スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー上達を左右する指導者バイアスとは?263

読了までの目安時間:約 12分

 


あなたは雪上で指導を受けた際

 

 

『あれ?他の指導者と

 言っていることが違うな?』

 

と感じた経験はありませんか?

 

また雑誌や動画からの

情報を手に入れた際、

習ってきた教えてとは

違う事言っているな・・・

 

 

と感じたこともあるはずです。

 

 

 

・外脚荷重?両足荷重?内脚荷重?

 

・ターン前半からたわます?

 ターンMAXは後半?

 

・エッジをしっかり立てる?

 ブレーキにならないように立てない?

 

・ポジションは前?

 踵荷重?

 

 

といった感じでしょうか。

 

 

 

この様にスキー界によくある、

 

 

 

 

人によって言っていることが違う

 

 

 

という現象ですが、

そもそも同じスキーをしていて

なぜこのこの様な事が

起きるのでしょうか?

 

 

 

 

そりゃ人によって感じ方が

違うからしょうがないんじゃない?

 

 

と思われる方が大半です。

 

 

そしてそういったケースが

あまりも一般的に起こるので

それほど重要な事に感じていません。

 

 

でももしそれが

あなたのスキー上達に

繋がるのか妨げになるのかは

どのように判断していますか?

 

 

ずっと信じてきたことが

 

 

 

嘘ではないけど自分の上達にはつながらない

 

 

 

といった場合、

それに気付けなければ

ずっと同じことで悩み続けます。

 

 

せっかく習いに行っているのに

それでは困ってしまいますよね。

 

 

そこで今回は

あなたのスキー上達に繋がるように

指導を受ける際に

意識しておきたい

ポイントをお伝えしていきます。

 

 

 

 

意識したい指導者バイアスとは?

 

指導者バイアスという言葉は

あまり聞いたことがないかと思います。

 

 

バイアスとは簡単に言ってしまうと

 

 

思い込みや先入観といった

思考のかたよりです!

 

 

 

例えば私のメルマガに対する

感想をいただいたメールで

このようなものがありました。

 

____________________________

 

Aさん(指導者の方)は両足均等加重、

弓なりを強調しています。

小回りでは極力、股関節は使わない方がよい。

という指導法です。

 

本日の渡辺さんのメールで納得しました。

Aさんのフィーリングの問題で、

股関節くの字が

入った弓なりなのでですね。

 

Aさんに股関節が曲がっている意識がないのですね。

 

Aさんの見本の小回りの映像を

その視点でみると

脇腹で捻りを作る

と言っているわりには、

腰はほとんど真下方向、谷側

にむいていました。

 

 

股関節で捻っているように見えます。

股関節を捻っているなら、

股関節もくの字のようです。

 

おっしゃる通りですが、

指導者のバイアスを排除するのは、

生徒には不可能ではないでしょうか?

 

___________________________________

 

これは前回のきじでお伝えした

くの字と弓なりについて

配信した際の返信です。

 

 

簡単に言ってしまえば

指導者の方の表現を

勘違いして受け取っていた

というものです。

 

 

内容は分かったでしょうか?

 

 

指導者Aさんは

小回りでは股関節は極力使わないという

指導方針をとっているようです。

 

 

逆に技術選トップ選手の

丸山貴雄選手の様に

股関節から下で小回りをしていると

表現する方もいます。

 

 

 

このように

 

 

 

沢山の指導者がおり

様々な表現をするので

どれが正しくて

どれが間違っているのか

分からない・・・

 

 

という経験が少なからずあなたもあるはずです。

 

 

なぜこのような事が起きるのかというと

基本的に指導者は

 

 

 

『自分の感覚をベースに伝えている』

 

 

 

ケースが大半だからです。

 

 

 

自分が感じたことをベースに指導している

つまりこれが、

指導者のバイアス

かかっているという事です。

 

 

 

似たような例でいえば

両足荷重と外脚100荷重もそうですね。

 

 

もちろんその指導者の方と

受講者側の感覚が合えば

全く気にすることないですが、

指導者の感覚と受講者の感覚が違えば、

そしてメールの内容にもあるように

その指導者のバイアスを排除しないと

スキー上達に繋げられません。

 

 

 

果たして受講者側が

指導者側のバイアスを排除して

正しく自分の上達に

繋げることは可能なのでしょうか?

 

 

まずはあなたのバイアスを意識しよう!

先ほどは

小回りは股間節を極力使わないという方と

小回りは股関節を中心に行う

という例をお伝えしました。

 

 

これはそれぞれ指導者本人の滑りの感覚という

バイアスがかかっており

じっさい小回りは人体の構造上

ほぼ間違いなく股関節は使っていますし

逆に上半身も使っています。

 

 

なのでどちらも間違いではなく

本人がどう捉えるかです。

 

 

偏見や偏りなんて言うと

マイナスのイメージが強いですが

私も含め誰しもが何らかのバイアスが

かかって物事を捉えています。

 

 

ですからごく普通の事であり

仕方がない事でもあります。

 

 

 

例えば、

 

 

『600人行って400人が死んでしまう手術』

 

 

『600人行って200人が助かる手術』

 

 

あなたは選ばなければならないとしたら

どちらを選びますか?

