スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーを上達するうえで最優先で知らなければならない事は? 296

読了までの目安時間:約 9分

 


突然ですが

 

 

 

「東京に行くには東と西、

どちらに進めばいいですか?」

 

 

 

とあなたが質問をされて

パッと頭に浮かんだ答えは

何だったでしょうか?

 

 

 

 

この簡単な質問にも

いくつかの答えに分かれます。

 

 

 

まず当たり前ですが

あなたが住んでいる所を基準にして

西か東か判断するケースです。

 

 

 

西日本の人とからすれば

東京は東ですとなりますし、

東日本の人からすれば西となりますよね?

(まぁ南という感覚の方が強いですが)

 

 

もちろん東京にいる人は

ここですといった感じです。

 

 

上記の答えは

今住んでいる場所で聞かれたという

前提の中では

間違いではありません。

 

 

 

しかしそのような情報は

質問の中には

一言も入っていませんよね?

 

 

 

 

もしあなたが

そこに気付いている場合

この様な考えが浮かんだはずです。

 

 

「いやいや渡辺さん、

 そもそもどこにいるかによって

 変わってきますよ!」

 

 

 

はいその通りで、

この質問した人が

どこにいるかによって

答えが変わってくるわけです。

 

 

 

ここまでは当たり前の話ですが

この段階でピンとくることは

あるでしょうか?

 

 

 

実はスキーにおいて

上記と同じような事を

質問している、

もしくはその問いの答えを

雑誌やインターネットなどから

探しているケースが大半です。

 

 

 

「スキーが上手くなる為には

 どのようなポジションに

 乗ればいいか?」

 

「レースでタイムを良くするには

 どうすればいいか?」

 

「検定で合格点を出すには

 どうすればいいのか?」

 

「外脚と内脚の荷重比は

 何対何がいいのか?」

 

「板をたわませる為には

 どうすればいいのか?」

 

 

 

もちろん上記の問いは

決して間違えではありません。

 

 

 

ただ正しい答えを得るには、

 

 

 

 

自分が今どのような状態なのか?

という前提が明確である

 

 

 

という必要があります。

 

 

 

この前提がないと

先ほどの質問にある

「東京はどちらに行けばいいのか?」

と同じことになり、

 

 

「あなたのいる場所によって変わります」

 

 

としかなりません。

 

 

 

上達法よりもまずは自分の状態を知る

 

この様に

スキーの上達法を知る事よりも

 

 

【今自分がどのような状態になっていて

 さらにはその原因は何なのか?】

 

 

を知る事の方が

上達には最優先だという事です。

 

 

 

そこの質が高ければ高いほど

質の良い答えが見つかります。

 

 

 

同じ東日本でも

神奈川、埼玉、千葉

によって東京はどちらか変わるのと

同じですね。

 

 

 

スキーの上達法を知るよりも

自分の位置を知る事に

まずは力を入れてください!

 

 

 

因みに常識的に考えれば

答えはこれしかないだろう…

というものもあります。

 

 

 

東京の場所だと

今いる場所という前提によって・・・

と思いますが、

 

 

「北海道に行くには北と南

どちらに行けばいいですか?」

 

 

と聞かれるとどうでしょうか?

 

 

 

北海道ですと

 

「北海道より北はないから北!」

 

と反射的に思う方が多いはずです。

 

 

 

しかしこれもそうとは限りません。

 

 

 

なぜなら

ロシアにいる人からすれば

北海道に進むに南なわけです。

 

 

 

しかし

【北海道は日本の最北端】

という無意識の隠れた前提

私たちにはあるので

自分の立ち位置を考えず

パッと

 

「北海道に行くには北!」

 

と思ってしまいます。

 

 

 

スキーでよくある隠れた思い込み

 

なぜこのような面倒くさい

話をしたかというと

実際スキーでも

よくあるケースだからです。

 

 

 

 

例えば

 

 

 

「スキーは前傾と後傾どちらが良いですか?」

 

 

 

と聞かれてパッと

前傾!と思うはずです。

 

 

 

これは【スキーで後傾は良くない】

という隠れた前提のせいです。

 

 

しかしよく考えてみると、

 

 

 

・骨盤の話をしているのか?

