スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー上達のポイントは、トップ選手の●●に隠されている  279

読了までの目安時間:約 14分

 


スキーの上達の為に、

トップ選手のキャンプや

スキースクール、

または上手な友人から

指導を受ける事があると思います。

 

 

 

しかしその多くは

言われていることを

意識して滑っても

なかなか滑りが変わらない・・・

 

 

 

という結果ではないでしょうか?

 

 

 

この様になってしまう原因の一つに

 

 

スキー上達のポイントを

伝えてもらっていない!

 

 

 

という事があります。

 

 

 

「えっ、上達のポイントを

 伝えないなんて

 とても意地悪じゃないですか!」

 

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

しかし伝えてもらえないのには

理由があります。

 

 

 

 

それは

 

 

 

本人は無意識で行っているから

 

 

 

です。

 

 

 

無意識で行っていることは

本人も気づいてないので

当然伝えようとも思いません。

 

 

 

あなたがもし、

【走り方】を教えて欲しいと

頼まれたら何を教えますか?

 

 

きっと

 

・手の降り方

・モモの上げ方

・歩幅

・・・

・・・

 

といった部分だと思います。

 

 

 

その中に、

 

 

・転ばない様にするには?

・手と足は左右逆を出すには?

・片足づつ着地するには?

 

 

といったものは

入りませんよね?

 

 

当然ながら

無意識で当たり前に行っていることは

伝えようとも思わないはずです。

 

 

 

スキーも全く同じで

トップ選手やコーチ、

上級者の人にとって

無意識で行っている

当たり前の事は

伝えようとも思いません。

 

 

 

しかしこれが

大きな問題となります。

 

 

なぜなら

 

 

 

スキー上達のポイントは

その無意識で行っている動作に

隠れていることが

ほとんどだからです!

 

 

 

つまりあなたが

本当に伝えて欲しい事の多くは

無意識の中にある為

伝えてもらえないという事です。

 

 

 

そうでなければ

伝えてもらったポイントを意識すれば

どんどん滑りが

変わっているはずですよね。

 

 

 

 

どうすれば無意識に隠れたポイントを伝えてもらえるか?

 

『できる人には、できて、

 知っていて当たり前

 でも、できない人はそこが知りたい』

 

 

という部分が満たされずに

スキー上達に悩むスキーヤーが

非常に多い事は

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

自転車に乗りたい人は

どうすれば転ばないのか知りたいのですが、

転ばない事が当たり前の人にとっては

どうして転ばないのか

本当の所自分ではよく分からないのです。

 

 

 

『できる人は、意識していないので

 教える時も、

 そこは教えない、教えてくれない

 

 でもできない人は、

 そこを知らないのでできない』

 

 

ではこの問題をどう解決していくのか?

 

 

 

もちろん指導側が

そこをきちんと把握していて

伝えてくれるのが一番ですが、

そうでない環境にいるのであれば

自分で何とかするしかありません。

 

 

 

そこで今回は

 

 

 

『出来る人は無意識で行っているから

 伝えてもらえない

 上達の肝を自分で見つけるポイント』

 

 

をお伝えします。

 

 

 

 

これは大きく2つの事から

見出すことが出来ます。

 

 

それは

 

 

【1】実際の起きている関節運動と

【2】行っている感覚

 

 

です。

 

 

①実際の起きている関節運動から見つける

 

 

実際に起きている関節運動とは

簡単に言ってしまえば

 

 

 

どの関節がどのように動いて

そのフォームを作り出しているか?

 

 

という事です。

 

 

 

あなたもきっと

こんなふうに滑りたいな・・・

という理想的な滑りがありますよね?

 

 

その理想の滑りで行われている

関節運動が自分の身体でもできるのか?

 

 

 

要は静止した状態で

そのフォームが作れますか?

 

 

という事です。

 

 

 

トップ選手や上級者の人が

とっているフォームを

実際に真似てみると、

その人が伝えてくれていない、

身体の使い方が見えてきます。

 

 

 

「指導では特別言われてないけど

 実際このフォームをとってみると

 腰は丸めるイメージだなぁ・・・」

 

 

「実際この姿勢を取ろうと思うと

 股関節が硬くて作れないなぁ・・・」

 

 

といった感じですね。

 

 

このように、自分にとって

知りたいポイントを見つけるには

自分の身体に聞いてあげた方が

早いです。

 

 

 

また、自分が何に

アプローチしなければいけないのかも

見えてきます。

 

 

A:関節運動はできるけど

(静止した状態では出来る)

実際滑ると出来ない

 

