スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

足を鍛えるとスキーは上手くなるのか? 106

読了までの目安時間:約 5分

 


前回は足の指は鍛えた方がいいけれど

握らないほうがよいという内容を書きました。

 

 

 

 

よくよく考えると不思議ですよね。

 

 

 

 

せっかく足指の握る力を鍛えたのに

握る意識が強すぎると

動きがちぐはぐになってしまうなんて。

 

 

 

そもそもなぜ足の指を鍛える必要があるのでしょうか?

 

 

 

あなたは足の指を鍛えるとどのような効果が得られると思いますか?

 

 

 

きっとバランスが良くなったり

足裏の感覚が良くなったりするイメージではないでしょうか?

 

 

 

ある意味正解なのですが

もう少し具体的に知っておくと

スキーに非常に役立ちます。

 

 

 

まず足の裏は人間が地面に接している土台であり

初めにバランスをとる部分でもあります。

 

 

 

片足立ちで実験してみて下さい。

 

 

 

足の裏でバランスをとる

膝を使ってバランスをとる

股間節を使ってバランスをとる

お腹や腕など上半身を使ってバランスをとる

頭を使ってバランスをとる

 

 

 

さてどれが一番安定するでしょうか?

 

 

 

多分身体の上部に向かうにつれて

不安定になると思います。

 

 

 

 

つまり地面に一番近い足裏でバランスをとることは

動きの安定性につながるのです

 

 

 

その土台となる足が自由に動かず

カチカチになっているとどうなるでしょうか?

 

 

当然他の関節でバランスをとらなければならなくなり

余計な動作が生まれてしまうのです。

 

 

 

足は手と同じように自由自在に動かせるように

しておくことが重要なのです。

 

 

 

ただここで落とし穴があります。

 

 

 

前回もお伝えしましたが

柔らかくしてバランスをとれるようにしておくのと

ギュッと力を入れるのとでは全く機能が異なります。

 

 

 

バランスをとるために

足の指にギュッと力を入れてしまっていませんか?

 

 

 

実は足の裏を自在に動かせるようにしておけば、

自動的にバランスをとるようにぐにょぐにょと動いてくれます。

 

 

 

それを変に意識をして握ってしまうから

かえって動きがおかしくなるのです。

 

 

 

普段普通に歩いているのに

入場行進で意識するあまり

手と足が一緒に出てしまうのと同じです。

 

 

 

そして足の指をつかまない理由のもう一つが

重心がつま先にかかりやすくなってしまうからです。

 

 

 

スキーは板に自分の重さを乗せることが非常に重要です。

板に効率よく力を伝えるためには

重心つまり身体の重さを足の裏のどこにのせればいいのでしょうか?

 

 

 

つま先や母指球ではありません。

 

 

漢字を見てみれば分かります。

足で重さが加わる場所。

 

 

 

 

つまり踵です!

 

 

 

空き缶をつぶすときに

あなたはどのようにつぶしますか?

 

 

 

つま先や母指球でつぶすでしょうか?

 

 

 

コーチが滑りの説明をする際に

足の指を浮かす理由が分かったでしょうか。

 

 

 2016_01_31_20_52_41

 

 

ただこの踵の意識は

認識を間違えると

重心が後ろにさがり後傾になってしまいます。

 

 

 

重心は前に行くのに

踵に乗る方法が実はあります。

 

 

 

この感覚を身に着けておくことが

スキー板をたわませるうえで非常に重要です。

 

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキーで勘違いされる足の指の落とし穴 105

読了までの目安時間:約 5分

 


あなたは自分の足の指に意識を向けたことがありますか?

 

 

最近では裸足で走ることがブームになったり、

指が五本に別れたランニングシューズが登場するなど

足の指に関してだんだんと注目が集まっています。

 

 12315008012

 

スキーでも足の指の感覚が重要だ!

足の指で掴む感覚!

