スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

自宅で行いたいスキー上達に繋がるトレーニング  246

読了までの目安時間:約 8分

 


今回はスキー上達に繋がる

自宅で行いたいトレーニングをご紹介します。

 

動画でも簡単にその内容をお伝えしておりますので

ご興味のある方はご覧下さい。

 

 

シーズンに入ると

雪上で滑ることだけで

スキーが上達すると思っていませんか?

 

 

勿論あなたがそれで上達しているのであれば

何も問題はありません。

 

 

しかし多くのスキーヤーは

それだけでは上手くならないから

上達に悩んでいるのではないでしょうか?

 

 

 

スキー界ではオフシーズンは

トレーニングをして

シーズン中は滑る

というのが風潮になっているようですが

スキーを効率よく上達したいのであれば

シーズン中こそ自宅でスキーのトレーニングを

行うことが重要になります。

 

 

 

トレーニングを行うといっても

シーズン中も筋トレをしたり

走り込みをしなければならない

というわけではありません。

 

 

(勿論それが悪いわけではありませんし

 日本一、世界を目指すのであれば必要ですが)

 

 

 

今回は効率よくスキー上達をするために

自宅でやっておきたい

スキートレーニングをご紹介します。

 

 

出来る動作と出来ない動作の確認

 

 

まず効率的にスキー上達をしたいのであれば

 

 

 

『雪上では根本的に出来ない事はやらない』

 

 

 

という事です。

 

 

 

例えばあなたが小回りで

腰が回ってしまい悩んでいるとします。

 

 

 

本当は上体はフォールライン方向に向けたま

脚だけを動かしたいんだよなぁ・・・

 

 

 

と思うのであれば

まずは自宅でその動作が

根本的にできるかどうか

確認することが第一優先です。

 

 

 

もっとも簡単な確認方法は、

理想としている滑りに近い選手の

連続写真のモノマネです。

 

 

鏡の前で、

場面ごとにその形ができるのか

静止真似をします。

 

 

鏡の前だとできているかどうか

イマイチ分からない場合は、

静止画をとって並べて

客観的な目で見てみるといいです。

 

 

 

場面を切り抜きした連続写真の形が

自宅で行ってできないのであれば

当然雪上でできるわけがありません。

 

 

 

出来るのであれば

滑っている動画を理想の滑りをしている選手と

並べて再生し、どの部分がズレているのかを

調べましょう。

 

 

根本的に出来ないのであれば

 

連続写真を真似してみて

根本的にその形が作れないと

分かったのであれば、

次に行うのはなぜその動作が出来ないのか

原因探しを行います。

 

 

原因探しと言っても

それほど難しいものではありません。

 

 

だいたい理由は大きく分けて

2つしかないからです。

 

 

・可動域が足りない

・可動域はあるが動かそうとしている関節とは別の関節が動く(代償動作)

 

 

 

可動域が足りない

 

実は上達に悩んでいるスキーヤーの多くは

この部分が原因です。

 

 

例えば股関節からくの字姿勢をとりたいと

悩んでいる人が、股関節が硬い場合

雪上で股関節からのくの字姿勢を

とれるわけがありませんよね?

 

 

 

この様に作りたくでも作れないフォームを

とっている時に、

この部分が硬いから取れないんだよなぁ

という関節を見つけて、

そこを柔らかくするストレッチなどの

トレーニングを行うことが先決です。

 

 

 

この時代、インターネットで

『○○関節のストレッチ』

と入力すればたくさんのやり方が

出てくるはずです。

 

 

 

別の関節を使ってしまう

 

身体が柔らかいのに、

上手くフォームが作れないのであれば、

動かすべき関節を間違えているケースが

ほとんどです。

 

 

これを代償動作とも言います。

 

 

連続写真のフォームと

自分が作っているフォームの

使っている関節の違いはないか

見比べてみて下さい。

 

 

専門の人に見てもらわないと

分からない細かい部分もありますが、

今回は例として股関節の代償動作を

ご紹介しておきます。

 

 

 

・股関節の代わりにわき腹が曲がる

・股関節の代わりに膝が入る

・股関節の代わりに足首が入る

・股関節と同時に腰が反る

・股関節より先に頭が動く

 

 

 

もちろん①と②がセットになっている人も

沢山います。

 

 

順序としてはまずは①の可動域を改善して

その後②の体の使い方を

トレーニングしていきましょう。

 

 

上達できる状態で雪上に立とう

 

この様にシーズン中は

自宅でスキーが上達する状態になるように

スキーのトレーニングをする事が

とても重要になってきます。

 

 

もちろんオフシーズンも

同じことなのですが、

シーズン中のいいところは

 

 

『課題がすぐ見つかる』

『すぐに雪上で試せる』

 

 

という部分です。

 

 

 

もちろん膨大な時間をかければ

雪上で滑る中でも

可動域が増えたり、

正しい関節を使って動けるように

なるかもしれません。

 

 

あなたに有り余る時間があるなら

それもありです。

 

 

しかし限られた滑走日数の中で

効率的に上達したいのであれば

陸上できることは陸上で終わらせて

雪上でしか出来ない事を

雪上で練習することをお勧めします。

 

 

 

もしあなたがスキー上達に悩んでいるのなら

その原因は陸上で解決しておいた方が

いいものかどうかまずは考えてみてください。

 

トレーニング論

スキーで疲れるのは筋力不足?ポジション?それとも・・・239

読了までの目安時間:約 15分

 


ポジションが悪いスキーヤーは筋トレを取り入れたくなる?

 

あなたは
筋トレしていますか?

 

 

もししているとしたら

その理由は何でしょうか?

 

 

筋トレを選択する
スキーヤーの多くは

滑っていて足の筋肉がすぐ疲れるから

筋トレをしています!

 

 

という方が多いです。

 

 

現に知人に私の仕事が
スキーヤーの方のオフトレーニングを
サポートしているというと

 

『やっぱりスキーは足腰使うから
 筋トレとか、体幹とかするの?』

 

と必ず聞かれます。

 

 

使う筋肉が疲れるから鍛える
という発想は理にかなっているように
感じますよね。

 

スポーツジムに行って

 

 

スキーのためのトレーニングをお願いします!

 

 

と言えば、
間違いなく同じ発想で
下半身の筋トレメニューが
組まれると思います。

 

 

 

しかしその疲れる原因は筋力が弱いから
というのは安易に考えない方がいいです。

 

 

 

なぜなら、疲れる原因が
筋力が弱いからではなく

 

 

ポジションの悪さをカバーするために
無駄に筋肉を使っている

 

 

 

可能性があるからです。

 

 

 

これがポジションが悪いスキーヤーほど
筋トレを取り入れているケースが
多い理由です。

 

 

 

ポジションが悪いスキーヤーほど

脚の筋肉が疲れます。

 

 

 

本当に正しいとされるポジションは
身体を効率的に伝えることのできる
ポジションですので
筋肉への負担は少ないはずです。

 

 

 

 

現に上級者になるほど
余計な動きをせずになめらかに滑ってくるため
筋肉の活動は少ないです。

 

 

 

 

あなたがもし滑ると脚が疲れるのと同時に
ポジションの悪さも指摘されるようなら
筋肉よりもまず
ポジション修正のトレーニングを
お勧めします。

 

 

 

 

筋トレをしたら同じ量を滑っても
つかれなくなった!

 

 

 

 

というプラスイメージの裏側には

 

 

 

 

悪いポジションの代償として
かかっている負荷に
耐える力が強くなった

 

 

 

 

という真実が潜んでいるかもしれません。

 

 

 

 

そうなると悪いポジションでも滑れるので
疲れは感じないかもしれませんが
ポジション改善という技術的な進歩からは
遠のく恐れがあります。

 

 

 

ポジションはいいけど使っている筋肉が悪い?

