スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー上達の為の板の選び方151

読了までの目安時間:約 4分

 


あなたはもう来シーズンの板を予約したでしょうか?

 

 

シーズンが終わるとまず盛り上がるのが

来シーズンの板を何にしようかという話題です。

 

 

スキー雑誌ではこぞって

ニューモデルのラインナップを載せていますし

ショップでは早期受注フェアーがあちこちで

行われています。

 

 

 

私もよくこの時期は

『来シーズンはどこの板がいいですかね?』

といった質問をよく受けます。

 

 

 

あなたが板を選ぶ時の基準は何でしょうか?

 

 

 

良くある理由としては

 

 

・お世話になっているチームのコーチに勧められたから

・雑誌で試乗評価が高かったから

・好きな選手が使っているから

・ライバルがそのメーカーを履いて結果が出たから

・デザインがお気に入りだから

・試乗会で乗ってフィーリングが良かったから

 

 

などではないでしょうか?

 

 

 

でも結局のところ正しい板の選び方を

きちんと理解しているスキーヤーはほとんどいません。

 

 

今回はスキー上達の為の板の選び方を

お伝えします。

 

 

 

最初に前提条件としてこれだけは覚えておいてください。

 

 

板を選ぶ基準は

 

 

 

 

 

 

『自分の目的にきちんとあっているかどうか?』

 

 

 

 

 

です。

 

どんなにいい板でもあなたの目的に

合っていなかったら意味がありません。

 

 

この事をふまえて読み進めて下さい。

 

 

 

まず一般スキーヤーの方が陥りがちなのが、

トップモデルを選びたくなるという事です。

 

 

 

どうしてもトップ選手が履いていて

スキー雑誌の評価も高いトップモデルは

憧れると思います。

 

 

でももしあなたが板をたわませることができずにいて、

『板をたわませること』が来シーズンの目的だった場合、

トップモデルの硬くてたわませることが難しい板を

選ぶことはあなたの上達にとってプラスになるでしょうか?

 

 

コブを上手に滑れるようになりたい人が

反発の強い板を履いていて

上達のプラスになるでしょうか?

 

 

トップモデルの板を履くから

そのレベルに近づけるわけではありません。

 

 

高いレベルの方がより性能を求めるから

トップモデルを履くのです。

 

 

正直セカンドモデルや中級モデルを履いていて

 

『たわませるとベニャンベニャンで

もっと反発が欲しいなぁ』

 

と思うぐらいになってからで

トップモデルの板は十分だと思います。

 

 

明かにオーバースペックの板を

履いていてはスキー技術の向上は望めません。

 

 

因みに各メーカーさんが出している

商品のラインナップを宣伝する

DVDがよくあります。

 

 

トップ選手が色々なモデルをはいて滑るのですが

よく見てください。

 

 

入門モデル、中級モデル、トップモデル

どれを履いてもきちんと板をたわませて滑っており

非常に上手いです。

 

 

入門モデルだから、中級モデルだから

切れのあるターンは作れないというのは

大きな間違いです。

 

 

 

次回は板の長さに注目していきます。

 

トレーニング道具

スキーの為の究極のトレーニングとは?150

読了までの目安時間:約 4分

 


『スキーが上手くなる為に

一番いいとレーニングはなんですか?』

 

 

この質問はたまに聞かれるのですが、

回答としては当然人によって違うという事をお伝えします。

 

 

でも私の中では

究極のトレーニングはなにかという

定義は一応あります。

 

 

今回は私が考える究極のトレーニングについて

少し書いていきたいと思います。

 

 

まずはずばり究極のトレーニングはなにか?

という答えは、

 

 

 

 

 

 

『日常動作』

 

 

 

 

 

です。

 

 

日常動作がなぜ究極のトレーニングなのか?

 

 

普段何気なく行っている日常動作が

自分のイメージ通りすべて行えているかな?

と考えたことはあるでしょうか?

