スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー検定(バッジテスト)合格、不合格を分ける、点数を出す為の細かいコツとは? 253

読了までの目安時間:約 14分

 


スキー検定(バッジテスト)を受けていて

一番悔しいのは

 

 

あと1点で合格だったのに・・・

 

 

という僅差で受からなかった時では

ないでしょうか?

 

 

 

また前回は合格点が出たけど

今回は1点マイナスだったという

合格ラインギリギリの所にいると

滑る時に緊張が増しますよね。

 

 

 

検定員の方の話でも

 

 

 

『う~ん、合格点出そうか悩むなぁ・・・』

 

 

 

という微妙なときが良くあるようです。

 

 

その微妙な1点がプラスかマイナスになるかは

本当にちょっとしたことです。

 

 

大きく滑りが変わるわけではないけれど、

そのちょっとしたことを

知っていて行えるか、

知らずにやらないかでは

結果的には合格不合格を分ける

大きな差となります。

 

 

 

そこで今回は

検定で点数を出すために

知っておきたい細かいポイントを

3つご紹介していきますね。

 

 

 

細かい部分までしっかり意識して

印象点をあげていきましょう!

 

 

 

 

ポイント① スタートの仕方

 

 

あなたは検定で点数を出すために

本番に一番意識する部分はどこですか?

 

 

 

殆どの方がターンの質や

フォームではないでしょうか?

 

 

 

もちろんその部分をジャッジするのが

検定なので間違いではないのですが、

人がジャッジする以上

どうしても同じような滑りでも

印象によって点数が変わってきます。

 

 

 

では滑りの印象に重要なポイントはどこか?

 

 

 

それがスタートです。

 

 

 

検定員の人からよく

 

 

 

『スタートから1,2ターンくらいで

点数をだいたい決める』

 

 

 

と話を聞きます。

 

 

特に検定バーンの距離が短い場合、

最初の印象があまり良くないと

点数は出づらいです。

 

 

 

最初の印象が大事なのは

人間関係や、面接など

何もスキーに限ったことでは

ありませんよね?

 

 

 

勿論人間関係なら

話していくうちに

 

 

『あっ、この人一見怖そうだったけど

 話してみると意外といい人かも!』

 

 

と印象が変わることはありますが、

スキー検定の場合は

その一滑りで全てが決まってしまうので

最初の印象は非常に重要です。

 

 

 

ではその重要な

最初の印象を決めるスタートで

何を意識すると良いのでしょうか?

 

 

 

 

それは

 

 

漕ぎ

 

 

です。

 

 

 

検定でよくありがちなのが

丁寧にきちんと滑ろうとして

スターンとから1ターン目まで

構えたまま斜滑降で固まってしまい

漕がないスキーヤーの方がいます。

 

 

スタートしていきなり急斜面、

というバーン設定だと

なかなか難しいかもしれませんが、

それでも一漕ぎ二漕ぎ入るのと

ただ斜滑降で入ってくるのでは

印象はまるで違います。

 

 

特にテクニカル、クラウン受験の様に

スピードが求められるレベルでは

必須といえます。

 

 

また、スピードを出すための

加速が目的なのは勿論ですが、

勢いよく滑り出そうとする

積極性が分かる印象点にもつながります。

 

 

しかし検定を受けるスキーヤーの中で

この漕ぎをきちんと練習している人は

少ないと思います。

 

 

せっかく漕いでも

スピードが出てないだけならまだしも

漕ぎ方が不格好で

そのせいで印象点が悪くなってしまうケースも

珍しくありません。

 

 

 

加速の面でも印象の面でも

しっかりとした漕ぎを練習してください。

 

 

ポイント② ライン取り

 

同じ質のターンをしても

ライン取りによって検定員への印象は

大きく変わってきます。

 

 

大回りでよくあるのは

ターン幅が小さいケースです。

 

 

検定バーンの幅が狭い場合、

どうしても端っこのネット近くを

通りたくないという思いから

ターン幅が小さくなりがちです。

 

 

そうなるとだいたい左右のネットから

3、4m離れた間の中に

受験者たちのシュプールが収まります。

 

 

 

その中で一人だけ

もう一歩ネットに近い

まだ誰も滑っていないところを

滑ってくるだけで印象は大きく変わります。

 

 

 

勿論ネットの近くを通る事で

衝突の危険性や、

横幅を広くとるあまり

斜滑降が長くなりスピードが落ちてしまう

というリスクがあります。

 

 

検定バーンの設定や

受験日の雪質が緩くて止まりやすいのか?

といった部分はきちんと考慮してください。

 

 

小回りの場合、

よく言われるのは

検定員に向かって真っすぐ滑ってくる

という事です。

 

 

どうしても正面から見るのと

斜め横から見るのとでは

印象が変わります。

 

 

 

ゴールから離れたとことに

検定が立っている場合や

左右に広くたっている場合は

大きく影響はありませんが、

検定3人が固まって、

しかも左右どちらかにいる場合は

しっかりその検定員たちの

正面のラインを滑りましょう。

 

 

そして小回りにもう一つ大事なのが

スタートからの繋ぎ方です。

 

 

一般的には滑りたいラインの真上から

そのままスタートするケースが大半です。

 

 

要はスタートからゴールまで

一直線といったイメージです。

 

 

そうなると小回りの

リズムをとったりスピードが乗るまでの

最初の1,2ターンも検定からしたら

もう演技が始まっているように見えます。

 

 

先ほどもお伝えした通り

最初の印象点は非常に大事なのに

その最初がスピードも乗っていない

リズムをとる為に行っているターンですと

当然印象も変わってきます。

 

 

技術選の小回りを見てもらうと

分かりやすいですが、

選手の多くは自分が滑りたいラインの

最初から自分の滑るライン上に

スタートを構えるのではなく

やや横からスタートして

中回りのような斜滑降から

本来滑りたいラインに入ってきます。

 

 

プレターンという呼ばれ方もしますが、

この部分で加速やリズム取りをして、

その後から演技が始まるといった感じで、

準備と本番がきちんと分かれています。

 

 

もちろんプレターンで加速しすぎて

1ターン目から大きくなってしまう、

自分の滑りたいラインに上手く移動できない、

というリスクもあります。

 

 

細かい部分ですが

ここら辺も普段からしっかり意識して

練習したい部分です。

 

 

ポイント③滑りの種類

 

良く検定の総評で

 

 

『斜度や雪質に合わせた滑り』

 

 

というワードが出てきます。

 

 

 

言い換えれば

色々な種類の滑り方が必要だという事です。

 

 

その色々な滑り方ができるというアピールを

意図的に表現できると理想的です。

 

 

例えば小回りでいえば

最初は深く丁寧にズラシて板を回し、

後半はカービング要素の強い

スピードに乗った小回りを滑る

といった感じです。

 

 

大回り系ですと

漕いでクロ―チングを組んで

1ーン目はそのままクロ―チングターンでも

また見栄えが変わります。

 

 

ただせっかく安定して滑っていたのに

滑りを途中で変えたせいで

失敗してしまうリスクもあります。

 

 

 

この滑り方の種類を変えるのにお薦めなのが

不整地小回りです。

 

 

前半は溝の横を使った

バンクターンの様に少し板を回して

スピードをコントロールして

後半はモーグルの様に縦に入ってくる

といった感じです。

 

 

特にプライズ検定レベルになると

そこら辺もしっかり見ているようで

私が受験した時も

 

 

『前走よりも、さらに2つくらい上から

 縦に入れてきたね!』

 

 

と言ってもらい

細かいところまで見てるんだなぁ

と感じだのを覚えています。

 

 

因みに上記に書いたような

後半を縦に入れてくる滑りは

一見狙っているように見えて

後半アップアップになったのを

ごまかすのにも使えます(笑)

 

 

そこで最後まできれいに滑ろうと

考えて無理やり板を回すと

却ってミスが出やすいので

後半スピードが出てきたら

トントントンと縦にごまかした方が

却って好印象の場合があります。

 

 

要は

 

 

 

 

『私は2種類の滑りが出来るんです』

 

 

 

 

というのをきちんと

アピールしましょうという事ですね。

 

 

検定員からしても

上から下まで同じ滑りですと

飽きてしまいますので。

 

 

 

まとめ

 

これまでに書いてきたような部分は

一見すると細かい事ですが、

これがあるかないかで

点数が上か下かどちらになるかを決める

判断のポイントになる場合があります。

 

 

ただ細かい部分だからといって

ぶっつけ本番でやればいいやと

思わないでくださいね。

 

 

ただでさえ緊張している中、

普段と違う事をやるのは

さらに緊張をまして滑りを狂わせます。

 

 

普段の練習からしっかりと

自分の滑りに組み込んで

練習をして下さい。

 

 

またあくまでも

基本的なターンの質があってのことですので

小技ばっかり練習して

肝心の滑り自体が合格点に達していなければ

本末転倒です。

 

 

合格点が出たり出なかったりする

ギリギリのラインの場合に

有効に働くことを忘れないでくださいね。

 

スキー技術 基礎スキー

スキー上達のコツ 上手くなっても滑りが戻る落とし穴とは? 252

読了までの目安時間:約 13分

 


前回までの記事をとおして 

スキーが上達する為の

効率的な練習法を

簡単なレッスンの流れをもとに

解説していますが、

イメージはつかめているでしょうか?