悪いポジションの
代償となってかかる負荷に耐えているので
筋肉が疲れる可能性以外に
本当は使いたい筋肉の代わりに
使ってしまっていたり、
そこまで必要としていなのに
無意識に力んで使ってしまっている
可能性もあります。

 

 

 

ただこのような内容をお伝えしても
あなたが実際どのような状態なのか
いまいちわからないかと思います。

 

 

 

そこで今回は簡単なチェックを紹介します。

 

 

 

 

片足立ちになり、そのまま前方にジャンプして
また片足立ちで着地します。

 

 

 

右足で片足立ちしたら
そのままジャンプして右足で着地して
ピタッと止まるといった感じです。

 

 

 

 

要はケンケンですね。

 

 

 

 

 

距離はあまり必要ないので
軽く前方に飛んで
着地したらピタッと止まってくださいね。
(3秒ぐらいはその場でぐらつかずに
止まりたいです。)

 

 

 

 

このような単純な動作だけでも
多くのことが見えてきます。

 

 

 

 

 

そもそも片足立ちができない。
片足で着地ができない。

 

 

 

 

といったポジションやバランスの問題が
まずは出てきます。

 

 

 

 

できる方は着地の瞬間
どこの筋肉に一番負荷がかかるか

(使っている感覚があるか?)
意識して下さい。

 

 

 

 

 

どうですか?

 

 

 

 

 

 

多くのスキーヤーは

 

 

 

太ももの前側、ふくらはぎ、足首や足裏

 

 

 

という意見が多いです。

 

 

 

 

 

 

もしあなたが片足着地をした際、
太ももの前側を使う感覚があるなら
きっと滑っていても
太ももの前側が疲れてくるタイプです。

 

 

 

 

 

えっ、太ももの前側以外
どこ使う感覚があるの?

 

 

 

 

 

 

と思われるかもしれません。

 

それは・・・

 

 

 

 

 

 

お尻です!!

 

 

 

 

正確にはお尻の上の方ですね!

 

 

 

 

上手に身体が使えていると
お尻を使う感覚があります。

 

 

 

 

 

もちろんお尻だけを使っているわけでは
ありませんが、

 

 

 

 

『お尻使う感じあります?』

 

 

 

 

 

と聞かれたら、迷わず

 

 

 

 

 

『はいはい!お尻使ってます』

 

 

 

 

と言える方は
使えている可能性が高いです。

 

 

 

 

 

 

 

お尻を使う感覚が得られるということは
板に力を伝えるための正しいポジションと
身体の使い方をある程度マスターできている
証拠です。

 

 

 

 

これができているかどうかで
まず来シーズンの上達幅が決まってくるので

あなたも試してみてください。

 

 

 

 

因みに腰に来る方は
確実に腰の状態や使い方が悪いので
無理をしないで下さいね!

 

 

 

見た目は同じでも中身は違う

チェックテストの結果は
いかがでしたか?

 

 

 

片足立ちからジャンプして
片足着地するという動作は、

 

 

 

 

バランスがとれるかどうか?

 

 

 

 

 

という部分でしか判断されないケースが
ほとんどです。

 

 

 

 

しかし実際は

 

 

 

同じようにバランスが取れている人でも
使っている筋肉や感覚がまるで違う!!

 

 

 

 

というケースがあります。

 

 

 

 

これはうまい人のフォームを真似する際に
よく起きていますね。

 

 

 

 

一見見た目は同じように見えるけど、
(特に一瞬を切り抜いた静止画など)
使っている筋肉や力感、感覚といった
中身はまるで違っていて
それが結果的に板のたわみや走りなど
本質的な部分の差となって現れている

といった感じです。

 

 

 

 

実は今回お伝えしている
チェックテストの内容を
スクールに入った際に
指導されても全くつかめなかった
というサポートメンバーの方がいました。

 

 

 

 

インストラクターの方に、

 

 

『太ももの前側が疲れます』

 

 

と伝えると、

 

 

 

 

 

『そんなところが疲れるのはおかしい!
 正しく板に乗れていたら
 お尻や腿裏側が疲れるはずです!』

 

 

 

 

といわれて
いろんな雪上エクササイズを
試したそうです。

 

 

その結果は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

全く分からない!!

 

 

 

 

 

 

しかしオフトレを通して
根本の正しい体の使い方が
できるようになると、

 

 

 

 

『やっとわかりました!
 このことだったんですね!』

 

 

 

と、とても嬉しそうに仰ってました。

 

 

 

 

 

以前から

 

 

 

自然にできてしまっていることを
伝えるのは難しい!

 

 

 

 

と言っていますが
上手な方はお尻を使うことはできても

 

 

 

 

 

・なぜ自分お尻がつかえているのか?

・前腿を使ってしまう人は何が違うのか?

・どうすればお尻を使えるようになるのか?

・そもそもなぜお尻側を使えた方がいいのか?

 

 

 

 

といった部分が明確に分かっていません。

 

 

 

ですから前腿ではなくお尻を使うんだよ!

 

 

 

 

という【指摘】はできても
どうすればそれができるようになるのか
【指導】をすることが難しいのです。

 

 

 

 

 

そもそもそういった部分が分かってくると
板に乗るという感覚が
分からない人、知らない人に

 

 

 

 

『もっと板に乗ってきて!』

 

 

 

 

という指導は入らないはずです。

(乗るという感覚が分かる、
 または共通認識がある場合はOKですが)

 

 

 

 

話がそれましたが、
あなたがもし筋力不足が
スキー上達の妨げになっていると
感ている場合は、

 

 

 

 

・ポジションの悪さが原因ではないか?

 

・使っている筋肉(身体の使い方)が
 間違っていないか?

 

 

 

 

という点にも意識を向けてみてください。

 

 

スキー技術 トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキー上達の為に捻りトレーニングを行うと・・・ 238

読了までの目安時間:約 10分

 


10月に入り、

日本一早いスキー場もオープンするなど、

いよいよシーズンインが近づいてきましたね!

 

 

 

 

もしかしたらすでに

初滑りは終わっているかもしれませんね。

 

 

 

 

トレーニングもよりスキー動作に近い

実践的なものを取り入れていきたいところですが

あなたは意識的に取り組めているでしょうか?

 

 

 

 

先日メルマガの読者の方から、

技術選トップ選手が

トレーニングについて話していた内容について

質問をいただきました。

 

 

 

その選手がお話していた内容を
簡単にまとめると

 

・昔からのトレーニングは
 走ったりジャンプしたり、
 筋トレでスクワットやベンチプレス、
 腹筋、背筋をしたりなど
 基礎体力的なものが多かった。

 

 

・そのトレーニングの多くは
 直線的な動き。

 

 

・スキーでいうと直線的な動作は
 直滑降だから、直滑降の中で
 力を入れるばかりをしてきたことになる。

 

 

・スキーは基本的に
 常に捻りながらの運動のため
 直線的な運動ばかり鍛えても
 パフォーマンスに活かされない。

 

 

・そこで今年のオフは新たに
 ひねりの中での動きを
 トレーニングを行ったら
 全然できないものが多くあった。

 

 

・今は捻りの中でも身体をきちんと使える
 トレーニングを行っており、
 それには特に重りを用いておらず
 自重で十分。

 

 

といったものです。

(この内容を読むと、
 あぁ!あの動画ね!と
 分かる人もいるかもしれません。)

 

 

 

 

要は

 

 

 

 

 

トレーニングは

直線的な動きのものより

捻り動作を取り入れよう!

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

この内容を読んであなたはどう感じますが?

私が感じたことは
捻り動作をトレーニングに取り入れることは
非常に参考にしてほしい部分と
真似してたらきっと
落とし穴にはまるだろうな・・・
という部分があります。

 

 

 

 

今回は捻りトレーニングを取り入れる上での

注意点をお伝えしていきます。

 

 

 

 

捻りトレーニングは行うべき?