 

 

こんなマニアックな事をかんがえている方は

ごく少数だと思います。

 

 

でも普段の日常動作を

自分のイメージ通りに行えるという事は

身体を自分のイメージ通りに操作できる

という事です。

 

 

何度もいっていますが人間の究極の身体は

自分の思い通りに動かせる身体です。

 

 

だから普段の日常動作を

本当に自分の思い通りに動かせるか

意識する事はとても重要な事なのです。

 

 

 

有名な古武術の達人の話で

このようなものがあります。

 

 

その達人には弟子がいたのですが、

弟子が毎日毎日稽古をしていても

いっこうにその達人には勝てないでいました。

 

しかし不思議な事に

その達人が稽古をしている姿を

弟子は一度も見たことがありませんでした。

 

 

毎日必死に稽古を重ねているのに

なぜ何もしていない達人に

いつまでたっても追いつけないのか?

 

 

 

あるとき弟子が達人に

 

『先生はいつ稽古をなさっているのですか?』

 

と聞いたそうです。

 

すると達人から

 

『日々生きていることが稽古になっている。

 立つ座る歩く、茶碗を持って箸をつかう、

 これらすべての動作が稽古である』

 

という言葉が返ってきたそうです。

 

 

この領域になるのは難しいかもしれませんが

これぐらいの意識をもって日常動作を行うことは

とても重要です。

 

 

たとえば私の話でいえば

駅の階段をのぼるときにも

最も効率よく上る為には

どのように身体を使ったらいいか?

 

 

自転車に乗っていて曲がる時に

身体のどの部分から動かせば

どのような反応が起きるかなど

色々試しています。

 

 

つまりは究極のトレーニングは日常動作というよりは

 

 

『日常動作を究極のトレーニングにしていく』

 

 

という考え方の方が正しいかもしれません。

 

 

 

結局のところ人間が行う運動全てに

共通していることは身体をどのように動かすのか?

 

というところを追い求めているわけです。

 

 

トレーニングとはその追い求めているものに対して

足りないものを補っていくだけです。

 

 

ただただ生活しているだけでスキーが上手くなる身体になっている。

 

 

これが究極のトレーニングです。

 

 

もちろん理想論かもしれませんが、

そこを追い求めていくことは

とても大事なことだと日々思っています。

 

トレーニング論 未分類

スキーで重要な重心の位置はおへその下にはない?149

読了までの目安時間:約 4分

 


前回ブログで身体重心について書きました。

 

 

一般的に身体重心はおへその下にあると理解されているのに

感覚を変えるトレーニングをしていないから

頭の付近に身体重心の感覚が残ったまま

滑っているといった内容でした。

 

 

そして今回はその根本をくつがえす

『そもそも身体重心はおへその下にはない』

というテーマ。

 

 

じゃあどこにあるの?

 

 

とあなたは思ったはずです。

 

 

 

まずは重心=おへその下

 

 

という認識ですが、

これにはあくまでも限定条件があります。

 

 

それは

 

 

直立姿勢の場合において

 

 

ということ。

 

 

具体的には

男性の場合は身長の56%

女性の場合は身長の55%

の位置にあるといわれています。

 

 

でもこれもあくまでも

直立姿勢での話です。

 

 

 

考えてみると分かりますが、

ずっと直立でスキーは滑りません。

 

 

では試しに両手を上げてもらって

片足立ちになってください。

 

 

さて重心はおへそに下にありますか?

感覚的にすこし上の方にあがったのではないでしょうか?