 

 

 

まずは自分で滑ってきて

その感覚やイメージを脳内でフィードバック。

【スキー上達に繋がる効率的な練習法とは?  249】

 

 

そして実際の映像を元に

イメージと現実のすり合わせ。

【スキーを効率よく上達するには、滑走後に●●をしよう! 250】

 

 

イメージ通り出来てないのであれば

 

【1】エラー動作の『具体的な』原因の確認

【2】修正するための『具体的な』

   身体の使い方の確認

【3】その場でまずその動作が出来るかの確認

 

3つの流れで確認をして修正。

【スキー上達に繋がる、滑りを改善する時の3つのコツ 251】

 

というところまでお伝えしました。

 

 

 

今回は次の段階である

認知の修正についてです。

 

 

 

認知を変えなければ出来るものもできない

 

まずはもう一度レッスンの流れを

確認して下さい。

 

 

____________________

 

私『まずその場で滑走ポジションを

取ってみましょう』

 

 

受講者『はい!こうですか?』

 

 

私『OKです!

  ではビデオ撮りますんで

ずっとそのイメージで

滑ってみてください!』

 

 

受『わかりました!』

 

 

 

~滑る~

 

 

 

私『OKです!

  どうでしたか?』

 

 

受『かなり意識してやってきたつもりです。』

 

 

私『では映像見てみましょう』

 

 

 

~映像確認~

 

 

 

私『どうですか?』

 

 

受『あれ!?ぜんぜん出来てないですね。』

 

 

私『いま○○さんは、●●関節を

  このような形で使っているので

  結果的にビデオで見た

  この形になってしまいます。

 

  本当は●●関節はこうで

  さらに△△関節もこの状態にないと

  この形できないんですよ。』

 

 

受『ほんとだ、確かにそうしてる!』

 

 

※今回はここから先の部分です。

 

 

私『ではもう1本撮りますんで、

  次はやりすぎぐらいやってきて下さい。』

 

 

受『こんな感じですね!』

 

 

私『いえいえ、もっとやっていいですよ』

 

 

受『えっ、こんなに!?』

 

 

私『はい、それでどう映るか

  ビデオで確認してみましょう!

  変になっちゃってもいいですので』

 

 

 

~滑る~

 

 

私『どうでしたか?』

 

 

受『いやぁ、かなり意識してやったので

  気持ち悪いです(笑)』

 

 

私『ではビデオ見てみましょう!』

 

 

受『・・・これで全然普通ですね(笑)

  イメージしてたものと

  全く違っていました。。

  こんなに感覚や身体の使い方が違うんじゃ

  いくら練習しても

  上手くならないわけです!』

____________________

 

 

はいこれは本当にあるあるです。

 

 

修正しようと思っても

自分のイメージする範囲内でしか

行わないのが一般的です。

 

 

ですからあえて

やりすぎ、違和感を覚えるぐらい

行ってもらいます。

 

 

 

ご自身だけで行う場合は

そのイメージを持ってください。

 

 

そして指導する場合重要なのが

それが正解だとその場で

押し付けない事です。

 

 

 

以前のメルマガでもお伝えしましたが、

人から100回言われるより

1回自分の映像を見た方が

理解は早いです。

 

 

ですから違和感たっぷりで滑ってきてもらって

すぐに映像で確認してもらいます。

 

 

すると自分の認知と現実の差に

驚くことが大半です。

 

 

 

この様に認知の部分が間違っていると、

 

 

 

理想とする身体の動きは出来るのに

実際の滑りが変わらない

 

 

 

という非常に勿体ないことになるので

とても重要な要素になってきます。

 

 

 

また、認知の修正が出来れば

後はコツコツ一人で練習してもいいのですが、

余程意識しないと

結局自分の認知の範囲内で滑ってしまい

元の状態に戻ってしまうという

状況に陥りやすいです。

 

 

それほどまでに

今までの脳内イメージは強いので

意識して認知の修正を行っていきましょう!

 

 

さてこの段階で

現実的に滑りが変わり、

どれぐらいの意識で行えば

イメージした滑りになる

という感覚も体験したことになります。

 

 

 

これでスキーが上達!!

 

 

と上手くいかないのが

スキーの難しいところです。

 

 

なぜなら最後の最後に

落とし穴が待っているからです。

 

 

 

最後の落とし穴!人間の学習段階とは?

 

 

これまでの流れで

滑りが変わったのですが

そこで終了ではありません。

 

 

 

「えっ、滑りがかわったのになんで?」

 

 

 

と思われたかもしれませんが、

あなたもこのような経験はありませんか?

 

 

 

『この間良くなったのにまた戻ってるなぁ・・・』

 

 

 

これもあるあるですね。

 

 

 

せっかく滑りが変わったと思ったら

またもとに戻ってしまうのはなぜなのか?

 

 

 

理由は人によって違いますし

沢山あるのですが、

その一つに

 

 

 

『学習段階を途中で終わらせてしまう』

 

 

 

というものがあります。

 

 

 

人間が何か新しい事を

学習するときには4段階あります。

 

 

分かりやすく

スキーを例にしてお伝えしますね。

 

 

【1.無意識的無能(知らないしできない)】

 ...あることに関して何も知らず、

  知らないということさえも知らない状態

 

例:どうすればスキーが上達するのか分からない

  または、こうすれば上達するだろうと

  間違った思い込みをしているが

  間違っていることにすら気づかない

 

 

 

【2.意識的無能(知っていてもできない)】

 ...あることに関して知識を得たが、

  それを実践することはできない状態。

 

例:股関節からくの字をする事が

  スキー上達に繋がることは分かったけど、

  実際やろうと思っても出来ない。

 

 

 

【3.意識的有能(考えるとできる)】

 ...あることに関して

  ある程度できるようになってきましたが

  まだ習慣化されておらず、

  それを行うためには

  ある程度の集中力が必要な状態。

 

例:意識すれば股関節を使えるんだけど

  意識しないとすぐ上半身を使ってしまう

 

 

 

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

 ...意識しなくても自動的に

  あることを実践することができている状態

 

例:特に意識しなくても股関節を使えるに

股関節を使うことが当たり前

 

 

といった感じです。

 

 

 

今回お伝えしているレッスンの流れですと

【3.意識的有能(考えるとできる)】

まではいけたことになります。

 

 

しかし多くの場合そこが出来たという

ゴールだと思い込んでしまい、

そこから

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

に移行するまで意識して練習できません。

 

 

その原因は

 

 

・さらにもっとよくしようと

 他の事を意識してしまう、

 

・指導者や他の仲間から、

 それが出来たら次は・・・

 新たな問題に移されてしまう

 

 

など様々です。

 

 

 

出来なかった事が出来るようになっても

まだまだ

【3.意識的有能(考えるとできる)】

の段階だから、

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

になるまでは焦らずそのことだけを意識しよう

と心がけてください。

 

 

滑っている時に意識できることは

せいぜい一つか二つなので。

 

 

ただ正直いって

【3.意識的有能(考えるとできる)】

の段階まで進めたことは

滑りが元に戻ってしまっても

早いタイミングで

外部から気づかせてもらえれば

時間がかからず戻ります。

 

 

上達に悩むスキーヤーの多くは

【1.無意識的無能(知らないしできない)】

で止まっています。

 

 

どうすればスキーが上達するのか

具体的に分からない。

 

こうすれば上達すると考えていることが

間違っていると気づけない。

 

といった感じです。

 

 

 

まとめ

 

全4回の記事に分けて

スキーが効率よく上達する為の練習法を

お伝えしてきました。

 

 

全ての記事を読むのは

大変だったと思います。

 

 

しかしあなたが上達に悩んでいるのであれば

自分がいまどの段階にいるのか

一度考えてみることが重要です。

 

