スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

アルペンスキー選手の滑りに出る推進滑走を引き出す動作とは? 294

読了までの目安時間:約 10分

 


これまでの記事で

 

 

板の走りにおいて

重要となる推進滑走について

触れてきました。

 

 

 

推進滑走とは

そもそも何なのか?

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

 

 

これだけ重要だと言われながら

一般的に出来ない理由は

なぜなのか?

https://skiers-lab.com/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e6%8a%80%e8%a1%93/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%81%a7%e6%9d%bf%e3%81%ae%e8%b5%b0%e3%82%8a%e3%81%ab%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%81%aa%e6%8e%a8%e9%80%b2%e6%bb%91%e8%b5%b0%e3%81%8c%e5%87%ba%e6%9d%a5%e3%81%aa.html

 

 

これまでの記事をよんで戴ければ

ある程度理解できるかと思います。

 

 

 

なかなか推進滑走の

概念や重要性は分かっても

自分がどの要素が足りなくて

推進滑走が出来ないかは

分かりづらいものですよね。

 

 

 

推進滑走と一言で言っても

 

 

 

・推進滑走するために

 前方に移動する際の身体の使い方

 

 

 

・推進滑走しながら

 次のターンに入る為の身体の使い方

 

 

 

が必要であり

じゃあその身体の使い方には

 

 

 

・足首の部分

 

・股関節の部分、

 

・お腹周りの部分、腕、肩の部分

 

 

 

などなど

身体の各部にあり、

当然ながら不足しているものも

人によって違います。

 

 

 

 

また引き出しはあるのに

滑走イメージが違う為に

引き出せないケースもあります。

 

 

 

ですから以前にも

お伝えした様に

推進滑走が出来る為の

身体の使い方は●●です

と絞り込めません。

 

 

 

 

しかしそれでは

先に進まないので

今回の記事では

アルペン選手にみられる

推進滑走を引き出すある動作を

お伝えします。

 

 

 

 

アルペン選手の滑りにみられるある動作

 

 

 

まずは

アスペンスキー女王の

ミカエラシフリン選手の

10代のころのフリースキー映像を

ご覧ください。

 

引用:youtube

 

以前も紹介したかもしれませんが、

緩斜面でスピードもない為

一見すごく見えませんが、

女性選手特有の癖もなく

とても洗練された滑りです。

 

 

続いてこちらは

日本を代表する元アルペンスキー選手

佐々木明選手です。

6:30辺りから

フリーのスキーの映像になっていますね。

 

引用:youtube

 

 

 

さてこの2つの動画に

共通するある動きは

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

 

 

前方への腕振り

 

 

 

 

です。

 

 

 

これは非常に分かりやすく

 

 

 

「推進滑走はこっちだよ!」

 

 

とまさに教えてくれているかのようです。

 

 

 

この推進滑走方向へ

腕を使って前進を運ぶ動きは

アルペンスキーでは

よく見かける光景でした。

 

 

 

最近はジュニアの早いうちから

形を注意されてしまうので

あまり見ないか、

外脚側の腕を振る

片腕ずつのスイングが

多いかもしれません。

 

 

 

 

私も学生時代、

意味は解っていませんでしたが、

佐々木明選手の映像をみて

真似するように

腕を前にビュンビュン振って

身体を前!前!としながら練習していました。

 

 

(ただそれがカッコいいと思ってただけで

推進滑走の概念は無かったですがw)

 

 

 

今では滑っていても

あまり出ないですが

しばらくその腕を前に振る癖は

残っていましたね。

 

 

 

なのでレッスンで

推進滑走の見本を見せる時に

この動作をすると、

おぉ!なつかしい!

と思いながら滑っています。

 

 

 

基礎スキー界では流行らない理由

 

 

 

この腕振りに見られる

前方への意識は

アルペンスキーより

基礎スキーの方が薄い様に思えます。

 

 

 

なぜなら様式美が重要な

基礎スキーでは

こんな前方に腕を振っていたら

即注意されてしまうからです。

 

 

 

実際バッジテストをうけた

最初の講習で注意されたのを

覚えています。

 

 

 

それでも最近は

基礎スキーも

アルペンスキーの要素が評価されてきて

武田竜選手の様な

上半身を使って前に運ぶ動きをしても

高得点が出るようになってきましたね!