 

 

 

つまり身体重心は

身体の動きによって変わるという事です。

 

 

 

そこにさらに滑走時の

遠心力、重力、といった

外力も考えると・・・

ここからは完全に物理学に

なってくるので難しい話はやめておきます。

 

 

要は

 

低い姿勢の時、

高い姿勢の時、

ターン前半で内側に傾いている時、

ターン後半に外脚で耐えている時、

 

 

 

 

重心はその時の状況において

刻一刻と変わっているということです。

 

 

 

 

ただその瞬間瞬間で、

重力はここだからと

頭で考えて探ることはできません。

 

 

無意識のうちに自分の重心をとらえる感覚が

必要となります。

 

 

だから普段から自分の身体重心を

コントロールする感覚のトレーニングが必要なのです。

 

 

 

よく基礎スキーでは

トップ選手がターン前半に

大きく手を広げて

ターンに入ってくるシルエットが見て取れます。

 

 

それを、飛行機みたいに手を広げて

なんであんな風なフォームで滑るんだろうと

批判的な意見のスキーヤーもいます。

 

 

しかしそれは

手を広げるという形だけをとらえているスキーヤーや、

その形を真似て滑っているスキーヤーを見ている

からにすぎません。

 

 

 

実際は板をしっかりたわませて走らせた際に

その後のターン前半のバランスは

手を開いていたほうがとりやすいです。

 

 

 

手を開く事が重要なのではなく

求める運動の結果として手を開いたほうが

行いやすいから開いてしまっているだけです。

 

 

 

綱渡りをしている人が

左右に長い棒をもってバランスをとっているのと同じです。

 _2577013

 

物理学的に考えれば理にかなっています。

 

 

 

少し科学的な話によってしまいましたが、

要は自分の身体重心の位置は常に微妙に変わっているので

どこだか分かる感覚のトレーニングをしっかり行っておくことが

大切だという事です。

 

身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレで確認しておきたい自分の重心意識148

読了までの目安時間:約 5分

 


もっと身体を前に持ってきて下さい!

 

 

姿勢が高いので低くして下さい!

 

 

もっと内側に傾く意識で!

 

 

 

 

このような指導をあなたは

雪上で受けているかと思います。

 

 

身体の位置をどのように移動させるかは

スキーにはとても重要です。

 

スキー界ではこの身体の位置について

重心の位置という風に

表現しているシーンが多く見られます。

 

 

重心の位置を前後左右にコントロールする重要性は

あなたも何となくは認識しているはずです。

 

 

ではあなたの重心の位置はどこでしょうか?

 

 

と聞くと大体かえってくる答えが

『おへそのちょっとした辺り』

や少し勉強されている方は

『丹田と呼ばれているところ』

何て言い方をされるかもしれません。

 

 

 

専門的には皆さんが認識している重心は

 

『身体重心』

 

と呼びます。

 

 

 

ではここで一つの疑問が浮かびあがります。

 

 

 

 

 

『なぜ重心の位置がこれほどまで認識されているのに

 コントロールすることができないのか?』

 

 

 

 

 

 

ということ。

 

 

単純に考えれば大体の身体重心の位置が分かっているのであれば

そこを前後に動かせばいいだけのはずです。

 

 

でもそうは言ってもそれがなかなかできないんだよ!

 

 

といった声が聞こえてきそうです。

 

 

なぜ身体重心の位置が分かっているのに

上手くコントロール出できないのか?

 

 

その理由の1つとして

 

 

 

 

『身体重心をコントロールするトレーニングをしていない』

 

 

 

 

ということがあげられます。

 

 

筋力をつける!

体力つける!

柔軟性をあげる!

 

 

といった目的のトレーニングは

何となくイメージできても、

身体重心をコントロールするトレーニングを

やってください。

といわれてパッとできる人は少ないと思います。

 

 

 

このトレーニングを行っていないスキーヤーは

殆どみなさん自分の重心意識が頭付近にあります。

 

 

 

例えば身体を真っ直ぐにして前に傾いてきて下さい。

 

 

そうすると大体の方が

頭からまえに行き

背中や腰が折れ曲がる動きが見られます。

 

 

これは左右へ傾いてくださいという指示でも同じです。

 

 

自然と頭を中心に左右に傾きます。

 

 

知識として身体重心はへその下あたりという風に分かっていても

実際の重心意識は頭にあるという事です。

 

 

よく私は指導中に

 

 

『いま●●さんが頭付近にいますよ!

