スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー上達に超重要なのになぜ?技術要素から見るとおかしい日本スキー界 360

読了までの目安時間:約 22分

 


 

前回の記事で

 

 

ターン前半からの外向傾が土台で

ターン前半の長い軸は発展系

 

 

という考え方を

 

・身体構造

・ターンスピード

 

という要素から

見ていきました。

 

https://skiers-lab.com/%e8%ba%ab%e4%bd%93%e8%ab%96%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%b8%e3%82%ab%e3%83%ab%e9%96%a2%e4%bf%82/%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%b3%e5%89%8d%e5%8d%8a%e3%81%8c%e5%a4%b1%e6%95%97%e3%81%99%e3%82%8b%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%af%e3%80%8e%e9%95%b7%e3%81%84%e8%bb%b8%e3%80%8f.html

 

 

ターンスピードに関しては

 

 

『外力が弱くても出来るのは?』

 

 

といった考え方でも

いいかもしれません。

(こっちの方が分かりやすいかな?)

 

 

さて今回は

特に重要な

技術要素の点から

考えていきましょう!

 

 

 

 

技術要素から見るとおかしい日本スキー界の常識

 

技術要素、つまり技術論の話になると

それこそ意見が分かれるので

難しいところですが

ぜひあなたの考えと

照らし合わせてみて下さいね!

 

 

 

もしかしたら

今回のブログ記事の内容や

こちらのYoutubeの動画を見て

 

 

 

「よし、試しにターン前半からの外向傾も

 練習してみよう!」

 

 

と思われたかもしれません。

 

(実際そういったメールが多かったです)

 

 

しかし実を言うと

 

 

スキーヤーの方はほぼ100%

ターン前半からの外向傾を

練習したことがあります!

 

 

これはターン前半の外向傾を

否定している指導者やスキーヤーの方でも

当てはまります!

 

 

 

そうは言っても

 

 

「いやいや渡辺さん、

 これまでそんな練習

 してきたことないですよ!」

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

ではちょっと考えてみて下さい。

 

 

もしあなたがが

スキー初心者が滑りだす時に

まず初めに教える事はなんですか?

 

 

またご自身が

行ってきた内容を

振りかえってみてもいいです。

 

 

 

滑り出す時なので

板の履き方や、

カニ歩きなどはとばしてください!

 

 

多分

 

【プルークボーゲン】

 

ですよね?

 

 

 

野球の初心者は

キャッチボールや素振り、

 

サッカーの初心者は

パス(ボールを蹴る)からトラップ

 

水泳の初心者は

蹴伸び(腕を真っ直ぐして伸びる)

 

 

といった様に、

スキーのはじめの一歩は

プルークボーゲンです。

 

 

これは以前から

お伝えしている事ですが、

プルークボーゲンとは

言い方を変えると、

両足とも外向傾の状態、

つまりダブル外向傾です。

 

 

さてそのダブル外向傾のまま

ターンをしているという事は

外脚に関してだけですが、

ターン前半からの外向傾をとって

滑っていますよね?

 

 

つまり誰しもが

最初はターン前半からの外向傾で

スキーをスタートしているんです。

 

 

その次にシュテムターン、

開いているプルークスタンスを

閉じる練習に入ると思います。

 

 

因みに念のため説明しておくと

シュテムターンとは

 

 

ターン前半ハの字

 

 

後半脚閉じてパラレル

 

 

 

の繰り返しです。

 

 

 

もちろんシュテムターンになると

正しく出来ていない場合

ターン前半からの外向傾が

出来ないケースもあります。

 

 

スキー検定2級で

シュテムターンの点数が

出ない場合はこのケースに

当てはまりますね。

 

 

イメージが湧かない方は

こちらから

 

 

【スキー検定2級 シュテムターンの注意点!】

 

 

動画の動作を見ても分かるように

これもターン前半はプルークスタンス

つまり外脚外向傾で

その後、足を揃えて

パラレルの外向傾というスタイルです。

 

 

ここまでで分かる通り

プルークボーゲンから

シュテムターンまでは

ターン前半からの外向傾で

滑っているんです。

 

 

 

さてここからが最大のポイントです。

 

 

プルーク、シュテムまでは

ターン前半からの外向傾で練習して

次のパラレルターンではどうでしょうか?

 

 

パラレルでのターン前半からの外向傾は

以前紹介した海外のアルペン動画の

0:15辺りからの滑りや、

 

 

以前からご紹介している

スキーグラフィックで特集された

オーストリアデモの滑りでも

プルークで行っている

ターン前半からの外向傾を

パラレルになっても

行っているのが分かるはずです。

 

引用:スキーグラフィック

 

 

この動画にはシュテムは無いですが

その観点から動画を見ると

分かりやすいかと思います

引用:スキーグラフィック YouTubeチャンネル

 

 

さてここまでで

 

 

プルーク

シュテム

パラレル

 

 

の流れを簡単に説明してきましたが

タイトルにもある

抜けている重要ポイントは

もうお分かりいただけたでしょうか?

 

 

そうそれは

 

 

 

パラレルターンでの

ターン前半からの外向傾

 

 

です。

 

 

 

 

なぜか日本スキー界では

全てがそうだという訳ではありませんが、

パラレルになった途端に

ターン前半からの外向傾ではなく

ターン前半の長い軸と

外向傾より正対が基本

となっています。

 

 

 

あなたは

プルーク→シュテムまでは

行っているのに

なぜパラレルになった途端に

ターン前半からの外向傾は

とばされると思いますか?

 

 

 

ターン前半の外向傾は難しい?

 

なぜパラレルになった途端に

ターン前半からの外向傾を

練習しないのか?

 

 

以前この問いを

メールマガジンの読者の方に

下のですが

回答で多かったのが、

 

 

・ターン前半からの外向傾は

 身体に負担がかかる

 

 

・パラレルになると

 動作自体が難しい

 

 

・腰が外れて内倒する危険性がある

 

 

・楽に滑るには長い軸で

 正対の方が良いから

 

 

 

といった内容でした。

 

 

要は

 

 

パラレルでの

ターン前半からの外向傾は

難易度が高く、

身体にも負担がかかる為

 

 

といったイメージですよね

 

 

では

 

 

ターン前半の外向傾は

難易度が高いのか?

 

 

という部分を

考えていきましょう!

 

 

 

確かにターン前半からの外向傾は

意識してもなかなか出来ないスキーヤーが

多くいます。

 

 

また出来たと思っても

腰が外れる、内倒するといった

エラーが出るケースがほとんどです。

 

 

一方長い軸は

傾けば良いだけなので簡単だ!

 

 

といった考えですよね!

 

 

確かにこの考えは正しくて

ターン前半からの外向傾よりも

ただ棒立ちのまま傾くだけの方が

簡単です。

 

 

 

ですからゲレンデを滑る

多くのスキーヤーは

ターン前半からの外向傾より

長い軸で内側に傾くように

滑ってきます。

 

 

あれ?でも少し前の記事を

思い出してみて下さい。

 

 

滑走スピードから見た時に

長い軸はスピードが無ければ出来ないけど

外向傾はその場(滑走スピードが0)で

できる事から

 

 

【滑走スピードの要素】から見ると

外向傾の方が長い軸より

難易度が低い

 

 

という話でしたよね?

 

 

これでは話が矛盾してしまうのが

分かるでしょうか?

 

 

この様な話をすると

 

 

「いやいや滑走スピードが多少あって

 外力(遠心力など)を利用できる方が

 難易度が低いのでは?」

 

 

といった意見が出てきます。

 

 

ではさらに急斜面で

滑走スピードが上がった場合

どうでしょうか?

 

 

もちろんイメージ通り滑れていれば

問題ありませんが、

多くの場合は、

 

 

・ターン前半に外脚に乗る感覚がなくなる

・内倒してしまう

・ターン後半ズレ落ちる

・暴走してしまう

 

 

といったエラーが出る

スキーヤーがほとんどです。

 

 

つまりこれまでの話をまとめると、

長い軸の難易度は

 

 

・滑走スピード0(停止状態)

 またそれに近い低速だと

 長い軸の難易度は高い

 

 

・しかし滑走スピードが程よい中速だと

 外力が助けてくれるため

 ただ傾けば良いだけで

 長い軸の難易度は低い

 

 

・しかしさらにそこから

 滑走スピードが高速になると

 長い軸をとってもズレ落ちたり

 暴走してしまったりと

 トップ選手のように

 エラーなく長い軸をとるのは

 難易度が非常に高い

 

 

といった流れになります。

 

 

 

速度を斜度に置き換えても

分かりやすいです。

(低速→緩斜面 高速→急斜面)

 

 

この流れの意味する事が

何だか分かるでしょうか?

 

 

簡単にいってしまえば

速度(斜度)と難易度が比例していない

という事です。

 

 

 

因みに上記の流れに当てはまる

スキーヤーは、

他の技術要素も当てはまります。

 

 

 

低速(緩斜面)小回り→苦手、止まってしまう

(難易度 高)

 

 

中速(中斜面)小回り→まぁ何とかなります

(難易度 低)

 

 

高速(急斜面)小回り→暴走、板回せない

(難易度 高)

 

 

この速度と難易度が

比例していないという事は

ずばり言ってしまいますが、

 

 

 

繋がりのない技術

 

 

 

という事です!

 

 

 

 

ではターン前半からの外向傾は

どうでしょうか?

 

 

 

意識して取り組まれたことがない場合も

あると思うので、

プルークボーゲンかシュテムターンで

考えてみて下さい。

 

 

 

低速(緩斜面)は

当然ながら簡単ですよね!

 

 

 

そこから高速(斜度が上がる)にしたがって、

どんどん外力が強くなるので

外脚がつらくなってきます。

 

 

急斜面高速で

プルークボーゲンは

脚がパンパンになりますよね(苦笑)

 

 

この事から分かるように

 

プルークやシュテムターンといった

ターン前半からの

外向傾は速度が上がるほど

難易度が上がるという

比例関係にあります。

 

 

ここまでの話を聞くと

 

 

 

「なるほど!

 

 ターン前半の外向傾は

 速度(斜度)に対して

 難易度が比例しているけど

 ターン前半の長い軸は

 比例してないから

 ターン前半からの外向傾が

 正しい基本だという事ですね!」

 

 

と思われたでしょうか?

 

 

実はそうではありません!

 

 

長い軸もきちんと

比例しているんです!

 

 

正しくは

 

 

反比例

 

 

ですね。

 

 

 

「?」マークが

浮かんでいると思いますので

説明します。

 

 

 

 

滑走スピードが上がるほどターン前半の長い軸は作りやすい?

 

よく雑誌などの表紙で

長い軸で深い傾きを作っている

写真があると思います。

 

 

あれとってもカッコいいですよね!

 

 

何を隠そう私も

これだけターン前半の外向傾やら、

股関節やら言っておきながら

プロフィール写真では

長い軸で深い傾きの写真を

使っています。

(かっこつけているわけです(笑))

 

 

ではこのような長い軸で

深い傾きを作ろうと思ったら

滑走スピードを

上げると思いますか?

下げると思いますか?

 

 

当然ですがうんと助走をつけて

スピードをあげて入っていきます!

 

 

そうでないと

長い軸で雪面スレスレに

傾いていくことは出来ないからです。

 

 

つまりは

 

 

滑走スピードが上がるほど

長い軸をとって滑っていく難易度は

低くなる

 

 

わけです。

 

 

しかしあくまでも

低速で行う状況との比較あって

長い軸で深く傾く技術自体は

基本的に難しいです。

 

 

選手達の滑りで

ターン前半に長い軸で滑っている映像も

急斜面でスピードが

出ているシーンですよね?

 

 

つまり長い軸で滑ることは

滑走スピード(斜度)と難易度が

反比例になっています。

 

 

さらにさらに

この話のスタートを

思い出してください。

 

 

そもそもパラレルで

ターン前半の外向傾に

取り組まれない理由は

 

『難易度が高いから』

 

というイメージが多い

という話でしたよね?

 

 

あれ?

でも先ほどのプルークや

シュテムターンの話からすると

低速であるほど難易度は低い、

つまり簡単なはずです。

 

 

 

パラレルになった途端に

難易度が変わるんですというのは

少しおかしいですよね?

 

※ここものすごく重要です!

 

 

 

つまりターン前半からの外向傾でも

比例関係が生まれていない現象が

多くのスキーヤーに起きているんです。

 

 

 

トップ選手達はみな、

ターン前半の外向傾と

ターン前半の長い軸

どちらも比例(反比例)関係が働いている

 

 

一方多くの一般スキーヤーは

ターン前半の外向傾と

ターン前半の長い軸

どちらも比例関係が生まれていない。

 

 

これぞまさに

 

 

 

“登っている山【技術体系】

 が違っています”

 

 

 

という事です。

 

 

因みにこの登っている山については

次回の記事で詳しく解説しますね!

 

 

 

因みに先ほどは例に出しませんでしたが、

アルペンスキーにおいても

SL(回転)→DH(滑降)に

したがって外向傾のシーンが減り

長い軸の割合が増えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

もちろんSLでも超ハイスピードですし、

ターン弧も関係してきてはいますが。

 

 

 

その一方で、

一般的なスキーヤーには

そんなにスピードを出さずに

楽に滑るのであれば

棒立ちで長い軸のまま傾いてタラ~と

いった真逆の理論

広がっているというわけです。

 

 

この様に根本的に

登っている山(技術体系)が違う事が

そもそもの問題点なのですが、

この登っている山と言われても

いまいちピンと来ないかもしれませんので

次回詳しく解説しますね!

 

 

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキーのターン前半が失敗する理由は『長い軸』と『外向傾』を選択するから?359

読了までの目安時間:約 24分

 


 

2つのターン前半を理解したら…

 

前回の記事で

今回ターン前半の特集を組んだ

理由の一つである

 

 

 

ターン前半の長い軸と

ターン前半から外向傾をとる事が

整理できていない指導や

アドバイスのせいで

上達のチャンスを潰されている

スキーヤーが多い

 

 

といった内容を

お伝えしました。

 

残酷な真実!ターン前半を指導されても上達しないスキーヤーがいる理由は? 358

 

以前メールマガジンでも

同じような内容を

配信したのですが、

読んだ方たちから

 

 

 

「私もまさに

 メールで戴いた内容の

 状態でした!」

 

 

 

といった内容のメールを多くいただき、

改めてこの様な状況で

スキー上達を阻まれている

スキーヤーの方が多いんだなと

実感しました。

 

 

 

今回配信した内容を通して

少しでもそういったスキーヤーの方達の

助けになれば嬉しいです。

 

 

 

今回の記事は

ターン前半の特集をした

2つ目の理由です。

 

 

 

以前youtubeで配信した

 

【どちらが正解?