 

 

そういえばこの部分出来ていないかも・・・

 

 

というところが

スキー上達の妨げに

なっている可能性が高いです。

 

 

 

正しい練習法で効率よく上達し、

充実したスキーライフを送ってくださいね。

 

スキー技術 トレーニング論 未分類 身体論(フィジカル関係)

スキーを効率よく上達するには、滑走後に●●をしよう! 250

読了までの目安時間:約 7分

 


前回の記事に引き続き

スキー上達の為の効率的な練習法を

お伝えしていきます。

 

 

 

スキー上達にまず重要なのが、

自分のイメージと実際の動きの

ズレを埋めることです。

 

 

この部分がズレたままだと

いくら練習しても

出来ていないのに

自分自身では出来ていると思い込み

なかなかスキーが上達していきません。

 

 

そしてこのイメージのズレを埋めるためには

映像で確認することが一番効果的です。

 

 

その映像確認をより質の高いものにする為に

滑る前にやるべきことがあるのは

前回の記事でお伝えした通りです。

 

 

まだ読まれていない方は

まずこちらをご覧ください。

 

 

【スキー上達に繋がる効率的な練習法とは?249】

 

 

では今回はその続きの

映像を取った後の確認方法を

前回同様、私のレッスンの一部分を切り取って、

お伝えしていきます。

 

 

自分の感覚がまずは何より大事

 

前後ポジションで悩む方の

レッスンのある一コマです。

 

____________________

 

私『まずその場で滑走ポジションを

取ってみましょう』

 

 

受講者『はい!こうですか?』

 

 

私『OKです!

  ではビデオ撮りますんで

ずっとそのイメージで

滑ってみてください!』

 

 

受『わかりました!』

 

(前回の記事はここまで部分の

 滑る前の確認の重要性について

お伝えしました)

 

 

~滑る~

 

 

私『OKです!

  どうでしたか?』

 

 

_____________________

 

はいここが次の重要なポイントです。

 

 

この場面でよくみられるのが

 

 

『まだ後傾です!』

『もっと前です!』

 

 

といった指導が入るケースです。

 

 

本当は学習効率をよくするためにも

一度ここで今行った滑りを

 

 

自分の中でフィードバックすること

 

 

 

が理想的です。

 

 

 

 

その振り返りがなく、

指摘だけが入り続けると

一方的に情報が入るだけになってしまいます。

 

 

意識してできたのか?

それとも意識しても出来なかったのか?

どれぐらい意識したのか?

 

 

自分なりの基準をまずきちんと

確認して下さい。

 

 

 

映像を使ったレッスンでなくても

一度指導者側から

この様な問いかけがあると

一度頭を整理することが出来ます。

 

 

 

その後映像で確認できれば

理想ですし、

そうでなくても

その意識でもまだ足りないのか?

それとも出来ているのか?

指導が入ることが理想的です。

 

 

一方的に出来ていませんといわれるだけだと

『こっちは言われた通りやってるんだけど・・・』

と心のモヤモヤが

生まれてくる可能性があります。

 

 

因みに私はフィードバックを聞く時に

 

 

 

『実際に出来たかどうかではなく、

自分としてできたかどうか?

という感覚でいいですよ!』

 

 

 

をお伝えします。

 

 

 

なぜなら、

出来たか出来なかったか?

を聞かれると、

自分ではできているつもりでも

実際きっとできていないんだろうなと思い

出来てないと思います、

分からないです

と答える方が多いからです。

 

 

また失敗を嫌う文化がありますので

出来ない事=いけない事

だと思い込んでおり、

やってきましたと言って

出来てなかったら悪い、恥ずかしいと考え

わからないという人もいます。

 

 

 

しかしまず重要なのは

 

 

実際出来たか出来なかったよりも、

自分のイメージと現実が

ズレているのか合っているのか?

 

 

です。

 

 

 

実際出来ていても

自分の体感やイメージでは出来ていないと

感じているのであれば、

すぐに滑りが変わってしまう可能性が高いです。

 

 

 

まずはしっかりと

自分はこれぐらいの意識でやってきて

きっとこのような滑りになっているだろう

というイメージを確認してから

映像をつかった答え合わせをしてください。

 

 

 

前回から今回までで、

自分のイメージと現実のズレを修正する為に

行っておきたいことをお伝えしました。

 

 

 

滑る前の意識の確認、

滑った後の自分のフィードバック、

そしてズレを確認するには映像を使った

視覚情報が理想的!

 

 

まずはこの部分をきちんと行う事が重要です。

 

 

ではいよいよ具体的な改善方法を

次回の記事でお伝えしていきますね。

 

スキー技術 トレーニング論

スキー上達に繋がる効率的な練習法とは?  249

読了までの目安時間:約 10分

 


スキーが上達するのであれば

出来るだけ効率的に上達したいと

おもうスキーヤの方が大半だと思いますが、

あなたはいかがでしょうか?

 

 

 

もし非効率でもいい!

むしろその方がやりがいがある!

 

 

と感じられるのであれば

今回の記事は読まない方がいいと思います。

 

 

 

早速効率的に上達したい方の為に

その練習法を伝えていこうと思うのですが、

その前にちょっとお伝えしておきたいことがあります。

 

 

前置きが長くなりますが、

練習方法をお伝えする前に

少し『効率性』について

考えてみて下さい。

 

 

効率的に上達したいというけれど・・・

 

スキーが上達するためには

とにかく滑って練習しなければならない

という認識が未だ根強いですが、

果たして本当にそうでしょうか?

 

 

本当に上記の内容が正しければ

とにかく滑る量を稼げれば

スキーは上達していく

という事になります。

 

 

しかし実際は多くの時間をかけて

滑走量を増やしても、

あるレベルを境に

伸び悩んでしまうスキーヤーが大半です。

 

 

また社会人スキーヤーの方や

週末しか滑れない地域に住んでいる

ジュニアスキーヤーにとっては

とにかく滑るというのは

なかなかハードルが高い事でもあります。

 

 

そのハードルを越えるために最も重要なのが

『効率性』です。

 

 

どうしても

苦しい思いをしてコツコツ努力することに

良いイメージがあり、

楽して効率的に上手くなる事に対しては

悪いイメージがありますが

あなたはどうでしょうか?

 

 

 

もしあなたもそのように感じているのなら

考え方をちょっと変えてみてください。

 

 

 

苦しい思いをして

コツコツ努力することは

一歩間違えれば、

苦しい思いさえして努力さえしてればいい

という思考停止状態、

つまり考えることを

さぼっている状態になってしまいます。

 

 

 

逆に楽に効率的に上達しようすることは、

実際の練習は

さぼって努力していないように感じますが

そこに至るまでの

どうすれば効率的にうまくなるのか?

という思考の部分に関しては

かなり努力しているとも言えます。

 

 

 

 

 

頭をさぼって身体を努力させるか?

身体をさぼって頭を努力させるか?

 

 

 

 

これはどちらがいい悪いはありませんが、

(もちろんどっちもできるのが理想ですが)

スキーをしている時間が

限られているのであれば、

なるべく効率的に上達する方法を

考えていく努力は非常に重要です。

 

 

この内容をふまえたうえで

効率的に上手くなりたいと

あなたが思うのであれば

この先の練習法もご覧になってみてください。

 

 

 

百聞は一見に如かず

 

ここからはいよいよ具体的な練習法です。

 

 

効率よくスキー上達するために

まずやるべきことは何か?

 

 

それは

 

 

 

自分の頭のイメージと

実際身体が行っていることの

ズレを埋める事!

 

 

 

この部分が出来るかどうかで

その後の効率性がまるで違います。

 

 

 

 

このズレを埋めるときの

最大のポイントは

指導者や仲間に指摘されるより、

ビデオなどで映像を通して

視覚情報で確認することです。

 

 

私のレッスンでもそうですが

こちらが100回

お尻が落ちていますと伝えるより

1回映像を見てもらって

どうですか?

と聞く方が理解は早いです。

 

 

なぜならこちらがお伝えしても

実際の映像を見ないと

脳内のイメージは

出来ているイメージが

作られているからです。

 

 

 

だから何度言われても

 

 

 

『やってるんだけどなぁ・・・』

 

 

 

となってしまいます。

 

 

 

ただこのような話をしても

 

 

「いやいやビデオは毎回とって

 きちんと見ているんだけど

 動きが変わらないんです!」

 

 

とあなたは思われるかもしれません。

 

 

 

確かに滑りをビデオで確認するのは

スキーヤーにとっては

当たり前になっています。

 

 

でもどうして滑りが変わらないのか?