 本当の●●さんがいる場所はここです!』

 

 

といった声かけをすることがよくあります。

意味が分かるでしょうか?

 

 

頭で分かっていても

感覚を変えるトレーニングをしなければ

絶対に雪上のパフォーマンスには

あらわれません。

 

 

いまの自分の重心意識がどこにあるかをまずは把握して、

その意識を変えるトレーニングを行うと

パフォーマンスはがらりと変わります。

 

 

 

さてここまで通して

身体重心の意識について少しだけ書きましたが、

最後にちょっとだけ。

 

 

 

 

身体の重心はおへその下ではありません・・・・

 

 

 

 

さんざん書いた後で申し訳ありませんが

あくまでも共通認識で分かりやすいので

そう表現させてもらっていました。

 

 

 

では身体重心はどこなのか?

 

 

また次の機会に書きたいと思います。

 

身体論(フィジカル関係)

足りないものが多いからスキーが上手くなる147

読了までの目安時間:約 4分

 


以前サポートメンバーの方から

このような事を言われた経験があります。

 

 

『私は筋力もないし身体も硬いし、

運動神経もそれほど良くないし

足りないものだらけで、

これ以上上手くならないのではと

正直半分あきらめていたんですけど・・・』

 

 

あなたはこの言葉を聞いて

どのように感じるでしょうか?

 

 

筋力もなくて柔軟性もなくて

運動神経もない、

足りないものだらけでは

もうこれ以上スキーは上手くならないのでしょうか?

 

 

 

 

 

これは全くの逆です!!

 

 

 

 

 

足りないものが多ければ多いほど

この先上手くなる可能性が広がっています。

 

 

その足りない状態で

今のレベルまで到達できているという事ですから。

 

 

逆に身体の状態は完璧に近いのに

今の状況なんですという方の方が

よっぽど上達は難しいです。

 

 

その様な方は見たことありませんが。

 

 

足りないものが多いという事は

伸びしろがあるという風にとらえて下さい。

 

 

 

スキーヤーズラボの

パーソナルトレーニングの初回には

必ず一時間かけて身体のチェックをする

テストを行ってもらいます。

 

 

そしてそこで点数が悪い場合には

逆に伸びしろがこれだけあって

いいことですとお伝えしています。

 

 

ただ気をつけなければならないのが

あくまでも足りない部分を

補えれば上手くなるという事。

 

 

足りない部分を補う事ができなければ

当然上達はできません。

 

 

でもこの足りない部分というのは

意外と厄介なものです。

 

 

なぜなら何が足りていないから

スキーが上手くならないのか

正確に判断するのが難しいからです。

 

 

例えばあなたが、身体が硬いから

スキーが上手くならないんだと

思い込んでいたとします。

 

 

でも同じくらい身体が硬い方で

もっと上手に滑っている方はいないのでしょうか?

 

 

逆にあなたより身体が柔らかいかたでも

あなたより技術レベルが低い方もいるはずです。

 

 

足りないという部分が、

一般論として足りないのか、

あなたのスキー上達に対して

足りないのかは微妙にずれている場合があるのです。

 

 

自分には何が足りていないのかを

判断するのは、

色々な角度から身体をチェックする必要があります。

 

 

また身体だけの問題で終わるとは限りません。

雪上での動きの癖や

感覚的なものなど

色々な分野においての足りないものがあるはずです。

 

 

 

これを自分ひとりで全て見つけて

解決していくのはなかなか大変な作業だと思います。

 

 

でもその足りない部分を明確にできれば

一生懸命練習しているのに

なぜうまくならないのか分からない

といった状況にはならないはずです。

 

 

足りないものをたくさん見つけて

どんどん補っていくことが、

トレーニングやスキーの面白さの

ひとつでもあります。

 

トレーニング論

スキーのオフトレで知っておきたい骨盤と股関節の関係性146

読了までの目安時間:約 5分

 


『股関節』と『骨盤』

 

 

この二つのワードは

今のスキー界では

本当に良く使われています。

 

 

 

あなたも一度は

 

股関節を使って・・・

 

骨盤を前に・・・

 

なんて指導を受けたことが

あると思います。

 

 

 

では

骨盤を使う事と

股関節を使う事の違いは

分かるでしょうか?