2つのターン前半は

まるで違う動作なのか】

 

の内容や、

これまでのブログを通して

あなたは

 

 

・ターン前半の長い軸

・ターン前半からの外向傾

 

 

をどのように整理したでしょうか?

 

 

 

多くの場合、

 

 

「結局両者とも

 メリット・デメリットがあるから

 好みや、その時の状況に合わせて

 使い分ければいいのでは?」

 

 

「両方とも練習する

 意識を持つようにしよう!」

 

 

といった結論に着地します。

 

 

 

その考えは勿論正解なのですが、

見落とさないで欲しい

大事な部分があります。

 

 

それは

 

 

 

使い分けることが

出来る人限定の話

 

 

 

という事です。

 

 

どちらのターン前半も

思い通り出せるのであれば、

好みや状況によって

使い分けていくイメージで

問題ないと思います。

 

 

ただ、多くのスキーヤーの方は

この2つを正しく使い分ける事が

出来ていません。

 

 

 

なぜ多くのスキーヤーの方は

この長い軸と外向傾を

使い分けられないのか

簡単にお伝えしていきます。

 

 

 

 

ターン前半を『使い分ける』という事の勘違い

 

 

そもそも『使い分ける』と聞くと

どのようなイメージを持つでしょうか?

 

 

AとBがあって(2択でなくてもいいですが)

そのどちらかを選択していく

イメージかと思います。

 

 

 

 

しかしここで勘違いしがちなのが

 

 

 

『使い分ける』事と

『選択する』事の混同

 

 

です。

 

 

 

この2つは一見似ているのですが

前提が違います。

 

 

 

例えば紙を切る時に、

はさみとカッターがあって

その紙の厚さや、

どのような切り方をしたいかによって

ハサミを選ぶ事は

『選択する』事でもあり

『使い分ける』事でもあると思います。

 

 

 

でも小さな子供が

ハサミしか使えない場合、

ハサミとカッターがあって

ハサミを選ぶ事は

『選択』はしていても

使い分けているわけでは

ありませんよね?

 

 

 

要は選ぶと言っても

 

 

どちらも選べる前提で

Aを選ぶのと

Aしかできないから

Aを選ぶのとでは

似て非なる状況

 

 

 

だという事です。

 

 

 

今回のターン前半でいえば

 

 

『どちらも出来るけど

 長い軸を選択する』

 

 

『自分は長い軸の方が好みだから

 ターン前半からの外向傾は

 出来なくても問題ないとして

 長い軸を目指していく』

 

 

似ているようで違うんです。

 

 

 

少し小難しい話になりましたが

 

 

『使い分ける』

 

 

『選択する』

 

 

 

この2つは

その人の前提よって変わる事が

まずはおわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

そして多くのスキーヤーの方が

使い分けるのではなく

こっちの滑りを目指そうと

“選択”してしまっているんです。

 

 

 

「えっ、でもターン前半の

 長い軸の滑りが理想だから

 ターン前半からの外向傾が

 出来なくても問題ないのでは?」

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

確かに先ほどの

ハサミとカッターの例ですと

『紙を切る』という

目標を達成できるのであれば

別にハサミしか使えなくても

問題ないのでは?

と言えますよね。

 

 

 

ではなぜ

ターン前半の長い軸と外向傾は

使い分けるのはいいけど

選択するのはまずいのでしょうか?

 

 

 

ターン前半の『長い軸』と『外向傾』に対する1番の誤解

 

 

別に長い軸で深い傾きをする滑りが

目標だから、ターン前半からの

外向傾は出来なくてもいい

 

 

 

 

 

この考え方こそ

多くのスキーヤーの方が持つ

大きな誤解なんです!!

 

 

 

上記の様な

 

 

 

『長い軸が好みだから

 外向傾は出来なくてもいい』

 

 

という考え方は

言い方を変えると

長い軸と外向傾を

同列のものと捉えています。

 

 

 

同列と言われても

いまいちピンと

来ないかもしれませんので

またジャンケンを例に出して

説明しますね。

 

 

 

以前お伝えしたような

心理学や身体的要素を抜きにすると

グー、チョキ、パーの強さは

同列ですよね?

 

 

 

グーだけチョキとパー両方に勝てて

あとの2つはどちらかにしか勝てない

といった絶対的な強さの違いはありません。

 

 

違う言い方をすれば

グーしか出せなくても

ジャンケンを1回するのであれば

強さは変わらないという事です。

(何回もすると

 この人グーしか出さないと

 バレますがw)

 

 

つまり

 

他のチョキ、パーが

手で作れなくても

ジャンケンで勝つことができる

 

という事です。

 

 

 

これは前回のハサミとカッターで言うと

ハサミしか使えなくても

紙を切る事は出来るので

シンプルに『紙を切る』という

目的に対してだけ言えば

ハサミもカッターも同列です。

 

 

この話を先ほどの

スキーに当てはめると

ターン前半の長い軸が出来れば

ターン前半の外向傾ができなくても

自分の目的とする滑りは

長い軸のターン前半だから問題ない

というのも同列です。

 

 

しかしこのターン前半の

長い軸と外向傾は

ジャンケンのグー、チョキ、パーの

同列のものを選択するのとは

少し違うんです。

 

 

なぜなら何度もお伝えしていますが

 

 

 

ターン前半の長い軸と

ターン前半からの外向傾は

繋がりのあるものだから!!

 

 

 

です。

 

 

もう少し詳しく言うと

 

 

片方を土台として

もう片方は発展系

 

 

 

です!。

 

 

さてターン前半の長い軸と

ターン前半からの外向傾、

どちらが土台で

どちらが発展系でしょうか?

 

 

 

ターン前半の土台はどちらか?

 

 

例えばスキー初心者の人が、

 

 

「私は板を揃えて滑るのが理想だから

 その板がハの字になる

 プルークボーゲンは

 出来なくてもいいです!」

 

 

と言っていたらどうでしょうか?

(そんな人見たことないですがw)

 

 

これはパラレルと

プルークボーゲンを

“同列”して捉え

“選択している”状態です。

 

 

しかし、このように言われたら

 

 

 

「いやいやパラレルになる為に

 まずはプルークボーゲンで

 練習していきましょうね」

 

 

となりますよね。

 

 

プルークボーゲンという土台があって

パラレルターンという発展系に

繋がっていくわけです。

 

 

 

もちろんどちらも出来るようになると、

普通に滑る時はパラレルでも

状況によっては

プルークスタンスを選ぶといった様に

“使い分け”になっていきます。

 

 

 

実はそれと同じように

ターン前半の長い軸と

ターン前半からの外向傾も

土台と発展系なのですが、

意外と同列に捉えてしまっている

ケースが多いです。

 

 

 

ではまず解決しておきたい

ターン前半の長い軸と

ターン前半からの外向傾

どちらが土台で

どちらが発展系なのか?

 

 

これは予想がついていると思いますが、

 

 

ターン前半からの

外向傾が土台で

ターン前半の長い軸が発展系

 

 

です!

 

 

     

 

 

ではなぜ外向傾が土台で

長い軸が発展系なのか?

という今回最大のテーマに

触れていきたいと思います。

 

 

この答えを出すには

当然ですが

 

 

土台と発展を決めている要素

 

 

を導き出すことが

重要になります。

 

 

 

例えば今回何度も例に出てきている

ジャンケンを例にして考えてみましょう。

 

 

 

まだジャンケンをしたことない

小さな子が最初にやるべき事は

何でしょうか?

 

 

 

まずは指を握ったり開いたりする

運動を覚える事からですよね?

 

 

 

つまり

グー、パー運動が土台

となるわけです。

 

 

 

その発展系として

親指、薬指、小指は曲げて

人差し指、中指は伸ばすといった

分離運動になっていきます。

 

 

 

今回じゃんけんの

土台と発展を決めている要素は

身体動作の特徴でした。

 

 

この事から分かるように

 

「チョキを出せれば

 グー、パー出せなくても

 ジャンケンできるよね?」

 

という考えと

 

「パーを出せれば

 グー、チョキ出せなくても

 ジャンケンできるよね?」

 

 

 

という考えは

両者とも理論上は正解なのですが

現実問題、後者は可能ですが

前者は身体の構造上難しい

という事になります。

 

 

 

これと同じように

 

「長い軸をとる滑りが

 目標だから、ターン前半からの

 外向傾は出来なくてもいい」

 

 

という考えと

 

 

「ターン前半からの外向傾が

 目標だから、

 ターン前半に長い軸をとる滑りは

 出来なくてもいい」

 

 

も両者とも理論上は正しいのですが

現実問題、前者は難しいんです。

 

 

ではジャンケンと同じように

スキーでは

ターン前半の外向傾が土台で

ターン前半の長い軸が発展だと

決めている要素は何でしょうか?

 

 

 

 

ターン前半の土台と発展を決めている重要要素は?

 

 

土台と発展を決めている要素は

1つではない為

たくさんの正解があっていいのですが

 

 

『その答えにたどり着いた要素は何か?』

 

 

といった部分は

明確にしておいた方が

スキー技術を整理するうえでは

重要となります。

 

 

 

①身体要素

 

例えば、先ほど例に出した

ジャンケンで言えば

人間が習得していく指の運動が

グーパーから始まり

その後チョキが出来るようになるといった

身体要素

グーパー土台でチョキが発展系

という順序を導き出した理由です。

 

 

 

因みにこの考えをベースに

人間は立位がベースだから

外向傾やひねりなどの前に

まずは正対で板の上に真っ直ぐ立つ

いわゆる棒立ちの様な滑りを

土台として考える指導者もいます。

 

 

もちろんその流れで

スキーが上達していくるのであれば

その方にとっては

問題ないのですが、

 

 

なぜ多くのスキー強豪国が

外向傾を基本としているのか?

 

 

については

きちんと理解しておく必要があります。

 

 

 

因みに余談ですが

身体要素も色々な角度から見ると

立位がベースとは限りません。

 

 

 

話し出すと恐ろしく

長くなる自信があるので

ちょっとにしておきますが

面倒な方は読み飛ばしてください(笑)

 

 

小さい子のジャンケンのように

人間の動作習得(身体要素)を

ベースに考えるなら

赤ちゃんから振り返るので

基本は立位ではないですよね。

 

引用:一般財団法人日本コアコンディショニング協会

 

 

 

寝返り、ずりばい(はいずり)、

お座り、ハイハイ、立位です。

(お座りとハイハイは

逆のケースもあります)

 

 

 

さて外向傾の動作と

赤ちゃんの動きの

関連を見ていきましょう!

 

 

 

外向傾は股関節の

内旋、外旋(ひねり)、

屈曲、伸展(曲げ、伸ばし)

外転内転(開く、閉じる)

のミックスです。

 

 

イメージしやすい例で言うと

ちょっと前に流行った

開脚してベタッと床につく前屈は

股関節の

 

 

外転(開く)

屈曲(曲げる)

外旋(外ひねり)

 

 

ですね。

 

 

外向傾は

外脚(内旋、屈曲、外転)

内脚(外旋、屈曲、内転)

 

 

となります。

 

 

赤ちゃんが寝返りからお座り、

ハイハイ、までで

かなり股関節を使います。

(外旋ベースであまり内旋はしませんが)

 

 

またつかまり立ちをして

よろよろと横に倒れる時は

よくスキーヤーが行う

壁や机に手をついて

内側に傾いてとる外向傾姿勢に近い事から

考え方によっては

外向傾の方が立位よりも

土台ともいえます。

 

 

小さい子は股関節からの外向傾なんて

何の苦労もなくとれますし、

脇を持って横にスライドしてあげれば

ワールドカップレーサーの外向傾です(笑)

 

 

 

 

いろいろ小難しく

書きましたが、

何が言いたいかというと

 

 

赤ちゃんの頃かから遡れば

立位よりも股関節をいっぱい

動かす動作習得の方が早いので

外向傾の方が土台と考える事もできる

 

 

といった内容です!

(かなり無理やりですが)

 

 

 

さて話も本題に戻して

身体要素では

ターン前半からの外向傾が土台

ターン前半の長い軸が発展系

という考えが分かりづらいので

別の要素から見ていきます。

 

 

②滑走スピード

 

まず分かりやすいのは

滑走スピードです。

 

 

ターン前半からの外向傾と

ターン前半の長い軸、

どちらが滑走スピードが

必要となるでしょうか?

 

 

 

 

さてこの答えが

簡単に分かる方法があります。

 

 

 

それは滑走スピードを

ゼロにして考えてみる事です。

 

 

要はその場で止まっても

できるかどうかですね。

 

 

イメージしてもらうと

分かると思いますが、

ターン前半の長い軸は

内脚に乗れば多少

板の傾きは作れますが、

基本的には外力が無いと

倒れてしまいます。

 

 

 

その場で止まっているという事は

外力は下方向の重力しかないので

殆ど板の傾きは作れませんよね?

 

 

 

一方外向傾の方は

上手くバランスをとって行えば

止まった状態でも

板の傾きを作る事が出来ます。

 

 

この事から

 

 

ターン前半からの外向傾は

低速でも出来るのに対して

ターン前半の長い軸で

板を傾けて行くのは

深くなればなるほど

高速域で外力が必要

 

 

 

となるわけです。

 

 

 

言わなくても分かると思いますが、

スキーは低速よりも高速の方が

技術が求められるので

滑走スピードという要素で見ると

 

ターン前半からの外向傾が土台

ターン前半の長い軸が発展

 

という理由が見えてきます。

 

 

これはあくまでも一例で

他の要素からも

理由を導き出す事が出来ます。

 

 

全てお伝えすると長くなりますので

今回はここまでにしておきますが、

もっと重要なのは

技術要素からみて土台と発展を

決めていく事だと思います。

 

 

あまり大きな声では言えないですが

日本スキー界の常識ですと

この技術要素の土台から発展が

少しおかしな状態になってます。

 

 

その部分については

次回の記事から解説していきますので

楽しみにしていてください。

 

 

 

スキー技術 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

残酷な真実!ターン前半を指導されても上達しないスキーヤーがいる理由は? 358

読了までの目安時間:約 18分

 


 

実はアルペンスキー界でも起きているターン前半問題

 

前回までの記事で

技術選だけでなく

アルペンスキーでも

ターン前半は

長い軸で滑る時もあれば

外向傾を作って滑る時がある事を

お伝えしました!

