スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー板を素早く切り返す為には、膝の返しの速さが大事なのか? 337

読了までの目安時間:約 10分

 


 

よくいただく質問で

タイトルにある

 

 

『切り替えを速くするには?』

 

 

といった内容のものがあります。

 

 

 

あなたは

切り換えを速くしようと思ったら

どんな事を意識するでしょうか?

 

 

 

 

以前送られてきた質問の一部を

ご本人の許可が取れているので

シェアさせていただきます。

 

 

 

――――――――――――――――――

 

やりたいこととしては、

膝の素早い切り返しです。

 

椅子に座って脚を浮かせてたら

いくらでも切り返せるけど

立ってやると可動域が激減します。

 

膝頭の向きを変えるイメージだと

多少動かせるのですが

この動きはケガしやすい動きだったりするのか

気になっています。

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

膝は左右に動かない事は

私の発信を通して

何度も耳にしているので

今回は触れないでおきますね!

 

 

 

今回は切り替えの速度の方に

注目します。

 

 

 

この様に、

素早い切り換えを行うには

【素早く脚を動かす事】が

重要だという考え方が

一般的だと思います。

 

 

 

切りかえを速くする要素を考えてみる

 

 

確かにトップ選手達のSLや小回りは

まるで脚が生き物の様に

素早く動いて切り換りますよね!

 

 

ただこのメールの内容にもあるように

椅子に座って足を宙に浮かせば

差はありますが、

誰でも素早い切り換えが

ある程度は可能です。

 

 

 

多分椅子に座って

どれだけ速く切り換えられるかの

速度を勝負すれば

トップ選手と一般のスキーヤーの方に

それ程明確な差は出ないはずです。

 

 

 

雪上では常人の倍以上の速さで

切り換えをしているトップ選手でも、

椅子に座っても同じように

倍速で切り換えられるか?

とイメージしたら

流石にそこまでの差はないかと思います。

 

 

 

つまりここで分かってくるのが

 

 

 

筋力や瞬発力といった

内力的な能力の差以上に

他の部分の差で切り替えの速度に

差が出ている

 

 

 

というわけです。

 

 

 

 

ではその差は何か?

 

 

 

もうここまでくれば

お気づきかと思いますが

 

 

 

その違いは

 

 

 

 

 

板の動きの速さです!

 

 

 

 

 

トップ選手達の板は

恐ろしいほどのスピードで

左右に動きていますよね?

 

 

 

 

つまり切り換えの速さとは

身体的な速さの要素よりも

板が動く速さの要素の方が

大きいという事です。

 

 

 

 

しかし指導の中で

 

 

 

「切り換えが遅い!

 もっと速く!」

 

 

と言われたら

身体的な動作を速くしようとしたり、

タイミングを早くしたりと

いう方向性に目を奪われて

スキーにおいて一番重要である

 

 

【板】

 

 

に目が向かないケースがほとんどです。

 

 

 

もしあなたが

切り換えが遅くて

悩んでいるのであれば、

自分の動作速度よりも

 

 

 

「板がどうすれば速く動くのか?」

 

 

 

に着目してください。

 

 

そうすれば練習の方向性は

ガラッと変わるはずです。

 

 

 

因みに細かい事ですが

 

「板どうすれば速く動かせるか?」

 

と表現しないで

 

「板どうすれば速く動くか?」

 

という表現をしている事が

非常に重要ですからね!

 

 

前者の主語は自分であり

後者の主語は板ですので!

 

 

 

この2つはまるで違う結果を

生みます。

 

 

 

膝の速い切り返しによる弊害

 

 

これまでの内容で

板を素早く切り返すには

自分自身の動きよりも

板がどうやったら

速く動くのか考える事の方が重要だと

おわかりいただけたかと思います。

 

 

ただ、よくある指導のワードや
選手の感覚でも

「膝を素早く切り返す」

といったものがあります。

 

 

もちろんその感覚で
イメージ通り滑れているのであれば
問題ないのですが
多くの場合、
膝にとって重大なケガとなる
恐ろしい動作になります。

 

 

ですから一度
膝を切り返すとは
“本当は”どういった動作なのか
一度確認してみてください。

 

 

 

まずは椅子に座ります。

その後に足を地面から浮かせます。

 

 

低い椅子ですと
腹筋や腸腰筋(足の付け根)がつらいですが
背もたれに寄りかかるか、
足が宙に浮く高い椅子、
もしくは机などに座って
試してみてください!

そして一般的に言われている
膝を返す動きを
行ってみましょう!

 

 

 

 

さてあなたの関節は
どこかが動いているでしょうか?

 

 

 

きっと膝の角度はほとんど変わらず、
股関節が動いているかと思います。

 

 

 

 

つまり

 

 

 

 

 

 

膝を素早く切り返すとは
股関節の動作

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

次に見ていきたいのが
つま先と膝の向きです。

 

 

 

今度は椅子に座って
足を床につけます。

 

 

そのまま先ほどと
同じ動きをしてみましょう。

 

 

ここで
股関節主動型の人と
足首主動型の人に
わかれますが、
そこはまた話が長くなるので
置いておきます。

 

 

どちらにしろ、
足を地面につけて
膝を左右に動かそうとすると
つま先と膝の向きが
違う方向を向くという
よくお伝えしている危険な状態になるのが
分るでしょうか?

 

 

 

膝はあくまでも
股関節と足首、そして板向きなどの
結果論的に位置が決まるものなので
今回の実験の様に
本当に膝だけを動かそうとすると
危険な状態になるケースがほとんどです

 

 

 

分かりづらければ

こちらの動画をご覧ください。

 

 

足首に関してお伝えしていますが

同じような内容です。

 

 

 

しかし駐車場や
リフト待ちなどで
ターンの切り替えの
動きを確認している
スキーヤーの方の殆どは
この動きをしています。

 

 

 

膝の靭帯を

ねじ切る事になるので
本当に気を付けてくださいね!

 

 

もちろん危険な状態に

ならないのであれば
膝を返すイメージを持っていても
問題はありません!

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

何が正解かわかる!スキーの切りかえで意識すべきポイント 336

読了までの目安時間:約 14分

 


 

よくスキーの切りかえが

上手くいかないという人の話を聞くと、

 

 

 

 

切りかえの何が

上手くいかないのか?

 

 

 

 

という具体的な部分が

曖昧なケースが殆どです。

 

 

 

・板の切りかえなのか?

 

・タイミングなのか?

 

・重心移動の量なのか?

 

・動作なのか?

 

 

 

こういった部分が曖昧だからこそ

スキー上達の肝となる

 

 

 

『結局何を意識すればいいのか?』

 

 

 

という部分が見えてきません。

 

 

 

確かに雪質や斜度、

滑り方によって

正解が変わるケースもあります。

 

 

例えば切りかえの切りかえの時に

外脚荷重でのニュートラルでも

両足荷重のニュートラルでもいいですし、

 

 

そのあとの角付けは

両足同調動作の角付けでも

外脚から先に角付けでも

問題ありません。

 

 

ただそうなると

冒頭でもお伝えしてきたように

結局何を意識して切り替えれば

スキーが上手くなるのか

分からなくなってしまいますよね。

 

 

 

しかしそんな中でも

意識して練習すると

スキー上達に繋がるポイントが

どの技術にも必ず存在します。

 

 

 

 

まずは意識するポイントは?

 

そのポイントは

 

 

絶対に共通して

行っているもの

 

 

です。

 

 

 

数あるスキー技術の中にも

 

 

【絶対に共通して行っているもの】

 

 

【人によって意識しているもの】

 

 

に分かれます。

 

 

 

例えば料理の味の好みは人それぞれです。

 

 

しょっぱいのが好きな方もいれば

あっさりが好きな方もいますよね?

 

 

ですから塩の量が多い方が良いのか、

少ない方が良いのかは

その時々によって変わるわけで

【人によって意識しているもの】に

分類されます。

 

 

 

 

ただ『塩を入れる』という行為自体は

多かれ少なかれ

【絶対に共通して行っているもの】

ですよね!

 

 

 

塩を一切入れないで

しょっぱい方が良いかな?

あっさりがいいかな?