 

 

 

使うという表現が曖昧ですが

ようは動かすことをイメージしてください。

 

 

骨盤の動きについては

様々ありますが代表的なものは

前傾後傾だと思います。

 

 

骨盤を前傾後傾にうまく動かせないスキーヤーも多いですが、

もしあなたが骨盤を動かせるのであれば

今その場で前傾後傾と動かしてみて下さい。

 

 

その時にあなたの股関節はどうなっていますか?

間違いなく動いていると思います。

 

 

 

人体の構造上、

骨盤に股関節がついていているので

骨盤が動くときには股関節も動いているのです。

 

 

つまり骨盤と股関節は別々に考えるより

連動して考えた方がいいという事です。

 

 

 

じゃあ股関節を使うのと

骨盤の前傾後傾をするのは

同じこと?

 

と思うかもしれません。

 

 

でもそれは違います。

 

必ず連動して動くのに

骨盤を動かすことと

股関節を動かすことは

違うから難しいのです。

 

 

 

何が一番違うのかというと

感覚です。

 

 

 

骨盤を動かそうと意識すると

それと連動して

動いてしまう部分がもう一つあります。

 

 

それは腰とおなか周りです。

 

 

骨盤を前傾後傾しようとすると

腹筋背筋に力が入り

腰が反ったり丸まったり

してしまうのではないでしょうか?

 

 

この腰とお腹を動かす癖を身につけてしまうと、

股関節が上手く使えない状態になりやすいです。

 

 

何故なら股関節の動きの代わりを

お腹と腰がやってしまうから。

 

 

 

今度は立ってもらい股関節だけを曲げてもらいます。

 

 

すると骨盤は前傾へ動きますが

それにつられて上半身も前に倒れますので

腰が丸まったりしないはずです。

(いつもお腹周りを使っている人は

この時腰が丸まってしまいます。)

 

 

文章でわかりづらければ

下の写真を見てもらえれば

よくわかると思います。

 

 DSC_0107

 股関節をうまく使えると

上半身は真っ直ぐのまま骨盤が前傾になる

 

 

 

つまり重要なのは

 

 

 

 

 

股関節を使って骨盤を操作する!

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

因みに状態を真っ直ぐにと思って

体幹周りの力をぎゅっと入れるのもよくありません。

 

 

お腹や背中は丸まったり反ったりと

どちらにも素早くしなやかに

動けるような状態にしておく必要があります。

 

 

 

 

股関節が主体となり骨盤を操作して

微妙な調整を腰やお腹が行う

 

 

 

 

 

これこそが理想的な

股関節と骨盤の関係性です。

 

 

 

因みに今回は股関節からみて

骨盤の方に注目しましたが、

股関節からみて

脚側に注目することも重要です。

 

 

股関節を使えると

膝や足首はどのような反応をするのか?

 

 

考えることはとても多いです。

 

 

そう考えると指導の中で

股関節を使って!というひと言で

簡単に済まされているのは

曖昧で無理があるかと思います。

 

 

身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレで気をつけたい『つま先感覚』とは?145

読了までの目安時間:約 4分

 


あなたのオフトレのメニューの中に、

外の広いフィールドで行うトレーニングはありますか?

 

 

具体的にはジャンプ系やラダーなどのステップ系、

走る系の種目などが含まれます。

 

 

このフィールドで行う種目の共通点の一つが

 

 

 

『着地の際につま先を使うこと』

 

 

 

1463557246740_2

長い距離を走る時は踵からつま先を使いますが、

基本ダッシュの時はつま先側だと思います。

ジャンプをする時もステップを踏むときも

反復横跳びの様に切り替えすときも

意識をしてみると自然とつま先側を使っているのに

気づかれたでしょうか?