 

 

すぐに分かると思いますが

どちらも1/3で助かる同じ確率の手術です。

 

 

しかし前者より後者の表現で伝えた方が

手術の承諾率が上がったという話があります。

 

 

これは『死ぬ』事に

目を向けさせるよりも

『助かること』に目を向けさせる

バイアスをかけた結果です。

 

 

 

スキーに戻せば

 

 

指導者やトップ選手は

自分が思っている感覚で

実際滑れているので

それが正しいという

バイアスがある

 

 

ケースが大半です。

 

 

 

逆にあなたにも

 

 

トップ選手や上手な人が言っているんだから

その感覚は間違いではないだろう

というバイアスがある

 

 

ということを

忘れてはいけません。

 

 

 

冒頭でも述べた通り

誰しも少なからずバイアスはある物なので

大事なのはそれを理解したうえで

情報を理解するときに

なるべくバイアスがかからないように

意識することです。

 

 

まとめ

指導者バイアスの内容は

理解していただけたでしょうか?

 

 

またあなたの中にも

バイアスがある事も

忘れてはならない重要なポイントです。

 

 

ここら辺を深堀していくと

認知心理学や行動分析学

行動経済学といった

どんどんマニアックん方向に入っていくので

ここまでにしますが

興味がある方は

沢山関連の本が出ているので

読んでみてください。

 

 

代表的な物は

【不合理 誰もがまぬがれない思考の罠100】

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4484131218/ref=oh_aui_detailpage_o08_s00?ie=UTF8&psc=1

 

 

問題形式で面白いのは

【自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80】

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本が好き、

もしくは長い本を読んで眠くなりたい(笑)なら

【ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 上&下】

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たしか400p字以上ある分厚い文庫でした。

 

 

それでは次回の記事では

具体的なスキー上達に繋がる

指導者バイアスに左右されない

対策法をお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

トレーニング論 メンタル関係

スキー上達に重要な【●●感覚】を鍛えるトレーニングとは?262

読了までの目安時間:約 16分

 


スキー上達の為に

毎年様々なトレーニング出てきて

面白い反面、

 

 

いったいどのトレーニングが良いのだろう?

 

と悩みの種にもなりますよね。

 

 

トレーニングによって

何を鍛えるのかが変わってくるので

沢山のトレーニングが出てくるのは

仕方ない部分でもあります。

 

 

 

今回お伝えしていくのは、

 

 

 

【感覚】を鍛えるトレーニングです。

 

 

 

スキーでも

 

 

・滑走感覚

・足裏感覚

・バランス感覚

 

 

といった感覚を使ったワードを

よく耳にしますよね?

 

 

また

 

 

雪面タッチや雪面コンタクト

といった感覚がベースとなっている

上達に必要な要素がいくつもあります。

 

 

 

一見聞きなれたワードなので

特に疑問を感じないかと思いますが、

 

 

そもそも感覚ってなに?

 

 

と聞かれると

意外と困るのではないでしょうか?

 

 

さらに、

 

 

感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

 

と聞かれたら

それこそ滑り込むしかないのでは?

と思ってしまうのが大半です。

 

 

 

しかし滑り込んで

スキー上達に必要な【感覚】が

磨かれるのであれば

これほど上達に悩むスキーヤーは

出ていないはずです。

 

 

 

スキー上達に必要な感覚とは何か?

またその感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

 

 

今回はこの部分に触れていきたいと思います。

 

 

 

スキーに重要な体性感覚とは?

 

冒頭でお伝えしたようにスキー界でも

滑走感覚、足裏感覚、バランス感覚

といった様に

たくさんの【感覚】というワードが

使われています。

 

 

 

このなんとなく分かりそうで

説明が難しい感覚ですが

実は元をたどると同じ感覚にたどりつきます。

 

 

 

それは

 

 

 

体性感覚

 

 

 

です!

 

 

 

体性感覚という単語を

聞いたことがある方は

少ないと思います。

 

 

もしあなたが知っていたら

なかなかマニアックですね。

 

 

 

体性感覚とは何か?

という部分ですが、

体性感覚は

皮膚が温冷を感じるような表面感覚

姿勢などを制御するような深部感覚

あります。

 

 

自分の筋肉や皮膚、関節の動きや

外部からの情報を読み取って

身体の動作や反射を正しく行う様に

脳から全身に指令を出させる働きをします。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

身体を動かす際に必要な感覚ですので

【体性感覚】は全てのスポーツに通じる

非常に重要な感覚だという事です。

 

 

スキーで言うと

足裏という表面感覚の情報を元に

姿勢やポジションをコントロールする

深部感覚が働き

その2つが上手く機能しているのが

良い滑走感覚になる

といった感じです。

 

 

 

 

つまり体性感覚を細分化して

足裏感覚やバランス感覚、滑走感覚と

言っているので

 

 

 

体性感覚が良くなれば

スキーは上達していく!