 

 

 

ここに効率よくスキー上達する為の

大きなポイントが隠されています。

 

 

確認するだけでは意味がない?

 

 

今回は分かりやすいように

私が実際に行っているレッスンの一部を

簡単にですが切り取って説明していきます。

 

 

テーマは悩んでいる方が多い

前後ポジションです。

 

 

_____________________

私『まずその場で滑走ポジションを

  取ってみましょう』

 

 

受講者『はい!こうですか?』

 

 

私『OKです!

  ではビデオ撮りますんで

  ずっとそのイメージで

  滑ってみてください!』

 

 

受『わかりました!』

 

 

 

~滑る~

 

 

 

私『OKです!

  どうでしたか?』

 

 

受『かなり意識してやってきたつもりです。』

 

 

私『では映像見てみましょう』

 

 

 

~映像確認~

 

 

 

私『どうですか?』

 

 

受『あれ!?ぜんぜん出来てないですね(笑)』

 

_____________________

 

 

まずはここまで。

 

 

一見何気ないレッスン風景に見えますが、

いくつか重要な部分が隠されています。

 

 

 

冒頭でもお伝えした

自分のイメージと

現実の違いの確認は

勿論なのですが、

その確認をより質のいいものにするための

ポイントです。

 

 

 

それは最初にその場で

 

 

これから意識する動作を

実際行ってもらっていること

 

 

 

です。

 

 

 

よく陥りやすいのが

とりあえず滑ってきて

ビデオをとってしまうケースです。

 

 

これだと映像を確認する際も

なんとなく全体像を

とらえるだけになってしまいます。

 

 

勿論滑りの全体像を確認することが

目的ならOKですが、

なにか明確に直したいことがあるなら、

まずは何を意識して滑るのか

脳や身体に明確に意識させてから

滑ることが重要です。

 

 

それをすることで

ビデオを確認するときも

どの部分を見ればいいのかが明確になり、

よりクリアな情報が入っていきます。

 

 

これは人間の脳の仕組みが

関係してくるのですが

その部分については

メルマガで詳しくお伝えしているので

今回は省略しますね。

 

 

もしあなたがビデオを見ても

いまいち何が良くて悪いか分からない

というのであれば、

まずは一つ意識することを確認してから

滑ってきてください。

 

 

さてこの続きは次回の記事で説明していきます。

 

スキー技術 トレーニング論

スキー板をたわませる方法とは? パート② 248

読了までの目安時間:約 15分

 


前回の記事で

板をたわませるには

まずたわむ状態にしなければならない事を

お伝えしました。

 

また今回紹介する内容以外にも

板がたわまない原因を

動画でお伝えしております。

たわむ状態というのは

板の下にたわむために空間があるという事で

その為にはまずは板を傾ける必要があります。

 

 

 

今回は板をたわます為に必要な

傾きを作った次の段階についてです。

 

 

傾きを作れたら

 

正直言って正しく

板の傾きを作れているのではあれば

ほぼ板はたわむ状態といってもいいです。

 

 

 

なぜなら現在の板は

カービングスキーですので

傾きができた瞬間、

トップとテールに抵抗が加わりだし

たわみが生まれるからです。

 

 

まさに正しく乗ってくればたわむ

というやつですね。

 

 

そこに自ら力を加える

つまり『加重』をすることで

より板がたわみます。

 

 

 

ただこの『加重』が上手くできずに

せっかく作り上げてきた

板をたわますための環境を

ダメにしてしまうケースがよくあります。

 

 

 

正しい加重に重要なポイントは

大きく2つあります

 

 

 

・タイミング

 

・加重方法

 

 

 

です。

 

 

まずはタイミングについて

お伝えしていきます。

 

 

正しい加重のタイミングは?

 

 

板をたわませるためには

ただ強い力で加重すればいい

というわけではありません。

 

 

せっかく強い力で加重しても

タイミングを間違えると

かえってブレーキ動作になってしまうからです。

 

 

 

よくスキーのターン局面を

時計で表すケースがあります。

 

 

12時から始まって3時、9時までがターン前半

そこから6時に向かって

ターン後半といった感じですね。

 

 

 

あなたの中で

板をたわませるために

ベストな加重のタイミングは

何時のイメージでしょうか?

 

勿論斜度や雪質、板によって変わるので

だいたいのイメージで結構です。

 

 

一般的によくあるのが

3時、9時のイメージです。

 

 

一見ターン孤で一番遠心力が

かかりそうなタイミングなので

この様なイメージを持っている

スキーヤーの方が多いですが、

実際の滑走状況ですと少し違います。

 

 

 

なぜならスキーは落下スポーツだからです。

 

 

落下をするという事は

常に6時の方向へ

力がかかっているという事になります。

次に最近多いのが

2,10時といったターン前半のイメージです。

 

 

よく

「ターン前半から板を捉えてきて」

「ターン前半からしっかり板に乗り込んできて」

という指導があります。

 

 

アルペンでいえば

「遅れないようにもっとポールの上から

板を捉えてこい!」

といった表現でしょうか。

 

 

この様なターン前半の捉えを

ターン前半から加重するというイメージだと

思われているケースが大半です。

 

 

ターン前半で無理に加重をしてしまい

逆に板がたわまないケースはよくあるので

注意が必要です。

 

 

では本当に正しい加重のタイミングは何時か?

 

 

という部分ですが、

雪質や斜度、板によって

勿論変わってきますが

大まかに言うと

 

 

4時~5時   8時~7時

 

 

のターン後半です。

 

 

 

あまりイメージしづらい方は

実際緩い下り坂を

陸上トラックのコーナー走のように

走ってみるとそのタイミングが

一番力が加わる事が分かると思います。

 

 

加重するタイミングが分かったところで

次に加重の方法です。

 

 

 

 

間違いやすい加重方法は?

 

あなたは普段滑っていて

どのような方法で加重していますか?

 

 

 

「どのような方法といっても・・・」

 

 

と困ってしまうかもしれません。

 

 

では間違えやすい加重方法を

簡単に3つご紹介します。

 

 

①脚を思いきり伸ばす加重

 

まず一般的に多いのが

この脚を思いきり伸ばす加重です。

 

 

最近では『曲げ荷重』『伸ばし加重』

という表現があり、

この脚を伸ばして加重するケースが

よくあります。

 

 

 

「えっ?脚を伸ばしてはいけないの?」

 

 

 

と思われたかもしれませんが、

『脚が伸びた状態で加重』と

『脚を伸ばして加重』

では根本的に違います。

 

 

 

あなたがもしトランポリンを

行ったことがあるなら

イメージしやすいと思いますが、

トランポリンに着床する瞬間に

思いきり足を伸ばすでしょうか?

 

 

伸ばすというよりは適度に伸びた状態で

乗り込んでいくイメージだと思います。

 

 

思いきり伸ばすのは

地面からジャンプするときに使う

脚の使い方ですね。

 

 

 

今回のテーマである

板をたわませるという事と近いのは

トランポリンと地面からのジャンプ

どちらかはもうお分かりだと思います。

 

 

②上半身での加重

 

このケースも多いのですが

肩や腕といった上半身を使って

板に加重をしようしてしまうスキーヤーも

非常に多いです。

 

 

一見自分の感覚では

力感を強く感じられるのですが、

やはり板と繋がっているのは

脚部ですので、上体を過度に使うと

どこかで力が逃げているケースが大半です。

 

 

 

③間違えた方向への加重

 

これは板に対して正しい方へ

加重が出来ていないケースです。

 

 

正しい方向というのは

板が一番たわむ方向である

板に対して真上からです。

 

 

この正しい方で荷重できない原因も

ポジションの問題や、

脚を間違った方向に捻ってしまう

など様々です。

 

 

厄介なのは

あまり自分では気づけないところです。

 

 

 

今回ご紹介したもの以外にも様々ありますが、

まずあなたが間違った加重方法をしていないか

確認してみてください。

 

 

では正しい加重方法は

どのようなものでしょうか?

 

 

 

正しい加重方法は?

 

正しい加重方法のポイントは

 

 

・方向 

・量 

・身体の使い方

 

 

の3つにわけられます。

 

 

 

方向については前回少しお伝えした通り

板の真上からです。

 

 

では残りの量と体の使い方についてです。

 

 

 

あなたは加重の量が

多ければ多いほど

板がたわむと思っていませんか?