捻りトレーニングを取り入れることは

非常に重要です。

 

 

 

その理由は

 

『競技で実際行う動きをベースに
 トレーニングを考えられる』

からです。

 

滑走シーンをイメージしていただければ

分かると思いますが、

スキーは捻りの中で動いているシーンが

ほとんどであり、
直線的に身体を動かしているシーンは
ほぼありません。

 

 

 

ですから走ったり、スクワットをしたり
ベンチプレスをしたりといった
直線的な動きのトレーニングだけでは

基礎体力はあがっても

実際のパフォーマンスに

つながらないケースが大半です。

 

 

 

特にあなたがトレーニングに使える時間が
限られているのであれば、
プロの選手達以上に
自分が必要とするスキーの動きから
効率的にトレーニングを
考える必要があります。

 

 

 

要は実際スキーでは行わない動きばかりを
トレーニングで鍛えているのは
時間が勿体ないということです。

 

 

 

 

 

それなら実際にの動作に近い

捻り動作の方が

パフォーマンスにつながる可能性は高いです。

 

 

 

 

しかし、あくまでも参考にしてほしいのは

実際にスキーで行う動作をベースに考える

といったトレーニングの考え方です!

 

 

トレーニングメニューではありません!

 

 

今回の話を参考にして
捻りのトレーニングを取り入れたとしても
パフォーマンスが上がるスキーヤーは
ほんの一握りだと思います。

 

 

 

 

 

 

捻りトレーニングを取り入れてもパフォーマンスに繋がらない?

実際にスキーで行う動作をベースに

考えると取り入れておきたい

捻りトレーニングですが、

ぜひ皆さん取り入れてください!

 

とは少し言いづらいです。

 

 

なぜなら

 

 

 

 

直線的な動きすらきちんとできている
スキーヤーの方が少ないからです!

 

 

 

 

トレーニングを重ねた選手のように
きちんと基本的な直線方向の動作が

できる土台の上で
捻りの動きを取り入れることは
大いに賛成です!

 

 

 

 

しかし根本的に直線的な動きである
スクワットなどがきちんとできていないのに
捻りの動作を鍛えても、
悪い動きをベースに
悪い動きを積み重ねるだけに
なってしまいます。

 

 

SKIER`sLABのサポートメンバーの皆様も
まずベースはスキーに繋がる動きの中でも
基本となる直線方向の動きを
取り入れています。

 

 

 

 

そしてそこをベースにステップアップして
ひねり動作を取り入れます。

 

 

因みにスキーにつながる直線的な動きって
具体的になに?

 

 

 

と気になるかと思います。

 

 

 

 

例えば股関節でいえば
動画で公開しているこの2つの動きは
股関節の直線的な動きの基本です。

 

 

【股関節の前方方向への動き】

【股関節の横方向への動き】

 

 

 

 

もしこのような直線的な動きができない場合は

捻りトレーニングを行う前に、
この直線的な動作を習得するための
前段階であるコンディショニングに
まずは力を入れてもらいたいです。

 

 

 

 

どんなに良いトレーニングや情報でも

 

 

 

 

 

 

『今の自分に必要か?』

 

 

 

 

 

 

 

という部分が抜けてしまうと

情報は合っているけど

あなたの滑りは変わらない

という状況に陥ってしまうので

気を付けてくださいね。

 

 

 

 

トレーニング論

スキーのオフトレで行う『基本』の落とし穴② 237

読了までの目安時間:約 12分

 


前回のブログに引き続き

基本とされているトレーニングを

行う際の落とし穴についてです。

 

 

基本だからやっておけばいい

という理由でトレーニングを行っても

雪上のパフォーマンスには

あまりつながりません。

 

 

 

大事なのは基本だからやるのではなく、

基本とされているトレーニングを、

どのようなやり方でおこなうのか?

という部分です。

 

 

前回のブログでは

スクワットの具体的な意図や目的に

それに合わせたやり方を説明しましたが、

今回は腕立てと腹筋について

見ていきましょう。

 

 

 

腕立て伏せのやり方を考える

 

腕立て伏せやベンチプレスのように
胸や腕を鍛える種目は
トレーニングと基本とされていて
あなたも一度はトレーニングに
取り入れた経験があるのではないでしょうか?

 

 

 

ただスキーを思い返してみると
腕や胸で何か重いものを目一杯押す
という動作はあまりしないですよね?

 

 

 

アメフトやラグビー、相撲のような
相手を押すスポーツなら
イメージがつきやすいですが。

 

 

 

私も学生のころは
ベンチプレスを行っていましたが、
その頃考えていた目的は

 

 

『スラロームで逆手をした際に
 ポールにあたっても耐えられる』

 

『腕を前に出すことで

 後傾を防ぐ』

 

 

 

といったものでした。

 

 

 

でも実際全然ベンチプレスや腕立てができない
ヒョロヒョロの選手でも
きれいに逆手ができる場合もありますし、
ポジションも遅れない場合もありますよね。

 

 

 

そもそも本当は胸板が厚い方が
カッコいいですし、
一番効果がわかりやすい筋肉だからやっていた
というだけかもしれません(笑)

 

 

 

こんな話をしていると
やる意味ないんだと思われてしまいますが、
きちんとスキーにつなげる方法もあります。

 

 

・漕ぎの力をつけるために
 上腕三頭筋に効くように手の幅を
 小さくして腕立てを行う

 

・体幹きちんと使えるか確認するために
 片足を上げて腕立てを行う

 

・腕を曲げ伸ばしに対して
 狙った筋肉を使えているか?
 他の部位が力んでしまわないか
 チェックするために
腕立てorベンチを行う
 (滑りが硬い方は余計なところに
 まず力が入っている)

 

・肩のローカル筋(インナーマッスル)や
 姿勢維持のための
 体幹のローカル筋(インナーマッスル)が
 使えているか?
 また重心のコントロールを確認するために
 両手にオーバーボール
 (バランスボールの小さいやつ)
 を持って腕立てを行う

 

・左右差をなくすためにダンベルで行う

 

・体幹の意識や重心のコントロール、
 左右差がわかるように
 ストレッチポールの上でダンベルで行う

 

・SLで最後の方腕が疲れるので
 あえて『筋肉を使わず楽にできる感覚』
 をつかむ意識で腕立てを行う

 

・胸の筋肉量を増やして
 体重を重くするために
 ベンチプレスを行う

 

 

 

最初に出した
私が学生時代の時に考えていた例の
『SL』と『後傾防止』の目的も

 

 

決して間違えではないと思います。

 

 

 

因みにベンチプレスや腕立てに
自信がある方は、
オーバーボールを両手に持ってやる腕立ては
ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

 

(オーバーボールを2個持っていない人は
 片方だけでもいいですが・・・)

 

 

 

ベンチプレスで100㎏上がるのに
できない人もいれば、
ベンチプレスなんてやったことない人が
できる場合もあります。

 

 

 

その違いはいったい何なのでしょうか?

 

 

 

安易に腕立て伏せや、ベンチプレスは
胸や腕を鍛えるトレーニングだと
決めつけてやらない方がいいですね。

 

 

 

正直腕立て伏せやベンチプレスの
本来の目的である胸の筋肉を鍛えるより
それらを利用して違った目的を達成する方が
スキー上達には意味のあるトレーニングに
なると思っています。

 

 

 

特に一般スキーヤーの方で
胸の筋力が足りないから
スキーが上手くならないというケースは
ほぼありません。

 

 

 

腹筋のやり方を考える

 

では腹筋についてはどうしょうか?

 

 

まず最初にお伝えしておくのは
腹筋とは細かく言えば
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋などなど
様々な筋肉がありますが
ここではポピュラーな表現の
腹筋のままお伝えしていきます。

 

 

あなたはいわゆる腹筋運動を
トレーニングに取り入れていますか?

毎日欠かさず腹筋だけはやっている
なんていう声もよく聞きますが、
腹筋を行った結果
スキーが上達したでしょうか?

 

 

 

きっと期待している効果は
それほど得られていないのではないですか?

 

 

 

その一番の理由は目的とする効果と
行っている腹筋トレーニングが
合っていないことにあります。

 

 

 

よくあるのが
体幹を鍛えて、スキーを滑るときの
姿勢維持が目的で腹筋を行っているパターン。

 

 

 

いつも言っておりますが、
姿勢を正しくまっすぐキープしたいのに、
なぜ身体を丸めるのに使う
腹筋を鍛えるのでしょうか?