 

 

 

とも言えますね!

 

 

ではこの体性感覚とは

鍛える事が出来るのでしょうか?

 

 

 

体性感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

最近流行っているかどうかは分かりませんが、

トップアスリートが

山の中で岩や丸太を担いで

スクワットをしたり、運んだりという映像を

見たことがあるでしょうか?

 

 

他にも有名どころでいえば

大きなタイヤを転がしたりと

いった感じです。

 

 

たまに海外のアルペンスキー選手の

オフトレ映像でも出てきたりします。

 

 

これはアメリカ男子チームの

オフトレ映像にある

ワンシーンです。

 

※引用U.S. Ski & Snowboard

 

他にもスイスのアルペンスキーチームの

トレーニング動画では

壁によじ登る、岩を運ぶ、

鉄柵にぶら下がって渡るなどしています。

 

※引用 Swiss-Ski

 

さらにワールドカップ王者ヒルシャーが

崖登りをしている映像もありますね。

 

※引用  Marcel Hirscher - One Hell of a Ride Trailer

 

 

この様な場面も見ても

基本色々なやり方で

鍛えているんだなぁ

といった感じにしか

思わないのではないでしょうか?

 

 

 

でもよくよく考えてみると現代では

そこら中にトレーニングジムがあり、

便利なウェイトトレーニング器具が

揃っています。

 

 

タイヤを持ち上げたり、

岩を持ち上げるといった

筋力を鍛えるのであれば

バーベルを使って行えばいいはずですし、

ダッシュ力を鍛えたいのなら

普通の坂道でいいはずです。

 

 

それでもわざわざ山に行ったり

大きなタイヤを転がしたりと

そのような面倒くさい事を

やるのはなぜでしょうか?

 

 

 

 

これは決して丸太や岩が

トレーニング器具より効果が出る

というわけではなく

色々な効果を狙っているからだと思います。

 

 

 

その中でこれは重要だなと思うのが

体性感覚を鍛える効果です。

 

 

 

丸太や岩などは、トレーニング器具とは違い、

一つ一つ形が違うので、

それを持ち上げる度に

手の位置や力加減を

調整しなければなりません。

 

 

普通の道を上るより

砂利の坂を駆け上がる時の方が

ポジションや力加減の

調整が必要です。

 

 

 

この様に体制感覚を使いながら

トレーニングすることは

 

 

不規則な動きに対応でき

筋肉と運動感覚を

両方鍛えることが出来ます!

 

 

 

逆に毎日同じことを繰り返していると

どうしても

自分が使いたい場所だけを

使ってしまいます。

 

 

 

そしてその結果、

さまざまな弊害が生まれるというわけです。

 

 

 

例えばスキーでは

雪質、斜度、ターン孤、

などによって

滑りを変えなければならないですよね?

 

 

この体性感覚は非常に重要なのですが、

普段は毎日同じことを繰り返し、

同じ感覚しか使っていなければ

当然対応能力の低い身体に

なってしまいます。

 

 

 

大人より子供の方が

新しい事を早く覚えられる理由の一つに

大人は長年の蓄積で

同じ体性感覚で

動いてしまう事もあげられますね。

 

 

 

勿論トレーニング器具で行う事にも

メリットはありますから

全てのジムに丸太や岩を置けばいい

というわけではありません。

 

 

また注意しなければいけないのが

先ほど紹介した動画などをみると

 

 

 

『そのトレーニング自体が

スキー上達には良いとなってしまう』

 

 

 

事です。

 

 

あくまでもトレーニングは

目的を達成する為の手段です。

 

 

 

丸太や岩を運んだり

崖を駆け上れば

スキーが上手くなるわけではありません。

 

 

ただ、一般的に多くのスキーヤーが

自分で正しいと思うトレーニングを

ひたすら繰り返し行っている傾向が強いのも

問題だという事です。

 

 

 

実際に自分で出来る体性感覚のトレーニングは?

体性感覚や

それを鍛えるトレーニングについては

イメージできたと思います。

 

 

ただ、これまでの話を聞いても

 

 

『よし!家に丸太や岩をそろえよう!』

 

 

とはなりませんよね(笑)

 

 

実際SKIER`sLABのトレーニングでも

そのようなものは使っていません。

 

 

しかしそのような道具は使わなくても

体制感覚はフルに使ってもらっています。

 

 

 

では一体どんなトレーニングなのか?

 

 

 

きっとサポートメンバーのみなさんも

そんな事やっているかな?

と思っているはずです。

 

 

 

自分でも体性感覚を

鍛えるトレーニングを行うには

・・・

・・・

 

 

 

今までと違った

身体の使い方を意識すること!