 

B:関節運動もできないから

 (静止した状態でもできない)

 実際に滑っても出来ない

 

 

このA、Bは

出来ないという結果は同じですが、

アプローチする部分は

まるで違います。

 

 

Aの場合は

その場で出来るわけないんだから

そりゃ滑っても

出来るわけないじゃん・・・

 

 

という事です。

 

 

しかし多くのスキーヤーは

根本的に出来ない事を

一生懸命、貴重な雪上滑走で練習します

 

 

 

しかしこのような内容を話すと

雪上での実際滑るのと

陸上で滑るのは違う

という意見もよくありますが、

それはその通りです。

 

 

でもどの関節が動いているかは

同じようにできます。

 

 

雪上でしか動かない関節なんて

人間にはありませんから。

 

 

ですからまずは

理想としている

滑りのフォームを真似してみて

 

 

そのフォームがとれる身体の状態なのか?

それをとる際に言われてないけど

この部分が難しい、

これは意識しないと出来ないぞ・・・

 

 

といった、

 

 

『伝えてもらってないけど

 自分には必要なポイント』

 

 

を見つけ出してください。

 

 

 

ただこの

 

関節運動を真似る

 

 

というのは

言うほど簡単ではないのも事実です。

 

 

 

なぜなら正面からではなく、

前後左右上下と

3Dで見ていかなければ

ならないからです。

 

 

 

また自分が同じ形を

取れていると思っても

全然違う関節運動をしていたり、

取れないことはわかったけど、

どうすれば取れるのか?は

身体の知識が必要となってきます。

 

 

 

②行っている感覚から見つける

 

さて、その場でまずは

理想のフォームがとれるようになれば

実際の滑りでもとれるのか?

 

 

 

というと

そういうわけではありませんね。

 

 

 

陸上では出来ても

雪上では出来ない・・・

 

 

という第2の壁に当たります。

 

 

その壁を超えるために重要なのが

『感覚』です。

 

 

そもそもその場で

そのフォームがとる事は

関節運動ができるかどうかの確認だけで

それは静止画を真似ているだけです。

 

 

 

 

実際のスポーツは

その静止画を連続して行う、

つまり動画として

行わなければなりません!

 

 

 

 

そうするとどんどん場面が変わるので

静止画の時ほど、

いちいち各部分を意識して

関節を動かせなくなります。

 

 

また静止状態とは異なり、

身体には様々な外力がかかります。

 

 

そこ利用したいのが『感覚』です。

 

 

 

出来ない動作を

選手や指導者は

どのような感覚で行っているのか?

 

 

グッと動かしているのか

スッと動かしているのか?

クイッと動かしているのか?

 

 

はたまた

縦方向なのか、

横方向なのか

前方向なのか?

 

 

といった

各関節運動を集約化した

『感覚』がここで役に立ってきます。

 

 

 

ひとつひとつ意識していると

出来ない事でも

感覚的に行えば出来るケースは

スポーツにおいて非常に多いです!

 

 

 

ただこの『感覚』を利用するには

前回お伝えした

関節運動はできる状態という

前提条件が重要です。

 

 

またその感覚で

出来ない場合は違う感覚の提案も

必要になります。

 

 

ですから私もレッスンでは

一つの動作に

何個も感覚の表現を用意し、

どの感覚がその方に一番良いのか

試してもらいます。

 

 

 

そしてその方が

上手く出来たときに

どんな感覚で行っているのか

教えてもらう事で

更なる感覚の引き出しが増えるわけです。

 

 

つまり教えているようで

教わっているんですね。

 

 

 

このように

 

 

 

① フォームを真似て関節運動の確認

 

 

② 感覚をとりいれてその関節運動を

  動きとして行う

 

 

 

という流れが

上級者が無意識で行っている事の中から

自分の上達に必要なポイントを知る

カギとなります。

 

 

 

この流れから分かってくると

レッスンの受け方や

情報のとり方も

少し変わってくるはずです。

 

 

 

勿論、冒頭でもお伝えしましたが

本当はあなたが見つけ出さなくても

それを教えてくれるのが

指導なんですが。。。

 

 

 

ぜひ今回の内容を使って

あなたにとって必要な

上達のポイントを

見つけ出してくださいね!

 

スキー技術

スキー上達法に使われる【外向傾は自然に出来る】というワードの落とし穴  278

読了までの目安時間:約 13分

 


よくスキーの上達において

出てくるワードに外向傾があります。

 

 

 

海外ではこの状態を

アンギュレーションといった

呼び方もしており

スキーにおいての

基本とされているケースが大半です。

 

 

 

しかし日本では

外向傾は要る、要らないと

意見が分かれている場合もあります。

 

 

今回の話は

要る要らないではなく

 

 

 

外向傾は必要だけど

つくりに行くものなのか?