と悩まないはずです。

 

 

 

これと同じく

スキーの切り替えでも

トップ選手といった上級者たちが

【人によって意識しているもの】に

目を向けるのではなく

【絶対に共通して行っているもの】

にまずは取り組んだ方が確実です。

 

 

 

 

というよりは

その部分が抜け落ちたまま

いくら練習をしても

上手くならないのは当然です。

 

 

 

 

そして多くのスキーヤーが

悩みを抱えている原因は

【人によって意識しているもの】

にフォーカスしているからです。

 

 

 

そうなると

 

 

 

外脚荷重でのニュートラルでも

両足荷重のニュートラルでもいいし、

両足同調動作の角付けでも

外脚から先に角付けでもいい

 

 

 

といった

正解がない状態に

なってしまいます。

 

 

 

 

 

では切り替えで

どのスキーヤーが

【絶対に共通して行っているもの】

は何でしょうか?

 

 

 

あなたは何が思いつきますか?

 

 

 

切りかえで絶対に行うもの

 

 

1つは当たり前ですが

どのスキーヤーも

板の角付け方向が

切り替わっていますよね?

 

 

 

角付けの方向という表現が

分かりづらければ

シンプルにアウトエッジとインエッジが

切り替わっていると思ってください。

 

 

 

内倒してようが

後傾してようが、

X脚になっていようが

板が切り替わっていなければ

ターンはできません。

 

 

 

ずっと同じ方向への角づけでターンが

できるのはプルークスタンスです。

 

 

 

 

そしてもう1つ

【絶対に共通して行っているもの】が

存在します。

 

 

これはどのスキーヤーがというよりは

“上手いスキーヤーは”

絶対に共通して行っているものです。

 

 

 

さてこの部分は何でしょうか?

正直、切り替えの練習をする際の

初めの一歩はここからです。

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

股関節の切り替え

 

 

 

 

です!

 

 

 

量の差はあれど、

アルペン、基礎スキーに限らず、

ある一定のレベルのスキーヤーは

必ず股関節の切り替えが

行われています。

 

 

 

 

しかしスキー上達に悩む

スキーヤーの多くは

この股関節の切り替えが

正しく出来ていないケースが

圧倒的に多いです。

 

 

 

左右差で悩んでいる方も

特にですね!

 

 

股関節の切り替えが

いまいちピンとこない場合は

こちらの動画で確認して下さい。

 

 

 

 

3要素目を見ていただくと

分かるかと思います。

 

 

 

股関節の話を出すと

必ず出てくるのが

 

 

正対で滑る、

腰外れはNG、

ターン前半はストレート軸

 

 

といった色々な意見です。

 

 

 

ただ、それらはあくまでも

状況や行いたい滑り、

本人の感覚など

場面場面で調整していくものであって

絶対的なものではありません

 

 

 

ただ先ほどもお伝えした様に

アルペン、基礎スキーに限らず、

ある一定のレベルのスキーヤーは

どんなスタイルの滑りでも

確実に股関節の入れ替えは起きています。

 

 

 

 

本当に股関節の動きが

必要ないのであれば

一度股関節をギプスか何かで

固定して滑ってみれば分かる事です。

 

 

 

つまり切り替えで

まず確認しなければいけないのは

荷重比でも、角付け方法でもなく、

そもそも絶対的に必要要素である

 

 

 

 

 

【股関節の切り替え】が

きちんとおこなわれているか?

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

ただこれほど重要な事でありながら

この部分を最優先で練習するケースは

殆どありません。

 

 

 

実は【絶対に共通して行っているもの】には

ある落とし穴が存在しているからです。

 

 

 

 

絶対的に共通していることの落とし穴

 

さてここまでで

【絶対に共通して行っている事】で

股関節の切り替えがある

という事をお伝えしました。

 

 

 

この股関節の切り替えが

できないまま、

いくら他の要素を積み上げても

なかなか上達はしていきません。

 

 

 

しかしこれ程

重要な要素でありながら

最優先で練習しているケースは

殆どありません。

 

 

 

直接のレッスンや

オンライン塾などを通して

この股関節の動きを練習すると

必ずと言っていいほど

 

 

「なんでこんなに重要な事を

 今まで教えてもらう機会が

 なかったのでしょうか?」

 

 

と皆さん驚きます。

 

 

 

その理由は

【絶対に共通して行っている事】には

必ず落とし穴があるからです。

 

 

それは

 

 

 

 

 

当たり前すぎて

意識してない

 

 

 

 

という落とし穴です。

 

 

 

 

以前メルマガで

お伝えしましたのですが

走り方を教えようと思ったら、

腕の振りやモモ上げなどが思い浮かび、

脚と腕は左右逆を出すという

【絶対に共通して行っている事】には

触れないですよね?

 

 

 

 

「いやそんなの当たり前でしょ!」

 

 

 

と誰もが思いますし、

わざわざ毎回意識して

行っていないはずです。

 

 

スキーにおいての

股関節の入れ替えも

トップ選手や指導者にとっては

それと同じ位当たり前の事なんです。

 

 

 

しかし脚と腕を左右別に

出せない人が

(緊張して行う運動会の更新や

卒業証書授与くらいで

普通はそんな人はいませんが)

 

 

モモ上げや腕う振りを

意識しても速く走れるように

なりませんよね?

 

 

 

それと同じく

やはり股関節の入れ替えが

きちんと行われず

左右差があるスキーヤーが

他の動作をいくら意識しても

左右差は変わらず上達はしていきません。

 

 

 

ですから今の世の中

山のように溢れている

スキー上達法の情報を見ても

スキー上達に悩むスキーヤーが

減らないという訳です。

 

 

 

 

色々な情報を手に入れる時は

その要素ができる為の

【絶対に共通して行っている事】を

自分が満たせているか

考えてみてくださいね!

 

 

 

因みに私が解剖学的な観点からの

考察を重要視しているのも

人間の関節というものは

【絶対的に共通している事】に

限りなく近いからです。

 

 

 

限りなく近いと表現したのは

たまに脊柱が1つ多い人がいるなど

絶対的ではないケースがあるからです。

 

 

 

とはいうものの

やはり関節運動が

劇的に違う事はないですが。

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

なぜ9割のスキーヤーは足首が正しく使えないのか?スキーで後傾ポジションを左右する決定的な勘違い 334

読了までの目安時間:約 12分

 


 

「スキーにとって

 何が一番大事ですか?」

 

 

この質問に対して

数ある回答の中でも

上位に上がるのが

 

 

 

 

ポジション

 

 

 

です。

 

 

 

このポジション次第では

スキー板の動きが

大きく変わります。

 

 

 

ですから毎年シーズン初めになると
必ずテーマに挙あがるのが
ポジション確認ですし、

 

 

ポジションが間違っていると
そのシーズンずっと間違ったまま
滑っている…

 

 

ということになりかねません。

 

 

ただ一言でポジションと言っても
本当に様々な要素が

組み合わさっている為、

 

 

 

「ポジションが悪いよ!」

 

 

 

と言われて直せるのは

そもそもいいポジションを

知っている人でなければ
難しいです。

 

 

 

そこで今回は
数あるポジションの要素中で
前後のポジションについて
触れていきたいと思います。

 

 

 

 

前後のポジションを決めているのは?

 

スキーヤーを悩ませる
最も多い悩みが

 

 

ポジションの【後傾】

 

 

 

ですね!

 

 

陸上とは違い
雪上では板という足場が
どんどん前に進んでいくので
正しい動きをしなければ
当然ですが置いていかれます。

 

 

『後傾にならない様に
 ポジションを前に!』

 

 

と意識するだけで
直るのであれば
問題ありません。

 

 

 

しかしあなたが
意識しても後傾ポジションに
なってしまうのであれば

 

『どの関節を

 どう動かせば直るのか?』

 

 

 

という

 

 

【関節運動】を
知る必要があります!

 

 

 

 

あなたは

 

 

「前後のポジションを決めている
 関節はどこですか?」

 

 

と聞かれて
何が思い浮かぶでしょうか?

 

 

 

・上体

・骨盤の前傾後傾

・股関節の角度

・膝の角度

・足首の角度

 

 

 

などなど色々と
出てくるかと思います。

 

 

もちろん全て関係はしてくるですが
絶対的にここは

出来ていなければいけない
という関節があります。

 

 

それが

 

 

 

【足首】

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

その理由は
何度もメルマガやブログ、
Youtubeなどで
配信しているので
聞いたことがあるかもしれません。

 

 

 

足首は人間という構造物の
1階部分ですので、
この角度が後ろに行けば
その上に乗っている
他の部分がどんなに前に倒れようとしても
物体としては後ろに倒れます。

 

 

 

 

逆に他の部分が
後ろに行こうとしても
足首が前方向に曲がり続ければ
前に倒れます。

 

 

 

この様に構造上
当たり前の内容なんですが、
この足首の意識をしても
後傾が直らないスキーヤーの方が
多くいます。

 

 

 

 

なぜ足首は意識しても直らない?

