スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

密脚の落とし穴! 多くのスキーヤーが持つスタンスの誤解 301

読了までの目安時間:約 11分

 


 

前回の記事で

 

深く傾いた滑りの画像を見ていただき、

この状態はワイドスタンスか?

クローズドスタンスか?

 

というアンケートを

メルマガで行った事を

お伝えしました。

 

前回の記事をまだ読まれていない場合は

こちらから↓

スキーのスタンス(足幅)はワイドよりクローズの方が安定する? 300

 

 

さてあなたは

この画像を見て

ワイドスタンスに見えるでしょうか?

クローズスタンスに見えるでしょうか?

 

 

 

メルマガのアンケートの結果は

 

 

【ワイドスタンス】   約40%

【クローズドスタンス】 約60%

 

 

でした!

 

 

クローズドスタンスと感じる人が

やや多かったようですが

やはり意見が割れましたね。

 

 

 

ではなぜこのような質問をしたのかに

触れていきますね。

 

 

ワイドスタンスの定義は?

 

実はこの質問の答えに

正解不正解はありません。

 

 

なぜなら

ワイドスタンスの概念によって

意見が分かれるからです。

 

 

 

例えば

板の距離をスタンスの広さとして

捉えるなら

この画像はワイドスタンスになります。

 

 

 

 

しかし脚を開く幅、

つまり股を開いた時の距離を

スタンスと捉えるなら

この画像は密脚しており、

縦方向にワイドになっているだけです。

(縦方向にワイドというと

 言葉の意味としてはおかしいですが)

 

 

この横方向にワイドと捉えるか

縦方向にワイドと捉えるかで

認識が大きく変わってくるわけです!

 

 

 

その場でワイドスタンスで立ち、

画像の様に倒れて行ったら、

板の距離はワイドのままなのに

脚の幅はクローズになりますよね。

 

 

 

 

何となく画像を見て

2つの解釈がある事が

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

ワイドスタンスよりも重要な意識

 

 

そして本当に重要なのは

ここからです。

 

 

 

この2つの解釈のうち

実際に雪上で

 

「ワイドスタンスで滑って!」

 

と言われたら

 

あなたはどちらの解釈を

行うでしょうか?

 

 

 

実は一般スキーヤーの方の多くは

横方向へのワイドの意識を持ちます。

 

 

 

画像をクローズだと感じた人でも

実際行うと横ワイドの動作を

行うのも不思議なところです。

 

 

 

一方トップ選手達の多くは

言わなくても分かると思いますが

縦ワイドの動作を行います。

 

 

 

行うというよりは

滑っているスタンスから

自然に傾けば

そうなるといった感じですね!

 

 

 

ですから多くの選手達は

ワイドスタンスという

言葉よりも

 

 

 

【高低差】

 

 

 

という表現を使います。

 

 

 

このワードに

聞き覚えがありませんか?

 

 

 

 

トップ選手達が

深い内傾角を取り、

一般スキーヤーの方たちから見たら

ワイドスタンスに見えるシルエットも、

選手達にとっては

 

 

『高低差をつけている』

『内脚をたたむ』

 

 

といった縦方向への認識です。

 

 

 

「深い内傾角を取るには

 ワイドスタンスだ!」

 

 

 

とはあまり聞かないですよね。

 

 

 

ですから深い内傾角で

バランスを取るためには

ワイドスタンスといっても

横ではなく縦方向への

ワイドスタンス

つまり【高低差】がでる

身体の使い方が重要という事です。

 

 

 

くれぐれも

横のワイドスタンスと

縦のワイドスタンスを

混同しないようにだけ

気を付けてくださいね!

 

 

 

因みに

認識は混同していなくても

身体の動作として

縦にしているつもりが横になっている

というエラーが出ていては同じです。

 

 

 

クローズスタンス(密脚)の落とし穴

 

さてここまでで

ワイドスタンスと言っても

横方向のイメージと

縦方向のイメージがある

という事をお伝えしました。

 

 

 

一見トップ選手達が

深く傾いている時に

板の距離が広がり

ワイドスタンス見えますが、

これは股の距離としては密脚で

縦方向に板の距離が開いています。

 

 

 

しかし多くの場合、

ワイドスタンスをとって

と言われたら

プルークボーゲンの様に

横方向にワイドを取りますよね。

 

 

これでは深い傾きは取れません。

 

 

 

ここまではワイドスタンスをベースに

お伝えしてきましたが、

実はその逆のクローズスタンスにも

大きな落とし穴があります。

 

 

 

「クローズスタンスをとってください」

 

「スタンスを開かないように

 密脚してください」

 

 

 

と言われて

あなたはどのような意識を持ちますか?

 

 

 

当然ながら脚を閉じて

左右の板の距離を

縮めると思います。

 

 

 

 

しかしこれが

大きな落とし穴です!

 

 

 

これまでの話を

思い返してみてください。

 

 

下記の画像にもあるように

深い傾きを作るには

股の幅は密脚でも

板の距離は縦方向に

広がる事が重要ですよね?

 

 

 

 

しかし密脚を意識すると

股の幅をくっつけようとするあまり

板の距離も近づけたままに

しようとします。

 

 

 

要は

 

 

縦方向の距離、

つまり【高低差】が

生まれないように

自ら閉じようとしている

 

 

という事です。

 

 

 

【高低差】が生まれないと

どうなるか?

 

 

 

当然ながら内脚が邪魔になり

雪面に引っかかります。

 

 

 

すると内脚に荷重がいき

外脚が軽くなり開いていく

つまりシェーレンになる

という現象が起きます。

 

 

 

まとめると

 

 

 

・スタンスが開かないように

 クローズスタンス(密脚)を

 意識する

 

 

・クローズスタンスを意識するあまり

 縦方向の距離(高低差)も

 クローズしてしまう

 

 ↓

 

・高低差がないため

 内脚が引っ掛かる

 

 ↓

 

・内脚が引っ掛かると

 そこに荷重が加わり

 外脚が軽くなり逃げていくため

 スタンスが広がる

 

 ↓

 

・スタンスが広がるので

 また密脚を意識して…

 (振り出しに戻る)

 

 

という負のスパイラルに陥ります。

 

 

 

コブではただでさえ

斜面の高低差が変わるので

如実に上記のエラーが表れますね。

 

 

 

勿論クローズドスタンスが

取れない原因は他にもありますが、

スタンスを閉じようとするがゆえに

高低差が取れずに

スタンスが広がる原因を作る

という流れに陥らないように

気を付けてください。

 

 

 

こういった観点からも

スタンスを

横から視点と縦から視点で

きちんと分けて考える事は重要ですね。

 

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキーのコブ(不整地小回り)で使い分けたい“はやい”ターンの切り返え 298

読了までの目安時間:約 10分

 


 

スキーヤーが掲げる

目標の一つして

よく挙げられるのが

 

 

コブ斜面を滑りたい!

 

 

というものです。

 

 

 

モーグル選手のように

ハイスピードで

バンバン滑れなくてもいいので

安全かつ、丁寧に滑りたい!

と思った経験が一度はありませんか?

 

 

コブが上手く滑れない悩みで

多いのが

 

 

 

『入っても切り替えが間に合わずに

 すぐにポンっと

 はじき出されてしまう・・・』

 

 

といったエラーです。

 

 

 

次々と迫りくるコブに対して

切り替えが間に合わずに

途中で破綻……

 

 

この様な事を繰り返すと

必ず思う事が

 

 

「もっと速く切り返さなければ!」

 

 

といった事ですよね。

 

 

 

今回はコブ斜面を

切り替えが遅れてしまい

上手に滑れないと悩んでいる

スキーヤーの方が

意外と気づけない盲点を

お伝えします。

 

 

 

はやい切り換えに隠れた盲点

 

先ほどもお伝えした様に

コブが上手く滑れない悩みのうちの一つに

 

【切り替えが遅れてしまう】

 

というものがあります。

 

 

 

確かに次々迫りくるコブに合わせる為には

速く切り替えることが必要に思えます。

 

 

でもここで一つ考えて欲しい事があります。

 

 

 

 

それは

 

 

 

コブを速く滑りたいのか?