 

・ポジションの話をしているのか?

 

・骨盤は前傾であっても

 上体が反っているのか

 丸まっているのか?

 

 

 

などなど

その人の立ち位置によって

全く答えは異なります。

 

 

 

ですから

スキー上達法を探すときは

まず自分が

 

 

『根本的にどのような状況になっているか?』

 

 

というのを考える事が最優先です。

 

 

 

そこがきちんと出来ていない為、

『いくら練習を重ねても上達しない』

という状態に陥ってしまいます。

 

 

 

大阪から東京に行きたいのに

一生懸命西へ走って

 

 

『なかなか着かないなぁ』

 

 

と悩んでいるようなものですね。

 

 

 

因みに自分の立ち位置を

確認する時に気をつけたいのが

 

 

 

 

一番目につくエラーが

本当に原因なのか?

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

膝が内脚に入って

X脚になってしまっていると

どうしても一番目につく

膝を何とかしたいと思います。

 

 

 

しかし本当の原因は

足首、股関節、腰・・・

といった他のところに

隠れているケースがよくあります。

 

 

 

そこを見誤ると

自分の正しい立ち位置が見えませんので

気を付けてくださいね!

 

スキー技術

スキースクールやキャンプで指導を受けても効果が出ない理由は?295

読了までの目安時間:約 9分

 


 

言わずとも

ご存知だと思いますが

スキーはシーズンスポーツであり

限られた期間しか出来ません。

 

 

 

そのせいか本当にシーズン期間は

あっという間に過ぎ去っていきます。

 

 

 

そのあっという間の貴重な時間だからこそ

なるべく効率よく

スキー上達に繋げたいのは

スキーヤーなら誰しも思いますよね!

 

 

 

その為に

スキースクールに入ったり

有名な選手や指導者が

行っているキャンプに参加

するわけです。

 

 

 

しかしサポートメンバーの方、

オンライン講座メンバーの方や

メルマガのご質問などから

良く感じるが

スキー上達に繋がらない

指導の共通点です。

 

 

 

 

基本的にスキー指導のみならず、

何かを人に伝える時に

必ずなければならないものが、

欠けているせいで

いくら指導を受けても

伸びない状態に陥ります。

 

 

 

 

その欠けているものとは…

 

 

 

 

 

 

共通認識

 

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

伝わる時の前提にある共通認識

 

例えばあなたが

車を運転していたとして

助手席の人から

 

 

「スピード出しすぎ!」

 

 

といわれたらどうしますか?

 

 

 

どうしますかも何も

とりあえずはスピードを緩めるはずです。

(無視してそのまま

突っ走る人もいるかもしれませんが)

 

 

 

この光景はごくありふれた

何の不思議もない事ですよね?

 

 

 

でもよく考えてみると

「スピードを出しすぎ」

と言っているだけで

「スピードを落としてください」

とは言っていませんよね?

 

 

 

さらに言ってしまえば

スピードの落とし方や、

なぜスピードを落として欲しいかも

言っていません。

 

 

 

もし正しく伝えるとしたら、

 

 

「こんなにスピードが出すぎていると、

 事故が起きそうで怖いと感じています」

 

「だからスピードを落として欲しいです。」

 

「そのためにはアクセルから足を離して

 ブレーキを踏む事で

 車のスピードを落としてください」

 

 

 

といった感じです。

 

 

もっと細かく言うなら

 

「ブレーキを踏む際は、

 一気に踏んでしまうと、

 車は止まりますが

 私たちは慣性の法則があり、

 前方に進み続ける力が働く為、

 シートベルトに締め付けられ…」

 

はい、

実際こんな人がいたら

なんだか面倒くさい人ですよね(笑)

 

 

 

ここまで言わなくても

 

 

「スピード出しすぎ!」

 

 

という現在の状況を伝えるだけで

上記の内容は伝わるわけです。

 

 

 

なぜ伝わるかわかりますか?