自然と出るものか?

 

 

 

という点です。

 

 

 

 

自然に出来るものか?つくるものか?

 

 

トップ選手の多くは

 

 

 

外向傾は

つくりに行くものではなく

自然に出来るものだ

 

 

 

とよく言います。

 

 

 

スキーグラフィック2018年11月号に

大場朱莉選手の

ロングターンについての

特集記事にも

 

 

『間違えてはいけないのは

 外向傾はつくるものではなく

 自然にできるものだという事です』

 

 

と書いてあります。

 

 

 

しかしその一方で

きちんと外向傾を意識して!

という指導もあり、

どちらを信じればいいか

迷うところですよね。

 

 

あなたは外向傾を

意識しているでしょうか?

それとも意識していないでしょうか?

 

 

 

もうお分かりかもしれませんが、

意識していようがいまいが

現象としては

ある程度の外向傾は

滑っているとあるので

イメージ通り滑れていれば

どちらでもいいというのが結論です。

 

 

 

ただこれだと話が終わってしまいますので

スキー上達においては

どのように捉えていくのがいいのか

お伝えします。

 

 

 

 

多くのスキーヤーが当てはまらない【自然できる】

 

まず

 

 

 

『自然と作られるので意識しない』

 

 

 

という感覚は

その行為ができない

スキーヤーの多くには

当てはまりません。

 

 

 

よくよく考えてみると

わかるかと思いますが、

これって正しい外向傾が

『できる人』の感覚ですよね?

 

 

 

別の事に置き換えてみると

分かりやすいです。

 

 

 

・自転車はバランスを取ろうとするよりも

 サドルの真上にきちんと座れば

 自然とバランスがとれるものです。

 

 

・縄跳びは、縄を回そうとしなくても

 縄の重みを利用して手首を返せば

 自然と回せるものです。

 

 

・スキーで板を揃えるには

 足をそろえようと意識するのではなく

 きちんと両足の板にのれていれば

 自然と揃うものです

 

 

 

果たしてこれで

本当に出来るようになるでしょうか?

 

 

 

きっと自転車に乗る為には

最初の内は誰もが一生懸命

バランスをとっていたと思います。

 

 

 

縄跳びが飛べるようになるには

まずは腕をいっぱい使ってもいいから

大きく縄を回す練習を子供は行います。

 

 

 

ボーゲンからパラレルスタンスになる時は、

意識的に板をそろえようと

していたはずです。

 

 

 

このように

 

 

 

 

自然とできるという感覚は

ある程度その行為が

できる人前提の感覚

 

 

 

 

だという事です。

 

 

 

では具体的に

ある程度とは具体的に

どの程度からなのでしょうか?

 

 

 

【意識する】と【自然とできる】の境界線は?

 

出来る人にとっては

それでいいかもしれないけど

出来ない人は

そもそも自然に出来ないから

どうすればいいのか

悩んでいるはずです。

 

 

 

本当に自然にできるのであれば

スキーヤーは全員

自然に上手くなっています。

 

 

 

しかしその一方で

『自然にできるからつくりにいかない』

という感覚で本当に上達する人もいます。

 

 

 

では

 

 

 

『自然できるからつくりにいかない』

という感覚を

意識した方がいい人は

どのような人か?

 

 

 

まずこの感覚を意識した方がいい人は

大きく2つに分けられます。

 

 

 

1つ目は

 

 

 

①その動作を過度にやってしまう人

 

 

 

です。

 

 

 

要はその動作は『出来ている』けど

『やりすぎてしまっている』

という人ですね。

 

 

その場合は自然とできるから

つくりに行かなくてもいいよ

という感覚が合う場合があります。

 

 

 

普段滑っていて

外向傾が強すぎる

と言われている方は試しても

いいかもしれません。

 

 

 

2つめは

 

 

 

②意識しなくてもそうなる人

 

 

 

です。

 

 

 

そもそも外向傾が

必要かというよりも、

 

 

人体の構造上

正しく動けば

外向傾になる

 

 

 

のが自然です。

 

 

 

もう少し具体的にいうと

股関節を使って

骨盤を内側にスライドさせるには

真横に移動させるより、

外向傾にした方がやりやすいですよね?