 

 

 

まだご覧になってない場合は

まずはこちらの記事から

お読みください。

 

 

全日本スキー技術選のトップ選手達は、本当にターン前半は長い軸か?アルペンスキーとの比較は? 357

 

 

 

もしあなたが
アルペンスキーを行っていないなら
いまいちピンと来ないかもしれませんが、
タイトルにもあるように

 

 

実はアルペンスキーでも

ターン前半は長い軸か?

それとも外向傾か?

 

 

意見が分かれます。

 

 

長い軸というよりも
きちっと外向傾なのか?
それとも正対して滑るのか?
といった意見の分かれ方かもしれません。

 

 

正対とは上体の向きを
板と進行方向に向ける事ですが、
前回ご紹介した

 

テッドリゲティ選手や

 

引用:https://www.facebook.com/ligetyted

 

 

ウェンディ・ホルデナー選手の

 

引用:スキーグラフィックチャンネル

 

 

2選手のように

長い軸で滑っている選手は
外向傾のイメージよりは
正対のイメージが強いですよね?

 

 

ですから、基礎スキーと同じように
ターン前半からの外向傾を
強めにとる滑りをすると、

 

 

「トップ選手達は正対で
 滑っているから
 それではダメだ!」

 

 

といったニュアンスの
指導が入るケースが結構あります。

 

 

実際私がサポートしている
メンバーの方や
オンライン塾の塾生さんの中にも
言われているケースがありました。

 

 

そうなると、

 

 

基礎スキーと同じように
ターン前半からの外向傾は
悪いのか?

 

 

と思ってしまいます。

 

 

でも本当に
ターン前半に長い軸で滑っている
ワールドカップレーサーは
ターン前半の外向傾は悪だと
指導をされてきているのでしょうか?

 

 

 

 

アルペンスキー王者マルセル・ヒルシャー選手から学ぶターン前半の使い分け

もうすでに前回の記事で
結論が見えていると思いますが

 

 

 

 

『どっちが正しい間違いではなく
 どっちも使う』

 が正解です!

 

 

 

分かりやすいのが
アルペンスキー絶対王者
マルセル・ヒルシャー選手の
大回転の連続写真です。

 

引用:スキーグラフィック

 

 

この2つの画像は
左ターン(右外脚)から
右ターン(左外脚)への
切り替えの局面ですが、

 

見事に2つのターン前半を
状況に合わせて使い分けています。

 

 

 

赤点線を付けておいたので
参考にしてみて下さい。

 

 

右外脚はターン前半
軸の長いストレート軸で入り
その後も正対気味

 

左外脚はターン前半から
股関節をベースに骨盤を内側に入れて
強い外向傾です。

 

 

これをみれば
どちらが絶対的に
正しいとかではなく
むしろ使い分けることができる
重要性が見えてくるかと思います。

 

 

さてここ数回に渡って
日本スキー界でよく言われる

『ターン前半からの外向傾は悪』
について、基礎スキー、アルペンスキーの
両方から簡単ではありますが
考察してきました。

 

 

それを通してあなたは
どのように感じたでしょうか?

 

 

実は今回この様に
長い期間にわたり
このターン前半を特集した理由は
大きく2つあるんです。

 

 

 

一般スキーヤーにターン前半を整理して欲しい本当の理由

 

 

なぜ今回長々と

ターン前半について

話をしてきたのか?

 

 

その理由は
ずばり

 

 

 

ターン前半の誤解のせいで

上達のチャンスを潰されている
スキーヤーが多いから

 

 

 

です!

 

 

 

 

『ターン前半の長い軸も
ターン前半からの外向傾も
どちらにもメリットデメリットがあり
どちらが正解といったものでは無い』

 

 

といった部分が見えてくると
実は受けているアドバイスや
指導の質が見えてきます。

 

 

あまりストレートに言ってしまうと
角が立ってしまいますが
誤解を恐れずお伝えします。

 

 

あっ、因みにいつもお伝えしている通り、
どんな指導やアドバイスを受けていても
その人がイメージ通りの
滑りが出来ている、
またはスキーがどんどん
上手くなっているのであれば
問題ないですからね!

 

 

(何度言っても
 勘違いされるケースがあるので
 これからも枕詞として
 言い続けます(笑))

 

 

話を戻して、
もしあなたが
今指導を受けていたり、
お仲間からアドバイスを
もらっているのであれば

 

 

『ターン前半の長い軸も
ターン前半からの外向傾も
どちらにもメリットデメリットがあり
どちらが正解といったものでは無い』

 

 

という部分を前提として
考えてみて下さい。

 

 

このターン前半を

日本のスキー界で語ると
必ずと言っていいほど

 

 

「ターン前半は長い軸をとらなければダメだ」

 

 

「ターン前半から
 外向傾が強いと腰が外れて
 内倒する」

 

 

「ターン前半から外向傾をとると
 外脚に乗れない」

 

 

「ターン前半の外向傾を意識したら
 周りからおかしいと言われた」

 

 

といった様な
【ターン前半からの外向傾=NG】
といった指摘を受けるといった
メールが届きます。

 

 

もうお分かりかと思いますが、
この様な指摘は、
ジャンケンの例えで言えば

 

 

「ジャンケンはチョキをださなきゃダメだよ」
「ジャンケンではパーを出すと負けるよ!」

と言っているようなものです!

 

 

冷静に考えれば

正解も不正解も

ないですよね?

 

 

 

ではなぜこのような
指摘が出るのか?

 

 

理由は大きく3つあります。

 

 

 

スキー上達を妨げるターン前半の固定観念を生み出す3つの理由

1つ目の理由は

 

 

①本質的な部分が理解されていないから

 

です。

 

 

・見た目のシルエットや
 表れたデメリットだけで判断

 

 

・ターン前半は長い軸が
 正解だという思い込み

 

 

・今まで自分が同じことを言われてきたから

 

 

・そういった指導が
 日本では多数派だから

 

 

 

といった単純な理由から
【ターン前半の外向傾=悪】
指摘が入ります。

 

 

 

これまでの記事を

ご覧になってきたのであれば

それは単なる思い込みであることが

分かるはずです。

 

 

基礎スキー、アルペンスキーに限らず

ターン前半は

長い軸も外向傾もあり、

どちらにもメリットデメリットが

存在します。

 

 

2つ目の理由は

 

②自分がその意識で上手くいっているから

 

です。

 

 

生存者バイアスなんて
言い方もしますが、
その方法で上手くいっていると
それが万人に共通する正解だと
思ってしまいます。

 

 

またハロー効果といって

有名なトップ選手や

指導者が発言すると
その人が言うのだから間違いないだろうと
思ってしまいます。

 

 

(スキー指導と
ハロー効果の関係性については
 また別の機会で!)

 

 

さらに指摘を受けた側も
指導者の方や、
それで成功している人が言っていて、
なおかつ自分は出来ていないとなると
余計その意見を聞かざるを得ない状況
なりますよね。

 

 

 

その指導内容は

 

 

ただ指導者や選手自身の感覚を

伝えているだけなのか?

 

 

それともあなたにとって必要な指導なのか?

 

 

ここら辺の見極めが重要です。

 

 

 

 

3つ目は

 

③シンプルに言葉足らず

 

 

です(笑)

 

 

 

これは私も気を付けていても
きっとミスを犯しているので
難しい部分ではあるのは分かります。

 

『ターン前半の長い軸も
 ターン前半からの外向傾も
 どちらにもメリットデメリットがあり
 どちらが正解といったものでは無い』

 

 

という前提を分かってはいるけど、
ターン前半からの外向傾のデメリットである
腰が内側に落ちて内倒になっているのを見て
そういった前提や条件を伝えないまま

「ターン前半からの外向傾はダメだよ!」

と言っているケースですね。

 

 

あとあと聞いてみたら、

 

 

「絶対悪いとは言っていない」

 

 

「過度にやるのがダメなだけ」

 

 

「そういった選択肢もあるけど
 今はそれをやって欲しくないから言った

 

 

といった感じで

 

 

 

「じゃあその時
 そう言ってくれれば
 良かったじゃん!」

 

 

 

と思いますよね。

 

 

 

先ほどのジャンケンの例でいうと

 

 

「ジャンケンはチョキをださなきゃダメだよ」

 

 

「ジャンケンではパーを出すと負けるよ!」

 

 

は極論ですが、

人は同じ手を連続出さない傾向がある
というのが研究で分かっています。

 

 

 

だからジャンケンで
「最初はグー、」
という合いの手を入れる場合、
チョキかパーを出しやすくなります。
(連続してグーは出したくないので)

 

 

 

もちろん絶対という訳ではないですが、
この様な経緯から
「最初はグー」という合いの手を入れて
始めるジャンケンの場合は
チョキを出すと有利であり、
パーを出すと不利になります。

 

 

“だから”

 

「ジャンケンはチョキをださなきゃダメだよ」

「ジャンケンではパーを出すと負けるよ!」

 

といった前提が足されれば
納得できますよね。

 

 

 

もちろん先を見越して

あえて言わない選択肢を

とる場合もあるので
(言葉が多くても混乱しますし)
一概に悪いとは言えませんが、
だいたい意図が通じず
マイナスに働いてしまいます。

 

 

 

もちろん今回のターン前半の内容を
受け手側が全て把握していて
判断できれば問題ありません。

 

 

しかしそれは難しいので
この【ターン前半の外向傾=悪】
という指摘によって

間違った固定観念が生まれ
上達のチャンスを逃がしている
スキーヤーが大勢います。

 

 

仲間内のアドバイスでしたら
聞き流す事が出来ても、
お金を払って習いに行っている
指導者からの指摘ですと
そう簡単にはいきませんよね。

 

(まぁ仲間内のアドバイスも
 大分足を引っ張りますが…苦笑)

 

 

今回は【ターン前半の外向傾=悪】の
指摘を取り上げましたが
【ターン前半の長い軸=悪】の指摘でも
同じです。
(こちらはほぼないですが(笑))

 

 

ぜひぜひ今受けている
アドバイスや指導と
照らし合わせてみて下さい。

 

 

因みにこれもあるあるなんですが、

 

 

最初はターン前半からの外向傾を
注意されていたのに、
それでもブレずに練習して
デメリットが出なくなってくると
本人は意識を変えてないのに
何も言われなくなるケースが

ほとんどです!

 

 

 

本当は褒めてくれると

良いのですが
まぁ否定をしていた手前
上手くなったね!とは
口が裂けても言えないのも
分からなくもないですが(苦笑)

 

 

さてここまでが

今の日本スキー界における

ターン前半に対する誤解を

解くための話でした。

 

 

大分ターン前半に対する

固定観念がなくなったかと思います。

 

 

ただ一番感じな事は

まだ解決してないですよね?

 

 

それが

 

 

 

「でっ、結局どっちをやればいいの?」

 

 

 

という問題です!

 

そこは次回の記事から

解説していきますね!

 

 

 

 

スキー技術

全日本スキー技術選のトップ選手達は、本当にターン前半は長い軸か?アルペンスキーとの比較は? 357

読了までの目安時間:約 18分

 


 

誤解されている技術選トップ選手達の滑り

 

前回の記事で

日本スキー界において

意見が分かれる

ターン前半の長い軸と外向傾について

お伝えしました。

 

 

まずはこちらの記事を読んでからの方が

今回の記事の本質が分かるので

まだあなたがご覧になってない場合は

まずはこちらからどうぞ!

 

 

スキー上達の分岐点!スキー界が持つターン前半問題とは? 356

 

 

さて前回の記事の最後に

 

 

 

ターン前半の長い軸の

デメリットやエラーに

注目されない理由は

技術選の滑りの影響では?

 

 

といった声をご紹介しました。

 

 

 

 

確かにその通りの

部分もあるかと思います。

 

 

 

ただ今回確認して欲しいのは

まさに今お伝えした

 

 

技術選のトップ選手=長い軸なのか?

 

 

 

という所です。

 

 

 

例えばスキーグラフィックの
2020年5月号で
技術選に出場予定だった
選手達の大回りの連続写真が
掲載されています。

 

 

その中で注目して欲しいのが
3年連続女子チャンピオンとなっている
栗山未来選手の滑りです。

 

 

3連覇しているという事は
基礎スキー界においても
そうとう認められている
という事ですよね?

 

 

では栗山未来選手の
滑りをご覧ください。

 

 

引用:スキーグラフィック 2020年5月号

 

 

いかがでしょうか?

 

カッコイイですよね!

でも「あれ?」と
感じた部分はありませんでしたか?

 

 

もう1度ターン前半部分となる
8,9番辺りを見てください。

 

 

 

この滑りは下記の長い軸と外向傾

どちらに近いでしょうか?

 

 

 

きっと長い軸をとって
入ってくるというよりは
かなり強めにターン前半から
外向傾をとっていますよね?

 

 

「この写真のシーンが
 たまたまなのでは?」

 

 

 

と思うかもしれませんが、
栗山未来選手は前々から、
股関節をターン前半から
結構強めに入れてくるタイプの
滑りをする選手です。

 

 

つまり何が言いたいかというと

 

 

ターン前半から
股関節をしっかり入れて
外向傾をとってきても
技術選では評価される

 

 

という事です。

 

 

本当にターン前半は
長い軸でなければいけないのであれば
この滑りが評価されるのは
おかしいですよね?

 

 

 

実際にメールマガジンで

こちらの記事を紹介した時に

 

 

 

「こうやって連続写真で見ると
 かなり前半から
 股関節を入れて
 外向傾になっていて
 驚きました。」

 

 

「たしかにこれは腰外れでも
 違和感があまりなく
 一般スキーヤーが行うと
 腰外れに見えるという事は
 フォーム以外の事も
 関係しているんだと
 気付きました!」

 

 

といった感じの

感想をいただきました!

 

 

新たな気づきがあったようで
嬉しいです!

 

 

 

感想にもあるように、
静止画だけみると、
ターン前半の長い軸というよりは
外向傾のイメージですし、
腰外れかと聞かれれば
そうだと思います。

 

 

しかし実際の滑りをみると
そういった事が
気にならないくらい
素晴らしい滑りをしていますよね!