 

 

 

それは冒頭にも述べた

お互いの【共通認識】があるからです。

 

 

 

要は説明しなくても分かる

お互いにとって当たり前の話

という事です。

 

 

 

ではスキーの場合はどうでしょうか?

 

 

 

スキー指導に欠けている共通認識

 

 

例えばよくある

 

 

「外脚に乗れてない!」

 

 

という指導ワードが

よくあります。

 

 

 

あなたは

「外脚に乗れてない!」

と言われて

前回お伝えした車のシーンと

同じ解釈がきちんと出来ますか?

 

 

 

・自分がどういう動作をしているから

 外脚に乗れてないと言われたのか?

 

・外脚に乗れてないと何が起きるのか?

 

・具体的にどのような動作をすれば

 外脚に乗れるのか?

 

 

 

といった部分です。

 

 

 

この部分が分かっていれば

「外脚に乗れてない!」

という指導で十分です。

 

 

 

指導者側との共通認識が

きちんと取れているわけなので。

 

 

 

ただ『その部分を』を

習いに来ている状態だと

話は変わってきますよね。

 

 

 

先ほどお伝えした車の例で、

 

「スピードを落として欲しいから

 ブレーキを踏んで欲しい」

 

という内容をさらに細かく

 

 

「ブレーキを踏む際は、

 一気に踏んでしまうと、

 車は止まりますが

 私たちは慣性の法則があり、

 前方に進み続ける力が働く為、

 シートベルトに締め付けられ…」

 

 

なんて説明したら

なんだか面倒な人だと

伝えました。

 

 

 

でもスキー指導で、

 

「外脚の乗るためには

 まずは股関節がこの様に動かす必要があり

 そう動かす為にはこの様な感覚で…」

 

 

と細かく説明されたら

面倒な人でしょうか?

 

 

 

むしろそれを知りたかったんだよ!

と感じる方は多いはずです。

 

 

 

これぞ

共通認識があるかないかによって

感じ方が変わる部分です。

 

 

 

しかし指導者側の

技術レベルが高ければ高いほど

「外脚に乗れてない!」

全てか通じると思ってしまいます。

 

 

 

私たちが車にのって

「スピード出しすぎ!」

といって伝わる感覚と同じですね。

 

 

 

でも車を飛行機に置き換えると

恐ろしいと思います。

 

 

 

「高度落ちすぎ!」

 

 

 

と言われて、

「わかりました!」

とはならないのと同じです。

 

 

そもそもスロットルやら

フラップといった言葉さえ

知らない方がほとんどですよね。

 

(私は小さいころ

『パイロットになろう』

というゲームでお勉強?しました(笑))

 

 

 

話が反れましたが、

この様に共通認識がないのに

指導者側からしたら

当たり前の事だから

伝えてもらえないケースは

非常に多いです。

 

 

 

もしあなたが受講者側であれば

 

 

・いまどのような状態に

 自分はなっているのか?

 

・なぜそうなると良くないのか?

 

・具体的に身体のどのような動作をすれば

 指摘されていることが改善されるのか?

 

 

といった部分の共通認識を

指導者側ときちんと持てているか

確認して下さいね。

 

 

 

スキー技術 未分類

アルペンスキー選手の滑りに出る推進滑走を引き出す動作とは? 294

読了までの目安時間:約 10分

 


これまでの記事で

 

 

板の走りにおいて

重要となる推進滑走について

触れてきました。

 

 

 

推進滑走とは

そもそも何なのか?