 

 

です。

 

 

どんなトレーニングと聞くと

直ぐに種目の事が思い浮かびそうですが、

スクワット一つとっても

間違った身体の使い方から

正しい身体の使い方を身に着けようと

意識して行っているだけで

この体性感覚は鍛えられています。

 

 

 

先ほどからお伝えしておりますが

種目自体が良い悪いはありません。

 

 

 

これは私だけでなく

数多くのアスリートも同じこと言っています。

 

 

本当にそんな種目があれば

皆それだけをやって上手くなっています。

 

 

毎日自分がやりやすい様に

反復運動としての

スクワットをやっている人と、

 

毎回のように、

股関節の使い方はこう、

荷重配分はこう、

それが出来たら次は落下を使ってこう、

といままでの自分の感覚にない意識を

指導されながら行うスクワットでは

 

 

 

質が違うのは明白です!

 

 

 

まぁその反面、

今までの自分の引き出しにない事を

行わなければならない為、

非常に大変ではあるのですが、

逆にどんどん新しい感覚を

手に入れていくので

楽しいという声もたくさんいただきます。

 

 

 

スポーツやトレーニングでは

コツコツ同じことを繰り返すことが重要!

という常識がありますが

少しイメージを変えることが大事です。

 

 

 

これまでのトレーニングに対するイメージを変えよう!

 

このように体性感覚を鍛えるには

まずはトレーニングに対する

イメージを変えていく事が

まずは重要です。

 

最後にトレーニングに対する

イメージを変えるためのポイントを

2つお伝えします。

 

 

一つは

コツコツ『同じこと』を繰り返す事

が重要なのではなく、

 

 

コツコツ『正しい事』を

繰り返す事が重要!

 

 

 

この場合の正しいは

目的達成に繋がるという意味です。

 

 

間違えたことを

コツコツ繰り返しているケースはとても多く

せっかく頑張っているのに

デメリットしかない為

本当に勿体ないです。

 

 

 

もう一つは

同じことをしているようでも

 

 

毎回これはどうかな?

と考えて行う事!

 

 

これは毎回違う事をしている

という事にもなります。

 

 

 

例えばメジャーリーグで活躍している

ヤンキースのマー君こと田中投手は

ウォーミングアップのキャッチボールで

必ず相手の構えたミットを

ピクリとも動かさないところに投げることを

心がけています。

 

 

毎回微妙に違う位置にあるミットにむけて

毎回微妙に身体の感覚を変えて

投げ込んでいるのと、

何も考えずただキャッチボールしているのは

中身の質が違いますよね。

 

 

トレーニングも全く一緒という事です。

 

 

是非あなたのトレーニングも

体性感覚を鍛えるトレーニングに

シフトしてみてください!

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのターン姿勢で使われる【くの字】と【弓なり】の違いは?261

読了までの目安時間:約 8分

 


ターン後半で外脚にしっかり乗る為に
重要なポイントである『くの字』ですが、
『弓なり』という表現をする事も多くあります。

トップ選手の表現や
雑誌、DVDなどでも
表現が分かれますが、
あなたのターン後半のイメージは
『くの字』でしょうか?
『弓なり』でしょうか?

 

実際に動きの違いを見たい場合は

こちらの動画をご覧ください。

 

まず結論から言ってしまうと

どちらのイメージでも

 

 

ターン後半にしっかり外脚に
圧が加えられているのであれば

問題ありません!!

上級者の多くは
『弓なり』だという人も
『くの字』だという人も
同じような動作をしています。

ただターン後半の部分で悩んでいるのであれば
『くの字』と『弓なり』の表現は
かなり意識して使い分けた方がいいです。

 

【弓なり】姿勢と【くの字】姿勢の違いは何?

 

まずは『弓なり』と『くの字』は

見た目がどのように違うのかを

確認してみましょう。

 

 

弓なり姿勢

 

画像の様に曲線を描いている

ターン後半の姿勢です。

 

 

上半身から下半身にかけて

緩やかにカーブしていて

まさに弓なりになっていますよね。

 

 

くの字姿勢

 

一方くの字姿勢は

画像の様に上半身と下半身が

直線的になっている姿勢です。

 

 

このように画像でみると

違いがよく分かるかと思います。

 

 

 

指導で【弓なり】と表現しない理由

 

冒頭では

『くの字』でも『弓なり』でも

どちらでもいいとお伝えしましたが、
私のレッスンでは
『弓なり』はほとんど使いません。

その理由について説明していきます。

まず『くの字』と『弓なり』の
大きな違いは何でしょうか?

それは直線的なものと曲線的なものですよね。

身体の作りを考えてもらえれば
分かりやすいですが、
『弓なり』の様な
曲線的なシルエットを作り出すには
主に背骨の動きがメインになります。

 

背骨が分かりづらければ
わき腹、胸、肩のイメージでもいいです。
(全て背骨を軸にしているので)

どんなに頑張っても
足がポキポキポキと複数個所曲がり
曲線にはならないですよね(笑)

背骨の動きがメインになるという事は
言い換えれば

『上半身がメインになる』

という事です。

一方の『くの字』は
直線的なシルエットですので
逆に背骨をメインに使うとできません。

メインに使うべきは股関節ですね!

 

股関節から曲がる事で
上半身と脚の間が曲がり
『くの字』になります。

では上半身を曲げる事と
股関節から曲げる事、
どちらが出来ずに

悩んでいるのでしょうか?

