スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

アルペンスキー、基礎スキー上達に共通して重要なのは、『切りかえ』で●●要素を切りかえる事! 315

読了までの目安時間:約 7分

 


 

前回までの記事で

切り替えでよく言われる

【重心移動】

【荷重の切り替え】について

触れてきました。

 

 

まだ読まれていない方は

こちらから

 

アルペンスキー、基礎スキー共通!スキー技術の『切りかえ』で重要なのは重心移動ではない? 313

 

 

勘違いしないでほしいのは

重心移動も荷重の切りかえも

スキーの切りかえ動作には

ものすごく重要です!

 

 

 

ですからこの2つを意識して

切り替えがうまくいっている

という事であれば

問題ありません。

 

 

 

しかし上記の2つは

スキー界ではよく言われている要素であり

何度も練習しているスキーヤーは

多いはずです。

 

 

もしかしらあなたも

日々意識して取り組んでいませんか?

 

 

それでも

切り替えがうまくいかない場合は

ある要素が切り替えられていない可能性が

非常に高いです。

 

 

ではなにが切りかわっていないのか?

 

切り替えで多くのスキーヤーが

意識していない為に

切り換っていない要素とは

ずばり

・・・

・・・

 

 

 

股関節の切り替え

 

 

 

 

です!

 

 

 

私が見てきた限り

9割以上のスキーヤーは

この股関節の切り替えが

正確に出来ない為に

滑りのエラーが直らない状態に

陥っています。

 

 

あなたは

 

 

「股関節の切り替えが

 正しく出来ていますか?」

 

 

と聞かれてどう感じるでしょうか?

 

 

 

そもそも股関節の切り替えって

どういう動作かイメージできない

かもしれません。

 

その場合はまずこちらの動画を見て

イメージを明確にしておいてください!

 

動画の後半にお伝えしている

3要素目が股関節の切り替えです。

 

この股関節の切り替えは

実を言うと

これまでお伝えした

重心移動や荷重の切り替えにも

大きく関わってきます

 

 

 

例えば重心移動ですが、

人間の重心は

だいたいおへその下辺りにあります。

 

 

 

もちろんここまでにお伝えした様に

頭から突っ込んでも

足元から切り替えても

それにつられて重心は移動します。

 

 

 

ただそれはあくまでも

つられて動く間接的な移動で

本当の意味で

重心を動かすのであれば

へそ下にある重心が

まず動き出すことが

直接的な重心の移動です。

 

 

 

この重心があるへそ下が

先陣を切って動く動作には

股関節の動きは必要不可欠です。

 

 

 

また荷重比を切り替えても

股関節がくの字姿勢取れる状態でなければ

その場では荷重が切り替わっても

その後は外脚が逃げたり

内倒をしていきます。

 

 

 

最近メルマガでは

オーストリアメソッドや

インタースキーで

海外の滑りをご紹介してきましたが

顕著に動きが見られるのは

この股関節ですよね。

 

 

 

もちろん日本でも

丸山貴雄選手が

股関節を主体とした動作である

“ロール”というワードを使ったり

今月号のスキーグラフィックでも

山野井全選手がキーポイントに

“股関節”をあげてますね。

 

 

 

このように切り替えに

股関節の動きは切っても切れない

ものです。

 

 

 

しかし、

股関節の動作を細かく

練習する機会がなかなか無い為

切り替えで股関節が

正しく切り替わっていない事に気づけず、

結果として外脚に乗れないエラーに

悩まされます。

 

 

 

まず正しく切り替えが出来ているか

判断する為に

股関節を内側に入れた

くの字姿勢を取ってみて

動きの感覚に左右差がないか

確認してみて下さい

 

 

左右差がある場合は

正しく切り替えられていない可能性が

高いです!

 

 

まずは股関節を動かせるか?

 

 

動かせるなら

左右均等に入れ替えられるか?

 

切りかえを考える時は

この部分も意識してみて下さい!

 

 

もしあなたが股関節の切り替えが

上手くいかないのであれば

入れ替える為の大事な要素が

欠けている可能性が高いです!

 

 

その部分は次回の記事で詳しくお伝えしますね!

 

 

 

スキー技術 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

アルペンスキー、基礎スキーに共通する、切りかえ(ニュートラル)で外脚荷重を入れ替えて上手くいかない?  314

読了までの目安時間:約 6分

 


 

前回の記事では

 

 

 

 

 

切り替えは重心移動が大事というけれど
エラーが出る人も出ない人も、
上級者でも初心者でも
みんな少なからず
重心移動は起きている

 

 

 

 

 

という部分について触れました。

 

 

 

 

 

 

アルペンスキー、基礎スキー共通!スキー技術の『切りかえ』で重要なのは重心移動ではない?

 

 

 

 

 

 

つまり重心移動は大事なんだけど
それは当たり前の話で
そのやり方の部分が
重要だという事です。

 

 

 

 

 

切り替えで重心移動してきて
と言われて
切り替えがうまくいく人は
そもそも切り替えが
きちんと出来る人ですね!

 

 

 

 

 

では上手く切りかえられない原因は
何の要素が切りかわってないのか
考えていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

切りかえは次の外脚に?

 

 

 

 

 

 

切りかえがうまくいかない人が
指摘される内容に

 

 

 

 

 

 

【次の外脚に荷重が切り替わってない】

 

 

 

 

 

 

 

 

というものがあります。

 

 

 

 

 

確かに右外脚ターン後半で
右脚に乗った状態から
次の左外脚に荷重を切り替えなければ
そのまま内脚に乗る事に
なってしまいますよね。

 

 

 

 

 

外脚から外脚へ
荷重を切り替えるというのは
特別不思議な事では
ないように思えます。

 

 

 

 

 

実際にシュテムターンや
外脚での片足スキーから
反対の外脚での片足スキーに
切り替える様な
次の外脚へ荷重を切り替える練習は
多くあります。

 

 

 

 

 

もちろん次の外脚へ
荷重を切り替えるイメージで
左右ターンとも
外脚に乗れるようになるのであれば
問題ありません。

 

 

 

 

 

しかし、切り替えた瞬間は
次の外脚に荷重が移った感覚があっても
その後ターン後半に向かうにしたがって
ズルズルと外脚が逃げて行き
やっぱり乗れない…
というケースがほとんどです。

 

 

 

 

 

つまり切り替えで
荷重を切り替えても
結局外脚に乗れないのであれば
他の要素を切り替える必要がある
という事です。

 

 

 

 

 

 

 

因みに先ほど出てきた

シュテムターンでは

そもそも外脚に荷重を

切りかえられていないケースも

多いのでお気を付けくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてここまでの話で分かってきたのは
重心移動はしている、
荷重も次の外脚に切り替えている、
それでも次の外脚に上手く乗れない…

という場合があるという事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではそのような人は
他に何が切りかわっていないのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

続きは次回の記事で!

 

 

 

 

 

スキー技術

アルペンスキー、基礎スキー共通!スキー技術の『切りかえ』で重要なのは重心移動ではない? 313

読了までの目安時間:約 9分

 


 

さて今回記事は

外脚に乗る為の

根本的な考え方を変える

きっかけとなる内容です。

 

 

 

これまでのスキー界の常識では

外脚に乗る為の

トレーニングの多くは

外脚側の筋肉強化でした。

 

 

 

それが最近では

ポジショニングや

関節の角度などにも

注目されるようになってきました。

 

 

 

確かに上記の2つは

外脚に乗るうえでは

重要な要素です。

 

 

 

しかしそれでも

多くのスキーヤーは

来シーズンも

『外脚に乗れない』

という悩みを抱えるはずです。

 

 

 

なぜなら外脚に乗る為には

もう一つ重要な要素があるからです。

 

 

 

それが

 

 

 

切り替え

 

 

 

です!