 

 

 

分かっていますよ!
だからプランク姿勢のような
同じ姿勢をずっとキープする
体幹トレーニングを行っていますよ!

 

 

 

といわれる方もいますが、
そういったケースは
逆に滑りの中で

 

 

『上体が硬い』

『もっと動きをなめらかに』

『動きが止まらないように』

 

 

といった指導が入っていたりします。

 

 

 

このように腹筋は
トレーニングのやり方を間違えると
目的とは逆の効果が出てしまう

可能性もありますので
注意が必要です。

 

 

 

では腹筋運動も

具体例を少しご紹介していきますね。

 

 

・滑ると腰を反ってしまい
 山側に身体が残ってしまうので
 体の丸めるような腹筋を行う

 

・上体が後ろの遅れたときに
 瞬発的に前に戻したいので
 勢いをつけて一瞬で起き上がる腹筋をする

 

・滑ると上体が固まるので
 四つ這いになって
 なるべく力を使わずなめらかに丸まる
 腹筋をする

 

・上体がフニャフニャするので
 姿勢をキープするような
 体幹トレーニングを行う

 

・じっと同じ姿勢をキープするだけだと
 上体をカチッと固めてしまうので
 手足を動かしたり、手押し車をしたりと
 キープしながら動く腹筋をする

 

・腹筋を使いたいのに足の付け根にある
 腸腰筋を使ってしまうので
 足の裏をくっつけて
 胡坐のような状態に下半身をして腹筋を行う

 

・捻りを通して末端にパワーを伝えたいので
 メディスンボール(重いボール)を投げる
 腹筋トレーニングをする

 

・腹筋を最大幅で使いたいので
 バランスボールに仰向けに寝て
 ブリッジのような状態から腹筋を行う

 

・ローカル筋(インナーマッスル)を
 使えるようになりたいので
 身体は動かずお腹だけ凹んだり大きくなる
 腹式呼吸を行う

 

・一瞬でお腹を締めるために
 吹き矢や風船などのツールを使った
 腹筋トレーニングをする

 

・・・などなど

 

 

 

因みに今回紹介した腹筋関係の
トレーニングに関しては
本当に一握りといった感じで、
目的によって大きくやり方が変わります。

 

 

あなたも自分の目的が何なのか?

 

 

そのためにはどういった方法の
腹筋運動を行うのか?

 

 

きちんと考えてから取り組んでくださいね。

 

 

最後に腹筋に関して
一つ考えて欲しいことがあります。

 

 

 

『腹筋は後ろに行った身体を
 前に起こしてくる』

 

 

 

というイメージがある一方で

 

 

『身体が丸まると後傾になる』

 

 

 

というイメージもあります。

 

 

なぜこのような真逆のイメージが
存在するのでしょうか?

 

 

 

そして面白いことに
この真逆のイメージがあるにも関わらず
みんな似たような腹筋トレーニングを
行っているという部分です。

 

 

 

不思議ですよね!

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレで行う『基本』の落とし穴① 236

読了までの目安時間:約 7分

 


あなたはトレーニングの

基本的なメニューをきかれたら
どのようなものを思い浮かべますか?

 

でてくるのは

 

 

 

・スクワット

・ベンチプレス(腕立て伏せ)

・腹筋

 

 

 

 

といったような

筋トレの基本と呼ばれるものではないですか?

 

 

これはスキーに限らず
他のスポーツでもいえるかもしれませんね。

 

 

 

 

でもよく考えてみてください。

 

 

 

もしスキーのパフォーマンス向上ために
行うとしたらそのエクササイズが
どの場面で必要とされるのでしょうか?

 

 

 

 

スクワットのような動作をした結果、
お尻が後ろに落ちていると
注意される場面もあります。

 

 

 

 

 

スクワットはまだわかりますが、
ベンチプレス(腕立て伏せ)にいたっては
一生懸命胸や腕の力で
何かを押すシーンが雪上であるでしょうか?

 

 

 

 

腹筋は身体を丸める動作ですが、
実際雪上で身体を丸くしようと
意識する機会はありますか?

 

 

 

 

因みに今回例にだした3つのエクササイズは
意味がないわけではなく
どれも必要に応じて行ってもらいます。

 

 

 

 

ただこのような
質問を受けたときに
明確に答えられるくらい
あなたの中で『何のため』に行っているか
きちんと整理しておかなければ
パフォーマンスには繋がってきません。

 

 

 

 

これがスキー界やスポーツ界、
トレーニング業界では基本だから
という安易な理由でトレーニングメニューを
決めていないかまずは考えてみてください。

 

 

 

 

スクワットのやり方を考える

 

では実際のどのような

トレーニングを行えばいいのか?

 

 

 

どのようなトレーニングというよりは

どのようなやり方で行えばいいのか?

 

 

 

という視点で考えていくと

雪上パフォーマンスに

繋がりやすくなります。

 

 

例えばトレーニングの基本とされている

スクワットでも、

目的や意識でやり方が

大きく変わります。

 

 

 

具体的にどのような
意識や目的を持ち、

実際どのようなやり方があるのか

いくつか紹介していきますね。

 

・股関節の使い方を覚えたいから
 自体重で股関節から動き出して、
 しゃがむ練習をする。

 

・雪面からの圧に耐えるときは、
 しゃがんでいる状態ではなく、
 足が伸びている状態に近いので
 床と腿が平行になるまでしゃがむ
 パラレルスクワットではなく、
 4分の1までしか下がらない
 クウォータースクワットにする。

 

 

・上半身の可動性と連動性を意識したいので
 バンザイの状態で行う
 オーバーヘッドスクワットを選択する。

 

 

・スキーは押し上げる力よりも
 受け止める力を必要とするので、
 立位姿勢から股関節を抜いて
 キャッチをするような意識の
 スクワットを行う。

 

 

・スタンスが広がりやすいので
 肩幅ではなく腰幅よりも狭い
 スタンスで行う。

 

・立位からしゃがんだ状態、
 どの場面でも足のアーチがキープできて
 つま先が開かないかチェックするために
 スクワットを行う。

 

 

・バーベルスクワットですと
 腰を反る動きが出てしまうので
 腰にウェイトをぶら下げた
 スクワットを行う。

 

 

・左右のバランス感覚が違うので
 シングルスクワットで
 片足ずつ行う。

 

・・・

 

 

ざっとですがほんの一例です。

 

 

 

出そうと思えば
まだまだ山のようにあります。

 

 

 

このようにただ基本だからやればいいのではなく、

あなたのスキー上達にとって
もっとも必要な要素を

手に入れる為のやり方や、意識で

スクワットができていれば
ぜひ行って欲しいということです。

 

 

 

逆にあなたのスキー上達に
つながるやり方でなければ
いくらやっても滑りは変わりません。

 

 

 

 

 

あなたがもしオフシーズンを通して

トレーニングを行ったのに
次のシーズン滑りが変わらなかったのであれば
間違いなくスキー上達につながる
やり方ではないということです。

 

 

 

 

因みに今回は代表的な
スクワットについてでしたが
腕立てや腹筋に関しても
スキー上達につなげるための
意識ややり方が山ほどあります。

 

 

 

 

 

次回のブログでご紹介しますね。

 

 

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

あなたのコントレ(コンディショニングトレーニング)はスキー上達につながるのか? 3つのチェックポイント 235!

読了までの目安時間:約 15分

 


あなたは『コントレ』
というワードを聞いたことがあるでしょうか?

 

 

 

スキーをしていれば一度は耳にしたことが
あるはずです。

 

 

 

コントレとは

 

 

 

『コンディショニングトレーニング』

 

 

 

の略称です。

 

 

 

 

チームに属していれば
滑りおわったらその後コントレ
という流れは定番化されてきています。

 

 

 

その流れ自体は
決して悪いことではありません。

 

 

 

 

ただ残念なことに
コントレに対する認識や考え方、
また根本的なやり方を
間違えているケースが大半です。

 

 

 

 

そして何より厄介なのが
そのことがスキー上達に
大きくかかわっていることに
気づいていない部分です。

 

 

 

あなたがもしコントレを行っているとしたら
その日の疲れを残さないで
明日も滑れるように位にしか
思っていないのではありませんか?