ゆっくり滑りたいのか?

 

 

 

という事です。

 

 

 

もちろんクラウンから

技術選レベルになってくると

いかにスピードを落とさず

滑ってくるかを求めます。

 

 

 

しかし、一般的に

コブ斜面が滑れるようになりたいと

思っているスキーヤーの多くは

 

 

 

「速くなくていいから

 できればゆっくり優雅に

 ターンスピードをコントールして

 コブを滑れるようになりたい…」

 

 

 

と思っているはずです。

 

 

 

 

ここで矛盾が生じているのが

お分かりでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

 

スピードコントロールして

ゆっくり滑りたいのに、

切り返しを速く速くしている

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

きっとあなたが

整地でダラダラゆっくりと

滑ろうとした時に

切り返しを速く速く!

とは思いませんよね?

 

 

ゆっくりゆっくり丁寧に

と行うはずです。

 

 

 

しかしコブだと

逆の現象が

起きているわけです。

 

 

 

でもこういった内容をお伝えすると

 

 

 

「いやいや、でもいつもコブで

 切り替えが遅れるせいで

 次のコブに入れないんです!」

 

 

「次のコブがどんどん迫りくるんです!」

 

 

 

といった声が聞こえます。

 

 

 

【コブをゆっくり滑りたいのに

 自らはやく切り返している】

 

 

という矛盾と

 

 

【はやく切り返さないと

 遅れて次のコブに入れない】

 

 

という問題・・・

 

 

この2つを整理する事が

コブを滑る為には

非常に重要になります。

 

 

2つの“はやい”を使い分けよう!

 

はやいタイミングで

切り返せば切り返すほど

どんどんターンははやくなってしまい、

早く切り返せないと

次のコブに間に合わない…

 

 

 

このジレンマを解決する為に必要なことは

 

 

『はやさ』の使い分け

 

 

です。

 

 

 

はやい切り替えしといっても

 

 

【早い】切り返し

 

 

【速い】切り返し

 

 

2種類ある事に

お気づきでしょうか?

 

 

 

簡単に言ってしまえば、

 

 

前者はターンの局面的な

タイミングの“早さ”であり

 

 

後者は板が切り替わる速度的な

“速さ”を意味しています。

 

 

つまり

 

【コブに遅れない為に

 はやい切り替えを!】

 

と一言で言っても

 

 

 

【1】切り替えのタイミングが早く

   板の切り替え速度も速い

 

 

【2】切り替えのタイミングは遅いけど

   板の切り替え速度は速い

 

 

【3】切り替えのタイミングは早いけど

   板の切り替え速度は遅い

 

 

【4】切り替えのタイミングが遅く

   板の切り替え速度も遅い

 

 

 

という4種類あるというわけです。

 

 

 

切り替えを

はやくしようとしているのに

コブに遅れてしまう人は

 

 

【3】切り替えのタイミングは早いけど

   板の切り替え速度は遅い

 

 

の状態だという事です。

 

 

 

せっかく早いタイミングで

ターンを切り替えても

板が速く回ってこないので

結局コブに入れない・・・。

 

 

 

つまりコブに遅れて入れないと

悩んでいる人が

本当に求めているものは

 

 

『早い』タイミングの切り替え

ではなく

『速い』速度で板が切り替わる事

 

 

 

という事です。

 

 

 

もし板を速い速度で

切り替えることが出来るのなら

トップ選手が言う

『コブは待て』

も実践できそうですよね!

 

 

 

待っていても瞬時に

クルッと切り替えせば

いいわけなので。

 

 

 

まぁこの部分は

本質を言ってしまえば

 

 

 

板が速く切り替えられるから

待てるというよりは

待てるからコブを利用して

板が速く切り替わる

 

 

とも言えるので

難しいところですが、

ここを話すとまた長くなるので

次回の記事でお伝えしますね!

 

 

まとめると

板を早いタイミングで切り返したいのか

板を速く切り替えたいのかを

一度分けて考えてみてください。

 

 

余談ですが、

小学生の頃

『速い』と『早い』の使い分けを

学校の授業でやりましたが、

なんで『おそい』は遅いだけなんだろうと

思っていました。

 

 

 

本当は

速い⇔遅い 早い⇔晩い

らしいのですが、

 

 

入社時期が私より早いと使うのに

入社時期が私より晩いとは使わない

でも

早熟、晩熟、

朝早い、夜晩い

と使うと言った様に

どちらも速度ではなく時期の事なのに

日本語って難しいです。

 

 

 

「ターンの切り替えの

タイミングが早すぎる!

もっと晩く切り替えても大丈夫!」

 

 

って書かれると違和感たっぷりですよね(笑)

 

 

夜になったらターン切り替えよー!

って感じに思えてしまいます(笑)

 

スキー技術

スキーを上達するうえで最優先で知らなければならない事は? 296

読了までの目安時間:約 9分

 


突然ですが

 

 

 

「東京に行くには東と西、

どちらに進めばいいですか?」

 

 

 

とあなたが質問をされて

パッと頭に浮かんだ答えは

何だったでしょうか?

 

 

 

 

この簡単な質問にも

いくつかの答えに分かれます。

 

 

 

まず当たり前ですが

あなたが住んでいる所を基準にして

西か東か判断するケースです。

 

 

 

西日本の人とからすれば

東京は東ですとなりますし、

東日本の人からすれば西となりますよね?

(まぁ南という感覚の方が強いですが)

 

 

もちろん東京にいる人は

ここですといった感じです。

 

 

上記の答えは

今住んでいる場所で聞かれたという

前提の中では

間違いではありません。

 

 

 

しかしそのような情報は

質問の中には

一言も入っていませんよね?

 

 

 

 

もしあなたが

そこに気付いている場合

この様な考えが浮かんだはずです。

 

 

「いやいや渡辺さん、

 そもそもどこにいるかによって

 変わってきますよ!」

 

 

 

はいその通りで、

この質問した人が

どこにいるかによって

答えが変わってくるわけです。

 

 

 

ここまでは当たり前の話ですが

この段階でピンとくることは

あるでしょうか?

 

 

 

実はスキーにおいて

上記と同じような事を

質問している、

もしくはその問いの答えを

雑誌やインターネットなどから

探しているケースが大半です。

 

 

 

「スキーが上手くなる為には

 どのようなポジションに

 乗ればいいか?」

 

「レースでタイムを良くするには

 どうすればいいか?」

 

「検定で合格点を出すには

 どうすればいいのか?」

 

「外脚と内脚の荷重比は

 何対何がいいのか?」

 

「板をたわませる為には

 どうすればいいのか?」

 

 

 

もちろん上記の問いは

決して間違えではありません。

 

 

 

ただ正しい答えを得るには、

 

 

 

 

自分が今どのような状態なのか?

という前提が明確である

 

 

 

という必要があります。

 

 

 

この前提がないと

先ほどの質問にある

「東京はどちらに行けばいいのか?」

と同じことになり、

 

 

「あなたのいる場所によって変わります」

 

 

としかなりません。

 

 

 

上達法よりもまずは自分の状態を知る

 

この様に

スキーの上達法を知る事よりも

 

 

【今自分がどのような状態になっていて

 さらにはその原因は何なのか?】

 

 

を知る事の方が

上達には最優先だという事です。

 

 

 

そこの質が高ければ高いほど

質の良い答えが見つかります。

 

 

 

同じ東日本でも

神奈川、埼玉、千葉

によって東京はどちらか変わるのと

同じですね。

 

 

 

スキーの上達法を知るよりも

自分の位置を知る事に

まずは力を入れてください!

 

 

 

因みに常識的に考えれば

答えはこれしかないだろう…

というものもあります。

 

 

 

東京の場所だと

今いる場所という前提によって・・・

と思いますが、

 

 

「北海道に行くには北と南

どちらに行けばいいですか?」

 

 

と聞かれるとどうでしょうか?