 

 

 

もちろんトップ選手達は皆

推進方向への動きをしているのですが、

滑りが洗練されているので

分かりやすい形であらわれません。

 

 

 

ですから今回紹介した

シフリンや佐々木明選手様に

アルペン選手のフリーで見える

前方への腕振りは

推進滑走をとても分かりやすく

表現しているので

ぜひ他にも動画を探して

参考にしてみてくださいね!

 

 

 

他にも推進滑走が分かりやすいお手本

 

 

上記では

アルペンスキー選手の

フリースキーでよくみられる

前方への腕振りを

お伝えしてきましたが、

他にも分かりやすい動作があります。

 

 

 

それがスキーグラフィックさんが

公開している

オーストリアメソッドです。

 

 

1:33辺りをご覧ください。

 

 

ご覧いただくと分かりますが、

ターン後半から切り替え、

そしてターン前半までに

思いきり前方へ

身体を運んでいるのが分かります。

 

 

 

映像的には上方向に

立ち上がっている様にも

見えますが、

本当に上だけでしたら

板(足場)は前に進んでいるので

後傾になるはずです。

 

 

 

この様に前方方向への意識付けを

基本練習の内から

行っている事で

自然と推進滑走が

身につくという事ですね!

 

 

 

ぜひあなたも

これらの動画を参考に

推進滑走の意識を

取り入れてみてください。

 

スキー技術

スキーで“板の走り”に重要な推進滑走が出来ない3つの理由 293

読了までの目安時間:約 14分

 


 

前回の記事で

板の走りを引き出すための

推進滑走とは何か?

 

 

という事をお伝えしてきました。

 

 

まだご覧になっていない方は

こちらからどうぞ↓

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

 

 

簡単にいってしまえば

切り替えてから横(谷側)ではなく

切り替えてから前(推進方向)の意識

重要という事です。

 

 

 

これを聞くと

一見当たり前の様に

感じるかと思います。

 

 

 

しかし多くのスキーヤーは

なかなか谷側の意識から抜けられず

この推進滑走が出来ていません。

 

 

 

 

今回は

簡単そうに見える

推進滑走が難しい理由を

3つに分けて

お伝えしていきます。

 

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その①

 

 

 

推進滑走が出来な理由の一つ目は

 

 

 

 

トップ選手達が

推進滑走をしているように

みえない

 

 

という点です。

 

 

 

この理由の影響は

かなり強いと感じています。

 

 

 

トップ選手達が滑って

板がピュンッと走った時

その走りに置いて行かれないように

ものすごい勢いで前方向へ

板について行っています。

 

 

 

しかし足が長く伸び

内側への傾きも生まれる為

どうしても

 

 

 

推進滑走をしているように見えず、

板が自分から離れていき

足が伸びている様に見えてしまいます。

 

 

 

 

本当は推進滑走の力があるから

ターン前半から外脚が抑えられて

その抑えを元に傾いていく

と言った現象が起きます。

 

 

 

しかし足が遠くに出ていく部分が

印象に強いので

自分は内側に傾き(谷)

板だけ前(推進方向)

という現象が起き、

一般的によく言われる

 

 

 

【ターン前半の捉えが甘い】

 

 

 

という状況になります。

 

 

またしっかり推進滑走を行っていても

視覚的に板の真上に乗っている様にしか

見えないのも、

推進滑走があまり意識されない理由の

一つです。

 

 

 

あれだけ深い内傾角を見ると

どう見ても

身体は谷側に傾き

板だけが遠くに出ていくように

見えますよね(苦笑)

 

 

 

でも実際は

 

 

 

・前半から板に乗りこんでいく

 

 

・板から遅れないようにする

 

 

・板の真上に居続ける

 

 

 

といった推進滑走を用いらなければ

不可能なワードは多く出ています。

 

 

 

これが推進滑走が難しい理由の一つ目

【そんなことしている様に見えない】

という内容です。

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その②

 

 

 

推進滑走が難しい2つ目の理由は

 

 

 

 

滑走スピードで補ってしまう

 

 

 