 

 

 

私も選手時代はそうでした。

 

 

 

軽くランニングなどを行い、
あとは動きのあるストレッチを
何種目か行う程度です。

 

 

 

 

もちろんこれでも
意味がないわけではありませんが
上達につながるかといわれると微妙ですし、
何より上達を妨げている場合があります。

 

 

 

 

 

コントレを行った方が
かえってスキー上達を妨げる?

 

 

 

 

 

と疑問に不思議に思うかもしれません。

 

 

 

 

 

今回はスキー上達につながらない
悪いコントレになっていないか
3つのチェックポイントを
ご紹介します。

 

 

 

 

あなたのコントレも見直してみて下さいね!

 

 

 

 

チェック① そもそもコントレの捉え方が違う

 

 

あなたはコントレに対して
どんなイメージを持っていますか?

 

 

 

 

よくあるのが
疲労回復、ケガの予防だと思います。

 

 

 

 

その日の疲れを次の日に残さないため!
身体をケアしてけがを予防するため!

 

 

 

 

これは大正解なのですが、
それと同じ以上に重要な目的があります。

 

 

 

 

その目的が果たされていないので
コントレを行うことが
スキー上達につながっていないのです。

 

 

 

 

コントレをスキー上達につなげるために
重要な目的とはなにか?

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

・身体のバランスを整える
・動作の修正、習得を行う

 

 

 

 

この2つです。

 

 

 

身体のバランスと簡単に言いましたが、
脚の長さが左右で違う、
捻れる幅が左右で違う、
背骨の前後の可動性が違う、
などなど、
そこが違えばターンに左右差が出るのは
当然でしょ!

 

 

 

 

という部分を放置したまま
練習していませんか?

 

 

 

 

 

その部分をもしコントレで少しでも
改善できるとしたら
スキー上達に大きくつながってくると
思いませんか?

 

 

 

 

また動作の修正については
次のチェックポイント2で
詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

チェック②  コントレと雪上をリンクさせていない

 

 

あなたはコントレのメニューは
どのように決めていますか?

 

 

 

私の中ではコントレのメニューは
大きく分けて2つあります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

1.身体のケア

2.技術習得のための動作練習

 

 

 

です。

 

 

 

 

身体のケアの方は
あなたもイメージしやすいのでは
ないでしょうか?

 

 

 

 

ジョギング、ストレッチ、
ラダーなどで身体を動かす
といった一般的に行われているコントレは
身体のケアが目的のものが大半です。

 

 

 

 

チェックポイント①で紹介した
身体のバランスを整えるのも
身体のケアに属していると
いっていいでしょう。

 

 

 

 

しかしスキー上達のために
もう一つ行っていただきたいのが
技術習得のための動作練習です。

 

 

 

課題に対して必要なストレッチや
エクササイズを行い、
雪上で表現したい動きが陸上で
きちんとできるのか練習します。

 

例えば腰が回ってしまうといった

ローテーションをしてしまうのが悩みなら

骨盤を進行方向に向けたま股関節だけ

捻れるか下の写真のように

チェック&練習します。

 

 

股関節が上手く使えないのであれば

まずは股関節が動くとはどういうことか

知るとこから始める必要が

あるかもしれません。

 

 

 

大抵雪上でできないと悩んでいる動きの多くが
陸上でやってみてもできません。

 

 

 

 

ですから陸上でまず修正する
トレーニングをすることが
明日の雪上練習の質に
大きくかかわってきます。

 

 

 

 

しかしそれは雪上で練習して
直していくものだと思い込んでしまい
明日へ向けての改善策をとらないまま
コントレを終えてしまっていませんか?

 

 

 

 

そもそも課題の改善以前に

 

 

 

 

自分の頭の中ではやっているつもりが

実際は全然できていない

 

 

 

というケースがよくあるので、
コントレの中で鏡や動画を通して、
自分の頭の中のイメージと
実際の動きとのギャップに
気づくだけでも大きな一歩です。

 

 

 

 

③コントレの質にこだわっていない

 

 

チェックポイント①、②で
コントレは疲労回復やケガの予防だけでなく、
スキー上達を邪魔する要素になる
身体のアンバランスさや
動作の改善の目的や
技術向上のための動作習得の目的もあると
お伝えしてきました。

 

 

 

 

もしあなたが、
きちんと体のバランスを整えたり
動作の修正をするメニューを

きちんと取り入れています!

 

 

 

 

という場合はこのチェックポイント③

 

 

 

 

 

コントレの『質』

 

 

 

 

について考えてみて下さい。

 

 

 

 

 

質にこだわっていないと
なぜ感じるのかというと、
メニューのやり方にまで
指導が入っているケースを
見たことがないからです。

 

 

 

 

たとえばじゃあまずは軽くジョギングね!

と走る場合がありますが、

 

 

 

 

その走り方余計に腰痛めるよ!

 

 

 

その足の着き方だと
さらにX脚シルエットが強くなるよ!

 

 

 

という指導を受けたことがありますか?

 

 

 

 

またご自身で行われている方が
意識をしているでしょうか?

 

 

 

 

 

これは他のどの種目にも言えます。

 

 

 

 

 

ラダーをするにしても
ストレッチをするにしても
ジャンプ動作をするにしても

すべてエラー動作で行っていれば
かえってマイナスです。

 

 

 

 

むしろやらない方がいい!!

 

 

 

 

 

なんてことがよくあります。

 

 

 

 

コントレだってビデオをとって
動きの確認をしたり

下の画像のように鏡で確認するくらい
質にこだわっていいかと思います。

 

 

 

例えば今日の滑りで
後傾ポジションになっている人は
コントレのこの動きの時に
後傾ポジションの原因となる動きが
出ているでしょ?

 

 

 

なんか滑ると腰が痛いのは
この動きが原因なんじゃない?

 

 

 

といった感じです。

 

 

 

 

せっかくスマホなどで
すぐに動画がとれる環境なのですから
コントレの時の動きもきちんと
研究してください。

 

 

 

 

コントレ自体が
ただこなせばいいという
位置づけになっていませんか?

 

 

 

 

もし練習後のコントレと
練習前の朝のコントレが
その日の雪上練習につながる
質の高いものになれば
スキー上達速度は大きく変わってきます。

 

 

 

 

 

イメージとしてはスキー上達に非常に重要な
小さな成長サイクルを
1日ごとに作り上げているといった感じです。

 

 

 

成長サイクルについて詳しくわからない方は
こちらから

理由④陸上と雪上を結ぶ成長サイクル

 

あなたもコントレの根本的な考え方や
その内容、質について
今一度考えてみください。

 

 

 

ちなみオフトレのベースも
今回紹介したコントレの考え方と一緒です。

 

 

 

 

この要素が満たされていないと
あまり効果の出ない
オフトレになってしまいます。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレでプラスノー、ピスラボをし ても上達しない人の共通点は?234

読了までの目安時間:約 13分

 


梅雨明けもしていよいよ夏本番!

といったところですが、
この時期に行うオフトレで最近人気なのが
プラスノー、ピスラボと呼ばれる
サマーゲレンデでの練習です。

 

このサマーゲレンデの効果について

動画でもお伝えしております。

因みにプラスノーとピスラボの違いは
敷いてあるマットの違いです。

 

 

 

 

あなたはサマーゲレンデで
滑った経験はありますか?

 

 

夏場に海外に行かなくても
冬場と同じ道具を使って練習ができる!