 

 

 

北海道ですと

 

「北海道より北はないから北!」

 

と反射的に思う方が多いはずです。

 

 

 

しかしこれもそうとは限りません。

 

 

 

なぜなら

ロシアにいる人からすれば

北海道に進むに南なわけです。

 

 

 

しかし

【北海道は日本の最北端】

という無意識の隠れた前提

私たちにはあるので

自分の立ち位置を考えず

パッと

 

「北海道に行くには北!」

 

と思ってしまいます。

 

 

 

スキーでよくある隠れた思い込み

 

なぜこのような面倒くさい

話をしたかというと

実際スキーでも

よくあるケースだからです。

 

 

 

 

例えば

 

 

 

「スキーは前傾と後傾どちらが良いですか?」

 

 

 

と聞かれてパッと

前傾!と思うはずです。

 

 

 

これは【スキーで後傾は良くない】

という隠れた前提のせいです。

 

 

しかしよく考えてみると、

 

 

 

・骨盤の話をしているのか?

 

・ポジションの話をしているのか?

 

・骨盤は前傾であっても

 上体が反っているのか

 丸まっているのか?

 

 

 

などなど

その人の立ち位置によって

全く答えは異なります。

 

 

 

ですから

スキー上達法を探すときは

まず自分が

 

 

『根本的にどのような状況になっているか?』

 

 

というのを考える事が最優先です。

 

 

 

そこがきちんと出来ていない為、

『いくら練習を重ねても上達しない』

という状態に陥ってしまいます。

 

 

 

大阪から東京に行きたいのに

一生懸命西へ走って

 

 

『なかなか着かないなぁ』

 

 

と悩んでいるようなものですね。

 

 

 

因みに自分の立ち位置を

確認する時に気をつけたいのが

 

 

 

 

一番目につくエラーが

本当に原因なのか?

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

膝が内脚に入って

X脚になってしまっていると

どうしても一番目につく

膝を何とかしたいと思います。

 

 

 

しかし本当の原因は

足首、股関節、腰・・・

といった他のところに

隠れているケースがよくあります。

 

 

 

そこを見誤ると

自分の正しい立ち位置が見えませんので

気を付けてくださいね!

 

スキー技術

スキースクールやキャンプで指導を受けても効果が出ない理由は?295

読了までの目安時間:約 9分

 


 

言わずとも

ご存知だと思いますが

スキーはシーズンスポーツであり

限られた期間しか出来ません。

 

 

 

そのせいか本当にシーズン期間は

あっという間に過ぎ去っていきます。

 

 

 

そのあっという間の貴重な時間だからこそ

なるべく効率よく

スキー上達に繋げたいのは

スキーヤーなら誰しも思いますよね!

 

 

 

その為に

スキースクールに入ったり

有名な選手や指導者が

行っているキャンプに参加

するわけです。

 

 

 

しかしサポートメンバーの方、

オンライン講座メンバーの方や

メルマガのご質問などから

良く感じるが

スキー上達に繋がらない

指導の共通点です。

 

 

 

 

基本的にスキー指導のみならず、

何かを人に伝える時に

必ずなければならないものが、

欠けているせいで

いくら指導を受けても

伸びない状態に陥ります。

 

 

 

 

その欠けているものとは…

 

 

 

 

 

 

共通認識

 

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

伝わる時の前提にある共通認識

 

例えばあなたが

車を運転していたとして

助手席の人から

 

 

「スピード出しすぎ!」

 

 

といわれたらどうしますか?

 

 

 

どうしますかも何も

とりあえずはスピードを緩めるはずです。

(無視してそのまま

突っ走る人もいるかもしれませんが)

 

 

 

この光景はごくありふれた

何の不思議もない事ですよね?

 

 

 

でもよく考えてみると

「スピードを出しすぎ」

と言っているだけで

「スピードを落としてください」

とは言っていませんよね?

 

 

 

さらに言ってしまえば

スピードの落とし方や、

なぜスピードを落として欲しいかも

言っていません。

 

 

 

もし正しく伝えるとしたら、

 

 

「こんなにスピードが出すぎていると、

 事故が起きそうで怖いと感じています」

 

「だからスピードを落として欲しいです。」

 

「そのためにはアクセルから足を離して

 ブレーキを踏む事で

 車のスピードを落としてください」

 

 

 

といった感じです。

 

 

もっと細かく言うなら

 

「ブレーキを踏む際は、

 一気に踏んでしまうと、

 車は止まりますが

 私たちは慣性の法則があり、

 前方に進み続ける力が働く為、

 シートベルトに締め付けられ…」

 

はい、

実際こんな人がいたら

なんだか面倒くさい人ですよね(笑)

 

 

 

ここまで言わなくても

 

 

「スピード出しすぎ!」

 

 

という現在の状況を伝えるだけで

上記の内容は伝わるわけです。

 

 

 

なぜ伝わるかわかりますか?

 

 

 

それは冒頭にも述べた

お互いの【共通認識】があるからです。

 

 

 

要は説明しなくても分かる

お互いにとって当たり前の話

という事です。

 

 

 

ではスキーの場合はどうでしょうか?

 

 

 

スキー指導に欠けている共通認識

 

 

例えばよくある

 

 

「外脚に乗れてない!」

 

 

という指導ワードが

よくあります。

 

 

 

あなたは

「外脚に乗れてない!」

と言われて

前回お伝えした車のシーンと

同じ解釈がきちんと出来ますか?

 

 

 

・自分がどういう動作をしているから

 外脚に乗れてないと言われたのか?

 

・外脚に乗れてないと何が起きるのか?

 

・具体的にどのような動作をすれば

 外脚に乗れるのか?

 

 

 

といった部分です。

 

 

 

この部分が分かっていれば

「外脚に乗れてない!」

という指導で十分です。

 

 

 

指導者側との共通認識が

きちんと取れているわけなので。

 

 

 

ただ『その部分を』を

習いに来ている状態だと

話は変わってきますよね。

 

 

 

先ほどお伝えした車の例で、

 

「スピードを落として欲しいから

 ブレーキを踏んで欲しい」

 

という内容をさらに細かく

 

 

「ブレーキを踏む際は、

 一気に踏んでしまうと、

 車は止まりますが

 私たちは慣性の法則があり、

 前方に進み続ける力が働く為、

 シートベルトに締め付けられ…」

 

 

なんて説明したら

なんだか面倒な人だと

伝えました。

 

 

 

でもスキー指導で、

 

「外脚の乗るためには

 まずは股関節がこの様に動かす必要があり

 そう動かす為にはこの様な感覚で…」

 

 

と細かく説明されたら

面倒な人でしょうか?

 

 

 

むしろそれを知りたかったんだよ!

と感じる方は多いはずです。

 

 

 

これぞ

共通認識があるかないかによって

感じ方が変わる部分です。

 

 

 

しかし指導者側の

技術レベルが高ければ高いほど

「外脚に乗れてない!」

全てか通じると思ってしまいます。

 

 

 

私たちが車にのって

「スピード出しすぎ!」

といって伝わる感覚と同じですね。

 

 

 

でも車を飛行機に置き換えると

恐ろしいと思います。

 

 

 

「高度落ちすぎ!」

 

 

 

と言われて、

「わかりました!」

とはならないのと同じです。

 

 

そもそもスロットルやら

フラップといった言葉さえ

知らない方がほとんどですよね。

 

(私は小さいころ

『パイロットになろう』

というゲームでお勉強?しました(笑))

 

 

 

話が反れましたが、

この様に共通認識がないのに

指導者側からしたら

当たり前の事だから

伝えてもらえないケースは

非常に多いです。

 

 

 

もしあなたが受講者側であれば

 

 

・いまどのような状態に

 自分はなっているのか?

 

・なぜそうなると良くないのか?

 

・具体的に身体のどのような動作をすれば

 指摘されていることが改善されるのか?

 

 

といった部分の共通認識を

指導者側ときちんと持てているか

確認して下さいね。

 

 

 

スキー技術 未分類

アルペンスキー選手の滑りに出る推進滑走を引き出す動作とは? 294

読了までの目安時間:約 10分

 


これまでの記事で

 

 

板の走りにおいて

重要となる推進滑走について

触れてきました。

 

 

 

推進滑走とは

そもそも何なのか?