 

 

 

ですから外向傾なんて意識しなくても

股関節を使えば

自然と外向傾になる人は

『自然と作られるものだから

つくりにいかない』

はまさにビンゴだという事です!

 

 

因みにこの状態に当てはまるのは

圧倒的に子供が多いです。

 

 

アルペンをやっている

ジュニアレーサー達は

ガンガン外向傾で滑っていますよね?

 

 

あれは意識しているというよりは

自然とああなっている

という意味合いが強いです。

 

 

以前1歳の息子の脇を抱えて

スキーをするように左右にスライドさせたら

勝手に外向傾が作られていました。

(しかもまさに自然な外向傾)

 

 

このように理論上だけでなく

実際に余計な事をしなければ

構造上そうなるんだな

ということを勉強させてもらいました(笑)

 

 

 

上記の2つのパターン以外は

基本的には

 

 

 

①『まず意識してつくる練習をする』

(なぜならつくれないから)

 

 

②『作れるようになったら

 つくる意識がなくても

 自然に作れるようにする』

 (もしくは勝手になる)

 

 

という流れがお勧めです。

 

 

 

 

【自然にできる】に潜む落とし穴

 

外向傾を過度に作ると

腰が外れて内脚に乗ってしまう、

お尻が落ちてしまう、

といった様々な弊害があるとされています。

 

 

 

ですから

『外向傾はつくりにいくものではなく

 自然とできるもの』

という感覚を伝えている

トップ選手が多いのも納得です。

 

 

しかしここで

一つ大きな落とし穴が存在します。

 

 

 

 

それは

 

 

つくらないように意識すると

内倒や、ローテーションなど

別のエラーが出てしまう

 

 

 

というケースです。

 

 

 

これは本当によくある話で、

何かを意識すると

また新たなエラーがあらわれるケースは

ほかの要素においても珍しくありません。

 

 

 

内倒やローテーションなどを

防ぐためには

外向傾は非常に重要なのですが、

そ子を意識するとまた

 

 

『つくるものではなく自然に・・・』

 

 

という理論がやってきます。

 

 

 

このように

あちらに行けばこちらが出来ない

といった

シーソー状態に陥ってしまうと

スキーの悩みは深まっていきます。

 

 

 

そういった場合は

そのシーソーから

一旦降りてしまう事が重要です。

 

 

 

例えば

外向傾を強くとると、

腰が外れて、

内脚に乗ってしまい

シェーレンになったり、

お尻が落ちて後傾になる

というエラーが出るとされています。

 

 

しかしよくよく考えてみると

外向傾が強くて

腰が外れているように見えても

外脚にしっかり乗って

ポジションも後傾にならない

人もいますよね?

 

 

アルペン選手は

シーンにもよりますが

かなり強めに外向傾とっても

外脚に乗れているし、

ポジションも前に出てきます。

 

 

このような事から

 

 

 

本当に外向傾が原因で

内脚にのって

シェーレンになったり、

お尻が落ちて後傾になっているのか?

 

 

もしかしたら別の部分が原因なのでは?

 

 

といったように

外向傾を意識する、しないといった

シーソーから降りる事が重要です!

 

 

 

 

そもそも注目すべき事が

ちがうということですね。

 

 

 

このように

本当にその人のスキー上達において

もっとも必要な要素に

取り組めていないケースは

珍しくありません。

 

 

 

 

もしあなたが

外向傾だけでなく、

ある事を意識すると

別の事エラーが起きる場合は

間違ったシーソーに乗っていないか

考えてみてくださいね!

 

スキー技術

効率的にスキーが上達するには『わかる』を理解する  277

読了までの目安時間:約 8分

 


日常生活では勿論のこと
スキーにおいて
何か今まで悩んでいた課題が解決した時や
新しい技術に対して何をすればいいのか
方向性が見えたときなどに

『わかる』という表現を使うと思います。

あなたも普段から
何気なくこの『わかる』という言葉を
使っていますよね。

ただ実際に『わかる』といっても
その種類や段階など様々な
『わかる』
実はこのがあることに
お気づきでしょうか?

さらにはその『わかる』という事を
きちんと理解することが、
スキー上達にも密接にかかわってきます。

なぜこの『わかる』を
ひも解くことが
スキー上達に繋がるのか?

