スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー板をたわませる為に必要な、板を押す力を鍛えるトレーニング方法は?254

読了までの目安時間:約 13分

 


「もっと板に力を加えてたわませたい!」

 

 

 

スキー上達をめざすスキーヤーであれば

一度は考えたことがあるはずです。

 

 

その為にオフトレから雪上まで

様々なトレーニングが紹介されていますが、

実際は

 

 

・板にもっと力を加えて!

・外脚のもっと乗って!

・板をたわませてきて!

 

 

といった板に加える力が弱い事を

指摘されるスキーヤーは後を絶ちません。

 

 

 

なぜ板に力を加えることが

重要だと分かっているのに

板に力を加えられないのでしょうか?

 

 

 

その理由は

 

 

 

 

そもそも板を押す力とは何か?

 

 

 

という部分から

ズレているからです。

 

 

 

板に押す力とは

言い変えれば地面を押す力ですよね?

 

 

 

地面を押す力を鍛える場合

あなたはどんなトレーニングを考えますか?

 

 

 

 

私も地面を押す力を鍛えようとしましたが・・・

 

今回は私の昔話を

ちょっとさせていただきます。

 

 

私がアルペンスキーをしていた

大学生のころは

オフトレに入るとまず

 

 

『もっと外脚の板に加える力が欲しい!』

 

 

と思いました。

 

 

 

板により力を加えられた方が

板がたわんで走り、

タイムが速くなると考えたからです。

 

 

何より雪上で散々

もっと外脚に乗れと

といった指導をうけていましたし

・・・

・・・

嫌と言うほど(笑)

 

 

 

そこで何の迷いもなく

板に加える力を強くするためには

下半身の筋力だろうと

スクワットや下半身を鍛える

筋トレマシーンを使って

筋トレをしたわけです。

 

 

 

ガンガン地面を押して

バーベルを持ち上げたり、

マシーンを動かしていると

 

 

 

『おぉ!押す力を鍛えてるー!!』

 

 

と辛いながらも楽しかったです。

 

 

あがる重さも増え、

脚もだんだんと太くなる、

といった目に見える効果もありましたので。

 

 

でもふとある時に思いました。

 

 

 

『板に力を加えるって陸上でいえば

 地面に力を加える事だよな?

 これ重りを担いでるからいいけど、

 何も持たない状態で

 思いきり地面を押したら

 跳んでしまわないか?・・・』

 

 

という事です。

 

 

普通に考えれば

押す力なので足を伸ばすための

筋肉を鍛えれば良さそうなんですが、

足を思いきり伸ばすと

ジャンプしますよね?

 

 

 

確かにジャンプする瞬間に

地面に力は加わりますが

その後地面から離れてしまっては

板への力は無くなってしまいます。

 

 

ダッシュをしたりジャンプをしたり

その場から離れる事が大事な競技であれば

何の問題もないのですが、

スキーは違いますよね?

 

 

 

そこで

 

『あれ?

足を伸ばす力ってあんまり

必要ないのかな?』

 

と感じたわけです。

 

 

そして次に閃いたのは

 

 

『そうだよ!

 伸ばす力じゃなくて

 圧に耐える力だよ!

 耐えている分なら

 地面から離れないし!』

 

 

という考えでした。

 

 

そこでスクワットでも、

地面を押してバーベルを上げる事より

じわじわ下がって耐える事を

意識しました。

 

 

 

この考え方は

一見非常に理にかなったものだと

思っていました。

 

 

 

しかしここでもまた

大きな疑問にぶち当たります・・・。

 

 

 

板を押す力よりも耐える力が重要なのか?

 

筋肉は収縮する時より

伸ばされながら

耐える時に一番筋力を発揮します。

 

 

スクワットですと

ゆっくりしゃがんでいくとき、

腕立て伏せですと

ゆっくり腕を曲げていくとき

ですね!

 

 

坂道も登りよりも下りの方が

筋肉的にはききついです。

 

 

(心肺的には登りの方がきついので

 登りの方が嫌ですが・・・)

 

 

ですから筋トレのやり方としても

非常に効果があり、

何の問題もない様に思えました。

 

 

 

しかしある時ふと

お風呂場の体重計に乗った時に

 

 

『板を押す力ってことは

 この体重計を押す力ってことだよな?

 でもゆっくりしゃがんだところで

 自分の体重分しか

 力加わってないじゃん・・・』

 

 

という驚愕の事実に気づいたんです!