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

 

 

これだけ重要だと言われながら

一般的に出来ない理由は

なぜなのか?

https://skiers-lab.com/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e6%8a%80%e8%a1%93/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%81%a7%e6%9d%bf%e3%81%ae%e8%b5%b0%e3%82%8a%e3%81%ab%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%81%aa%e6%8e%a8%e9%80%b2%e6%bb%91%e8%b5%b0%e3%81%8c%e5%87%ba%e6%9d%a5%e3%81%aa.html

 

 

これまでの記事をよんで戴ければ

ある程度理解できるかと思います。

 

 

 

なかなか推進滑走の

概念や重要性は分かっても

自分がどの要素が足りなくて

推進滑走が出来ないかは

分かりづらいものですよね。

 

 

 

推進滑走と一言で言っても

 

 

 

・推進滑走するために

 前方に移動する際の身体の使い方

 

 

 

・推進滑走しながら

 次のターンに入る為の身体の使い方

 

 

 

が必要であり

じゃあその身体の使い方には

 

 

 

・足首の部分

 

・股関節の部分、

 

・お腹周りの部分、腕、肩の部分

 

 

 

などなど

身体の各部にあり、

当然ながら不足しているものも

人によって違います。

 

 

 

 

また引き出しはあるのに

滑走イメージが違う為に

引き出せないケースもあります。

 

 

 

ですから以前にも

お伝えした様に

推進滑走が出来る為の

身体の使い方は●●です

と絞り込めません。

 

 

 

 

しかしそれでは

先に進まないので

今回の記事では

アルペン選手にみられる

推進滑走を引き出すある動作を

お伝えします。

 

 

 

 

アルペン選手の滑りにみられるある動作

 

 

 

まずは

アスペンスキー女王の

ミカエラシフリン選手の

10代のころのフリースキー映像を

ご覧ください。

 

引用:youtube

 

以前も紹介したかもしれませんが、

緩斜面でスピードもない為

一見すごく見えませんが、

女性選手特有の癖もなく

とても洗練された滑りです。

 

 

続いてこちらは

日本を代表する元アルペンスキー選手

佐々木明選手です。

6:30辺りから

フリーのスキーの映像になっていますね。

 

引用:youtube

 

 

 

さてこの2つの動画に

共通するある動きは

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

 

 

前方への腕振り

 

 

 

 

です。

 

 

 

これは非常に分かりやすく

 

 

 

「推進滑走はこっちだよ!」

 

 

とまさに教えてくれているかのようです。

 

 

 

この推進滑走方向へ

腕を使って前進を運ぶ動きは

アルペンスキーでは

よく見かける光景でした。

 

 

 

最近はジュニアの早いうちから

形を注意されてしまうので

あまり見ないか、

外脚側の腕を振る

片腕ずつのスイングが

多いかもしれません。

 

 

 

 

私も学生時代、

意味は解っていませんでしたが、

佐々木明選手の映像をみて

真似するように

腕を前にビュンビュン振って

身体を前!前!としながら練習していました。

 

 

(ただそれがカッコいいと思ってただけで

推進滑走の概念は無かったですがw)

 

 

 

今では滑っていても

あまり出ないですが

しばらくその腕を前に振る癖は

残っていましたね。

 

 

 

なのでレッスンで

推進滑走の見本を見せる時に

この動作をすると、

おぉ!なつかしい!

と思いながら滑っています。

 

 

 

基礎スキー界では流行らない理由

 

 

 

この腕振りに見られる

前方への意識は

アルペンスキーより

基礎スキーの方が薄い様に思えます。

 

 

 

なぜなら様式美が重要な

基礎スキーでは

こんな前方に腕を振っていたら

即注意されてしまうからです。

 

 

 

実際バッジテストをうけた

最初の講習で注意されたのを

覚えています。

 

 

 

それでも最近は

基礎スキーも

アルペンスキーの要素が評価されてきて

武田竜選手の様な

上半身を使って前に運ぶ動きをしても

高得点が出るようになってきましたね!