 

 

 

などなど脚の指に関して

意識を向ける指導が入ることがしばしばあります。

 

 

 

ただ注目が集まっているといっても

まだまだその重要性や

なぜ脚の指を鍛えなければならないのかは

理解されていないのが現状です。

 

 

 

 

そしてもったいないのが

脚の指が大事と意識してトレーニングしているのに

その効果をスキーに活かせていないスキーヤーが多いという事です。

 

 

 

足の指を鍛えようと思ったら

まず何をしようと思いますか?

 

 

 

 

多分ほとんどの方が

脚の指を握る運動を行うと思います。

 

 

 

 

タオルギャザリングと言って

タオルを脚の指で手繰り寄せるトレーニングは有名です。

 

 

 

 

このようにして足の指を鍛える事自体は非常に重要なので

是非率先して行ってほしいトレーニングです。

 

 

 

さてこの握るトレーニングを行っていくと

当然足の指で地面をつかむ動きができるようになります。

 

 

 

 

スキーでいえばインソールをつかむといった感じでしょうか。

この動きを滑りで意識されている方もいるのではないでしょうか?

 

 

 

この足の指でぐっと掴む動きですが

 

 

 

 

スキーにとってあまりいい効果はもたらしません。

 

 

 

 

この事実を伝えると

 

 

 

『えっ、でもコーチやインストラクターからは

切り返しの時に内脚の小指を使うような感じでと言われたんですが?』

 

 

 

 

という質問が多く返ってきます。

 

 

 

確かに切り返しの時に指を使う感覚がないとも言えません。

では結局どちらが正しいのか?

 

 

 

 

正解はどちらも正しいです。

 

 

 

 

重要なのは認識の違いです!

 

 

 

 

例えばいま挙がっている切り返しの時に

小指を使う認識ですが、

実際に陸上で試してみましょう。

 

 

 

まずは切り返しの時に小指をぎゅっと

掴んでみます。

 

 

 

 

足の指を使うと言われたら

このイメージをしませんか?

 

 

 

ではもう一つ!

壁を正面にして立ち

斜め45度を向きます。

 

 

スキーをしている時の様に中腰になり、

壁側がフォールライン(斜面の下側)といいう設定で

倒れ込んでみて下さい。

 

 

 

はいそこで足の指に注目します。

 

 

掴もうと思わなくても

重心がフォールライン方向に動けば

内脚の小指側にギュッと力入りませんか?

 

 

 

そうです自らつかみにいかなくても

 

 

 

 

正しい重視移動が生まれれば勝手に使う事になるのです。

 

 

 

 

 

それを変に自ら掴みに行くと

ちぐはぐな動きになります。

 

 

 

 

そして他にも掴まないほうがいいという事が

分かる現象があります。

 

 

 

宿でコーチがミーティングをする際に

滑る格好をしながら説明する場面があるかと思います。

ちょうどターンMAXやターン後半の恰好をとっている時に

さりげなく足元を見てみて下さい。

 

 

 

多分ほとんどのコーチは足の指を浮かしていると思います。

 

 

 

その理由は何故なのか?

 

 

 

また次回書いていきます。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキー板をフラットにする事の難しさ 104

読了までの目安時間:約 5分

 


スキー板を雪面に対してフラットにすることは

アルペンスキー、基礎スキーに問わず

非常に重要な事です。

 

 

 

何故ならこのスキー板が雪面に対してフラットになっている瞬間が

スキー板が最も滑るからです。

 

 

 

そもそもスキー板を雪面に対して

フラットにするとはどういう事なのか分かりますか?

 

 

 

 

いろいろ難しい表現はありますが、

簡単に言ってしまえば

 

 

 

 

エッジがかからず雪を板で撫でられる状態です。

 

 

 

 

実際板を脱いで手に持って

流れ止めを上げて

雪面を板で撫でてみて下さい。

 

 

 

うまくフラットが作れていると

雪面をスキー板がクルクル回ります。

逆に少しでも傾きを出して

エッジを立てた途端に

板が雪面に引っかかり

全く動かなくなります。

 

 

 

 

雪面は決して平らな面ではありません。

それを滑っている時に感じて

板をフラットにすることは

実は非常に難しいのです。

 

 

 

 

ではフラットは滑っている時の

どのタイミングで作ればいいのでしょうか?

