スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー板をたわませる方法とは? パート②

読了までの目安時間:約 15分

 


前回の記事で

板をたわませるには

まずたわむ状態にしなければならない事を

お伝えしました。

 

また今回紹介する内容以外にも

板がたわまない原因を

動画でお伝えしております。

たわむ状態というのは

板の下にたわむために空間があるという事で

その為にはまずは板を傾ける必要があります。

 

 

 

今回は板をたわます為に必要な

傾きを作った次の段階についてです。

 

 

傾きを作れたら

 

正直言って正しく

板の傾きを作れているのではあれば

ほぼ板はたわむ状態といってもいいです。

 

 

 

なぜなら現在の板は

カービングスキーですので

傾きができた瞬間、

トップとテールに抵抗が加わりだし

たわみが生まれるからです。

 

 

まさに正しく乗ってくればたわむ

というやつですね。

 

 

そこに自ら力を加える

つまり『加重』をすることで

より板がたわみます。

 

 

 

ただこの『加重』が上手くできずに

せっかく作り上げてきた

板をたわますための環境を

ダメにしてしまうケースがよくあります。

 

 

 

正しい加重に重要なポイントは

大きく2つあります

 

 

 

・タイミング

 

・加重方法

 

 

 

です。

 

 

まずはタイミングについて

お伝えしていきます。

 

 

正しい加重のタイミングは?

 

 

板をたわませるためには

ただ強い力で加重すればいい

というわけではありません。

 

 

せっかく強い力で加重しても

タイミングを間違えると

かえってブレーキ動作になってしまうからです。

 

 

 

よくスキーのターン局面を

時計で表すケースがあります。

 

 

12時から始まって3時、9時までがターン前半

そこから6時に向かって

ターン後半といった感じですね。

 

 

 

あなたの中で

板をたわませるために

ベストな加重のタイミングは

何時のイメージでしょうか?

 

勿論斜度や雪質、板によって変わるので

だいたいのイメージで結構です。

 

 

一般的によくあるのが

3時、9時のイメージです。

 

 

一見ターン孤で一番遠心力が

かかりそうなタイミングなので

この様なイメージを持っている

スキーヤーの方が多いですが、

実際の滑走状況ですと少し違います。

 

 

 

なぜならスキーは落下スポーツだからです。

 

 

落下をするという事は

常に6時の方向へ

力がかかっているという事になります。

次に最近多いのが

2,10時といったターン前半のイメージです。

 

 

よく

「ターン前半から板を捉えてきて」

「ターン前半からしっかり板に乗り込んできて」

という指導があります。

 

 

アルペンでいえば

「遅れないようにもっとポールの上から

板を捉えてこい!」

といった表現でしょうか。

 

 

この様なターン前半の捉えを

ターン前半から加重するというイメージだと

思われているケースが大半です。

 

 

ターン前半で無理に加重をしてしまい

逆に板がたわまないケースはよくあるので

注意が必要です。

 

 

では本当に正しい加重のタイミングは何時か?

 

 

という部分ですが、

雪質や斜度、板によって

勿論変わってきますが

大まかに言うと

 

 

4時~5時   8時~7時

 

 

のターン後半です。

 

 

 

あまりイメージしづらい方は

実際緩い下り坂を

陸上トラックのコーナー走のように

走ってみるとそのタイミングが

一番力が加わる事が分かると思います。

 

 

加重するタイミングが分かったところで

次に加重の方法です。

 

 

 

 

間違いやすい加重方法は?

 

あなたは普段滑っていて

どのような方法で加重していますか?

 

 

 

「どのような方法といっても・・・」

 

 

と困ってしまうかもしれません。

 

 

では間違えやすい加重方法を

簡単に3つご紹介します。

 

 

①脚を思いきり伸ばす加重

 

まず一般的に多いのが

この脚を思いきり伸ばす加重です。

 

 

最近では『曲げ荷重』『伸ばし加重』

という表現があり、

この脚を伸ばして加重するケースが

よくあります。

 

 

 

「えっ?脚を伸ばしてはいけないの?」

 

 

 

と思われたかもしれませんが、

『脚が伸びた状態で加重』と

『脚を伸ばして加重』

では根本的に違います。

 

 

 

あなたがもしトランポリンを

行ったことがあるなら

イメージしやすいと思いますが、

トランポリンに着床する瞬間に

思いきり足を伸ばすでしょうか?

 

 

伸ばすというよりは適度に伸びた状態で

乗り込んでいくイメージだと思います。

 

 

思いきり伸ばすのは

地面からジャンプするときに使う

脚の使い方ですね。

 

 

 

今回のテーマである

板をたわませるという事と近いのは

トランポリンと地面からのジャンプ

どちらかはもうお分かりだと思います。

 

 

②上半身での加重

 

このケースも多いのですが

肩や腕といった上半身を使って

板に加重をしようしてしまうスキーヤーも

非常に多いです。

 

 

一見自分の感覚では

力感を強く感じられるのですが、

やはり板と繋がっているのは

脚部ですので、上体を過度に使うと

どこかで力が逃げているケースが大半です。

 

 

 

③間違えた方向への加重

 

これは板に対して正しい方へ

加重が出来ていないケースです。

 

 

正しい方向というのは

板が一番たわむ方向である

板に対して真上からです。

 

 

この正しい方で荷重できない原因も

ポジションの問題や、

脚を間違った方向に捻ってしまう

など様々です。

 

 

厄介なのは

あまり自分では気づけないところです。

 

 

 

今回ご紹介したもの以外にも様々ありますが、

まずあなたが間違った加重方法をしていないか

確認してみてください。

 

 

では正しい加重方法は

どのようなものでしょうか?

 

 

 

正しい加重方法は?

 

正しい加重方法のポイントは

 

 

・方向 

・量 

・身体の使い方

 

 

の3つにわけられます。

 

 

 

方向については前回少しお伝えした通り

板の真上からです。

 

 

では残りの量と体の使い方についてです。

 

 

 

あなたは加重の量が

多ければ多いほど

板がたわむと思っていませんか?

 

 

板を強く踏めば踏むほど

板がたわむといういい方でも構いません。

 

 

 

もちろんたわむ空間があれば

板に加わる力が大きければ大きいほど

板はたわみます。

 

 

ただ板がたわむ空間は

板を傾けている量によってきまるので、

それ以上に力を加えても

板がズレてブレーキ動作になったり、

自分が板から離れていく動作に

なってしまいます。

 

 

 

ただ強ければいいのではなく

傾きやスピード、雪質に合わせた

 

『適切な量』

 

が非常に需要です。

 

 

 

次に身体の使い方です。

 

 

前回お伝えした、

上半身を使いすぎてしまったり、

ジャンプするように

無理やり脚を伸ばす動作では

正しい加重はできません。

 

 

 

上手に加重するためには

落下や自分の体重を上手く利用して

それを受け止める瞬間

『ほんの少し強く』地面を押すイメージです。

 

 

これは感覚的な部分なので

文章で表現するのは非常に難しいですが、

イメージしやすいのはやはりトランポリンです。

 

 

ただ真っ直ぐいるだけではいずれは

止まってしまいますよね?

 

 

かと言って、

上手な方を見ると

脚を地面でジャンプするように

大きく曲げたり伸ばしたりはしていません。

 

 

むしろ着地の瞬間である

吸収のタイミングで曲げています。

 

 

このようにブーツ角に

合わせた足首、膝、股関節の角度を

キープしつつ荷重をすることが重要です。

 

 

イメージしては

この動画の後半にある

力を抜いて基本ポジションを作る動作が

近いです。

 

 

 

最後に一つ

ここだけは押さえておいて欲しい

重要なポイントは

 

 

 

 

『荷重』があっての『加重』

 

 

 

 

だという事です。

 

 

 

しっかり板に身体の重みをのせられる

『荷重』が出来る状態でないと

いくら『加重』しても板に力は

伝わらないので気を付けてください。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

 

今回紹介した内容は

板をたわます上での

基本となる考え方です。

 

 

これを土台にどうやって身体を使うのか

どのような感覚で滑るとそうなるのか?

 

 

という部分を積み上げていく必要があります。

 

 

最後に今回2回に渡ってお伝えした内容を

まとめます。

 

 

まずは

 

 

板を傾かせて
たわませる為の空間を作る!

板が雪面にべったりですと
当然たわむ為のスペースがないですよね。

それどころか
雪面から跳ね返されて
自分が板から離れてしまうので
注意が必要です。

次に板の傾きが出来たら

 

 

正しく加重する!