ということです。

 

 

 

これはクラウンと言った

エキスパートレベルの

スキーヤーによくある状況です。

 

 

 

このレベルのスキーヤーは

推進滑走なんか意識しなくても

それなり板がたわみ走りを引き出せます。

 

 

 

なぜなら高速域で

ターンが出来る為

ある程度推進滑走を意識しなくても

板が切り替えた後

そのスピードを利用して

板が推進方向に進みます。

 

 

 

ただあくまでも

自らの意識というよりは

滑走スピードに助けられた

推進滑走の為、

理想としているトップ選手の様な

板の走りと比べて

何となくのっぺりしているように見えます。

 

 

 

もちろん上記のレベルであれば

一般的には十分すぎるほど

板が走り、上手く見えます。

(普通に滑る分には十分ですw)

 

 

ただそのレベルだからこそ

自分自身でトップとの板の走りの違いが分かり、

 

 

「どうすれば

 もっと板の走りを

 引き出せるのだろう・・・」

 

 

 

と悩んでしまうわけです。

 

 

 

 

そしてもっと板を身体から

離そうとしてしまったり

もっと外脚に力を伝えようとしてしまい、

何だかせっかく綺麗に動いていた

板の動きがおかしくなる・・・

 

 

 

といったスランプに陥ります。

 

 

 

本当は推進滑走を意識するだけでも

板の走りは全然違ったものになるのに

勿体無い状態です。

 

 

 

では、

 

 

・自らの意識で推進滑走を使えているのか?

 

・それとも、滑走スピードで補っているか?

 

 

という違いを見分ける

簡単な例をお伝えしておきます。

 

 

 

それは

 

 

 

漕いで漕いで

クロ―チングを組んで・・・

といった高速域の力を

使わなくても

板の走りがある滑りが出来るか?

 

 

 

という練習です。

 

 

 

滑走スピードで補っている

スキーヤーの多くは

とにかく助走をとって

スピードを出したがります。

 

 

そして2,3ターンで終了・・・

 

 

 

といった感じに陥りやすいです。

 

 

 

それが決して悪い事ではありませんが、

トップ選手達は

タラーっとスタートして

斜度もスピードもあまりないところでも

板が生き物のように

ピュンピュン加速していきます。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

・スピードがなきゃ

板の走りを表現できないのか?

 

 

・ある程度スピードがなくても

板の走りが表現できるのか?

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

エキスパートに多い

この理由【2】は、

エキスパートだからこそ

気付くのに難しい部分なので

ぜひあなたも読んでいて

当てはまるなら意識してみてくださいね!

 

 

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その③

 

 

推進滑走が難しい3つ目の理由は

なかなか修正が難しいです。

 

 

 

それは

 

 

 

 

推進滑走を可能にする

身体の引き出しがない

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

推進滑走をする為に

身体を前方に運ぶ意識を持ちますが、

この【身体を運ぶ】が厄介です。

 

 

 

なぜなら身体とは人によって

動かし方が変わるからです。

 

 

 

頭から突っ込んでしまう人もいれば

上に抜けてしまう人・・・

 

 

 

一見前方に行っているようで

お辞儀しているだけで

お尻は落ちてしまう人・・・

 

 

などなど前方へ身体を運ぶといっても

人によって動作は様々です。

 

 

 

そして何より厄介なのが

前方に身体を運んだ後です。

 

 

 

推進滑走と言っても

ただ次のターンの方向に

直進していく事(斜滑降)は

基本的に誰でもできます。

 

 

 

ただそうすると、

ターンが極端に大きくなる、

曲がれなくなる、

といった不具合が生じます。

 

 

 

確かに谷側に身体を運べば

曲がるイメージはできますが、

前方方向に身体を運んでも

曲がるイメージはなく

そのままコース外に

突っ込んで行ってしまいそうですよね(汗)

 

 

 

つまり推進滑走と言っても、

ただ斜滑降をすればいいのではなく

推進滑走しながら次のターンに入る為の

動作をしなければなりません。

 

 

 

いわゆるトップを捉える動作です。

 

 

 

推進滑走でピュンと板を走っても

次のターンに繋げられなければ

意味がないですよね。

 

 

 

つまり本当の意味での推進滑走は

板の走りを引き出すのと同時に

その推進力が次のターン前半の

外脚の抑えになる事です。

 

 

 

ここで身体の引き出しがないと

谷側方向に身体が行くしかなく、

(そうでないとターンが出来ないので)

板の走りは生まれません。

 

 

 

 

つまり

 

 

・推進滑走するために

 前方に移動する際の身体の使い方

 

・推進滑走しながら

 次のターンに入る為の身体の使い方

 

 

といった部分の引き出しがないと

推進滑走が難しいということになります。

 

 

 

じゃあその体の引き出しは何か?