 

 

 

 

大体の方はイメージ出来ると思いますが

ターンとターンの間、

つまり切り替え部分であるのが一般的です。

斜滑降(斜め方向に滑ること)の時ですね。

 

 

 

よくターンとターンの間を長くとり

フラットを作ってから

次のターンに行く練習もあります。

 

 

 

 

ただ実際多くのスキーヤーの方は

この斜滑降の時にフラットを作れていません。

 

 

 

 

その理由は自分のフラットの意識と

実際の板のフラットにずれがあるからです。

 

 

 

 

この絵を見て下さい。

DSC_0094

 

これは実際斜滑降している時の

斜面と板の傾きです。

 

 

斜滑降ができているという事は

基本的にはエッジがかかっているという事になります。

 

 

 

斜面に対してではなく

重力に対して真っ直ぐ立つ意識が

人間は強いので、自ずとこの状態になります。

 

 

 

この状態をフラットだと認識している

スキーヤーが非常に多いです。

 

 

 

 

重力に対してはフラットであっても、

斜面に対してはフラットではないのです。

 

 

 

 

 

では本当に板がフラットになるときは

どのような状態でしょうか。

 

DSC_0098

 

 

絵を見てもらうと分かるように、

雪面に対してフラットにすると

自ずと斜面の下側に傾きます。

 

 

 

このことを、内傾角を作ると表現することもありますし、

フォールラインへ重心を落としていくなんて言い方もします。

 

 

 

つまりその場で立ちながら板をフラットにするイメージではなく、

次のターンに向かうきっかけでフラットができるイメージです。

 

 

 

 

じゃあこのイメージでフラットを作ろう!

 

 

 

と意識してすぐできるスキーヤーは殆どいないでしょう。

何故ならこの斜面に対して平行に立つためには

その一つ前の段階で

 

 

 

しっかり板をたわませて解放させる必要があるからです!

 

 

 

 

 

自転車を乗っていてスピードがないのに

斜面に対して傾いたら転んでしまうのと一緒です。

 

 

 

 

きちんと順序を追っていかなければ

遠回りになるだけです。

 

スキー技術

スキー上達の最短距離だと思います!

読了までの目安時間:約 3分

 


基礎スキー 47歳 男性  岐阜県

Q,トレーニングを受けた感想を教えてください

初回の身体チェック後、コーチが作成してくれたトレーニングメニューは

見たことのないメニューばかりでした。

しかし陸トレを繰り返していくうちに

だんだんなぜこのメニューが自分に必要なのか理解することができました。

陸トレ、雪上トレーニングともに非常に楽しくコーチングしてくれますので

苦しいと感じたことは一度もなく、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

もっといろいろ話を聞きたいと思っているので大変残念です(笑)

Q,トレーニングを受けて変わったこと、できるようになったことはなんですか?

初回のチェックテストで30点満点中6点と、

柔軟性とバランス能力が著しく足りない状態でした。

陸トレメニューを繰り返すうち、特に上半身が柔らかくなり、

ぐにゃぐにゃしてきた感覚です。

陸トレ中『体幹は柔らかく使うことが大切』と指導を受け

実際の滑りの中でもバランスを崩すことが少なくなりました。

Q,私(渡辺)への感想などがあれば教えてください

スキー競技者としての経験、トレーナーとしての専門知識はもちろん、

物事の本質を見抜く目が素晴らしと思います。

HPやメルマガを読んでいても

『陸上でできない事は雪上でできない』

『道具にお金をかけるスキーヤーはたくさんいるが、なぜ自分自身の身体にはお金をかけないのか?』

など、仰る通りと思う事ばかりです。

現在SAJ1級ですが、プライズ合格に必要な技術的要素を持った滑りを

粗削りでも良いので早くできるようになる事。

そのために必要な身体能力を陸トレから見につける事。

コーチが与えてくれる課題を日々こなし続ける事。

それがスキー上達への最短距離と考えています。

クラウン合格、全日本優勝?までお付き合いよろしくお願いします。(笑)

渡辺から一言

遠方からいつも通っていただき、

お伝えしている課題にもきちんと取り組む姿勢が

本当に素晴らしです!