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

 

 

これだけ重要だと言われながら

一般的に出来ない理由は

なぜなのか?

https://skiers-lab.com/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e6%8a%80%e8%a1%93/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%81%a7%e6%9d%bf%e3%81%ae%e8%b5%b0%e3%82%8a%e3%81%ab%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%81%aa%e6%8e%a8%e9%80%b2%e6%bb%91%e8%b5%b0%e3%81%8c%e5%87%ba%e6%9d%a5%e3%81%aa.html

 

 

これまでの記事をよんで戴ければ

ある程度理解できるかと思います。

 

 

 

なかなか推進滑走の

概念や重要性は分かっても

自分がどの要素が足りなくて

推進滑走が出来ないかは

分かりづらいものですよね。

 

 

 

推進滑走と一言で言っても

 

 

 

・推進滑走するために

 前方に移動する際の身体の使い方

 

 

 

・推進滑走しながら

 次のターンに入る為の身体の使い方

 

 

 

が必要であり

じゃあその身体の使い方には

 

 

 

・足首の部分

 

・股関節の部分、

 

・お腹周りの部分、腕、肩の部分

 

 

 

などなど

身体の各部にあり、

当然ながら不足しているものも

人によって違います。

 

 

 

 

また引き出しはあるのに

滑走イメージが違う為に

引き出せないケースもあります。

 

 

 

ですから以前にも

お伝えした様に

推進滑走が出来る為の

身体の使い方は●●です

と絞り込めません。

 

 

 

 

しかしそれでは

先に進まないので

今回の記事では

アルペン選手にみられる

推進滑走を引き出すある動作を

お伝えします。

 

 

 

 

アルペン選手の滑りにみられるある動作

 

 

 

まずは

アスペンスキー女王の

ミカエラシフリン選手の

10代のころのフリースキー映像を

ご覧ください。

 

引用:youtube

 

以前も紹介したかもしれませんが、

緩斜面でスピードもない為

一見すごく見えませんが、

女性選手特有の癖もなく

とても洗練された滑りです。

 

 

続いてこちらは

日本を代表する元アルペンスキー選手

佐々木明選手です。

6:30辺りから

フリーのスキーの映像になっていますね。

 

引用:youtube

 

 

 

さてこの2つの動画に

共通するある動きは

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

 

 

前方への腕振り

 

 

 

 

です。

 

 

 

これは非常に分かりやすく

 

 

 

「推進滑走はこっちだよ!」

 

 

とまさに教えてくれているかのようです。

 

 

 

この推進滑走方向へ

腕を使って前進を運ぶ動きは

アルペンスキーでは

よく見かける光景でした。

 

 

 

最近はジュニアの早いうちから

形を注意されてしまうので

あまり見ないか、

外脚側の腕を振る

片腕ずつのスイングが

多いかもしれません。

 

 

 

 

私も学生時代、

意味は解っていませんでしたが、

佐々木明選手の映像をみて

真似するように

腕を前にビュンビュン振って

身体を前!前!としながら練習していました。

 

 

(ただそれがカッコいいと思ってただけで

推進滑走の概念は無かったですがw)

 

 

 

今では滑っていても

あまり出ないですが

しばらくその腕を前に振る癖は

残っていましたね。

 

 

 

なのでレッスンで

推進滑走の見本を見せる時に

この動作をすると、

おぉ!なつかしい!

と思いながら滑っています。

 

 

 

基礎スキー界では流行らない理由

 

 

 

この腕振りに見られる

前方への意識は

アルペンスキーより

基礎スキーの方が薄い様に思えます。

 

 

 

なぜなら様式美が重要な

基礎スキーでは

こんな前方に腕を振っていたら

即注意されてしまうからです。

 

 

 

実際バッジテストをうけた

最初の講習で注意されたのを

覚えています。

 

 

 

それでも最近は

基礎スキーも

アルペンスキーの要素が評価されてきて

武田竜選手の様な

上半身を使って前に運ぶ動きをしても

高得点が出るようになってきましたね!

 

 

 

もちろんトップ選手達は皆

推進方向への動きをしているのですが、

滑りが洗練されているので

分かりやすい形であらわれません。

 

 

 

ですから今回紹介した

シフリンや佐々木明選手様に

アルペン選手のフリーで見える

前方への腕振りは

推進滑走をとても分かりやすく

表現しているので

ぜひ他にも動画を探して

参考にしてみてくださいね!

 

 

 

他にも推進滑走が分かりやすいお手本

 

 

上記では

アルペンスキー選手の

フリースキーでよくみられる

前方への腕振りを

お伝えしてきましたが、

他にも分かりやすい動作があります。

 

 

 

それがスキーグラフィックさんが

公開している

オーストリアメソッドです。

 

 

1:33辺りをご覧ください。

 

 

ご覧いただくと分かりますが、

ターン後半から切り替え、

そしてターン前半までに

思いきり前方へ

身体を運んでいるのが分かります。

 

 

 

映像的には上方向に

立ち上がっている様にも

見えますが、

本当に上だけでしたら

板(足場)は前に進んでいるので

後傾になるはずです。

 

 

 

この様に前方方向への意識付けを

基本練習の内から

行っている事で

自然と推進滑走が

身につくという事ですね!

 

 

 

ぜひあなたも

これらの動画を参考に

推進滑走の意識を

取り入れてみてください。

 

スキー技術

スキーで“板の走り”に重要な推進滑走が出来ない3つの理由 293

読了までの目安時間:約 14分

 


 

前回の記事で

板の走りを引き出すための

推進滑走とは何か?

 

 

という事をお伝えしてきました。

 

 

まだご覧になっていない方は

こちらからどうぞ↓

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

 

 

簡単にいってしまえば

切り替えてから横(谷側)ではなく

切り替えてから前(推進方向)の意識

重要という事です。

 

 

 

これを聞くと

一見当たり前の様に

感じるかと思います。

 

 

 

しかし多くのスキーヤーは

なかなか谷側の意識から抜けられず

この推進滑走が出来ていません。

 

 

 

 

今回は

簡単そうに見える

推進滑走が難しい理由を

3つに分けて

お伝えしていきます。

 

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その①

 

 

 

推進滑走が出来な理由の一つ目は

 

 

 

 

トップ選手達が

推進滑走をしているように

みえない

 

 

という点です。

 

 

 

この理由の影響は

かなり強いと感じています。

 

 

 

トップ選手達が滑って

板がピュンッと走った時

その走りに置いて行かれないように

ものすごい勢いで前方向へ

板について行っています。

 

 

 

しかし足が長く伸び

内側への傾きも生まれる為

どうしても

 

 

 

推進滑走をしているように見えず、

板が自分から離れていき

足が伸びている様に見えてしまいます。

 

 

 

 

本当は推進滑走の力があるから

ターン前半から外脚が抑えられて

その抑えを元に傾いていく

と言った現象が起きます。

 

 

 

しかし足が遠くに出ていく部分が

印象に強いので

自分は内側に傾き(谷)

板だけ前(推進方向)

という現象が起き、

一般的によく言われる

 

 

 

【ターン前半の捉えが甘い】

 

 

 

という状況になります。

 

 

またしっかり推進滑走を行っていても

視覚的に板の真上に乗っている様にしか

見えないのも、

推進滑走があまり意識されない理由の

一つです。

 

 

 

あれだけ深い内傾角を見ると

どう見ても

身体は谷側に傾き

板だけが遠くに出ていくように

見えますよね(苦笑)

 

 

 

でも実際は

 

 

 

・前半から板に乗りこんでいく

 

 

・板から遅れないようにする

 

 

・板の真上に居続ける

 

 

 

といった推進滑走を用いらなければ

不可能なワードは多く出ています。

 

 

 

これが推進滑走が難しい理由の一つ目

【そんなことしている様に見えない】

という内容です。

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その②

 

 

 

推進滑走が難しい2つ目の理由は

 

 

 

 

滑走スピードで補ってしまう

 

 

