2つの種類に分かれます。

 

 

 

それが

 

 

 

①くの字姿勢を取る為の

 材料は持っているんだけど

 出来ない人

 

 

 

②くの字姿勢を取る為の

 材料がないから

 出来ない人

 

 

 

 

の2つです。

 

 

 

前者は

くの字姿勢になる為の

股関節の可動域があり、

くの字姿勢を取る為に

どんな動きが必要かという情報を

知っている人です。

 

 

 

『くの字姿勢はここをこう動かせば

 出来るんだよな。

 よしどんな感じでやれば

 それができるか練習しよう!』

 

 

 

はプラクティスをするという事です。

 

 

 

もちろん最初は

できなくても構いません。

 

 

 

出来る為の材料がそろっていれば

だんだんと続けていくうちに

出来るようになってきます。

 

 

 

これが先ほどお伝えした

 

 

 

出来るけど

(潜在的に出来る状態である)

出来ないことをする

(今は実際の動きとして表現できない、

 または成功率が低い)

 

 

 

という事です。

 

 

 

じゃあ後者である

 

 

 

②くの字姿勢を取る為の

 材料がないから

 出来ない人

 

 

 

はプラクティスが出来ないのでしょうか?

 

 

 

 

 

どうすればプラクティスができるのか?

 

 

ここまでの話だと

くの字姿勢を取る為の

材料がないままいくら練習しても

それはこれまでの滑りを

トレーニングしているだけであり

新しい滑りを覚える

プラクティスにはならないという事です。

 

 

では材料がない人は

どうすればプラクティスが出来るのか?

 

 

 

それは

 

 

 

プラクティスになる状態まで

掘り下げる

 

 

 

という事です。

 

 

 

これまでに引き続き

『くの字姿勢』で説明します。

 

 

 

くの字姿勢が出来る為の

代表的な材料である

 

 

・股関節の動かし方の認識

・股関節が動く可動域

 

 

がない場合は

まず上記の材料を

集める必要があります。

 

 

 

・股関節をどうやって動かせば

 くの字姿勢が取れるのか?

 

 

・股関節が動く可動域を得る為には

 どのような事をすればいいのか?

 

 

 

こういった部分を考えて

実践していく時は

プラクティスとなります。

 

 

 

つまり

 

 

 

 

股関節をどう動かすかも分からず

動く可動域もなく

雪上で練習している時は

これまでの滑りを強化する

トレーニングでしたが、

不足している材料集めまで掘り下げると

そこがプラクティスとなる

 

 

 

という事です。

 

 

 

スキー上達に悩むスキーヤーの多くは

自分の上達に最も必要である

プラクティスの段階が分らない為

毎シーズン一生懸命練習しても

滑りが変わらない状態に陥ります。

 

 

 

逆に子供の方が

上達が早いのは

身体が自由に動く材料を持っているので

バンバンすべっても

それがプラクティスになります。

 

 

 

もしあなたが

スキー上達に悩んでいるのであれば

 

 

・自分の理想の滑りには

 何が足りないのか?

 

・足りない要素は

 何をすれば得られるのか?

 

 

といったプラクティスになる段階まで

掘り下げてみてくださいね!

 

 

 

 

 

ここまでで

トレーニングとプラクティスの

使い分けの全体像は

お分かりいただけたかと思います。

 

 

 

ではスキー上達に重要な

プラクティスをする為の材料として

一番必要なものは何だと思いますか?

 

 

筋力?

体力?

柔軟性?(可動域)

操作性?

メンタル?

 

 

スキー上達に悩むスキーヤーが

最も持っていないもので

集めるのが非常に困難な材料です。

 

 

 

その内容は

次回の記事でお伝えします!

 

トレーニング論

スキーが上達するには【オフトレーニング】だけではなく【オフ●●】も! 288

読了までの目安時間:約 12分

 


 

スキーが上達にするには

練習が必要というのは

わざわざ言う必要のないくらい

当たり前のことです。

 

 

 

きっとあなたも

日々スキー上達の為に

練習を重ねている事だと思います。

 

 

 

その、スキーを『練習する』と

同じような意味で使われているのが

『トレーニング』です。

 

 

 

雪上トレーニング、

陸上トレーニング、

オフトレーニング、

 

 

といった感じですね!

 

 

 

しかしよくよく考えてみると、

練習は英語で

 

 

 

プラクティス(practice)

 

 

 

とも言います。

 

 

 

ただ日本ではあまり

 

「よし今日は雪上プラクティスだ!」

 

とは言いませんよね?