初回の頃と今とでは、身体は勿論別人ですが、

スキーや身体に対する考え方や捉え方も

大きく変わっていることがレッスンを通じてよく分かります。

ぜひ目標達成まで一緒に頑張っていきましょう!

 

お客様の声

スキーが上手くなるためにはまずは自分の身体を知ろう 103

読了までの目安時間:約 4分

 


この週末は強い寒波で久々に痛い位の寒さを感じました。

その分バーン状況は申し分なく

滑っていてとても気持ちよかったです!

 

 

 

雪上でよく思うのですが、

最近は身体の部位や動作など

より専門的な身体の部分を指摘した指導に

なってきているような気がします。

 

 

 

 

実際、骨盤の前傾後傾など言っても

スキーヤーの皆さんは

すんなり入ってくるようです。

 

 

 

 

でも実際にその言葉通りに

自分の身体を理解して動かせる方はどれぐらいいるでしょうか?

 

 

 

あなたは骨盤を前傾後傾してくださいと言われて

正しく動かせる自信はありますか?

 

 

 

 

股関節を使ってと言われて

きちんと股関節を意図通りに動かせる自信はありますか?

 

 

 

 

股関節はどこですかという質問に対して

多分多くの方はモモの付け根をイメージすると思います。

でも実際動いてみるとうまく使えない方が殆どです。

 

 

 

 

例えばもう少し肩甲骨を使ってと指導を受けたとします。

 

 

 

 

あなたの感覚では肩甲骨を使うのは

この感覚だと思って滑りますが

実際は肩甲骨ではなく

別の部分が動いていたらどうでしょうか?

 

 

 

多分気づかないままひたすらずれた感覚で

滑ることになると思います。

 

 

 

股関節も同じです。

あなた自身は股関節を使っているように思っていても

実際はわき腹や、膝など別の部分を動かしている場合がほとんどです。

 

 

 

あなた自身は言われたとおりに動かしているのに

コーチやインストラクターからは違うと言われると

もう頭も身体も混乱状態ですよね。

 

 

 

ですから、まずはしっかりご自身の身体を知ってほしいのです。

 

 

 

 

・私の肩甲骨はここにあってこういう風な感覚だと動く。

 

 

・私の骨盤はここにあってここの筋肉を意識すると前傾後傾する。

 

 

・股関節を使うのはこの意識でわき腹を使うのはこの意識!

 

 

 

 

 

などなど指導された部分を確実に動かせるようにしておくことは

上達スピードに大きく関わってきます。

 

 

 

 

私はこの事を

 

 

 

 

身体のスイッチをいっぱい増やしましょう!

 

 

 

 

と表現しています。

 

 

 a0005_000376

 

 

身体の中にたくさんの電気があるとして

スイッチがいっぱいある方は細かく部分的に

電気をつけたり消したりできます。

 

 

 

 

スイッチが少ない方は、

電気をつけようとすると

付けてほしくない他の電気までつけてしまったり、

付けたい部分がつかずに

違う部分がついたりしてしまいます。

 

 

 

 

当たり前の様に

言われて使えるものだと思っている身体の部分が

意外と全然つかえてなかったという事は

よくある事です。

 

 

 

なるべく雪上に立つ前に

スイッチをいっぱい増やす

トレーニングを行いましょう!!

 

スキー技術 トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーをしているとできたことができなくなる?  102

読了までの目安時間:約 5分

 


あなたは自分の身体の状態をチェックする為の基準を持っていますか?