 

 

 

 

この【切り替え】という

動作に必要な

正しい身体の使い方が出来なければ

いくら外脚に乗る筋力や

関節の角度を練習しても

外脚に乗れません

 

 

 

なぜなら切り替えが出来ないと

スタートからすでに

外脚に乗れてないからです。

 

 

 

言い方を変えれば

 

 

 

一般的に外脚に乗る為に

行っているトレーニングの効果を

発揮できる状況になれない!!

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

ではその切り替えは

どのように練習するのか?

 

 

切り替えとは何を切りかえるのか?

 

まず確認しておきたいのが、

 

 

【そもそも切り替えって

 何を切り替えるの?】

 

 

という部分です。

 

 

 

荷重?

 

 

重心?

 

 

板の角付け?

 

 

 

色々な考えがあるかと思います。

 

 

 

極論を言ってしまえば

切り替えとは

左右のターンの切り替えです。

 

 

 

ただ、どんな形であれ

左右のターンが切り替えらえるのは

当然ですよね(笑)

(切り替わってなければ

そのまま崖に突っ込んでるので)

 

 

 

ただ左右のターンが切り替わればいい

という事ではなく、

左右のターンで板に乗る感覚や

ポジションが違う、

内倒してしまうといった

エラーがでるから

問題なんですよね。

 

 

 

 

分かりやすいく言うと

左右差が出るという事は

切り替えが出来ていない

何かしらの要素があるから

片方にはあって

片方にはないものが

生まれるという事です。

 

 

 

この切り替わっていないものが

何かを見つけることが

その人にとっての

正しい切り替えを行う

初めの一歩であり、

外脚に乗る為のスタートでもあります。

 

 

 

何が切り替わってないかを

見つけるうえで

まず考えておかなければ

ならない事があります。

 

 

 

切りかえで重要な重心移動

 

スキー界では

切り替えについては

何をどう切り返すというよりも

よく出るワードが存在します。

 

 

 

それは

 

 

 

【重心移動】

 

 

 

です。

 

 

 

『切り替えでは

重心を谷側に移動させていき…』

 

 

 

といったワードを

聞いたことはないでしょうか?

 

 

 

ターンの切り替えで

重心を移動させる

という事は

どう考えても

正しい事です。

 

 

 

切り替えで

重心移動させてないよ

という人を聞いたことは

ないですよね。

 

 

 

ただ、正しいからこそ

ここに落とし穴があります。

 

 

 

その落とし穴とは

 

 

 

重心移動の動作は

誰しも行っている!!

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

「えっ!?重心移動が

 出来ていないから

 切り替えがうまく出来ないのでは?」

 

 

 

と感じたかもしれません。

 

 

 

では理由をお伝えしていきます。

動画でも説明しているので

実際の動きで見たい方は

こちらをご覧ください。

 

 

では重心移動を

極端に考えてみましょう。

 

 

 

右外脚ターンを

イメージしてください。

 

 

 

基本的に右外脚のターン後半は

右手や右肩が斜面の下(谷側)にさがり

くの字姿勢を取っている状態です。

 

 

 

例えばこのシルエットのまま

次の左外脚のターンに入って行ったら

頭から突っ込む形となり

間違いなく

内倒しますよね?

 

 

 

しかしながら

極論を言ってしまうと

内側に重心移動は

行われている事に

気づくでしょうか?

 

 

 

重心移動が行われていなければ

次のターンに入る事は

物理的に不可能で

内倒すらできないという事です。

 

 

 

逆を言えば

内倒してしまうという事は

そちら側に重心移動が行われている

証拠とも言えます。

 

 

 

つまり、

切り替えがうまくいかずに

内倒してしまう人も

切り替えがうまくいき

ターン前半から外脚に乗れる人も

多かれ少なかれ

谷側に重心移動はしているという事です。

 

 

 

ですから、

はっきり言ってしまうと

 

 

『切り替えでは

重心を移動させることが重要!』

 

 

というのは

 

 

『テストで点数を上げるには

 勉強することが重要!』

 

 

という位

当たり前の事を

言っているという事です。

 

 

 

【何を切り替えられていないのか?】

 

 

という内容から少し反れましたが、

ここまでの話が

分かってくると

切り替えを考えるうえで

重心移動以外のことが見えてきます。

 

 

では切り替えでは重心移動以外に

どんな要素を切りかえるのか?

 

 

次回の記事でお伝えしていきます!

 

 

 

 

スキー技術 基礎スキー

日本のスキー指導となぜ違う?オーストリアのスキーの上下動を考える 312

読了までの目安時間:約 15分

 


 

日本は海外と違い

基礎スキー技術選という

特殊なスキー文化があります。

 

 

他の国はアルペンスキーが

ベースとなっていますね。

 

 

これはとても良い部分もあり

悪い部分もあります。

 

 

これらを判別する為にも

まずは日本と海外の違いを

きちんと理解することが重要です。

 

 

今回は日本とこんなに違うのか!

と分かりやすい部分を

オーストリアメソッドから

ご紹介します。

 

 

 

スキーグラフィックの2019年6,7月号で

特集が組まれており、

メルマガで紹介した事から

「見ました!」

という声も多くいただきました。

 

 

一番目立ったのは

 

 

【外向傾が基本姿勢】

 

 

であり、

ベーシックなターンでは

前半からしっかり外向傾を作り

乗り込んでいく部分でした。

 

 

日本でいうと

腰外れ、ターン前半から外向強すぎ!

なんて言われてしまいそうですが

あくまでもベーシックは

それぐらいで良いという事です。

 

 

 

さてこの内容でも

ちょっと難しい場合に

もっともっとシンプルで

分かりやすい部分をご紹介します!

 

 

 

日本だとNGと言われやすい動作とは?

 

あなたはどんな部分だと思いますか?

 

 

日本の指導だと

一度はNG動作で言われたことが

ある部分です。

 

 

 

それは

 

 

 

 

上下動です!

 

 

 

 

冒頭でご紹介した

オーストリアデモ達の動画にある

ベーシックな滑りを見ると

 

 

「こんなに伸びあがるの!!?」

 

 

という位伸びあがっています。

 

 

 

どれぐらい伸びあがっているか

興味がある方は

スキーグラッフィクさんが

動画を乗せているので

こちらをご覧ください。

 

 

特に1:30辺りから

とても分かりやすく上下動しています。

※スキーグラフィック youtubeチャンネルより

 

 

もう脚が伸び切っていますよね!

 

 

 

上下動がNGだと指導するのは

日本くらいだそうです。

 

 

 

確かに遠征の時に

海外のコーチから

 

 

「なんで日本の子達は

 みんな姿勢が低いの?

 

 

と聞かれました。

 

 

 

「でも上に抜けるのって

 身体が遅れてダメじゃないですか?」

 

 

と思いますよね。

 

 

 

たしかに身体が上に抜けると

板の力を逃がしたり、

板が前方に進んで

後傾になりやすいです。

 

 

 

でもオーストリアデモは

脚が伸び切るくらい

上に上がっている…

 

 

 

この矛盾はなぜなのか?

 

 

ここら辺が分かってくると

上下動論で悩む事がなくなってきます。

 

 

 

分かりづらい上下と前後

 

冒頭からお伝えしている様に

日本では上下動をすると

身体が上に抜けて後傾になるので

NGという指導が多いです。

 

 

この理論からすると

御紹介した動画にある

オーストラリアデモの滑りは

恐ろしいくらい上下動をしているので

当然後傾ポジションになっている!

 

・・・

・・・

 

となるはずですが

そんなことはないですよね?

 

 

きちんと板についていっています。

 

 

つまりこの事から分かるのが

 

 

後傾になる上下動と

後傾にならない上下動がある!

 

 

という事です。

 

 

 

 

 

 

日本でNGとされているのは

前者の上下動で、

海外でベースとされているのは

後者の上下動という事ですね。

 

 

この2つの上下動一体何が違うか

分かるでしょうか?

 

 

それは

 

 

前後動の有無です!

 

 

上下動にプラスして

前後動があるかないかで

滑りの結果は大きく変わってきます。

 

 

簡単に言ってしまえば

オーストラリアデモのように

上下動を大きく行っても

日本で言われる後傾ポジションにならないのは

"前"上下動をしているからです!