 

 

 

実は以前から
栗山未来選手が
連続で優勝をするように
なったのをきっかけに
今回テーマにしている

 

 

『ターン前半からの外向傾の
認識も変わるのではないか?』

 

 

と密かに思っていました。

 

 

 

しかしお察しの通り、
実際の現場では

いまだターン前半は

長い軸でなければダメ
という考え方は根強いです。

 

 

なぜ技術選では
ある程度認められているのに
一般的な解釈としては
NGなのでしょうか?

 

 

 

技術選のトップ選手は長い軸も外向傾も両方いる?

 

もしかしたら

 

 

「たまたま栗山未来選手だけ
 特徴的なのでは?」

 

 

「他の選手は長い軸で滑っていますよね?」

 

と思われたかもしれません。

 

 

 

もちろん長い軸で滑る選手が多いですが
栗山選手の様に
ターン前半に外向傾を
とってくる選手もいます。

 

 

分かりやすい代表例を
またスキーグラフィック2020年5月号から
抜粋しましたので
参考にしてみて下さい。

 

 

長い軸か、外向傾(くの字)か
いまいち分からないという方の為に
外脚、外腰、外肩を
赤い点線で結んでおきました。

 

 

これで判断しやすいと思います。

 

 

 

引用:スキーグラフィック2020年5月号

 

 

いかがだったでしょうか?

 

 

 

上から

 

①栗山 未来 選手
②佐藤 栄一 選手
③大場 優希 選手
④丸山 貴雄 選手

 

です。

 

 

 

 

いずれも技術選トップ選手達ですが

 

 

①外向傾
②長い軸
③外向傾
④長い軸

 

 

と並んでいるのが
分かるでしょうか?

 

 

前回の記事で

ターン前半に
外向傾をとってくるのは
何故いけないのか?

 

 

といった問いかけをしましたよね?

 

 

その時に出てきたのが

 

 

 

・腰外れになると
 お尻が落ちて後傾になる

 

 

・腰が内側に入り内倒になり
 外脚に乗れない

 

 

・X脚になる

 

 

・腰が外れてシェーレンになっていると
 言われます。

 

 

・板の真上に腰が無いから
 しっかりと板に乗れない

 

 

・外脚に強く乗りすぎてしまって
 内脚を使えず、両足バランスよく
 荷重できない

 

 

 

といったものでした。

 

 

さて上記の

ターン前半から外向傾をとると
起こるデメリットや
指導で言われてきた内容が
今回紹介したトップ選手達にも
当てはまるか考えてみて下さい。

 

 

 

当たり前ですが、
内倒、後傾、シェーレン、X脚もないですし、
板をたわませられない、
走りが出ないという事もありません

 

 

 

また長い軸でないと

基礎スキーでは
評価されないといった認識もありますが、
基礎スキーの最高峰である
技術選でしっかり評価されています

 

 

因みにこの画像を見ると
男子選手は長い軸で
女子選手は外向傾に
なりやすいのでは?

 

 

と思ったかもしれませんが、
ある意味正解で、
それにもきちんと理由があります。

 

 

この理由も知ると
とっても面白いんですが、
今回は

 

 

『ターン前半の外向傾は悪いと
されている理由は基礎スキーの影響か?

 

 

 

でも基礎スキーの最高峰である
技術選トップ選手だと
ターン前半の外向傾をとっても
評価されている』

 

 

といった部分がテーマなので
またの機会とさせていただきます。

 

 

 

さて今回ご紹介した内容からも
分かるように、
技術選の影響がないとも言えませんが、
技術選自体はターン前半の外向傾を
絶対NGとしているわけではない
というのがお分かりいただけたでしょうか?

 

 

ではこれまで

全日本技術選手権という

基礎スキーをメインにお伝えしてきましたが

アルペンスキーはどうでしょうか?

 

 

アルペンスキーはターン前半外向傾か?

 

 

長い軸は基礎スキーの影響が強いと
言われる一方で
ターン前半の外向傾が強いと
『アルペンっぽい』という
ワードもちらほら出てきます。

 

ではターン前半から外向傾をとる滑りは
アルペンスキーっぽいと
言われるところを見ていきましょう!

 

 

ちょっと基礎スキーの話題が続いたので
もしあなたが
アルペンスキーヤーでしたら
お待たせしました!(笑)

 

 

因みに一般的にターン前半から
外向傾を強くとるシルエットは
アルペンスキーっぽいと
言われている点に関しては
知っているでしょうか?

 

 

海外スキーのシルエットが
日本よりも外向傾が強く見えるのも
アルペンスキーを
基本としているからでは?
という点からも

 

 

アルペンスキー
=ターン前半から外向傾強い

というのは、
あながち間違いでは
ないように思えます。

 

 

ではあなたは
『アルペンっぽいすべり』
と聞いてどのような滑りを
想像しますか?

 

 

例えばこの動画様な滑りは
アルペンっぽい滑りに
見えるのではないでしょうか?

 

 

 

引用:Peter Szollosチャンネル

 

まぁアルペンっぽいというか
がっつりアルペンスキーヤー
なんですが(笑)

 

この動画のように
ターン前半からしっかり
外向傾をとってくる滑りは
レーサーの特徴のように
感じている方が多いと思います。

 

 

実際日本のスキースクールなどで
この動画の様な滑りや
練習をしているケースは
少ないですよね。

 

 

フルカービングはともかく
ズラシて滑るという基本練習でも
この動画0:15辺りから
行っているような

 

 

 

【ターン前半から外向傾ベースの
 ズラシ練習】

 

 

よりも

 

 

【体軸はまっすぐで
 身体は正対でのズラシ】

 

 

というのが指導の基本のように感じます

 

(もちろんそうじゃない
 スキースクールもあるかと思いますが)

 

 

 

 

ここまでの話や動画では

 

 

ターン前半からの外向傾は
・アルペンスキーヤーの特徴
・アルペンっぽい滑り
・レーサー滑り

 

といったイメージは
あながち間違っていないように思えます。

 

 

しかし本当にそうでしょうか?

 

 

 

アルペンスキーもターン前半の長い軸がある

 

それでは深い傾きでおなじみ?の
アメリカ代表テッドリゲティ選手の
フリースキーの動画を見てみましょう!

 

引用:U.S. Ski & Snowboard Sport Educationチャンネル

 

 

今回のテーマとはズレますが
アルペンスキーのジュニア選手や
もしくはその保護者の方は
ぜひこの中で語られている内容にも
注目して欲しいところです。

 

 

英語が分からなくても
YouTubeの機能にある
自動翻訳である程度
日本語字幕になりますので!
(右下に字幕のボタンがあります)

 

 

もう1つ、2018/19シーズン
女子ワールドカップ総合3位になった
ウェンディ・ホルデナー選手が
日本に来た時の動画が
スキーグラフィック2019 8月号で
紹介されているのでこちらもどうぞ

 

引用:スキーグラフィックチャンネル

 

さていかがだったでしょうか?

ターン前半からの
外向傾は強いかと言われたら

そんな事はないですよね?

 

 

長い軸で滑っている様に

見えるかと思います。

 

 

この様に

 

 

アルペンスキーでも

ターン前半に

長い軸の滑りもあれば

外向傾をとってくる滑りもある

 

 

という事です。

 

 

さて今回の記事で

技術選、アルペンスキーに限らず

ターン前半長い軸で滑る選手もいれば

前半から外向傾で滑る選手もいる事が

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

このことから

一つの真実が浮かび上がってきます。

 

 

 

それは

 

 

 

トップ選手は

長い軸でも外向傾でも

関係なく滑れる!

 

 

 

という事です!

 

 

その一方で一般スキーヤーや

その指導現場では

長い軸はOK外向傾はダメといった

本質から離れた部分を

指摘しているという事です。

 

 

なぜこのような事が

起こっているのか?

 

 

次回いよいよ真相に迫ります!

 

 

 

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキー上達の分岐点!スキー界が持つターン前半問題とは? 356

読了までの目安時間:約 21分

 


 

スキー界で意見が分かれる2つのターン前半

 

あなたはスキーのターン前半の

滑走イメージを

どのように持っているでしょうか?

 

 

 

以前youtubeで
2つのターン前半についての
分析動画を配信しました。

 

 

2のターン前半とは

 

 

軸の長いターン前半

 

 

 

と日本では腰外れと言われる

 

 

外向傾が強いターン前半

 

 

 

です。

 

 

 

今回のメルマガは
この部分を深堀しますので
まだご覧になっていない方は
まず動画をご覧になって
この2つのターン前半を
イメージをしておいてください。

 

 

 

 

 

冒頭でもお伝えした様に
一般的に日本のスキー界では
黄色いウェアの
股関節での角付けベースの滑りは

 

 

・腰外れ

・外向傾強すぎ

・ターン前半は長い軸でなければダメ!

 

 

とされています。

 

 

しかし実をいうと、

 

 

 

ターン前半に長い軸を

とろうとしているから

上達が出来ないスキーヤーが

多発している!!

 

 

という問題があります。

 

 

なぜターン前半に長い軸を

とろうとすると

上達が阻まれるのか?

 

 

またターン前半の外向傾は

なぜ悪者扱いされて

練習されないのか?

 

 

 

これは日本のスキー界において

かなり根深い問題なので

今回の記事できちんと整理していって下さい!

 

 

 

ターン後半はどちらも同じ?

 

 

まず整理しておきたいのが、

 

 

このターン前半の長い軸と外向傾は

全く違う動作なのか?

 

 

という点です。

 

 

 

本当に違う動作であるなら

どちらかが合っていて

どちらかが間違っているという意見も

分かります。

 

しかしここで不思議な現象が起きます。

 

 

 

ターン後半のシルエットを

ご覧ください。

 

 

 

 

 

ターン前半を長い軸で滑ろうが、

外向傾で滑ろうが

 

 

 

ターン後半は同じになります!

 

 

 

つまりタイミングや、
各関節の動きの量など
細かい部分は違えど
本質的に全く違う動きをしているわけでは
ないという事です。

 

 

全く違う動きをしているのであれば
後半に同じような動きに
収まる事はないですよね?

 

 

しかしながら
実際コメントにもあるように
黄色いウェアの
股関節ベースの滑りをすると
周りから色々と言われることは
もちろんの事
指導者からもダメ出しが入るケースが
ほとんどです。

 

ですから当然

 

 

「この2つの滑りが
本質的には同じなわけないじゃん!」

 

 

といった考えは

スキー界にはあまりなく
一般的な考えとしては
まだまだ

 

【ターン前半からの外向傾は悪】

 

 

が続きそうです。

 

 

 

 

なぜターン前半の外向傾は悪なのか?

 

ではそもそもターン前半の外向傾は
なぜ悪いといわれているのか?

という部分に切り込んでいきましょう!

 

もしかしたらあなたも
ターン前半からの外向傾は
いかがなものか?
と思われているかもしれません。
(それで全然OKですからね!)

 

 

 

また周りや指導者の方から
指摘をされていて
悩んでいるケースも
少なくないかと思います。

 

 

ただ意外と考えてみると
ターン前半腰が外れていると
“指摘”されただけで、
そもそもなぜ悪いのか?
具体的にどうすれば直るのか?
といった“指導”をされた事が
ないケースも多いです。

 

 

以前メールマガジンの読者さん向けに

 

 

「なぜターン前半の外向傾は

 悪いと言われていると思いますか?」

 

 

といったアンケートを行いました。。

 

 

 

予想通り、
ご自身の考えや
指導者から言われた内容として
多かったのが

 

 

・腰外れになると
 お尻が落ちて後傾になる

 

 

・腰が内側に入り内倒になり
 外脚に乗れない

 

 

・X脚になる

 

 

・腰が外れてシェーレンになっていると
 言われます。

 

 

・板の真上に腰が無いから
 しっかりと板に乗れない

 

 

・外脚に強く乗りすぎてしまって
 内脚を使えず、両足バランスよく
 荷重できない

 

 

などなどですね。

 

 

 

これらはどれも
ターン前半に外向傾をとる事で
いわゆる腰外れになり、
それによって起こるエラーです。

 

 

さてまず確認して欲しい
重要なポイントがあります。

 

 

それは

 

 

 

ターン前半から外向傾をとると
絶対にそうなるか?

 

という部分です。

 

 

 

ここが本当に重要で

絶対にそうなる動作であるなら

確かにターン前半の外向傾は

悪い動作と言えるでしょう。

 

 

しかし、冒頭でご紹介した
動画を見ていただくと
お分かりいただけると思います。

 

ターン前半から
股関節を使った外向傾をとった

黄色のウェアの方の滑りでも
上記で出て来るような

 

 

・内倒
・X脚
・シェーレン
・外脚に乗れない

 

 

というのは
出ていないですよね?

 

 

しかし、実際に
ターン前半から外向傾をとると
上記に上げた癖が出るケースが出る
スキーヤーの方が多いです。

 

このようにターン前半から
外向傾をとっても
エラーが出ない人もいれば
エラーが出てしまう人もいます。

 

つまり、

 

 

 

 

ターン前半からの外向傾が
エラーなのではなく、
外向傾のやり方にエラーがある!

 

 

という事です。

 

 

ここが本当に重要なポイントです!!

 

 

この2つは同じようで
まるで違う意味があります。

 

 

前者はターン前半の外向傾=悪に
対して
後者はやり方によっては悪になる
というニュアンスですので。

 

 

ほんのちょっとの事なんですが、
指導者から

 

 

「ターン前半外向傾が強すぎる!
腰が外れている!」

 

 

と言われるか

 

 

「ターン前半から
外向傾を意識する事自体は
悪くないんだけど……」

 

 

といった前置きの言葉が一言入るかで
その後の方向性は大きく変わります。

 

 

前者は、ターン前半の外向=悪
後者は、やり方や状況による

 

 

という事ですから。

 

 

 

これまでに紹介したように
長い軸だろうが
ターン前半から外向傾が強かろうが
最後はしっかり外脚に乗る為に
外向傾になるというゴールは
同じです。

 

 

 

因みに私の動画の
ターン前半の外向傾は
まだ若干抑えている方で
海外の映像では
これでもかというくらい
ターン前半から外向傾を
とる練習をする動画が
たくさんあります。

 

そんな中でもとっておきの
ターン前半の鬼外向傾です(笑)

 

引用:bergfexチャンネル

 

 

こんなにやらなくても
いいですけどね(笑)

 

でもこれだけターン前半から
外向傾をとっても
内倒もシェーレンもX脚もありません。

 

 

外腰を前に出してと
日本ではよく言われますが、

この滑りは恐ろしいくらい

外腰が後ろに引けています(笑)

 

 

ただこの動画の最後に
内側の手を雪面に付けてするターンの時には
軸の長い滑りになっていますよね。

 

 

 

ここまでで
ターン前半の強い外向傾をとる事が
間違いなのではなく、
とる事によって出やすいエラーが
間違いであるという事
お分かりいただけたでしょうか?