 

ということです。

 

 

 

これはクラウンと言った

エキスパートレベルの

スキーヤーによくある状況です。

 

 

 

このレベルのスキーヤーは

推進滑走なんか意識しなくても

それなり板がたわみ走りを引き出せます。

 

 

 

なぜなら高速域で

ターンが出来る為

ある程度推進滑走を意識しなくても

板が切り替えた後

そのスピードを利用して

板が推進方向に進みます。

 

 

 

ただあくまでも

自らの意識というよりは

滑走スピードに助けられた

推進滑走の為、

理想としているトップ選手の様な

板の走りと比べて

何となくのっぺりしているように見えます。

 

 

 

もちろん上記のレベルであれば

一般的には十分すぎるほど

板が走り、上手く見えます。

(普通に滑る分には十分ですw)

 

 

ただそのレベルだからこそ

自分自身でトップとの板の走りの違いが分かり、

 

 

「どうすれば

 もっと板の走りを

 引き出せるのだろう・・・」

 

 

 

と悩んでしまうわけです。

 

 

 

 

そしてもっと板を身体から

離そうとしてしまったり

もっと外脚に力を伝えようとしてしまい、

何だかせっかく綺麗に動いていた

板の動きがおかしくなる・・・

 

 

 

といったスランプに陥ります。

 

 

 

本当は推進滑走を意識するだけでも

板の走りは全然違ったものになるのに

勿体無い状態です。

 

 

 

では、

 

 

・自らの意識で推進滑走を使えているのか?

 

・それとも、滑走スピードで補っているか?

 

 

という違いを見分ける

簡単な例をお伝えしておきます。

 

 

 

それは

 

 

 

漕いで漕いで

クロ―チングを組んで・・・

といった高速域の力を

使わなくても

板の走りがある滑りが出来るか?

 

 

 

という練習です。

 

 

 

滑走スピードで補っている

スキーヤーの多くは

とにかく助走をとって

スピードを出したがります。

 

 

そして2,3ターンで終了・・・

 

 

 

といった感じに陥りやすいです。

 

 

 

それが決して悪い事ではありませんが、

トップ選手達は

タラーっとスタートして

斜度もスピードもあまりないところでも

板が生き物のように

ピュンピュン加速していきます。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

・スピードがなきゃ

板の走りを表現できないのか?

 

 

・ある程度スピードがなくても

板の走りが表現できるのか?

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

エキスパートに多い

この理由【2】は、

エキスパートだからこそ

気付くのに難しい部分なので

ぜひあなたも読んでいて

当てはまるなら意識してみてくださいね!

 

 

 

 

 

推進滑走が出来ない理由その③

 

 

推進滑走が難しい3つ目の理由は

なかなか修正が難しいです。

 

 

 

それは

 

 

 

 

推進滑走を可能にする

身体の引き出しがない

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

推進滑走をする為に

身体を前方に運ぶ意識を持ちますが、

この【身体を運ぶ】が厄介です。

 

 

 

なぜなら身体とは人によって

動かし方が変わるからです。

 

 

 

頭から突っ込んでしまう人もいれば

上に抜けてしまう人・・・

 

 

 

一見前方に行っているようで

お辞儀しているだけで

お尻は落ちてしまう人・・・

 

 

などなど前方へ身体を運ぶといっても

人によって動作は様々です。

 

 

 

そして何より厄介なのが

前方に身体を運んだ後です。

 

 

 

推進滑走と言っても

ただ次のターンの方向に

直進していく事(斜滑降)は

基本的に誰でもできます。

 

 

 

ただそうすると、

ターンが極端に大きくなる、

曲がれなくなる、

といった不具合が生じます。

 

 

 

確かに谷側に身体を運べば

曲がるイメージはできますが、

前方方向に身体を運んでも

曲がるイメージはなく

そのままコース外に

突っ込んで行ってしまいそうですよね(汗)

 

 

 

つまり推進滑走と言っても、

ただ斜滑降をすればいいのではなく

推進滑走しながら次のターンに入る為の

動作をしなければなりません。

 

 

 

いわゆるトップを捉える動作です。

 

 

 

推進滑走でピュンと板を走っても

次のターンに繋げられなければ

意味がないですよね。

 

 

 

つまり本当の意味での推進滑走は

板の走りを引き出すのと同時に

その推進力が次のターン前半の

外脚の抑えになる事です。

 

 

 

ここで身体の引き出しがないと

谷側方向に身体が行くしかなく、

(そうでないとターンが出来ないので)

板の走りは生まれません。

 

 

 

 

つまり

 

 

・推進滑走するために

 前方に移動する際の身体の使い方

 

・推進滑走しながら

 次のターンに入る為の身体の使い方

 

 

といった部分の引き出しがないと

推進滑走が難しいということになります。

 

 

 

じゃあその体の引き出しは何か?

 

 

 

という部分ですが、

これもまた厄介です。

 

 

 

その身体の使い方は

足首の部分、股関節の部分、

お腹周りの部分、腕、肩の部分などなど

身体の各部にあり、

当然ながら不足しているものも

人によって違います。

 

 

 

また引き出しはあるのに

滑走イメージが違う為に

引き出せないケースもあります。

 

 

 

ですから明確に

推進滑走が出来る為の

身体の使い方は●●です

と絞り込めないのは

何となくあなたも

ご理解いただけると思います。

 

 

 

それでも多少分かりやすいヒントとして

次回アルペンスキーのトップ選手が行う

推進滑走を引き出している

【ある動作】をご紹介します。

 

スキー技術

スキーが上手くなったのに、滑りが元に戻ってしまう理由は? 291

読了までの目安時間:約 13分

 


 

雪上の練習を通して、

上手くなったと思ったのに

しばらくすると

 

 

「あれ?元の滑りに戻ってる?」

 

「また悪い癖が出てる?」

 

 

といった様な経験が

あなたにもありませんか?

 

 

 

こんな時ほど

ショックな事はないですよね…

 

 

そこで今回は

新しい事ができるようになる事と
同じくらい重要である

 

 

『出来たことを忘れない為には』

 

 

という事について
お伝えしていきたいと思います。

 

 

この事は動画でも

配信していますので

ご興味がある方は

こちらかどうぞ

 

 

 

なぜ出来た動作を忘れてしまうのか

 

 

今回のお話をするきっかけになったのは
メルマガ読者の方からの

この様な質問がきっかけです。

 

 

 

ここから(一部抜粋)

 

――――――――――――――

 

話はそれますが、
日頃仕事をしていて感じることで、
記憶力を短期の記憶力と
長期の記憶力に分けた場合、

 

 

短期間にたくさんの事を
覚える能力も大切ですが、
大事な出来事や重要なことを
長期間覚え続けることの方が
仕事には重要と感じています。

 

 

スキーに置き換えると、
新しい動作を覚えるのも大切ですが、
出来た動作をでき続けることも、
新しい動きを覚えるのと
同じくらい大切かなと。
(積み重ねが大切)

 

メルマガでのリクエストですが、
できた動作(動き)を忘れてしまうメカニズム、
できた動作をでき続けるようにするには
どうするべきか?

 

そんなシリーズを
やってもらえると嬉しいです。

――――――――――――――

 

Kさんメッセージありがとうございます。

 

 

 

仰る通り、
スキーは何か新しい事を
習得する事に意識が向きがちですが、
それと同じ位
出来たことが出来続ける事も
大事ですよね!

 

 

 

『この間は
調子よく外脚に乗れたのに
何だか今日は全然だめだなぁ・・・』

 

 

 

といった様な経験が
あなたにもありますよね!

 

 

では

 

 

『できた動作を

 でき続けるようにするには
 どうすればいいのか?』

 

 

という問題を分かりやすくする為に
まずは。

 

 

 

1.そもそもなぜ出来た動きを忘れるのか?

 

2.出来た動きを
  忘れないようにするためには?

 

 

の2つのテーマにわけたいと思います。

 

 

 

まずは

1.そもそもなぜ出来た動きを忘れるのか?