 

 

 

 

シーズン中は主に時間があれば滑り行くスキーヤーの方が殆どの為、

あまり自分の身体の変化に気づかない方が非常に多いです。

 

 

 

 

例えばシーズン前にはきちんとできていた

エクササイズも久々に行ってみると

上手くできなくなっていたりする場合があります。

 

 

 

 

それは雪上という特殊な環境下において

繰り返し同じ動作を繰り返すことに原因があります。

 

 

 

 

繰り返し行っている動作が

正確なものであれば問題ないのですが、

その様なスキーヤーはいません。

人間ですので微妙にどんどんずれていきます。

 

 

 

 

だからトッププロでもスランプに陥ったり

するわけです。

難しいのはちょっとづつずれていくので

気づかないという事。

 

 

 

ずれている動作を毎回それが正しいと

脳に擦りこんでいるのも

また原因の一つです。

 

 

 

 

特にスキー歴が長い方ほど

雪上での癖が身体に染みついており、

せっかくオフシーズンに直したものでも

戻りやすいのです。

 

 

 

 

それをどのように気づいて直していくのかというと

やはり陸上トレーニングが重要です。

 

 

 

 

もうすでに自分の中ではできていると思っている動作でも

毎日のように繰り返し行う必要があるのです。

 

 

 

 

そしてその動作が正しくできているのか

自分でチェックできる基準をしっかり持っておくことも重要です。

 

 

 

 

片足立ちでのエクササイズなどは

バランスが取れなかったりすると

できてないという事がすぐわかりますが、

意外とスクワット系の種目などは

微妙なズレは気づきにくいものです。

 

 

 

 

 

自分の身体の状態がどうなっているのか

分かりやすい種目として

『オーバーヘッドスクワット』

があります。

 

 

 

 

これは某スポーツクラブでは

身体のチェックの際かならず行うもので、

知っている方もいるかもしれません。

 

 

 

試しに行ってみて下さい。

 

 

 

 

棒を肩幅より少し広く持ち、

腰幅まで足を広げてつま先を真っ直ぐ前に向けて立ちます。

そこから腿が床と水平になるまでしっかりとしゃがみます。

 

 

 

ようはバンザイしながらスクワットするイメージです。

 

 13982236786011398223722109

 

簡単なチェックポイントとしては

 

 

・腕を耳の真横まで上げてキープできる

・背中が丸まらない

・膝がつま先より前に出ない

・上半身が前に傾かない

・膝が内側に入らない

・身体が左右に傾かない

 

 

 

そのほか見る観点は山ほどあるのですが、

このチェックポイントだけでも

すべてクリアできる方は

殆どいないと思います。

 

 

 

 

オーバーヘッドスクワットを

行っただけでも

自分の身体は

 

 

 

肩周りが硬いのか?

骨盤周りが硬いのか?

足首が硬いのか?

足裏の機能が悪いのか?

動作を行うための神経系が悪いのか?

 

 

 

などなど気づきは山ほどあるわけです。

 

 

 

これができたから

スキーが上手くなる

とは言いませんが、

せめてこれぐらいはできる身体は目指してほしいなと思います。

 

 

 

 

こういったずれが残ったまま滑っていると・・・

 

 

 

おのずと結果は見えてきますね。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーヤーが陥りやすい筋トレの落とし穴  101

読了までの目安時間:約 5分

 


もしあなたが筋力トレーニングを行っているのであれば

その筋トレによってつけた筋肉が

スキーに役立つ筋肉かどうか考える必要があります。

 

 

 

 

このブログを読んでいる方から

 

 

 

 

『やっぱり筋トレはしないほうが良いですか?』

 

 

 

 

といった質問を受けました。

 

a1180_001263 

 

 

まずはここでの筋トレの定義は

主に筋肉量を増やすトレーニングと

させていただきます。

 

 

 

 

答えからいけば

 

 

 

 

 

人によって違います!

 

 

 

 

 

というしかないです

これは本当にそうなので。

 

 

 

ただこれを答えにしてしまうと

そりゃそうだといった感じで

終わってしまいますね。

 

 

 

 

正直言うと私が見てきた

一般スキーヤーやジュニアスキーヤーの多くは

 筋トレしないほうが良いですか?

 

 

 

という問いに対して

 

 

 

 

『筋トレはしないほうがいい』

 

 

 

 

に当てはまります。

 

 

 

 

 

その理由は何故だと思いますか?