正直言って正しい傾きが作れれば
その時点で板はたわんでいきます。

加重はさらに+αの
高等テクニックという感じです。

正しく加重するためには

・タイミング
・加重方法

この2つが重要でしたね。

タイミングはターン後半の
『4~5時 8~9時』ごろです。

正しい加重方法は

・方向 
・量 
・身体の使い方

に気を付ける事。

どれか一つでもミスすると
たわまないケースが大半です。

板をたわませられないで
悩んでいる場合は、
まずは自分がどの部分で
躓いているのか
しっかりチェックしてみてくださいね。

 

 

スキー技術

スキー板をたわませる方法とは? パート①  247

読了までの目安時間:約 9分

 


あなたは自分で板をたわませられている

感覚はありますか?

 

 

多くのスキーヤーの方は

たわませたいけど、たわまない・・・

と悩んでいます。

 

 

あなたも同じような事で

悩んでいる、もしくは悩んだ経験が

あるかと思います。

 

 

私のところにも

 

 

 

『どうすれば板をたわませることが

出来るようになりますか?』

 

 

という質問がたくさん来ます。

 

 

なぜこんなにも

板をたわませられないで

悩んでいる方が多いのでしょうか?

 

 

 

今回はその原因と、

実際にどうすれば板がたわむのか?

 

 

という流れでお伝えしています。

 

 

板をたわませられない大きな理由

 

まずは最も大きな理由についてです。

 

 

それは

 

 

 

『板をたわませるまでの道筋が、

 指導の中で確立されていない』

 

 

 

という事が言えます。

 

 

実際指導の中で

 

 

『もっと板をたわませてきて!』

 

 

と言われることは多いものの、

具体的に

 

 

「まずは○○を出来るようにします

 次にそれを○○の場面で行います。

 そうして最後に○○が出来ると、

 板をたわませることができますよ!」

 

 

と言われた経験がありますか?

 

 

 

またあなたの中で

出来る出来ないは別として、

これの流れで練習していけば

板をたわませられるようになる

という具体的な流れがありますか?

 

 

 

そこが確立されていれば

問題ないと思います。

 

 

なければ今度レッスンに入った時に

指導者や一緒に滑っている仲間にでも

 

 

「板をたわませるられるようになる為の

 具体的(この部分が重要)な順序を教えて欲しい」

 

 

と聞いてみてください。

 

 

 

「もっと板をたわませてきて」

 

 

 

というのはあくまでも

 

 

たわませることができる事が前提条件

 

 

の言葉です。

 

 

 

たわませられない人は

正しい道筋で練習をして

『結果的に』板がたわんでしまい、

 

 

 

「板がたわむってこういう事か!」

 

 

後付けで気づくことが理想です。

 

 

それでは板をたわませる為の

順序をお伝えしていきます。

 

 

板をたわませる為に需要な要素は

大きく分けて2つです。

 

それは

 

 

①板がたわむ状況になっている事

 

②板に対して正しく力を加える事

 

 

 

です。

 

 

 

まずは

①板がたわむ状態になっているか?

についてお伝えしていきます。

 

 

ポイント① 板がたわむ状態になっているか?

 

そもそもあなたは

板がたわむ状態を作れているでしょうか?

 

 

 

そもそも板がたわむ状態でなければ

いくら何をやってもたわみません。

 

 

 

あなたはお店で板を手でたわませることは

出来ますよね?

 

 

よくグイグイと板の硬さを確かめている動作は

よくお店や展示会で見かけます。

 

 

さてどうして陸上だとあんなにたわむのか?

 

 

それは

 

 

 

『たわむためのスペースがある』

 

 

 

からです。

 

 

 

お店で板を押すときは

板を立てているので

板の裏側は何もありませんよね?

 

 

板の裏側をべったり

壁にくっつけたまま

板を押す人はいないはずです。

 

 

板の裏には空間があるので

押せば簡単にたわみます。

 

 

 

しかし雪上だと

雪面という壁が存在します。

 

 

極端な話ただ立っている時は

雪面にピタッとくっついているので

どんなに強い力で押してもたわみません。

 

 

 

逆に板が傾けば傾くほど

板の裏にスペースが生まれる為

たわませる事が可能になります。

 

 

 

つまり雪上でスキー板をたわませたければ

まずは板がたわむ空間を作るために

 

 

 

板の傾きが必要になります!

 

 

 

この板の傾きがないまま

いくらたわまそうと思ってもたわみません。

 

 

それどころか

雪面に押し返され

板への重みが失われ

逆に曲がらないという状態に陥ります。

 

 

 

もしあなたが板に対して

グイグイと力を加えているのに

たわまない、

もしくは板が曲がってこないのであれば

上記の様な

自分が雪面から離れている状態になっている

可能性が高いです。

 

 

 

これまでの話を聞いて

 

 

 

「そうか板をたわませるためには

 まず板を傾けよう!」

 

 

 

と、早速雪上で練習しようと思っているのなら

気を付けてください。

 

 

その板を傾けるという行為にも

落とし穴が存在します。

 

 

板を傾ける方法は

大きく分けて2つあります。

 

 

1つは

 

 

①内傾角を作って板を傾ける

 

 

2つ目は

 

 

②身体の関節をつかって板だけ傾かせる

 

 

1つ目はターン前半部分

2つ目はターン後半部分ですね。

 

 

勿論①と②が完全に分かれているわけではなく

混ざり合って板の傾きは生まれます。

 

 

トップ選手ほどターン後半も

傾きがありますよね?

 

 

この2つの傾きを

どのように身体を使って、

そのタイミングで

どの方向に傾けるか?

 

 

といった部分が非常に需要です。

 

 

 

ただこの部分を掘っていくと

また長くなってしまい、

板のたわみから話がそれるので

ので別の機会にしたいと思います。

 

 

 

それでは次回パート2で

板に対して正しく力を加えることを

お伝えしていきます。

 

 

 

スキー技術

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道③ 【実践編】245

読了までの目安時間:約 14分

 


これまでに、

スキー検定1級の全体像を把握するための

①導入編 

スキー検定1級はどんなところを評価するのか

把握するための

②評価編 

をお伝えしてきました。

 

 

今回は受験種目ごとの注意点や練習法を

紹介する③実践編です!

 

 

スキー検定1級は

 

1.       大回り

2.       小回り

3.       不整地小回り

4.   横滑り

 

と4種目ありますが、

それぞれどんなことを意識して滑ると

合格するのか?

またどんなことをするとダメなのか?

といった実践的な部分を

種目ごとにしっかり確認していきましょう!

 

 

 

因みに評価編でもお伝えしましたが

スキー検定1級で求められる代表的な要素は

 

 

 

・速い滑走スピード(カービングターン)

 

・円いターン孤(トップ&テール)

 

 

 

です。

 

 

(カービングターンとトップ&テールについては

②評価編をご覧ください)

 

 

 

 

 

1級大回り

 

1級の大回りのポイントは

何といっても

 

 

 

カービングターンを用いた

滑走スピードのあるターン!!

 

 

 

2級までは横ずれ主体で

ターンをコントロールしてきましたが

ある程度1級は角付けをして、

板のサイドカーブを利用した

カービングターンが主体となります。

 

 

特に重要となるのがターン後半の感覚です。

 

 

このようにターン後半にずれが少ない

カービングターンを描くことで

スムーズに次のターン前半に繋がっていきます。

 

 

ターン後半に板がズレてしまうと、

スピードが落ち、円いターン孤も描けません。

 

 

ターン後半に

板をしっかりグリップさせる(噛ませる)

ポイントは、

 

 

 

・股関節主体の角付け(くの字姿勢)

 

・足裏の荷重ポイントを踵側(くるぶし下)

 

 

にすることです。

 

 

 

股関節の主体のくの字姿勢については

②導入編で説明しているので

そちらをご覧ください。

 

 

 

足裏の荷重ポイントを

踵側(くるぶし下)にするは

非常に重要です。

 

 

なぜなら人間の体重が一番乗るのが

その部分だからです。

 

 

 

よく母指球に一番力がかかると

勘違いしやすいのですが、

それは陸上で足首のバネを利用するための

使い方と混同していることが一番の理由です。

 

 

スキーでは足首のバネの代わりを

板が行ってくれるので、

スキーヤーがやるべきことは

地面(板)にしっかり体重や力を伝えることです。

 

 

イメージしづらければ

目の前に空き缶を置いて

潰してみてください。

 

 

あなたは足裏のどの部分で潰しましたか?

 

 

きっと踵側ではないでしょうか?

 

 

そこが一番パワーが伝わる証拠です。

 

 

 

この部分はよく勘違いされたまま

指導にも反映されているケースがあるので

陸上の感覚と混同しないように

注意してくださいね。

 

 

1級小回り

 

1級小回りのポイントは、

テールを横に振る操作ではなく

トップ&テールを用いた

円いターン孤の滑りです。

 

 

トップ&テールとテールコントロールの違いは

評価編でもお伝えしましたが

もう一度画像で確認して下さい。

 

 

 

トップ&テールを上手に行うポイントは

 

 

 

前後の荷重移動!