 

 

その視点から

もう一度動画をみていただくと

前方方向に伸びあがっていますよね?

 

 

言われてみればとても単純な話ですが

これが意外と気づけません!

 

 

その理由は2つあります!

 

 

前後動が見えない2つの理由

 

上下動は視覚的に

分かりやすいのに対して

なぜ前後動は

分かりづらいのでしょうか?

 

 

1つ目の理由は

 

 

スキーは足場が勝手に

前移動しているからです!

 

 

よく私はベルトコンベアの

上に運ばれている状態と

表現するのですが、

スキーヤー自身が前方向に

移動しても足場も一緒に前に進みます。

 

 

すると本人としては

前に移動している感覚でも

それを外から見ている

第3者からすれば

真上にいる状態にしか

見えません。

 

 

よくトップ選手達が

 

 

「スキーと一緒に落下する」

 

「落下を利用する」

 

「スキーについていく」

 

 

といった言葉を使いますが

滑りを見ているだけでは

あまりピンときませんよね?

 

 

それどころか

低い姿勢になるので

お尻が後ろに

下がっている様にすら見えます。

 

 

足場となる板が

その場に停止してくれれば

視覚的に分かりやすいのですが、

一緒に動いている為

分かりづらいんですよね。

 

 

ただ、前方移動が分かりづらいだけなら

まだいいのですが、

もう一つ厄介なのが

 

 

上方向に動くと

自動的に後傾になる

 

 

というところです。

 

 

当然ですが足場が前に進んでいるのに

スキーヤー自身は

その場で上に上がるイメージですと

置き去りにされて、

結果的に後傾になりますよね?

 

 

つまり板の真上に

居続けるという事は、

常に前方移動しているという事です。

 

 

でも前方移動できずに

上に動いても

視覚的にそこまで

置き去りにされている様には

見えませんよね?

 

 

これが2つ目の理由となる

 

 

ブーツが助けてくれるから

 

 

です。

 

 

これもこのワードだけですと

いまいちピンとこないかと思います。

 

 

例えば、

台車の上に立っていて、

いきなり台車を後ろから押されたら

当たり前ですけど

ひっくり返りますよね?

 

 

これは足が台車とくっついて

いないからです。

 

 

じゃあ足を台車に固定すれば

どうでしょうか?

 

 

先ほどよりは

ひっくり返るリスクは減りますが、

それでも足首が自由に動くので

怖いと思います。

 

 

そこで足首の動きを

ある程度固定する

靴を履いて固定すると

どうでしょうか?

 

 

台車をいきなり押されても

ひっくり返るリスクは

かなり減るはずです。

 

 

もう言わなくても分かると思いますが

これがスキーブーツですね!

 

 

後傾になっても

本当に後ろに転ぶことなく

ブーツが助けてくれますし

逆に前方に移動しすぎても

ブーツが制御してくれます。

 

 

つまり前後動の範囲を

ある程度ブーツが制限しているので

正しく出来ていなくても

何とかなってしまうのです。

 

 

この様に、

 

足場が前方に動いていて

ブーツの助けもあるので

前後動は見えずらい動きとなります。

 

 

 

エラーに厳しい指導方針

 

ここまでの話で

 

 

正しい上下動は

前方移動しながらの上下動している

 

NGの上下動は

前方移動がない

 

 

という事が分ったかと思います。

 

 

ではなぜ日本の指導では

 

 

「上下動だけでなく

 前方移動もすればいい」

 

 

という指導ではなく

 

 

「上下動はNG」

 

 

という指導が多いのでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

指導=NG動作の指摘

 

 

になってしまっているからです。

 

 

確かに上下動だけしかしていないと

先ほどお伝えした様に

板に置き去りにされてしまい

後傾ポジションになります。

 

 

そういったNG動作が出ている部分だけを

指摘するのであれば、

 

「上下動は後傾になるからダメ」

 

というのも分かります。

 

 

しかしそれは

本質的ではありませんよね?

 

 

正しく伝えるなら、

 

「上下動自体は悪くないけど

 前方移動がないから

 後傾になってしまっています」

 

ですよね。

 

 

さらにいえば

 

 

「最初のうちは

 そういうエラーはが出ても

 仕方がないので

 どんどん動いていきましょう!」

 

 

という方針なのか、

 

 

「エラーが出やすいから

 その動作はしてはいけません」

 

 

という方針なのかによっても

伝え方は変わります。

 

 

お気づきかと思いますが

日本では後者の指導が多いです。

 

 

もちろんエラーが出やすい動作を

なるべく行わないようにするという考えも

間違いではありません!

 

 

ただ最後に1つだけ

考えて欲し事があります。

 

 

上下動をすると

上に抜けて後傾になるリスクがある

 

というのは事実ですが、

 

 

じゃあ上下動しなければ

後傾にならないか?

 

 

と聞かれたらどうでしょうか?

 

 

・・・

・・・

・・・

 

はい上下動するしないにかかわらず

後傾の人は後傾です。

 

 

この様に根本的な部分を見直すと

そもそも上下動が正しい間違っている

といった部分では無い

別の部分を考えなければならない事が

分かってくるのではないでしょうか?

 

 

スキー技術 基礎スキー 未分類

スキーで外脚に乗れないスキーヤーが忘れがちな3要素 309

読了までの目安時間:約 15分

 


前回の記事で

下半身の筋力も、

片足立ちでバランスをとる能力も

外脚乗る要素の一つだという事を

お伝えしました。

 

スキーで外脚に乗る為には、オフトレで脚(足)の筋トレをする事は有効か? 307

 

 

その要素が“だけ”が

足りないせいで

外脚に乗れていないのであれば

雪上の滑りに直結します。

 

 

 

しかし他の要素も

満たされていないのであれば

 

 

 

外脚に乗る事には

繋がりません。

 

 

 

では下半身の筋力や

その場でバランスを取ること以外に

外脚に乗る為の要素は

どのようなものがあるのか?

 

 

 

細かく分析していくと

個々によって様々ですが、

今回は代表的なものを

3つお伝えしてきます。

 

 

因みにこの内容は動画でも

配信しておりますので

実際の動きを見たい場合は

こちらを参考にしてみて下さい。

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素① ひねり

 

まず1つ目は

 

 

【ひねり】

 

 

です。

 

 

スキー界では

 

 

・板と正対する

・板に対して真っ直ぐ乗る

 

 

という様に、

板の進行方向に真っ直ぐ

向いて乗る事が

基本とされていますが、

はっきりお伝えすると

 

 

 

解剖学的に身体全て

板に対して正対する事はほぼない

 

 

 

という事です。

 

 

 

現にオーストリアメソッドの

基本姿勢は正対ではないです。

 

 

 

勿論トップ選手の滑りをみて

正対してる“風”に

見える事はよくあります(笑)

 

 

 

ただ身体のどこかしら

【ひねり】が入っているのが普通です。

 

 

 

つまり、

外脚に乗ろうと思ったら

正しいひねりが使える事が

必須条件なのですが

あなたは外脚に乗れないと悩んだ時に

ひねりをオフトレで鍛えようと

思い浮かぶでしょうか?

 

 

 

多くの場合は

ひねろうと思えばひねられるから

特に意識的にトレーニングや

練習はしていません。

 

 

 

するとしたら

雪上での練習の時に

ストックを横に持ち

フォールライン方向に向けて

滑るといったバリトレの様な

もののはずです。

 

 

 

しかしベースとなる

ひねるうえでの

正しい身体の使い方が

出来ていない為

この練習を行っても

殆どの場合滑りが変わりません。

 

 

 

同じように

いくら外脚に乗ろうと思っても

出来ない原因も同じです。

 

 

 

【ひねり】を考えるうえで

重要なのが、

 

 

 

 

身体のどの部分のひねりが

外脚に乗れない原因なのか?