 

 

というメリットがあり
毎年多くのスキーヤーの方が
夏場も滑りに行っているようです。

 

 

 

最近私のところにも
サマースキーに関する質問を
多くもらいます。

 

 

 

その質問の多くは

 

 

 

 

『夏場にサマースキー(プラスノー、ピスラボ)
 をすることは効果がありますか?
 また、気を付けることはありますか?』

 

 

 

といったものです。

 

 

 

今回のブログは
そんなサマースキーに関しての
疑問質問に対する回答をまとめてみました。

 

 

 

オフトレで既にサマースキーをしている方、
これから取り入れようと考えている方は
参考にしてみて下さい。

 

 

 

そもそもサマースキーは効果があるの?

 

 

まぁいつもながら言ってしまえば
効果がある人もいればない人もいるのが
トレーニングというものです。

 

 

これさえやれば絶対上手くなる
というものがあれば
スキーヤー全員それを行って
上手くなっているはずなので。

 

 

 

これは身近なものでいえば
ダイエットに似ています。

 

 

 

毎年色々なダイエットが流行っては
消えていきますが、
このダイエットされやれば
みんな絶対に痩せる
というものがあれば
新しいダイエットが出てくることは
ないですよね?

 

 

やってみて痩せる人もいれば
そうではない人もいるわけです。

 

 

しかし本質的な部分を見てみると
摂取カロリーより消費カロリーの方が
大きと痩せるという現実があります。

 

 

 

勿論どの栄養素を取り入れるのか?
痩せるとは体脂肪なのか体重なのか?

 

 

といった細かい部分はありますが、
今回はダイエットの記事ではないので
省略しますね。

 

 

 

何が言いたいかというと
スキーにもダイエットと同じように
上手くなるかならないかの
本質的な要素があり、

 

 

 

 

それを満たしていれば
ある程度何をやっても
上手くなる!

 

 

 

という事です。

 

 

 

では今回のタイトルにもある
サマースキーを行っても
スキー上達につながらない人との
共通点とはなにか?

今回は代表的な3つをご紹介していきます。

 

 

 

 

①技術的に伸び悩んでいる期間が長い

毎シーズン滑りが上達している方もいれば
何年も同じレベルで
伸び悩んでいる人もいます。

 

 

 

 

あなたは前者と後者どちらでしょうか?

 

 

 

もし何年も同じレベルで
伸び悩んでいるのであれば
サマースキーを行っても
スキー上達につながらない可能性が高いです。

 

 

 

『いやいや何年も同じレベルで

 伸び悩んでいるから、
 夏場も練習量を稼ごうと
 サマースキーを取り入れるんじゃないか!』

 

 

 

と思われるかもしれませんが
よく考えてみて下さい。

 

 

 

なぜシーズン中雪上で滑っても
上達しなかったのに
夏場サマーゲレンデで滑ると
上達するのでしょうか?

 

 

それなら冬場に雪上で滑っていても
上達していなければおかしくないですか?

 

 

 

 

分かりやすい例を言えば
去年初めてスキーを行い
ボーゲンで滑っている人は
サマースキーを通して
より上達に繋がると思います。

 

 

 

なぜならまだ滑れば滑るほど
伸びている状態だからです。

 

 

つまり見方を変えれば、
サマースキーを行い上達する人は
雪上での滑走量を増やせば
上達する人とも言えます。

 

 

 

あなたが置かれている状況は
一体どちらでしょうか?

 

 

 

②サマースキーの技術=雪上技術だと思ってしまう

 

サマースキーの大きな特徴として

スキー用のブーツと板を履いて
雪上に近い状態で滑れるという事です。

 

 

 

 

しかしここを勘違いすると痛い目に合います。

 

 

 

以前にも違う記事でお伝えしましたが

 

 

 

 

雪上に近いのであって
同じではない!

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

もしあなたがすでにサマーゲレンデで
滑った経験があるなら、
はじめて滑ったときの事を
思い返してみて下さい。

 

 

 

大半の方が

 

 

 

 

『似ているけど何か違う・・・』

『ちょっと滑りずらいかも』

 

 

 

と思ったのではないでしょうか?

 

 

 

似ている部分はありますが
同じではありません。

 

 

エッジのかかり方、
板の滑走性、
ブーツの柔らかさ
・・・

 

色々な要素が雪上とは違います。

 

 

 

それらを雪上とは違うものと
きちんと把握して、
雪上にたった際に
リンクさせることができる人は
問題ありません。

 

 

 

しかし、多くのスキーヤーの方が
サマースキーでの滑走感覚や技術を
そのまま雪上で実践します。

 

 

 

その結果、板の滑走性が違い後傾になったり
余計な動きをして板を走らせようとしたり、
ブーツの硬さの違いで
動きが固まったりします。

 

 

 

似ているからこそ

このような部分に気付けずに
無意識のうちに滑りが狂ってしまうケースが

あるので注意が必要です。

 

 

 

たとえばインラインスケートに対して

 

 

『あれは足首が自由に動くから
 スキーとは全然違うよ!』

 

 

という人がいますが、

サマースキーは

スキーブーツを履いているから
雪上と同じだと思っているケースが
よくあります。

 

 

しかし実際は気温が違うため
ブーツのシェルの硬さが
全然違います。

 

 

 

雪上と同じスキーブーツを履いている
という事で、

さも雪上と同じであると
勘違いをしているいい例です。

 

 

因みにブーツの専門家の人でから
ブーツの設計は冬場の気温、
それに伴ったシェルの硬さを
考慮して設計しており、
夏場の高温で使うようにはできていない
という意見もあります。

 

 

 

③明確な課題を持っていない

あなたはサマースキーで

これを新たにやろう!

これを大きく変えてみよう!

という何か課題やテーマを持って

滑っていますか?

 

 

 

サマーゲレンデに行くスキーヤー方で
明確な課題を持っていないケースが
多くあります。

 

 

 

とりあえずサマーゲレンデで滑れば
スキーが上達するのでは?

 

 

と思われている方が多いですが、
理由の①でも書いた通り、
とりあえず滑れば上達していく状況であれば、
雪上で滑れば自然と上手くなります。

 

 

 

雪上で滑りこんでも上達しないのに
サマースキーで滑りこんで
上達する可能性はかなり低いです。

 

 

 

これは雪上でも言えるのですが
技術が頭打ちになって悩んでいる方は
現状から何かを大きく変える必要があります。

 

 

 

 

・新しい情報を得てその動きを試す
・身体をトレーニングで変えて
 滑りにどう影響が出るのか試す
・今までとは違う感覚で滑ってみる

 

 

など何か課題やテーマを決めて、
現状を変えていくことが必要なのです。

 

 

今まで通りの感覚動きで滑っていると
現状の癖や動きをより染み込ませてしまい、
むしろスキー上達の弊害になってしまうので
気を付けたいところです。

 

 

 


 

以上がオフシーズンにサマースキーを行っても
上達につながらないスキーヤーの
代表的な3つの共通点です。

 

 

 

もしあなたがサマースキーをしている、
または取り組もうと考えているのであれば
以上の3つの状態にならないように
意識してください。

 

 

 

逆に言ってしまえば
以上の3つをすべてクリアしているのなら
オフにサマースキーをすることは
スキー上達に大きくつながる
可能性があります。

 

 

 

結局はそのトレーニング自体が
上達の可否を決めるのではなく
そのスキーヤー自身の状態や
取り組み方が上達を決めるということですね。

 

スキー技術 トレーニング論

スキーのトレーニングメニューは戦略と戦術を使い分ける!【ジュニア編】233

読了までの目安時間:約 10分

 


前回のブログでは社会人の方向けに

スキーのトレーニングをする際に
戦略と戦術どのように使い分けていけば良いか
お伝えしました。

 

 

今回はジュニア編をお伝えします。

 

 

 

正直言って社会人の方より
ジュニア選手の方が
戦略と戦術の使い分けが非常に重要なんですが
とても難しいです。

 

きちんとできているジュニア選手は
ほとんど見たことがありませんし、
できていたとしても偶然の産物で、
再現性がありません。

 

 

 

トップ選手を次々と排出する国がある中で
なかなか日の目を見ない
日本スキー界の原因の一つは
ここにあるのではないでしょうか。

 

 

 

なぜジュニア選手の戦略と戦術の使い分けが
難しいのか?