 

 

 

もちろんトップ選手達は皆

推進方向への動きをしているのですが、

滑りが洗練されているので

分かりやすい形であらわれません。

 

 

 

ですから今回紹介した

シフリンや佐々木明選手様に

アルペン選手のフリーで見える

前方への腕振りは

推進滑走をとても分かりやすく

表現しているので

ぜひ他にも動画を探して

参考にしてみてくださいね!

 

 

 

他にも推進滑走が分かりやすいお手本

 

 

上記では

アルペンスキー選手の

フリースキーでよくみられる

前方への腕振りを

お伝えしてきましたが、

他にも分かりやすい動作があります。

 

 

 

それがスキーグラフィックさんが

公開している

オーストリアメソッドです。

 

 

1:33辺りをご覧ください。

 

 

ご覧いただくと分かりますが、

ターン後半から切り替え、

そしてターン前半までに

思いきり前方へ

身体を運んでいるのが分かります。

 

 

 

映像的には上方向に

立ち上がっている様にも

見えますが、

本当に上だけでしたら

板(足場)は前に進んでいるので

後傾になるはずです。

 

 

 

この様に前方方向への意識付けを

基本練習の内から

行っている事で

自然と推進滑走が

身につくという事ですね!

 

 

 

ぜひあなたも

これらの動画を参考に

推進滑走の意識を

取り入れてみてください。

 

スキー技術

スキーで“板の走り”に重要な推進滑走が出来ない3つの理由 293

読了までの目安時間:約 14分

 


 

前回の記事で

板の走りを引き出すための

推進滑走とは何か?

 

 

という事をお伝えしてきました。

 

 

まだご覧になっていない方は

こちらからどうぞ↓

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

 

 

簡単にいってしまえば

切り替えてから横(谷側)ではなく

切り替えてから前(推進方向)の意識

重要という事です。

 

 

 

これを聞くと

一見当たり前の様に

感じるかと思います。

 

 

 

しかし多くのスキーヤーは

なかなか谷側の意識から抜けられず

この推進滑走が出来ていません。

 

 

 

 

今回は

簡単そうに見える

推進滑走が難しい理由を

3つに分けて

お伝えしていきます。

 

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その①

 

 

 

推進滑走が出来な理由の一つ目は

 

 

 

 

トップ選手達が

推進滑走をしているように

みえない

 

 

という点です。

 

 

 

この理由の影響は

かなり強いと感じています。

 

 

 

トップ選手達が滑って

板がピュンッと走った時

その走りに置いて行かれないように

ものすごい勢いで前方向へ

板について行っています。

 

 

 

しかし足が長く伸び

内側への傾きも生まれる為

どうしても

 

 

 

推進滑走をしているように見えず、

板が自分から離れていき

足が伸びている様に見えてしまいます。

 

 

 

 

本当は推進滑走の力があるから

ターン前半から外脚が抑えられて

その抑えを元に傾いていく

と言った現象が起きます。

 

 

 

しかし足が遠くに出ていく部分が

印象に強いので

自分は内側に傾き(谷)

板だけ前(推進方向)

という現象が起き、

一般的によく言われる

 

 

 

【ターン前半の捉えが甘い】

 

 

 

という状況になります。

 

 

またしっかり推進滑走を行っていても

視覚的に板の真上に乗っている様にしか

見えないのも、

推進滑走があまり意識されない理由の

一つです。

 

 

 

あれだけ深い内傾角を見ると

どう見ても

身体は谷側に傾き

板だけが遠くに出ていくように

見えますよね(苦笑)

 

 

 

でも実際は

 

 

 

・前半から板に乗りこんでいく

 

 

・板から遅れないようにする

 

 

・板の真上に居続ける

 

 

 

といった推進滑走を用いらなければ

不可能なワードは多く出ています。

 

 

 