その真意をお伝えしていく前に
まずは『わかる』の種類や段階について
今回は説明していきたいと思います。

 

『わかる』には種類がある

一言で『わかる』と言っても
『わかる』という言葉は
『分かる』『解る』『判る』と
表記が違うケースがあります。

『解る』は理解、解答、了解などに
使われますが、
物事の内容や理論がはっきりする事です。
(意味がわかる、英語がわかる)

一方『判る』は、判断、判決、判明
という様に事実がはっきりする
(身元がわかる、所有者がわかる)
という時に用いります。

例えば『答えがわかる』も
筋道を立てて考えて
その結果わかった場合は
『解る』ですが
事実がわかっただけでしたら
『判る』という事です。

余談ですが私の父親は
理系の高校教師だったのですが、
高校生時代に数学の問題を質問する度、
いちいちなぜこの公式が導き出されて、
どうしてその公式を用いるのかまで
説明されて面倒くさかったのを
覚えています(笑)

私としてはその問いに用いる公式や
その結果の答えが『判る』で良いのに
(それでテストは点が取れるので)
父親としては『解る』を求めていた
という事ですね。

その当時は面倒だと思っていましたが
今となっては『判る』よりも
『解る』事の方が面白いと感じています。

話をもどしますが
一般的には別にここまで『わかる』を
区別しなくても、
どちらも『分かる』と表記すれば
問題ありません。

ですから
あまり気にする必要はないのですが、
指導者側に立つならば
受講生がどちらの『わかる』を求めているかは
意識した方が良いですね。

『判って』から『解る』人もいれば
『解る』から『判る』に繋げる人もいます。

実は今後の社会はAIの進化によって
この『判る』と『解る』の求められ方や
優先度が大きく変わってきそうなのですが
どんどん話が反れて長くなりそうなので
とりあえず今回はやめておきます。

 

 

スキー上達には『わかる』の段階を意識する

 

さて『わかる』の種類について
お伝えしてきました。

 

トップ選手の滑りを見て
しっかり外脚に乗っているのが
『判る』のと『解る』では
違うという事ですね。

ただそこら辺の細かい使い分けよりも
段階の方が重要だと感じており
今回はその部分についてお伝えします。

あなたは『わかった』という言葉を
どういった時に使うでしょうか?

「どういった時も何も、
 なにかわかった時でしょ!」

と思うかもしれません。

ただ実を言うとこの『わかる』は
様々な段階でも
同じように用いられています、

例えば、私が

 

「スキーを上達には股関節が重要です!
 その理由は・・・」

 

と説明していくとします。

するとだいたい以下の様な流れで
『わかる』の段階が変わっていきます。

 

1.なるほどとうなずいて聞いている

 

2.「わかりました!」とこちらに伝える

 

 

3.こちらの言った内容を繰り返せる

 

 

4.こちらの意図を
 違う言葉(自分なりの感覚、例え)で

 表現できる

 

5.こちらの意図が実際に行動で出来る

 

 

6.その行動が習慣化される

 

多くの場合『1.のうなずいている段階』
わかる、もしくは相手がわかったと
思いがちです。

しかし本当の意味での『わかる』は
『6.習慣化』されてこそです。

今回例に出した
股関節の重要性ですと、
だいたい最初の説明で
『1.うなずく』から
『2.わかったと伝える』
まではいきます。

そして

「なるほど股関節が使えないと
 滑る時にこういった
 デメリットがあるんですね」

『3.繰り返して言える』まで
いけると最初の段階では
かなり進んでいます。

その後理解が進むと

「この股関節の動きって
 トップ選手が言っている
 あの事ですよね?」

「つまりこういう事が
 股関節を使うってことですよね?」

『4.自分なりの言葉や感覚、例えで表現できる』
段階に進みます。

そしてトレーニングしていく事で
『5.実際に行っている内容ができる』
となり、
最終的には何も意識なくても
股関節が使える状態
『6.習慣化』
となりこれで本当の意味での
『わかった』となるわけです。

もちろんジュニアの選手や
感覚的なタイプの方は
何だかよく分からないけど
股関節は使えるという
いきなり5、6になるケースもあります。

もちろん自分自身が上達するだけなら
それでOKなのですが、
指導やアドバイスする側にまわった時に
上手く相手に伝えられなかったり、
(名選手、名コーチにあらずという事ですね。)
スランプに陥った時に
戻せなくなるなどの弊害はあります。

先日メルマガでお伝えした
元アルペン選手星瑞枝さんの話もそうですが
どんなスポーツでも
トップ選手がよく

 

『いままでは感覚でやってきたけど
 体や技術の仕組みがわかったことで
 よりパフォーマンスがあがった』

 

というのはまさに
5、6段階から戻る事によって
『わかる』の質が高まったという事ですね。

まずはこのような『わかる』の段階を
しっかり理解しておいてください。

 

 

未分類

気付くと恐ろしい・・・スキー上達において忘れがちな●●の重要性 276

読了までの目安時間:約 10分

 


スキーに限ったことではありませんが、
どんなことにでもすぐに取り組める人と
なかなかやろうと思っても
出来ない人に分かれます。

この2つの差は何なのか?