 

 

板を強く踏めば踏むほど

板がたわむといういい方でも構いません。

 

 

 

もちろんたわむ空間があれば

板に加わる力が大きければ大きいほど

板はたわみます。

 

 

ただ板がたわむ空間は

板を傾けている量によってきまるので、

それ以上に力を加えても

板がズレてブレーキ動作になったり、

自分が板から離れていく動作に

なってしまいます。

 

 

 

ただ強ければいいのではなく

傾きやスピード、雪質に合わせた

 

『適切な量』

 

が非常に需要です。

 

 

 

次に身体の使い方です。

 

 

前回お伝えした、

上半身を使いすぎてしまったり、

ジャンプするように

無理やり脚を伸ばす動作では

正しい加重はできません。

 

 

 

上手に加重するためには

落下や自分の体重を上手く利用して

それを受け止める瞬間

『ほんの少し強く』地面を押すイメージです。

 

 

これは感覚的な部分なので

文章で表現するのは非常に難しいですが、

イメージしやすいのはやはりトランポリンです。

 

 

ただ真っ直ぐいるだけではいずれは

止まってしまいますよね?

 

 

かと言って、

上手な方を見ると

脚を地面でジャンプするように

大きく曲げたり伸ばしたりはしていません。

 

 

むしろ着地の瞬間である

吸収のタイミングで曲げています。

 

 

このようにブーツ角に

合わせた足首、膝、股関節の角度を

キープしつつ荷重をすることが重要です。

 

 

イメージしては

この動画の後半にある

力を抜いて基本ポジションを作る動作が

近いです。

 

 

 

最後に一つ

ここだけは押さえておいて欲しい

重要なポイントは

 

 

 

 

『荷重』があっての『加重』

 

 

 

 

だという事です。

 

 

 

しっかり板に身体の重みをのせられる

『荷重』が出来る状態でないと

いくら『加重』しても板に力は

伝わらないので気を付けてください。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

 

今回紹介した内容は

板をたわます上での

基本となる考え方です。

 

 

これを土台にどうやって身体を使うのか

どのような感覚で滑るとそうなるのか?

 

 

という部分を積み上げていく必要があります。

 

 

最後に今回2回に渡ってお伝えした内容を

まとめます。

 

 

まずは

 

 

板を傾かせて
たわませる為の空間を作る!

板が雪面にべったりですと
当然たわむ為のスペースがないですよね。

それどころか
雪面から跳ね返されて
自分が板から離れてしまうので
注意が必要です。

次に板の傾きが出来たら

 

 

正しく加重する!

正直言って正しい傾きが作れれば
その時点で板はたわんでいきます。

加重はさらに+αの
高等テクニックという感じです。

正しく加重するためには

・タイミング
・加重方法

この2つが重要でしたね。

タイミングはターン後半の
『4~5時 8~9時』ごろです。

正しい加重方法は

・方向 
・量 
・身体の使い方

に気を付ける事。

どれか一つでもミスすると
たわまないケースが大半です。

板をたわませられないで
悩んでいる場合は、
まずは自分がどの部分で
躓いているのか
しっかりチェックしてみてくださいね。

 

 

スキー技術

スキー板をたわませる方法とは? パート①  247

読了までの目安時間:約 9分

 


あなたは自分で板をたわませられている

感覚はありますか?

 

 

多くのスキーヤーの方は

たわませたいけど、たわまない・・・

と悩んでいます。

 

 

あなたも同じような事で

悩んでいる、もしくは悩んだ経験が

あるかと思います。

 

 

私のところにも

 

 

 

『どうすれば板をたわませることが

出来るようになりますか?』

 

 

という質問がたくさん来ます。

 

 

なぜこんなにも

板をたわませられないで

悩んでいる方が多いのでしょうか?

 

 

 

今回はその原因と、

実際にどうすれば板がたわむのか?

 

 

という流れでお伝えしています。

 

 

板をたわませられない大きな理由

 

まずは最も大きな理由についてです。

 

 

それは

 

 

 

『板をたわませるまでの道筋が、

 指導の中で確立されていない』

 

 

 

という事が言えます。

 

 

実際指導の中で

 

 

『もっと板をたわませてきて!』

 

 

と言われることは多いものの、

具体的に

 

 

「まずは○○を出来るようにします

 次にそれを○○の場面で行います。

 そうして最後に○○が出来ると、

 板をたわませることができますよ!」

 

 

と言われた経験がありますか?

 

 

 

またあなたの中で

出来る出来ないは別として、

これの流れで練習していけば

板をたわませられるようになる

という具体的な流れがありますか?

 

 

 

そこが確立されていれば

問題ないと思います。

 

 

なければ今度レッスンに入った時に

指導者や一緒に滑っている仲間にでも

 

 

「板をたわませるられるようになる為の

 具体的(この部分が重要)な順序を教えて欲しい」

 

 

と聞いてみてください。

 

 

 

「もっと板をたわませてきて」

 

 

 

というのはあくまでも

 

 

たわませることができる事が前提条件

 

 

の言葉です。

 

 

 

たわませられない人は

正しい道筋で練習をして

『結果的に』板がたわんでしまい、

 

 

 

「板がたわむってこういう事か!」

 

 

後付けで気づくことが理想です。

 

 

それでは板をたわませる為の

順序をお伝えしていきます。

 

 

板をたわませる為に需要な要素は

大きく分けて2つです。

 

それは

 

 

①板がたわむ状況になっている事

 

②板に対して正しく力を加える事

 

 

 

です。

 

 

 

まずは

①板がたわむ状態になっているか?

についてお伝えしていきます。

 

 

ポイント① 板がたわむ状態になっているか?

 

そもそもあなたは

板がたわむ状態を作れているでしょうか?

 

 

 

そもそも板がたわむ状態でなければ

いくら何をやってもたわみません。

 

 

 

あなたはお店で板を手でたわませることは

出来ますよね?

 

 

よくグイグイと板の硬さを確かめている動作は

よくお店や展示会で見かけます。

 

 

さてどうして陸上だとあんなにたわむのか?

 

 

それは

 

 

 

『たわむためのスペースがある』

 

 

 

からです。

 

 

 

お店で板を押すときは

板を立てているので

板の裏側は何もありませんよね?

 

 

板の裏側をべったり

壁にくっつけたまま

板を押す人はいないはずです。

 

 

板の裏には空間があるので

押せば簡単にたわみます。

 

 

 

しかし雪上だと

雪面という壁が存在します。

 

 

極端な話ただ立っている時は

雪面にピタッとくっついているので

どんなに強い力で押してもたわみません。

 

 

 

逆に板が傾けば傾くほど

板の裏にスペースが生まれる為

たわませる事が可能になります。

 

 

 

つまり雪上でスキー板をたわませたければ

まずは板がたわむ空間を作るために

 

 

 

板の傾きが必要になります!

 

 

 

この板の傾きがないまま

いくらたわまそうと思ってもたわみません。

 

 

それどころか

雪面に押し返され

板への重みが失われ

逆に曲がらないという状態に陥ります。

 

 

 

もしあなたが板に対して

グイグイと力を加えているのに

たわまない、

もしくは板が曲がってこないのであれば

上記の様な

自分が雪面から離れている状態になっている

可能性が高いです。

 

 

 

これまでの話を聞いて

 

 

 

「そうか板をたわませるためには

 まず板を傾けよう!」

 

 

 

と、早速雪上で練習しようと思っているのなら

気を付けてください。

 

 

その板を傾けるという行為にも

落とし穴が存在します。

 

 

板を傾ける方法は

大きく分けて2つあります。

 

 

1つは

 

 

①内傾角を作って板を傾ける

 

 

2つ目は

 

 

②身体の関節をつかって板だけ傾かせる

 

 

1つ目はターン前半部分

2つ目はターン後半部分ですね。

 

 

勿論①と②が完全に分かれているわけではなく

混ざり合って板の傾きは生まれます。

 

 

トップ選手ほどターン後半も

傾きがありますよね?

 

 

この2つの傾きを

どのように身体を使って、

そのタイミングで

どの方向に傾けるか?

 

 

といった部分が非常に需要です。

 

 

 

ただこの部分を掘っていくと

また長くなってしまい、

板のたわみから話がそれるので

ので別の機会にしたいと思います。

 

 

 

それでは次回パート2で

板に対して正しく力を加えることを

お伝えしていきます。

 

 

 

スキー技術

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道③ 【実践編】245

読了までの目安時間:約 14分

 


これまでに、

スキー検定1級の全体像を把握するための

①導入編 

スキー検定1級はどんなところを評価するのか

把握するための

②評価編 

をお伝えしてきました。

 

 

今回は受験種目ごとの注意点や練習法を

紹介する③実践編です!