 

 

ここを混同しているスキーヤーの方は
非常に多いです。

 

 

さてここでちょっと不思議な事に
お気づきでしょうか?

 

 

ターン前半に強い外向傾をとる事による
デメリットはその動作そのものが悪いと
勘違いさせるほどに広まっているのに対し
ターン前半の長い軸をとる事の
デメリットはどうでしょうか?

 

 

当然ですがターン前半の長い軸にも
メリットデメリットがあります。

しかしながら

 

 

「ターン前半に長い軸はとってはダメだよ!」

 

 

と言われたことはありますか?

 

 

多分ないと思います(笑)

なぜターン前半の外向傾は
デメリットが強調されて
ターン前半の長い軸のデメリットは
一般的に言われていないのか?

 

 

次はこの部分を解説していきます。

 

 

 

なぜターン前半の長い軸のデメリットは注目されないのか?

 

 

これまでの話で

ターン前半に外向傾をとるデメリットは
その動作そのものが悪いと
勘違いさせるほどに広まっている事が

おわかりいただけたと思います。

 

 

 

ではターン前半の長い軸をとる事の
デメリットはどうでしょうか?

 

 

「ターン前半の長い軸はNGだ!」

 

 

と言われた経験が
あなたはありますか?

 

 

またそのような情報や意見を

聞いたことがありますか?

 

 

多分ないですよね(笑)

 

 

ターン前半の長い軸が正解で
ターン前半の外向傾は間違い
という日本スキー界からすれば
当たり前の結果です。

 

 

 

でも当然ながら
ターン前半の長い軸を
とる事による出やすいエラーがある
デメリットもあります。

 

 

ターン前半の長い軸をとると
出やすいエラーとは何か?

 

 

それはyoutubeでも
配信しましたが、
ターン後半に外向傾がとれず
外脚に乗れないというエラーです。

 

 

 

 

 

動画内でお伝えしている様に
ターン前半に長い軸を意識して
内側に傾いていくと
そのまま山側(斜面上)に傾いてしまい
谷側(斜面下)にある
外脚に乗れないエラーが出やすくなる
デメリットがあります。

 

 

もちろんこの動画は
ターン後半に注目していますが
ターン前半に内倒するケース
よくありますね。

 

 

このデメリットの影響を受けている
スキーヤーは本当に多いです。

 

 

しかし、この様なデメリットが
ターン前半の長い軸にはありつつも
なぜかターン前半の長い軸=悪いという
混同は起きません

 

 

ターン前半の内倒は
そのまま内倒していると指摘され
ターン後半の内倒は
ターン後半しっかり外脚に乗れてない
と指摘されます。

 

 

なぜターン前半の外向傾は
その動作が間違いと認識され
ターン前半の長い軸は
エラー動作と

認識されないのでしょうか?

 

 

あなたにはわかりますか?

 

 

 

スキー技術選の滑りをゴールに設定する弊害とは?

 

これまで話を
ざっくりまとめると

 

 

 

・ターン前半からの外向傾も
 ターン前半の長い軸も
 どちらにもデメリットがある

 

 

 

・しかしターン前半からの外向傾は
 動作そのものがエラーだと混同され
 ターン前半の長い軸は
 混同されるどころか
 そのデメリットにすら
 あまり着目されてない

 

 

 
といった内容でした。

 

 

「ターン前半外向傾が強いから
 エラー動作が出る!」

 

という指摘は受けても

 

 

「ターン前半長い軸をとるから
 エラー動作が出る!」

 

 

と言われた経験はないかと思います。

 

 

 

ではなぜターン前半の長い軸は
エラー動作と混同されないばかりか
デメリットにもあまり着目されないのか?

 

この内容も以前メールマガジンで

アンケートを取ったのですが

最も多かったものをまとめると

 

 

 

 

日本のスキー技術のベースとなる
スキー検定や指導要綱が
基礎スキー、技術選ベースだから

 

 

 

 

といった内容のものでした。

 

 

 

確かに基礎スキーと呼ばれる文化は
日本独自のものであり
(最近は韓国とかにも広まっていますよね!)
その最高峰が全日本技術選手権、
通称【技術選】ですね!

 

 

 

アルペンやスキージャンプ、
ノルディックなどの
いわゆる競技種目とされるものは
SAJの競技本部が統括しているのに対し、
技術選は教育本部が開催していることから
スキー指導に強い影響があるのは
事実かと思います。

 

 

 

それゆえ技術選で求められる滑りが
そのままスキー検定や
スクールの指導に反映されるため
技術選で表現されない滑りは
NG動作であるという
考えが浸透しているというのが
日本スキー界の現状ですね。

 

 

確かに先ほど紹介した
海外インストラクターの動画の様な
ターン前半で恐ろしいくらい
外向傾をとって滑ってくる選手は
見ませんよね(笑)

 

 

 

 

ここまでお伝えすると

 

 

技術選をはじめとした
基礎スキーという文化が
ターン前半は長い軸が正しくて
ターン前半からの外向傾は
間違えていると考える原因

 

 

の様に思えます。

 

 

もちろんその影響は
無いとは言えませんが
本当に全て技術選のせいなのか?

 

 

という部分についても
考える事は重要です。

 

 

 

そこをここから深堀すると

また長くなってしまうので

次回の記事でお伝えしていこうと思います。

 

 

 

まずは、今回お伝えしたかった

 

 

 

・ターン前半からの外向傾は

 悪いとされているけど

 その理由は正しく動作ができなかった時のエラーや

 そのエラーが出やすいという

 デメリットに注目されているだけ

 

 

 

・ターン前半の長い軸も
 エラーやデメリットが

 同じようにある

 

 

 

・しかしターン前半からの外向傾は
 動作そのものがエラーだと混同され
 ターン前半の長い軸は
 混同されるどころか
 そのデメリットにすら
 あまり着目されてない

 

 

 

 
ここら辺が整理出来ていれば

問題ありません。

 

 

それでは次回の記事を

お楽しみに!

 

 

 

 

 

スキー技術 基礎スキー

多くのスキーヤーが出来ない、スキー上達に必須のひねり動作と足首の動作 355

読了までの目安時間:約 11分

 


スキーに必要な股関節と足首の動作とは何か?

 

 

前回の記事でyoutubeで配信した
オフトレチャレンジ動作を
お伝えしてきました。

 

絶対確認!!スキーオフトレをする前にチャレンジしたい5つのテスト! 354

こういった動作が出来るかどうかは
ただチェックするだけでなく
ゲーム性もあり面白いですよね!

 

 

今回はその中で

特に多くのスキーヤーが

正しくできていない

ひねり動作が分かる

チェックテスト②を

解説していきます!

 

 

この動作は、
よくチームや部活動などで
ジュニア選手達に
行ってもらっていました。

 

 

ただ単純に、
スキーには股関節が重要だから
柔らかく使えるトレーニングをしても
正直ジュニアはつまらないですが
これならゲーム性があって
楽しんでとりくめますよね!

 

 

 

因みに簡単に出来てしまう人は
靴下を履いて行うと
滑りやすくなるので
更に難易度が上がります。

顔に本が落ちてこないように
お気を付けください(笑)

 

 

さてここから本題です!
メルマガではこのチャレンジ動作は
スキーにどう繋がっているのか
少し解説していきたいと思います!

 

 

まずは最初にとるスタートの姿勢ですが
この状態を作るだけでも
かなりきつい人が
多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

見た目通り股関節が動かなければ
この体制は取れないのですが
ハムストリングス(モモの裏)が
硬い人は厳しいかと思います。

 

 

実際のスキーにおいては
ここまでの柔軟性は
求められてないかもしれませんが
硬いせいで動きをロックしてしまうという
弊害もあることから
ある程度の可動域は欲しいところです。

 

 

そしてもう1つ
重要なポイントがあります!

 

それは

 

足首です!!

 

 

 

 

 

じつはこの動作は
股関節の柔軟性と
タイトルに書いてあるものの
それと同じぐらい
足首の柔らかさが重要です

 

 

 

なぜなら
どんなに股関節が柔らかくても
足首が硬いと
本を床と並行にできません

 

 

このスタートポジションをとる為に
ハムストリングス(モモ裏)の柔軟性と
足首の可動域が必要だという事を
まずは頭に入れておいてください。

 

 

 

あなたのハムストリングスの

柔軟性を知りたい場合は

こちらのテストを

参考にしてみてくださいね!

 

 

さて次にスタートポジションの

後に行われる

回転運動について
お伝えします!

 

ここにもスキーに重要な動きが
隠れています。

 

 

 

 

これぞスキーに必須のひねり動作

 

実はこのチャレンジ動作には
スキーに共通する
とても重要な動作があります。

 

それはもうお気づきだと思いますが

 

 

【ひねり】

 

です!

 

 

 

ただ、単純にひねりと言っても
2つのひねりが隠れています。

 

 

 

この動作が出来ない場合は
どちらのひねりが出来ていないのか?
はたまたどっちも出来ていないのか?
まずはこの部分を
明確にする必要がありますね!

 

 

まず2つのひねりとは

 

 

 

【股関節のひねり】

 

【体幹部のひねり】

 

 

 

です!

 

 

股関節のひねりは
見たまんまですが
この体幹のひねりが意外と
出来ていないケースが多いです。

 

 

Youtubeの動画は
設定で(画面右下の歯車マーク)
動画速度を変更できるので
スローモーションにして
見ていくと分かりやすいのですが
回転しだした最初は
まず上体から回しているのが
分かるでしょうか?

 

 

 

脚はスタート状態をキープしたまま
上半身だけカメラ正面にひねる事で
股関節が開かれた状態になります。

 

 

 

その後に今度は
股関節を内側にひねる形で
脚を回してうつぶせになっていきます。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

上半身のひねり

股関節のひねり

 

 

 

という順番で、
仰向けからうつ伏せに
なっているという事です!

 

 

この順序が逆になってしまったり、
同時に動くと、
すぐに足裏に乗せている本が
落ちてしまうので気を付けてください。

 

 

これを元に他の動作も見ていくと
股関節のひねりか
上体のひねりか
必ずどちらかから
スタートしているのが見えてきます!

 

 

このチャレンジ動作が
出来ない方は
是非この部分を意識してみて下さいね!

 

 

多くのスキーヤーが出来ない『ひねり動作の分離』

さて次はもう少しだけ深堀して
このチャレンジ動作をもとに
多くのスキーヤーが抱える
上体のひねりと
股関節のひねりの問題点を
解説していきます!

 

 

 

先ほどは簡単に
【上半身のひねり】
【股関節のひねり】
を交互にやる事を
お伝えしましたが、
なかなか意識しても出来ないケースが
多いかもしれません。

 

 

なぜなら最も難しいのが

 

 

 

2つを分離する事

 

だからです。

 

 

 

なぜこの2つの動作は
分離することが
難しいのか?

 

 

こちらの動画の動作を
行うとまず何が起きるかというと
足裏に乗せている本を
落とさないように意識する際
身体全体が固まります。

 

 

すると

上半身をひねろうとすると
股関節(下半身)も一緒に動いてしまい、
股関節をひねろうとすると
上半身も動いてしまいます

 

 

まさにスキーでも同じような事が
起こっていて、
滑走中は無意識で全身が固まるので
上半身と下半身の分離が出来ません!

 

 

さらに、

 

 

 

「外脚にもっと力をくわえて!」

 

「上半身をフォールラインに固定して」

 

 

といった様な
いわゆる力んで固まる方向性の
指導が入るので余計分離が出来ません。

 

 

そしてダメ押しが
オフトレで体幹トレーニングで
さらに固めるトレーニング……

 

 

一般的に身体がガチガチに
固まってしまうスキーヤーと
ゆるゆるで動いてしまうスキーヤー
どちらが多いでしょうか?

 

もちろんあなたが
後者に当てはまるのであれば
固めるトレーニングも
必要になってきます。

 

 

しかし多くのスキーヤーが
しなやかに動けず悩んでいるのであれば
最優先で行うべきことが
違うというのが
見えてくるのではないでしょうか?

 

 

ぜひ今回のチャレンジ動作を通じて
上半身と下半身が
力みやすい状況の中でも
分離できるかチェックしてみて下さいね!

 

 

スキー技術 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

スキー【3時から理論】 切り替えのタイミングを知ろう! 353

読了までの目安時間:約 21分

 


 

荷重と切り替えがセットになるターン局面とは?

 

今回はスキーの切り替えを

考えるうえで重要な

 

 

 

【3時から理論】

 

 

 

についてお伝えします。

 

 

 

ただその前に

 

 

『解放とは切りかえであり

 切りかえとは荷重である』

 

 

という謎のワードの意味を

きちんと理解しておくことが重要です。

 

 

 

その為にまだ前回の記事を

呼んでいない場合は

まずはこちらから

お読みください。

 

 

徹底解析!スキー教程には載っていない技術の全体像を知り上達に繋げる! 352

 

前回の記事でお分かりいただけるように

右外脚ターン後半の荷重方向と
次のターンである
左外脚の前半の内傾方向は
谷側(斜面下)ですから
同じ方向です。

 

 

このことから
荷重、切り替え、解放は
同じ方向への動きである
お伝えしたわけです。

 

 

 

この話が理解できると
トップ選手や指導者の発言の本質が
見えてきます。

 

 

 

それが今回のテーマである

 

 

【3時から理論

 

 

です!