 

 

 

特に2級まではつま先側に

荷重ポイントをおいて

滑っているケースが多いですが、

きれいな円いターン孤を描くためには

前後(つま先から踵)への

滑らかな荷重移動が重要です。

 

 

ただ気をつけなければならないのは

踵へ荷重を移動する際

お尻が落ちるとそのまま後傾になり

暴走してしまうので注意が必要です。

 

 

 

また横滑りの部分でお伝えしますが

おへその向きをなるべく

フォールライン方向へ向けておくと

スムーズなターンが描きやすいので

意識してみてください

 

 

1級不整地小回り

 

1級の難関種目の一つが

この不整地小回りです。

 

 

要はコブ斜面の滑走ですね。

 

 

コブは滑れない・・・

という人はこの不整地小回りがネックとなって

1級合格ができないケースが多いです。

 

 

1級不整地小回りのポイントは

 

 

 

・パラレルスタンスのキープ

 

・上体がフォールライン方向に向いている

 

 

 

この2つです。

 

 

 

まず一つ目のパラレルスタンスのキープですが、

コブ斜面を滑ると

スタンスが開いてしまう

スキーヤーの方が多いです。

 

 

 

その原因はコブが作り出す溝に

外脚だけが流されていくからです。

 

 

 

また早く次のコブに行かなければと、

内倒ポジションにいるケースも多いです。

 

 

 

不整地ではなるべく狭いスタンス(密脚)を

心がけて滑る事がまずは重要になります。

 

 

 

そして何より重要なのが

2つ目の上体をフォールライン方向に

向けておくことです!

 

 

逆ひねりといういい方もします。

 

 

コブ斜面が上手に滑れないスキーヤーの多くは

コブ斜面に恐怖心があり、

その恐怖心が身体全体を緊張させ、

上体を固定してしまいます。

 

 

すると板の向く方向(溝の出口)に

身体も向いてしまい板が発射・・・

となってしまいます。

 

 

コブを滑るテクニックは

ストックの着き方など

色々とありますが、

 

 

まずは1コブずつでもいいので

 

 

 

・力を極限まで抜く

 

・不格好でもいいのでフォールライン方向に常に腕を出しておく

 

 

 

この2つからトライしてみてください。

 

 

基本的に1級の不整地小回りは

そこまで滑走スピードを求められていないので、

しっかりとパレレルスタンスで

上体をフォールライン方向に向けて滑ることを

心がけましょう!

 

 

1級横滑り

 

1級の落とし穴・・・といえるのが

この横滑りです。

 

 

 

一見滑走スピードも出ないし

ただ左右切り替わってズルズルと

横滑りをしてくればいいという

不整地小回りに比べたら

簡単そうに見えるこの横滑りですが、

意外にもこの種目が、一番点数が出ない

と言われております。

 

 

 

速度がゆっくりの為ごまかしがきかない、

加点を出しづらいなど

理由は様々ですが、

一番の理由は

 

 

 

根本的に関節が上手く使えない身体の状態では合格点が出ない

 

 

 

という事です。

 

 

 

勿論ほかの種目も同じですが、

この横滑りに関しては

静止姿勢をとるシーンが多くあります。

 

 

動いているときよりも静止している方が

関節が正しく使えていない事が

露呈しやすいので、

横滑りは評価が厳しくなります。

 

 

横滑りを上手に行うためのポイントは

 

 

・正しい外向姿勢

 

・板に前後差をつける

 

・外脚荷重を忘れない

 

 

 

の3つです。

 

 

 

正しい外向姿勢

 

 

まず1つ目の正し外向姿勢ですが、

冒頭でも述べ通り、この外向が作れなければ

横滑りは合格できません。

 

 

この外向姿勢は単純そうに見えて意外と難しく、

雪上でできないスキーヤーの多くは

陸上でも正しい外向ポジションが取れません。

 

 

最も多いNG例は、

おへそが進行方向ではなく

板の方向(真横)を向いてしまう事です。

 

 

おへそをしっかり

進行方向に向けて滑りましょう。

 

 

詳しくは動画をご覧ください。

 

板に前後差をつける

 

意外と知られていないのが板の前後差です。

 

内脚側(斜面の高い方の脚)を

少しだけ前に出すことで、

上体がフォールライン方向に

向きやすくなります。

 

 

 

外脚荷重を忘れない

 

形はきれいなのに、この3つ目のポイントを

忘れてしまっているために

合格点をもらえないケースがあります。

 

 

特に切り返した後に、

身体をフォールライン方向に落とせずに

内脚側(斜面の高い方の脚)に残ったまま

横滑りを行ってしまうケースが多いです。

 

 

また逆エッジ

(谷脚側のアウトエッジが引っ掛かる事)

を恐れて、外脚荷重が出来ていないケースも

見受けられます。

 

 

ポイント1で紹介した

正しい外向姿勢が取れてくると

外脚荷重を表現しやすいので、

まずはポイント1から

クリアしていきましょう!

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

最初の①導入編でお伝えしましたが、

スキー検定1級とは

上級スキーヤーの証でもあります。

 

 

その分2級に比べて

難易度が格段に上がりますが、

その価値は十分ありますので

ぜひチャレンジしてみてください!

 

 

因みに1級を合格すると、

いよいよプライズテストという

エキスパートクラスになってきます。

 

 

ここから先はマニアックな領域ですね(笑)

 

 

因みに1級からテクニカル、クラウンの間にも

一つ大きな壁があり、

ここでもまた足踏みしているスキーヤーが多いですね。

 

 

今回は1級でしたが、

テク、クラ合格への道も知りたいという

声があれば、いずれ発信していきたいと思います。

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道② 【評価編】244

読了までの目安時間:約 9分

 


さて今回はスキー検定1級合格への道

評価編です。

 

まだ導入編を読んでいない方はこちらから

【スキー1級合格への道 ①導入編】

 

 

スキー検定1級は

検定員にどんなところを見られているのか?

 

 

まず確認のためにお伝えしておくと

1級の合格点は、4種目合計280点です。

 

 

つまり1種目70点平均ですね。

 

 

点のつけ方は2級と同じで

 

+2点  テクニカルでも問題なし

+1点    1級のレベルは十分超えている

フラット70点  合格基準の滑りです

-1点  合格までもう少し

-2点  まだまだ練習が必要

 

といった感じが一般的です。

 

 

もちろん会場によっては、

絶対評価の場合もあるので

(テクニカルレベルの滑りをしたら

 75点がそのままつく)

ご注意ください。

 

 

 

それでは評価の全体像をお伝えします。

 

 

 

スキー検定1級の評価観点は?

 

スキー1級と2級の大きな違いは

 

 

 

・ターンスピード

 

・ターン孤

 

 

です。

 

 

2級まではしっかりと

スピードをコントロールすることが

重要でしたが、

1級ではより速い滑走スピードでの

ターンが求められます。

 

 

ただここで注意しなければならないのが

速い滑走スピードを求めるあまり

暴走となってしまう事です。

 

 

あなたは速い滑走スピードでのターンと

暴走の違いが分かりますか?

 

 

同じ速度で滑っていても

両者は異なります。

 

 

 

ポイントは板をしっかりコントロールできる

いいポジションで滑れているかです。

 

 

 

スピードが上がりお尻が落ちてしまうといった

悪いポジションで滑っていると

いくら速いスピードで滑っていても

暴走と評価されてしまうので注意が必要です。

 

 

 

またターン孤も2級とは異なり

より円いターン孤が求められます。

 

 

円いターン孤と言われても

いまいちピンとこないかもしれませんね。

 

 

それでは

 

 

・速い滑走スピードで尚且つ

板をコントロールできる滑り方は何か?

 

・円いターン孤とは具体的に何か?

どうやって作るのか?

 

 

 

という部分を具体的に説明していきます。

 

 

 

カービングターンをマスターしよう

 

まずは大回りで滑走スピードをあげつつ

きれいな円いターン孤で滑るために

マスターしておきたいのが

このカービングターンと呼ばれるものです。

 

 

動画での説明もあります。

 

カービング、フルカービング

といった呼ばれ方もしますが

横ずれが少ないサイドカーブを使った

滑走性の高いターン方法です。

 

 

一方2級まで主として行っていた

横ずれを使ったターンは

スキッディングターン、ズラシ

といった形で呼ばれています。

 

 

1級合格に悩むスキーヤーの多くは

この2つの使い分けが上手くできないケースが

非常に多いです。

 

 

この2つのターンの違いが

もっともよく分かるのが

滑った後のシュプール(滑った跡)です。

 

 

カービングターンは

シュプールが線路の様な

2本線を描くのに対して

スキッディングは三日月型の

跡が残ります。

 

 

 

 

イメージ例として

ナイフを縦にしてお肉を切るように

板を使うのがカービングで、

ナイフを横にしてバターを塗るように

板を使うのがスキッディングです。

 

 

とうぜんナイフを縦に使った方が

摩擦が少なくてスピードが出ます。

 

 

このカービングターンを

マスターするために重要なのが

 

 

 

板の角付け

 

 

 

です!