 

 

スキー検定1級は

 

1.       大回り

2.       小回り

3.       不整地小回り

4.   横滑り

 

と4種目ありますが、

それぞれどんなことを意識して滑ると

合格するのか?

またどんなことをするとダメなのか?

といった実践的な部分を

種目ごとにしっかり確認していきましょう!

 

 

 

因みに評価編でもお伝えしましたが

スキー検定1級で求められる代表的な要素は

 

 

 

・速い滑走スピード(カービングターン)

 

・円いターン孤(トップ&テール)

 

 

 

です。

 

 

(カービングターンとトップ&テールについては

②評価編をご覧ください)

 

 

 

 

 

1級大回り

 

1級の大回りのポイントは

何といっても

 

 

 

カービングターンを用いた

滑走スピードのあるターン!!

 

 

 

2級までは横ずれ主体で

ターンをコントロールしてきましたが

ある程度1級は角付けをして、

板のサイドカーブを利用した

カービングターンが主体となります。

 

 

特に重要となるのがターン後半の感覚です。

 

 

このようにターン後半にずれが少ない

カービングターンを描くことで

スムーズに次のターン前半に繋がっていきます。

 

 

ターン後半に板がズレてしまうと、

スピードが落ち、円いターン孤も描けません。

 

 

ターン後半に

板をしっかりグリップさせる(噛ませる)

ポイントは、

 

 

 

・股関節主体の角付け(くの字姿勢)

 

・足裏の荷重ポイントを踵側(くるぶし下)

 

 

にすることです。

 

 

 

股関節の主体のくの字姿勢については

②導入編で説明しているので

そちらをご覧ください。

 

 

 

足裏の荷重ポイントを

踵側(くるぶし下)にするは

非常に重要です。

 

 

なぜなら人間の体重が一番乗るのが

その部分だからです。

 

 

 

よく母指球に一番力がかかると

勘違いしやすいのですが、

それは陸上で足首のバネを利用するための

使い方と混同していることが一番の理由です。

 

 

スキーでは足首のバネの代わりを

板が行ってくれるので、

スキーヤーがやるべきことは

地面(板)にしっかり体重や力を伝えることです。

 

 

イメージしづらければ

目の前に空き缶を置いて

潰してみてください。

 

 

あなたは足裏のどの部分で潰しましたか?

 

 

きっと踵側ではないでしょうか?

 

 

そこが一番パワーが伝わる証拠です。

 

 

 

この部分はよく勘違いされたまま

指導にも反映されているケースがあるので

陸上の感覚と混同しないように

注意してくださいね。

 

 

1級小回り

 

1級小回りのポイントは、

テールを横に振る操作ではなく

トップ&テールを用いた

円いターン孤の滑りです。

 

 

トップ&テールとテールコントロールの違いは

評価編でもお伝えしましたが

もう一度画像で確認して下さい。

 

 

 

トップ&テールを上手に行うポイントは

 

 

 

前後の荷重移動!

 

 

 

特に2級まではつま先側に

荷重ポイントをおいて

滑っているケースが多いですが、

きれいな円いターン孤を描くためには

前後(つま先から踵)への

滑らかな荷重移動が重要です。

 

 

ただ気をつけなければならないのは

踵へ荷重を移動する際

お尻が落ちるとそのまま後傾になり

暴走してしまうので注意が必要です。

 

 

 

また横滑りの部分でお伝えしますが

おへその向きをなるべく

フォールライン方向へ向けておくと

スムーズなターンが描きやすいので

意識してみてください

 

 

1級不整地小回り

 

1級の難関種目の一つが

この不整地小回りです。

 

 

要はコブ斜面の滑走ですね。

 

 

コブは滑れない・・・

という人はこの不整地小回りがネックとなって

1級合格ができないケースが多いです。

 

 

1級不整地小回りのポイントは

 

 

 

・パラレルスタンスのキープ

 

・上体がフォールライン方向に向いている

 

 

 

この2つです。

 

 

 

まず一つ目のパラレルスタンスのキープですが、

コブ斜面を滑ると

スタンスが開いてしまう

スキーヤーの方が多いです。

 

 

 

その原因はコブが作り出す溝に

外脚だけが流されていくからです。

 

 

 

また早く次のコブに行かなければと、

内倒ポジションにいるケースも多いです。

 

 

 

不整地ではなるべく狭いスタンス(密脚)を

心がけて滑る事がまずは重要になります。

 

 

 

そして何より重要なのが

2つ目の上体をフォールライン方向に

向けておくことです!

 

 

逆ひねりといういい方もします。

 

 

コブ斜面が上手に滑れないスキーヤーの多くは

コブ斜面に恐怖心があり、

その恐怖心が身体全体を緊張させ、

上体を固定してしまいます。

 

 

すると板の向く方向(溝の出口)に

身体も向いてしまい板が発射・・・

となってしまいます。

 

 

コブを滑るテクニックは

ストックの着き方など

色々とありますが、

 

 

まずは1コブずつでもいいので

 

 

 

・力を極限まで抜く

 

・不格好でもいいのでフォールライン方向に常に腕を出しておく

 

 

 

この2つからトライしてみてください。

 

 

基本的に1級の不整地小回りは

そこまで滑走スピードを求められていないので、

しっかりとパレレルスタンスで

上体をフォールライン方向に向けて滑ることを

心がけましょう!

 

 

1級横滑り

 

1級の落とし穴・・・といえるのが

この横滑りです。

 

 

 

一見滑走スピードも出ないし

ただ左右切り替わってズルズルと

横滑りをしてくればいいという

不整地小回りに比べたら

簡単そうに見えるこの横滑りですが、

意外にもこの種目が、一番点数が出ない

と言われております。

 

 

 

速度がゆっくりの為ごまかしがきかない、

加点を出しづらいなど

理由は様々ですが、

一番の理由は

 

 

 

根本的に関節が上手く使えない身体の状態では合格点が出ない

 

 

 

という事です。

 

 

 

勿論ほかの種目も同じですが、

この横滑りに関しては

静止姿勢をとるシーンが多くあります。

 

 

動いているときよりも静止している方が

関節が正しく使えていない事が

露呈しやすいので、

横滑りは評価が厳しくなります。

 

 

横滑りを上手に行うためのポイントは

 

 

・正しい外向姿勢

 

・板に前後差をつける

 

・外脚荷重を忘れない

 

 

 

の3つです。

 

 

 

正しい外向姿勢

 

 

まず1つ目の正し外向姿勢ですが、

冒頭でも述べ通り、この外向が作れなければ

横滑りは合格できません。

 

 

この外向姿勢は単純そうに見えて意外と難しく、

雪上でできないスキーヤーの多くは

陸上でも正しい外向ポジションが取れません。

 

 

最も多いNG例は、

おへそが進行方向ではなく

板の方向(真横)を向いてしまう事です。

 

 

おへそをしっかり

進行方向に向けて滑りましょう。

 

 

詳しくは動画をご覧ください。

 

板に前後差をつける

 

意外と知られていないのが板の前後差です。

 

内脚側(斜面の高い方の脚)を

少しだけ前に出すことで、

上体がフォールライン方向に

向きやすくなります。

 

 

 

外脚荷重を忘れない

 

形はきれいなのに、この3つ目のポイントを

忘れてしまっているために

合格点をもらえないケースがあります。

 

 

特に切り返した後に、

身体をフォールライン方向に落とせずに

内脚側(斜面の高い方の脚)に残ったまま

横滑りを行ってしまうケースが多いです。

 

 

また逆エッジ

(谷脚側のアウトエッジが引っ掛かる事)

を恐れて、外脚荷重が出来ていないケースも

見受けられます。

 

 

ポイント1で紹介した

正しい外向姿勢が取れてくると

外脚荷重を表現しやすいので、

まずはポイント1から

クリアしていきましょう!

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

最初の①導入編でお伝えしましたが、

スキー検定1級とは

上級スキーヤーの証でもあります。

 

 

その分2級に比べて

難易度が格段に上がりますが、

その価値は十分ありますので

ぜひチャレンジしてみてください!