ここら辺が明確になってくると
『弓なり』ではなく
『くの字』という表現を使う理由も
分かってくるはずです。

因みにこの様な内容を書くと、
じゃあ『弓なり』という表現は
間違っているんですか?

と思うかもしれませんが
そういう事ではありません。

 

 

 

正しい【弓なり】姿勢を作るには・・・

 

『弓なり』は曲線のなので上半身、
『くの字』は直線のなので股関節から
曲がることがメインになる事が

分ったでしょうか?

この様な内容を聞くと

・じゃあ『弓なり』の表現は間違っているの?
・でもトップ選手は『弓なり』に見えるけど?

とあなたは思ったかもしれません。

今回はその部分について
もすこし掘り下げていきますね。

まずお伝えしておきたいのが

『弓なり』という表現は
決して間違いではない

 

 

 

という事です。

確かに背骨の動きがメインになりますが、

 

 

 

 

背骨以外は『使わない』

というわけではありません!

『弓なり』でも
股関節を使っているという事です。

この部分が非常に重要で
股関節を使った『くの字』姿勢の
上半身の部分が湾曲して
『弓なり』のシルエットになる
という事です。

つまり

 

 

弓なり姿勢は

股関節を使ったくの字姿勢が

前提条件にある

という事です。

 

ですから
技術選トップ選手たちが
『弓なり』と表現したり
そのようなシルエットに見えるのは
決して間違いではありません。

ただ、先ほどもお伝えした通り
『股関節からのくの字』が
前提条件ですので
この条件を満たさないまま
弓なりを意識すると
上半身だけ曲がってしまい
うまく外脚に乗れません。

でも本人的には
弓なり姿勢をつくっているので
ターン後半外脚に乗れないのはなぜだ?
と迷宮入りしてしまいます。

スキー上達に悩むスキーヤーの多くは

 

『股関節から曲がるくの字はできるけど、
 上半身を弓なりに出来ない』

のではなく

 

『上半身は弓なりになるけど
 股関節からくの字に出来ない』

 

といった部分で

悩んでるケースが大半なので
『弓なり』よりは
まず『くの字』のワードを使う方が
効率的です。

勿論、弓なりのイメージで
股関節からのくの字が入るのであれば
それでOKですからね!

因みに股関節からのくの字が
強く入りすぎている場合にも
『弓なり』のイメージで!
という指導が入りやすいので
注意して下さい。

意味を取り違えると
『くの字はダメで弓なりはOK』と
思い込んでしまいますから。

 

まとめ

 

『弓なり』と『くの字』の違いは

分ったでしょうか?

 

 

【外脚に乗る為のターン後半の姿勢】

という同じカテゴリーにある分

その違いや使い分けが

難しい部分でもあります。

 

 

この2つはつながりを

持っているものであり

順序を間違うと

せっかく意識しているのに

スキーが上達しない

原因にもなってしまいます。

 

 

股関節から曲がって

『くの字姿勢』

 

そのくの字姿勢から

上半身を緩やかに曲げて

内傾角を強くとっていくと

『弓なり姿勢』

 

という身体の使い方を

しっかり整理して下さいね。

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキー上達に重要な『外向傾』『腰外れ』の違いは?260

読了までの目安時間:約 11分

 


前回の記事で

 

【外向傾】とはどのような形で、

必要かどうか意見が分かれる理由は

認識の違いがあるという事を

お伝えしました。

 

 

まだご覧になっていなければ

まずはこちらからどうぞ

 

【スキー上達に外向傾は必要?不必要?259】

 

 

この記事を読めば

外向傾に関してはもう大丈夫!!

・・・

・・・

・・・

 

といかないのが

スキーの複雑なところ。

 

 

なぜならタイトルにもあるように

外向傾と似たような形で

【腰外れ】という

スキー用語があるからです。

 

 

これらは外向傾と同じことなのか?

はたまた全く別物なのか?

 

 

ここら辺を区別しないと

また外向傾は必要か?

腰外れになるから

やめた方が良いのか?

といった意見の分かれる原因になります。

 

 

 

外向傾すると腰外れになる?

 

あなたは雪上で

 

 

『腰が外れている』

 

 

と言われたことはありますか?

 

 

 

外向傾をとると必ずと言っていいほど

セットでついてくるのが

この腰外れですね。

 

 

この腰外れとは一般的に

NG動作として指導の中では

注意の対象となります。

 

 

 

しかし腰外れという単語からして

頭と足の直線上から

腰が外れる事であれば

外向傾は間違えなく腰外れです。

 

 

 

腰外れが悪いとなると

腰を外さない限り

外向傾はとれませんので、

外向傾自体がダメとなってしまいます。

 

 

 

それとも外向傾は必要だから

腰外れも本当はOKなのか?

 

 

はたまた外向傾と腰外れは別物なのか?

 

これは腰外れ?

 

以前私が配信している動画でも

外向傾についての動きを説明した時に

『腰が外れている』

といったコメントが結構ありました。

 

 

逆にこの動作が大事!

これが出来ないとダメだよね!

これが基本です!