書店に行けば
たくさんの自己啓発本がならび
上記のことについて
色々と書かれていますが
何が正しくて何が間違いなのか
いまいち分からないですよね。

どれもそれっぽく書かれているので(笑)

ただ実際たくさんの
サポートメンバーの方を通して
ある共通の考え方がある事は
分かっています。

 

 

 

効率よく上達する人が持っている○○に対する考え方

 

そのある共通の考え方とは

 

時間に対する考え方

 

です。

スキー上達に悩むスキーヤーの多くは
なかなか上達しないという状態を変えずに、
毎シーズン同じような環境に居続けます。

これは何か新しい事を
やろうとは思うものの、

 

「まぁまたいつかやればいいか・・・」

「慣れた環境から離れるのは面倒くさいな・・・」

と今までと同じように
時間を費やすことを
あまり苦に感じません。

一方で、
結果が出てこなかったことを
続けるのは時間が勿体ない
と感じる方もいます。

そういった方は
思い切って新しい事に
チャレンジしようと
行動する傾向にあります。

この2つの差は
無意識的に時間に対して
どのような価値を
置いているかです。

では一体どのように
時間を捉えると
行動力が上がるのか?

それは

時間=命】

という考え方です。

 

分かりやすい例で言うと
不謹慎かもしれませんが、
あと余命半年ですと宣告されれば
身体が行動できる状態であるならば
なにかした今までとは違った行動を
する方が多いです。

これは強制的に

時間=命

という考え方になる状態です。

この論理で行くと

これまで何シーズンも命をかけても
なかなか上達しないかったけど
とりあえず今シーズンも
同じように命を懸けておくか・・・

と言っているような
スキーヤーの方が多いという事です。

こう考えると
少し恐ろしいですよね・・・。

勿論常にこのような
切羽詰まった考えをしていたら
疲れてしまいますが、
選択や何か新しい行動が必要なときには
とても重要な考え方になります。

先日サポートメンバーの方から
この様なメールをいただきました。

 

 

 

――――――――――――――

 

私の場合は、
直接直していただくのが一番です。

渡辺先生が時間=命と思って
教えていてくださるのが
私には本当に嬉しいです。

ほとんどのコーチは、上手くなるには、
あるいはこれできるようになるには
時間が結構がかかります
(それも数年レベルで・・)と言われると
正直がっかりすることが多いです。

――――――――――――――

私もこのように思っていただき
本当にうれしく思います。

もちろんどうしても
数年かかってしまうレベルの物もありますが
私がなるべく効率性を追い求める理由も
ここにあります。

もしあなたも
何かの選択で悩んでいたり、
なかなか新しいチャレンジができなくて
悩んでいるのであれば
時間=命の考え方を
すこしでも思考の片隅に
置いてみてくださいね。

 

 

 

取り返しのつかない事はあるか?

 

時間に対する考え方で

もう一つ重要なものをお伝えします。

 

これからお伝えする話を聞いて
何を意味にするのか
考えてみてください。

――――――――――――――

ある大学でこんな授業があった。

 

「クイズの時間だ」
教授はそう言って大きな壺をとり出し、
教壇に置いた。

 

その壺に、彼は一つひとつ石を詰めた。

 

壺がいっぱいになるまで石を詰めて 
彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」

教室中の学生が「はい」と答えた。

 

「本当に?」といいながら、
教授は教壇の下から
バケツいっぱいの砂利を取り出した。

 

そして、砂利を壺の中に流し込み、
壺を揺らしながら、
石と石の間を砂利で埋めてゆく。

そうしてもう一度聞いた

「この壺は満杯か?」

学生は答えられない。

ひとりの学生が「多分違うだろう」と答えた。

 
教授は「そうだ!」と笑い、
今度は教壇の下から砂の入った
バケツをとり出し、

それを石と砂利の隙間に流し込んだ後 
3度目の質問を投げ掛けた。

「この壺はこれでいっぱいになったのか?」

学生は声をそろえて「いいえ」と答えた。

 
教授は水差しをとり出し、
壺のふちまでなみなみと水を注いだ。

「僕が何を言いたいか、わかるだろう?」

――――――――――――――

 

話の途中ですが、
あなたはどのように
感じたでしょうか?