 

 

因みに1級を合格すると、

いよいよプライズテストという

エキスパートクラスになってきます。

 

 

ここから先はマニアックな領域ですね(笑)

 

 

因みに1級からテクニカル、クラウンの間にも

一つ大きな壁があり、

ここでもまた足踏みしているスキーヤーが多いですね。

 

 

今回は1級でしたが、

テク、クラ合格への道も知りたいという

声があれば、いずれ発信していきたいと思います。

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道② 【評価編】244

読了までの目安時間:約 9分

 


さて今回はスキー検定1級合格への道

評価編です。

 

まだ導入編を読んでいない方はこちらから

【スキー1級合格への道 ①導入編】

 

 

スキー検定1級は

検定員にどんなところを見られているのか?

 

 

まず確認のためにお伝えしておくと

1級の合格点は、4種目合計280点です。

 

 

つまり1種目70点平均ですね。

 

 

点のつけ方は2級と同じで

 

+2点  テクニカルでも問題なし

+1点    1級のレベルは十分超えている

フラット70点  合格基準の滑りです

-1点  合格までもう少し

-2点  まだまだ練習が必要

 

といった感じが一般的です。

 

 

もちろん会場によっては、

絶対評価の場合もあるので

(テクニカルレベルの滑りをしたら

 75点がそのままつく)

ご注意ください。

 

 

 

それでは評価の全体像をお伝えします。

 

 

 

スキー検定1級の評価観点は?

 

スキー1級と2級の大きな違いは

 

 

 

・ターンスピード

 

・ターン孤

 

 

です。

 

 

2級まではしっかりと

スピードをコントロールすることが

重要でしたが、

1級ではより速い滑走スピードでの

ターンが求められます。

 

 

ただここで注意しなければならないのが

速い滑走スピードを求めるあまり

暴走となってしまう事です。

 

 

あなたは速い滑走スピードでのターンと

暴走の違いが分かりますか?

 

 

同じ速度で滑っていても

両者は異なります。

 

 

 

ポイントは板をしっかりコントロールできる

いいポジションで滑れているかです。

 

 

 

スピードが上がりお尻が落ちてしまうといった

悪いポジションで滑っていると

いくら速いスピードで滑っていても

暴走と評価されてしまうので注意が必要です。

 

 

 

またターン孤も2級とは異なり

より円いターン孤が求められます。

 

 

円いターン孤と言われても

いまいちピンとこないかもしれませんね。

 

 

それでは

 

 

・速い滑走スピードで尚且つ

板をコントロールできる滑り方は何か?

 

・円いターン孤とは具体的に何か?

どうやって作るのか?

 

 

 

という部分を具体的に説明していきます。

 

 

 

カービングターンをマスターしよう

 

まずは大回りで滑走スピードをあげつつ

きれいな円いターン孤で滑るために

マスターしておきたいのが

このカービングターンと呼ばれるものです。

 

 

動画での説明もあります。

 

カービング、フルカービング

といった呼ばれ方もしますが

横ずれが少ないサイドカーブを使った

滑走性の高いターン方法です。

 

 

一方2級まで主として行っていた

横ずれを使ったターンは

スキッディングターン、ズラシ

といった形で呼ばれています。

 

 

1級合格に悩むスキーヤーの多くは

この2つの使い分けが上手くできないケースが

非常に多いです。

 

 

この2つのターンの違いが

もっともよく分かるのが

滑った後のシュプール(滑った跡)です。

 

 

カービングターンは

シュプールが線路の様な

2本線を描くのに対して

スキッディングは三日月型の

跡が残ります。

 

 

 

 

イメージ例として

ナイフを縦にしてお肉を切るように

板を使うのがカービングで、

ナイフを横にしてバターを塗るように

板を使うのがスキッディングです。

 

 

とうぜんナイフを縦に使った方が

摩擦が少なくてスピードが出ます。

 

 

このカービングターンを

マスターするために重要なのが

 

 

 

板の角付け

 

 

 

です!

 

 

 

板の角付けとは板を倒して

角度をつけていくことです。

 

 

 

ここで注意しなければならないのが

板の角付けを身体のどこを使って行うかです。

 

 

多くのスキーヤーは板の角付けを

膝や足首で行ってしまいます。

 

 

 

これでは板への力が逃げてしまい、

板が上手く滑りません。

 

 

 

理想的なのが

 

 

 

 

股関節主体で板の角付けをしていくこと!

 

 

 

 

股関節からきちんと

板の角付けを行えれば、

身体にくの字のシルエットができます。

 

 

 

文章だけではいまいちイメージできない方は

こちらの動画をご覧ください。

 

 

このように股関節からきれいにくの字になり、

板に角付けができると、

板のサイドカーブに合わせて

自然とターンができます。

 

 

特に1級大回りは

速い滑走スピードで

円いターン孤を描くことが重要なので

このカービングターンを

マスターしておく必要があります。

 

 

トップ&テールをマスターしよう

 

 

あなたはトップ&テールというワードを

聞いたことがありますか?

 

 

 

横ずれを主体的に使う

スキッディングターンにも

板のテールがずれる

 

 

『テールコントロール』

 

 

と、板のトップとテールがずれる

 

 

 

『トップ&テール』

 

 

があります。

 

 

 

 

画像で見てもらえば分かるように

トップ&テールの方が

きれいな円いターン孤を描けます。

 

 

基本的に小回り、不整地小回り、横すべりは

このトップ&テールを主体といて行うため

非常に重要なテクニックとなっています。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

 

このように1級の評価観点である

 

・速い滑走スピード

・円いターン孤

 

 

を上手に表現するために

 

 

 

・カービングターン

 

・トップ&テール

 

 

 

 

この2つのテクニックは

マスターしておく事をお勧めします。

 

 

次回は種目ごとのより細かい部分を

説明していく実践編です。

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道① 【導入編】243

読了までの目安時間:約 11分

 


2級編に引き続き

SAJスキー検定(バッジテスト)1級合格への

ポイントをお伝えしていきます。

 

 

まず今回はスキー検定1級の

全体像を掴んでもらうための導入編です。

 

 

スキー1級と言えば、

一般スキーヤーにとっては

上級者の証と言われており、

その難易度も2級とは格段に違います。

 

 

スキー検定を極めようとすると、

 

2級

1級

テクニカルプライズ

クラウンプライズ

 

 

となりますがこの1級は

スキー検定の最初の壁といってもいいでしょう。

 

 

なぜスキー検定1級は

上級者の証と言われるのか?

 

 

最初の壁とは何なのか?

 

 

この部分を導入編で

しっかり掴んでくださいね!

 

 

スキー検定1級って何をやるの?

 

まずご存知の方も多いかもしれませんが、

1級からは事前講習を受ける必要があります。

 

 

 

この事前講習は実技検定員が

担当するケースが多いので

どんな部分をチェックしているのか?

事前講習の中で

しっかり確認しておきましょう!

 

 

お勧めは講習時に

指導員の方と一緒にリフトに乗って

聞いてみることです。

 

 

 

次に1級の検定種目ですが、

2級の時より一つ増えた4種目です。

 

 

 

・パラレルターン大回り 急斜面 ナチュラル

 

・基礎パラレルターン小回り 急斜面 ナチュラル

 

・パラレルターン小回り 中斜面 不整地

 

・横滑り 急斜面 ナチュラル

 

 

 

まず2級と大きく違うのが

不整地の小回りと横滑りです。

 

 

不整地というのは一般的にはコブ斜面ですが

(技術選でも不整地はコブですよね)

別にコブ斜面でなくてはいけない

というわけでもないようで、

スキー場によってはザクザク荒れている所を

不整地斜面の検定に選びます。

 

 

ただ上記の様な検定会場だと

コブ斜面が滑れなくても

1級が受かってしまうため

最近ではきちんとコブ斜面を作るケースが

多いように思えます。

 

 

 

そしてもう一つの追加種目が

横滑りです。

 

 

一見横滑りと聞くと

斜面をズルズル横向きに降りてくるだけだから

スピードも出ないし簡単なのでは?

と感じやすいです。

 

 

しかしこの横滑りこそ

1級受験者の中でも

もっとも点数が出にくい種目です!

 

 

詳しい内容については

実践編にてお伝えしますが、

 

 

 

そもそもこの横滑りの

何をチェックしているのか?

 

 

 

という部分がイマイチ理解できないまま

とりあえず見本の滑りを見様見真似で行い

結果的に点数がでないスキーヤーが多いです。

 

 

 

点数が出ないだけならまだしも、

何が悪くてどう改善したらいいのかも

分からないと直しようがありません。

 

 

 

特に横滑りは特殊な種目なので

何のためにこんな滑りをするのか?

という部分はきちんと明確にして

検定に臨みましょう!

 

 

パラレルと『基礎』パラレルって何が違うの?

 

種目名で2級と微妙に変わった点に

気づいたでしょうか?