といったコメントもありますね。

 

※その動画はこちら⇓

 

 

 

もうこの時点で

腰外れなのか外向傾なのか?

それが良いものなのか悪いものなのか

意見が分かれているのが

よく分かります。

 

 

因みにエッジが立っていない

というものもありますが

この動画の動作を、

ブーツを履いて行ってもらえば

嫌でも勝手にエッジが立つので

今回は置いておきますね。

 

 

あくまでも股関節の動きに関連した

骨盤の位置や方向に注目してください。

 

 

話を戻しますと、

 

 

【外向傾は腰外れなのか?】

 

 

という部分が重要になってくるという事です。

 

 

 

この部分を明確にするためには

まずは腰外れの認識を

きちんとしておく必要があります。

 

 

 

どこからが腰外れ?

 

 

最初にお伝えしておくと

 

 

 

そもそもこの角度を超えれば腰外れ

というのは存在しません!

 

 

 

ですから先ほどお伝えした通り

外向傾も

腰外れと言ってしまえば

腰外れです。

 

 

 

ただスキー界において

全ての外向傾が

腰外れと言われているわけではなく

一般的に腰外れと言われるケースは

ある程度決まっています。

 

 

今回は代表的な3つの腰外れの認識を

お伝えしますね。

 

 

①内脚に乗ってしまう

 

まず腰外れと言われてしまうのが

この内脚に乗ってしまうケースです。

 

 

本来外向傾は、

遠心力に耐えるために

板を傾けて外脚にしっかり乗る動作です。

 

 

それなのにせっかく外向傾をとっても

内脚に乗ってしまっては

意味がないどころか、

X脚やシェーレンといった

エラーを引き起こす

原因にもなってしまいます。

 

 

 

外向傾はどうしても

身体の軸から

腰を内側に入れる必要がある為

その際内側に行きすぎてしまい

内脚に乗ってしまいます。

 

 

そうなると外向傾というよりは

腰が外れているという指摘が入ります。

 

 

 

②タイミングが早い

 

ターンの局面をよく時計の時間で表しますが、

ターン前半と呼ばれる

1時、2時(右ターン)

11時、10時(左ターン)

の局面で外向傾の姿勢を取ると

腰が外れているという表現がされます。

 

 

先ほどお伝えした通り

外向傾とはターン後半に

最も外脚に外力が加わる時に

行いたい動作です。

 

 

ですがその必要性がない

ターン前半の局面で

行ってしまうと、

内脚に乗りやすい、

身体が遅れやすい、

というエラーに繋がるケースが多いです。

 

 

詳しくはこちらの動画を見ると

分かりやすいと思います。

 

 

同じ動作でもタイミング一つで

良い動作とエラー動作になるので

難しいですね。

 

 

③ターンの進行方向と身体の向きが合っていない

 

 

外脚に乗る以外に

外向傾をとる理由に

次のターンへの繋げるため

というものがあります。

 

 

そもそも一番外力に耐えられるのは

ストレート軸といって

直立した状態です。

 

 

えっ、外向傾じゃないの?

と思われていますが違います。

 

 

実際止まる時に

外向傾を強く意識して作る人は

いないはずです。

 

 

 

ただ止まる時ならいいのですが、

ストレート軸でターンをしてしまうと

次のターンへむけて斜面の下方向(谷側)に

落ちて行けずに

斜面の上(山側)に身体が残ってしまいます。

 

 

つまりストレート軸だと

ターンが連続して行えないので、

しっかり外脚に乗りつつ

上半身は次のターンへの準備をする為に

外向傾が必要となってきます。

 

 

ただここで次に行きたい

進行方向よりも上体の向きが強すぎると

腰が外れているという

表現をされてしまいます。

 

 

 

例えばアルペンスキーで言えば

SL(スラローム)での細かいセットや

基礎スキーの小回りの様な

進行方向が下向きの場合は

外向傾姿勢が強くても

あまり腰が外れていると言われません。

 

(スキーレーシングマガジン誌)

 

一方、

SG(スーパージャイアントスラローム)や

DH(ダウンヒル)、

基礎スキーの大回りでは

進行方向が斜め横方向です。

 

 

その為、

下の画像の様に内傾角を大きくとった

ストレート軸に近い形なり、

上の画像の様な外向傾姿勢をとると

腰が外れていると表現されやすいです。

 

 

 

 

まとめ

 

この様に同じ外向傾でも、

ポジションや目的と合っているかどうかで

正しい外向傾なのか、

腰外れというエラー動作なのかに

分かれるという事です。

 

 

それゆえ

 

・外向傾は必要だ!

・外向傾はスキーの基本!

 

という意見もあれば

 

 

・外向傾はいらない!

・外向傾をすると腰外れになる!

 

 

といった反対意見も出てきます。

 

 

因みに何度もお伝えしていますが、

どちらの認識であれ、

その人が自分の思い描く滑りが出来ていれば

OKだと私は思います。

 

 

ただこの認識が食い違っているせいで

同じ指導や情報を得ても

全く違った解釈をして

スキー上達の妨げになってしまう事は

とても大きな問題です。

 

 

あなたはどのような認識なのか?