 

 

 

という事です。

 

 

ひねりと言っても

上半身、下半身と

大きく分けると2つ、

さらに下半身の中でも

股関節、膝、足首、

上半身では首、肩、体幹部など

沢山のひねる部位があります。

 

 

 

自分のが外脚に乗るうえで

どのひねりの部分が足りないのか

探し出すのは難しいかと思いますが、

【外脚乗る】という概念の中に

【ひねる】という要素も含まれている

という事だけは頭に置いといて下さいね!

 

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素② 曲げ伸ばし

 

今回は2つ目です。

 

 

 

それは・・・

 

 

 

 

 

曲げ伸ばし

 

 

 

 

です!

 

 

 

何を当たり前の事を言っているか?

と感じられたかもしれません。

 

 

 

スクワットの様な筋トレや

ジャンプトレーニングなどでも

脚の曲げ伸ばしは使われています。

 

 

 

ですから曲げ伸ばしなんて

言われなくても取り組んでいます

という方がほとんどです。

 

 

 

しかし残念な事に

スキーに繋がる

正しい曲げ伸ばしが出来ているケースは

ほぼありません。

 

 

出来ているなら

スクワットやジャンプトレーニングなど

やっておけば次のシーズンには

外脚に乗れるようになっているはずなので。

 

 

 

では、

スキーに繋がる曲げ伸ばしと

普通の曲げ伸ばしと

何が違うのでしょうか?

 

 

 

簡単な部分で言うと

動作の目的が違います!

 

 

 

基本的に地面に足を

ついている状態であれば

脚を曲げ伸ばしする事により

地面に対して何かしらの

アクションが行われます。

 

 

 

スクワットの立ち上がりや、

ジャンプトレーニングなどは

地面に力を伝える力を鍛えると

よく言われていますよね。

 

 

 

この効果が板へ力を伝えたり

外脚に乗る事に

繋がりそうですが

よくよく考えてみてください。

 

 

 

地面に力を伝えた後に

身体はどうなりますか?

 

 

スクワットの立ち上がりや

ジャンプ動作は当然ですが、

そのまま上方向に身体が運ばれます。

 

 

 

要は地面に力を伝えて

身体を目的の移動方向に

運ぶという事です。

 

 

 

さてこれは【外脚の乗る】

という動作でしょうか?

 

 

 

言わなくても分かると思いますが

逆ですよね。

 

 

 

板から離れる動作になります!

 

 

 

かといって下方向に曲げていくだけだと

吸収になってしまう・・・

 

 

 

というように

脚の曲げ伸ばしと言っても

外脚に乗る事に繋がる

曲げ伸ばしはかなり狙って行わないと

習得が難しいです。

 

 

 

分かっていて意識しても

無意識的にエラーが出るケースが多く、

サポートメンバーの方たちも

この曲げ伸ばしはトレーニングの際

何度もこちらからの指摘を受けて

 

 

「うわっ、また無意識で

 行っていた!」

 

 

となります。

 

 

 

因みに今回は、

スキー界である程度共通認識のある

脚の曲げ伸ばしに

注目しましたが、

上半身、特に体幹部の曲げ伸ばしも

非常に重要です。

 

 

 

体幹部の曲げ伸ばしって

そもそも意識したことないし、

固定するのものだと

思われているケースが多いですが、

これも外脚にのる要素の一つです。

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素③ 切り替え

 

この3つ目の要素は

一番意識されていない要素かもしれません。

 

 

 

それは・・・

 

 

 

切り替え

 

 

 

です!

 

 

 

もちろん切り替え動作の重要性は

あなたも意識していると思います。

 

 

 

しかし外脚に乗る要素としての

切り替えは?

 

 

と聞かれると具体的に

イメージできるでしょうか?

 

 

 

例えば

右外脚乗れないなぁ…

と悩んでいる場合、

どちらの脚を練習するでしょうか?

 

 

 

当たり前ですが、

右脚に乗れないのだから

右足一本で片足スキーをしたり、

右脚で片足立ちのトレーニングを

行うはずです。

 

 

 

左右差があるスキーヤーが

殆どの為、誰しも一度は

この様な内容に

取り組んでいるのではないでしょうか?

 

 

 

また雪上指導でも

右脚に乗れないのであれば

右脚に関する注意を受けて

右脚を意識やバリトレを

行うはずです。

 

 

 

 

もちろんそれで直ればいいのですが

大半はいつまでたっても

右脚に乗るエラーは直りません。

 

 

何故なら、

 

 

外脚の乗る手前の

切り替えの段階から

エラーが出ているから

 

 

 

です。

 

 

 

要は『初めの一歩』が

すでに間違えている

という事ですね。

 

 

 

ですから

私も動作を見る時には

 

 

・乗れない方の脚が原因なのか?

 

・それとも乗れている方の脚が原因なのか?

 

・その切り替えが原因なのか?

 

 

と細分化します。

 

 

 

トップ選手が滑る時に

意識している部分で

 

 

 

「ターン後半から前半への繋ぎは

 とても意識しています。

 そこが上手くいけば

 あとは乗っていくだけなので」

 

 

 

といった内容の話が

よく出ますよね。

 

 

 

本当にその通りで、

切り替えで

その次のターン外脚に

乗れるかどうか決まる!

というくらい重要要素なのですが

 

 

 

「オフトレで切り替えの練習してます!」

 

 

 

というスキーヤーはほぼいません。

 

 

 

もしあなたも

苦手としている脚側があり、

そちらにいくらアプローチしても

外脚の乗れないのであれば、

得意な脚の方から切り替えで

エラーが出ていないかと

考えてみてください。

 

 

 

今回は意外と意識されていない

外脚に乗る要素の内

 

 

<1>ひねり

<2>曲げ伸ばし

<3>きりかえ

 

 

の3つをお伝えしました。

 

 

もちろんこの他にも

様々な要素はありますが、

このベースとなる要素ですら

取り組まれていないのが

一般的です。

 

 

『自分にとって

外脚に乗るうえで足りない要素は

そもそも何か?』

 

 

一度振り返ってみると

良いかもしれません。

 

スキー技術 トレーニング論

コブや小回りに必須!ストックのつき方を整理する! 304

読了までの目安時間:約 14分

 


 

 

コブや小回りでよくある質問の1つが

 

 

「ストックはどのタイミングで

 つけつけばいいですか?」

 

 

 

というものです。

 

 

 

アルペン、基礎スキー関係なく

ストックワークは非常に重要ですよね!

 

 

 

このストックをつくタイミングは

色々な意見があります。

 

 

大きく分けると、

 

 

・ターン後半

・切り替え時

・次のターンの前半

 

 

といった感じです。

 

 

例えばあなたは

コブ斜面を滑る時に

どのタイミングで

ストックをつきますか?

 

 

 

または、

 

 

つけないんだけど

理想はこのタイミングです!

 

 

というのでも構いません。

 

 

 

いつもの事ですが、

絶対にこれでなくてはならない

という正解はなく、

どのタイミングであれ

その人がイメージ通りの滑りが

出来ているのであればOKです。

 

 

 

ただ滑りに悩んでいるからこそ

ストックをつくタイミングを

意識しているのだと思います。

 

 

 

最近よく言われる

ストックをつくタイミングが

 

 

「次のターンに入ってから」

 

 

というものです。

 

 

「ターン後半につくと

 手がはじかれるといった様に

 反発が大きいので

 次のターンに入るタイミングで

 つきましょう!」

 

 

 

という内容を

一度は聞いた事あるかもしれません。

 

 

また違う言い方で

 

 

「コブの裏側につく」

 

 

とも言われています。

 

 

しかし

 

 

トップ選手達の

コブの滑りをスローで

見ていただくと分かる通り、

どう見てもターン後半についてから

次のターンに入っていますよね?

 

 

でも先ほどお伝えした通り

ターン後半につくと

腕がはじかれるのでは・・・?

 

 

 

と矛盾が生じるわけです。

 

 

そしてさらに

不思議なのは、

ストックをつくタイミングについては

色々な説が言われているのに、

トップ選手達のつくタイミングは

ほぼ一緒というところです。

 

 

 

もちろん細かく分ければ違いますが

一人だけやたら

他の人と違うタイミングでついている

という選手はいませんよね。

 

 

 

このように

ストックを着くタイミングについて

迷わす情報は山ほどあります。

 

 

 

ではどうすれば

スキーが上達する為の

正しいストックのつくタイミングが

わかるのか?