 

 

 

板の角付けとは板を倒して

角度をつけていくことです。

 

 

 

ここで注意しなければならないのが

板の角付けを身体のどこを使って行うかです。

 

 

多くのスキーヤーは板の角付けを

膝や足首で行ってしまいます。

 

 

 

これでは板への力が逃げてしまい、

板が上手く滑りません。

 

 

 

理想的なのが

 

 

 

 

股関節主体で板の角付けをしていくこと!

 

 

 

 

股関節からきちんと

板の角付けを行えれば、

身体にくの字のシルエットができます。

 

 

 

文章だけではいまいちイメージできない方は

こちらの動画をご覧ください。

 

 

このように股関節からきれいにくの字になり、

板に角付けができると、

板のサイドカーブに合わせて

自然とターンができます。

 

 

特に1級大回りは

速い滑走スピードで

円いターン孤を描くことが重要なので

このカービングターンを

マスターしておく必要があります。

 

 

トップ&テールをマスターしよう

 

 

あなたはトップ&テールというワードを

聞いたことがありますか?

 

 

 

横ずれを主体的に使う

スキッディングターンにも

板のテールがずれる

 

 

『テールコントロール』

 

 

と、板のトップとテールがずれる

 

 

 

『トップ&テール』

 

 

があります。

 

 

 

 

画像で見てもらえば分かるように

トップ&テールの方が

きれいな円いターン孤を描けます。

 

 

基本的に小回り、不整地小回り、横すべりは

このトップ&テールを主体といて行うため

非常に重要なテクニックとなっています。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

 

このように1級の評価観点である

 

・速い滑走スピード

・円いターン孤

 

 

を上手に表現するために

 

 

 

・カービングターン

 

・トップ&テール

 

 

 

 

この2つのテクニックは

マスターしておく事をお勧めします。

 

 

次回は種目ごとのより細かい部分を

説明していく実践編です。

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道① 【導入編】243

読了までの目安時間:約 11分

 


2級編に引き続き

SAJスキー検定(バッジテスト)1級合格への

ポイントをお伝えしていきます。

 

 

まず今回はスキー検定1級の

全体像を掴んでもらうための導入編です。

 

 

スキー1級と言えば、

一般スキーヤーにとっては

上級者の証と言われており、

その難易度も2級とは格段に違います。

 

 

スキー検定を極めようとすると、

 

2級

1級

テクニカルプライズ

クラウンプライズ

 

 

となりますがこの1級は

スキー検定の最初の壁といってもいいでしょう。

 

 

なぜスキー検定1級は

上級者の証と言われるのか?

 

 

最初の壁とは何なのか?

 

 

この部分を導入編で

しっかり掴んでくださいね!

 

 

スキー検定1級って何をやるの?

 

まずご存知の方も多いかもしれませんが、

1級からは事前講習を受ける必要があります。

 

 

 

この事前講習は実技検定員が

担当するケースが多いので

どんな部分をチェックしているのか?

事前講習の中で

しっかり確認しておきましょう!

 

 

お勧めは講習時に

指導員の方と一緒にリフトに乗って

聞いてみることです。

 

 

 

次に1級の検定種目ですが、

2級の時より一つ増えた4種目です。

 

 

 

・パラレルターン大回り 急斜面 ナチュラル

 

・基礎パラレルターン小回り 急斜面 ナチュラル

 

・パラレルターン小回り 中斜面 不整地

 

・横滑り 急斜面 ナチュラル

 

 

 

まず2級と大きく違うのが

不整地の小回りと横滑りです。

 

 

不整地というのは一般的にはコブ斜面ですが

(技術選でも不整地はコブですよね)

別にコブ斜面でなくてはいけない

というわけでもないようで、

スキー場によってはザクザク荒れている所を

不整地斜面の検定に選びます。

 

 

ただ上記の様な検定会場だと

コブ斜面が滑れなくても

1級が受かってしまうため

最近ではきちんとコブ斜面を作るケースが

多いように思えます。

 

 

 

そしてもう一つの追加種目が

横滑りです。

 

 

一見横滑りと聞くと

斜面をズルズル横向きに降りてくるだけだから

スピードも出ないし簡単なのでは?

と感じやすいです。

 

 

しかしこの横滑りこそ

1級受験者の中でも

もっとも点数が出にくい種目です!

 

 

詳しい内容については

実践編にてお伝えしますが、

 

 

 

そもそもこの横滑りの

何をチェックしているのか?

 

 

 

という部分がイマイチ理解できないまま

とりあえず見本の滑りを見様見真似で行い

結果的に点数がでないスキーヤーが多いです。

 

 

 

点数が出ないだけならまだしも、

何が悪くてどう改善したらいいのかも

分からないと直しようがありません。

 

 

 

特に横滑りは特殊な種目なので

何のためにこんな滑りをするのか?

という部分はきちんと明確にして

検定に臨みましょう!

 

 

パラレルと『基礎』パラレルって何が違うの?

 

種目名で2級と微妙に変わった点に

気づいたでしょうか?

 

 

それは大回りが『基礎』パラレルターンではなく、

パラレルターンになっています。

 

 

この基礎という言葉が

抜けたことにより何が変わるのか

あなたは分かりますか?

 

 

この基礎パラレルターンと

パラレルターンの違いがよく分からない

という声をよく聞きます。

 

 

動画でも説明しております

 

SAJが出している教本を参考にすると、

 

 

 

 

【基礎パラレルターン】

 

ターンを通じて内傾角を変えない

静的内傾維持でターンすること。

自分から積極的にいたへ働きかけず、

回転半径、速度を一定にしてターンする。

パラレルターンへの導入時の滑り。

 

 

 

【パラレルターン】

 

回転半径、速度、斜度に応じて

積極的に内傾角を変える

動的内傾促進でするターン。

自ら積極的に板に働きかけて

板に荷重し、撓ませていく。

 

 

 

どうですか?

あなたは分かりましたか?

 

 

・・・

 

 

正直分かりづらいですよね(笑)

 

 

この中に出てくる

動的内傾促進静的内傾維持

という聞きなれない単語も

混乱を招いています。

 

 

 

そもそも基礎パラレルターンや

動的内傾促進、静的内傾促進

というワードはSAJの造語なので

そこまで気にする必要はないのですが、

やはり検定を受ける以上は

ある程度理解しておく事をお勧めします。

 

 

 

そこで、この内容を

ざっくり解説と、超ざっくり解説に分けました。

 

 

 

参考にしてみて下さい。

 

 

 

ざっくり解説

 

 

上記に出てきた説明の中での

ポイントをあげると

 

 

・内傾角を作るか?

・積極的に板に働きかけるのか?

 

 

という部分です。

 

 

『基礎』パラレルターンは2級でも説明した通り

スピードをコントロールすることが

目的になります。

 

 

その為

 

 

・内傾角は作るのか?→作らない

 

・積極的に板に働きかけるか→かけない

 

 

となります。

 

 

先ほど基礎パラレルターンの説明で出て来た

「静的内傾維持」という小難しい単語も

 

 

⇒あまり積極的に動かず(静的)

ターンを通じて内傾角が変わらない(内傾維持)

 

 

という意味です。

 

 

 

一方パラレルターンは

 

 

・内傾角は作るのか?

→状況に合わせて積極的に作る

 

・積極的に板に働きかけるか

→働きかけて板の撓みを出す

 

 

となります。

 

 

 

パラレルターンの説明で出てきた

「動的内傾促進」は

 

⇒自ら動いて(動的)

 内傾角を作っていく(内傾促進)

 

という意味です。

 

 

 

さてあなたはここまでの説明で

パラレルターンと基礎パラレルターンの違いが

理解できたでしょうか?

 

 

何となく分かったけど

なんかすっきりしない・・・

 

 

ともしかしたら思われたかもしれません。

そこで最後は超ざっくり編です(笑)

 

 

難しい単語をなるべく使わず

お伝えしていきます!

 

 

超ざっくり編

 

 

基礎パラレルターンと

パラレルターンの違いを分かりやすく言うと

ズレの多いターンか

ズレの少ないカービングターンか?