 

指導で何度も注意され

自分でも意識しているにもかかわらず

なぜ足首が使えるようにならないのか?

 

 

 

なぜなら

 

 

 

 

スキー界には
足首を正しく使えないようにする
沢山の常識が

溢れているからです!!

 

 

そもそも足首を使えと言われても
その使い方を教えてもらっていない
というのもありますが、
何よりも壁となっているのが
スキー界では常識となっている
【ある固定観念】です。

 

 

 

今回はその固定観念の

代表的なものについて
考えていきたいと思います。

 

 

じつは考えていくといっても

 

 

 

 

・固定観念にとらわれていないか?

 

 

・足首を正しく使うという事を
 理論的に理解しているか?

 

 

 

 

一発で分かる質問があります。

 

 

 

それが

 

 

かかと側(くるぶし下)に

体重を乗せながら
ポジションを前にできますか?

 

という質問です。

 

 

 

 

きっとサポートメンバーの方や
以前募集した動画講座の
【正しい足首の使い方講座】に
ご参加いただいているのであれば

 

 

 

「YES!!」

 

 

 

と即答できるはずです。

 

 

 

しかし正しい足首の使い方を
知らない場合は
さっぱり意味がわからないと思います。

 

 

なぜなら

 

 

 

かかと側(くるぶし下)に
体重が乗ると
ポジションが後傾

 

 

 

つま先側に体重が乗ると
ポジションが前

 

 

というのがスキー界では
常識となっています。

 

 

 

 

スキー界ではというか
日常生活においても
常識ですね!

 

 

 

 

実際に"その場"
踵側に体重を乗せれば
ポジションは後ろに行きますし、
つま先側に乗れば
ポジションは前に行く場合が
殆どです。

 

 

 

 

しかし先ほどもお伝えした通り
その常識とは逆に

 

 

正しい足首の使い方が出来る人たちは
かかと側に乗ると
ポジションが前になり、
つま先側に乗ると後ろになります。

 

 

 

この足首の使い方を
詳しくまとめた
【正しい足首の使い方講座】の

感想の多くは、

 

 

 

 

「これまでの常識とは

 真逆です!!」

 

 

 

といった反響が
非常に多くありました。

 

 

 

 

それぐらい
この固定観念は
強いとも言えます。

 

 

 

 

どうして真逆の感覚なの?

 

きっと固定観念側の

感覚の方からしたら、

 

 

 

「いやいやどう考えても

 つま先に乗れば重心が前で

 踵に乗ると重心が後ろでは?」

 

 

と思うはずです。

 

 

 

この真逆の感覚になる原因は

 

 

 

現象の捉え方の違いです!

 

 

 

例えば電車で急ブレーキがかかり

身体が前方に

投げ出されそうになります。

 

 

 

その時あなたの足裏は

何処で踏ん張るでしょうか?

 

 

分かりづらければ

崖っぷちで下をのぞき込むシーンを

思い浮かべてもOKです!

 

 

 

共通する事は

 

 

 

 

これ以上前には

いきたくない状況

 

 

 

 

です!

 

 

 

どうしても頭で考えても

イメージできなければ、

直立していて、

不意のタイミングで

後ろから押してもらえば分かります。

 

 

あっ、ちなみに

押されると分かっていて

予備動作で後ろに

体重をかけておくのはNGです!

 

 

正しく人間の本能通りに

動けたのであれば

つま先にに荷重がかかって

踏ん張ります!

 

 

 

つまり

 

 

 

前に行かないように

踏ん張るときが

つま先なんです!

 

 

 

でもこの状態を

前側に重心がかかっている、

つまりポジションが前だと

認識してしまうのも分かります。

 

 

 

 

これぞ

現象の捉え方が真逆

という事です!

 

 

もしあなたが

ポジション後傾で悩んでいるとしたら、

あなたがポジション前傾だと

思っているところは、

実はポジションを

前に行かせないように

ブレーキをかけている状態かもしれません…。

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキー初心者から上級者まで!プルークボーゲンの練習に隠された本質は? 333

読了までの目安時間:約 9分

 


 

スキーシーズンの初めに

まず行う基本練習は何でしょうか?

 

 

 

低速の基本練習において

必ずといっていいほど

行われているのが

プルークボーゲンでの練習です。

 

 

 

シーズンインの頃は

まだコース幅も狭く、

スピードにもなれていないこの時期は

プルークボーゲンを用いた練習は

必須といってもいいはずです。

 

 

 

しかし多くの場合、

このプルークボーゲンが

 

 

 

実際に目指している

滑りの上達に繋がらず

練習の為の練習

 

 

 

になってしまっています。

 

 

 

練習のための練習とは?

 

 

練習の為の練習と言われても

いまいちピンと

こないかもしれません。

 

 

 

簡単にいってしまうと

 

 

 

 

プルークボーゲンが

上手くなっているだけ

 

 

 

 

という事です。

 

 

「えっ!?プルークボーゲンが

 上手くなるのがいけないの?」

 

 

と思われたかもしれませんが

そうではありません。

 

 

 

もちろんプルークボーゲンが

上達したいのであれば

OKなんですが、きっと

 

 

 

パラレルスタンスで

滑る状態で何かしらの

上達を目標

 

 

 

としている人が

ほぼ100%なはずです。

 

 

 

 

しかしながら

低速のプルークボーゲンで

一生懸命練習したにも関わらず

結局パラレルで滑ってみると

同じ癖を注意されている

 

 

 

この様な状態に

陥っているのであれば

そのプルークボーゲンの練習は

練習の為の練習になっている

可能性が高いですね!

 

 

 

トップ選手の中には

 

「パラレルスタンスとプルークボーゲンは

 根本的に重心位置や

 運動要素などが違うから、

 プルークはほぼやらない」

 

 

 

という人もいます。

 

 

 

「えっ、渡辺さんも

 レッスンでプルークボーゲン

やらないんですか?」

 

 

 

 

といった声も聞こえてきそうですが、

もちろんやりますよ(笑)

 

 

 

 

ただ必ず組み込まれているのが

 

 

 

 

目標とする

パラレルスタンスでの滑りに

繋がりがある

 

 

 

 

という部分です。

 

 

 

 

ここがないと

練習の為の練習に

なってしまいますので。

 

 

 

パラレルにつながるプルークボーゲンって?

 

 

上記の内容を読んで

 

 

「具体的にパラレルに繋がる

プルークボーゲンの練習って

どんなものがありますか?」

 

 

といった疑問を

持ったかと思います。

 

 

 

正直その人それぞれ

取り組むべきものは

違ってくるのですが、

1つパラレルに繋がる

プルークボーゲンの

目安をお伝えします。

 

 

 

 

それはずばり

 

 

 

 

それって

パラレルスタンスでも

できるの?

 

 

 

 

という部分です。

 

 

 

 

 

プルークボーゲンの特性上

脚をハの字に広げている為

『内脚の支え』があります。

 

 

 

 

 

プルークボーゲンで

行われている練習の殆どが

この『内脚の支え』がなければ

出来ないものばかりです!

 

 

 

例えばよくある練習として

外脚をグイグイ外に押し出す

練習があります。

 

 

 

 

確かにその時は

外脚にしっかり圧を感じますが

内脚の支えなしに

あの動作を行うのは不可能ですよね?

 

 

 

他にもターン前半の

長い軸をつくる感覚を

プルークボーゲンで行う

練習もよくあります。

 

 

 

これもその時は長い軸や

深い傾きを感じられるかもしれません。

 

 

 

しかしパラレルスタンスになれば

当然内脚の支えは

なくなりますので

これまでプルークボーゲンで

出来ていたものが

出来なくなるのは

当たり前の事です。

 

 

 

 

プルークボーゲンだと

外脚を押せる、外脚に力が加わるのに

パラレルになると外脚に乗れない…

 

 

プルークボーゲンだと

長い軸が取れるのに

パラレルになると内倒する…

 

 

 

といったスキーヤーの多くは

正にこのケースに当てはまります。

 

 

 

パラレルで出来るかどうやって確認する?

 

 

「それってパラレルスタンスでできるの?」

 

 

 

といった問いを

確認する具体的な方法を

一つご紹介すると

 

 

 

ターン中に「内脚上げて!」

と言われたら

すぐに上げられますか?