 

 

 

という部分ですが、

これもまた厄介です。

 

 

 

その身体の使い方は

足首の部分、股関節の部分、

お腹周りの部分、腕、肩の部分などなど

身体の各部にあり、

当然ながら不足しているものも

人によって違います。

 

 

 

また引き出しはあるのに

滑走イメージが違う為に

引き出せないケースもあります。

 

 

 

ですから明確に

推進滑走が出来る為の

身体の使い方は●●です

と絞り込めないのは

何となくあなたも

ご理解いただけると思います。

 

 

 

それでも多少分かりやすいヒントとして

次回アルペンスキーのトップ選手が行う

推進滑走を引き出している

【ある動作】をご紹介します。

 

スキー技術

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

読了までの目安時間:約 10分

 


スキーの技術要素で

評価される項目の一つに

【板の走り】

があります。

 

 

 

あなたは

滑っている最中に

板を走らせる感覚があるでしょうか?

 

 

 

または

 

 

「もっと板の走りを出したいんだよなぁ。」

 

 

といった悩みを持っているかもしれません。

 

 

 

逆に

『板をたわませて走らせる』

なんて聞くと

少し高度に感じて

あまり自分には関係ないレベルの話かも・・・

と思うかもしれません。

 

 

 

 

確かにこの要素を求められるのは

アルペンですと

かなりの上級者であり、

基礎スキーで言うと

クラウン合格や

技術選に出場を目指している

といったレベルになります。

 

 

 

ただ実際は、

まだその技術レベルに達する前から

『板の走り』を生み出す

種となる動きを

身に着けておく事は重要です。

 

 

 

その種があると

のちのち板の走りを

意図的に引き出したいと

感じるレベルになった時に

とっても楽ですので

ぜひ理解だけでもしておいてくださいね!

 

 

 

板の走りとは何か?

 

 

さて板の走りというのは

具体的にはどのような

場面のどのような動きなのか?

 

 

 

簡単にいってしまえば

ターン後半から切り返して

次のターンの前半に

板がピュンッと

高速移動する事です。

 

 

 

 

トップ選手の多くは

板がピュンピュン左右に動いて

かっこいいですよね!

 

 

 

あれぞまさに

板が走っているというやつです!

 

 

 

クラウンレベルから

技術選出場を目指すレベルの人たちは

ひたすらどうすれば

板を走らせられるか?

という部分に取り組んでいるかと思います。

 

 

 

しかし実際には

板をどうすれば走るのか?

という具体的なプロセスは

あまりなく、

 

 

「板をたわませて走らせる」

 

 

といった分かりそうで

いまいち具体性のない

スキー界の王道ワードによって

指導が入ります。

 

 

 

「もっと板をたわませて走らせてきて!」

 

 

 

といわれて、

 

 

「はいわかりました!」

 

 

とピュンピュン板を

走らせることが出来る人は

多分そもそも出来る人ですよね(笑)

 

 

 

では具体的に

板の走りを引き出す為の方法について

入っていきますが、

まずは板の走りを引き出すためには

大きく3つの要素に分けて考える事が

重要です。

 

 

 

それが

 

 

 

 

①前のターン後半の要素

 

 

②切り替え時の要素

 

 

③次のターン前半の要素

 

 

 

です。

 

 

 

この3要素をを

①②③と並べると

まさにS字ターンとなるのは

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

 

S字ターンがいまいちわからない方は

古い動画ですが

こちらを参考にしてみてください。

 

 

 

 

この3要素を全部明確にお伝えすると

恐ろしい量になるので、

今回は実際板が走っている瞬間である

 

 

 

③次のターン前半の要素

 

 

についてです。

 

 

正に『ピュンッ』のところですね!