これが推進滑走が難しい理由の一つ目

【そんなことしている様に見えない】

という内容です。

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その②

 

 

 

推進滑走が難しい2つ目の理由は

 

 

 

 

滑走スピードで補ってしまう

 

 

 

ということです。

 

 

 

これはクラウンと言った

エキスパートレベルの

スキーヤーによくある状況です。

 

 

 

このレベルのスキーヤーは

推進滑走なんか意識しなくても

それなり板がたわみ走りを引き出せます。

 

 

 

なぜなら高速域で

ターンが出来る為

ある程度推進滑走を意識しなくても

板が切り替えた後

そのスピードを利用して

板が推進方向に進みます。

 

 

 

ただあくまでも

自らの意識というよりは

滑走スピードに助けられた

推進滑走の為、

理想としているトップ選手の様な

板の走りと比べて

何となくのっぺりしているように見えます。

 

 

 

もちろん上記のレベルであれば

一般的には十分すぎるほど

板が走り、上手く見えます。

(普通に滑る分には十分ですw)

 

 

ただそのレベルだからこそ

自分自身でトップとの板の走りの違いが分かり、

 

 

「どうすれば

 もっと板の走りを

 引き出せるのだろう・・・」

 

 

 

と悩んでしまうわけです。

 

 

 

 

そしてもっと板を身体から

離そうとしてしまったり

もっと外脚に力を伝えようとしてしまい、

何だかせっかく綺麗に動いていた

板の動きがおかしくなる・・・

 

 

 

といったスランプに陥ります。

 

 

 

本当は推進滑走を意識するだけでも

板の走りは全然違ったものになるのに

勿体無い状態です。

 

 

 

では、

 

 

・自らの意識で推進滑走を使えているのか?

 

・それとも、滑走スピードで補っているか?

 

 

という違いを見分ける

簡単な例をお伝えしておきます。

 

 

 

それは

 

 

 

漕いで漕いで

クロ―チングを組んで・・・

といった高速域の力を

使わなくても

板の走りがある滑りが出来るか?

 

 

 

という練習です。

 

 

 

滑走スピードで補っている

スキーヤーの多くは

とにかく助走をとって

スピードを出したがります。

 

 

そして2,3ターンで終了・・・

 

 

 

といった感じに陥りやすいです。

 

 

 

それが決して悪い事ではありませんが、

トップ選手達は

タラーっとスタートして

斜度もスピードもあまりないところでも

板が生き物のように

ピュンピュン加速していきます。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

・スピードがなきゃ

板の走りを表現できないのか?

 

 

・ある程度スピードがなくても

板の走りが表現できるのか?

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

エキスパートに多い

この理由【2】は、

エキスパートだからこそ

気付くのに難しい部分なので

ぜひあなたも読んでいて

当てはまるなら意識してみてくださいね!

 

 

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その③

 

 

推進滑走が難しい3つ目の理由は

なかなか修正が難しいです。

 

 

 

それは

 

 

 

 

推進滑走を可能にする

身体の引き出しがない

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

推進滑走をする為に

身体を前方に運ぶ意識を持ちますが、

この【身体を運ぶ】が厄介です。

 

 

 

なぜなら身体とは人によって

動かし方が変わるからです。

 

 

 

頭から突っ込んでしまう人もいれば

上に抜けてしまう人・・・

 

 

 

一見前方に行っているようで

お辞儀しているだけで

お尻は落ちてしまう人・・・

 

 

などなど前方へ身体を運ぶといっても

人によって動作は様々です。

 

 

 

そして何より厄介なのが

前方に身体を運んだ後です。

 

 

 

推進滑走と言っても

ただ次のターンの方向に

直進していく事(斜滑降)は

基本的に誰でもできます。

 

 

 

ただそうすると、

ターンが極端に大きくなる、

曲がれなくなる、

といった不具合が生じます。

 

 

 