 

 

という事です。

 

 

基礎パラレルターンが

 

 

ズルズル・・・

 

 

というイメージなのに対し、

パラレルターンは

 

 

ギュンッ、ギュンッ

 

 

といった感じです。

 

 

このズレがあるターンを

ずらし、スキッディングターン

ズレの少ないターンを

カービングターン、フルカービングターン

なんて呼びますが、

一級が合格できない人の多くは

この使い分けがイマイチできていません。

 

 

 

この部分に関しては

評価編で詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

今回の導入編でまずは

スキー検定1級は

 

 

・不整地小回り(コブ)と横滑りが

新たにある

 

・ずらし主体ではなくカービングが主体

 

 

という全体像をまずは理解しておいてください。

 

 

 

では次回、

スキー検定1級は、

どんな部分を評価しているのか?

評価編でお伝えしていきます!

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)2級合格への道②【評価編】 241

読了までの目安時間:約 7分

 


 

さて今回はスキー検定2級合格への道

評価編です。

 

まだ①【導入編】を読んでいない方はこちらから

【スキー検定2級合格への道 導入編】

 

今回の内容は簡単に言ってしまえば

 

 

 

検定員の人はどんなところを見ているの?

 

 

 

という事です。

 

 

この部分がきちんとできていれば

受かるということでもあるので

評価の観点をしっかり理解して

練習をすることが

合格への重要なポイントとなります。

 

 

 

合格点数とそのつけ方は?

 

まずは評価の点数について

簡単にお伝えしておきますね。

 

 

各種目100点満点で

3人の検定員が得点を出し、

平均がその種目の得点となります。

 

 

2級は大回り、小回り、シュテムターンの

3種目の合計195点が合格ラインです。

 

 

 

要は一種目65点平均ですね。

 

 

 

まだ検定を受けたことのないために

お伝えしておきますが

あくまで合計点ですので

一つの種目が64点で合格点に満たなくても

他の種目が66点でプラスか点がもらえれば

合格できます。

 

 

全種目満遍なくこなすのか?

得意種目でしっかり加点を稼いで

不得意種目をリカバリーするのか?

といった戦術的要素も絡んできます。

(理想は全種目合格点ですが)

 

 

また漠然と100点満点中65点と言われても

どれぐらいの滑りが何点なのかわからない・・・

 

 

と思うかもしれませんが、

だいたい以下のような基準で点数をつけると

言われているので

 

(あくまでも通説です!)

 

 

 

ある程度の範囲に点数が収まります。

 

 

 

【2級の場合】

 

+2点  1級でも問題なし

+1点    2級のレベルは十分超えている

フラット65点  合格基準の滑りです

-1点  合格までもう少し

-2点  まだまだ練習が必要

 

 

 

ですから

大きく合格点に届かないこともなければ

一つの種目だけ抜群に良くて

他は全くダメでも合格!

 

 

という事態は起きません。

 

 

 

 

また次の1級は70点が合格ラインなのに

67点しか出ないということは

2級は余裕だけど1級は全然無理か・・・

 

 

というわけでもありません。

 

 

 

2級で67点(+2)出していれば

だいたい1級受けた際は70点がでます。

 

 

要は絶対評価ではなくその級ごとに合わせた

相対評価だと思っていてください。

 

(たまに絶対評価で+7,8点出るような

 検定会場もあるようですが)

 

 

 

スキー検定2級の評価観点は?

 

 

それではスキー検定2級の評価観点を

簡単にお伝えしていきます。

 

詳しい種目ごとの評価観点は

 

③実践編

(滑りの方向性、各種目の解説)

でお伝えしていきますので、

 

 

まずは全体の共通点を確認しましょう。

 

 

2級のポイントは大きく分けて2つです。

 

 

・パラレルターンができているか?

 

・テールを使ったスピードコントロールができているか?

 

 

 

一つずつ説明していきます。

 

 

パラレルスタンスをマスターしよう!

 

まず2級で最も重要なのは

パラレルターンができているか?です!

 

 

2級で点数が出ない滑りの多くは

パラレルターンの中に

 

 

 

微妙にプルークスタンスが見え隠れする滑り

 

 

 

です。

 

 

 

要はちょっとハの字が出てしまっている

ということですね。

 

 

これは検定員から見れば

すぐに分かるので

評価しやすいポイントです。

 

 

特に小回り種目は焦って

板を素早く切り替えた結果

外脚にうまく乗れなかったり、

内脚が引き寄せることができずに

プルークスタンスが出てしまうケースが

多いです。

 

 

テールを使ったスピードコントロール

 

テールというのは板の後ろ側のことです。

このテールを押し出すことで

スピードコントロールすることが

2級の基本となります。

 

 

動画でもご紹介してますのでご覧ください。

 

 

分かりやすいく言うと

ギュッ、ギュッと、

しっかり止めるエッジングで

ブレーキをかけながら

スピードをコントロールしていきます。

 

 

 

 

ここで注意しなければいけないのが

あくまでもスピード『コントロール』

だという事です。

 

 

 

ここを勘違いしてただエッジングを強くして

ブレーキをかければいいという滑りだと

点数が出ません。

 

 

 

 

だいたいの評価点が分かったでしょうか?

 

 

 

それではいよいよ次回は、

どのような練習をして、

どのように滑れば合格するのか

具体的な内容を種目別にお伝えしていきます。

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)2級合格への道①【導入編】 240

読了までの目安時間:約 9分

 


 

あなたはスキー検定(バッジテスト)

※以下 スキー検定

を受けたことがありますか?

 

 

スキー上達の目標として

スキー検定合格を目標にしている

スキーヤーの方は非常に多いです。

 

 

レジャースキーをはじめ

アルペンスキー、フリースタイル、

バックカントリー、クロスカントリー

など一言でスキーといっても

様々な種類の取り組みがありますが、

スキー検定合格を目指すスキーヤーは

一般的には基礎スキーヤーと呼ばれています。

 

 

 

またスキー検定といっても

SAJ(全日本スキー連盟)が主催する

スキー検定(バッジテスト)と

SIA(日本職業スキー教師協会)が主催する

国際スキー技術検定があります。

 

 

日本でメジャーなのはSAJの

スキー検定ですね。

(国際的にはSIAの方らしいです)

 

 

そしてスキー検定を受けようと

まず受験する級が

2級であることが多いです。

 

 

 

その理由は、スキー検定は

5級からあるんですが、

2級まではその前の級を合格していなくても

受けられるからです。

(もちろん5級から取り始めても構いません)

 

 

もしあなたがこれからスキー検定を

受けようと思っているのであれば

最初の一歩となる2級合格を目指しましょう!

 

 

とはいったものの、

スキー検定2級が検定初受験!

という方が多い為、受験者の多くが

 

 

スキー検定ってどうすれば受かるの?

逆に何をするとダメなの?

どれぐらい滑れればいいの?

どんな事をするの?

 

 

 

という部分が曖昧のまま

受けてしまいます。

 

 

勿論回を重ねるうちに

分かってくることでもありますが、

どうせ受けるなら、

事前にしっかり対策を立てて

最短で合格を目指していきたいですよね?

 

 

そこで今回はスキー検定の初めの一歩である

スキー検定2級合格の道を

 

 

 

  • 導入編

(どんなことをやるのか全体像の把握)

 

  • 評価編

(どんな点をチェックされているのか?)

 

  • 実践編

(滑りの方向性、各種目の解説)

 

 

 

といいうように3つに分けて

お伝えします。

 

 

 

もちろんこれまでに受験したことがあり

2級合格を目指す方も

ぜひ参考にしてください。

 

 

 

それではまずはどんなことを行うのか

といった全体像が分かる導入編です。

 

 

 

スキー検定2級って何をやるの?

 

スキー検定を受けるにあたって

まず何をやるのというのが気になるところです。

 

 

2級の検定種目は3種目で

 

 

・基礎パラレルターン大回り  (中急斜面・ナチュラル)

・基礎パラレルターン小回り  (中急斜面・ナチュラル)

・シュテムターン (中急斜面・ナチュラル)

 

 

です。

 

 

 

一応級ごとにこの種目は

どれぐらいの斜度(どれ位急か?)で、

どんな状況で行うのか

指標があります。

 

 

 

2級でいえば斜度は中急斜面で

斜面の状況は、ナチュラルです。

 

 

ナチュラルというのは

普段ゲレンデで滑っている

自然な状態という事です。

 

 

ただあくまでも「一応」です。

 

 

検定会場のスキー場によって

斜度は若干変わりますし、

その時々で雪質も変わります。

 

 

カリカリのアイスバーンの様な時もあれば

雪が降っていてモフモフの時もあります。

 

 

この検定コースや雪質が

スキー場によって違うので

受かりやすいスキー場

受かりにくいスキー場

があると言われています。

 

 

ただ最近ではきちんと優しい斜面だと

採点は辛めに、

少し斜度がきつかったり、

難しいバーン状況だと

採点は甘めにといったように、

不公平にならない様調整されるようです。

 

 

 

それでもやっぱり人によって

得意不得意があるので

自分が滑りやすい検定会場の方が

合格しやすい事には変わりません。

 

 

 

しかし

スキーは自然を相手にするスポーツですので

その状況に合わせた滑りができることが

理想的です。

 

 

ターンサイズの規定はあるの?