 

 

 

板の走りに重要なターン前半の動きとは?

 

 

 

せっかく

前のターン後半にしっかり荷重して

(①の要素)

正しい切り替え動作が出来ても

(②の要素)

この板の走る瞬間の動きが

間違ってしまうと

全てが水の泡です。

 

 

 

ではこの

板が走る瞬間である

③の要素で一番多いエラーはなにか?

 

 

 

それは・・・

 

 

 

推進滑走を忘れている

 

 

 

という事です。

 

 

 

あなたは推進滑走という言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

また今言われて

どのような要素か

イメージできますか?

 

 

 

かなりレベルの高いスキーヤーでも

この推進滑走の動きが出来ずに

板の走りが表現できていないケースが

とても多いです。

 

 

 

推進滑走とは

簡単に言ってしまえば

ターン後半から切り替えた後に

前方に推進していく状態です。

 

 

 

まさに板が走りターン前半を

大きく見せる為には

必須なのですが、

意外とこの推進滑走を

意識して滑るスキーヤーは少ないです。

 

 

 

何故なら

 

 

 

ターン前半に

谷側ばかり気にしている

 

 

 

 

からです。

 

 

 

内側への意識が強いと言っても

いいかもしれません。

 

 

 

・ターンの内側に傾く為には?

 

・どうやって谷側に

 重心を落としていこうか?

 

 

 

といった様に

とにかくターンの内側、

谷側への意識が強いです。

 

 

 

そして本人だけでなく

スキー指導の大半も

谷側への意識ですよね。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

『内側に傾け』

 

 

 

という類のものです。

 

 

 

勿論それが悪いわけではありません。

 

 

しかしその

大半が

 

 

・内倒

・シェーレン

・ターン前半の捉えが甘い

 

 

といったエラーが起きます。

 

 

 

しかしトップ選手の多くは

サラッとこの推進滑走の意識を

発信していたりします。

 

 

 

例えば

スキーグラフィックの特集でも

 

 

2018 11月号で

大場朱莉選手の

ロングターンについて特集がありました。

 

 

 

メインはしっかり外脚に乗る為には?

というものでしたが、

その中でサラッと

推進滑走に触れています。

 

 

 

また2019年2月号で

水落選手の特集でも

切り替え時の

推進滑走のイメージが載っています。

 

 

 

このようにちらほら

推進滑走の感覚は出ているんです。

 

 

 

他の言い方をすれば

 

 

・板についていく

・板に乗りこんでいく

 

 

という感じでしょうか。

 

 

 

この内容を聞いても

特に違和感はないと思いますが

それでもやはりターン前半は

前方への推進滑走より

谷方向への意識が強いです。

 

 

 

なぜ板の走りに繋がる

重要な要素であり、

トップ選手達も

声をそろえて大事と言っている

推進滑走が一般的に普及しないのか?

 

 

 

その理由は次回の記事で

お伝えしていきます!

 

未分類

スキーが上手くなったのに、滑りが元に戻ってしまう理由は? 291

読了までの目安時間:約 13分

 


 

雪上の練習を通して、

上手くなったと思ったのに

しばらくすると

 

 

「あれ?元の滑りに戻ってる?」

 

「また悪い癖が出てる?」

 

 

といった様な経験が

あなたにもありませんか?

 

 

 

こんな時ほど

ショックな事はないですよね…

 

 

そこで今回は

新しい事ができるようになる事と
同じくらい重要である

 

 

『出来たことを忘れない為には』

 

 

という事について
お伝えしていきたいと思います。

 

 

この事は動画でも

配信していますので

ご興味がある方は

こちらかどうぞ

 

 

 

なぜ出来た動作を忘れてしまうのか

 

 

今回のお話をするきっかけになったのは
メルマガ読者の方からの

この様な質問がきっかけです。

 

 

 

ここから(一部抜粋)

 

――――――――――――――

 

話はそれますが、
日頃仕事をしていて感じることで、
記憶力を短期の記憶力と
長期の記憶力に分けた場合、

 

 

短期間にたくさんの事を
覚える能力も大切ですが、
大事な出来事や重要なことを
長期間覚え続けることの方が
仕事には重要と感じています。

 

 

スキーに置き換えると、
新しい動作を覚えるのも大切ですが、
出来た動作をでき続けることも、
新しい動きを覚えるのと
同じくらい大切かなと。
(積み重ねが大切)

 

メルマガでのリクエストですが、
できた動作(動き)を忘れてしまうメカニズム、
できた動作をでき続けるようにするには
どうするべきか?