 

 

因みに【3時から理論】も
私が勝手に作ったもので
スキー用語ではないので
お気を付けくださいね(笑)

 

 

【3時から理論】とは
スキーでよく使われる
時計の時間で
ターンの状態を表す表現を
利用します。

 

 

 

左外脚ターン(右ターン)は
前半が1時~3時
ターン後半は3時~5時
その後5時~6時にかけて切り替えていく
といった感じですね。

 

 

 

もちろん何時から何時を
ターンのどの部分と捉えるかは
その状況や人それぞれ違うので
あくまでも参考程度に
みておいてください。

 

 

 

話を戻して
3時から理論とは

 

 

板が斜面の下(フォールライン)を
向いた後(3時以降)

をどう考えていくか?
という理論

 

 

 

です。

 

 

この3時から理論は大きく分けて
2つの考えがあります。

 

 

それは

 

 

① 3時から切りかえ

 

 

② 3時から荷重

 

この2つです。

 

 

あなたは上記の表現を聞いて
どちらがしっくりくるでしょうか?

 

 

それともどちらも
あまりピンとこないでしょうか?

 

 

 

どう感じても
絶対的な正解があるわけではないので
問題ありません。

 

 

なぜならどっちも同じ

だからです。

 

 

しかし普通に考えれば
真逆に感じますよね。

 

 

 

ではこの2つの感覚を
詳しく説明していきます。

 

 

 

荷重か?切りかえか?意見が分かれる【3時から理論】

 

①3時(9時)から切りえか

まず1つ目の
① 3時(9時)から切り替える
ですが、あなたはこの感覚を

聞いたことあるでしょうか?

 

 

これはアルペンスキーでは
言われた事がある方が
多いかもしれません。

 

 

「次のポールに間に合わないから
 ポールを過ぎた瞬間に
 切り替えるんだ!」

 

 

 

「ポール当たった時に
 ターンを終わらせて
 次のターンに入るんだ!」

 

 

 

といった感ですね。
私も言われた経験があります。

 

 

この指導内容は日本のトップ選手も
言われてきたとのことで
日本のアルペン指導では
よくある指導内容なのだと思います。

 

 

その証拠に
日本代表でGS日本一の
石井智也選手もセミナーで
同じ内容を仰っています。

 

 

Youtubeでアップさせているので
興味がある方は見てみて下さい。

 

 

※石井智也「GSの滑走ラインの考え方」カンダハー・テクニカルセミナーより

 

冒頭で全く同じような
内容を言っているかと思います。

 

 

 

この

 

「ポールの横でターンを終えて
 切り替えていく」

 

という考え方が

 

 

【① 3時(9時)から切りえ】

 

 

といった考え方ですね。

 

 

 

②【② 3時(9時)から荷重】

 

一方、上の動画の
5:20過ぎ辺りから話は違います。

 

 

 

ポールとのポールの間に

3つの点線が引かれていますが、

ポールがない基礎スキーでも

ポールの幅は思い描くターン弧であり

3時(9時)から(フォールラインを向く)と

考えれば共通します!

 

 

そして上記の動画では

3時(9時)を過ぎても

②の局面(6時)まで

しっかり外足に乗って

仕上げると解説しています。

 

 

 

石井選手も

海外でそのように習ったと

話している様に

海外では意外と

ポピュラーな考え方です。

 

 

 

3時(9時)で切り替えると

下の画像の様に

ラインが下がってしまい

次のポールに入れないので

 

 

 

「3時(9時)から6時に向けて
 しっかり外脚に乗っていく」

 

 

というイメージが重要であり

これがまさに

 

 

 

【② 3時(9時)から荷重

 

 

 

といった考え方です。

 

 

 

このセミナー動画を見ると

 

 

一般的には

 

 

①と言われているけど
②の考え方の方が正しい

 

 

 

といった様に

 

 

 

思えます。

 

 

しかしその逆で

 

 

「ターン後半乗りすぎてしまっている」

 

「ターンを引っ張ってしまっている」

 

「もっと早く切り替えて」

 

 

といった指導も多くあります。

 

 

ではこれらが間違っているのか?
と言われると
一概にそうとは言い切れません。

 

 

 

なぜなら実際に

上記の様なエラーが出て
悩んでいるスキーヤーも

多くいるからです。

 

 

では今回の話と上記の指導内容を
どうやってすり合わせて
考え方を整理していけばいいのか?

 

 

 

ここがこれまでお伝えしてきた
テーマの本質の部分ですね。

 

 

 

 

【3時から切りかえ】と【3時から荷重】正解はどちらか?

 

もしかしたら
既に気付いているかもしれませんが、
すでに答えはお伝えしています。

 

 

 

それが前回の記事で

お伝えした

 

 

 

 

荷重と解放(切り替え)は
同じ方向に移動している

 

 

 

という内容です。

 

 

 

右外脚ターンでいうと
後半荷重するのも右側で
切り替えを通じて
次のターン前半に傾いていく
いわゆる解放も右側です。

 

 

 

荷重と解放(切り替え)は同じ方向に
移動していっていますよね?

 

 

つまり、

 

 

 

荷重しに行く行為が
切り替えて解放していく行為に
繋がっている

 

 

という事です。

 

 

 

これでしたら、3時(9時)から
荷重していく意識も
切り換え、解放していく意識も
同じになりますよね。

 

 

 

でもそうなると

 

 

 

「結局同じなら
 どっちを意識してもいいのでは?」

 

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

 

確かに上記でお伝えした様に
荷重しに行く行為が
切り替えや解放に
“繋がっている”人であれば
問題ありません。

 

 

 

しかしちょっと間違えれば

 

 

 

 

“繋がっている”のではなく、
荷重しに行っているつもりが
切り替え、解放に
“すり替わっている”

 

 

 

 

という状態になります。

 

 

 

 

そして殆どのスキーヤーの方は
このすり替わり状態です。

 

 

この状態ですと

 

 

 

荷重をしているつもりが
圧を緩めてしまう

 

 

圧が無いから板が動かない

 

 

解放すべき圧が無いから

板の走りもなければ

速い切り換えが出来ない

 

という負のスパイラルに陥ります。

 

 

 

【3時から切りかえ】と

【3時から荷重】

どちらを意識しても
エラーになる人ですね。

 

 

簡単にまとめると

 

 

 

①荷重が切り替え、解放に繋がる人

 

 

②荷重そのものが切り替え、解放に
 すり替わってしまう人

 

 

この2つは似ているようでまるで違い、
簡単にってしまえば
前者は荷重がきちんとあり、
後者は荷重がきちんと出来ていない
という事です。

 

 

 

そしてこの問題を解決する

重要なカギとなるのが

前回の記事でお伝えした

練習の順序が分かる

【荷重期】と【解放期】なんです!

 

 

 

荷重期と解放期を意識してスキー上達に繋がる練習を!

 

今回の【3時から理論】の概要は

何となく分かったでしょうか?

 

 

最後にこれまでの話を

まとめてみますので
ぜひ情報の整理を
してみて下さい。

 

 

 

まず前回の記事で

お伝えしたのは
私が指導をするにあたって
【荷重期】と【解放期】の
大きく2つに分けているという話でした。

 

 

【荷重期】は荷重をメインに練習する時期

 

 

 

【解放期】は解放をメインに練習する時期

 

 

 

ですね。

 

 

 

『スキー板をたわませて走らせる』

といった表現がよくされますが、
たわませる練習(荷重期)

走らせる練習(解放期)
といったイメージです。

 

 

次にどの技術レベルまでが
荷重期と考えているか?
という内容でした。

 

 

 

私はバッジ検定で言えば
クラウン合格といった
エキスパートレベルでも
荷重期として捉えていると
お伝えしました。

 

 

その理由は

 

 

ハイスピードの中で
ある程度質の良い荷重ができれば
解放をそこまで意識しなくても
板の走りが生まれるから

 

 

です。

 

 

では解放期の練習とはなにか?
解放の練習と言っても
解放すべき圧が無ければ
出来ませんよね?

 

 

そして解放動作とは
荷重動作から切り替えを通じて
行うものであり、
荷重も解放も同じ方向への
移動だという事をお伝えしました。

 

 

先ほどもお伝えしましたが

右外脚ターン後半に
外脚に乗る為には右方向に寄っていきますし、
次の左外脚ターン前半に
内側に傾いていくのも右方向です。

 

 

 

つまり解放動作とは

荷重動作の延長線上にあり、
解放動作を練習するというよりは
荷重動作を解放動作に
昇華させていくようなイメージです。

 

 

 

 

言い方を変えるのであれば

 

 

・板に力を伝えることがメインの荷重
→これを練習するのが荷重期

 

 

・切り替えて解放を意識した荷重
→これを練習するのは解放期

 

 

 

といった感じです。

 

 

 

 

同じ荷重動作といっても

スキーヤーの技術レベルによって

実は違った目的を持っている

というわけです。

 

 

 

以前2019年3月号の

スキーグラフィックで
青木哲也選手の特集で
【角付けを解放する為の荷重】
というテーマがありました。

 

 

 

 

 

これぞまさに超エキスパートが実践する
解放期の練習です。

 

 

 

 

解放と聞くと、

切りかえや次のターンの前半の

イメージが強いですが

実はそのひとつ手前の荷重から

すでに解放への道は

始まっているという事です。

 

 

 

これが分かると
今回紹介した、
【3時(9時)から理論】において、
意見が分かれる

 

・3時(9時)から切りかえ

 

・3時(9時)から荷重

 

は荷重=切り替え(解放)となるので
どちらの意識でも同じようになります。

 

 

 

 

ざっとここまでまとめてきましたが

 

「すいません、

 頭から煙が出ています・・・」

 

といった状態かもしれません。

 

 

 

それでも大丈夫です。

 

 

 

ここまでお伝えしたように

荷重=解放のイメージは

相当上の領域の話であり

一般的にはシンプルな荷重をベースに

まずは練習すればOKだからです!

 

 

 

そして最後にここだけは
理解しておいて欲しい事があります。

 

 

ある程度の技術レベルになると
殆どのスキーヤーの方が陥るのが

 

 

 

荷重期の練習が

きちんとされてないまま
解放期の内容を意識している

 

 

 

という事です!

 

 

・ターン前半の捉え
・ターン前からの深い内傾角

 

といったものは

正しい荷重が出来ている事が

前提の上に成り立っている技術です。

 

 

その前提がクリアできていないまま
上記の内容を意識している為
毎シーズン滑りが変わらない状態に
陥ってしまいます。

 

 

 

いまの自分のレベルは

どの場所の位置づけなのか?

 

 

 

そのレベルにあった

練習内容できちんと取り組めているのか?

 

 

この部分だけは自分の状態と
照らし合わせてみて下さいね。

 

 

スキー技術 未分類

徹底解析!スキー教程には載っていない技術の全体像を知り上達に繋げる! 352

読了までの目安時間:約 15分

 


 

 

スキーの練習内容を決める2つの段階

 

今回のお伝えする内容は
スキー技術の全体像を考えるうえで
重要なものとなります。

 

 

全体像をみるので
すこし抽象的な表現となりますが、
来シーズンに向けて
自分がどの立ち位置にいるのか
ヒントにしてみて下さい。

 

 

因みに少し難しい技術論に
なるかもしれないので
いまいちピンとこない場合は
スルーしてくださいね!

 

 

 

私が指導をするうえで
大きな段階として考えているのが

 

 

圧をためる事が

練習の主となる
【荷重期】

 

 

圧をどう解放していくかが
練習が主となる
【解放期】

 

 

 

の2つです。

 

この様な練習段階としてのワードは
スキー界にありません。

 

 

あくまでも私が指導の中で
個人的に意識している部分ですので、

「へぇ~そういった考え方しているんだぁ」

といった感じで
この後の内容を読んで
何となくイメージして
いただければと思います。

 

 

スキーでよく言われているのは

 

 

 

『板をたわませて走らせる』

 

 

 

といった表現です。

 

 

 

 

もちろんシチュエーションによって
技術は変わりますし、
絶対的な正解という訳ではありませんが、
(フリースキーやモーグルは
空中もありますし)

アルペンスキー、基礎スキー、
においてはおおむね
この方向性かと思います。

 

 

【荷重期】での練習は
“板をたわませて”の部分であり
バネで例えるなら、
潰してググっと力をためる部分です。

 

  

 

【解放期】での練習は
“板を走らせる”の部分であり
縮んだバネをどんな風にとばそうか?
という部分ですね。

 

 

そしてここからが重要なんですが、
殆どのスキーヤーの方に
必要な練習内容は
ほぼ【荷重期】の段階であり
【解放期】の練習が主となるケースは稀です!

 

 

 

ただどれくらいの
技術レベルまでが
【荷重期】で
どのレベルからが
【解放期】か
いまいちピンとこないかもしれません。

 

 

私の感覚では
基礎スキーで言うと
クラウンに受かるくらいから
クラウンでどんどん加点を
出せるくらいで
(地域の差はありますが
全日本に出るくらい?)

 

練習内容として

【荷重期】から【解放期】へ
移り変わっていくイメージです。

 

 

 

この様な内容をお伝えすると

「いやいやクラウンを受かるには
板の走りが必要だから解放が・・・」

と思うかもしれませんが、
冒頭でもお伝えした様に
あくまでも私個人の考え方ですので
参考程度に思っておいてください。

 

 

この後もう少し詳し説明していきますが、
当然クラウンに受かるレベルは
板の走りは必要だと思います。

 

 

それでもまだ

【荷重期】の段階だと
考えています。

 

 

その理由については
例を出して考えてみましょう!

 

 

なぜスキー検定クラウン合格レベルでも荷重期なのか?

あくまでも
これまでお伝えした通り
個人的な考えなので
これが正しい理論だと言うわけではなく
参考程度に読み進めてみて下さい。

 

 

ではなぜスキー検定クラウン合格の様な

エキスパートレベルでも
【荷重期】と判断して
練習を考えているのかについて

解説していきます。

 

 

技術レベルが分かりやすい様に
バッジテストで表現しますが、
テクニカルからクラウンをとるとなると
板の走りなどはとても重要かと思います。

 

 

それなのになぜ
クラウンを受かるレベルでも
【荷重期】と判断して
練習を考えているのか?

 

 

 

それは

 

 

ハイスピードで

質のいい荷重をすれば
板は十分走るからです!

 

 

 

ここでのポイントは
“質のいい”荷重です!