 

 

というものです。

 

 

 

 

これが出来るのであれば

実際プルークボーゲンで行っていても

内脚上げてそろえれば

パラレルになるので

繋がりがあるといえます。

 

 

 

 

因みに勘違いしないように

気を付けたいのが

 

 

 

『内脚を上げる練習=パラレルに繋がる』

ではないですからね!

 

 

 

あくまでも

 

 

 

プルークボーゲンで行っている

練習の質を確認する方法として

その練習を行っている最中に

内脚を上げられるか?

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

内脚の支えを利用している場合は

上げられないので

気を付けてくださいね!

 

スキー技術

スキー板への荷重が重いのはターン前半?ターン後半?332

読了までの目安時間:約 11分

 


 

今回の内容は

スキー界あるあると

言える内容です。

 

 

それが

タイトルにも書いたように

ターンの中での

板に対する重み、

要は力をかけていく感覚です。

 

 

シンプルに荷重と

いってもいいでしょう。

 

 

あなたは

 

 

①ターン前半に重くして

ターン後半を軽くしていく

 

 

 

②ターン前半は軽くして

 ターン後半に重くしていく

 

 

 

どちらのイメージで

滑っているでしょうか?

 

 

 

実際に出来る出来ないは別にして、

 

 

「そういったように滑りたい!」

 

「そのように普段から指導されている!」

 

 

でも構いません。

 

 

 

まずは一度考えてみて下さい!

 

 

 

ターン前半派?ターン後半派?

 

さてあなたの感覚は

どちらだったでしょうか?

 

 

 

正しいか間違っているか

審査しているわけではありませんの

ご安心ください(笑)

 

 

いつもお伝えしていますが、

本人が理想の滑りが出来ているのであれば

どんなイメージでもOKなんです!

 

 

例えば

 

 

 

「自分の荷重配分は

 内脚100で外脚0だ!」

 

 

 

と言っている人は

スキー界の常識としては

それはないだろう・・・

といった感じですが、

本人がそれで理想のターンを

描けるのであれば問題ありませんよね!

 

 

大事なのは

今の自分の滑りが変わらない場合は

どんな考え方にエラーがあるのか

知る事です!

 

 

以前メールマガジンで

同じ質問でアンケートをとったところ

この様な結果になりました。

 

 

 

 

①ターン前半重くてターン後半軽い

44%

 

②ターン前半軽くてターン後半重い

56%

 

 

 

やや差はありますが

ほぼ半々という結果になりました。

 

 

 

これはあくまでも

自分のイメージなので

正解不正解はないですからね!

 

 

 

どちらのイメージをとっても

自分が思う様に滑れていればOKです!

 

 

 

 

そしてここからが本題です!

 

 

 

きっとアンケートの質問を

 

 

「どちらの内容で

 指導された経験があるか?」

 

 

 

と言われたら

またアンケートの結果は

変わってくるはずです。

 

 

 

 

スキー界でよく使われる指導内容は

 

 

「ターン前半からしっかり捉えて

 重さを乗せて、

 後半は早めに仕上げていく」

 

 

 

といったような

 

 

『ターン前半で重く

 ターン後半は軽く』

 

 

という内容です。

 

 

 

これは私も学生時代

コーチからさんざん言われました。

 

 

 

「もっとターン前半の捉えを早く!」

 

「ターン前半から重さを乗せていけ!」

 

「ターン後半乗りすぎるな

 ポール過ぎるぐらいで

 もう早めに切り替えるんだ!」

 

 

 

基礎スキーでも

ターン前半から重さを乗せる

という内容はよく言われますよね!

 

 

 

 

 

ターン前半が重いことはありえるか?

 

もしあなたが

 

 

 

「ターン前半は

 軽くて後半重くしていけ!」

 

 

 

と言われたら

どう感じるでしょうか?

 

 

 

 

アンケートの結果と同じように

意見が分かれるところだと思います。

 

 

 

 

でも

 

 

 

物理学上、

ターン前半が重くて

ターン後半が軽いなんて

ありえません!

 

 

 

あり得ないんですが

そのような内容を発信すると

意見が真っ二つに分かれます。

 

 

 

大分昔に、

板をたわませる為には

ターン前半では

圧力をかけないで

中盤から後半にかける

といった内容の動画をアップしました。

 

 

コメント欄を

見ていただくと分かると思いますが

意見が真っ二つですよね(笑)

 

 

 

前回のメルマガでも

お伝えした様に

本人が理想の滑りが出来ていれば

どっちでもいいのですが、

スキー界には不思議な現象が起きています。

 

 

それは

 

 

 

スキー界の指導のベースは

前半から重くして

後半は早めに軽くするという内容は多い

 

 

 

しかし選手の感覚は

ターン前半は余計な事はしないで

後半乗り込んでいくといった内容が多い

 

 

 

というものです。

 

 

 

今回のスキーグラフィックの

特集動画で技術選トップ選手の

井山啓介選手が

一般スキーヤーの悩みに答える

イベントの動画あります。

 

 

その一部がyoutubeに

載せてあるのでご覧ください。

 

 

 

 

ご覧いただければ

分かると思いますが、

質問者の方の様に

一般的な指導で言われている

前半を重くするという事は

 

 

 

 

「絶対無理!!」

 

 

 

 

と何度も言ってます。

 

 

 

 

理論もシンプルですよね

重力はターン後半方向(谷側)に

働いているから。

 

 

物理学上無理な話で

重力の概念を知れば

小学生でも分かる理論なんですが

スキー界でよく言われる内容は

動画の質問している方と同じように

 

 

 

「ターン前半を重くして

 後半は圧力を受けたくない」

 

 

 

というものです。

 

 

 

もちろん

なぜスキーの指導者の多くが

物理学上無理な現象でありながら

 

 

 

「前半の重く!後半圧を受けない!」

 

 

 

と言っているのか

理由はあります。

 

 

 

それを話し出すと

また長くなるので

別の機会にしますが、

 

 

 

 

今回シーズンinの前に

ぜひ考えて欲しい内容が

スキーグラフィックの特集で

組まれていたのでご紹介しました!

 

 

 

 

今回の内容を聞いて

あなたのイメージや

普段言われている指導内容と

どう整合性を取っていくか

整理してみて下さい!

 

 

 

まぁシンプルに

「ターン前半を重く!」と言われたら、

今回のスキーグラフィックの動画を見せて、

 

 

 

「これは真逆の内容ですが

 これとはどう違うのですか?」

 

 

 

 

と聞いてみれば

簡単なんですが

かなり面倒くさい人に

思われるかもしれませんので

自己責任でお願いします(笑)

 

スキー技術

スキーロボットから分かる前後差誤解とスキーの本質!さらにはオフトレの順序まで!? 331

読了までの目安時間:約 15分

 


 

これまでの記事で

股関節を主体とする動作での

滑りをお伝えしました。

 

 

股関節の動きだけで

ほぼほぼ人間がスキーしているのと

同じ様にスキーロボットも

滑っていますよね!

 

 

普段私の発信で

股関節の動きのことを

最優先でお伝えしている理由が

何となくでも伝わると嬉しいです。

 

 

 

さて今回は少し変わった動作を

主体とした滑りをご紹介します!

 

 

この動画を通して

見ていただいているのであれば

お気づきかもしれませんが

前後差を主体とした滑りです。

 

 

スキーロボットの動画の

3:03~3:25をご覧ください。

※引用 福井大学の清水史郎先生 youtubeより

 

内脚を引き

外脚を前に出す事で

ターンが出来ていますよね!

 

 

テレマークスキーは

まさにこのような動作が

ベースとなっています!

 

 

戦車が方向転換する時も

外側のキャタピラが前に進み

内側のキャタピラが後ろに進むと

その場でクルッと回転します。

 

 

この原理をベースに考える

選手や指導者は

 

 

「外脚を前に出して

 内脚を後ろに引く!」

 

「テレマークがそうでしょ!」

 

 

という指導内容を

良く使います。

 

 

 

これも一見論理的に

問題ない様に思えますが

実は大きな弱点も潜んでいます。

 

 

基本となる動作と真逆の現象が起きる

 

 

それは

 

 

股関節主体の滑りとは

前後差が逆になる!

 

 

という部分です。

 

 

このスキーロボットの動画で

最後に股関節主体の滑りが

出ていますが

5:08秒辺りと5:20秒辺りで

一時停止をしてみると

よく分かります。

 

前後差はどうなっているでしょうか?