 

 

ストックのつくタイミングは大きく3つある!

 

それにはまず、

整理しておいて欲しい

重要なポイントがあります。

 

 

 

このポイントを知っているだけで

ストックをつく

という動作に対しての印象が

大分変るからです。

 

 

 

まず確認しておきたい

重要なポイント

 

それは…

 

 

 

【ストックをつく】という

定義を明確にする

 

 

 

という事です!

 

 

 

定義も何も

ストックをつくというのは

そのままの意味では?

 

 

 

と感じたかもしれません。

 

 

 

しかし以外にも

ストックをつくという捉え方は

人によって違います。

 

 

 

今回は分かりやすく

3つに分けてお伝えします。

 

 

 

 

①ストックが雪面についた瞬間を

【ストックをつく】

 

とする場合です。

 

 

この場合ですと、

ストックを着くタイミングは

ターン後半のコブを受けるところですよね。

 

 

 

 

②ストックの先端が

 雪面について離れるまでの間を

【ストックをつく】

 

とする場合です。

 

 

そうなると

ストックをついているのは

ターン後半から次のターンに入るまでです。

 

 

 

③最後にストックが

 雪面から離れる瞬間を

【ストックをつく】

 

とする場合です。

 

 

 

そんな人いるの?

と感じるかもしれませんが

滑走中は一瞬の出来事の為

次のターンに入ってからつくと

感じる人はこのタイプです。

 

 

 

さてあなたの

【ストックをつく】に

近いのはどれでしょうか?

 

 

ストックを付くという動作に本質は?

 

これまで紹介した

3つのストックをつく感覚は

どれが正解という訳では

ありません。

 

 

 

ただ一つ、

上記の内容から

気付いて欲しい

重要なポイントがあります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

ストックをつくとは

点ではなく線の動作である

 

 

 

という事です。

 

 

 

【ストックをつく】

と聞くと

どうしても瞬間的なその場での動作、

つまり【点】として

捉えているスキーヤーが大半です!

 

 

 

 

しかし今回の内容で分かるように

意外とストックをついている間に

様々なことが行われています。

 

 

つまり一瞬の出来事ではない

【線】だという事です!

 

 

 

ストックをつくという行為を

【線】としてとらえる事によって

ストックをついている時間って

意外と長いかも・・・

と思えたら理想的です。

 

 

もちろん、

一般的な時間の感覚からすると

0コンマ何秒の事なので、

一瞬ですが(笑)

 

 

 

なぜストックをつく事を【線】で捉えた方が良いのか?

 

でもなぜ

【ストックをつく】

という動作を

【線】で捉えた方がいいのか?

 

 

ではなぜ【点】ではなく

【線】としてとらえた方が良いのか?

 

 

 

もうすでに

お気づきかもしれませんが、

その方が

 

 

動きが止まらないからです!

 

 

ストックをつくタイミングを

意識して滑っているスキーヤーが

よく陥るエラーが

【動きが止まる】

というものです。

 

 

 

つく事だけを意識している

つまり点として捉えているので

当然と言えば当然です。

 

 

 

しかし実際は

ストックをつくとは線であり、

つき“ながら”

他にも色々な動作を行うわけです。

 

 

 

コブで言えば

ストックをついている間に

 

 

壁を吸収して

 

 

切り返し

 

 

次のターンの前半に入る

 

 

という動作を行っています。

 

 

 

一般的な

【ストックをつくタイミング】は、

このどこかを切り取った部分

というわけです。

 

 

 

「ターン後半吸収する時」

という人もいれば

「切り替えの時」

という人もいるし

「次のターンの入る時」

と人もいます。

 

 

 

この切り取り方が

人によって違う為

ストックをつくタイミング論は

沢山あるという事ですね。

 

 

 

どこを切り取っても

本人が滑れていれば

問題ありませんが、

指導の場合は、

 

 

 

 

ストックをつく動作を

流れとしてとらえ

指導者側の切り取った部分が

受講者側と感覚と一致する

 

 

 

という条件をある程度満たさないと

ストックをつくタイミングを指導する事は

デメリットになるので

気を付けたいところです。

 

 

 

ストックをつく時に本当に考えたいことは?

 

ストックをつくタイミングについて

少し整理が出来たでしょうか?

 

 

 

因みに

 

 

「渡辺さんは

 どのタイミングでついていますか?」

 

 

という質問もよくいただきますが、

切り取り方としては

切り替えのタイミングです。

 

 

 

ただこのタイミングでつこうとは

正直いってあまり考えていません。

 

 

 

ここまで新しいテーマを出すと

混乱させてしまうかもしれませんが、

基本的にストックをつく行為は

目的ではなく手段だからです。

 

 

 

何のためにつくのかによって

タイミングやつく位置など

変わってきます。

 

 

 

私はストックをつく事よりも

何のためにつくのか?

という方が重要

 

 

だと思っています。

 

 

ですから

サポートメンバーの方は

お分かりだと思いますが、

あまりストックのつくタイミングや

位置など細かく指導はしません。

(もちろん必要な時は追及しますが)

 

 

 

それよりも先に

やるべきことがあるからです。

 

 

 

面白いのですが、

ストックワークが苦手なんです

と仰っていた方でも、

ストックワークを練習しておらず

違う動作を練習している時に

 

 

「●●という動作をしたければ

 ストックをついた方が

 やりやすいですよ」

 

 

と伝えるだけで、

ある程度理想的なタイミングで

ついてくるんですよね!

 

 

 

逆にストックをつく動作を

メインに持ってくると

殆どの方は動きがちぐはぐになります。

 

 

 

そういった意味でも

やはりストックをつくとは

補助動作と言いますか

目的ではなく手段ですね!

 

スキー技術

スキーでコブを滑る時は吸収動作をしていない? 303

読了までの目安時間:約 12分

 


 

スキーでコブ斜面を滑る時に

 

「吸収動作はしていません!」

 

と聞いたらあなたは

どう感じるでしょうか?

 

 

「いやいやそんなこと

 あり得ないでしょ!」

 

 

と思うのが一般的にです。

 

 

それもそのはず、

コブが滑れないスキーヤーの

最も多い悩みの一つが

 

 

「吸収動作が上手くできません」

 

 

というものだからです。

 

 

そのようなスキーヤーからしたら

吸収動作をしていないなんて

意味がわからないですよね。

 

 

しかし吸収動作をしていないと言う

トップスキーヤーは

意外と少なくないんです。

 

 

 

なぜそのような発言が生まれるのか?

そもそも根本的な吸収動作について

まずは考えていきましょう!

 

 

 

あなたにとっての吸収動作とは?

 

あなたは吸収動作と聞くと

どのような動作が

思い浮かぶでしょうか?

 

 

 

よく言われるのが

股関節、膝、足首の

3点を連動させてに曲げる

という動作ですね。

 

 

 

見た目上は確かにそのような動作を

皆さんしています。

 

 

しかし一見同じように見える

吸収動作でも、

その「感覚」

人によって分かれています。

 

 

 

その感覚を分ける時に

最も大きな分類が

 

 

 

【能動的】か?

【受動的】か?

 

 

 

という感覚です。

 

 

 

簡単にってしまうと、

自ら吸収している

という感覚の人と

勝手に吸収される

という感覚の人の違いですね。

 

 

能動的と受動的が生む差は?

 

能動的でも受動的でも

別にどちらが正解という事もなく

その人がイメージ通り

滑れているのであれば

どちらであっても問題ありません。

 

 

 

ただ割合としては

吸収動作が出来ないと

悩んでいる人ほど

【吸収しよう】としていて

(能動的)

 

 

 

トップ選手達が発信している感覚は

【足がコブに曲げさせられる】

(受動的)

といった様なものが多いです。

 

 

 

 

でも上手い人の滑りを

普通にみれば、

どう考えても

吸収動作を行っていますよね?