 

 

基本的に瞬発的な動きに関しては

人間はつま先を使う様にできています。

 

 

 

これはふくらはぎの筋肉やアキレス腱などの

反発を利用する為です。

 

 

 

この動き自体は問題ないのですが、

ひたすらこの感覚だけを

オフトレで繰り返し、

シーズンに入るのは注意が必要です。

 

 

その理由は雪上をイメージしていただければわかります。

雪上と陸上でまず違うのが

ブーツを履いているかどうかです。

 

 

ブーツを履いてある程度

足首が固定されている状態では

つま先を使ってふくらはぎやアキレス腱の

反発を利用する動きはまずありません。

 

 

 

だからブーツを履くと

自然と歩き方が変わるはずです。

 

 

 

つまり陸上と雪上では

根本的に地面に対する力の伝え方が

違うという事です。

 

 

 

じゃあフィールドトレーニングは

つま先を着かないほうが良いの?

 

それではジャンプなんか全然できないじゃないか?

 

 

と思われるかもしれません。

 

 

フィールドトレーニングで

つま先を使わないで地面に力を伝えるなんて

とても不自然ですよね?

 

 

 

ここで勘違いしないでほしいのが

フィールドトレーニングでつま先を使う事が

悪いわけではありません。

 

 

 

考え方や意識を変える必要があるという事です。

 

 

 

フィールドトレーニング

でつま先を使って普通に行う際は目的を、

 

重心のコントロール、

上半身の使い方、

ボディイメージの向上

地面からの反発を貰う感覚練習、

基礎体力向上

 

などにあてていると意識します。

 

 

そしてシーズンが近づいてくると

目的を雪上での身体の使い方や

雪上イメージを用いたトレーニングに

変換していきます。

 

 

この時はあまり足首を使って

つま先でける感覚はないようなメニューを

組んだ方が効果的です。

 

 

 

今回は簡単に書いていますが

これは凄く大事なことです。

 

 

この意識がきちんとできていないので

多くのスキーヤーが母指球やつま先側で

板に力を伝えようとして

上手くたわますことができないのです。

 

 

 

因みに普利用している、

ふくらはぎやつま先の反発の

代わりをしてくれているのが

スキー板だという事も

イメージの中にしっかり組み込んでください。

 

 

 

そうすれば自然とたわませることの

重要性に気付けてくるはずです。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーは突然上手くなる?144

読了までの目安時間:約 4分

 


スキーが上手くなるには

努力をコツコツ続けて少しずつ上達していく

といったイメージをあなたは持っていませんか?

 

 

これはスキーに限らず運動も勉強においても

全てに共通していることだと思われています。

 

 

勿論成長するうえで努力を積み重ねることは

絶対に必要です。

 

でも努力をコツコツ積み重ねることと、

それに応じてコツコツ上手くなる事は

ちょっと違います。

 

じつは・・・・

 

 

 

 

 

 

努力をコツコツ続けていくとある時急にうまくなる!

 

 

 

 

 

 

というのが正しい考え方です。

 

 

エッどうして?

と思われたでしょうか?

 

 

例えばパズルをイメージしてください。

 

 

パズルを行うと

最初から最後まで同じペースで

ピースを埋めていくでしょうか?