 

 

これまでにお伝えした

外脚前、内脚引くとは逆で

外脚が後ろ、内脚が前なのが

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

実は股関節が正しく使えると

このテレマークの様な

前後差とは逆の現象が生まれます。

 

 

これは以前ご紹介した

テッドリゲティ選手の

映像でも同じように

ワールドカップ選手の滑りを

上から撮影した動画をみても

上記と同じ前後差が生まれます。

 

 

 

※引用 テッドリゲティ選手Facebookより

 

 

 

オーストリアメソッドの

ベースとなっている

アルペン基本姿勢も

内脚をブーツ程前に出して

外脚が後ろになる前後差をつけると

説明があります。

 

 

 

逆にスキーロボットの

前後差動作を主体とした滑りを

もう一度見ていただくと

股関節の動きはほぼなく、

足首の曲げ伸ばしが主体ですよね?

 

 

実際スキーはブーツを履いているので

テレマークはブーツの踵が浮く仕組みで

この動作を再現しています。

 

 

つまりテレマークの様な

板が前後に動かしやすい上体ですと

これだけで曲がれて楽なのですが、

 

 

 

実際ハイスピードで

強い外力に耐えなければ

いけない場合はこの外脚前で内脚引く

という動作主体の滑りだと

厳しくなります。

 

 

また冒頭でもお伝えした

外脚前内脚引くと

提唱している指導者の多くも

実際ハイスピードの小回りを行うと

外脚後ろ、内脚前の

前後差になっています

 

 

これは意識と

実際の現象のズレの場合が

多いですね。

(本人はそう意識で滑っていても

 実際の現象は違う状態の事)

 

 

これを分かって上で

意識しているんであれば

問題ありませんし、

外脚前の内脚引く動作を

主体としたスキーロボットの滑りが

自分の目指す理想形の滑りなのであれば

OKです!

 

 

 

意外と人間が行うと

外脚前の内脚引く動作以外に

たくさんの動作が入っています。

 

 

今回ご紹介した様に

本当に外脚前の内脚引く動作だけ

使って滑ると

こういう滑りになるんだという事は

頭に入れておいてくださいね!

 

 

 

あなたはどこの関節を主体に練習をしていますか?

 

さてこれまでに
スキーロボットの滑りを通して、

 

『ある一つの動作を主体としたら
 どの様な滑りになるのか?』

 

という部分を見てきました。

 

 

・足の曲げ伸ばしが主体

・股関節の左右の動きが主体

・股関節のひねりが主体

(実際は左右の動きも含まれている)

 

・足の前後差が主体

 

 

あなたがが思い描く理想の滑りは
どの動作が主体の滑りだったでしょうか?

 

どれもターンはできるわけなので
沢山の技術論が溢れているのも
仕方がないようにも思えます。

 

 

では最後にお伝えしたいのは

今回ご紹介している

動作の複合系です!

 

 

これまでにさんざん動画を
ご覧いただいているので
すでにお気づきかもしれませんが、
スキーロボットの動画の
3:57~4:24をご覧ください。

 

 

※引用 福井大学の清水史郎先生 youtubeより

まさにスキーですよね!!

このスキーロボットの滑りには
どの動作が含まれているか
分かるでしょうか?

 

 

見た目だけで言うと
その少し前の
股関節のひねり動作主体
滑りと似ていますが
もう1つ大きな要素が
含まれています。

 

それがこのスキーロボットシリーズの
最初にお伝えした
脚部の曲げ伸ばしです!

 

 

3:57で一瞬スキーロボットが
沈み込むのが分かるでしょうか?

その後切り替えの時に
足の長さが伸びています。

 

この曲げ伸ばしが加わる事で
より一層上手に滑る人間の動きに
近づきますよね!

 

 

なぜこれほどまでに
人間の滑りに近いのかと言うと
スキーの基本となる
3要素がきちんと出来ているからです。

 

 

その3要素は

 

 

1.角付け(股関節の左右の動き)

2.回旋(股関節のひねり)

3.荷重(足の曲げ伸ばし)

 

 

ですね!

 

スキーロボットが行っている動作は
ばっちりこの3要素を満たしています!

 

 

さてここで気を付けたいのが
脚の曲げ伸ばしと言っても、
このシリーズの最初に紹介した
脚の曲げ伸ばし主体の滑りとは
真逆の動きだという事です!

 

 

動画の最初に戻ると
脚の曲げ伸ばし主体での
滑りがありますが、
外脚を伸ばすことをきっかけに
ターンをして、
切り替えの時に曲げて
戻していますよね?

 

一方今回ご紹介している
股関節のひねり+左右の動きと
組み合わせた足の曲げ伸ばしは
ターン合わせて脚を曲げていき、
切り替えで伸ばしています。

でもこのような内容を聞くと

 

 

「あれ?ターン前半で脚を長くするって
 言われてきたんですが?」

 

 

「脚を長くすることで
 力が出るって習ってきました!」

 

 

という意見も多いです。

 

 

これには色々とからくりがあるので
違う機会にお伝えしますが、
まずはスキーロボットの動画を見て
どちらの滑りが自分とって良いと感じるか
確かめてみてください。

 

 

このシリーズの最初に
お伝えした通り、
ロボットの良いところは
プログラムされている動作以外の
余計な事をしないところです!

 

 

人間は色々な動作を
それこそ無意識に組みわせているので
実際に本人が着目している動作とは
別の動作を行っているケースは
珍しくありません。

 

だからこそ
人それぞれいう事が違うし、
指導内容も違います。

 

ただ今回のスキーロボットを
見ていただくと分かると思いますが
ベースとなる動きは
実はシンプルなんです。

 

 

今回はプログラムされた動作を

ただこなすだけですが、

ここにさらに画像分析や

音声認識による

コミュニケーションといった

AI機能が入ったとすれば・・・

 

 

分かりやすい見本に、

的確な分析、表現、

ですからこのテーマの最初に

【スキー指導はAIロボットに奪われる?】

といったブログタイトルを書いたわけです。

 

 

ただ一つ誤解しないよう言っておくと
シンプル=簡単ではありませんからね!

 

 

 

さらにスキーロボットから学ぶオフトレの取り組み

 

最後に雪上技術だけではなく

オフトレの取り組みべき順序まで

スキーロボットから学んじゃいましょう!

 

 

それは

『自分が行っている取り組みとの
 照らし合わせ』

です!

 

 

と、言われても
イメージが湧かないと思いますので
具体的にお伝えしていきます。

 

 

 

まずこのスキーロボットは
動力を持っていません!

 

 

 

ただ落下しているだけですよね?

要は自らエネルギーを発しているわけでは
ないという事です。

 

 

その落下中に
様々な関節となる部分を
動かしている事で
ターンをしています

 

 

でも多くのスキーヤーが
オフトレなどでまず取り組むのが
自ら発するエネルギーを鍛える
取り組みです。

 

 

もちろんこのロボットが
フニャフニャの素材で
出来ているのであれば
動作をしてもそこにかかる
力に耐えられず
すぐに転倒してしまいます。

 

 

それと同じように
スキーをしていて
その外力に耐えられず
崩れ落ちてしまう、
へたりこんでしまうのであれば、

ロボットが素材の剛性を
確保するのと同じように
その力を確保する事は最優先です。

 

 

でもそうでないとしたら
最優先で行うべき取り組みは
なんでしょうか?

 

 

 

そしてその最優先で
取り組むべき内容として
もうひとつ注目して欲しいのが
このスキーロボットは
下半身しか動かしていない
という点です。

 

 

人間には多くの関節があり
自由に動かせるのに対して
このスキーロボットは
股関節の部分と
膝足首の曲げ伸ばししかありません

 

 

 

その股関節も私たちの様な
自由度はありませんし、
上半身にいたっては
ただの塊です。

 

 

ですがスキーの3要素を満たした
滑りはとてもスムーズで
上手でしたよね!

 

 

きっとあなたも
これまでに

上半身の向きや腕の構え、
ストックの位置や
目線の方向など

様々な事を言われたり
意識していると思います。

 

もちろんそれが
間違っているわけではありませんが、
最優先で取り組むべきは
いま意識している事なのか?

 

 

というのはスキーロボットの
滑りを通して
一度シーズン前に
考えてみてください!

 

 

シーズンで目指すべき方向を
間違えるとそのシーズンが
水の泡になってしまう事は
珍しくない事なので!