 

 

 

では少し違った視点から

【吸収】を考えてみましょう。

 

 

 

 

車に乗っていて

ガタガタしないようにするパーツに

サスペンションというものがあります。

 

 

 

車輪と車軸を繋いでいる

バネみたいなものですね。

 

 

 

 

このサスペンションが良いと、

路面からの振動を

吸収してくれます。

 

 

 

自転車でも

マウンテンバイクの様な

悪路を走るモノには

取り付けられていますね!

 

 

 

吸収と言えば

ランニングシューズで

脚に負担がかからない様に

靴底やインソールに

衝撃吸収をするものが

使われているモデルが多くあります。

 

 

 

この他にも

普段何気ない日常生活の中に

【吸収】に関する物は

多くありますよね。

 

 

 

ではここからが重要なポイントです。

 

 

 

これらの吸収にかかわる物たちは

本当に吸収を【している】でしょうか?

 

 

 

「いやいや何言ってるんですか?

 してるに決まってるでしょ!」

 

 

 

と思う方が大半です。

 

 

 

もちろん吸収はしているのですが、

この場合の【している】は

私たち生物が感じる【している】とは

少し違いますよね?

 

 

 

多くの物は

 

 

 

 

自ら率先して動いているのではなく、

衝撃が来たら吸収する状態にある

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

ただ、当たり前の話ですが、

 

 

「このランニングシューズは

 軽くて地面からの衝撃を

 吸収してくれますよ!」

 

 

と店員さんから言われて、

 

 

「えっ?吸収するって、

 自ら靴がグニョグニョ動くんですか?」

 

 

とはなりませんよね(笑)

 

 

 

そんなこと言ったら

もの凄い面倒な嫌なお客です。。。

 

 

 

当然ながら、

吸収する形状や素材なんだぁ

と無意識に思います。

 

 

 

しかし当たり前の話ですが、

私たちはそれら物体に対しても

【吸収する】という表現を使います。

 

 

 

このランニングシューズは

衝撃をよく吸収する。

 

 

 

耐震構造の建物は

自身の揺れを吸収する。

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

吸収しているのか?吸収できる状態なのか?

 

では私たちの【吸収する】は

どうでしょうか?

 

 

 

多くの場合は

 

 

【自ら動く事によって吸収する】

 

 

というイメージが強いです。

 

 

 

混乱しているかもしれませんので

簡単な例をお伝えします。

 

 

 

手をプランプランに脱力した状態で

直立をします。

 

 

 

この手を誰かが前から押せば

当然ですが、

後ろに手が流れるだけで

直立姿勢は崩れませんよね?

 

 

 

ではこの時

腕で押された衝撃を

吸収したと思うでしょうか?

 

 

 

きっと【吸収した】というよりは

ただ力を抜いているから

腕を押されても

後ろにプランと動いただけ

と思うはずです。

 

 

 

実はここが大きなポイントです!

 

 

 

自分の感覚がある私たちは、

自ら能動的に行う感覚の事を

【する】と思っています。

 

 

 

先ほどお伝えした

プランプランにした腕を

押された状態も

外から見た物体としては

吸収しているのですが

本人は吸収しているとは

思えません。

 

 

 

他にも、

柔らかい物体を押すと

衝撃が吸収されると思うのに

寝ている人を動かそうとして

 

 

この人はこちらの力を吸収している!!

 

 

とは思わないのも同じです。

 

 

 

ただ寝てる人は重いなぁと

感じるだけですよね。

 

 

 

当たり前ですが、

本当に寝ると急にその人の体重が

増えるわけではないので(笑)

 

 

この様に人間自体も

物体と言えば物体なのですが、

他の物とは違う感覚で

捉えてしまいます。

 

 

 

話を戻すと、

【コブを吸収する】

という動作にしても

 

 

 

「股関節、膝、足首を曲げて…」

 

 

 

と能動的に意識する事自体が

逆に身体に力みを生み

物体としては吸収できない状況を

生み出している可能性がある

という事です。

 

 

 

実際に試してもらうと

分かりやすいですが、

少しの段差から

ジャンプして着地する時に

わざわざ関節を曲げてと

意識しないですよね?

 

 

 

自然と力を抜いて

受動的に吸収動作が

行われているはずです。

 

 

 

でも他の人から

 

 

 

「いま吸収動作をしました?」

 

 

 

と聞かれると、

意識としてはしていないけど

物体としてはしているという、

どう表現すればいいか

ややこしい状態になるわけです。

 

 

 

コブで吸収動作が出来ずに

悩んでいたメンバーさんの多くは

出来るようになると口を揃えて

 

 

 

「吸収しようとあまり意識してないのに

 ビデオで見ると今まで以上に

 きちんと吸収していて

 イメージのギャップが凄い!」

 

 

 

と仰っています。

 

 

 

 

色々とややこしい話ですが、

まずは【吸収する】という動作が

 

 

能動ベース

 

受動ベース

 

 

の2種類あり、

どちらに対しても

【する】と表現するからややこしい

という事だけ整理しておいてくださいね。

 

 

そこら辺が整理できてくると、

コブで吸収動作が出来ない人は

まず何をやるべきかが見えてきます!

 

 

スキー技術 未分類

スキーでコブが上手くなる人が持つ【コブと小回りは一緒!】の感覚 302

読了までの目安時間:約 10分

 


 

タイトルにもあるように

コブ斜面を滑る時に
たまに出てくるワードで

 

 

「コブも小回りも一緒だよ!」

 

 

というものがあります。

 

 

トップ選手でも
この様なニュアンスを
発信している方は
多いですね。

 

 

 

あなたは、
コブと小回りが一緒と聞いて
どう感じるでしょうか?

 

 

小回りとコブは同じなのか?

 

コブが滑れない人にとっては

 

 

「いやいや一緒なわけないじゃん!
 小回りは滑れるけど
 コブは滑れません!」

 

 

 

と感じるのが普通ですよね。

 

 

 

もちろん全く同じなわけでは
ないのですが、
同じ要素が存在していることは
事実です。

 

 

これは

「大回りも小回りも同じだよ」
発言にも共通しますね。

 

 

 

ポイントは

 

 

 

どこを指して
同じだという意見が
出てくるのか?

 

 

 

という部分です。

 

 

 

実はこの部分が
明確に分かって
小回りの練習をしていると
コブが上手くなってきます。

 

 

 

そもそも根本的に
同じだと全く思えない人に
よくお伝えする例があります。

 

 

 

コブを作る際に
10人の人が連続で
同じラインを小回りしたとします。

1人目が滑る時は当然
整地小回りです。

 

2人目が滑る時も
整地小回りです。

 

 

3人目が、4人目が
と滑っていき、
10人目が滑る時には
どうでしょうか?

 

 

春の柔らかい雪であれば
軽くコブになっているはずです。

 

 

では何人目まで小回りで
何人目からコブだと
分かりますか?

 

 

 

因みにこの例えは
『砂山のパラドックス』という
有名なパラドックスと似ています。

 

 

 

 

砂山のパラドックスとは
簡単に言えば、

 

砂の山があったとき、
そこから数粒の砂を取り去っても
砂山のままですが、
そうやって粒を取り去っていったとき、
最終的に一粒だけ残った状態でも
「砂山」と言えるか?

 

 

という問題です。

 

 

 

この砂山のパラドックスは
どこからが砂山で
どこからが砂山ではない
という定義がない不明確な概念を
定義する事は無理!

 

という問題ですが、
コブと小回りに関してはちょっと違います。

 

 

 

別にどこからがコブで
どこからが整地小回りかを
知りたいわけではないですよね(笑)

 

 

重要なのは
砂山のパラドックスにあって
コブと小回りにないものです。

 

 

 

それは明確な共通性】です。

 

砂山の場合、
砂山だろうが砂粒だろうが
砂という事には変わりありません。

 

 

後は量に対して
その人がどう思うかです。

 

 

コブと小回りも同じで
絶対的な共通点があり
その共通点が分かっていると

 

冒頭でもお伝えした通り
コブと小回りは同じであり
小回りを練習しても
コブが上手くなっていきます。

 

 

 

その共通点とは何か?