 

そんなシリーズを
やってもらえると嬉しいです。

――――――――――――――

 

Kさんメッセージありがとうございます。

 

 

 

仰る通り、
スキーは何か新しい事を
習得する事に意識が向きがちですが、
それと同じ位
出来たことが出来続ける事も
大事ですよね!

 

 

 

『この間は
調子よく外脚に乗れたのに
何だか今日は全然だめだなぁ・・・』

 

 

 

といった様な経験が
あなたにもありますよね!

 

 

では

 

 

『できた動作を

 でき続けるようにするには
 どうすればいいのか?』

 

 

という問題を分かりやすくする為に
まずは。

 

 

 

1.そもそもなぜ出来た動きを忘れるのか?

 

2.出来た動きを
  忘れないようにするためには?

 

 

の2つのテーマにわけたいと思います。

 

 

 

まずは

1.そもそもなぜ出来た動きを忘れるのか?

についてです。

 

 

人が忘れるメカニズムは
脳科学や心理学と言った
各分野で研究が行われていますが、
そもそも『忘れる』という事は
生きるうえで非常に重要な能力

だからです!

 

 

嫌なことがあった時に
忘れられなければ、
人間はストレスで
生きていく事ができません。

 

 

例えば
家族と喧嘩をしたとしましょう。

 

 

記憶が正確であるほど
ケンカをしたという
ネガティブな記憶がそのままになり,
家族の関係は修復が難しくなります。

 

 

しかし,
人間は忘れるという機能をもっているので,
その後の関りの中で記憶を修正し,
新たな関係を築くことが
できるようになりますよね。

 

 

ですから、
忘れるというデメリットの面ばかり
意識してしまいますが、
実は忘れることが出来る能力は
生きていいくうえでは
非常に重要なんです。

 

 

 

ここまでは
よく聞くありきたりな
情報だと思います。

 

 

 

ではスキーの様な
スポーツにおける動きの忘却について
もう少し深堀していきます!

 

 

 

スキーにおいて
せっかくできたことを
忘れないようにするためには
他の記憶と同様に

 

 

短期記憶として残っている情報を
繰り返し行う事で
長期記憶にしていくという

 

 

 

流れは変わりません。

 

 

 

しかしそれが
スキーをはじめ
スポーツにおいては
なかなか難しいです。

 

 

 

なぜなら

 

新しい動きを

繰り返していくうちに
別の動きをしてしまうから!

 

です。

たとえば、
英単語の場合

 

「猫って英語で何だっけ・・・」

 

という場合
すぐ答えを見れば
catという正解がでますよね。

 

 

ですから毎回正しく
繰り返すことが出来ます。

 

 

 

では外脚に乗るという感覚を
掴んだとして、

 

「外脚乗るってどうするんだっけ?」

 

という場合
すぐに正解が出るでしょうか?

 

 

 

これが出ないから
悩ましいんですよね。

 

 

 

つまり、
勉強の様な暗記と違い、

 

スキーの様な

スポーツ動作の場合、
繰り返し行う際に、
毎回正解を導き出すのが難しい

 

 

という事です。

 

 

 

この事から、
スキーの動きは

 

繰り返し練習しても
忘れてしまうのではなく
いつの間にか
違う動きになっている

 

ということです。

 

 

 

動きを忘れているというよりは
違う動きで上書きしている感じですね。

 

 

 

出来た動作を忘れない為には?

 

 

次に

 

 

2.出来た動きを
  忘れないようにするためには?

 

 

についてお伝えしていきます。

 

 

忘れない為には

当然ですが繰り返し行って

身体に染み込ませていく

必要性があります。

 

 

 

ただ、

そもそもその正しい動きを

繰り返すことが

難しいというのは

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

では正しい動きを繰り返し行って
忘れないようにできるのか?