確かに谷側に身体を運べば

曲がるイメージはできますが、

前方方向に身体を運んでも

曲がるイメージはなく

そのままコース外に

突っ込んで行ってしまいそうですよね(汗)

 

 

 

つまり推進滑走と言っても、

ただ斜滑降をすればいいのではなく

推進滑走しながら次のターンに入る為の

動作をしなければなりません。

 

 

 

いわゆるトップを捉える動作です。

 

 

 

推進滑走でピュンと板を走っても

次のターンに繋げられなければ

意味がないですよね。

 

 

 

つまり本当の意味での推進滑走は

板の走りを引き出すのと同時に

その推進力が次のターン前半の

外脚の抑えになる事です。

 

 

 

ここで身体の引き出しがないと

谷側方向に身体が行くしかなく、

(そうでないとターンが出来ないので)

板の走りは生まれません。

 

 

 

 

つまり

 

 

・推進滑走するために

 前方に移動する際の身体の使い方

 

・推進滑走しながら

 次のターンに入る為の身体の使い方

 

 

といった部分の引き出しがないと

推進滑走が難しいということになります。

 

 

 

じゃあその体の引き出しは何か?

 

 

 

という部分ですが、

これもまた厄介です。

 

 

 

その身体の使い方は

足首の部分、股関節の部分、

お腹周りの部分、腕、肩の部分などなど

身体の各部にあり、

当然ながら不足しているものも

人によって違います。

 

 

 

また引き出しはあるのに

滑走イメージが違う為に

引き出せないケースもあります。

 

 

 

ですから明確に

推進滑走が出来る為の

身体の使い方は●●です

と絞り込めないのは

何となくあなたも

ご理解いただけると思います。

 

 

 

それでも多少分かりやすいヒントとして

次回アルペンスキーのトップ選手が行う

推進滑走を引き出している

【ある動作】をご紹介します。

 

スキー技術

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

読了までの目安時間:約 10分

 


スキーの技術要素で

評価される項目の一つに

【板の走り】

があります。

 

 

 

あなたは

滑っている最中に

板を走らせる感覚があるでしょうか?

 

 

 

または

 

 

「もっと板の走りを出したいんだよなぁ。」

 

 

といった悩みを持っているかもしれません。

 

 

 

逆に

『板をたわませて走らせる』

なんて聞くと

少し高度に感じて

あまり自分には関係ないレベルの話かも・・・

と思うかもしれません。

 

 

 

 

確かにこの要素を求められるのは

アルペンですと

かなりの上級者であり、

基礎スキーで言うと

クラウン合格や

技術選に出場を目指している

といったレベルになります。

 

 

 

ただ実際は、

まだその技術レベルに達する前から

『板の走り』を生み出す

種となる動きを

身に着けておく事は重要です。

 

 

 

その種があると

のちのち板の走りを

意図的に引き出したいと

感じるレベルになった時に

とっても楽ですので

ぜひ理解だけでもしておいてくださいね!

 

 

 

板の走りとは何か?

 

 

さて板の走りというのは

具体的にはどのような

場面のどのような動きなのか?

 

 

 

簡単にいってしまえば

ターン後半から切り返して

次のターンの前半に

板がピュンッと

高速移動する事です。

 

 

 

 

トップ選手の多くは

板がピュンピュン左右に動いて

かっこいいですよね!

 

 

 

あれぞまさに

板が走っているというやつです!

 

 

 

クラウンレベルから

技術選出場を目指すレベルの人たちは

ひたすらどうすれば

板を走らせられるか?

という部分に取り組んでいるかと思います。

 

 

 

しかし実際には

板をどうすれば走るのか?