(今も思えば驚愕でも

何でもないんですが(笑))

 

 

もちろん立ったりしゃがんだりすることで

多少の体重計に加わる力が変化するのは

見て分かります。

 

 

しかしちょっとすれば

直ぐに自分の体重分の力に

戻ってしまいます。

 

 

かと言って思いきり押せば

ジャンプしてしまう・・・

 

 

 

『じゃあ板を押す力って

 一体何をどうすれば

 鍛えられるんだ?』

 

 

 

とまたもや迷宮入りの瞬間でした。

 

 

 

今ならどうすればいいのか

明確に答えが分かりますが、

あの当時は本当に悩みました。

 

 

 

じゃあ体重を増やせば・・・

 

 

とも一瞬思ったのですが、

よく考えてみたら自分より軽くて細い

地元の白馬ジュニアの子達は

グイグイ板に力を加えて

ビュンビュン滑れてますので

ちょっと違うな・・・

とすぐに思いなおしました。

 

 

 

もしあなたなら

こんな当時の私に

なんてアドバイスするでしょうか?

また、どんなメニューをお薦めしますか?

 

 

 

まず鍛えるべきは●●だ!

 

上記の質問を

メルマガの読者の方たちにしたところ

もっとも多かった答えが

 

 

力を伝える状態

 

 

についてでした。

 

 

 

確かにどんなに筋力を鍛えても

その力が発揮できる状態でなければ

意味がないですよね。

 

 

 

その為に板に力を加える

 

 

・ポジション

・タイミング

・方法

 

 

などをまずは考える!

 

 

 

という内容は大正解です。

 

 

その順序を無視して

いくら筋力や体力を鍛えても

非効率なのは明白ですよね。

 

 

それではそこから

もう一歩踏み込んでみましょう。

 

 

板に力を加えるうえで重要だと

もっとも多かった答えが

 

 

 

ポジションです。

 

 

 

あなたも

 

 

 

「板に力が伝わる正しいポジションを

 身につけましょう」

 

 

といったアドバイスが

頭に浮かんだのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

実は私も当時、

板に力を伝えることに悩んでいたら

コーチから同じように

正しく力を伝えるポジションが大事

とアドバイスされました。

 

 

でもその後に続く

 

 

================

正しいポジションを身に着けるには

どんなトレーニングをすればいいのか?

================

 

 

という一番知りたい部分は

あやふやなままでした。

 

 

よく雪上でも

 

 

『板に力が伝わるいいポジションで』

『板の真上に立って』

 

 

などポジションに関する指導が入ります。

 

 

 

もちろん雪上で練習して

そのいいポジションが身につけば

特に問題ありません。

 

 

 

しかしいくら練習しても

毎シーズンの様に同じことを言われて

悩んでいるスキーヤーは

どうすればいいのでしょうか?

 

 

 

そもそも自分が

いいポジションなのか?

悪いポジションなのか?

具体的にどのように判断すればいいのか?

 

 

 

また分かったとして、

オフシーズンに

どのようなトレーニングをすれば

ポジションは改善するのか?

 

 

または雪上でなければ改善できないのか?

(でも雪上でいくら滑っても改善されない・・・)

 

 

 

この部分を明確にすることが

オフトレの次の課題となりました。

 

 

 

板に力を加える為は

 

 

 

筋力的な要素ではなく

そもそも力を発揮する

ポジションにいることが最優先

 

 

 

という部分までは

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

いくらスクワットをして

脚の筋力を鍛えても

スキーが上達しない人は

この部分が抜け落ちているという事です。

 

 

 

力を鍛えるよりも

まずはポジションだ!と分かったら

次は

 

 

・いいポジションを意識しても

 ポジションを注意されるスキーヤーは

 何をすればいいのか?

 

 

・いいポジションか?

 悪いポジションか?

 具体的にどのように判断すればいいのか?

 

 

・雪上練習だけで

 本当にポジションはよくなるのか?

 (いくら滑っても直らない人は?)

 

 

 

といった問いに対して

明確な答えを

見つけてみてくださいね!

 

スキー技術 トレーニング論

スキー上達の為の【基礎】トレーニングが難しい3つの理由  272

読了までの目安時間:約 12分

 


前回の記事で

【基礎】と【基本】の違いについて

お伝えしてきましたが

イメージが出来てきたでしょうか?

スキー上達の為に『基礎』と『基本』を使い分けよう! 271

 

しかしイメージできたとしても

なかなかスキー上達には

繋がらないのが現実です。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

【基礎】の部分が非常に難しい

 

 

 

からです!