(というか聞いたことないですねw)

 

 

 

トレーニングとプラクティスは

どちらも練習と訳せますが

この使い分けは

スキー上達においてはとても重要になります。

 

 

 

 

 

トレーニングとプラクティスの違いは?

 

 

では本題の

トレーニングとプラクティスの違いは何か?

 

 

 

 

それは行ったあと

効果の違いです!

 

 

 

 

 

training は可逆的な効果を生み出す

 

 

practice は永久的な効果を生み出す

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

すこし言い方が

難しいですよね。

 

 

 

この部分は動画でも

配信していますので

ご興味があればこちらから↓

 

 

 

 

以前も可逆と不可逆について

お伝えしましたが

可逆的とは、元に戻れるという事です。

(もしくは戻ってしまう)

 

 

 

つまりトレーニングで得られる効果は

一時的には上がるが

トレーニングをしないと

元に戻ってしまうという事です。

 

 

 

例えば

 

 

・体力をつけるために

ランニングをする

 

・筋力をつけるために

スクワットをする

 

 

といった練習は

その時は効果が得られます。

 

 

 

しかし

止めてしまえば

元に戻っていきますよね?

 

 

これは可逆的な効果なので

トレーニングです。

 

 

 

一方、

 

 

・自転車に乗る練習

 

・スキーをパラレルで滑る

 

 

といった練習は

一度覚えてしまえば

ほぼ永久的に忘れません。

 

 

 

ランニングをしなくなって

急に走るタイムが下がる事はあっても

昨シーズン

パラレルでガンガン滑っていたのに

今シーズン急にボーゲンになる事は

ほぼないはずです。

 

 

 

これが

トレーニングと

プラクティスの違いです。

 

 

 

そしてこの使い分けが

スキー上達においては

とても重要なのですが、

滑りが変わらないと悩んでいる

スキーヤーの多くは

この使い分けが上手く出来ていません。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

雪上トレーニングばかりして

雪上プラクティスが出来ていない

 

 

という事です。

 

 

 

しかし

このトレーニングと

プラクティスの使い分けは

簡単ではありません。

 

 

 

そもそも使い分ける前に

自分がどちらを行っているのか

判断する事も難しいです。

 

 

 

あなたがいつも行っているのはトレ?プラ?

 

 

これまでにお伝えした通り、

トレーニングは可逆的な効果、

プラクティスは永続的な効果

もたらします。

 

 

 

つまりトレーニングは継続しないと

元に戻りますが、

プラクティスは一度効果を得れば

元に戻りません。

 

 

 

いつもお伝えしていますが、

悩むことなく

スキーがどんどん上達しているのなら

この様な使い分けは必要ないです。

 

 

 

しかしなかなか滑りが変わらない、

上達を感じないという場合は

このトレーニングと

プラクティスの使い分けは

とても重要になります。

 

 

 

ただ使い分ける云々の前に

そもそも自分がどちらを行っているのか

判断する事も難しいです。

 

 

 

まずはあなたが行っている事が

トレーニングなのかプラクティスなのかの

判断するポイントをお伝えします。

 

 

 

実際に普段行っている練習を

振り返ってみて

トレーニングとプラクティス

どちらを行っているでしょうか?

 

 

 

基本的には

 

 

・外脚に乗る

・内倒しない

・ポジションを前に

・くの字姿勢をつくる

・深い内傾角をつくる

 

 

といったように

一度感覚を掴めば

忘れることない技術的なものを

手に入れようとしているので

プラクティスをしているように

思えます。

 

 

 

しかし

滑りが変わらずに

悩んでいる人の多くは

プラクティスをしているのではなく

トレーニングをしています。

 

 

 

滑りは変わらないけど、

何度も滑り込む事で

本数を滑っても疲れなくなる

といった感じですね。

 

 

 

もちろん同じ滑り方で

本数を増やしても

疲れなくなることや、

今ある技術の精度を上げる事が

目的の場合はOKです。

 

 

 

トレーニングが

いけないと言っているわけではないので

気を付けて下さいね!

 

 

 

ただ、

新たな技術を手に入れたい、

要は根本的に

滑りを変えていきたいといった事が

目的の場合は

プラクティスを行なわなければ

意味がないという事になってしまいます。

 

 

 

意味がないどころか

 

 

今の悪い滑りを

トレーニングで

染み込ませている状態

 

 

とも言えるので

重要な問題です。

 

 

 

さて、

自分がトレーニングをしているのか?