 

スキー技術 トレーニング論 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

ハイブリットスキーからの脱却!スキーロボットが教えてくれるスキー上達の為に動かすべき関節とは? 330

読了までの目安時間:約 12分

 


 

 

前回の記事で

ロボットスキーの

脚の伸展動作主体の滑りを

ご紹介しました。

 

https://skiers-lab.com/%e8%ba%ab%e4%bd%93%e8%ab%96%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%b8%e3%82%ab%e3%83%ab%e9%96%a2%e4%bf%82/ai%e3%81%ab%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e6%8c%87%e5%b0%8e%e3%81%af%e5%a5%aa%e3%82%8f%e3%82%8c%e3%82%8b%ef%bc%9f%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%83%ad%e3%83%9c%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%8b%e3%82%89%e5%ad%a6.html

 

まさに昔推奨されていた

ハイブリットスキーさながらの

滑りですね!

 

 

イメージしづらい場合は

こちらのスタートから

50秒辺りまでをご覧ください。

 

※引用 福井大学の清水史郎先生 youtubeより

 

 

本当かどうか分かりませんが

紙コップの様な

片方の円が小さくて(内脚が短い)

片方の円が大きければ(外脚が長い)状態、

つまり円錐台の形を転がすと

曲がっていきます。

 

 

スキーのハイブリットスキーも

この円錐台の理論が

ベースになっているとの噂ですね。

 

ロボットだと大丈夫だけど人間だとダメな理由

 

 

この理論をスキーロボットが行うと

動画の様に問題なく滑れます。

 

 

ですからあながち間違いではない様に

思えてしまうのですが注意が必要です。

 

 

なぜなら人間が

脚部の伸展動作のみで

ターンを行うと

大きな問題が発生します。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

 

人間の脚は開くからです!

(開脚するから)

 

 

 

 

スキーロボットの脚は

開かないので

パラレルをキープして

曲がっていきますが、

当然人間は脚が開きます。

 

 

 

そうすると

短くなって荷重がかかった

内脚だけターンをしていき

外脚は直進していく

股割り状態になるわけです。

 

 

 

実際そこまでには

ならなくても、

そういう現象が表れている

エラーがありますよね?

 

 

 

そうシェーレンです!

(トップが開く逆ハの字の形)

 

 

 

もちろん本来スキーの滑りは

滑りを見ても分かる通り

内脚が短くて

外脚が長いです。

 

 

でもシェーレンになっていたり、

内脚荷重の内倒シルエットには

なっていませんよね?

 

 

ですから

【脚の曲げ伸ばし】が

悪いのではなく、

 

 

・シェーレン

・外脚乗れない

・内倒する

 

 

といったエラーが出る場合は

今回紹介した

【脚の曲げ伸ばし】の

質が間違っている、

もしくはそれ以外にも動作も必要

という事です。

 

 

 

本当に主体となる動作は?

 

スキーロボットは
【脚の曲げ伸ばし動作】
によってターンが出来る事や
実際人間がそれ“だけ”やると
エラーが出る事を
お伝えしました。

(曲げ伸ばしが悪いわけではありません)

要は純粋に脚の曲げ伸ばしだけで
ロボットはターンできますが
人間はターンできないという事ですね。

では次に紹介するのは

股関節動作主体のターンです。

 

股関節の動きには
大きく分けて、

・外転、内転という
左右への動き

・内旋、外旋という
ひねりの動き

があります。

 

 

 

下記

のスキーロボットの動きは
外転内転、つまり左右の動きです。

動画の4:25~4;40ですね。

 

 

 

この様に股関節が左右に動くと
板だの角付けが行われて
ターンが可能となります。

 

因みに何度も
SKIER`sLABのメルマガでは
お伝えしていますが
身体の構造上
膝の関節運動で
この左右の動きはありません

 

そうしているように見えますが、
実際膝は前後にしか
動かないですよね。

 

でも左右の動きを
無理やり膝で行うので
靭帯を切るといった
ケガをするわけです。

 

 

さて話を戻して
現在のスキーは
カービングスキーと言って
サイドカーブがあるので
この股関節の左右の動きがあれば
曲がっていきます。

 

 

いわゆるカービングターンとは
この動作が主となる運動です。

 

つまりカービングターンが
出来ないというスキーヤーは
この関節の左右の動きが
出来ていないという事が分かります。

 

 

 

この様に股関節の左右の動きは
スキーにおいて非常に重要なんですが、
この股関節の動きだけできれば良い
という訳ではありません。

 

 

股関節の左右の動きだけですと
ある問題に直面します。

 

 

板のサイドカーブなりにしか曲がれない

 

という事です。

 

 

 

もう少し簡単に言うと
“急な方向転換ができない”
という事ですね。

 

 

動画を見てもらうと分かると思いますが、
この動きだけで
コブ斜面や、小回りなどは
難しいですよね。

 

 

その場で板の方向をクルッと
変えることも不可能です。

 

 

要はターンで曲がる量を
調整しづらいとも言えます。

 

 

例えば
アルペンのジュニア選手の多くが
ビュンビュンとばしていますが、
実はこの股関節の左右の動きだけしか
習得していない為
スピードをだして角を使う技術しかない
というケースが多いです。

 

 

低速小回りや、
コブ、不整地苦手な
アルペンジュニア多いですよね。

 

 

そこでもう一つ重要となる動作が
出てきます!

 

 

まさにスキーそのもの!!

 

股関節の外転内転を使い

傾くだけでは

急な方向転換やスピードの

コントロールといった調整は

この動作だけでは難しいです。

 

 

 

そこでもう一つの重要な要素が

 

 

関節のひねり

 

 

ですね!

 

 

 

股関節には

内側にひねる内旋と

外側にひねる外旋があります。

 

 

その場で行ってもらうと

分かりやすいですが

外脚側が内側にひねる内旋状態

内脚が外側にひねる外旋状態です。

 

 

スキーロボットの滑走動画で言うと

3:27~3:55辺りの動きです。

 

 

最初の方は外脚だけ

ひねっていて、

最後は内脚もひねりを加えています。

 

 

このひねりがキレイに入ると

いよいよ人間が滑走している状態に

近づいていますよね!

 

 

この脚部のひねりは

これまでにご紹介した様に

股関節がベースとなっていますが、

この股関節のひねり動作が

根本的に正しく出来ないスキーヤーが

殆どです。

 

 

ですからひねりを意識すると

お尻がプリッと外れたり

ローテションになったりと

エラーが出てしまいます。

 

 

自分が正しく出来ているか

気になる場合はこちらの動画にある

チェックテストを

行ってみて下さい。

 

骨盤の向きを変えないで

このロボットのように

しっかりひねり動作が出来るか

陸上でしっかり確認して下さいね!

 

 

 

因みにもう1つひねりについて

重要なポイントをお伝えしておきます。

 

 

実はこの動画もそうですが

スキーをしている時のひねりには

正しく出来ていると

自動的に前回紹介した

股関節の内転外転、

つまり左右の動きが自動で入ります。

 

 

そうでなければ

純粋にひねるだけですと

板の向きが変わるだけで

そのまま下に滑落していく

状態になるはずですよね?

 

 

しかし実際しっかり板が噛んで

曲がっているという事は

左右の動き、つまり角付けが

されているという事です。

 

 

 

股関節の左右の動きと

股関節のひねりの動きが

組み合わさるだけで

ほぼスキーの基本的な動作ができる

 

 

という事が

シンプルな動きしかできない

スキーロボットだからこそ

分かっていただけたかと思います。

 

逆にこの核となる

動作が出来ないのであれば

いくら練習しても

なかなか上達しないのも

当然ですよね。

 

 

さて次回の記事は

もう1つ少し変わった動作が主体の

滑りをご紹介しますね!

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

AIにスキー指導は奪われる?スキーロボットから学ぶ動作の本質 329

読了までの目安時間:約 13分

 


 

最近ではよくAIに仕事が奪われると

言われておりますが、

スキー指導はまだまだ人間の仕事だと

思われている方が殆どだと思います。

 

 

しかし実際は

そうではない可能性が私はあると

思っています。

 

 

いきなり何を言い出すのかといった

タイトルですが、

それにはきちんと理由があります。

 

 

まずは今のスキー業界の

指導状況を

考えてみましょう。

 

 

 

今のスキー技術指導の現状は?