 

 

 

今回は3つの理由をお伝えします。

 

 

 

 

※因みに戦略と戦術の違いについては
前回の記事をお読み下さい。

 

 

【スキーのトレーニングメニューは戦略と戦術を使い分ける!【社会人編】232】

 

 

 

一つお伝えし忘れていました。

 

 

このあとの3つの理由を読む前に
確認して欲しいことがあります。

 

 

この先はあくまでも

ジュニア選手の『将来的な成長』が目的

という前提で書いてあります。

 

 

・小学生でスキーはおしまい
・小さいころ結果が出ればいい

 

 

という事が目的ですと
また戦略と戦術はかわってきますので
この先は読まなくても大丈夫です。

 

 

 

理由① 大会が多すぎる

これは特にアルペンスキー界の方に
色濃く出ていますが

毎週のように大会に参加している

ジュニアスキーヤーを
多く見かけます。

 

 

 

基本的にジュニアにおける大会とは
練習の成果を試す場です。

 

 

 

しかしあまりにも大会が多いため
大会の調整を目的とした練習が繰り返され、
技術改善の為の練習が
不十分な選手が多いです。

 

 

例えばフリースキーとゲート練習(ポール)の
割合を考えてみて下さい。

 

 

 

あなたのお子さん、またはあなた自身は
どれぐらいでしょうか?

 

 

 

 

因みにアメリカのジュニア育成プログラムでは
6歳~10歳の段階で
フリースキー90% ポール練習10%
だそうです。

 

 

 

雪あり県のジュニアたちはまだいいですが、
雪がない週末スキーヤーのジュニア達は
一体いつ練習するのでしょうか?

 

 

 

この大会が多すぎるせいで
ジュニア育成の方向性が
大きく変わってきます。

 

 

それがこの後の理由②に大きく関わってきます。

 

 

 

理由② 目の前の成果が評価基準

理由①でお伝えした
大会が多すぎるせいで

出てくるの問題が
目の前の成果を追い求めてしまう
という事です。

 

 

 

当然大会が多くあれば
勝ちたいと思うのが選手です。

 

 

 

その為本来なら
ジュニア選手の大会参加の位置づけは、

 

 

『将来的にトップスキーヤーになる為に
 どうすればいいのか?』

 

 

という戦略の中で

 

 

それならこの大会に出て、
あとはこの練習をして、

 

といった戦術の一つに過ぎないのに
いつの間にか

 

 

その大会に勝つにはどうしよう?

 

 

 

という部分しか考えられなくなります。

 

 

 

そうなるとチーム全体の方向性も

 

基本的な練習を繰り返し
スキー自体が上手になろう

 

ではなく

 

実践的なポール練習を行って
目の前の成果につなげよう

 

となるわけです。

 

 

 

 

もちろん選手や保護者の方もそれを求めます。

 

 

あなたやあなたのお子さんが
週末練習に行って、

 

『今日は基本的な技術向上のため
 ポールは行いません』

 

と言われたらどう感じますか?

 

 

 

『おっ、将来的なことを考えて
 計画が練られているな!』

 

『そうだよね、この時期は
 このベースを作ることが第一優先だよね!』

 

 

と思えますか?

 

 

 

『せっかく練習に来たのに
 ポールやらないのか』

 

『来週大会だからポール入りたかったのに』

 

 

 

と感じませんか?

 

 

 

このように戦略と戦術が混乱して
日々目の前の結果に一喜一憂し、
小さなころは速かった(上手かった)のに
大人になってみれば他の選手と大差がない
というケースになりかねません。

 

 

 

 

理由③ 点の指導

理由②でお伝えした様に
目の前の成果が評価基準になってくると
当然指導者も目の前の結果を
重視した指導になります。

 

 

いわゆるその場だけの『点』の指導です。

 

 

もしあなたがジュニアスキーヤーか
その保護者の方でしたら、指導者の方から、

 

 

『今はまだこれができればいい』

 

といったような先を見据えた
言葉をどれだけかけてもらっているか
振り返ってみて下さい。

 

 

これは一般スキーヤーにも
いえることですね。

 

 

 

大半が

 

 

もっとここをこうして!

ここがこうなっている!

 

 

といった現状の問題を
指摘されるのではないでしょうか?

 

 

 

道具選びに関してもそうです。

 

『大会に勝つには』

 

という基準で道具を選んでいるため
どうしても硬すぎる、長すぎる
などのオーバースペックになりがちです。

 

 

これも全て目の前の大会に勝つという

『点』で物事を考えいるからです。

 

 

 

さいごに

 

今回お伝えした内容は

ジュニア選手が戦術と戦略を

使い分けられない理由の

ほんの一部分です。

 

本来は指導者側やスキー協会、
もしくはスキー業界全体が
きちんと戦略と戦術を考えた
育成プログラムを構築し
選手達に提供することが理想的です。

 

 

ただそれはあくまで理想で、
それを待っていたら
あなたやあなたのお子さんは
大人になってしまいます。

 

 

まずは自分たちが
戦略という『線』を基準にして
戦術という『点』を打っていくイメージを持ち
どのような練習を行い、
どのような大会に出るか?

 

 

 

という部分を考えることが重要です。

 

 

因みに戦略が上手くできずに
伸び悩んでいるにも関わらず
仕方がないことだと
納得させてしまう
恐ろしい言葉があります。

 

 

それが

 

『才能』『センス』

 

です。

 

 

 

そこに着地点を出してしまうと

成長はありませんので

気を付けて下さい。

 

ジュニアスキー トレーニング論

スキーのトレーニングメニューは戦略と戦術を使い分ける!【社会人編】232

読了までの目安時間:約 9分

 


あなたが、スキー上達の為に行っている

雪上練習やオフトレーニングの

トレーニングメニュー、

またはスケジュールは
どのように決めていますか?

 

多くのスキーヤーはシーズンに入ると
まずとりあえずは滑りに行き、
オフに入れば当たり前のように
インラインやプラスノーを行うか
筋トレで筋肉を増やす、
走り込みやバイクで基礎体力向上!

といった選択をしています。

 

 

なぜそのトレーニングメニューを

選択したのですか?

 

 

と聞かれると

 

 

『そういわれても・・・
 それが常識だし・・・』

 

『雑誌に乗っていたから』

『周りはみんなそうしているし・・・』

 

とこれといった確信がなく、
困ってしまうのではないでしょうか?

 

 

 

それは今回のタイトルにもある
戦略と戦術が使い分けられていない
いい例です。

 

 

スポーツにはこの戦術と戦略の使い分けが

非常に重要です。

 

 

当然スキーの上達においても
とっても大事!

 

 

しかし上達に悩む多くのスキーヤーは
この『戦術』と『戦略』の使い分けが
きちんとできていません。

 

 

今回はスキー上達に繋がる
戦術と戦略の使い分け
についてお伝えしていきます。

 

 

 

戦略と戦術の違いは?

戦略とは簡単に言うと
目標を達成するための
総合的・長期的な計画手段です。

 

 

一方戦術とは
その戦略を行うための
具体的・実践的な計画手段です。

 

 

スキーにおいていえば、

 

 

・雪上でこのエクササイズをしよう、

 

 

・このキャンプ、合宿、スクールに
 参加しよう

 

 

・オフトレでこの種目で
 トレーニングメニューをしよう

 

 

という一般的なスキーヤーの方が
考えている部分は『戦術』の部分です。

 

 

戦術しか考えていないので
当然目標達成が
困難になってしまいます。

 

 

本来は、今後の目標と
先シーズンを振り返っての現状から
戦略からまずは

考えていく必要があります。

 

 

 

そしてある程度の戦略の上で

 

 

・実際にどんなトレーニングをするのか?

・インライン、プラスノーといった
 疑似スキー練習は取り入れるのか?

・夏場は海外キャンプにいくのか?

・シーズンinは何時から入るのか?

・どのスキー場で滑るのか?

・どんなエクササイズを行うのか?

・どのキャンプや合宿、スクールに
 参加するのか?