有名な話なので
もしかしたら一度は耳にしたことが
あるかもしれません。

よくジュニア選手達に
この様な話をするのですが、
返ってくる答えの多くは

『もう限界だと思っていても
 まだやるべき余地が残されている』

 

 

といった類のものです。

現にこの話に出てくる生徒も

「どんなにスケジュールが忙しい時でも、
 最大限の努力をすれば、
 いつも予定を詰め込むことが
 可能ということです」

と答えます。
 

しかし「それは違う」と
教授は言います。

ではこの話の真意は何か?

――――――――――――――

「重要なポイントはそこにはないんだよ。
 この例が私たちに示してくれている真実は、
 大きな石を先に入れない限り、
 それが入る余地は、
 そのあと二度とないということだ」

 

「私たちの人生にとって、
 大きな石とはなんだろうか?」

「それは仕事であったり、志であったり、
 愛する人であったり、
 家族であったり、自分の夢であったり。
 ここで言う大きな石とは
 君たちにとって一番大切なものだ。

 

 それを最初に壺の中に入れなさい。

 

 さもないと君たちは、
 それを永遠に失うことになる。

 

 

 もし君たちが小さな砂利や砂、
 つまり自分にとって
 重要度の低いものから
 自分の壺を満たしたならば、
 君たちの人生は重要でない何かで
 満たされたものになるだろう。

 

 そして大きな石、
 つまり自分にとって
 一番大切なものにさく時間を失い、
 その結果、それ自体を失うだろう。」

――――――――――――――

いかがでしたか?

要は『可能性』の話ではなく
『順序』の話だったという事です。

 

この壺の話は順序を間違うと
二度と手に入らないものがある
という例えですが、
これに相反して

『人生は何度でもやり直せる』

といった考え方もあります。

私としてはこちら側の意見も
多く出るかなと思ったのですが、
意外と共感の声の方が
圧倒的に多くて驚きました。

『人生は何度でもやり直せる』
というのは、

そう考えた方が行動できる!

という効果があれば
とてもいいと思います。

逆に
『だからいつかやればいいや』
行動の抑止になるのであれば
やめた方が良いわけです。

 

 

 

スキー上達において

技術論や身体論など

パフォーマンスに関わる部分に

目が行きがちですが、

一度今回の様な全体の方向性についても

考えてみてくださいね。

 

 

トレーニング論 メンタル関係

スキー上達に、一番影響が強いトレーニングとは?275

読了までの目安時間:約 11分

 


スキー上達の為に

様々なトレーニングが

推奨されていますが

どのトレーニングが、

もっともスキーに影響を

及ぼすと思いますか?

 

 

 

それは

 

 

 

 

ライフスキルトレーニングです!!

 

 

 

 

 

あなたは

ライフスキルという言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

 

ライフスキルとは

世界保健機関(WHO)によると

 

 

「日常の様々な問題や要求に対し、

より建設的かつ効果的に

対処するために必要な能力」

 

 

と定義されています。

 

 

 

・・・何となくわかるようで

よく分からないですよね(笑)

 

 

 

主にライフスキルの項目は

【思考】の部分に着目しているものが

多いのですが、

私がお伝えしたいイメージは

簡単に言うと

日常生活の思考や行動です。

 

 

 

思考は『メンタル』の部分に

入ってくるので

今回はスキーに繋がる部分として

行動の部分について触れていきます。

 

 

 

スキー上達と関係性の強いライフスキルとは?

 

スキー上達と

このライフスキルが

どのように関係しているのか?

 

 

具体的に言うと

普段の日常生活における

動作です。

 

 

 

いまのさんの身体の状態は

日々の日常生活の積み重ねで

作られているものです。

 

 

 

例えば腰痛があるなら

腰痛になる日常動作、

肩こりがあるなら

肩こりになる日常動作

がどこかにあります。

(もちろん先天的な例外の部分もありますが)

 

 

 

スキーでいうと

真っ直ぐ板に乗れずに

X脚になるスキーヤーの多くは

 

 

 

日常動作の中で

X脚になる

積み重ねをしている

 

 

 

ケースが大半です。

 

 

 

ではその状態で1日1時間

X脚シルエットを改善する

トレーニングをした場合

果たして効果がでるでしょうか?

(1日1時間って相当な量です)

 

 

きっとなかなか効果が出てきません。

 

 

 

なぜなら

 

 

トレーニングの

何倍もの時間が

日常動作にある

 

 

からです。

 

 

 

つまりフィジカルトレーングや

技術トレーニングの前に

まず日常動作(ライフスキル)を改善する

トレーニングを行った方が

効果的ですよね。

 

 

 

もちろんフィジカルトレーニングが

そのまま日常動作に

繋げられていればOKです!