という具体的なプロセスは

あまりなく、

 

 

「板をたわませて走らせる」

 

 

といった分かりそうで

いまいち具体性のない

スキー界の王道ワードによって

指導が入ります。

 

 

 

「もっと板をたわませて走らせてきて!」

 

 

 

といわれて、

 

 

「はいわかりました!」

 

 

とピュンピュン板を

走らせることが出来る人は

多分そもそも出来る人ですよね(笑)

 

 

 

では具体的に

板の走りを引き出す為の方法について

入っていきますが、

まずは板の走りを引き出すためには

大きく3つの要素に分けて考える事が

重要です。

 

 

 

それが

 

 

 

 

①前のターン後半の要素

 

 

②切り替え時の要素

 

 

③次のターン前半の要素

 

 

 

です。

 

 

 

この3要素をを

①②③と並べると

まさにS字ターンとなるのは

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

 

S字ターンがいまいちわからない方は

古い動画ですが

こちらを参考にしてみてください。

 

 

 

 

この3要素を全部明確にお伝えすると

恐ろしい量になるので、

今回は実際板が走っている瞬間である

 

 

 

③次のターン前半の要素

 

 

についてです。

 

 

正に『ピュンッ』のところですね!

 

 

 

板の走りに重要なターン前半の動きとは?

 

 

 

せっかく

前のターン後半にしっかり荷重して

(①の要素)

正しい切り替え動作が出来ても

(②の要素)

この板の走る瞬間の動きが

間違ってしまうと

全てが水の泡です。

 

 

 

ではこの

板が走る瞬間である

③の要素で一番多いエラーはなにか?

 

 

 

それは・・・

 

 

 

推進滑走を忘れている

 

 

 

という事です。

 

 

 

あなたは推進滑走という言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

また今言われて

どのような要素か

イメージできますか?

 

 

 

かなりレベルの高いスキーヤーでも

この推進滑走の動きが出来ずに

板の走りが表現できていないケースが

とても多いです。

 

 

 

推進滑走とは

簡単に言ってしまえば

ターン後半から切り替えた後に

前方に推進していく状態です。

 

 

 

まさに板が走りターン前半を

大きく見せる為には

必須なのですが、

意外とこの推進滑走を

意識して滑るスキーヤーは少ないです。

 

 

 

何故なら

 

 

 

ターン前半に

谷側ばかり気にしている

 

 

 

 

からです。

 

 

 

内側への意識が強いと言っても

いいかもしれません。

 

 

 

・ターンの内側に傾く為には?

 

・どうやって谷側に

 重心を落としていこうか?

 

 

 

といった様に

とにかくターンの内側、

谷側への意識が強いです。

 

 

 

そして本人だけでなく

スキー指導の大半も

谷側への意識ですよね。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

『内側に傾け』

 

 

 

という類のものです。

 

 

 

勿論それが悪いわけではありません。

 

 

しかしその

大半が

 

 

・内倒

・シェーレン

・ターン前半の捉えが甘い

 

 

といったエラーが起きます。

 

 

 

しかしトップ選手の多くは

サラッとこの推進滑走の意識を

発信していたりします。

 

 

 

例えば

スキーグラフィックの特集でも

 

 

2018 11月号で

大場朱莉選手の

ロングターンについて特集がありました。

 

 

 

メインはしっかり外脚に乗る為には?

というものでしたが、

その中でサラッと

推進滑走に触れています。

 

 

 

また2019年2月号で

水落選手の特集でも

切り替え時の

推進滑走のイメージが載っています。

 

 

 

このようにちらほら

推進滑走の感覚は出ているんです。

 

 

 

他の言い方をすれば

 

 

・板についていく

・板に乗りこんでいく

 

 

という感じでしょうか。

 

 

 

この内容を聞いても

特に違和感はないと思いますが

それでもやはりターン前半は

前方への推進滑走より

谷方向への意識が強いです。

 

 

 

なぜ板の走りに繋がる

重要な要素であり、

トップ選手達も

声をそろえて大事と言っている

推進滑走が一般的に普及しないのか?

 

 

 

その理由は次回の記事で

お伝えしていきます!

 

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