 

 

きっとはじめのうちは

一つ一つのピースを埋めるのに

時間がかかります。

 

でもだんだんと進んでいくにつれて

埋まっているピースが多いため

次々と残りのピースを埋めていくことができるはずです。

 

 

一定の同じペースで上手くなるのではなく

はじめのうちは時間がかかるけども

だんだんと積み重ねることによりペースが上がっていき

どんどん加速して上手くなるというのは

スキーに限らずすべての競技に共通することです。

 

 

でもこの事を知らないと

ある落とし穴にはまってしまいます。

 

 

それは初めのうちの緩やかな成長に耐えられず

途中で努力をあきらめてしまうという事です。

 

 

 

はじめのうちは努力をしてもその成果が出るまでに

どうしても時間がかかります。

 

 

その時間がかかっている状態が一番きつい時期でもあります。

 

 

『なぜ自分はこんなに努力しているのに

上手くならないのだろう?』

 

『トレーニングしても才能がないから無意味なのではないか?』

 

 

こんな風に思って途中で投げ出すのは

非常にもったいないです。

 

 

そうは言ってもこの努力をしても

なかなか成長しない時間はつらいので

できるだけ早く抜け出したいと思うのが

普通です。

 

 

この時間を短くする方法があります。

 

それは

 

 

 

 

 

『効率的に必要なものを順序よく行う』

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

またパズルの話に戻りますが、

あなたが最初に埋めるピースはどこでしょうか?

 

真ん中のピースから埋めるでしょうか?

多分大半の方は四隅の角から埋めていくかと思います。

 

 

それが一番分かりやすく

一番効率的だからです。

 

 

あなたがもし効率的に

時間をかけずに上手くなりたいのであれば、

あなたにとっていま最も必要なものから

トレーニングしていく必要があるという事です。

 

 

 

ちょうどオフシーズンに入り始めの

今の時期はオフトレに向けての

モチベーションが高いはずです。

 

 

 

そのモチベーションが下がらないうちに

あなたにとってもっと効率的に

上手くなる方法を見つけておくことをおすすめします。

 

トレーニング論

スキーのトレーニングで常識となっている不思議な事143

読了までの目安時間:約 4分

 


スキーという競技は

不思議な習慣がいっぱいあるなと

常々思っていました。

 

 

 

今日は私が感じるスキー界の

特にトレーニングに関する不思議だなと

感じることを書いていきます。

 

 

 

まずはアルペンスキーによくある

ひたすらポールを練習するという習慣です。

 

 

アルペンスキーヤーの多くは

シーズンを通してそのほとんどを

ポールトレーニングに費やしている

スキーヤーがほとんどです。

 

 

アルペンスキーが上手くなりたいのだから

そうなるのも当然では?

と思うかもしれません。

 

 

でもアルペンスキーが上手くなりたいから

ポールトレーニングを行うという常識は

野球でいえばひたすら試合形式の

練習試合を行っているということではないでしょうか?

 

 

団体競技と個人競技なので

ちがいがわかりづらければ

ピッチャーに注目してみましょう。

 

 

ひたすら練習試合を

行うだけで投球を磨くピッチャーが

はたしているでしょうか?

 

 

きっといないはずです。

 

 

まずはボールの握り方、

鏡の前でシャドウピッチングを行いフォーム確認、

キャッチボールで動作の確認、

ブルペンでキャッチャーをおいての投球練習、

実戦形式での投球、

 

 

といった具合に

思いつくだけでも

さまざまな順序を経て

練習をしていくはずです。

 

 

 

アルペンスキーはこれに当てはめると

多くの順序をとばしているように感じませんか?

 

 

 

さてここからは

基礎スキーヤーの方にも関係してくる

 

 

オフトレでの常識です。

 

 

それは、

 

 

『オフトレはスキー動作に近いものを行うという常識』

 

 

です。

 

 

今のスキー界のオフトレは

できるだけスキーに近いものを

行う傾向にあると感じます。

 

 

その代表がインラインスケートやプラスノーです。

 

 

スキーが上手くなりたいのだから

スキーに近い動作を行った方が良いのでは?

 

 

と思いましたか?