 

という部分が見えてくるわけです。

 

 

 

これが戦術の部分です。

 

因みにスキー雑誌に
載っている様な情報は
ほぼ戦術の部分だと思ってください。

 

 

さてこの戦略ですが、
性別、年齢、技術レベル、関係なく
どのスキーヤーにも重要ですが
人によって違ってくるのが
むずかしいところ・・・。

 

 

簡単にでも
モデルケースの様なものがあれば
・・・

 

 

と思われるかもしれません。

 

 

 

そこで今回は大きく
社会人の一般スキーヤーの方と
ジュニアスキーヤーの
2つに分けて戦略を考えていきましょう。

 

 

 

社会人スキーヤーの戦略例

 

社会人スキーヤーの方の多くは
仕事との兼ね合いから
滑走日数が限られているかと思います。

 

 

年間30日くらい滑れれば
十分熱心に雪上に通われていると

考えていいです。

 

 

限られた滑走日数の中で上達するには
より効率的に戦略を
考えていかなければなりません。

 

 

社会人スキーヤーの方にとって
まず最も必要な要素は

 

 

 

・思い描くフォームを
 作るために必要となる
 関節可動域(関節が動く幅)の確保

・実際に思い描くフォームがつくれる
 身体に使い方

 

 

 

この2つです。

 

 

 

この2つを満たしていないにも関わらず
ひたすら雪上で滑りこみ、
上手くならないなぁと
悩んでいる人が大半です。

 

 

よく考えてみて下さい。

 

 

どう考えても身体が硬くて
その形がとれないのであれば
雪上でいくら試みても
無理に決まっています。

 

 

どうしてもトレーニングというと
筋力アップや基礎体力向上に
走りがちですが何が優先か?
まずは気付くとことからスタートです。

 

 

そこまで分かれば、
できない動きの原因となる
関節可動域を増やす

トレーニングメニューを
まずは夏ごろまでしっかり行おう。

 

 

 

関節可動域が広がったら、
その身体を上手く使えるか、
今度は身体を動かす

トレーニングメニューをしよう!

 

 

そこで初めて
プラスノーで試してみるか?
インラインで試してみるか?
鏡の前で思い描くフォームができるか?

 

 

 

といった『戦術』の部分を考えるべきです。

 

 

 

あくまでもこれは一般的に
社会人スキーヤーに多くみられる
一例です。

 

 

人によっては
上記の2つを満たしているにも関わらず
上達してこないパターンもあります。

その場合はまた新たに戦略を
考えていく必要があります。

 

 

ただ共通して言えることは

滑走日数が限られているのだから

上手くなれない状態で

雪上練習を行うのは

本当に勿体ないという事です。

 

 

さらに言ってしまえば

社会人スキーヤーの場合

放っておけば勝手に

スキー上達に繋がる要素が手に入る

という事はまずありません。

 

 

ジュニアスキーヤーでしたら

毎年身体も大きくなり、

筋力もつくのであり得ますが。

 

 

むしろどんどん上達を妨げる要素が

勝手に増えていくので

より的確な『戦略』『戦術』が必要です。

 

 

 

去年と全く変わらないどころか

去年よりタイムが落ちた、

バッジテストで点数が落ちた、

という場合は要注意です。

 

 

今回は社会人スキーヤーの方向けに

スキー上達に繋がるトレーニングメニュー

つまり戦術を考えるための

戦略例をご紹介しました。

 

 

ご自身の一年間を通しての戦略を

一度しっかり考えてみて、

そこからトレーニングメニューを

決めていってくださいね。

 

 

次回はジュニアスキーヤー編を

お伝えしていきます。

 

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

ジュニアスキーヤーが行ってほしいトレーニングの取り組みとは?231

読了までの目安時間:約 8分

 


スキー上達にもっとも繋がるトレーニングは
一体何なのか?

 

 

この答えを追い求めて
オフシーズン様々なトレーニングに
取り組んでいるスキーヤーの方が
多いかと思います。

 

体幹か?筋トレか?体力か?
柔軟性か?バランスか?

 

 

各個人、チーム様々な考えのもと
取り組まれているはずです。

 

 

さて今回はジュニアスキーヤー育成のための
オフトレについて
考えていきたいと思います。

 

 

先日アルペンスキージュニアチーム
カンダハージュニアさんの
オフトレをサポートしてきました。

 

 

その中のトレーニングの一つで
ボールを横投げ投げたり、
左手で投げたりと、
普段使わないような身体の使い方で
投げてもらいました。

 

 

うまく左右均等に使える選手もいれば
横投げになった途端に
ボールがとんでもない方向に
とんでいく選手、
左で投げるとロボットの様になる選手など、
見ていて面白かったです(笑)

 

 

 

 

さてここで一つの疑問が浮かびます。

 

 

『ボールを左手で投げられれば
 スキーはうまくなるのか?』

 

 

ということ。
(横投げででもいいですが)

 

 

 

あなたはどう思いますか?

 

 

 

左右バランスよく使えた方が
スキーは両側競技だからいいのでは?

 

 

そういえばダルビッシュ投手は
左投げでも140キロ投げられるって
何かで見たことあるな・・・

 

 

テニスや卓球などのラケット競技は
片側スポーツだけど、
トップ選手たちは反対側でも
上手く打てるしな・・・

 

 

なんて思われた方もいるかもしれません。

 

 

 

『ボールを左手で投げられれば
 スキーはうまくなるのか?』

 

 

というに問いに対しての私の意見は

 

 

 

 

 

 

 

Noです!

 

どう考えても左手で
上手に投げられたからって
スキーが上手くなると言い難いです。

 

 

じゃあなんで意味のないことを
やらせてるの?

 

 

 

と思いますよね。

 

 

 

 

このトレーニングの目的は
別に左で上手に投げることではありません。

 

 

 

 

自分の思い描く動きが
再現できるのか?

 

再現できないとしたら何が原因なのか?

 

筋力?バランス?柔軟性?リズム?
タイミング?イメージ?

 

ビデオで確認して自分なりの
解決策を考える。

 

 

そして実際に試して
改善されているのかまた確かめる・・・

 

 

といったような
プロセスを踏んでもらう事に
意味があります。

 

 

 

 

要は左手でボールを投げるという事は
一つの手段でしかないという事です。

 

 

 

これさえやれば誰でも

必ずスキーが上手くなる!

 

 

 

というトレーニングがあれば誰しも

それを行うはずです。

 

 

 

ダイエットも同じですね。

 

 

 

でも実際そのようなものは存在しません。

 

 

『誰しも上手くなる』というものは

存在しないという部分がポイントです。

 

 

その人がこのトレーニングを

正しい意図で行えれば

絶対上手くなるだろう!

 

 

というものは存在しますよ!

 

 

 

トレーニングを行っても
スキー上達につながらない
スキーヤーの多くはこの部分を
勘違いしています。

 

 

トレーニングという『手段』を
『目的』にしてしまうのです。

 

 

今回の例でいえば、
手段としてトレーニングを使えている選手は
自分の身体がイメージ通りに
動かない原因をさがし、
それを解決していくことで、
また違ったできない動きがあらわれた時に
その経験を応用していきます。

 

 

しかしトレーニングが
目的になってしまう選手は
左手で上手に投げることを
練習するので、
投げる事が上手になっても
他への応用がききません。

 

 

中高生ぐらいの選手でしたら
伝えればきちんと考えてできるはずです。

 

 

小学生でも細かい部分は分からなくても
どうしたらこれが
できるようになるんだろう?

 

と考えるだけでも重要です。

 

 

 

スポーツの基本は全てここです。

 

 

 

 

ですからこのトレーニングは
効果があるのか?意味があるのか?

 

 

ではなく

 

 

 

どうすればこのトレーニングは
効果、意味があるものにできるのか?

 

 

 

という捉え方ができる選手に
まずはなって欲しいと思います。

 

 

 

 

 

書いていて思いましたが
この内容はジュニアに限ったことでは
ありませんね。

 

 

 

 

 

ジュニアスキー トレーニング論

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