 

 

その理由はいくつもあるのですが、

代表的なものを3つお伝えします。

 

 

 

理由① 基礎の種類はとても多く全てを伝えているとキリがない

 

もちろん無数に存在する

基礎の中でも

誰しも既に出来ている部分があり

全ての基礎をやる必要は

ありません。

 

 

 

ただ必ず基礎ができておかなければ

その競技は勿論のこと

すべての動作に影響する部分も

存在します。

 

 

 

この様に基礎の難しさは

無数にある基礎の中から

 

 

・自分は何が出来ていないか?

・自分の競技に最優先で必要なものは何か?

 

 

見つけ出す事です。

 

 

 

理由②基礎を基本に繋げるのが難しい

 

もしスキー上達の為に

レッスンを申し込んだのに

立ち方や歩き方、

身体の仕組みからくる

普段の身体の使い方など

延々と説明されていても

正直つまらないですよね(笑)

 

 

 

基礎をどうやって

その競技の基本に繋げるのかは

なかなか難しいため

基礎をおこなっても

いまいちピンとこない・・・

というのが大半です。

 

 

その為、基礎を基本に

繋げる練習を

あまりされてないケースが

殆どです。

 

 

しかし現実は

基本に必要な基礎がないため

いくら練習しても

上達しないという悩みをもつ

スキーヤーが多くいます。

 

 

 

 

理由③基礎は自分でできていると思っている

 

立つ、しゃがむ、歩く、

 

 

といった基礎動作は

基本的にはみなさんできるので

 

 

『正しく』出来ているか?

 

 

という点にあまり着目しません。

 

 

 

また何が正しくて

何が間違っているのかも

よく分からない・・・

というのが本音だと思います。

 

 

ですから

あまり【基礎】の部分に

取り組まないのが普通です。

 

 

基礎を基本に繋げられると

 

これまでの内容から

基礎とは何か?を

お伝えするのも難しいし、

ご自身で取り組むのも

難しいという事です。

 

 

 

しかしながら

これまでにもお伝えした通り

基礎は一つの競技だけでなく

全てに繋げられるので

何にでも応用が効くという

すばらしい効果があります

 

 

 

よくサポートメンバーの方で

 

 

・スキー上達の為に通い出したのに

 長年悩んでいた腰痛や肩こりが

 いつの間にかなくなっていました!

 

・おなじ距離歩いても

 疲れなくなりました

 

・楽に走れるようになったのに

 タイムが上がって驚きです

 

・ゴルフのスイングが良くなって

 飛距離やスコアが改善されました

 

・水泳のフォームがいつの間にか

 綺麗になっていました

 

 

といった声があるのですが

この様な事が起こるのは、

【基礎】をトレーニングして

各目的の【基本】に繋げる事が

出来ているからです。

 

 

 

もちろん

基礎を伝えているといっても

その方に必要な部分だけ

ピンポイントでお伝えしていますし

正しい基礎から基本への

繋げ方も行います。

 

 

 

いくら基礎が重要だからと言って

立ち方や歩き方を練習しても

基礎から基本へ繋げる練習がなければ

スポーツのパフォーマンスは

上がらないので

気を付けて下さいね。

 

 

 

あなたがもし、

スキー上達に悩んでいるのなら

それは【基礎】が足りないのか?

それとも【基本】が足りないのか?

といった点をまずは考えてみてください。

 

 

因みに雪上でいくら滑っても

基本は練習できますが

基礎は練習できないケースが大半です。

 

 

 

 

実際に基礎の大事さがわかる実験

 

 

 

これまでの【基礎】についての内容は

定義と言いますか、

すこし抽象的なものでしたので

具体的なものをお伝えしていきます。

 

 

 

それでは早速

【基礎】のイメージがつきやすい

実験をしてみましょう。

 

 

 

もしあなたが

歌を上手に歌いたいと思い

ボイストレーニング

(上手に声を出すためのトレーニング)

に通うことになったとします。

 

 

そこで先生から

 

 

『まずこれをきちんと出すには

 口を大きく開ける事が【基本】です』

 

 

という指導が入りました。

 

 

そこでいまその場で

口を大きく開けて閉じてを

繰り返してみてください。

 

 

 

出来たでしょうか?

 

 

顎関節症や

何か口をケガしているといった

例外は別にして

普通は問題なくできると思います。

 

 

 

しかし実際この口を開けるという

簡単な【基礎】でも

正しく出来てないケースが

大半です。

 

 

なぜなら多くの場合、

口を上下に開けるイメージをで

口を開いているからです。

 

 

しかし実際は

 

 

あごは下方向にしか開きません!

 

 

試しに下アゴを動かないように抑えて

上顎を上に開けようと

してみてください。

 

 

きっと口が開けないと思います。

 

 

反対に鼻と唇の間を動かないように抑えて

下アゴを開いてみてください。

 

 

簡単に開きませんか?