 

スキーの技術要素は

本当に様々な意見があります。

 

 

その理由は

『人それぞれ感覚が違うから』

という部分が強いですが

もう1つ大事なポイントが

隠されています。

 

 

それは

 

 

違う動作であっても

ある程度滑れてしまうから

 

 

という理由です。

 

 

今は板の性能がいいので

多少間違った動きをしても

ターンが出来てしまいます。

 

 

もちろんレジャーで楽しむ分には

これほどありがたい事はないのですが

技術向上を目指すスキーヤーにとっては

少々厄介な部分でもあります。

 

 

例えば車を使って、

ただ移動するだけなら

自動運転は勿論のこと、

それに近い前の車の自動追従や

車線からはみ出ない運転サポートは

ありがたいですよね。

 

 

 

でもサーキットなどで

運転を楽しみたい、

運転技術を磨きたい場合

正直その自動サポートは

弊害にもなるわけです。

 

 

 

ですからまずは

 

・どの様な動作が

 自分の滑りのベースに

 なっているのか?

 

そして

 

・目指している滑りは

 どの様な動作がベースなのか?

 

といった部分を

シーズン前に知っておく必要があります。

 

 

 

ただ人間の動作は

複雑でなかなか

パッと見で

『この動作が主流となっている!』

というのは分かりづらいです。

 

 

 

そこでよいお手本となるのが

ロボットです!

 

 

今回冒頭で、

AIとお伝えしましたが

今回お伝えする内容を

正しく表現すると

AIではなくロボットです!

 

 

ただAIを駆使して分析するから

ロボットがよいお手本

という事ではありません!

 

 

ではなぜロボットが良いお手本になるかという

理由をお伝えしていきます!

 

 

ロボットだからこそ分かりやすい!

 

あなたは

スキーロボットを

ご存知でしょうか?

 

 

特に日本で有名なのは

福井大学の清水先生の

スキーロボット研究です。

 

 

実はその実験内容の

本が出ているのですが

その本が出たのは

今から30年以上も前です。

 

 

私は学生の時に

たまたまこの本を手に入れていて

手元のあるのですが

昔の本ながら

正直スキー技術の

核心をついている本でもあります。

 

 

 

なぜ核心をついているかと言うと

関節運動を一つに絞る事で

 

『この関節を主体で滑ると

こういう滑り!』

 

というのを

分かりやすく

書いてあるからです!

 

 

この部分が明確になると

身体のどの部分を動かす事が

必要なのかが分かり、

その関節を動かしている身体の仕組みは?

といった解剖学的な話に繋がります。

 

 

 

本は出回っていないようですが、

Youtubeに動画は上がっていますし、

清水先生の研究をまとめたHPや動画もあります。

 

※引用 福井大学の清水史郎先生 HPより

 

HP:http://edu00.f-edu.u-fukui.ac.jp/~shimizu/topjapa.html

 

※引用 福井大学の清水史郎先生 youtubeより

 

 

もしあなたが

SKIER`sLABの発信を

日頃から楽しんで

読んでいただいているのであれば

面白く感じる可能性はありますが

 

 

「正直何となくイメージは分かったけど

自分の滑りにどう繋げるのか

よく分からない」

 

 

「すいません、こういうの見ていると

 眠くなってしまいます…」

 

 

という可能性も

あるとおもいます(笑)

 

 

ですから少しづつ

簡単に解説を入れていきますので

ご自身の滑りが

このスキーロボットの

どの滑りと似ているか

楽しみながら読んでいって下さい!

 

 

 

一般スキーヤーに多い滑りはどこ主動?

 

 

スキーロボットなんて聞くと

最先端なイメージですが

見ていただくと

シンプルな動きのロボットですよね。

 

 

これだけみても

「へぇ~」くらいで

終わってしまいますが、

このスキーロボットは

実はとっても重要な事を

教えてくれています。

 

 

むしろシンプルだからこそ

分かりやすい事もあるんです。

 

 

そこを解説していくのが

このブログの大事な役割だと

思っているので、

ぜひぜひ楽しみながら

読んで言って下さいね!

 

 

(眠くなるようなら

 スルーで大丈夫ですw)

 

 

そもそもの話を振り返ると

 

 

『なぜスキー技術には

 様々な理論があるのか?』

 

 

『人それぞれ感覚も違うし

 色々な動作でも

 ある程度滑れてしまう』

 

 

というものでした。

 

 

 

これでしか滑れません!

というのであれば

分かりやすいのですが

どんな動作であれ

ある程度滑れてしまうのが

違う意味で難しいところですよね。

 

 

しかもその動作は

人間が行っていると

複雑で分かりにくい…

 

 

そこで役立つのが

今回テーマにしている

スキーロボットなわけです。

 

 

 

さて前置きが長くなってきたので

早速解説を始めていきます。

 

 

 

ますあなたににお伝えする動作が

 

 

【脚の曲げ伸ばしによるターン】

 

です。

 

 

 

冒頭で紹介した動画ですと

スタートから0:53までの

動きになります。

 

※引用 福井大学の清水史郎先生 youtubeより

 

外脚を伸ばして

内脚を曲げると

キレイにターンしていますよね?

 

 

一般スキーヤーの中にも

 

【外脚をしっかり伸ばして

内脚をたたむ】

 

という意識をしていると

この様な動作をベースに

滑っている人が多いです。

 

 

 

さてあなたはこの滑りを見て

どう感じたでしょうか?

 

 

「普通に滑れているけど、

自分が目指す滑りではないな…」

 

と感じるケースが多いかと思います。

 

また、

「嫌な記憶が蘇ってきた」

という場合もあるかもしれません(苦笑)

 

 

嫌な記憶とは、

そうハイブリットスキーですね。

 

今では過去の記憶ですが

内脚主導で内倒気味に滑る方法です(笑)

 

 

いまいち分からない人は、

メンバーの方に

その当時が分かる

指導員講習の動画ありますと

教えていただきましたので

こちらをご覧ください。

※引用  youtube asondemitaさん動画より

 

 

まぁどんな滑りをしても

自由なので、

この滑りを目指しているのであれば

問題ないのですが、

この当時の癖を引きづって

悩んでいる人は多いです。

 

 

 

さて話を戻しますね。

 

いまでは上記の

ハイブリットスキーは

言われなくなりましたが、

今回紹介した

スキーロボットの滑りをみると

 

「あながち間違ってないのでは?」

 

と感じるかもしれません。

 

 

ハイブリットスキーは

このスキーロボットの動きの様な

理論をベースに考え出されたと

言われてもいます。

 

 

ロボットが行うと問題ないのに

人間が行うとおかしなことになる…

 

 

この理由があなたには

分かるでしょうか?

 

 

簡単に言えば、

スキーロボットのあの滑りをみて

 

 

「ほら内脚を曲げてそこに体重をかけ、

外脚伸ばせばターンできるって

ロボットが証明してるじゃん!」

 

と言われた時、

どう返すかという事です。

 

 

長くなりましたので

続きは次回の記事で!

 

 

 

スキー技術 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

オフトレで必要なスキー上達に重要な動作は目に見えない!?327

読了までの目安時間:約 8分

 


 

スキーの上達に必要な動作が

陸上で出来ないのであれば

根本的にいくら滑っても

上手くならないよね!

 

 

といった内容を

日々配信しておりますが、

なぜこの当たり前の様な内容が

まだまだふきゅう

実はスキーに必要な動作を

見つけるのが非常に難しいんです。

 

 

なぜならタイトルにもあるように

スキーには

 

 

“見た目にはうつらない動作”

 

 

が山ほどあるからです。

 

 

 

 

普段の陸上トレーニングや

雪上レッスンの際に

サポートメンバーの方が

もっとも口にするワードに

 

 

 

「これは言われなければ分からない」

 

「分かればそう見えるけど

 そんなことしている様には見えない」

 

 

 

というものがありますが、

スキーは本当に

目に見えるものと

実際に行う動作に

ギャップがありますよね。

 

 

先日youtubeでアップした

高低差もそのうちの一つです。

 

高低差とは、

身体の様々な箇所にあらわれますが、

主に外脚側が低くなり

内脚側が高くなる状態です。

 

 

内側が低くなって

外側が高くなると

当然ですが

内脚に乗り、外脚が軽くなって

しまいますよね?