また指導者や、情報の発信元は

どちらの認識で言っているのか?

 

 

 

ここら辺をきちんと認識して

スキー上達につなげていってください。

 

スキー技術 基礎スキー

スキー上達に外向傾は必要?不必要?259

読了までの目安時間:約 15分

 


スキーを上達するうえで

 

 

・外脚に乗る

・板の真上に立つ

・基本ポジションをとる

 

 

といったスキーの上達の為の

『基本』と呼ばれるものが

数多く存在します。

 

 

その中のひとつが

今回の記事のテーマにとなる

 

 

 

 

外向傾

 

 

 

です。

 

 

あなたも外向傾というワードを

一度は聞いたことがあると思います。

 

 

 

この外向傾姿勢は

非常に重要な反面、

さまざまな捉え方や表現によって

賛否が分かれる部分でもあります。

 

 

 

スキーには外向傾は絶対必要でしょ!

 

 

というものもあれば

 

反対にいや外向傾は必要ない!

 

 

といった感じの意見まで。

(実際にyoutubeのコメントにも

ありましたね)

 

 

同じスキーでも

このように意見が分かれる部分は

大抵がその事象に対する

認識や前提が異なるからです。

 

 

動画でもその内容についてお伝えしています。

 

最終的にはその人が

思い通りの滑りができれば

どのような解釈や意見でもいいのですが、

あなたがスキー上達に

役立てようとした時に

様々な意見があると困りますよね。

 

 

 

ですから今回は

この【外向傾】に対する認識を

改めて見直して整理しますので、

あなたの滑りに繋げてください。

 

 

 

そもそも外向傾って何?

 

そもそも外向傾ってよく聞くけどなに?

 

 

という部分から入っていきましょう。

 

 

あなたがもし、

スキーを指導する側に立った場合

 

「外向傾ってなに?」

 

と聞かれたら

どのように答えるでしょうか?

 

 

意外と難しいですよね。

 

 

外向傾とは

 

 

外向

 

 

外傾

 

という2つの言葉が

合わさった言葉です。

 

 

外向とは?

 

スキー板にから

進行方向より

外に向いた状態を

外向といいます。

 

下の画像を見てください。

 

 

この画像が右ターンをしている場合、

板の進行方向の外側(本人からみて左側)に

上体が向いていますよね。

 

 

この状態が外向です。

 

 

これは読んで字のごとくといった感じで

分かりやすいと思います。

 

 

 

 

外傾とは?

 

次に外傾です。

 

この外傾は大きく2つの解釈に分かれます。

 

 

【認識①】

板の垂直上より

上体が外に傾いた状態を

外傾と呼ぶケースです。

 

 

つまりこの画像の様に

板が傾き、全体のシルエットが

内側に傾いていたとしても

板の垂直上より上体が外に行けば

外傾です。

 

 

【認識②】

地面の垂直上より外側に傾くことを

外傾というパターンです。

 

 

この認識の場合、

内傾角と言って内側に傾く事が

出来ていないとみなされて

外傾が強い、外傾が必要ないといった

意見が出ます。

 

 

つまり認識②の場合は

認識①の画像は

外傾していないという事です。

 

 

この様に

外向は問題ないと思いますが、

外傾の認識があなたにとってどちらか

まずはしっかり整理してください。

 

 

 

なぜ外傾の認識が2つに分かれるか?

 

 

ここまでの外向と外傾の認識は

理解できたでしょうか?

 

 

この2つを合わせたものが

外向傾という事です。

 

 

実際の滑りの画像で確認してみましょう。

 

 

しかし外傾の認識が分かれるため

外向傾は必要か必要ではないかが分かれます。

 

 

そもそもなぜ外傾の認識が

分かれるかについて

考えていきます。

 

 

 

その要因の一つに

 

【内傾】【内傾角】

 

というワードとのつながりがあります。

 

 

これも一度は聞いたことがある

スキー界では有名な用語のはずです。

 

 

内傾も読んで字のごとく

ターンの内側に倒れる事をいいます。

 

 

内傾角はその角度ですね。

 

 

ターン中は外側へ引っ張られるため

内側に傾いた方が運動しやすいです。

 

 

これはスキーに限ったことではなく

バイクやインラインスケートのコーナーでも

同じことですね。

 

 

 

スキーでは特に

この深い内傾角を作りたいと

練習に励むスキーヤは多いです。

 

 

 

さてここからが本題です。

 

 

 

この内傾をしようとした場合

先ほど説明した、

外傾の認識が①と②とでは

内傾が出来るか出来ないかが

大きく変わってきます。

 

 

認識①の板の垂直上より

外側に傾くことが外傾の場合は

写真の様に

 

 

上体が内側に傾く(内傾)

 

形になっても

外傾はできますよね?