 

 

 

実はそのポイントは

 

【忘れる能力】

 

 

です。

 

 

 

「えっ!?忘れたくないのに
 忘れる能力が重要?」

 

 

 

と混乱されたかもしれません。

 

 

 

実は正しく繰り返しているつもりでも
いつの間にか間違った動作を
行ってしまう原因は

前のエラー動作を
忘れられないからです!

 

 

せっかく新しい動きを覚えても
無意識に染みついた
昔の動きを忘れられない為に
新しい動きを忘れてしまうという事です。
(ややこしいですねw)

 

 

 

この昔の動きの厄介なところは
【無意識】という部分です。

 

 

 

無意識だからこそ
やっている事にも気づけません。

 

 

 

因みに余談ですが
人間の行動の95%以上は
無意識で決定されています。

 

 

 

朝起きて顔を洗う時に、

 

 

 

えっと蛇口をこちらに
これぐらい捻って、

 

 

腕をまくるには
まずは裾を手でつかみ、

 

 

ここまで上げて、
そこから・・・・

 

 

といったように
毎日の生活で繰り返し行われている
全ての動作を意識したら
頭がパンクしそうになりますよね。

 

 

 

このように

無意識下に落とされている
行動を変えるのは

非常に大です。

 

 

 

 

無意識で行ってしまう癖に気づき忘れる為に

 

 

スキーで覚えた
新しい動作をわすれるためには
これまでの動作を忘れる必要があるけど
忘れたい過去の癖は
ほとんど無意識で行ってしまう為に
本人も忘れようと思っても
そもそもやっているかどうかすら
気付けません。

 

 

 

どうすれば
無意識で行っている
過去のエラー動作を
忘れられるのか?

 

 

それは

 

 

わざと間違った動きも
意図的にやる!

 

 

という事です。

 

 

つまり無意識で行っている動作を
わざと有意識にすることで
間違った動きをした事に
気付きやすくします。

 

 

 

これはサポートメンバーの方には
よくやってもらうのですが、
ある程度新しい動きが
出来るようになってきたら

 

 

「じゃあ、さっきまでやっていた
 間違った動きを出来ます?」

 

といってエラー動作も意識的に
行ってもらいます。

 

 

 

そうすることで、
その後繰り返し
練習する際に
間違った動作に気付きやすくなり
反復練習の精度があがります。

 

 

 

どうしても
正しい動きばかり練習しがちですが、

【間違った動きを正しく再現できる】

という能力も
新しい動きを忘れないうえで
非常に重要だという事です。

 

 

 

もしあなたも
何か新しい動きがわかった時は
その動きをひたすら
練習するだけでなく

 

「いま出来たのはこうだけど
これまではこうしてたのか・・・」

 

という具合に
過去のエラー動作も
行ってみて下さいね。

(あんまりたくさん
 やらなくていいですがw)

 

スキー技術 トレーニング論

スキーが上達するうえで、最も入手困難な材料は? 290

読了までの目安時間:約 9分

 


 

前回までの記事で

スキーの練習には

トレーニングとプラクティスがあり、

 

スキーが上達する為の
材料がないまま練習しても
これまでの滑りを強化する
トレーニングだけど、
上達に必要な材料を集める段階まで
掘り下げるとプラクティスになる!

 

 

 

という事をお伝えしました。

 

 

 

何度もお伝えしておりますが、
トレーニングがダメなわけではなく、
プラクティスで新たな動きを覚えたら
繰り返して無意識化していく
トレーニングは必要です!

 

 

要は自分の成長段階合わせた
使い分けが重要ですね!

 

 

 

今回は

プラクティスする為に必要な
材料でもっとも重要でありながら
手に入れるのが困難なものは何か?

という部分をお伝えしていきます。

 

 

 

上達に悩むスキーヤーが持っていない材料は…

 

あなたは
自分がスキー上達する為に
必要だけどなかなか得られないなと
感じる材料は何でしょうか?

 

 

 

筋力?
体力?
柔軟性?(可動域)
操作性?
メンタル?