についてです。

 

 

人が忘れるメカニズムは
脳科学や心理学と言った
各分野で研究が行われていますが、
そもそも『忘れる』という事は
生きるうえで非常に重要な能力

だからです!

 

 

嫌なことがあった時に
忘れられなければ、
人間はストレスで
生きていく事ができません。

 

 

例えば
家族と喧嘩をしたとしましょう。

 

 

記憶が正確であるほど
ケンカをしたという
ネガティブな記憶がそのままになり,
家族の関係は修復が難しくなります。

 

 

しかし,
人間は忘れるという機能をもっているので,
その後の関りの中で記憶を修正し,
新たな関係を築くことが
できるようになりますよね。

 

 

ですから、
忘れるというデメリットの面ばかり
意識してしまいますが、
実は忘れることが出来る能力は
生きていいくうえでは
非常に重要なんです。

 

 

 

ここまでは
よく聞くありきたりな
情報だと思います。

 

 

 

ではスキーの様な
スポーツにおける動きの忘却について
もう少し深堀していきます!

 

 

 

スキーにおいて
せっかくできたことを
忘れないようにするためには
他の記憶と同様に

 

 

短期記憶として残っている情報を
繰り返し行う事で
長期記憶にしていくという

 

 

 

流れは変わりません。

 

 

 

しかしそれが
スキーをはじめ
スポーツにおいては
なかなか難しいです。

 

 

 

なぜなら

 

新しい動きを

繰り返していくうちに
別の動きをしてしまうから!

 

です。

たとえば、
英単語の場合

 

「猫って英語で何だっけ・・・」

 

という場合
すぐ答えを見れば
catという正解がでますよね。

 

 

ですから毎回正しく
繰り返すことが出来ます。

 

 

 

では外脚に乗るという感覚を
掴んだとして、

 

「外脚乗るってどうするんだっけ?」

 

という場合
すぐに正解が出るでしょうか?

 

 

 

これが出ないから
悩ましいんですよね。

 

 

 

つまり、
勉強の様な暗記と違い、

 

スキーの様な

スポーツ動作の場合、
繰り返し行う際に、
毎回正解を導き出すのが難しい

 

 

という事です。

 

 

 

この事から、
スキーの動きは

 

繰り返し練習しても
忘れてしまうのではなく
いつの間にか
違う動きになっている

 

ということです。

 

 

 

動きを忘れているというよりは
違う動きで上書きしている感じですね。

 

 

 

出来た動作を忘れない為には?

 

 

次に

 

 

2.出来た動きを
  忘れないようにするためには?

 

 

についてお伝えしていきます。

 

 

忘れない為には

当然ですが繰り返し行って

身体に染み込ませていく

必要性があります。

 

 

 

ただ、

そもそもその正しい動きを

繰り返すことが

難しいというのは

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

では正しい動きを繰り返し行って
忘れないようにできるのか?

 

 

 

実はそのポイントは

 

【忘れる能力】

 

 

です。

 

 

 

「えっ!?忘れたくないのに
 忘れる能力が重要?」

 

 

 

と混乱されたかもしれません。

 

 

 

実は正しく繰り返しているつもりでも
いつの間にか間違った動作を
行ってしまう原因は

前のエラー動作を
忘れられないからです!

 

 

せっかく新しい動きを覚えても
無意識に染みついた
昔の動きを忘れられない為に
新しい動きを忘れてしまうという事です。
(ややこしいですねw)

 

 

 

この昔の動きの厄介なところは
【無意識】という部分です。

 

 

 

無意識だからこそ
やっている事にも気づけません。

 

 

 

因みに余談ですが
人間の行動の95%以上は
無意識で決定されています。

 

 

 

朝起きて顔を洗う時に、

 

 

 

えっと蛇口をこちらに
これぐらい捻って、

 

 

腕をまくるには
まずは裾を手でつかみ、

 

 

ここまで上げて、
そこから・・・・

 

 

といったように
毎日の生活で繰り返し行われている
全ての動作を意識したら
頭がパンクしそうになりますよね。

 

 

 

このように

無意識下に落とされている
行動を変えるのは

非常に大です。

 

 

 

 

無意識で行ってしまう癖に気づき忘れる為に

 

 

スキーで覚えた
新しい動作をわすれるためには
これまでの動作を忘れる必要があるけど
忘れたい過去の癖は
ほとんど無意識で行ってしまう為に
本人も忘れようと思っても
そもそもやっているかどうかすら
気付けません。

 

 

 

どうすれば
無意識で行っている
過去のエラー動作を
忘れられるのか?

 

 

それは

 

 

わざと間違った動きも
意図的にやる!

 

 

という事です。

 

 

つまり無意識で行っている動作を
わざと有意識にすることで
間違った動きをした事に
気付きやすくします。

 

 

 

これはサポートメンバーの方には
よくやってもらうのですが、
ある程度新しい動きが
出来るようになってきたら

 

 

「じゃあ、さっきまでやっていた
 間違った動きを出来ます?」

 

といってエラー動作も意識的に
行ってもらいます。

 

 

 

そうすることで、
その後繰り返し
練習する際に
間違った動作に気付きやすくなり
反復練習の精度があがります。

 

 

 

どうしても
正しい動きばかり練習しがちですが、

【間違った動きを正しく再現できる】

という能力も
新しい動きを忘れないうえで
非常に重要だという事です。

 

 

 

もしあなたも
何か新しい動きがわかった時は
その動きをひたすら
練習するだけでなく

 

「いま出来たのはこうだけど
これまではこうしてたのか・・・」

 

という具合に
過去のエラー動作も
行ってみて下さいね。

(あんまりたくさん
 やらなくていいですがw)

 

スキー技術 トレーニング論

スキーが上達するうえで、最も入手困難な材料は? 290

読了までの目安時間:約 9分

 


 

前回までの記事で

スキーの練習には

トレーニングとプラクティスがあり、

 

スキーが上達する為の
材料がないまま練習しても
これまでの滑りを強化する
トレーニングだけど、
上達に必要な材料を集める段階まで
掘り下げるとプラクティスになる!

 

 

 

という事をお伝えしました。

 

 

 

何度もお伝えしておりますが、
トレーニングがダメなわけではなく、
プラクティスで新たな動きを覚えたら
繰り返して無意識化していく
トレーニングは必要です!

 

 

要は自分の成長段階合わせた
使い分けが重要ですね!

 

 

 

今回は

プラクティスする為に必要な
材料でもっとも重要でありながら
手に入れるのが困難なものは何か?

という部分をお伝えしていきます。

 

 

 

上達に悩むスキーヤーが持っていない材料は…

 

あなたは
自分がスキー上達する為に
必要だけどなかなか得られないなと
感じる材料は何でしょうか?

 

 

 

筋力?
体力?
柔軟性?(可動域)
操作性?
メンタル?

 

 

 

いろいろ思い浮かぶと思います。

 

 

 

 

しかしこの中のどれよりも
入手が困難なものがあります。

それは・・・

 

 

 

 

 

 

情報

 

 

 

 

です!

スキー上達に悩むスキーヤーの多くは
そもそも自分のスキー上達にとって、
もっとも何が必要か分かる
情報がありません。

 

 

 

 

たとえばくの字姿勢が出来ない人が

 

 

 

『くの字姿勢はここをこう動かせば
 出来るんだよな。
 よしどんな感じでやれば
 それができるか練習しよう!』

 

 

 

と思っているとします。

 

サラッと言っていますが、
この状態になるには
非常に難しいです。

 

 

 

 

上記の場合、
ここをこう動かせば出来る
という情報があります。

 

 

 

しかしほとんどの場合は
次の行動に移る為の情報が欠けている為
スキー上達に最も必要な
プラクティスができません。

 

 

 

 

逆に正しい情報さえ手に入れてしまえば
後はやるだけですよね?

これはスキーに限ったことではなく
日常生活においても同じです。

 

 

・何をすればテストで点が取れるのか?

 

・何を入れれば料理がおいしくなるのか?

 

・どうすれば商品が売れるのか?

 

・何が健康にとっていいのか?