 

 

 

 

 

では一般スキーヤーが筋トレを行って

陥りやすい2つの例を紹介しましょう。

 

 

 

 

 

まず一つ目に

 

 

 

 

 

偏った部分だけトレーニングを行っているということ!

 

 

 

 

 

スキーは身体のバランスが非常に重要なスポーツです。

 

 

 

勿論内臓の位置や骨格の違いで

完璧な左右均等は不可能です。

 

 

それでもあまりにもバランスが悪いと

パフォーマンスには影響が出ます。

 

 

 

良くご自身のメニューを考えてみて下さい。

 

 

 

よくあるのが前後のバランスの悪い

筋トレメニューを行っている方。

 

 

 

鏡を見ても左右のバランスは分かりやすいので

意識しますが前後のバランスはあまり意識したことが

ないのではないでしょうか?

 

 

 

よく腕立て伏せ、腹筋、などが

自宅でできるメニューでも人気ですが、

よく見てみると全て前側の筋肉を使うトレーニングですよね?

 

 

 

腹筋と同じ数だけ背筋をやっている方はどれぐらいいるでしょうか?

腕立て伏せと同じくらい、ローイングや斜め懸垂いった

いわゆる引く動作の筋トレをやっている方はどれぐらいいるでしょうか?

 

 

 

 

下半身のトレーニングにしても

脚の前面と後面を同じくらい意識して

鍛えている方はどれぐらいいるでしょうか?

 

 

 

自分の前後のアンバランスさを把握して

前側の筋トレばかりやっているというのであれば

OKです!

 

 

 

 

やればやるだけ

バランスを崩してしまうのであれば

当然筋トレはやらないほうがいいという事になってしまいます。

 

 

 

 

 

2つ目に余計な力を使うように筋肉に学習させてしまう筋トレです。

 

 

 

 

 

スキーに限らずなにかスポーツを習った事のがある方は

思い出していてください。

 

 

 

多分コーチやインストラクターから受ける指導の多くは

力を入れる指導より力を抜く指導ではないでしょうか?

 

 

 

 

なぜこうなってしまうのかは

根本的に筋トレが目指している方向と

スポーツが目指している方向が違うからです。

 

 

 

その内容については

 

 

スキーのオフトレでパフォーマンスを上げる筋トレ、下げる筋トレ  40

 

 

をご覧ください。

 

 

 

 

筋トレが悪いわけではなく

パフォーマンスにつながらない事が悪いという事です!

 

 

 

トレーニング論

より分かりやすい指導を目指して  100

読了までの目安時間:約 4分

 


今回でこのブログも丁度100回を迎えました。

 

 

 

毎回長々と書いておりますが、

多くの方から

 

 

 

・毎回楽しみにしています

・凄く分かりやすく為になっています

・いつも必ず読んでいます

・読むことを日々の日課にしています

 

 

 

などなど嬉しいお言葉を戴き、

ありがとうございます。

 

 

 

 

特に小学生の選手が

いつも面白くて楽しみに読んでいる

と言ってくれた時が一番びっくりしたかもしれません。

 

 

 

 

SKIER`sLABでトレーニングをしている方の感想で

多いものの一つに指導が分かりやすいという声があります。

 

 

 

 

なぜこのように分かりやすいと言ってもらえるのか。

 

 

 

 

私になりに指導をする際に気をつけていることがあります。

 それは

 

 

 

 

 

出来る限り専門用語を使わない

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

これにはこんな経緯があります

 

 

 

私が本格的にアルペンスキーを始めたのは

大学生になってからです。

初めてスキーを習った時にある事に驚きました。

 

 

 

教えてもらっている内容の意味が分からないのです。

 

 

 

ちょっと後傾気味でお尻が落ちているからポジションを前に持って行って

外脚に最後までしっかり乗り込んできて!

 

 

外向傾が強いからもう少し股関節を柔らかく使って

フォールライン方向へおへそを向ける意識で!