プラクティスをしているのか?

判断するポイントとして

分かりやすいのが

 

 

 

練習効果の判断を

何でしているのか?

 

 

 

という部分です。

 

 

 

よくある例としては

昔は

 

 

「上達した!」

「滑りが変わった!」

 

 

といったものが

練習効果の判断基準だったに、

いつの間にか

 

 

「今日は何本滑った!」

「相当滑り込んだな!」

 

 

といった事を

練習成果の判断基準と

しているケースです。

 

 

 

要は【質】で判断していたものが

いつの間にか

【量】で判断している

 

 

 

状態になってくるという事です。

 

 

 

何度もいう様に

トレーニングが目的の場合は

問題ないのですが

滑りを根本的に変えたいのであれば

練習はしたけど

成果はなかったという事です。

 

 

 

因みに勘違いしがちなのが

滑りが変わらなくても

プラクティスをしているのと

トレーニングをしている人は

その内容が違います。

 

 

 

例えば

プラクティスをしている人は

いい効果があれば

 

 

「この動きが出来るようになってきた!」

「この感覚を掴んできた!」

「大分スムーズにできるようになったな!」

 

 

といった感覚を得ます。

 

 

そして滑りが変わらなくても

 

 

「これは意識してもなかなか難しいな。」

「もっと違う感覚でやると上手くいくかな?」

「きっとこの感覚だとダメなんだ!」

 

 

 

といった新たな情報を得ます。

 

 

つまり別に1本しか滑らなくても

上記の物が得られれば

プラクティスですよね

 

 

 

まずは自分が

何を基準にして

日々の練習の成果を

判断しているのか

考えてみてくださいね!

 

 

 

今回は

簡単にですが、

トレーニングとプラクティスの違いと

自分自身の練習が

トレーニングかプラクティスか

判断する為のポイントをお伝えしました。

 

 

 

次回の記事で

スキー上達の本題である、

具体的にどのように使い分けていくかを

お伝えしていきますね!

 

トレーニング論

【指導者注意!】スキーの見本は上手に滑ってはいけない? 287

読了までの目安時間:約 12分

 


前回の記事で

上手な人の真似とすると

 

 

 

【真似して上達する人】

 

【真似しても上達しない人】

 

【真似する事で逆に滑りが狂う人】

 

 

 

の3パターンに分かれる!

 

 

そして

 

 

 

自分がどのパターンになるかは

鏡の前で、

目をつぶって形を取り

確認する!

 

 

 

という内容をお伝えしました。

 

 

 

まだ読まれていない方は

 

こちらから↓

【上手な人を真似してもスキーが上手くならない? 286】

 

 

 

 

 

 

 

あなたは

脳内のイメージと現実の動きに

イメージギャップがあったでしょうか?

 

 

 

さて今回は

指導する側に回った時に

とても重要なポイントをお伝えします。

 

 

 

人を指導する機会がない人には

あまり関係ない事ですが

知っておくと自分がレッスンを受ける時に

とても役立つ内容ですので

是非参考にしてください。

 

 

 

 

上手な見本に隠された落とし穴

 

ずばりタイトルにもあるように

指導する時は

基本的に

 

 

 

 

見本はきれいに滑ってはいけない!

 

 

 

 

という事です!

 

 

 

指導する側からしても

受講生側からしても

【?】マークが浮かびますよね。

 

 

 

その理由をお伝えします。

 

 

 

きっと見本で滑る時は

受講生たちが目指すべき

理想の滑りを行うケースが大半です。

 

 

 

例えば

 

 

【深い内傾角のターン】

であれば、雪面につくような

傾きのあるターンを!

 

 

【くの字姿勢がきちんとあるターン】

であれば斜面に合わせた

適度なくの字のターンを!

 

 

といった感じですね。

 

 

 

しかし多くの場合、

受講生がその見本を真似しても

その滑り通りには行きません。

 

 

 

なぜならこれまでにも

お伝えした通り

 

 

 

 

受講生はイメージギャップを

持っているからです!!

 

 

 

 

見本の先生が深く傾くのを見れば

それを真似して内倒する

 

 

 

適度なくの字姿勢を見れば、

それを真似して、

あまりくの字のない

ストレート軸になる

 

 

といった感じです。

 

 

 

こうなると

指導者側は

 

 

「なぜ見本で見せているのに

 やってこないんだ?」

 

 

となり、

 

 

 

受講者側は

 

 

「なぜ、見本通りやってきたのに

 できないんだ?」

 

または

 

「見本通りやっても

 なんで注意されるんだ?」

 

 

となるわけです。

 

 

あなたも

レッスンや仲間の指導を受けたときに

この様な経験がありませんか?