 

 

など情報にはとてつもない価値があります。

 

 

 

しかしスキー界は
情報がないというよりは
山のように溢れているのに、
自分に必要な情報が
ほとんどない・・・・

 

 

という状態の為
自分のスキー上達に必要な
情報を集める事ができません。

 

 

 

でもここで一つ考えてみて下さい。

 

 

 

情報こそが一番価値があり、
重要だとお伝えしましたが、
どうすれば上手くなるか?

といった情報なんて
全然ない子供は
なぜどんどん上手くなるのでしょうか?

 

 

 

 

子供でなくても、
それほどスキーの事は

よく分かってなくても
上手くなっていく人もいます。

 

 

 

逆に知識はもの凄くあるのに
なかなか滑りが変わらない人もいます。

 

 

これだと
情報が一番重要という話とは
真逆ですよね?

 

 

 

なぜ情報がない人でも上手くなるのか?

 

 

実は子供の様に
難しい事はよく分からなくても
上手くなる人たちは
情報を持っていないようで
多くの情報を手にしています。

 

 

 

その代表的な物が

 

 

 

視覚情報

 

 

 

です。

 

 

 

 

子供は難しい事は分からなくても
見て真似る事でどんどん
上手くなっていきます。

 

 

 

これは子供たちにとっては
スキー上達は視覚情報があれば
他の情報がなくても
それを真似するだけで
十分上手くなるケースが
多いという事です。

 

 

 

でも視覚情報を得ているのは
滑りが変わらず悩んでいる
スキーヤーだって同じはずですよね?

 

 

 

しかし、
視覚情報を得て

真似ようとしても
出来ない・・・

 

 

 

ここら辺を才能だと
誤解するケースがありますが、
単純に

 

 

その人の上達に必要な情報が
視覚情報ではなかった!

 

 

というだけです。

 

 

 

言い方を変えるなら

 

 

 

『視覚情報だけでは
上達できる状態ではない』

 

 

 

とも言えます。

 

 

 

視覚情報だけで上達できる状態とは
これまでにもお伝えしてきた通り

その動作が出来る身体の状態です。

 

 

 

 

この様に
効率よく上達するには

あなたにとって
もっとも重要な情報を
いかに手に入れるか?

という事です。

 

 

 

一生懸命雑誌を読んで

DVDやインターネットで

動画を見ても、

あなたに必要な情報が

そこになければ当然ですが

スキーは上手くなりません。

 

 

 

 

情報は本当に価値があるものですが、
実際は情報自体に価値があるわけではなく、
その人によっての価値が変わる為、
この情報を手に入れれば上達する
というものがないのも
難しいところですね。

 

 

 

 

あなたの滑りを変えるうえで

今もっとも必要な情報は

何でしょうか>

 

 

 

ぜひこの部分を手に入れて
トレーニングだけでなく
プラクティスを行う事で
スキー上達に繋げていって下さい!

 

 

ジュニアスキー スキー技術 トレーニング論

【指導者注意!】スキーの見本は上手に滑ってはいけない? 287

読了までの目安時間:約 12分

 


前回の記事で

上手な人の真似とすると

 

 

 

【真似して上達する人】

 

【真似しても上達しない人】

 

【真似する事で逆に滑りが狂う人】

 

 

 

の3パターンに分かれる!

 

 

そして

 

 

 

自分がどのパターンになるかは

鏡の前で、

目をつぶって形を取り

確認する!

 

 

 

という内容をお伝えしました。

 

 

 

まだ読まれていない方は

 

こちらから↓

【上手な人を真似してもスキーが上手くならない? 286】

 

 

 

 

 

 

 

あなたは

脳内のイメージと現実の動きに

イメージギャップがあったでしょうか?

 

 

 

さて今回は

指導する側に回った時に

とても重要なポイントをお伝えします。

 

 

 

人を指導する機会がない人には

あまり関係ない事ですが

知っておくと自分がレッスンを受ける時に

とても役立つ内容ですので

是非参考にしてください。

 

 

 

 

上手な見本に隠された落とし穴

 

ずばりタイトルにもあるように

指導する時は

基本的に

 

 

 

 

見本はきれいに滑ってはいけない!

 

 

 

 

という事です!

 

 

 

指導する側からしても

受講生側からしても

【?】マークが浮かびますよね。

 

 

 

その理由をお伝えします。

 

 

 

きっと見本で滑る時は

受講生たちが目指すべき

理想の滑りを行うケースが大半です。

 

 

 

例えば

 

 

【深い内傾角のターン】

であれば、雪面につくような

傾きのあるターンを!

 

 

【くの字姿勢がきちんとあるターン】

であれば斜面に合わせた

適度なくの字のターンを!

 

 

といった感じですね。

 

 

 

しかし多くの場合、

受講生がその見本を真似しても

その滑り通りには行きません。

 

 

 

なぜならこれまでにも

お伝えした通り

 

 

 

 

受講生はイメージギャップを

持っているからです!!

 

 

 

 

見本の先生が深く傾くのを見れば

それを真似して内倒する

 

 

 

適度なくの字姿勢を見れば、

それを真似して、

あまりくの字のない

ストレート軸になる

 

 

といった感じです。

 

 

 

こうなると

指導者側は

 

 

「なぜ見本で見せているのに

 やってこないんだ?」

 

 

となり、

 

 

 

受講者側は

 

 

「なぜ、見本通りやってきたのに

 できないんだ?」

 

または

 

「見本通りやっても

 なんで注意されるんだ?」

 

 

となるわけです。

 

 

あなたも

レッスンや仲間の指導を受けたときに

この様な経験がありませんか?

 

 

 

この状態にはまると

滑りが変わらないまま

一日が終わってしまいます。

 

 

 

それどころか余計な癖を

染み込ませるケースも

めずらしくありません。

 

 

 

厄介なことに

その指導者が上手いほど

余計な動きをしない為

真似の難易度が上がります。

 

 

 

では見本はどのように

滑るべきなのでしょうか?

 

 

 

 

受講者が上手くなりやすい見本とは?

 

 

もちろん上手な見本の真似をして

どんどん滑りが変わっているなら

それでOKです!

 

 

 

でも大半が

上手な見本を真似しても

その見本通りに滑れません。

 

 

 

それは

イメージギャップがあるからですね。

 

 

 

ではどのような見本が理想的なのか?

 

 

 

それは

 

 

 

イメージギャップを考慮した滑り

 

 

 

です!

 

 

 

といっても分かりづらいと思いますので

簡単な例で説明します。

 

 

 

例えば

 

 

【外脚に乗る為にくの字姿勢を取りたい】

 

 

という目標をもつ

受講生の方がいます。

 

 

 

 

まずは私が、

その目標のイメージ通りに

適度なくの字姿勢ですべります。

 

 

 

そして

それを真似して

受講生の方に滑ってもらいます。

 

 

 

そうするとほとんどの場合

軸がほぼストレートで

くの字のシルエットが出ません

 

 

 

もちろんビデオでも

確認してもらいます。

 

 

 

そこで次に、

股関節を入れて、

くの字を強めにとり、

一般的には外向傾強すぎると

注意される滑りをします。

 

 

 

受講生側が

 

 

「本当にあんなにやるの?」

「さすがにあれはやりすぎでは・・・」

 

 

と感じるぐらいのレベルです。

 

 

 

その後、真似をして滑ってきてもらい

またビデオで確認してもらうと、

出てくる言葉が

 

 

 

「全然普通ですね(笑)」

 

「あれ?もっとやってきた

 つもりなんですが・・・」

 

「あれぐらいやっても

 こんなもんですか!」

 

「むしろまだ足りないですね」

 

 

というものです。

 

 

 

大抵の場合、

大げさに思えるぐらいの

動きを真似すると

目指すべき動きが出来てくる、

もしくはそれでも足りない

というケースがほとんどです。

 

 

 

この様に

理想の滑りを真似すると

(今回の場合は適度なくの字)

理想とは程遠い滑りとなり、

 

 

 

理想ではなく

やりすぎるぐらいの

イメージギャップを顧慮した

滑りを真似すると

(今回の場合は注意されるぐらいの

過度なくの字)

理想的な滑りとなる、

 

 

 

という事ですね!