 

 

 

でも先ほどの野球と同じように

順序立ててトレーニングを考えてみて下さい。

 

 

スキー

スキーに近いトレーニング(インライン、プラスノー)

スキー動作に近い陸上トレーニング

スキー動作に近い動きができるようになる為のトレーニング

(基礎体力、柔軟性、運動神経)

 

 

非常に大まかに分けました。

本当はもっと細かく分けられますが、

これだけみても、

いかに順序を間違えてトレーニングを

行っているのか分かるでしょうか?

 

 

 

シーズンスポーツであり、

雪上という特殊な環境で行うため

仕方がない部分はあるのかもしれません。

 

 

でもどのスポーツでも共通することは

自分の身体を目的に合わせて操作するという事ですので

スキーだから特別という部分はそれほど多くありません。

 

 

もちろん順序立ててきちんとトレーニングできていれば

スキー動作に近いトレーニングも問題ありません。

 

 

 

自分のトレーニングを常識の枠から外して

 

今一度考えてみて下さい。

 

 

 

 

 

トレーニング論

スキーのオフトレで気をつけたい部分的な動きと連動の動き142

読了までの目安時間:約 4分

 


トレーニングとは色々な基準から

分類することができます。

 

 

今回はトレーニングを

部分を鍛えるトレーニングと

身体全体を使った連動性を鍛えるトレーニングに

分類して考えてみます。

 

 

 

部分を鍛えるトレーニングと

連動性を鍛えるトレーニングと言われて

イメージできるでしょうか?

 

 

もう少し分かりやすく説明します。

 

 

例えば太ももの筋肉である大腿四頭筋を鍛えたいので

レッグエクステンション

(椅子に座って膝を曲げた状態から伸ばす)

をマシーンで行うことは部分的に鍛えることです。

 

 

逆に連続ジャンプの様なトレーニングは

同じように大腿四頭筋が鍛えられますが、

身体全体を使っており

身体の連動性が重要になってきます。

 

 

一見このように説明すると

スキーは身体を連動させて使うから

連動性を鍛えるトレーニングを鍛える方がいいのでは

と感じるかもしれません。

 

 

その考えは間違いではないですが、

正解にならない場合もあります。

 

 

部分的なトレーニングでも

連動性を鍛えるトレーニングでも

あなたにとって何が必要かによって

どちらを行う必要があるのか

変わってくるからです。

 

 

 

あなたには何が必要かを

イメージしながらこの先を読んでみて下さい。

 

 

連動性のトレーニングを

行ったとしても、

ある部分が上手く使えずに

他の部分に負担がかかっているケースがあります。

 

例えば先ほど出たジャンプトレーニングですと、

股関節が上手く使う事ができないせいで

その分の動きを膝が助けていて

結果的に膝に負担をかけるトレーニングを

行っているという事になります。

 

 

この事を『代償動作』といいます。

 

 

このケースでいえば

股関節が上手く使えない代償として

膝が動作しているということです。

 

この場合は当然連動性の高いトレーニングを行っても

成果が得られないので、

まずは代償動作の原因となっている

股関節の部分的な改善トレーニングを行う必要があります。

 

 

 

今度は逆に、マシーンやエクササイズなどの

筋力トレーニングで

身体を部分的に鍛え上げたとします。

 

 

見た目的には各部分が発達して

問題ないように見えますが

実際の運動は身体全体を連動させて行うので、

部分ごとに使う事を脳が覚えてしまっていると、

動きがちぐはぐになりかねません。

 

 

この場合は各部分をタイミングよく

効率的に使えるように身体全体を使うような、

連動性をきたえるトレーニングが必要です。

 

 

 

この事をよく私は料理にたとえますが、

部分的なトレーニングは

料理の材料を集めることです。

実際材料がなければどんなに腕が良くても

料理はできません。

 

連動性のトレーニングは

材料をいかにおいしい料理することです。

いかにおいしい材料があっても

料理の腕がなければ出来上がったものは

おいしくありません。

 

 

 

今の自分に足りていないものは何なのか?

 

 

よく考えてオフトレのメニューを決めていかなければ

思ったような成果は得られませんので気を付けて下さい。

 

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)