 

 

 

この状態にはまると

滑りが変わらないまま

一日が終わってしまいます。

 

 

 

それどころか余計な癖を

染み込ませるケースも

めずらしくありません。

 

 

 

厄介なことに

その指導者が上手いほど

余計な動きをしない為

真似の難易度が上がります。

 

 

 

では見本はどのように

滑るべきなのでしょうか?

 

 

 

 

受講者が上手くなりやすい見本とは?

 

 

もちろん上手な見本の真似をして

どんどん滑りが変わっているなら

それでOKです!

 

 

 

でも大半が

上手な見本を真似しても

その見本通りに滑れません。

 

 

 

それは

イメージギャップがあるからですね。

 

 

 

ではどのような見本が理想的なのか?

 

 

 

それは

 

 

 

イメージギャップを考慮した滑り

 

 

 

です!

 

 

 

といっても分かりづらいと思いますので

簡単な例で説明します。

 

 

 

例えば

 

 

【外脚に乗る為にくの字姿勢を取りたい】

 

 

という目標をもつ

受講生の方がいます。

 

 

 

 

まずは私が、

その目標のイメージ通りに

適度なくの字姿勢ですべります。

 

 

 

そして

それを真似して

受講生の方に滑ってもらいます。

 

 

 

そうするとほとんどの場合

軸がほぼストレートで

くの字のシルエットが出ません

 

 

 

もちろんビデオでも

確認してもらいます。

 

 

 

そこで次に、

股関節を入れて、

くの字を強めにとり、

一般的には外向傾強すぎると

注意される滑りをします。

 

 

 

受講生側が

 

 

「本当にあんなにやるの?」

「さすがにあれはやりすぎでは・・・」

 

 

と感じるぐらいのレベルです。

 

 

 

その後、真似をして滑ってきてもらい

またビデオで確認してもらうと、

出てくる言葉が

 

 

 

「全然普通ですね(笑)」

 

「あれ?もっとやってきた

 つもりなんですが・・・」

 

「あれぐらいやっても

 こんなもんですか!」

 

「むしろまだ足りないですね」

 

 

というものです。

 

 

 

大抵の場合、

大げさに思えるぐらいの

動きを真似すると

目指すべき動きが出来てくる、

もしくはそれでも足りない

というケースがほとんどです。

 

 

 

この様に

理想の滑りを真似すると

(今回の場合は適度なくの字)

理想とは程遠い滑りとなり、

 

 

 

理想ではなく

やりすぎるぐらいの

イメージギャップを顧慮した

滑りを真似すると

(今回の場合は注意されるぐらいの

過度なくの字)

理想的な滑りとなる、

 

 

 

という事ですね!

 

 

 

ここでのポイントは

 

 

 

必ず映像で確認してもらう!

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

上記の流れを行って

滑りが変わり、

こちらが

 

 

 

「いいですね!

 今ぐらいでちょうどいいです!」

 

 

 

と伝えても、

こちらを信じてないわけでは

ないですが、

視覚情報のフィードバックがないので

イメージギャップは埋まりません。

 

 

 

脳内では

 

 

「これで本当にいいのか?」

 

 

という疑問が残ったままです。

 

 

 

 

『えっ?こんなにやっても

 この滑りなの?』

 

 

というイメージギャップを埋める経験が

とても重要という事ですね!

 

 

 

本当に見本となる滑りと

見本の滑りになる為に

イメージして欲しい滑りと

使い分けることが

非常に重要だという事が

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

受講者側に回った時も、

 

 

『今先生が行った

見本の滑りをするなら

あの動きをもっと過度にやって

丁度いいくらいかな』

 

 

と自らイメージギャップを調整する

意識をもってみてください。

 

 

それでやりすぎと言われたら、

イメージギャップが少ないという事なので

見本の滑りをそのまま真似すれば

問題ないので!

 

 

因みに今回の話は

あくまでもイメージギャップを

埋めるための話です。

 

 

いつも言っておりますが、

大前提として、

そもそもその動きができる

身体の引き出しが必要です。

 

 

そもそもその動きが出来ない人が

いくらイメージギャップを埋める動きの

真似をしても

滑りは全く変わりませんので

気を付けてくださいね!

 

スキー技術

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