 

 

 

などなど・・・

 

 

 

今の立場になったら

どれも分かりますし、

間違っていることは一つも言っていません。

 

 

 

そしてこのような指示は

スキー界では当たり前なのかもしれません。

 

 

 

でも当時大学生だった私は

ある意味半分大人だったため

素直に

 

 

『何言ってるのか意味わからない。』

 

 

と思えました。

 

 

 

小学生の選手は

分からなくてもとりあえず

分かりましたと言っている場合も

少なくないと思います。

 

 

 

ですから指導の際にはなるべく

専門用語は使わず

さまざまな表現で伝えるようにしています。

 

 

 

 

ただこの指導が正しいというわけではありません。

 

 

 

 

レベルの高いトップ選手たちは

専門用語がきちんとコーチと選手の間で

共通して理解されている場合がほとんどなので

効率よくやり取りする為には

専門用語も重要です。

 

 

 

 

私が見る機会が多いのが

一般の社会人スキーヤーからジュニアスキーヤー

の為このような表現方法をとっているのです。

 

 

 

 

私が今までの指導を通して

感じることは、

スキー界の常識にあまりとらわれないような

表現方法の指導でも

意外と多くの需要があるという事です。

 

 

 

 

少しずつですが、

そのような多くの方がこのような情報に触れられるような

機会をつくるアクションも起こしていきますので

楽しみにしていてください。

 

 

コラム

スキーの陸トレが一番効果的なのはシーズン中? 99

読了までの目安時間:約 5分

 



セミナー開催のお知らせ

 

なぜあなたの後傾は直らないのか!?今シーズンで『後傾』とサヨナラをしよう!

 

 

『後傾タイプ別改善セミナー』

 

 

あなたの滑りの映像から

4つの後傾タイプに診断し、

そのタイプ別の改善エクササイズをお伝えします!

 

 

日時:2016年1月26日(火)  19:00~20:30

場所:渋谷を予定(申込者に直接ご連絡させていただきます)

定員:3名   

セミナー参加費:5,000円

 

 

お申込はこちらから    ※コメントに後傾セミナー希望とお書きください

 

 

 

参加されるだけでは意味がありません。

その内容をもとにいかに行動するかが重要です。

きちんとセミナーで紹介するトレーニングをきちんと自分で実践する!!

という方以外は申し込まないで下さい。


 

 

あなたはこの時期にスキーの為に

陸上トレーニングをどれぐらいやっていますか?

 

 

 

 

以前も似たような事を書きましたが、

多くのスキーヤーは

 

 

 

 

陸トレ』=『オフトレ』

 

 

 

 

と思い込み、オフシーズンにトレーニングしたものを

スキーシーズンに試しているかと思います。

 

 

 

 

これははっきり言って非常にもったいないです。

なぜならシーズン中こそが

 

 

 

 

一番効率的に陸トレを雪上パフォーマンスにつなげられるからです!

 

 

 

 

 

理由は簡単!

陸上トレーニングの動作をすぐに雪上で試せる環境にあるからです。

 

 

 

運動であれ勉強であれ人が何かを習得するには

アウトプット(得たもの実際に試す)をすることが非常に重要です。

 

 

 

インプットはよく聞くかと思いますが

その逆です。

 

 

 

外に出すことが重要なんです。

 

 

 

 

勉強を人に教えた方が覚えるという理由の一つは

アウトプットをするからです。

 

 

 

 

つまり陸上トレーニングで覚えた動作を

雪上ですぐにアウトプットできる環境が

シーズン中の今なのです。

 

 

 

 

この最高の環境にいる中

多くのスキーヤーは

何も改善トレーニングをしないまま

また週末スキー場へ向かうという

非常にもったいないサイクルで練習しているという事です。

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。

これもなかなか気づきにくい事ですが

新しい動作を覚えることだけが

必要なトレーニングではないということ。

 

 

 

 

毎回雪上に立つ際には

できるだけ良い身体のコンディションで臨むべきです。

 

 

 

 

習得スピードや、練習量など、練習効率が圧倒的に変わってきます。

 

 

 

 

つまりきちんと身体の歪みや疲れをコンディショニングして

雪上に立つようにトレーニングする必要があります。

 

 

 

意外とこのコンディショニングをおろそかにして

新しい動きを求めるトレーニングばかりを行ったり、

レストをしないでぶっ続けで滑ったりしてしまいます。

 

 

 

 

よく考えてみて下さい。

 

 

 

身体のバランスが崩れて

疲れがたまっている身体で

新たの動作をしみこませたらどうなるでしょうか?