 

あなたは

 

 

 

大回りってどれぐらいの大きさから

大回りですか?

 

 

と質問されたら答えられるでしょうか?

 

 

また小回りも同様です。

 

 

もしあなたがすでに

スキー検定を受けているなら

なんとなく感覚で判断していると思いますが、

この様な質問を聞かれると困りませんか?

 

 

実は特に小回り、大回りのサイズは

 

 

 

明確な定義があるわけでなく、

検定員の判断です!

 

 

 

先ほどなんとなくの個人の感覚で

判断していると言いましたが、

この部分が検定員とずれているために

点が出ないことは

テクニカル、クラウンといった

エキスパートレベルでも起こることです。

 

 

自分は小回りのつもりで滑ったのに

それじゃ大きすぎて小回りじゃないよ!

 

 

と言われてしまう感じですね。

 

 

では定義のないターンサイズを

どうやって判断するのか?

 

 

一番確実なのは

事前講習を受けて、

指導員の方に判断してもらうか、

検定時に前走といって

インストラクターの方が見本で滑るので

(正式には安全確認のようです)

それを参考にすることです。

 

 

ただ検定当日の前走をみて判断するのは

リスクが高いので、

スクールに入ったり、

すでに級持ちの仲間にチェックしてもらい

ある程度基準を決めておいて

前走をみて微調整する方が理想的です。

 

 

因みに私も大学生の時

スキー検定のことを全く分からないまま、

受けたのですが、

先輩から、

 

 

小回りは1,2

中回りは1,2,3

大回りは1,2,3,4

 

 

のリズムで滑るというあいまいな

ターンサイズの判断基準で滑っていました(笑)

 

 

さてなんとなくどんなことをやるのか

全体像はつかめましたか?

 

 

もちろんまだ検定を受けたことがなければ

3種目目のシュテムターンって何?

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

 

各種目の要点は解説編でお伝えしますので

そちらをご覧ください。

 

 

次回は評価編です。

 

 

 

どんな部分を評価されているのか?

しっかり確認してください。

 

スキー技術 基礎スキー

スキーで疲れるのは筋力不足?ポジション?それとも・・・239

読了までの目安時間:約 15分

 


ポジションが悪いスキーヤーは筋トレを取り入れたくなる?

 

あなたは
筋トレしていますか?

 

 

もししているとしたら

その理由は何でしょうか?

 

 

筋トレを選択する
スキーヤーの多くは

滑っていて足の筋肉がすぐ疲れるから

筋トレをしています!

 

 

という方が多いです。

 

 

現に知人に私の仕事が
スキーヤーの方のオフトレーニングを
サポートしているというと

 

『やっぱりスキーは足腰使うから
 筋トレとか、体幹とかするの?』

 

と必ず聞かれます。

 

 

使う筋肉が疲れるから鍛える
という発想は理にかなっているように
感じますよね。

 

スポーツジムに行って

 

 

スキーのためのトレーニングをお願いします!

 

 

と言えば、
間違いなく同じ発想で
下半身の筋トレメニューが
組まれると思います。

 

 

 

しかしその疲れる原因は筋力が弱いから
というのは安易に考えない方がいいです。

 

 

 

なぜなら、疲れる原因が
筋力が弱いからではなく

 

 

ポジションの悪さをカバーするために
無駄に筋肉を使っている

 

 

 

可能性があるからです。

 

 

 

これがポジションが悪いスキーヤーほど
筋トレを取り入れているケースが
多い理由です。

 

 

 

ポジションが悪いスキーヤーほど

脚の筋肉が疲れます。

 

 

 

本当に正しいとされるポジションは
身体を効率的に伝えることのできる
ポジションですので
筋肉への負担は少ないはずです。

 

 

 

 

現に上級者になるほど
余計な動きをせずになめらかに滑ってくるため
筋肉の活動は少ないです。

 

 

 

 

あなたがもし滑ると脚が疲れるのと同時に
ポジションの悪さも指摘されるようなら
筋肉よりもまず
ポジション修正のトレーニングを
お勧めします。

 

 

 

 

筋トレをしたら同じ量を滑っても
つかれなくなった!

 

 

 

 

というプラスイメージの裏側には

 

 

 

 

悪いポジションの代償として
かかっている負荷に
耐える力が強くなった

 

 

 

 

という真実が潜んでいるかもしれません。

 

 

 

 

そうなると悪いポジションでも滑れるので
疲れは感じないかもしれませんが
ポジション改善という技術的な進歩からは
遠のく恐れがあります。

 

 

 

ポジションはいいけど使っている筋肉が悪い?

悪いポジションの
代償となってかかる負荷に耐えているので
筋肉が疲れる可能性以外に
本当は使いたい筋肉の代わりに
使ってしまっていたり、
そこまで必要としていなのに
無意識に力んで使ってしまっている
可能性もあります。

 

 

 

ただこのような内容をお伝えしても
あなたが実際どのような状態なのか
いまいちわからないかと思います。

 

 

 

そこで今回は簡単なチェックを紹介します。

 

 

 

 

片足立ちになり、そのまま前方にジャンプして
また片足立ちで着地します。

 

 

 

右足で片足立ちしたら
そのままジャンプして右足で着地して
ピタッと止まるといった感じです。

 

 

 

 

要はケンケンですね。

 

 

 

 

 

距離はあまり必要ないので
軽く前方に飛んで
着地したらピタッと止まってくださいね。
(3秒ぐらいはその場でぐらつかずに
止まりたいです。)

 

 

 

 

このような単純な動作だけでも
多くのことが見えてきます。

 

 

 

 

 

そもそも片足立ちができない。
片足で着地ができない。

 

 

 

 

といったポジションやバランスの問題が
まずは出てきます。

 

 

 

 

できる方は着地の瞬間
どこの筋肉に一番負荷がかかるか

(使っている感覚があるか?)
意識して下さい。

 

 

 

 

 

どうですか?

 

 

 

 

 

 

多くのスキーヤーは

 

 

 

太ももの前側、ふくらはぎ、足首や足裏

 

 

 

という意見が多いです。

 

 

 

 

 

 

もしあなたが片足着地をした際、
太ももの前側を使う感覚があるなら
きっと滑っていても
太ももの前側が疲れてくるタイプです。

 

 

 

 

 

えっ、太ももの前側以外
どこ使う感覚があるの?

 

 

 

 

 

 

と思われるかもしれません。

 

それは・・・

 

 

 

 

 

 

お尻です!!

 

 

 

 

正確にはお尻の上の方ですね!

 

 

 

 

上手に身体が使えていると
お尻を使う感覚があります。

 

 

 

 

 

もちろんお尻だけを使っているわけでは
ありませんが、

 

 

 

 

『お尻使う感じあります?』

 

 

 

 

 

と聞かれたら、迷わず

 

 

 

 

 

『はいはい!お尻使ってます』

 

 

 

 

と言える方は
使えている可能性が高いです。

 

 

 

 

 

 

 

お尻を使う感覚が得られるということは
板に力を伝えるための正しいポジションと
身体の使い方をある程度マスターできている
証拠です。

 

 

 

 

これができているかどうかで
まず来シーズンの上達幅が決まってくるので

あなたも試してみてください。

 

 

 

 

因みに腰に来る方は
確実に腰の状態や使い方が悪いので
無理をしないで下さいね!

 

 

 

見た目は同じでも中身は違う

チェックテストの結果は
いかがでしたか?

 

 

 

片足立ちからジャンプして
片足着地するという動作は、

 

 

 

 

バランスがとれるかどうか?

 

 

 

 

 

という部分でしか判断されないケースが
ほとんどです。

 

 

 

 

しかし実際は

 

 

 

同じようにバランスが取れている人でも
使っている筋肉や感覚がまるで違う!!