 

 

ちなみに間違った

上下に口を開くイメージですと

首や肩に力が入ってしまうはずです。

 

 

 

一見当たり前の様に出来る

口を開くという【基礎】も

実は正しく出来ておらず、

そのせいで顎関節症に

なってしまうといった

身体に無理を強いることになります。

 

 

 

歯医者さんで

口を開けるのがつらい場合は

ぜひ今回の口の開き方を

試してみてくださいね!

 

 

 

このように

【基礎】の部分は

 

 

 

自分で気づかない事が多く

正しく出来ていなくても

身体に負担をかけながら

一応それなりにこなせてしまう

 

 

から難しいのです。

 

 

 

今回はすぐその場で試せるように

口を開くことを例に出しましたが、

 

 

首、肩、腕、手、胸、腰、

股関節、膝、足首、指

 

 

 

など各関節様々な動きが存在し、

さらにそれを連動させて

立つ、しゃがむ、歩く、走る

といった基礎動作があるわけですので、

 

 

 

その全ての【基礎】を

こなしていくのはキリがない事が

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

ですから

やはり【基礎】は

その方にとって

 

 

 

ネックとなっている部分、

必要な部分を選別することが

まずは非常に重要となります。

 

 

 

そしてその【基礎】を

様々な基本に繋げる

トレーニングを行う事が

身体を変えるうえでは

最速という事ですね。

 

 

 

直接指導する際にも

全ての基礎を

いちいちお伝えしているのではなく

 

 

『●●さん肩を動かすとき

 この使い方ではなく、

 こうですね!』

 

 

といった感じで

必要な基礎を伝えて

それを元に

 

 

「なるほど!

 スキーのストックワークもこれですね!」

 

「水泳のクロールもこれですね」

 

「走るときの腕振りもこれですね」

 

「テニスの時もこれですね」

 

「ゴルフの時もこれですね」

 

「高い場所の物をとる時もこれですね」

 

 

と気づいていただくことで

すべての競技の【基本】に

繋げていってもらいます。

 

 

 

こういった身体の【基礎】の部分は

非常に地味で

マニアックなところでもありますが

一度手に入れてしまえば

何にも代え難い

一生の財産となります!

 

スキー技術 トレーニング論

スキー上達の為に『基礎』と『基本』を使い分けよう! 271

読了までの目安時間:約 9分

 


スポーツ指導の中で

よく出てくるワードに

『基礎』と『基本』があります。

 

 

スキーにおいても

『基礎』トレーニングや

『基本』ポジション

といった感じで使われていますね。

 

 

さてあなたは

 

 

『基礎』と『基本』の違いは何か?

 

 

と聞かれたら

どのように考えるでしょうか?

 

 

 

意外と聞かれると悩むと思います。

 

 

 

辞書でしらべると

 

 

 

【基礎】

ある物事を成り立たせる、大もとの部分。

 

 

 

 

【基本】

判断・行動・方法などのよりどころとなる

大もと。基礎。

 

 

 

 

とあります。

 

 

 

 

基本の説明の中に

基礎の意味が含まれているので

大まかに言ってしまえば同じです。

 

 

『基礎基本』のように

2つ組み合わせて使う事もありますしね。

 

 

ただ両者を

 

 

・基礎は知識、基本は認識。

 

・基礎は知識や技能、基本は認識や価値観。

 

・基礎は認識や価値観を培う土台、

 基本は基礎の上に立つ応用

 

・基本は次の段階の基礎になる

 

 

 

といった様に分けて

考える場合もあります。

 

 

 

 

まぁ結局は同じような内容なので

それほど敏感に日常生活において

使い分ける必要性はあまりありません。

 

 

 

ただスポーツにおいては

意外と重要な部分だったりします。

 

 

 

例えば

【基礎体力】

といいますが

【基本体力】とは

言いませんよね?

 

 

 

逆に【基本ポジション】

と言いますが

【基礎ポジション】

とはあまり言わないです。

 

 

 

なぜこのような使い分けをするのか?

 

 

 

ここがスキー上達においても

非常に重要になってきます。

 

 

 

スポーツにおいての基礎と基本の違い

 

 

スポーツにおいての

【基礎】【基本】を

お伝えしていきます。

 

 

 

初めに2つの違いを

簡単にお伝えしておくと

 

 

【基楚】すべて種目に繋がる元となるもの

 

【基本】そのスポーツにおける軸となる身体の状態、動作

 

 

です。

 

 

 

これはあくまでも辞書的な意味ではなく

スポーツにおいて理解しやすいように

少し表現を変えています。

 

 

 

例えば、

『基礎』体力はどのスポーツおいても

ある程度同じ意味ですよね?