 

いよいよ本題の

共通点に入っていきます!

 

 

それは

 

 

 

【外脚荷重】

 

 

 

です!

 

 

 

 

きっと

 

 

「なんだよ!

 そんなの当たり前じゃん!」

 

 

と思ったはずです。

 

 

 

でも本当に当たり前でしょうか?

 

 

 

コブが滑れない人の悩みを聞くと

 

 

・コブで遅れて発射する

 

・板が回せない

 

・密脚が出来ない

 

・コブを吸収できない

 

・ラインが分からない

・・・

・・・

・・・

 

 

と色々あるのですが、

 

 

外脚に乗れないんですよね・・・

 

 

という悩みは

ほぼ聞きません!

 

 

 

またそれと同様に

外脚に乗る練習、

またはその意識を

コブでしているでしょうか?

 

 

 

 

 

サポートメンバーの方の中でも

レッスン前は

 

 

「コブと小回りは基本的には一緒

 

 

と言われても

ピンと来ない人がほとんどです。

 

 

 

でも完璧に出来る出来ないは別として

 

 

「一緒と言われる意味は分かりました!」

 

 

と仰っていただけます。

 

 

 

コブが滑れない要因は整地にある

 

 

そしてここが分かると

もう一つ重要なワードが出てきます。

 

 

 

それが

 

 

 

「これ根本的に

 整地で出来なきゃ

 コブは上達しないですね…」

 

 

 

とういうワードです。

 

 

 

もちろんいつもお伝えしている通り

全員に当てはまるものではありません。

 

 

人によっては

整地での前提はクリアしていて、

コブの中でコブならではの

動きを覚える段階の人もいます。

 

 

 

その段階の方は

コブに入れば入るほど

上手くなっていくはずです。

 

 

 

しかし何年コブに入っても

今いる地点から進めない場合は

整地での前提条件を

満たしていない場合が大半です。

 

 

 

これは聞いた話ですが、

元モーグルの全日本のコーチの方が

 

 

「モーグルのコブの練習は

 整地が8割!」

 

 

と仰っていたそうです。

 

 

 

コブが上手くなる為の

整地の練習ができるか?

 

 

 

コブにいくらは言っても

上手くならない場合は

まずはここから考える事をお伝えします。

 

 

因みに外脚に乗る練習は

人によってまるで違います。

 

 

外脚に乗るにはどうすばいいですか?

という質問をよくもらいますが

これは

 

 

「数学が出来るようになるには

 どうすればいいですか?」

 

 

と同じようなものです。

 

 

・外脚乗るとはどういうことか?

 

 

・何が出来ていないから

 外脚に乗れてないと思うのか?

 

 

・具体的にどうすれば

 

 

・出来てない部分を解決できるのか?

 

 

ここら辺を考える事から

始めてみてください!

 

 

 

「外脚乗れてない!」

 

 

と指導された時に

聞いてみるのもいいかもしれませんね!

 

スキー技術

密脚の落とし穴! 多くのスキーヤーが持つスタンスの誤解 301

読了までの目安時間:約 11分

 


 

前回の記事で

 

深く傾いた滑りの画像を見ていただき、

この状態はワイドスタンスか?

クローズドスタンスか?

 

というアンケートを

メルマガで行った事を

お伝えしました。

 

前回の記事をまだ読まれていない場合は

こちらから↓

スキーのスタンス(足幅)はワイドよりクローズの方が安定する? 300

 

 

さてあなたは

この画像を見て

ワイドスタンスに見えるでしょうか?

クローズスタンスに見えるでしょうか?

 

 

 

メルマガのアンケートの結果は

 

 

【ワイドスタンス】   約40%

【クローズドスタンス】 約60%

 

 

でした!

 

 

クローズドスタンスと感じる人が

やや多かったようですが

やはり意見が割れましたね。

 

 

 

ではなぜこのような質問をしたのかに

触れていきますね。

 

 

ワイドスタンスの定義は?

 

実はこの質問の答えに

正解不正解はありません。

 

 

なぜなら

ワイドスタンスの概念によって

意見が分かれるからです。

 

 

 

例えば

板の距離をスタンスの広さとして

捉えるなら

この画像はワイドスタンスになります。

 

 

 

 

しかし脚を開く幅、

つまり股を開いた時の距離を

スタンスと捉えるなら

この画像は密脚しており、

縦方向にワイドになっているだけです。

(縦方向にワイドというと

 言葉の意味としてはおかしいですが)

 

 

この横方向にワイドと捉えるか

縦方向にワイドと捉えるかで

認識が大きく変わってくるわけです!

 

 

 

その場でワイドスタンスで立ち、

画像の様に倒れて行ったら、

板の距離はワイドのままなのに

脚の幅はクローズになりますよね。

 

 

 

 

何となく画像を見て

2つの解釈がある事が

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

ワイドスタンスよりも重要な意識

 

 

そして本当に重要なのは

ここからです。

 

 

 

この2つの解釈のうち

実際に雪上で

 

「ワイドスタンスで滑って!」

 

と言われたら

 

あなたはどちらの解釈を

行うでしょうか?

 

 

 

実は一般スキーヤーの方の多くは

横方向へのワイドの意識を持ちます。

 

 

 

画像をクローズだと感じた人でも

実際行うと横ワイドの動作を

行うのも不思議なところです。

 

 

 

一方トップ選手達の多くは

言わなくても分かると思いますが

縦ワイドの動作を行います。

 

 

 

行うというよりは

滑っているスタンスから

自然に傾けば

そうなるといった感じですね!

 

 

 

ですから多くの選手達は

ワイドスタンスという

言葉よりも

 

 

 

【高低差】

 

 

 

という表現を使います。

 

 

 

このワードに

聞き覚えがありませんか?

 

 

 

 

トップ選手達が

深い内傾角を取り、

一般スキーヤーの方たちから見たら

ワイドスタンスに見えるシルエットも、

選手達にとっては

 

 

『高低差をつけている』

『内脚をたたむ』

 

 

といった縦方向への認識です。

 

 

 

「深い内傾角を取るには

 ワイドスタンスだ!」

 

 

 

とはあまり聞かないですよね。

 

 

 

ですから深い内傾角で

バランスを取るためには

ワイドスタンスといっても

横ではなく縦方向への

ワイドスタンス

つまり【高低差】がでる

身体の使い方が重要という事です。

 

 

 

くれぐれも

横のワイドスタンスと

縦のワイドスタンスを

混同しないようにだけ

気を付けてくださいね!

 

 

 

因みに

認識は混同していなくても

身体の動作として

縦にしているつもりが横になっている

というエラーが出ていては同じです。

 

 

 

クローズスタンス(密脚)の落とし穴

 

さてここまでで

ワイドスタンスと言っても

横方向のイメージと

縦方向のイメージがある

という事をお伝えしました。

 

 

 

一見トップ選手達が

深く傾いている時に

板の距離が広がり

ワイドスタンス見えますが、

これは股の距離としては密脚で

縦方向に板の距離が開いています。

 

 

 

しかし多くの場合、

ワイドスタンスをとって

と言われたら

プルークボーゲンの様に

横方向にワイドを取りますよね。

 

 

これでは深い傾きは取れません。

 

 

 

ここまではワイドスタンスをベースに

お伝えしてきましたが、

実はその逆のクローズスタンスにも

大きな落とし穴があります。

 

 

 

「クローズスタンスをとってください」

 

「スタンスを開かないように

 密脚してください」

 

 

 

と言われて

あなたはどのような意識を持ちますか?

 

 

 

当然ながら脚を閉じて

左右の板の距離を

縮めると思います。

 

 

 

 

しかしこれが

大きな落とし穴です!