 

 

 

 

というケースがあります。

 

 

 

 

これはうまい人のフォームを真似する際に
よく起きていますね。

 

 

 

 

一見見た目は同じように見えるけど、
(特に一瞬を切り抜いた静止画など)
使っている筋肉や力感、感覚といった
中身はまるで違っていて
それが結果的に板のたわみや走りなど
本質的な部分の差となって現れている

といった感じです。

 

 

 

 

実は今回お伝えしている
チェックテストの内容を
スクールに入った際に
指導されても全くつかめなかった
というサポートメンバーの方がいました。

 

 

 

 

インストラクターの方に、

 

 

『太ももの前側が疲れます』

 

 

と伝えると、

 

 

 

 

 

『そんなところが疲れるのはおかしい!
 正しく板に乗れていたら
 お尻や腿裏側が疲れるはずです!』

 

 

 

 

といわれて
いろんな雪上エクササイズを
試したそうです。

 

 

その結果は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

全く分からない!!

 

 

 

 

 

 

しかしオフトレを通して
根本の正しい体の使い方が
できるようになると、

 

 

 

 

『やっとわかりました!
 このことだったんですね!』

 

 

 

と、とても嬉しそうに仰ってました。

 

 

 

 

 

以前から

 

 

 

自然にできてしまっていることを
伝えるのは難しい!

 

 

 

 

と言っていますが
上手な方はお尻を使うことはできても

 

 

 

 

 

・なぜ自分お尻がつかえているのか?

・前腿を使ってしまう人は何が違うのか?

・どうすればお尻を使えるようになるのか?

・そもそもなぜお尻側を使えた方がいいのか?

 

 

 

 

といった部分が明確に分かっていません。

 

 

 

ですから前腿ではなくお尻を使うんだよ!

 

 

 

 

という【指摘】はできても
どうすればそれができるようになるのか
【指導】をすることが難しいのです。

 

 

 

 

 

そもそもそういった部分が分かってくると
板に乗るという感覚が
分からない人、知らない人に

 

 

 

 

『もっと板に乗ってきて!』

 

 

 

 

という指導は入らないはずです。

(乗るという感覚が分かる、
 または共通認識がある場合はOKですが)

 

 

 

 

話がそれましたが、
あなたがもし筋力不足が
スキー上達の妨げになっていると
感ている場合は、

 

 

 

 

・ポジションの悪さが原因ではないか?

 

・使っている筋肉(身体の使い方)が
 間違っていないか?

 

 

 

 

という点にも意識を向けてみてください。

 

 

スキー技術 トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレでプラスノー、ピスラボをし ても上達しない人の共通点は?234

読了までの目安時間:約 13分

 


梅雨明けもしていよいよ夏本番!

といったところですが、
この時期に行うオフトレで最近人気なのが
プラスノー、ピスラボと呼ばれる
サマーゲレンデでの練習です。

 

このサマーゲレンデの効果について

動画でもお伝えしております。

因みにプラスノーとピスラボの違いは
敷いてあるマットの違いです。

 

 

 

 

あなたはサマーゲレンデで
滑った経験はありますか?

 

 

夏場に海外に行かなくても
冬場と同じ道具を使って練習ができる!

 

 

というメリットがあり
毎年多くのスキーヤーの方が
夏場も滑りに行っているようです。

 

 

 

最近私のところにも
サマースキーに関する質問を
多くもらいます。

 

 

 

その質問の多くは

 

 

 

 

『夏場にサマースキー(プラスノー、ピスラボ)
 をすることは効果がありますか?
 また、気を付けることはありますか?』

 

 

 

といったものです。

 

 

 

今回のブログは
そんなサマースキーに関しての
疑問質問に対する回答をまとめてみました。

 

 

 

オフトレで既にサマースキーをしている方、
これから取り入れようと考えている方は
参考にしてみて下さい。

 

 

 

そもそもサマースキーは効果があるの?

 

 

まぁいつもながら言ってしまえば
効果がある人もいればない人もいるのが
トレーニングというものです。

 

 

これさえやれば絶対上手くなる
というものがあれば
スキーヤー全員それを行って
上手くなっているはずなので。

 

 

 

これは身近なものでいえば
ダイエットに似ています。

 

 

 

毎年色々なダイエットが流行っては
消えていきますが、
このダイエットされやれば
みんな絶対に痩せる
というものがあれば
新しいダイエットが出てくることは
ないですよね?

 

 

やってみて痩せる人もいれば
そうではない人もいるわけです。

 

 

しかし本質的な部分を見てみると
摂取カロリーより消費カロリーの方が
大きと痩せるという現実があります。

 

 

 

勿論どの栄養素を取り入れるのか?
痩せるとは体脂肪なのか体重なのか?

 

 

といった細かい部分はありますが、
今回はダイエットの記事ではないので
省略しますね。

 

 

 

何が言いたいかというと
スキーにもダイエットと同じように
上手くなるかならないかの
本質的な要素があり、

 

 

 

 

それを満たしていれば
ある程度何をやっても
上手くなる!

 

 

 

という事です。

 

 

 

では今回のタイトルにもある
サマースキーを行っても
スキー上達につながらない人との
共通点とはなにか?

今回は代表的な3つをご紹介していきます。

 

 

 

 

①技術的に伸び悩んでいる期間が長い

毎シーズン滑りが上達している方もいれば
何年も同じレベルで
伸び悩んでいる人もいます。

 

 

 

 

あなたは前者と後者どちらでしょうか?

 

 

 

もし何年も同じレベルで
伸び悩んでいるのであれば
サマースキーを行っても
スキー上達につながらない可能性が高いです。

 

 

 

『いやいや何年も同じレベルで

 伸び悩んでいるから、
 夏場も練習量を稼ごうと
 サマースキーを取り入れるんじゃないか!』

 

 

 

と思われるかもしれませんが
よく考えてみて下さい。

 

 

 

なぜシーズン中雪上で滑っても
上達しなかったのに
夏場サマーゲレンデで滑ると
上達するのでしょうか?

 

 

それなら冬場に雪上で滑っていても
上達していなければおかしくないですか?

 

 

 

 

分かりやすい例を言えば
去年初めてスキーを行い
ボーゲンで滑っている人は
サマースキーを通して
より上達に繋がると思います。

 

 

 

なぜならまだ滑れば滑るほど
伸びている状態だからです。

 

 

つまり見方を変えれば、
サマースキーを行い上達する人は
雪上での滑走量を増やせば
上達する人とも言えます。

 

 

 

あなたが置かれている状況は
一体どちらでしょうか?

 

 

 

②サマースキーの技術=雪上技術だと思ってしまう

 

サマースキーの大きな特徴として

スキー用のブーツと板を履いて
雪上に近い状態で滑れるという事です。

 

 

 

 

しかしここを勘違いすると痛い目に合います。

 

 

 

以前にも違う記事でお伝えしましたが

 

 

 

 

雪上に近いのであって
同じではない!

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

もしあなたがすでにサマーゲレンデで
滑った経験があるなら、
はじめて滑ったときの事を
思い返してみて下さい。

 

 

 

大半の方が

 

 

 

 

『似ているけど何か違う・・・』

『ちょっと滑りずらいかも』

 

 

 

と思ったのではないでしょうか?

 

 

 

似ている部分はありますが
同じではありません。

 

 

エッジのかかり方、
板の滑走性、
ブーツの柔らかさ
・・・

 

色々な要素が雪上とは違います。

 

 

 

それらを雪上とは違うものと
きちんと把握して、
雪上にたった際に
リンクさせることができる人は
問題ありません。

 

 

 

しかし、多くのスキーヤーの方が
サマースキーでの滑走感覚や技術を
そのまま雪上で実践します。

 

 

 

その結果、板の滑走性が違い後傾になったり
余計な動きをして板を走らせようとしたり、
ブーツの硬さの違いで
動きが固まったりします。

 

 

 

似ているからこそ

このような部分に気付けずに
無意識のうちに滑りが狂ってしまうケースが

あるので注意が必要です。

 

 

 

たとえばインラインスケートに対して

 

 

『あれは足首が自由に動くから
 スキーとは全然違うよ!』

 

 

という人がいますが、

サマースキーは

スキーブーツを履いているから
雪上と同じだと思っているケースが
よくあります。

 

 

しかし実際は気温が違うため
ブーツのシェルの硬さが
全然違います。

 

 

 

雪上と同じスキーブーツを履いている
という事で、

さも雪上と同じであると
勘違いをしているいい例です。

 

 

因みにブーツの専門家の人でから
ブーツの設計は冬場の気温、
それに伴ったシェルの硬さを
考慮して設計しており、
夏場の高温で使うようにはできていない
という意見もあります。

 

 

 

③明確な課題を持っていない

あなたはサマースキーで

これを新たにやろう!

これを大きく変えてみよう!

という何か課題やテーマを持って

滑っていますか?