 

 

 

一方『基本』ポジションや

『基本』フォームは

種目によって違います。

 

 

 

各種目ごとの

基本フォームや

基本ポジションを軸に

そこからさまざまな動きに

派生してきます。

 

 

・野球の基本でいえば

 素振りやキャッチボール

 

・水泳の基本でいえば

 バタ足やストリームライン(蹴伸び姿勢)

 

・サッカーの基本でいえば

 トラップやインステップでのキック

 

・スキーの基本は

 プルークボーゲン

 といったところでしょうか

 

 

 

この様な基本動作があって

そこから応用で、

 

 

・素振り→流し打ち

 

・バタ足→クロール

 

・トラップ→ダイレクトパス

 

・プルーク→パラレル

 

 

といった具合に

色々な技術に

派生していくわけです。

 

 

ですから技術向上において

基本はとっても重要です!!

 

 

 

ただ、スポーツの現場で

基礎練習、略して【キソレン】なんて

よく呼んでいますが、

だいたいは基礎錬ではなく

基本練習ということです。

 

 

 

では【基礎】とは具体的に何か?

 

 

 

それは【基本】を行うにあたって必要な

身体の状態や使い方です。

 

 

 

例えば

スキーの【基本】をボーゲンとした場合

そのボーゲンをするにあたって必要な

 

 

・筋力

 

・股関節や足首といった

 各関節の可動性と操作性

 

・基礎体力

 

 

といった感じですね。

 

 

 

この基礎があればあるほど

基本動作の質は高いですし、

習得のスピードも早いです。

 

 

 

またスキーだけでなく

どんなスポーツでも

こなせるタイプの人は

基本能力が高いというよりは

基礎能力が高いと言えます。

 

 

 

 

逆にいくら基本練習をしても

基礎を持っていないと

どこかの段階で技術向上が

頭打ちになってしまいます。

 

 

 

いくら滑走量を増やしても

スキーが上達しないと

悩んでいるスキーヤーの多くが

基本てはなく基礎が足りていないケースが

殆どだという事ですね。

 

 

もちろんいくら基礎ばかりやっても

基本をしっかり行わなければ

その競技のパフォーマンスは上がりません。

 

 

 

このように基礎と基本のバランスが

スポーツにおいては

非常に重要という事です。

 

 

 

 

しかし実際には

このバランスが上手にとれているケースは

非常に少ないです。

 

 

 

スキーはシーズンスポーツの為

オンシーズンとオフシーズンが

わかれている事から、

本来はこの基礎と基本のバランスが

とりやすい種目ではあります。

 

 

オフシーズンの間に基礎を鍛え

シーズン中は基本を中心に

新しい技術にチャレンジしていく!

 

 

といった感じですね。

 

 

しかし実際は

このバランスを上手くとり

毎シーズンどんどんスキーが

上達している人は殆どいません。

 

 

 

なぜなら

 

 

オフシーズン中に

正しい【基礎】のトレーニングを

行えていないから

 

 

 

です。

 

 

 

【基本】に繋がる【基礎】と

言い変えてもいいかもしれません。

 

 

 

なぜ正しい基礎練習が出来ないのか?

 

 

 

 

その理由は次回の記事でお伝えしますね。

 

 

スキー技術 トレーニング論

スキーで膝は左右には動かない?誤解されている『膝の動き』270

読了までの目安時間:約 13分

 


あなたはスキー指導の中で

膝の動きについて

指摘されたことはありますか?

 

 

 

スキー界では

 

 

【膝を動かす】

 

 

というワードが

指導の中で当たり前の様に

使われています。

 

・膝を入れる
・膝を使う
・膝が柔らかい
・膝を動かす

 

 

といった感じですね。

 

 

 

実際トップ選手や

技術レベルの高い人の滑りを見ると

柔らかく膝が動いているように見えます。

 

 

 

 

 

特に膝が動かしているように見えるのが

板を傾けてエッジングをする時ですね!

 

 

 

 

 

この事から

膝の動きはスキーにおいて

非常に重要であり、

動かすことで

エッジが立って滑れると

思われています。

 

 

 

 

 

しかし実を言うと

膝を動かそうと意識しているせいで

スキーが上達しない状態に

陥っているスキーヤーが大勢います。

 

 

 

 

スキーが上達しないだけならまだしも

膝を動かそうとしているせいで

膝の靭帯を切ってしまうなどの

大ケガに繋がる事もあります。

 

 

 

 

 

 

どうしてトップ選手や上級者は

膝を動かしているのに

一般スキーヤーにとっては

上達を妨げたり

大ケガに繋がる原因となるのでしょうか?