 

 

それは大回りが『基礎』パラレルターンではなく、

パラレルターンになっています。

 

 

この基礎という言葉が

抜けたことにより何が変わるのか

あなたは分かりますか?

 

 

この基礎パラレルターンと

パラレルターンの違いがよく分からない

という声をよく聞きます。

 

 

動画でも説明しております

 

SAJが出している教本を参考にすると、

 

 

 

 

【基礎パラレルターン】

 

ターンを通じて内傾角を変えない

静的内傾維持でターンすること。

自分から積極的にいたへ働きかけず、

回転半径、速度を一定にしてターンする。

パラレルターンへの導入時の滑り。

 

 

 

【パラレルターン】

 

回転半径、速度、斜度に応じて

積極的に内傾角を変える

動的内傾促進でするターン。

自ら積極的に板に働きかけて

板に荷重し、撓ませていく。

 

 

 

どうですか?

あなたは分かりましたか?

 

 

・・・

 

 

正直分かりづらいですよね(笑)

 

 

この中に出てくる

動的内傾促進静的内傾維持

という聞きなれない単語も

混乱を招いています。

 

 

 

そもそも基礎パラレルターンや

動的内傾促進、静的内傾促進

というワードはSAJの造語なので

そこまで気にする必要はないのですが、

やはり検定を受ける以上は

ある程度理解しておく事をお勧めします。

 

 

 

そこで、この内容を

ざっくり解説と、超ざっくり解説に分けました。

 

 

 

参考にしてみて下さい。

 

 

 

ざっくり解説

 

 

上記に出てきた説明の中での

ポイントをあげると

 

 

・内傾角を作るか?

・積極的に板に働きかけるのか?

 

 

という部分です。

 

 

『基礎』パラレルターンは2級でも説明した通り

スピードをコントロールすることが

目的になります。

 

 

その為

 

 

・内傾角は作るのか?→作らない

 

・積極的に板に働きかけるか→かけない

 

 

となります。

 

 

先ほど基礎パラレルターンの説明で出て来た

「静的内傾維持」という小難しい単語も

 

 

⇒あまり積極的に動かず(静的)

ターンを通じて内傾角が変わらない(内傾維持)

 

 

という意味です。

 

 

 

一方パラレルターンは

 

 

・内傾角は作るのか?

→状況に合わせて積極的に作る

 

・積極的に板に働きかけるか

→働きかけて板の撓みを出す

 

 

となります。

 

 

 

パラレルターンの説明で出てきた

「動的内傾促進」は

 

⇒自ら動いて(動的)

 内傾角を作っていく(内傾促進)

 

という意味です。

 

 

 

さてあなたはここまでの説明で

パラレルターンと基礎パラレルターンの違いが

理解できたでしょうか?

 

 

何となく分かったけど

なんかすっきりしない・・・

 

 

ともしかしたら思われたかもしれません。

そこで最後は超ざっくり編です(笑)

 

 

難しい単語をなるべく使わず

お伝えしていきます!

 

 

超ざっくり編

 

 

基礎パラレルターンと

パラレルターンの違いを分かりやすく言うと

ズレの多いターンか

ズレの少ないカービングターンか?

 

 

という事です。

 

 

基礎パラレルターンが

 

 

ズルズル・・・

 

 

というイメージなのに対し、

パラレルターンは

 

 

ギュンッ、ギュンッ

 

 

といった感じです。

 

 

このズレがあるターンを

ずらし、スキッディングターン

ズレの少ないターンを

カービングターン、フルカービングターン

なんて呼びますが、

一級が合格できない人の多くは

この使い分けがイマイチできていません。

 

 

 

この部分に関しては

評価編で詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

今回の導入編でまずは

スキー検定1級は

 

 

・不整地小回り(コブ)と横滑りが

新たにある

 

・ずらし主体ではなくカービングが主体

 

 

という全体像をまずは理解しておいてください。

 

 

 

では次回、

スキー検定1級は、

どんな部分を評価しているのか?

評価編でお伝えしていきます!

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)2級合格への道②【評価編】 241

読了までの目安時間:約 7分

 


 

さて今回はスキー検定2級合格への道

評価編です。

 

まだ①【導入編】を読んでいない方はこちらから

【スキー検定2級合格への道 導入編】

 

今回の内容は簡単に言ってしまえば

 

 

 

検定員の人はどんなところを見ているの?

 

 

 

という事です。

 

 

この部分がきちんとできていれば

受かるということでもあるので

評価の観点をしっかり理解して

練習をすることが

合格への重要なポイントとなります。

 

 

 

合格点数とそのつけ方は?

 

まずは評価の点数について

簡単にお伝えしておきますね。

 

 

各種目100点満点で

3人の検定員が得点を出し、

平均がその種目の得点となります。

 

 

2級は大回り、小回り、シュテムターンの

3種目の合計195点が合格ラインです。

 

 

 

要は一種目65点平均ですね。

 

 

 

まだ検定を受けたことのないために

お伝えしておきますが

あくまで合計点ですので

一つの種目が64点で合格点に満たなくても

他の種目が66点でプラスか点がもらえれば

合格できます。

 

 

全種目満遍なくこなすのか?

得意種目でしっかり加点を稼いで

不得意種目をリカバリーするのか?

といった戦術的要素も絡んできます。

(理想は全種目合格点ですが)

 

 

また漠然と100点満点中65点と言われても

どれぐらいの滑りが何点なのかわからない・・・

 

 

と思うかもしれませんが、

だいたい以下のような基準で点数をつけると

言われているので

 

(あくまでも通説です!)

 

 

 

ある程度の範囲に点数が収まります。

 

 

 

【2級の場合】

 

+2点  1級でも問題なし

+1点    2級のレベルは十分超えている

フラット65点  合格基準の滑りです

-1点  合格までもう少し

-2点  まだまだ練習が必要

 

 

 

ですから

大きく合格点に届かないこともなければ

一つの種目だけ抜群に良くて

他は全くダメでも合格!

 

 

という事態は起きません。

 

 

 

 

また次の1級は70点が合格ラインなのに

67点しか出ないということは

2級は余裕だけど1級は全然無理か・・・

 

 

というわけでもありません。

 

 

 

2級で67点(+2)出していれば

だいたい1級受けた際は70点がでます。

 

 

要は絶対評価ではなくその級ごとに合わせた

相対評価だと思っていてください。

 

(たまに絶対評価で+7,8点出るような

 検定会場もあるようですが)

 

 

 

スキー検定2級の評価観点は?

 

 

それではスキー検定2級の評価観点を

簡単にお伝えしていきます。

 

詳しい種目ごとの評価観点は

 

③実践編

(滑りの方向性、各種目の解説)

でお伝えしていきますので、

 

 

まずは全体の共通点を確認しましょう。

 

 

2級のポイントは大きく分けて2つです。

 

 

・パラレルターンができているか?

 

・テールを使ったスピードコントロールができているか?

 

 

 

一つずつ説明していきます。

 

 

パラレルスタンスをマスターしよう!

 

まず2級で最も重要なのは

パラレルターンができているか?です!

 

 

2級で点数が出ない滑りの多くは

パラレルターンの中に

 

 

 

微妙にプルークスタンスが見え隠れする滑り

 

 

 

です。

 

 

 

要はちょっとハの字が出てしまっている

ということですね。

 

 

これは検定員から見れば

すぐに分かるので

評価しやすいポイントです。

 

 

特に小回り種目は焦って

板を素早く切り替えた結果

外脚にうまく乗れなかったり、

内脚が引き寄せることができずに

プルークスタンスが出てしまうケースが

多いです。

 

 

テールを使ったスピードコントロール

 

テールというのは板の後ろ側のことです。

このテールを押し出すことで

スピードコントロールすることが

2級の基本となります。

 

 

動画でもご紹介してますのでご覧ください。

 

 

分かりやすいく言うと

ギュッ、ギュッと、

しっかり止めるエッジングで

ブレーキをかけながら

スピードをコントロールしていきます。

 

 

 

 

ここで注意しなければいけないのが

あくまでもスピード『コントロール』

だという事です。

 

 

 

ここを勘違いしてただエッジングを強くして

ブレーキをかければいいという滑りだと

点数が出ません。

 

 

 

 

だいたいの評価点が分かったでしょうか?

 

 

 

それではいよいよ次回は、

どのような練習をして、

どのように滑れば合格するのか

具体的な内容を種目別にお伝えしていきます。

 

 

スキー技術 基礎スキー

1 2 3 9