 

 

 

サマーゲレンデに行くスキーヤー方で
明確な課題を持っていないケースが
多くあります。

 

 

 

とりあえずサマーゲレンデで滑れば
スキーが上達するのでは?

 

 

と思われている方が多いですが、
理由の①でも書いた通り、
とりあえず滑れば上達していく状況であれば、
雪上で滑れば自然と上手くなります。

 

 

 

雪上で滑りこんでも上達しないのに
サマースキーで滑りこんで
上達する可能性はかなり低いです。

 

 

 

これは雪上でも言えるのですが
技術が頭打ちになって悩んでいる方は
現状から何かを大きく変える必要があります。

 

 

 

 

・新しい情報を得てその動きを試す
・身体をトレーニングで変えて
 滑りにどう影響が出るのか試す
・今までとは違う感覚で滑ってみる

 

 

など何か課題やテーマを決めて、
現状を変えていくことが必要なのです。

 

 

今まで通りの感覚動きで滑っていると
現状の癖や動きをより染み込ませてしまい、
むしろスキー上達の弊害になってしまうので
気を付けたいところです。

 

 

 


 

以上がオフシーズンにサマースキーを行っても
上達につながらないスキーヤーの
代表的な3つの共通点です。

 

 

 

もしあなたがサマースキーをしている、
または取り組もうと考えているのであれば
以上の3つの状態にならないように
意識してください。

 

 

 

逆に言ってしまえば
以上の3つをすべてクリアしているのなら
オフにサマースキーをすることは
スキー上達に大きくつながる
可能性があります。

 

 

 

結局はそのトレーニング自体が
上達の可否を決めるのではなく
そのスキーヤー自身の状態や
取り組み方が上達を決めるということですね。

 

スキー技術 トレーニング論

スキーが上手くなるには『本能』に勝つトレーニングを!230

読了までの目安時間:約 11分

 


スキーに限らずスポーツは
本能に逆らう要素が非常に大きいです。

 

人間の本能で非常に強いもの、

それは身の安全を守る本能です。

 

 

 

要は死にたくないわけです。

 

 

 

ボールが猛スピードで
こちらに向かって来たら
普通は身体が固まるか、避けます。
そして必ずと言っていいほど
目をつぶります。

 

 

人が体当たりしてきたり、
パンチが飛んできてもそうですね。

 

 

 

 

よくテレビ番組で

プロの球速を体験!

といった企画がありますが、

トレーニングをしていない方は

本能的に身をのけぞらして

避けていますよね。

 

 

しかしそんなことしていたら
スポーツはできません。

 

 

野球選手が剛速球を打てるのも、
キーパーがシュートを止められるのも、
ラグビーやアメフト、相撲などの
コンタクトスポーツで
相手に向かっていけるのも
いわばトレーニングを重ねて
本能に打ち勝っているからといえます。

 

 

 

一流のボクサーは
顔を打たれても瞬きをしないで
目を開き続けて相手を見ているそうです。

 

 

 

本能に打ち勝っているという事は
言い方を変えれば、

 

 

 

『これは危険なことではない』

 

 

 

と脳の認知を変えているともいえます。

 

 

 

スキーもまさに本能に打ち勝つ、

もしくは認知を変えることが
重要なスポーツです。

 

 

ハイスピードで滑走することは
普通に考えて恐ろしいことです。

 

 

それを危険と感じずに
(危険と感じていても身体の反射にでない)
運動をする必要があります。

 

 

そのような事ができるようになるには
ひたすら滑って経験を重ねるしかない
と思うのが普通です。

 

 

 

実際経験を重ねることは必須ですが、
なるべく早く本能に打ち勝るようになる
方法があります。

 

 

 

 

それは

 

 

本能に打ち勝つトレーニングを
普段から行うことです!

 

 

 

とはいっても具体的に

何をすればいいのでしょうか?

 

 

 

スキー上達を阻む本能とは?

 

本能に打ち勝つ為には
そのスポーツの経験値も
非常に重要なのですが、
本能に打ち勝つそのものの
トレーニングをしていくことで
効率的に上達できます。

ただ種目によって
本能に打ち勝つためのトレーニング内容は
変わってます。

剛速球を目をつぶらないで捕る!

 

ボクシングで目をつぶらないで
パンチを避ける!

 

 

といったトレーニングも
本能に打ち勝つトレーニングではありますが
スキー上達には
あまり効率的ではありません。

 

ではどのようなトレーニングが
スキーには向いているか?

それはスキーというスポーツにおいて
どのような本能が働いているかを
まずは考えると見えてきます。

アルペンスキーは
ポールに突っ込んでいくので
球技やボクシング、
コンタクトスポーツの様な

『物体が迫ってくるのを回避したい!』

という本能も関係してきます。

 

 

しかしそれ以上に
スキーに関係している本能があります。

 

それは

『転びたくない』

という本能です。

人間は生まれて歩き出す段階で
既に転びたくないと本能的に
感じています。

赤ちゃんがよちよち歩きをしている時も
転びそうになったらそのまま
ストーンとはいきませんよね?

なにかしらの動作をして
本能的に転ばないようにするわけです。
(勿論最初はころんじゃいますが)

 

私は以前、高齢者の方たちに
個別機能訓練をする仕事をしていましたが、
認知症になり、こちらが何を言っても
認知できない状態になっても、
転ばないようにするという本能は
失われずに残っているケースが大半でした。

 

右手あげて、右足げて、
といったこちらの指示は全く分からず
ピクリとも動かすことがない方でも
転びそうになると、
自然と足を動かし支えます。

私たちも、転びそうになったら

 

 

右足出して、両手を前に!!

 

 

なんて意識しないで反射的に動きますよね。

それぐらい転ばないという本能は
強いものです。

スキーは、なるべく転ばないように
滑るスポーツなので
この本能はプラスに働くのでは?

と思われたかもしれません。

確かに転ばないように
本能的にバランスを取る能力は
スキーに大いに役立っています。

ただその本能が強すぎるあまり
スキー上達を妨げているのも事実です。

 

 

あなたは『本能』に打ち勝っているか?チェック!!

 

 

スキーは転ばないように滑りたいのに
なぜ転ばないようにする本能が
スキー上達邪魔をするのでしょうか?

『転ばないようにする本能』

 

 

とは言い方を変えれば

『その場に居続けたい本能』

とも言えます。

転ばないことの最善策は
その場にじっと居続けることです。

 

しかしスキーではこの
『その場に居続ける』
という本能が、運動の邪魔になります。

お気づきの方もいるかもしれませんが、
スキーは板とともに落下していく
スポーツです。

 

その場に居続けるわけにはいきません。

 

実際はブーツを履いて
板に足を固定しているので
その場に居続けることはできずに
無理やり引っ張られていきます。

 

スキーが後傾ポジションになりやすい理由は
ここにあります。

陸上で言えば前方にずっと
倒れ続けることで
雪上だと板とともに落下できる
いいポジションになるわけです。

しかも難しいことに
前後のポジションだけではありません。

次のターンに移行するために
フォールライン方向に
重心を移動させるのも
深い内傾角を作るのも
陸上でいえば転びに行くようなものです。

ですからターン後半に
山側に身体が残ってしまい
谷側に身体を落としてこれないのです。

山側に体を残して置けば
とりあえず転びませんからね。

また動きがない、硬い、滑らかでない
という要素で悩まれている方の多くも
転ばないようにという本能から
無意識で力が入ります。

速い球が飛んできて
ギョッとして身体が固まる反応が
ずっと続いているわけです。

自分がどの程度その本能が働いているか?
という簡単なチェック方法があります。

目の前に人に立ってもらい、
直立に気をつけ状態で立ちます。

そのまま気を付けの姿勢を維持して
前方に倒れてみて下さい。

 

相手の人はしっかり
キャッチしてあげて下さいね!

 

転ばない本能が強い方は
上半身だけ前に突っ込み
下半身はその場に居続けたいという
身体がくの字に曲がったような
形になります。

腰が引けて前につんのめる感じですね。

転びたくない本能が働き
このような動きが出てしまう人が
大半ではないでしょうか?

実際に雪上でも
同じような反射がおきている
という事です。

動画をとるか鏡で見ながらやると
非常に分かりやすいですよ。

因みに一人でも壁を目の前に
やっても出来ます。

勿論壁に突っ込みそうになったら
自分で手で支えて下さいね(笑)

このように

 

・後傾ポジションになる
・フォールライン方向に身体が落とせない
・ターン後半に山側に残る

 

 

 

といった悩みの背景には
人間の本能が潜んでいるという事です。

ですからなるべくトレーニングをして
本能に打ち勝てる状態で
雪上立つことが
スキー上達の近道となります。

 

 

 

 

スキー技術 トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

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