 

 

 

 

 

あなたはどっち?『動かす』前提の違い

 

 

 

膝を動かすという意識が

メリットになる人と

デメリットになる人の大きな違いは

 

 

 

 

『動かす』という事の前提の違いです!

 

 

 

 

実は身体の動きを表す
【動く】には
大きく分けると2つの意味があります。

 

 

 

 

例えば

 

 

 

『肘を動かして下さい』

 

 

と言われたら
あなたはどのように動かしますか?

 

 

 

是非その場で
実際に動かしてみて下さい。

 

 

 

きっと2つのパターンに
分かれると思います。

 

 

 

 

【1】走るときの腕振りの様に
   肘を前後に動かす

 

 

 

【2】力こぶを作るように
   肘の関節を曲げたり伸ばしたりする

 

 

上記の2択は
【動く】という表現を
どう捉えたかによって

変わります。

 

その捉え方とは

 

移動か?関節運動か?

 

です。

 

【1】の腕振りの要領で
動かした場合は
肘を動かすという指示を
肘の位置を【移動】させると
捉えたタイプです。

 

 

ですから膝関節自体は

曲げ伸ばしという動きは

していません。

 

 

 

 

一方【2】の力こぶを作るように
動かした場合は
肘を動かすという指示を
肘自体の【関節運動】だと
捉えたという事です。

 

 

 

ですから実際の肘の位置は

動いていません。

 

 

どちらも【動く】という意味の
前提が違うだけで
間違えではないですよね?

 

 

このように同じ指示でも
違った動きをしてしまうという事が
分かったと思います。

 

 

それで肝心の『膝』は

どのような動きになるのでしょうか?

 

 

 

 

 

膝の『位置が動く』と『関節が動く』の違い

 

 

 

まず分かりやすい
前後方向から考えていきましょう。

前後方向に膝を動かす場合
【関節運動】ですと
椅子に座って膝の曲げ伸ばし、
【移動】ですと
モモ上げや脚を振り上げても
膝の位置を前に
動かすことになります。

 

 

 

ただ一般的に立ったの状態で
膝を前後に動かしてください
と言われたら
膝を前に突き出すので
これは関節運動と移動の
複合動作ですね。

 

 

 

 

 

 

この前後方向の膝の動きも
スキー上達において
とても重要なんですが、
それよりも横方向の動きの方が
重要です!

 

 

 

重要というよりは
緊急性が高いですね。

 

 

 

 

横方向への横に動かすは
縦方向と同様に
膝の関節自体を左右に動かす事と
脚を開いたりする事で
膝の位置を移動させることに分かれます。

しかし実は横方向に関しては
上記の動作において
危険な部分があります

 

 

 

 

それが

 

 

 

 

膝関節を左右に動かす

 

 

 

 

という動作です。

 

 

 

 

つまり関節運動の部分ですね。

 

 

 

 

 

 

実は膝の関節運動は
前後に動くように出来ていますが
左右に動くようには出来ていません!!

 

 

 

 

分かりにくい方はこちらの動画をどうぞ

 

 

 

実はスキーでよく言う

膝を左右に動かすという動作は

 

 

 

 

 

膝関節自体が

左右に動いているわけでは

ありません!

 

 

 

 

 

 

もし動くとすれば
靭帯が切れて
左右にカクカク抜ける
感じですね。

 

 

 

 

そして左右に動かない関節を

 

 

 

 

無理やり左右に
【関節運動】として
動かそうとすると

 

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

はいご想像どおり、
スキーで靭帯断裂の
ケガが多い理由です。

 

 

 

 

 

これが縦方向よりも
横方向の方が重要だと
お伝えしたわけが分ったでしょうか?

 

 

 

上達に重要というよりも
根本的な人間の生活において
重要です。

 

 

 

 

そして膝を動かすというワードを
私があまり使わない理由も
ここにあります。

 

 

 

 

 

膝を動かすと聞いて
スキーヤー全員が
【移動】のイメージで
動かせればいいですが、
大半は【関節運動】として
膝を左右に動かしてしまいます。

 

 

 

もしあなたも
膝を左右に動かすイメージが
関節運動のイメージでしたら
気を付けてくださいね。

 

 

 

 

 

では正しい意味での『膝を動かすとは?』

 

 

 

これまでの膝の話から
私がなぜいつも

股関節主体の動きが重要かと
お伝えしている理由が
分かったでしょうか?