 

 

 

 

一方認識②の地面の垂直上から

外側に傾くことが外傾の場合は

内傾と反対の動作となる為

 

外傾していると

上体は内傾はできません。

 

 

 

つまり外傾の認識によって

 

 

『外傾しながら内傾できますか?』

 

 

という「とんち」のような問題に対して

 

 

認識①ならYES

 

認識②ならNO

 

 

という様に意見が分かれるわけです。

 

 

 

こうなると

当然認識①の人にとっては

外傾は必要ですし、

認識②の人にとっては外傾必要ない

という事になります。

 

 

 

あなたの認識はどちらでしたか?

 

 

 

この様に認識や前提が違っているだけで

どちらも言っていることは

正しいんですよね。

(正しいからこそ意見が分かれるわけですが)

 

 

 

どのように認識しておくのが良いのか?

 

さてこれまでのないようで

意見が食い違う原因が分かったかと思います。

 

 

ではここからが一番重要な部分です。

 

 

それは

 

 

 

『実際どちらの認識でいればいいのか?』

 

 

というところ。

 

 

ここがしっかりしていなければ

結局雪上レッスンや、

DVD、雑誌などで情報を手に入れても

混乱してしまいます。

 

 

 

どちらの認識がお勧めかというと・・・

 

 

 

どっちもです!!

 

 

 

「えっ、それだと

混乱したままじゃないですか!」

 

 

と思いますよね。

 

 

それでは

もう少し詳しくお伝えします。

 

 

どちらの認識も持っておいて欲しいと

お伝えしたのには訳があります。

 

 

 

何故なら

 

 

2つの認識が混合して

指導の中に組み込まれるケースが

殆どだからです!

 

 

ですからその時々によって

認識を使い分けていく必要があります。

 

 

今回は代表的な4つのケースで

どちらの認識でいるといいのか

お伝えしますね。

 

 

①もっと外傾を意識してというケース

 

これは内倒と言って

内側に傾こうとするあまり、

ポジションが内側になりすぎてしまい

内脚に乗ってしまうようなケースで

よく使われます。

 

 

その場合は内側に傾くのはいいけど

認識①の板の垂直上より

上体を外に傾ける

イメージを持つと効果的です。

 

認識②の状態をすると、

今度は強すぎると注意される事が大半なので。

 

 

※ただ個人的には認識②ぐらい

意識した方が内倒は

早く直ると思います。

 

 

②外傾が強すぎる、外傾を注意されるケース

 

これは上のパターンとは逆で

外傾をエラーとして

指導されるケースです。

 

 

この場合は認識②の状態に

なっていると認識してください。

 

 

外に傾きすぎているのだから

単純に内に傾けば良さそうですが

認識①の板の垂直上よりは外傾を

残しておかないと

今度は内倒していると言われるので

気を付けてくださいね。

 

 

③基礎スキーのケース

 

基礎スキーでは長い軸で

深い内傾角を求められるケースが多いです。

(最近は外向傾の意識の滑りも

評価され始めましたが)

 

 

その場合内傾角ばかり意識すると

今度は外脚が軽くなり、

内倒してしまいます。

 

 

外脚にしっかり乗りながら

内傾角を出していくには

認識①の板の垂直上よりは

外に傾きつつ、

内側に傾いていく事が重要です。

 

 

ただ厄介なのは

①のケースでもお伝えしましたが、

初めのうちは認識②ぐらい

強く外傾を意識しても

結果的には認識①の状態になる事が大半です。

 

 

まずは認識②で滑ってみて

実際の滑りがイメージ通り

認識②の状態になるのであれば

それかあら認識①にしてもいいかと思います。

 

 

④アルペンスキーの場合

 

アルペンスキーの場合は

高速域で滑る事と

ポールを避けなければいけない

という条件から

認識②で滑る事をお勧めします。

 

 

アルペンの場合は

どうしてもポールがある為

 

 

・ポールを避けなければならない

・次のポールに早く向かおうとして

 内倒しやすい

 

と言う場合が多いです。

 

 

※ポールを避けるための強めの外傾

 

 

認識②ぐらい外傾をイメージして

外脚にしっかり乗ることが重要です。

 

 

アルペンスキーヤーの滑りで

認識②のような強めの外傾

で滑っているシーンを

よく見かけますよね?

 

 

この様にアルペンスキーでは

認識②の外傾のイメージで練習を重ねて

その後技術向上とともに

微調整が出来るようになると

良いですね。

 

まぁアルペンスキーから

基礎スキーに転向すると

その外傾の強さを注意されてしまう事も

よくありますが・・・

 

(私もそうですw)

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

 

 

今回お伝えした通り

一言で外向傾といっても

その認識が異なり、

目的によって

利用した方がいい認識も変わります。

 

 

あなたはどちらの認識だったか?

またあなたの目的を達成するには

どちらの認識を用いた方が良いのか?

 

 

ぜひ考えて雪上練習に活かしてください。

 

 

さて今回の内容だけでも

かなりのボリュームなんですが、

まだまだ外向傾に対する問題は

沢山あります。

 

 

それは

『腰外れ』

『アンギュレーション』といった

違う言葉で外向傾が表現されて、

さらにそれによって認識が変わるケースです。

 

 

この部分は次回の記事で

お伝えしていきますね!

 

 

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