 

 

でも選手達の滑りを見ると

内側に深く傾く為、

内側が低くなり

外脚側は高くなっている様に見えます。

 

 

しかし実際は

高低差がなければ

本当に内側に倒れてしまう

いわゆる『内倒状態』に

なってしまうのですが

やはり高低差を付けている様には

実際の滑りからは分かりません

 

 

 

 

この様に、雪上動作に隠れた

目には見えないけど

実際に行わなければいけない動作を

陸上で取り組んでおくことが重要です。

 

 

 

目に見えない動作があるからこそ・・・

 

上記でお伝えした様に

目に見えない動作がある事に

気付けないせいで

多くのスキーヤーが

陥っている落とし穴があります。

 

 

それが

 

 

フォームを真似ても

イメージ通りに滑れない

 

 

という状態です。

 

 

 

ひねり、くの字、外向傾…

スキーにはそのシーンに合わせた
様々なフォームがあります。



そしてスキーの指導内容の殆どが
このフォームの指摘です。

しかし、いくらフォームの間違いを
指摘されても

 

『実際どうやれば
 そのフォームが作れるのか?』

 

という部分を教えてもらえなければ
作れないケースがほとんどですよね。

しかしさらに厄介なのが
先ほどもお伝えした様に

そのフォームをつくっても
イメージ通りの滑りが
出来ないケースが
多くあります。

「えっ?言われた通りの
 フォームをつくっても
 イメージ通りの滑りにならないの?」

と思われたかもしれません。

確かに理論上は

『ターン後半に
外向傾をつくれば
 外脚に乗れる』

といったような
『フォーム=行いたい現象』
というイメージがありますが
ここで少し考えてみてください。

例えば

ターン前半に
『内側に傾く事で
板が傾きターンができる』
という理論の元
内側に傾くフォームをとると内倒・・・

『外向傾をとる事で
外脚に乗れる』
という理論の元
外向傾をつくると
腰が外れ内脚に乗る・・・

『足を長く伸ばす事で
 外脚をしっかり捉えられる』
という理論の元
足を伸ばすと、
外脚がズレる・・・

といった様に
挙げればキリがないですが
理論上、正解のフォームをとっても
結果が伴わないケースは
非常に多いです。

なぜ正しいフォームをとっているのに
エラーが生まれるのか?

それは何度もお伝えしている

目に見えない動作があるからで

言い変えるなら
そのフォームの“質”を
見ていないからです。

 

 

どうすれば見えない動作が見えるのか?

 

ではどうすれば

目に見えない動作とされる

フォームの質が

見えるようになるのでしょうか?

 

 

そのポイントは

 

のフォームをとるまでの経過

 

 

です!

例えば力を出して
そのフォームをとったのか
力を抜いてフォームをとったのか?

どの関節から動いて
そのフォームをとったのか?

どのタイミングで
どれぐらいのスピードで
そのフォームをとったのか?

といった様に
結果としては
同じフォームでも
経過は人それぞれ
大きく異なります。

その経過が正しくなければ
理論上正しいフォームをとっても
エラーとなるわけです。

 

 

 

冒頭で紹介した高低差も、

ただそのフォームを作ると

内倒になってしまいますが

そこに至るまでの経緯をたどれば

高低差が無ければ

作れない事が分かってきます。

 

 

 

逆に理論上間違っていそうな動作でも
質のいい動きをすれば
正しい結果となって
ありますしむしろそちらの方が

多いくらいです!

例えば

内脚荷重をして、
骨盤を内側に動かしたら
外脚乗れます・・・

と言われても
文章だけですと
意味不明ですよね(汗)

どう考えても
内倒していく動作ですが
質が良いと外脚側に
体重が落ちていきます。

現に上記の動作を
練習している
サポートメンバーの方達は
出来ていますし、
動きの質がいい人は
分かるかもしれません。

このように
フォームとっても
エラーが出る場合は
そこまでの過程がどうなっているか
考えてみてください。

 

スキー技術

スキーで良いポジションをとると、なぜ筋力を使わないでも外力に耐えれるのか? 325

読了までの目安時間:約 9分

 


 

前回の記事で

ポジション(身体の位置、姿勢)を

決める要素である

関節角度筋力の2つを

解説してきました。

 

 

 

そのポジションに必要な

関節角度(関節可動域)がなければ、

当然ですがポジションは作れませんし、

 

 

つくれたとしても

外力に耐える筋力がなければ

そのポジションは

キープできません

 

 

ここまでの内容は

なんとなく理解できたでしょうか?

 

 

 

今回はもう少し深堀していきます。

 

 

 

ポジションは筋力の代わりになるのか?

 

これまでの内容ですと、

 

 

『良いポジションを

キープする為には

やっぱり筋力が必要!』

 

 

ということになり、

スキー界でもよく言われる

 

 

「筋力も必要なのかもしれないけど

 ポジションだけでカバーできる」

 

 

というニュアンスとは

変わってきてしまいます。

 

 

 

ポジションが重要と言われる

最大の理由は

筋力をポジションでカバーできる

といった内容ですので。

 

 

 

この部分を解決するのが

 

 

 

【構造物としての耐久性】

 

 

 

です。

 

 

 

もう少し簡単に言うと

人間の骨の硬さと

筋出力が出やすい関節角度です。

(これでも難しいですが…)

 

 

まずは骨の方から

説明していきましょう!

 

 

 

例えば直立で立っているのと

中腰で立っているのと

どちらが楽でしょうか?

 

 

 

言うまでもなく

直立で立っている方が

楽ですよね!

 

 

 

これは重力に耐える仕事を

骨がしてくれている割合が

高いからです。

 

 

 

つまり、

正しいポジション(身体の姿勢)が

とれれば、

 

 

 

筋力ではなく骨自体が

外力に耐えてくれる

 

 

 

という事です!

 

 

(もちろん直立でも

 筋力も使っていますが)

 

 

 

中腰でも重力に耐えられますが、

直立の方が

骨が耐える事に

参加してくれるので

楽なのと同じように、

 

 

 

ターンの外力も

筋力でも耐えられるけど、

良いポジションをとる事で

骨が参加してくれた方が

楽だという事です。

 

 

 

この部分が分かると

 

 

「筋力も必要なのかもしれないけど

 ポジションだけでカバーできる」

 

 

という部分のニュアンスも

分かりますよね!

 

 

 

以前の記事でも

紹介しましたが、

実際正しい基本ポジションをとれると

上から力を加えられて

耐える時の楽さに

皆さん驚きます。

 

 

 

そして

 

 

「どこの筋肉で耐えていますか?」

 

 

と聞かれても

 

 

「どこって言われても…」

 

 

と困るのは

こういった要素が

絡んできているからです。

 

 

 

まさに「乗る」という感覚は

“骨”に乗るというイメージですね。

 

 

 

ここまでは

何となくイメージできたでしょうか?

 

 

次は関節角度と筋出力についてです。

 

 

 

力の出やすい関節角度がある?

 

関節角度による

筋出力なんて書くと

ずいぶん難しく聞こえますが

簡単に言ってしまえば

 

 

 

関節の角度によって

出せる力が変わるよ!

 

 

 

という事です。

 

 

 

意外と意識されていないですが

関節の角度によって

筋肉は出せる力、

つまり筋出力が変わります。

 

 

 

スクワットでも

クォータースクワットと

(4分の1くらいしかしゃがまない)

パラレルスクワットでは

(モモの角度が床と平行)

耐えられる重さは違います。

 

 

クォータースクワットが

分からない場合はこちらから↓

 

 

だからこそどんな競技でも

適切なフォームをとる事が

効率よく力を出すことに

繋がるんですね

 

 

 

 

話をスキーのポジションに戻すと

良いポジションというのは

言い変えれば

動作に必要な筋出力が

出やすいポジションとも言えます。

 

 

 

もちろんスキーの様に

ブーツを履いていたり

やりたい動作など

競技特性によって

動かかせる関節の制限はあります。

 

 

 

その限られた範囲の中で

一番筋肉を使いやすい

ポジションにいると

 

 

 

『良いポジションをとると

 楽だなぁ』

 

 

 

と感じるわけです。

 

 

 

 

このように

前回お伝えした

骨が耐える事に参加しつつ、

筋出力が出る関節角度になる事

正しい基本ポジションをとると

 

 

 

 

 

“これまでとは異次元の

 楽に耐えられる感覚”

 

 

 

 

が得られるんですね。

 

 

 

これが

 

 

 

「筋力も必要なのかもしれないけど

 ポジションだけでカバーできる」

 

 

 

という発言の

具体的な内容であり、

スキーはポジションが重要というのも

納得ですね!

 

 

 

「まずは鍛えよう!」

と思う事も悪くはないですが

「まずはいいポジションを身に着けよう」

の方が身体にも負担がないですし

パフォーマンスもあがりますので

オフトレをふくめ

トレーニングの方向性を

考える時は意識してみて下さいね!

 

 

 

 

スキー技術 未分類 身体論(フィジカル関係)

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