 

 

 

ここでのポイントは

 

 

 

必ず映像で確認してもらう!

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

上記の流れを行って

滑りが変わり、

こちらが

 

 

 

「いいですね!

 今ぐらいでちょうどいいです!」

 

 

 

と伝えても、

こちらを信じてないわけでは

ないですが、

視覚情報のフィードバックがないので

イメージギャップは埋まりません。

 

 

 

脳内では

 

 

「これで本当にいいのか?」

 

 

という疑問が残ったままです。

 

 

 

 

『えっ?こんなにやっても

 この滑りなの?』

 

 

というイメージギャップを埋める経験が

とても重要という事ですね!

 

 

 

本当に見本となる滑りと

見本の滑りになる為に

イメージして欲しい滑りと

使い分けることが

非常に重要だという事が

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

受講者側に回った時も、

 

 

『今先生が行った

見本の滑りをするなら

あの動きをもっと過度にやって

丁度いいくらいかな』

 

 

と自らイメージギャップを調整する

意識をもってみてください。

 

 

それでやりすぎと言われたら、

イメージギャップが少ないという事なので

見本の滑りをそのまま真似すれば

問題ないので!

 

 

因みに今回の話は

あくまでもイメージギャップを

埋めるための話です。

 

 

いつも言っておりますが、

大前提として、

そもそもその動きができる

身体の引き出しが必要です。

 

 

そもそもその動きが出来ない人が

いくらイメージギャップを埋める動きの

真似をしても

滑りは全く変わりませんので

気を付けてくださいね!

 

スキー技術

上手な人を真似してもスキーが上手くならない? 286

読了までの目安時間:約 11分

 


タイトルを読んで

 

 

「えっ、間違いでは?」

 

 

と感じたかもしれません。

 

 

 

スキーに限ったことではでなく

スポーツ全般において

上達の近道は

上手い人の真似をする

とよく言われています。

 

 

 

あなたも、

トップ選手やコーチ、

仲間内の上手い人をなど

理想とする滑りに近い人の

真似をして滑る事が

あるはずです。

 

 

 

 

しかし、

この上手い人の真似をしても

 

 

 

 

・上手くなる人

 

 

・上手くならない人

 

 

・逆に滑りがおかしくなる人

 

 

 

に分かれます。

 

 

 

そして大半が

上手くならないか、

さらに滑りがおかしくなる人

です。

 

 

 

そうでなければ

スキー上達に悩むスキーヤーは

もっと少ないはずですよね。

 

 

 

では上手い人の真似をしても

上達するかしないか

分かれる原因はどこにあるのでしょうか?

 

 

 

どうして真似をしても上手くならないのか?

 

上手な人の真似をしても

上手くなる人とならない人に

分かれるポイントの一つに

 

 

 

自分のイメージと

自分の身体とのギャップが

大きいか小さいか?

 

 

 

という点があります。

 

 

 

頭の中のイメージと

実際に身体の動かした時の

イメージの差、

イメージギャップが大きいと

本人は真似をしているつもりでも

実際は全く違う動きをしています。

 

 

 

その段階で

 

 

『真似しているんだけど

 上手く真似できないなぁ・・・』

 

 

 

と感じる人は

上達しない人に入ります。

 

 

でもそれはいい傾向です。

 

 

なぜなら

 

 

 

自分がマネできていない事に

気付いているから

 

 

 

です。

 

 

 

もっとも厄介なのが

 

 

 

『上手い人と同じように真似しているのに

 なぜ滑りが変わらないんだろう・・・』

 

 

 

という人です。

 

 

 

これは実際やりたい動作を

身体の違う部分を使って行っている

つまり代償動作で行っている事に

気付いていない

おかしな癖を身に着けながら

滑っていることになります。

 

 

 

 

あなたはどのタイプ?

 

例えば上手い選手の

とても深いくの字姿勢の滑りを

真似したとします。

 

 

 

Aさんは

その選手と同じ関節を使って

上手にくの字姿勢の真似をして

滑りが変わりました。

【真似して上達する人】

 

 

 

Bさんは

くの字姿勢を真似しても

自分は上手く作れないと

悩んでいます。

【真似しても上達しない人】

 

 

 

Cさんは

くの字姿勢をとる際

トップ選手は股関節を使っているのに

膝を内側に入れたり、

上体だけ外側に傾けてくの字姿勢を

とってしまいます。

 

 

しかしそのことに本人は

真似しているつもりが

全く違う動作を行っている事に

気付いていません。

【真似する事で逆に滑りが狂う人】

 

 

 

 

このように

上手い人を真似するといっても

人それぞれ結果が異なるわけです。

 

 

 

因みにジュニアは

身体が自由に動く状態の子が多いため

すぐ真似して上達していきます。

 

 

 

注意したいのは

ジュニアだからといって

誰でもそうなるわけではなく、

大人と同様、

イメージ通り動かない子は

真似しても伸びません。

 

 

 

最近は自由度の低い運動ばかりやるので

身体が自由に動かない子が多いです。

 

 

 

 

さてここまでで

上手な人を真似しても

いい人とダメな人がいる事が

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

でもこのままだと

 

 

「上手い人の滑りを

 真似しないで、

 何を参考にすればいいの?」

 

 

となってしまいますよね。

 

 

または

 

 

「自分が上手く真似できているのか

 滑っている時はわからない」

 

 

という人もいるはずです。

 

 

 

では上手な人の真似をする時の

練習法をお伝えします。

 

 

 

 

真似をするなら●●●で!

 

 

どうすればマネすることが

上達に繋がるようになるか?

 

 

その方法はズバリ、

 

 

 

鏡の前で一度真似をしてみる!

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

 

 

あまりにも普通の事で

拍子抜けしたでしょうか?

 

 

 

 

 

しかし実際きちんと

鏡を利用して

自分の真似できるレベルを

把握しているケースは少ないです。

 

 

 

 

面倒ではありますが、

この一手間があるかないかで

スキー上達はまるで違います。

 

 

 

何故なら

【真似しても上達しない人】

【真似する事で逆に滑りが狂う人】

は頭でイメージした動きと

鏡映った自分の動きに

かなりのイメージギャップがあるからです。

 

 

 

おすすめは

 

 

 

鏡を見ながらやるよりも

目をつぶって、

イメージした形をとり、

パッと目を開けて確認する

 

 

 

 

という方法です!

 

 

 

なぜなら見ながら行うと

その映像を見て

微調整してしまうからです。

 

 

 

ですから目をつぶって行い、

 

 

 

「これで出来ているだろう」

 

 

 

と思ってパッと目を開けて

本当に脳内のイメージが

鏡に映し出されているか

確認しください。

 

 

 

大抵が

 

 

「あれ?全然違うじゃん・・・」

 

 

となるはずです。

 

 

 

これは雪上でも、

 

 

・ビデオのディスプレイをひっくり返して

 鏡代わりにする

 

・誰かにスマホを持ってもらって

 自撮りモードにして鏡代わりにする、

 

・レストハウスのガラスを鏡代わりにする

 

・誰かのミラーゴーグルを

 鏡代わりにする

 

 

 

 

でもOKです。

 

 

サポートメンバーの方は

よくご存じだと思いますが

レッスンでもよくやってもらい、

そのイメージギャップに驚きますよね。

 

 

 

それぐらい脳内と実際の動きの

イメージギャップは大きいです。

 

 

 

目をつぶって

イメージしたかたちを取り、

パッと目を開けた時の

自分のフォームはどうでしょうか?

 

 

 

 

雪上では

その鏡に映ったフォームを

常に染み込ませている

ということになります!

 

 

 

 

 

この様に

真似する事がいけないのではなく

 

 

 

真似してはいけない状態の人が

真似する事が良くない!!

 

 

 

というわけです。

 

 

 

 

 

まずは鏡の前で

自分が真似をしていい状態なのか

しっかり確認してから

上手な人の真似をしてみてくださいね!

 

 

 

スキー技術 トレーニング論

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