 

 

 

これまでの話を

思い返してみてください。

 

 

下記の画像にもあるように

深い傾きを作るには

股の幅は密脚でも

板の距離は縦方向に

広がる事が重要ですよね?

 

 

 

 

しかし密脚を意識すると

股の幅をくっつけようとするあまり

板の距離も近づけたままに

しようとします。

 

 

 

要は

 

 

縦方向の距離、

つまり【高低差】が

生まれないように

自ら閉じようとしている

 

 

という事です。

 

 

 

【高低差】が生まれないと

どうなるか?

 

 

 

当然ながら内脚が邪魔になり

雪面に引っかかります。

 

 

 

すると内脚に荷重がいき

外脚が軽くなり開いていく

つまりシェーレンになる

という現象が起きます。

 

 

 

まとめると

 

 

 

・スタンスが開かないように

 クローズスタンス(密脚)を

 意識する

 

 

・クローズスタンスを意識するあまり

 縦方向の距離(高低差)も

 クローズしてしまう

 

 ↓

 

・高低差がないため

 内脚が引っ掛かる

 

 ↓

 

・内脚が引っ掛かると

 そこに荷重が加わり

 外脚が軽くなり逃げていくため

 スタンスが広がる

 

 ↓

 

・スタンスが広がるので

 また密脚を意識して…

 (振り出しに戻る)

 

 

という負のスパイラルに陥ります。

 

 

 

コブではただでさえ

斜面の高低差が変わるので

如実に上記のエラーが表れますね。

 

 

 

勿論クローズドスタンスが

取れない原因は他にもありますが、

スタンスを閉じようとするがゆえに

高低差が取れずに

スタンスが広がる原因を作る

という流れに陥らないように

気を付けてください。

 

 

 

こういった観点からも

スタンスを

横から視点と縦から視点で

きちんと分けて考える事は重要ですね。

 

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキーのコブ(不整地小回り)で使い分けたい“はやい”ターンの切り返え 298

読了までの目安時間:約 10分

 


 

スキーヤーが掲げる

目標の一つして

よく挙げられるのが

 

 

コブ斜面を滑りたい!

 

 

というものです。

 

 

 

モーグル選手のように

ハイスピードで

バンバン滑れなくてもいいので

安全かつ、丁寧に滑りたい!

と思った経験が一度はありませんか?

 

 

コブが上手く滑れない悩みで

多いのが

 

 

 

『入っても切り替えが間に合わずに

 すぐにポンっと

 はじき出されてしまう・・・』

 

 

といったエラーです。

 

 

 

次々と迫りくるコブに対して

切り替えが間に合わずに

途中で破綻……

 

 

この様な事を繰り返すと

必ず思う事が

 

 

「もっと速く切り返さなければ!」

 

 

といった事ですよね。

 

 

 

今回はコブ斜面を

切り替えが遅れてしまい

上手に滑れないと悩んでいる

スキーヤーの方が

意外と気づけない盲点を

お伝えします。

 

 

 

はやい切り換えに隠れた盲点

 

先ほどもお伝えした様に

コブが上手く滑れない悩みのうちの一つに

 

【切り替えが遅れてしまう】

 

というものがあります。

 

 

 

確かに次々迫りくるコブに合わせる為には

速く切り替えることが必要に思えます。

 

 

でもここで一つ考えて欲しい事があります。

 

 

 

 

それは

 

 

 

コブを速く滑りたいのか?

ゆっくり滑りたいのか?

 

 

 

という事です。

 

 

 

もちろんクラウンから

技術選レベルになってくると

いかにスピードを落とさず

滑ってくるかを求めます。

 

 

 

しかし、一般的に

コブ斜面が滑れるようになりたいと

思っているスキーヤーの多くは

 

 

 

「速くなくていいから

 できればゆっくり優雅に

 ターンスピードをコントールして

 コブを滑れるようになりたい…」

 

 

 

と思っているはずです。

 

 

 

 

ここで矛盾が生じているのが

お分かりでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

 

スピードコントロールして

ゆっくり滑りたいのに、

切り返しを速く速くしている

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

きっとあなたが

整地でダラダラゆっくりと

滑ろうとした時に

切り返しを速く速く!

とは思いませんよね?

 

 

ゆっくりゆっくり丁寧に

と行うはずです。

 

 

 

しかしコブだと

逆の現象が

起きているわけです。

 

 

 

でもこういった内容をお伝えすると

 

 

 

「いやいや、でもいつもコブで

 切り替えが遅れるせいで

 次のコブに入れないんです!」

 

 

「次のコブがどんどん迫りくるんです!」

 

 

 

といった声が聞こえます。

 

 

 

【コブをゆっくり滑りたいのに

 自らはやく切り返している】

 

 

という矛盾と

 

 

【はやく切り返さないと

 遅れて次のコブに入れない】

 

 

という問題・・・

 

 

この2つを整理する事が

コブを滑る為には

非常に重要になります。

 

 

2つの“はやい”を使い分けよう!

 

はやいタイミングで

切り返せば切り返すほど

どんどんターンははやくなってしまい、

早く切り返せないと

次のコブに間に合わない…

 

 

 

このジレンマを解決する為に必要なことは

 

 

『はやさ』の使い分け

 

 

です。

 

 

 

はやい切り替えしといっても

 

 

【早い】切り返し

 

 

【速い】切り返し

 

 

2種類ある事に

お気づきでしょうか?

 

 

 

簡単に言ってしまえば、

 

 

前者はターンの局面的な

タイミングの“早さ”であり

 

 

後者は板が切り替わる速度的な

“速さ”を意味しています。

 

 

つまり

 

【コブに遅れない為に

 はやい切り替えを!】

 

と一言で言っても

 

 

 

【1】切り替えのタイミングが早く

   板の切り替え速度も速い

 

 

【2】切り替えのタイミングは遅いけど

   板の切り替え速度は速い

 

 

【3】切り替えのタイミングは早いけど

   板の切り替え速度は遅い

 

 

【4】切り替えのタイミングが遅く

   板の切り替え速度も遅い

 

 

 

という4種類あるというわけです。

 

 

 

切り替えを

はやくしようとしているのに

コブに遅れてしまう人は

 

 

【3】切り替えのタイミングは早いけど

   板の切り替え速度は遅い

 

 

の状態だという事です。

 

 

 

せっかく早いタイミングで

ターンを切り替えても

板が速く回ってこないので

結局コブに入れない・・・。

 

 

 

つまりコブに遅れて入れないと

悩んでいる人が

本当に求めているものは

 

 

『早い』タイミングの切り替え

ではなく

『速い』速度で板が切り替わる事

 

 

 

という事です。

 

 

 

もし板を速い速度で

切り替えることが出来るのなら

トップ選手が言う

『コブは待て』

も実践できそうですよね!

 

 

 

待っていても瞬時に

クルッと切り替えせば

いいわけなので。

 

 

 

まぁこの部分は

本質を言ってしまえば

 

 

 

板が速く切り替えられるから

待てるというよりは

待てるからコブを利用して

板が速く切り替わる

 

 

とも言えるので

難しいところですが、

ここを話すとまた長くなるので

次回の記事でお伝えしますね!

 

 

まとめると

板を早いタイミングで切り返したいのか

板を速く切り替えたいのかを

一度分けて考えてみてください。

 

 

余談ですが、

小学生の頃

『速い』と『早い』の使い分けを

学校の授業でやりましたが、

なんで『おそい』は遅いだけなんだろうと

思っていました。

 

 

 

本当は

速い⇔遅い 早い⇔晩い

らしいのですが、

 

 

入社時期が私より早いと使うのに

入社時期が私より晩いとは使わない

でも

早熟、晩熟、

朝早い、夜晩い

と使うと言った様に

どちらも速度ではなく時期の事なのに

日本語って難しいです。

 

 

 

「ターンの切り替えの

タイミングが早すぎる!

もっと晩く切り替えても大丈夫!」

 

 

って書かれると違和感たっぷりですよね(笑)

 

 

夜になったらターン切り替えよー!

って感じに思えてしまいます(笑)

 

スキー技術

1 2 3 13