 

 

もしあなたが

既に行っているトレーニングがあるなら

そのトレーニングの効果を

打ち消すような日常動作を

行ってないか

まずは考えてみてください。

 

 

例をあげると

 

 

 

【スクワットを行っている・・・】

 

でも日常動作では

 

 

 

 

・普段から立つときに

土踏まずが潰れている

 

・膝を中心で立ち座りをしている

 

・外反則になる足首の使い方をしている

 

 

 

 

【ウォーキング、ランニングをしている】

 

でも日常動作では・・・

 

 

 

 

・歩行の動き出しで、重心移動が出来ていない

 

・足裏を正しいルートで

 体重移動が出来ていない

 

・つま先を蹴るといった

 余計な動作をしている

 

・股関節や膝を痛めやすい

 体重のかけ方をしている

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

これはどんなトレーニングにも

言える事です。

 

 

 

スキー上達を妨げる日常動作

 

 

ここではスキー上達を妨げる

行って欲しくない

代表的な日常動作を

いくつかご紹介します。

 

 

まず男性に多いのが

 

 

【お尻のポケットに

 財布を入れて長時間座る】

 

 

です。

 

 

私も以前高校生の時に

ずっとお尻に財布を入れていましたが

大学生になって

トレーナーから注意されて止めました。

 

 

 

よく考えてみれば

当たり前で、

骨盤の高さがずっと違うまま

長時間筋肉を固定していれば

当然左右差が出ますよね。

 

 

その骨盤の左右差が

そのままターンの左右差に

あらわれるケースは

珍しくありません。

 

 

 

 

次に女性に多いのが

 

 

【同じ側で脚を組む、

 または同じ側に足を流す】

 

 

です。

 

 

 

よく同じ方ばかりで脚を組まない

とは聞いたことがあると思ますが、

左右の股関節の硬さが変わってきます。

 

 

 

女性は特にあぐらをかく動作で

(股関節の外旋外転)

左右の股関節の硬さが

違う方が多いです。

 

 

また意外と意識していないのですが

足を閉じて左右どちらかに流す際に

いつも同じ方向の方も多いです。

 

 

簡単に言えば

毎日膝からのターン姿勢を

片方側だけ

ずっととっていることになります。

 

 

 

さらに女性は

 

 

ヒールの高い靴を

履く機会が多い事

 

 

もスキーにはかなりデメリットになります。

 

 

ふくらはぎが張り、

そのまま足首の可動性を狭め

結果スキーに重要な

足裏の荷重点や

足首の使い方に

悪影響が出ます。

 

 

 

その他上半身においては

スマホを行っている時の姿勢の影響は

計り知れません。

 

 

 

 

この様に日常動作が

スキーだけでなく

身体のパフォーマンスに与える影響は

想像以上に大きい物です。

 

 

 

まずそれに気付く為に

日常動作が身体に動きを染み込ます

一番のトレーニングになっていることを

改めて認識して下さい。

 

 

 

いつも同じ側のお尻ポケットに

財布を入れている場合は

片側に骨盤を傾けているトレーニング、

足を組む動作は

そちら側だけに固定する

股関節のトレーニング

・・・

 

といった感じですね。

 

 

きっとあなたが

意識的に行っている

トレーニング時間の数倍も

気づかぬ間にトレーニングを

しているはずです。

 

 

そのトレーニングが身体にとって

悪い物ならば

当然パフォーマンスは上がりませんよね。

 

 

まずはライフスキルトレーニング

 

 

このように

スキー上達の為には

 

 

 

日常動作(ライフスキル)トレーニング

フィジカルトレーニング

スキルトレーニング

 

 

 

といった流れで

取り組む事が理想的です。

 

 

 

ただ理想的なんですが、

それだと相当時間がかかって面倒なので

サポートメンバーの方は

お気づきだと思いますが

SKIER`sLABでは

3つ一気にやってしまいます。

 

 

 

ですからスキーが上手くなる為の

トレーニングを行っていたら

色んな所に通っていても

直らなかった腰痛が

いつの間にか直ってました!

 

 

 

というケースは珍しくありません。

 

 

 

もし上記の流れが面倒だなと感じたら

どうすれば日常動作が

そのままスキー上達の向上に繋がるか?

繋げようと意識しているとしたら

本当に昨シーズンその繋がりが

結果となって滑りにあらわれたか?

 

 

 

という部分を考えてみてください。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

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