 

 

荷重の練習と聞くと
どんどん強く荷重出来ている様に
練習していくのだと
思うかもしれません。

 

 

しかし実際は
滑走スピードが上がるにつれて
外力がどんどん高まりますので
板との距離感やタイミングなど
荷重の方法だけでなく
荷重をする時の環境を整える
微妙な調整の練習が重要になってきます。

 

 

ですから、
質のいい荷重を
追い求めていく練習をしていけば
自然と板の走りが
生まれてくるという事です。

 

 

これは一般的に
よく言われている事ですが、
アルペンスキーを行っていると
板の走りが違うといった
内容があります。
(あくまでも絶対というわけではなく
一般的にです。)

 

 

私もまだ基礎スキーという世界を
イマイチよく分かっていなくても
クラウン受験する時に
周りの受験生の方や検定員の方に

 

 

「アルペンやってたでしょ?
 板の走りが違うね!」

 

 

といった様な事を
言っていただけました。

 

 

 

まぁ、

 

 

「もうちょっと抑えて

 滑ってきてもいいよ」

 

 

とも言われもしたので
裏を返せば
とにかくガンガン滑っていくけど
あまり美しい滑りではなかったとも
言えますが(笑)

 

 

でもその当時は
板がズレ落ちたり逃げたりしないように
一番良いポイントに乗る、
つまり荷重は意識しても
板の走りを出す為の
解放を意識したこともなく
当然分かりもしません。

 

 

 

ですから経験談としても
とにかくハイスピードで
きちんと板に荷重が出来れば
一応クラウンはとれた

という事になります。

 

 

こういった経緯も踏まえ
とにかくベースとして
荷重動作そのものも勿論ですし、
荷重に関係する環境づくりなど含め
荷重をメインに練習することが
殆どのスキーヤーに
当てはまる事かと思います。

 

 

では荷重期の練習で

相当な技術レベルまで

いけるとしたら、

解放期は何をするのか?

 

 

 

解放とは切りかえ動作であり荷重動作でもある?

さてここからは【

解放期】について
少しお伝えしていこうかと思いますが
正直言って読み飛ばしてもらっても
良いと思っています(笑)

 

 

これまでにお伝えした通り
殆どのスキーヤーの方は
荷重期の練習で十分だからです。

 

 

そして少し厄介なのが
解放期であっても
荷重の練習は行われるからです。

 

 

もう少し正しいニュアンスで
言うのであれば、

 

 

 

 

 

解放する行為は

荷重でもあるからです!

 

 

 



 

 

はいもう意味が分かりませんよね(笑)

 

 

たまにこういった難しい内容を書くと

 

 

「全く何のことだか分からなくて
 落ち込みます…」

 

 

といった感想をもらいますが
それで全然問題ありません!

 

 

 

むしろ分からなくていいぐらいです!
(じゃあ、書くなよ!といった声も
 聞こえてきそうですが(笑))

 

 

ただ、たまにマニアックな方が
こういった難解な内容を
楽しみにしているケースもあるので
暫くお付き合いくださいね!

 

 

さて話を戻して

解放とは荷重でもあるとは
どういうことなのか
触れていきたいと思います。

 

 

 

 

あなたは板を解放すると聞くと
どのようなイメージが浮かびますか?

 

 

簡単に言うと
ググっと板に力が加わっている状態を
やめるという事ですよね?

 

 

少し前に
『板をたわませて走らせる』を
バネで例えると
『バネを縮ませてとばす』と
表現しました。

 

 

 

バネを押しつぶして
その行為をやめると
ボヨーンと跳ね上がると思います。

 

 

 

その押しつぶすのをやめることが
解放ですね!

 

 

スキーで言うと
板の傾き(角付け)が
反対に変わるタイミングとも
解放と言えます。

 

 

そのタイミングとは
いわゆる【切り替え】ですね!

 

 

 

話をまとめると

 

 

前のターンで

板にたまった力を
切り替えを通じて

解放していく

 

 

 

という事です。

 

 

では長い前置きを終えて
ここからが本題です。

 

 

冒頭でお伝えした
『解放とは切り替えであり荷重である』
について触れていきましょう!

 

 

頭の中で
右外脚ターン(左ターン)をしているところを
想像してください。

 

 

その際右外脚に荷重するには
左右どちら側に
身体を寄せていくイメージでしょうか?

 

 

 

当たり前ですが右外脚なので
右側に身体を寄せていきますよね?

 

 

 

 

ではそのまま切り換えたとして
次の左外脚ターン(右ターン)の前半は
身体はどちらに傾いていく
イメージでしょうか?

 

 

ターン前半の内傾角と
呼ばれるくらいですので、
左外脚の内側、つまり右側に傾いて
ターン前半を作っていく
イメージだと思います。

 

 

さぁここまでの話で
『解放とは切り替えであり荷重である』の
意図する部分が
お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

画像を並べてみると

よく分かりますが、
荷重するのも右側で
切り替えを通じて
次のターン前半に傾いていく
いわゆる解放も右側です。

 

 

荷重と解放(切り替え)は同じ方向に
移動していっていますよね?

 

まずこの部分をきちんと
頭の中で整理してみて下さいね!

 

 

 

さてここまでで

スキー上達の全体像が分かり、

スキーの練習内容を決める

【荷重期】と【解放期】

についてお伝えしてきました。

 

 

またそこから解放期に至っては

 

 

『解放とは切り替えであり荷重である』

 

 

というやや難解な内容を

お伝えしました。

 

 

この部分は整理が必要なので

次回の記事でより詳しく解説しますね!

 

 

その前に、自分はいま

何を練習するべき時期(段階)なのか?

という部分は

一度考えてみてください。

 

 

自分の段階に合った練習内容を

行っていないと、

練習内容自体は正しくても

上達の妨げになってしまうケース

よくあるので!

 

 

 

 

スキー技術 基礎スキー

コブ(不整地)が滑れない方必見!コブ斜面上達する為の練習3段階! 351

読了までの目安時間:約 27分

 


 

コブ(不整地)を滑る為に最初にやるべき練習は?

 

 

今シーズンこそ

コブを上手に滑れるようになりたいと

練習しているスキーヤーの方は

非常に多いかと思います。

 

 

 

コブ斜面を、

ゆっくりでいいから

滑り降りたい場合

どのような順番で

練習をしていくと効率的でしょうか?

 

 

 

 

もしあなたが

これまでお伝えした様に

コブを滑れるようになりたい場合、

また、もう滑れる状態で

上記の様な質問を受けた場合

何からスタートしますか?

 

 

もちろん最終ゴールとして

コブが滑れれば問題ないので

絶対的な正解はありません。

 

 

ただ

 

 

この順序をきちんと通って

練習していくと

効率よく上達する

 

 

という

ものはあります。

 

 

 

私も大学生からスキーを本格的に始めて、

しかもアルペンスキーだった為

コブを滑る機会があまりなく、

学生時代春になると

苦しめられました。

 

 

いまではある程度

コブが滑れるようになりましたが、

今回お伝えする順序通りではなく

数をこなして無理やり何とか

滑れるようになっていた感じです。

 

 

 

あの時に、この順序を知っていれば

もっと早く滑れるようになったのにな…

 

 

 

という思いはありますし、

結局いまでもコブの基本練習をする時は

その順序に沿って練習をしています。

 

 

 

ですから、

コブが滑れないのであれば勿論のこと

もうすでにある程度滑れていて

更なる上達をしたい場合も

是非考えてみて下さい。

 

 

 

では話の本題に戻りますが、

まずコブを滑れるようになる順序として

最初に取り組みたい事は何か?

 

 

 

それは…

 

 

 

 

 

 

 

板の通り道を知る事

 

 

 

 

 

 

です!

 

 

 

スキー界では

この通り道の事を

 

 

 

ライン

 

 

 

といった言い方をしますね。

 

 

一言でコブを滑るといっても

実は色々な通り道、

ラインがあります。

 

 

 

 

 

・ダイレクトライン

・ノーマルライン

・バンクライン

・ズルドンライン

・ニューライン

・パーポスライン

・・・

・・・

 

 

 

呼び方も様々ですが

呼び方が違うだけで

同じラインというのもあります。

 

 

 

今回はすべて覚えるのではなく

コブと一言で言っても

通り道(ライン)が

いっぱいあるんだなと

思っていてもらえればいいです。

 

 

 

 

 

コブ(不整地)が滑れるようになるには、ラインは重要だけど…

 

 

正直言ってコブが上手く滑れずに

悩んでいるスキーヤーの多くは

まずはゆっくりでもいいから滑り降りたい

というのが最初の目標かと思います。

 

 

 

しかしこのラインによって

 

 

 

ゆっくり滑れるライン

速く滑り下りるライン

 

 

 

と別れています!

 

 

 

そして

どの通り道を通れば

ゆっくり滑り降りられるのかを

知らない為、

 

 

 

 

 

1、2コブ入っては発射!

 

 

 

という結果になってしまいます。

 

 

 

 

また、

コブは滑れるんだけど

検定で点数がなかなか出ないという人も

どこのラインを通る事を

求められているのか

きちんと把握してない

というケースも多いです。

 

 

 

 

「なるほど!

 じゃあ通るべきラインを知って

 そこを練習すれば良いんですね!」

 

 

 

と思われたかもしれませんが

 

 

 

実は違います!!

 

 

 

 

もしかしたら

 

 

 

「ラインが重要なのは

 嫌と言う程知っています!

 その通りに滑れないから

 悩んでいるんです!」

 

 

と今回の記事をみて

感じているかもしれません。

 

 

実際そのようなスキーヤーは

非常に多いので。

 

 

 

でも決してラインを

知ることが間違いではありません!

 

 

 

その状態に来ているなら

第1段階はクリアしているのでOKです!

 

 

 

思い通りのラインを滑れなくても

とにかく

 

 

『コブには目的に合わせて

 通るべきラインがある』

 という事を知っている

 

 

 

ことが重要だからです。

 

 

 

この第1段階は

スキー上達に共通する

学習の4段階である

無意識的無能からの脱却ですね!

 

 

 

因みにこの4段階の内容が分からない方は

動画でも解説しているので

見てみてください。

 

知っておいて損はないので

 

 

 

さぁ本題はこの次ですね!

 

 

 

コブ(不整地)のラインを知っても滑れない理由は?

 

ここまでで、

コブを滑る為には

まず目的に合わせた

板の通り道(ライン)を知ろう!

という内容をお伝えしました。

 

 

あなたはコブを滑る時に

どのラインを通るか

きちんと把握して滑り出して

いるでしょうか?

 

 

ただ闇雲に滑り出すわけではなく、

きちんとどのラインを通ることが

自分が思い描くコブの滑りなのか

滑り出す前にコブを見て

きちんと分かる事が重要ですね!

 

 

 

さてコブのラインが分かれば

あとはそこを滑るだけ…

と簡単にはいかないのが

コブの難しいところですよね。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

通るべきラインが分かる事と

そこを本当に通れるかは別問題

 

 

だからです!

 

 

 

 

ここでいきなりコブの難題が

目の前に立ちはだかります。

 

 

 

 

コブで通るべきラインは

分かるんだけど

そこを通れないと

悩んでいるスキーヤーは

とても多いです。

 

 

 

コブの滑り方などを

調べたり、習ってみても、

 

 

 

・このラインをとおる

・このタイミングでストックをつく

・トップをここにいれる

・ここで吸収をする

・ここで板をずらす

・・・

・・・

 

 

といった情報はあっても

 

 

 

根本となるそれを再現する為の

板操作の方法論を知らない、

もしくは練習してないケースが

ほとんどです!

 

 

 

 

このラインに板のトップを通して…

と言われても身体をどう使えば

そのラインに板のトップを通せるのか?

 

 

 

 

ここでコブを削って…

と言われても、身体をどう使えば

イメージ通りコブが削れるのか?

 

 

 

といった方法が

明確に分からなければ

コブが滑れる理屈は分かっていても

再現出来ませんよね。

 

 

 

この部分が分かってくると

コブが滑れるようになる練習の

本質が見えてきます。

 

 

 

実はコブのラインを知ったら

次にやるべき練習は

 

 

 

整地での練習

 

 

なんです。

 

 

 

なぜコブを滑りたいのに

整地で練習するか

あなたは分かるでしょうか?

 

 

 

 

コブ(不整地)が上達するには整地練習!?

 

なぜコブを滑りたいのに

次のステップが

整地練習なのか?

 

 

これまでの話の経緯からすると、

いくらラインを知っても

そこを通す板操作が出来なければ

意味がないという事は

次にやるべきは、

 

 

 

 

板を操作する練習

 

 

 

です!

 

 

 

そしてこの板を操作する練習は

当然ですが、

整地の方が練習しやすいからです!

 

 

 

 

以前も御紹介しましたが

元モーグルの日本代表コーチも

整地の練習が7割

言っていたとのことです。

 

 

 

 

ですからまずは

ある程度ゆっくりでいいので

コブではなく整地で

自分の思い通りのタイミングで

思い通りのラインに

板を通せることが次のステップとなります。

 

 

 

あっ、整地と言っても

整地といっても

春のグサグサ雪や、

コロコロ雪、アイスバーンなどでも

ある程度出来る事が大事です。

 

 

 

だいたいアイスバーンで

思い通り板を動かせない人は

カリカリコブが、

コロコロ雪で上手く板を動かせない人は

コロコロコブが

上手く滑れないケースがほとんどです。

 

 

まとめると

コブを滑れるようになる為の

理想的な順序としては、

 

 

 

①目的に合った

 コブの滑走ラインを知る

 

 

 

 

②その滑走ラインを

 ある程度思い通りに

 滑る為の板操作を

 整地で練習する

 

 

 

 

③整地の動きをコブに合わせる

 

 

 

といったイメージですね。

 

 

 

大体①が分かっても

②を練習しないで

③をひたすら繰り返すケースが多いです。

 

 

あっ、このような内容を書くと

 

 

 

「その②の練習方法を教えてください」

 

 

 

といった質問が来ますが、

それこそ人によって課題が違うので

練習方法は無数にあります。

 

 

 

どうしても絶対的な正解があると

思いたいですが、

そうではないのが

スキーの難しいところですね。

 

 

 

 

一つ言えることは

いま自分が板を思い通り動かせるように

日々上達していっていないのであれば

これまでの練習は自分にとっての

正解ではないということは

分かるかと思いますので

考えてみて下さいね!

 

 

 

因みに②をとばしても

量をこなせばある程度

コブが滑れるようになる人もいます。

 

 

実際私もそうでした。

 

 

ただ結局はこの順序にもどって

練習する事になります。

 

 

この順序を通らない事によって

コブが滑れてもある弊害

が生まれるからです。

 

 

 

 

その弊害は、

上級クラスのスキーヤーにも

よくある事です。

 

 

 

コブ(不整地)を正しい順序で練習しないと生まれる弊害とは?