 

 

 

当然ずれた動作を習得することになりますよね?

 

 

 

年末年始が終わった今の段階で

今一度自分のコンディショニングを見直してみて下さい。

 

 

 

そう考えると滑れない日もやることは山積みなはずです。

 

 

トレーニング論

斜面から考えるスキーの為の陸上トレーニングとは?  98

読了までの目安時間:約 5分

 



セミナー開催のお知らせ

 

なぜあなたの後傾は直らないのか!?今シーズンで『後傾』とサヨナラをしよう!

 

 

『後傾タイプ別改善セミナー』

 

 

あなたの滑りの映像から

4つの後傾タイプに診断し、

そのタイプ別の改善エクササイズをお伝えします!

 

 

日時:2016年1月26日(火)  19:00~20:30

場所:渋谷を予定(申込者に直接ご連絡させていただきます)

定員:3名   

セミナー参加費:5,000円

 

 

お申込はこちらから    ※コメントに後傾セミナー希望とお書きください

 

 

 

参加されるだけでは意味がありません。

その内容をもとにいかに行動するかが重要です。

きちんとセミナーで紹介するトレーニングをきちんと自分で実践する!!という方以外は申し込まないで下さい。


 

 

 

 

あなたは陸トレをする際どのような足場で行っていますか?

 

 

 

 

ほとんどの方が室内など

平坦なところで行っているかと思います。

 

 

 

 

では雪上ではどのような足場で運動をしているでしょうか?

 

 

 

 

今回は斜度に注目をしてみます。

 

a0960_006283 

 

 

 

多くのスキーヤーは斜面の傾きは

自分のに傾いている状態で運動をしている

感覚が強いと思います。

 

 

 

でも実際滑っている時をよく考えてみて下さい。

 

 

 

前へ傾いている瞬間はどれぐらいあるでしょうか?

実はスキーをしている時間のほとんどが斜滑降、

つまり多少なりとも自分に対して地面が

斜めに傾いている状態になっている事に気づくはずです。

 

 

 

 

 

 

斜面に普通に立ってもらうと分かる事ですが

当然自分に対して地面が斜めに傾いているということは、

当然山側の斜面と谷側の斜面で足の長さが変わっているという事です。

 

 

 

そしてそれに伴い骨盤が傾き

上半身も調整するように少し傾きます。

 

 

 

 

さてスキーはこのような形での運動が多い中

陸上トレーニングでこの斜度を意識した足場のトレーニングは

あまりやられていないのではないでしょうか?

 

 

 

 

いくらフラットな地面でトレーニングをしても

実際の運動の際は斜面で行うので

上手くリンクしない場合があります。

 

 

 

 

階段に横向きになって

一段違いで立ってみて下さい。

 

 

 

 

当然下の段の脚は伸びて上の段の足は曲がっているかと思います。

このような地面の状態でスクワットを行ってみるのもいい練習です。

 

 

 

 

イメージとしては骨盤を縦割りするような感じです。

下の段側と上の段側に同じように引っ張られると

骨盤の傾きは

斜面に対して平行』

になるかと思います。

 

 

 

 

この骨盤の縦割り感覚は

ターン後半にたわませて板を走らせる際に

非常に重要ですので

是非陸上で感覚をつかんでいくことをお勧めします!

 

 

 

 

ここで気をつけなければならないのが

この足場に高低差をつけて

斜度を意識したトレーニングを行うためには

 

 

 

 

 

 

きちんと平地(フラット)な足場で正しい動きができること

 

 

 

 

 

 

が前提条件です。

 

 

そこの前提条件を満たしてないまま

早とちりして斜度がある足場でのトレーニングを行ったとしても

逆効果になりますのでご注意ください。

 

トレーニング論