 

 

 

いろいろ思い浮かぶと思います。

 

 

 

 

しかしこの中のどれよりも
入手が困難なものがあります。

それは・・・

 

 

 

 

 

 

情報

 

 

 

 

です!

スキー上達に悩むスキーヤーの多くは
そもそも自分のスキー上達にとって、
もっとも何が必要か分かる
情報がありません。

 

 

 

 

たとえばくの字姿勢が出来ない人が

 

 

 

『くの字姿勢はここをこう動かせば
 出来るんだよな。
 よしどんな感じでやれば
 それができるか練習しよう!』

 

 

 

と思っているとします。

 

サラッと言っていますが、
この状態になるには
非常に難しいです。

 

 

 

 

上記の場合、
ここをこう動かせば出来る
という情報があります。

 

 

 

しかしほとんどの場合は
次の行動に移る為の情報が欠けている為
スキー上達に最も必要な
プラクティスができません。

 

 

 

 

逆に正しい情報さえ手に入れてしまえば
後はやるだけですよね?

これはスキーに限ったことではなく
日常生活においても同じです。

 

 

・何をすればテストで点が取れるのか?

 

・何を入れれば料理がおいしくなるのか?

 

・どうすれば商品が売れるのか?

 

・何が健康にとっていいのか?

 

 

など情報にはとてつもない価値があります。

 

 

 

しかしスキー界は
情報がないというよりは
山のように溢れているのに、
自分に必要な情報が
ほとんどない・・・・

 

 

という状態の為
自分のスキー上達に必要な
情報を集める事ができません。

 

 

 

でもここで一つ考えてみて下さい。

 

 

 

情報こそが一番価値があり、
重要だとお伝えしましたが、
どうすれば上手くなるか?

といった情報なんて
全然ない子供は
なぜどんどん上手くなるのでしょうか?

 

 

 

 

子供でなくても、
それほどスキーの事は

よく分かってなくても
上手くなっていく人もいます。

 

 

 

逆に知識はもの凄くあるのに
なかなか滑りが変わらない人もいます。

 

 

これだと
情報が一番重要という話とは
真逆ですよね?

 

 

 

なぜ情報がない人でも上手くなるのか?

 

 

実は子供の様に
難しい事はよく分からなくても
上手くなる人たちは
情報を持っていないようで
多くの情報を手にしています。

 

 

 

その代表的な物が

 

 

 

視覚情報

 

 

 

です。

 

 

 

 

子供は難しい事は分からなくても
見て真似る事でどんどん
上手くなっていきます。

 

 

 

これは子供たちにとっては
スキー上達は視覚情報があれば
他の情報がなくても
それを真似するだけで
十分上手くなるケースが
多いという事です。

 

 

 

でも視覚情報を得ているのは
滑りが変わらず悩んでいる
スキーヤーだって同じはずですよね?

 

 

 

しかし、
視覚情報を得て

真似ようとしても
出来ない・・・

 

 

 

ここら辺を才能だと
誤解するケースがありますが、
単純に

 

 

その人の上達に必要な情報が
視覚情報ではなかった!

 

 

というだけです。

 

 

 

言い方を変えるなら

 

 

 

『視覚情報だけでは
上達できる状態ではない』

 

 

 

とも言えます。

 

 

 

視覚情報だけで上達できる状態とは
これまでにもお伝えしてきた通り

その動作が出来る身体の状態です。

 

 

 

 

この様に
効率よく上達するには

あなたにとって
もっとも重要な情報を
いかに手に入れるか?

という事です。

 

 

 

一生懸命雑誌を読んで

DVDやインターネットで

動画を見ても、

あなたに必要な情報が

そこになければ当然ですが

スキーは上手くなりません。

 

 

 

 

情報は本当に価値があるものですが、
実際は情報自体に価値があるわけではなく、
その人によっての価値が変わる為、
この情報を手に入れれば上達する
というものがないのも
難しいところですね。

 

 

 

 

あなたの滑りを変えるうえで

今もっとも必要な情報は

何でしょうか>

 

 

 

ぜひこの部分を手に入れて
トレーニングだけでなく
プラクティスを行う事で
スキー上達に繋げていって下さい!

 

 

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