 

コブ(不整地)を滑るれるようになるステップは

 

 

 

①目的に合ったコブの滑走ラインを知る

 

 

②その滑走ラインをある程度思い通りに

 滑る為の板操作を整地で練習する

 

 

③整地の動きをコブに合わせる

 

 

といった流れでしたね!

 

 

私が行っている指導の中でも

整地での小回りの練習が

そのままコブの練習になっています。

 

 

 

この様な内容を聞くと

 

 

 

「いやいやコブと整地は

 全くの別物ですよ・・・」

 

 

 

と思うかも知れません。

 

 

 

 

しかしそれは

 

 

 

コブに繋がる

整地練習ではない場合や、

どの様にコブに繋げていいのか

道筋が見えてないだけ

 

 

 

です。

 

 

 

 

もちろん整地小回りとコブは

全く同じではありません。

 

 

 

 

ただ整地の小回りとコブは

繋がりがあるものだという認識は

非常に重要です。

 

 

 

そこら辺がいまいち

ピンとこない場合は

動画でも説明しているので

こちらからまずは理解を深めてみて下さい。

 

 

さて話を戻して、

順序通りに練習しなくても

コブに何度も入っている間に

コブが滑れるようになっていくケースは

よくあります。

(私もそうでした)

 

 

ただ、上達の途中どこかで

ラインを知る必要もあれば

思い通りに板を動かせる必要もあれば

どうやって整地の動きを

コブに合わせていくのかを

知る必要もあります。

 

 

ただ難しいのが

 

 

 

ある程度滑れてしまうので

この順序に一度立ち戻って

練習しようと思わない

 

 

 

というところです。

 

 

 

 

これも順序をとばす事による

弊害の一つですね。

 

 

 

今回紹介したいのは

これではなく

もっと分かりやすいものです。

 

 

 

 

それが

 

 

 

コブでしか上手く滑れない

 

 

 

 

 

という弊害です。

 

 

 

 

スキープライズ検定にありがちなコブでしか上手く滑れない現象

 

 

もしあなたが

コブを滑れない状態なら

 

 

 

「えっ?何言ってんの?」

 

 

 

と思うもしれません。

 

 

 

そうですよね、

一般的なイメージは

整地小回りより

コブの方が難易度は高いですよね。

 

 

 

しかし上級レベルになると

 

 

 

コブは上手いんだけどね

小回りが…

 

 

といった弊害が起こってきます。

 

 

 

 

実際にスキー検定のクラウンでは

 

 

 

不整地では合格点が出るのに

整地では点数が出ないスキーヤー

 

 

 

が結構いるんです。

 

 

 

 

別にこのレベルでなくても、

 

 

あの人(もしくは自分)

コブは上手に滑れるんだけど

整地の滑りは…

 

 

というスキーヤーは

案外いるはずです。

 

 

 

 

ではなぜコブは上手く滑るのに

整地の滑りはイマイチという

現象が起きるのか分かるでしょうか?

 

 

もちろんどんな形であっても

コブが滑れるようになる事が

ゴールであれば

それでもOKかもしれません。

 

 

しかし多くの場合、

 

 

 

もっと上手にコブが滑りたい!

整地でも小回りも上手く滑りたい!

 

 

 

といった欲求が湧いてきます。

 

 

 

そうなった時に

結局順序通りに練習することになるので

だったら初めからきちんと

練習しておいた方が

効率がいいはずです。

 

 

また、順序をふまえてないまま

上手くなった人のアドバイスで

よくあるのが

 

 

 

「コブは本数だから

 とにかく入って!」

 

 

 

というものがあります。

 

 

これもできる人はOKですが

何度入っても

上手くならない人にとっては

ケガのリスクを高め

おかしな癖をつけてしまう可能性のある

危険なアドバイスです。

 

 

 

結局正しい順序でコブ(不整地)を練習する羽目になる?

 

さて話を本題に戻して

なぜ順序をふまえないと

『コブでしか上手く滑れない』

という弊害が生まれやすいのかについて

解説をしていきます。

 

 

 

初めのうちは

小回りよりも

コブの方がはるかに難易度が

高く感じますよね。

 

 

 

しかしある程度滑れるようになると

逆転現象が起き始めます。

 

 

 

コブというのは

言い方を変えれば、

壁があるという事ですよね?

 

 

 

 

整地では自ら板を傾けて

壁を作らなければいけませんが、

コブでは既にそれが存在している状態です。

 

 

 

 

また重心移動もやタイミングも

余計な事をしなければ

ある程度コブ通りに滑ることで

オートマチック化されていきます。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

自ら行う仕事を

コブが行ってくれる

 

 

 

というわけです。

 

 

 

 

この様な話をすると

 

 

 

「いやいやコブの方がはるかに疲れます!」

 

 

「コブの方がやることが多いです!」

 

 

という意見が出てきます。

 

 

 

 

もちろん深いコブを

吸収したりと整地以上に

体力を使うケースもあるのは事実です。

 

 

 

ではボールを転がした場合、

コブと整地どちらが

ターンをしていくでしょうか?

 

 

 

 

当たり前ですが、

整地はただ一直線に

落ちていくだけで、

コブの方は溝に沿って

自動的にターンしていきますよね。

 

 

 

もちろんボールの様に

自然と落下して行くには

技術が必要ですが、

コブが上手く滑れる人は

この状態に近づいて行きます。

 

 

 

 

別にそれでも問題ないのですが、

このまま行くといつの間にか

 

 

 

 

『コブの溝が無ければ

 上手くターンが出来ない…』

 

 

 

という状態に陥ってしまいます。

 

 

これが不整地小回りでは

点数が出るのに

整地小回りでは点数が出ない人の

典型的な例ですね。

 

 

ですから結局は

コブを滑る理想的な順序である

 

 

 

①目的に合ったコブの滑走ラインを知る

 

 

②その滑走ラインをある程度思い通りに

 滑る為の板操作を整地で練習する

 

 

③整地の動きをコブに合わせる

 

のうちの

 

 

 

②を徹底的に練習する必要が

出てくる

 

 

 

という訳です。

 

 

モーグル日本代表チームが

整地の練習を多く行うのも

納得ですよね。

 

 

なんどもお伝えしている様に

スキーの上達に正解はありませんが

選択肢をたくさん持ったうえで

自分が理想とする

練習を行っていって下さいね!

 

 

 

スキー技術

スキーで外足に乗るために練習よりもまずやるべき事 350

読了までの目安時間:約 13分

 


 

なぜ外足に乗れないのか?

 

スキーヤーの最も多い悩みとは

 

 

外足に乗れない

 

 

ではないでしょうか?

 

 

もはや決まり文句といってもいいくらい

外足に乗れずに悩んでいる

スキーヤーは後を絶ちません。

 

 

しかし外足に乗る練習は

山のようにあり、

指導でも毎回のように

注意しています。

 

 

それでも

外足に乗れないのは

なぜでしょうか?

 

 

 

それはずばり

 

 

 

外足に乗れない

根本的な原因を

理解していないから

 

 

 

です!

 

 

 

ではどうやって

その根本的な原因

見つけることが

出来るのでしょうか?

 

 

 

まずやるべきことは因数分解!

 

 

 

根本的な原因を

見つけるために

まず行うべきは

 

 

【外足に乗る】ことを

因数分解する

 

 

 

という事です。

 

 

ずっと外足に乗れずに

悩んでいるスキーヤーの多くは

 

 

 

 

そもそも外脚に乗るという動作が

どの様に構成されているか知らない

 

 

 

というケースがほとんどです。

 

 

 

ですから今回の機会に

一度、外足に乗るという動作を

考えていきましょう!

 

 

 

でもその前に、もしかしたら

 

 

 

「そもそも因数分解って

 何でしたっけ?」

 

 

と感じたかもしれません。

 

 

因数分解とは

 

 

x^2+4x+3 (x^2はxの2乗です)

(x+3)(x+1)

 

 

といった様に

多項式を因数に分解する事ですね。

 

 

懐かしい!

と感じたか、

 

・・・

・・・

・・・

 

といった感じで、

遠い目をしているかもしれません(笑)

 

 

でも安心してください!

難しく考えなくても

 

6

2×3

 

と分解すると考えれば

分かりやすいですよね。

(この場合2と3が因数です)

 

 

 

卵かけごはん

生卵×ごはん×しょうゆ

 

 

 

でもいいかもしれません(笑)

 

 

 

 

要は、

 

 

 

何の要素で

構成されているのかを考える

 

 

という事ですね!

 

 

 

因みに因数分解の逆は

何だったか覚えていますか?

 

 

展開ですね!

(2×3→6)

 

 

 

 

因みに展開は出来ても

その逆の因数分解は

その内容をきちんと

理解できてないとできません。

 

 

 

「卵にしょうゆをかけてかき混ぜて

 それをご飯にかけなさい」

 

 

と言われたら、卵かけご飯を

見たことが無い人も

出来ると思います。

展開

 

 

しかし、卵かけごはんを

初めて見た人が、

これはどうやって作るでしょう?

と聞かれても

パッと作るのは難しいはずです。

因数分解

 

 

 

話が大分それましたが、

何となく因数分解のイメージは

出来たでしょうか?

 

 

そもそもなぜこのような

面倒くさい話をお伝えしたのかと言うと、

数学だと因数分解が出来ても

スポーツや日常生活になると

この因数分解が難しくなるからです!

 

 

難しくなるというよりは

そもそも因数分解をするという

感覚が無いという方が

正しいかもしれません。

 

 

 

では話を戻して

【外脚に乗る】を

因数分解してみて下さい。

 

 

 

 

外足に乗るを構成する因数は?

 

さてどのような因数(要素)が

思い浮かんだでしょうか?

 

 

もちろん細かくしていけば

キリがないですが、

大きな要素として

出てきて欲しい要素があります。

 

 

 

それが

 

 

 

 

【外足荷重】

 

 

【角付け】

 

 

 

です。

 

 

 

 

さてこれを聞いて

なにか違和感があったでしょうか?

 

 

 

もしあるとしたら

 

 

 

 

 

「【外足に乗る】と【外足荷重】は

  同じではないのか?」

 

 

 

といった部分だと思います。

 

 

もちろん外脚に乗る事を

外脚荷重と解釈して

上手くいっているのであれば

問題ありません。

 

 

しかし

外脚に乗れずに悩んでいるのであれば

きちんと分けて考える事を

お勧めします。

 

 

 

その理由をお伝えしていきますね!

 

 

 

たとえばあなたが

内倒しているスキーヤーの人に

 

 

「もっと外足に乗ってきて」

 

 

と伝えたとします。

 

 

 

その人が外脚の片足立ちで

直滑降して滑ってきたら、

どう感じますか?

 

 

 

「OK!それそれ!」

とはなりませんよね(笑)

 

 

きっと

 

 

「いやいやちゃんとターンしてよ!」

 

 

と思うはずです。

 

 

(ターンしてない段階で

 外脚も内脚も無い

 という考えもありますが

 今は置いておきます)

 

 

 

つまり無意識的に

外足に乗る=ターンする事

と考えているという事です。

 

 

 

ではターンをする事を

因数分解してみましょう!

 

 

 

当たり前ですが

ただ板に上から重みを乗せるだけでは

そのまま直滑降していきますよね?

 

 

 

板が傾いている状態、

つまり角付けされているところに

荷重をして初めてターンが生まれます。

 

 

 

つまり

 

 

 

 

ターンをする

角付け×荷重

 

 

 

になるわけです。

 

 

 

 

先ほどの例を思い出してもらうと

外足に乗る=ターンをする事

でしたので、

 

 

 

外足に乗る(=ターンをする事)

角付け×荷重

 

 

とも言えるという事ですよね。

 

 

 

さてなぜこのような

ややこしい話をしてきたのか

核心が見えてきたでしょうか?

 

 

ここまでの内容を読んで

 

「そうか外足に乗る時に

 この要素を意識してなかった!!」

 

と気づきがあれば

バッチリです!

 

 

 

外足に乗る=外足荷重ではない

 

 

ここまでくると

もうお分かりかと思いますが

外脚に乗れない人の多くは

冒頭でもお伝えした様に

因数分解して出てきた要素の内

『荷重』にしか目が向いておらず

『角付け』の意識があまりありません。

 

 

 

「その場で外足に乗る動作を行ってみて!」

 

 

と言われたら、

間違いなく荷重動作は意識しますが

角付け動作は行われないか

行っていても無意識に近いと思います。

 

 

 

これはしかたがない事で

『乗る』という日本語の意味に

『傾かせる』という動作が

含まれてないからです。

 

 

 

先ほどから何度もお伝えしていますが、

「外脚に乗る」というワードのイメージが

「ターンする事」ではなく

ただただ板に乗る事で

それが、直滑降してようが

ターンしてようが

どっちでもいい…

という場合は問題ありません。

 

 

 

でも外脚に乗る事が

ターンする事とリンクしているのであれば

間違いなく外脚に乗る事に

角付け要素が含まれています。

 

 

つまり

 

 

 

 

外脚に乗れないと

悩んでいるのであれば、

最低でも角付け要素と荷重要素

2つの方向から

考える必要がある

 

 

 

 

という事です。

 

 

例えるなら

目の前に木材が置かれていて

『イスに乗る』

という課題が出された場合、

乗ろうとしてもイスが壊れてしまい

上手く乗れてないのに

 

 

イスの乗り方ばかり考えていて

(荷重)

乗る為のイスの作り方

(角付け)

に意識がいかないまま

上手く乗れないなと

悩んでいる…

 

 

 

といったような感じですね。

 

 

きっとその状態をみたらあなたも、

 

 

 

「乗り方よりもまず

 そもそも乗る為のイスを

 ちゃんと作ったら?」

 

 

 

となりますよね。

 

 

 

スキーも同じことが言えるわけですね。

 

 

 

今回は【外脚に乗る】という

ワードを例に説明してきましたが、

 

 

・ターン前半から捉える

・板をたわませる

・板の走らせる

・板の動きを出す

・足を長くする

・・・

・・・

・・・

 

 

などなどスキー界でよく使われるワードを

因数分解する事で

見えていない課題が

見えてくるかもしれません!

 

 

スキー技術

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