 

 

ピンと来ているかもしれませんが

 

 

【動き】において『移動』の部分は
実は他の関節運動によって
引き起こされているという事です!

 

 

書き方が少し難しいですよね。

 

 

例えば
以前例に出した
肘を動かすという動作で
考えてみます。

 

 

肘の曲げ伸ばしは
肘自体の【関節運動】ですよね?

 

 

でも肘が前後に動くのは
実際は肩関節の【関節運動】によって
肘が【移動】するという事です。

 

 

では膝だとどうなるでしょうか?

 

 

もうお分かりかと思いますが

 

 

 

膝が左右に移動するのは
股関節もしくは足首の
【関節運動】によって
動いているわけです!

 

要は

 

股関節を動かす(関節運動)と
膝が動く(位置の移動)

 

という事です。

 

 

 

※膝を内側にいれているように見えるが

 実際は股関節主体で動かしている

 

 

 

 

 

 

逆を言えば
膝を左右に移動させるには
股関節が動かなければならない
という事です。

 

 

言葉にするとややこしいですね(笑)

 

 

 

さらにここに
前後方向に動く
膝関節自体の
関節運動が加わってくるので
余計ややこしくなるわけです。

 

また同じような動作をしているのに

 

 

『膝を動かす』
という人と
『股関節を動かす』
と言う人に分かれるのも
ここが原因です。

 

 

膝と股関節のつながりが
少し見えてきたでしょうか?

 

 

 

まずはこの部分が整理できると
指導を受けたり、

情報を集める時に
非常に役立ちます。

 

 

 

スキー技術 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

スキーで後傾ポジションになる原因は、骨盤?お尻?上体?スネ?269

読了までの目安時間:約 12分

 


スキー上達において

後傾がなかなか直らず悩んでいる

スキーヤーは大勢います。

 

 

前回の記事で

後傾を意識しても直らない理由は

大きく分けて2つあると

お伝えしました。

 

 

それが

 

 

 

①【本当にその部分が原因で後傾になっているのか?】

 

 

②【正しい改善方法を行っているのか?】

 

 

です。

 

 

意識している部分が原因でなければ

いくら意識しても

直らないのは当然ですし、

原因が合っていても

改善方法が間違っていても

なおりません。

 

 

詳しくはこちらの記事で

【スキーの後傾ポジションは意識しても直らない2つの理由とは?268】

https://skiers-lab.com/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E8%AB%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E9%96%A2%E4%BF%82/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%BE%8C%E5%82%BE%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AF%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E7%9B%B4%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%92.html

 

 

 

順序としては

まずなぜ後傾になってしまうのか

きちんと原因を追究することが重要です。

 

 

その為にも

雪上でいつも注意されていることが

本当にあなたの後傾の原因なのかを

まずは確認してみてください。

 

 

前回は本当に

骨盤後傾=ポジション後傾なのか?

についてお伝えしました。

 

 

今回は続きの

 

・お尻が落ちる=ポジションは後ろなのか?

・上体が起きる=ポジションが後ろなのか?

・スネが起きる=ポジションが後ろなのか?

 

についてです。

 

 

 

お尻が落ちる=ポジションは後ろなのか?

 

何度もお伝えしておりますが

私も学生自体この

『お尻が落ちている』

にずっと悩まされていました。

 

 

滑り出すときは

お尻を高くするのですが

いつの間にか

お尻が低くなっている経験が

あなたにもないでしょうか?

 

 

確かにお尻が落ちていると

後ろ側に引っ張られるので

お尻が落ちている=後傾ポジション

と考えても間違いではないように思えます。

 

 

椅子に座る時や

前回例でしだした

後転の際もお尻が落ちる事で

ポジションが後ろに行きますよね。

 

 

ここまでは何も問題がない様に思えます。

 

 

しかし私はこのお尻が落ちるに対して

ずっと気になっていたことがあります。

 

 

それが

 

 

トップ選手も

お尻が落ちるシーンが

多くないか?

 

 

 

という部分です。

 

 

引用:https://www.si.com/more-sports/2013/11/17/marcel-hirscher-world-cup

 

見てもらうとわかる通り

殆どの方がこの画像をみて

お尻が高いとは思わないはずです。

 

 

もちろんこの様な事をいうと、

 

・たまたまそのターンだけ

・アルペンは攻める分

 ミスターンが多いから

・そんな一部分だけを切り取っても

・これでもポジションは前

 

という意見も出てくるかと思います。

 

 

ただアルペンスキーだけでなく

基礎スキーにおいても

ややお尻を落とした

低い姿勢で滑っている場合が多いですし、

「もう少し低いフォームで!」と

指導を受けた経験がある方も

沢山います。

 

 

しかし実際はお尻が低い位置でも

トップ選手達は

問題なく滑ってきますし、

ポジションが後ろになっているようには

見えませんよね?

 

(もちろんミスしてお尻が落ちて

 後傾ポジションなっていることも

 ありますが)

 

 

このことから

お尻が落ちる=後傾ポジションは

絶対ではないのでは?

という事が考えられます。

 

 

 

そうなると

お尻が落ちていても

お尻が落ちていなくても

ポジションの前後は可能になりますので

 

 

お尻が落ちる事が

後傾ポジションの

直接的な原因ではない

可能性がある!

 

 

という事です。

 

 

 

いくらお尻を意識しても

後傾ポジションが変わらない場合は

もしかしたらこのケースに

当てはまっているかもしれません。

 

 

 

上体が起きる=ポジションが後ろなのか?

 

 

後傾ポジションで

注意されるポイントとして

 

 

『上体が起きている』

 

 

というものがあります。

 

 

確かに基本ポジションから

上体をそらすようにすると

ポジションが後ろに行くのが分かります。

 

 

いわゆるバク転と呼ばれる

後方転回も思いきり

上体をそらして行うので

上体が起きる=後傾ポジションで

問題がない様に思えます。

 

 

この様に上体が起きると

注意された場合

まず意識するのは

上体を前方に傾けることですよね?

 

 

 

しかし実際上体を前方に傾けると

(いわゆる上体をかぶせる)

今度はその分お尻が後ろに下がってくる

というエラーが出てきます。

 

 

 

 

こうなると

上体が起きても後傾

上体を前にしても後傾

という迷路に迷い込み

 

 

いくら上体を意識しても

後傾が直らない

 

 

という状況に陥ります。

 

 

この場合、上体とは別の原因を

考える必要が出てくるというわけです。

 

 

 

スネが起きる=ポジションが後ろなのか?

 

スネが起きる

もしくは足首が緩む

といった表現をしますが

これも後傾の原因と

されている部分です。

 

 

たしかに足首の角度が広がり

スネが後ろに倒れる事で

ポジションが後ろになっていきますよね?

 

 

ですからよく雪上においても

 

 

「スネをブーツから離すな」

「ブーツのタング(ベロ)を押して」

「足首の緊張感を逃さないで

 (足首の角度を広げないで)」

 

 

という指導が入るわけです。

 

 

 

とうとうこれこそが

真の後傾ポジションの原因か!!

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

でもよく考えてみると

スネ、足首周りの事って

数多くのスキーヤーが

言われてきたことであり

そこを意識して直るのであれば

ここまで後傾に悩むスキーヤーは

多くないはずです。

 

 

では実際にブーツを履いて

スネ前方に傾けてみて下さい。

 

 

確か足首が曲がり

ブーツのタングを

押せているかと思います。

 

 

しかし実際

スネをブーツのタングに

押し付けると、

ブーツの反発で

押し返されてしまいませんか?

 

 

また、スネを前方に

押し付けようとすればするほど

どんどん膝が曲がり

お尻が落ちていきませんか?

 

 

この様に

 

 

スネの角度を

前方に意識しても

後傾になるケースもある!

 

 

という事です。

 

 

 

因みにそんなことにはなりません

と感じても、

実際滑り出すとすぐに

スネが起きてしまう場合は

上記の状態になっている可能性が

非常に高いです。

 

 

あなたは一つだけあるのに気づきましたか?

 

 

さて一般的に

後傾ポジションの原因とされる

 

・骨盤後傾

・お尻が落ちる

・上体が起きる

・スネが起きる

 

といった部分は

意識しても

ポジションは前にも後ろにもなる

という事をお伝えしてきました。

 

 

 

今までは

○○になっているから

後傾になると思っていたものでも

意外とそうではないのかも?

 

 

といった気づきがあることが

まずは重要です。

 

 

ただこれまの話をきいても

結局何が原因なのかが

分からないかと思います。

 

 

たしかに

何をやっても後傾になってしまうのでは

お手上げ状態です。

 

 

しかし今回紹介した

身体の部分で一つだけ

仲間外れがいるのに気づいたでしょうか?

 

 

 

ポジションが前になるときには

絶対にその部分が前傾にならなければ

無理ですし、

逆にポジションが後ろになる時は

絶対にその部分が後傾にならなければ

無理な部分です!

 

 

 

ピンと来ているかもしれませんが

その部分はまた別の機会に

お伝えしてきますね!

 

 

 

 

 

スキー技術 未分類 身体論(フィジカル関係)

1 2 3 60