スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーで『後傾』ポジション改善する為に まずやるべき事は?267

読了までの目安時間:約 14分

 


スキーが上達しないといっても

その悩みは人それぞれ違いますが

今回はその中でも特に悩んでいる方の多い

 

 

 

『後傾』

 

 

 

についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

はじめに、もしもあなたが

スキーを初めてまもない

初心者の人から

 

 

 

『後傾ってなんですか?』

 

 

 

と聞かれたら

どのように説明するでしょうか?

 

 

 

スキーをしている方なら

誰もが一度は聞いたことがある

この『後傾』というワードですが、

 

 

 

実は一言で後傾といっても

人によって定義や捉え方が様々

 

 

 

です。

 

 

 

そして様々に分かれているからこそ

指導者のいう事と、

受講者の解釈が異なり

上達を阻む原因となっています。

 

 

 

同じことを言っているように思っていても

お互いが全然違う事を考えていては

滑りが変わらないのは当然ですよね。

 

 

ですからまず後傾を直したいのであれば

後傾とは何なのか?

という部分をきちんと

明確にしておく必要があります。

 

 

 

因みに自分の認識が

明確になっていても

指導者や、

アドバイスをしてくれる仲間の解釈が

異なっていては意味がありません。

 

 

 

あなたがもし『後傾』で

悩んでいるのならば、

この後お伝えする内容を元に

 

 

 

・自分にとって後傾は

どのような認識なのか?

 

・指導者が言ってる後傾は

どのような事なのか?

 

 

 

この2つの部分を

まずは整理することから

始めてください。

 

 

 

後傾は骨盤?上体?ポジション?

 

冒頭で

 

『もしあなたが後傾とは何か

聞かれたらどう答えるか?』

 

という質問をしましたが

いかがでしょうか?

 

 

実際このような質問をすると

 

 

・ポジションが後ろによる事

・お尻が落ちる事

・骨盤が後傾になる事

・足首が起きる事

・上体が起きる事

・太ももが寝る事

 

 

など様々な答えが返ってきます。

 

 

 

どれも人それぞれの解釈なので

何が間違いというわけではありません。

 

 

まぁだからこそ

食い違いが起きてしまうのですが・・・

 

 

まずは『後傾』に関する解釈を

いくつかのカテゴリーに

分けてみたいと思います

 

 

ポジションが後ろ

 

スキーで『後傾』というと

まず想像されるのが

ポジションが後ろになっている事

だと思います。

 

 

スキーは足元にある板が

急斜面やスピードが出るほど

どんどん前に進んでしまう為

スキーヤー自身も

置いて行かれない様に

ポジションを前に前にと

運んでいかなければいけません。

 

 

それが上手くできていない場合に

 

 

『板から遅れている』

 

 

といった表現もします。

 

 

 

さてここからが重要なポイントです。

 

 

 

ポジションが後ろになる事を

 

 

なぜポジションが『後ろ』ではなく

ポジションが『後傾』という

表現をするケースが多いのか?

 

 

という点です。

 

 

 

シンプルに考えれば

ポジションが後ろになっているのなら

そのままポジションが後ろですと

言えばいいだけですよね?

 

 

それを『後傾』と表現する理由が

あなたには分かるでしょうか?

 

 

 

『それは身体が後ろに傾けば(後傾)

 ポジションも後ろになるからでは?』

 

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

たしかにその通りです。

 

 

ではそこからもう一歩突き詰めて

 

 

身体のどの部分が後ろに傾くと

ポジションが後ろになるのでしょうか?

 

 

上体?

骨盤?

足首?

それとも全て?

太ももが寝る事や

お尻が落ちる事の関係性は?

 

 

こういった部分が

何となく曖昧になったまま

『ポジションが後傾になっている』

という表現が使われている為

 

 

結局具体的に

何をなおせばいいのか

分からない・・・

 

 

となってしまいます。

 

 

ポジションが後ろになっている事は

最終的な結果であって

その手前にある

『どこかが後傾になっている』

という部分を明確化することが重要です。

 

 

 

骨盤が後傾

 

先ほどお伝えした通り

ポジションが後ろになってしまうのは

身体のどこかが

後ろに傾いている(後傾)からです。

 

 

ではどの部分が後傾になっていると

ポジションが後ろになるのでしょうか?

 

 

もっとも多く言われているのが

 

 

【骨盤】

 

 

です。

 

 

 

その理由は

そもそも前傾、後傾という表現は

骨盤に使用するのが一般的だからです。

 

 

 

スキーを全くしたことがない人でも

前傾後傾と聞くと

真っ先に骨盤が思い浮かぶはずです。

 

 

試しにインターネットで

前傾、後傾と調べてみてください。

 

 

表示されるのは

ほぼ骨盤についてです。

 

 

 

すでに知っていると思いますが

この様に

 

骨盤が前に傾いていることを

 

【骨盤前傾】

 

後ろに傾いていることを

 

【骨盤後傾】

 

と言います。

 

 

つまりこの場合は

 

 

骨盤の後傾

=ポジションが後傾

 

 

という解釈です。

 

 

 

お尻が落ちるから後傾

 

 

ポジションが後傾になっていると

指摘される要素として

この【お尻が落ちている】という

ものもあります。

 

 

 

これ実際私も学生時代

ずっと言われ続けていました。

 

 

お尻が落ちるとは

言い変えれば

空気椅子の様に

後ろに転んでしまいそうな

状態になっているという事です。

 

 

【太ももが寝ている】

 

 

という指摘も

これと同じですね。

 

 

太ももの角度が地面と平行に近づくほど

お尻は落ちていきます。

 

 

確かに太ももが寝て

お尻が落ちて行けば

それにつられて

ポジションが後ろになっていきます。

 

 

 

 

 

つまりこの場合は

 

 

お尻が落ちていき

身体が後ろの傾いていく

=ポジション後傾

 

 

という解釈です。

 

 

 

 

上体が起きているから後傾

 

 

上体が起きているという

指摘を受けたことがあるでしょうか?

 

 

進行方向を向いたまま

電車に乗っていて

急発進をした場合

身体が後ろに遅れて

のけ反りますよね?

 

 

これが俗に言う

上体が起きるという事です。

 

 

この上体が起きていることを

ポジションが後傾になる

という表現をするケースがあります。

 

 

確かに上体が起きれば

足元は前に進み

頭は後ろになるので、

ブーツが支えてくれない限り

後傾になり転倒してしまいます。

 

 

そうならない為にも

上体を前にかぶせようと

意識して滑っているスキーヤーは

少なくないはずです。

 

 

 

この場合は

 

 

 

上体が起きて

身体が後ろに傾く事

=ポジション後傾

 

 

という解釈です。

 

 

スネが起きて後傾

 

これも非常によく指摘される

要素です。

 

 

 

あなたはブーツのタング

(スネにあるベロの部分)

からスネを離すなと言われた経験は

ありませんか?

 

 

 

確かにブーツの脛側ではなく

ふくらはぎ側に寄りかかると

ポジションが後ろになるのが

分かるかと思います。

 

 

スネの角度の他にも

足首の緊張感という

言われ方もします。

 

 

足首が曲がればスネが前に倒れますし

足首が伸びればスネが後ろに起きるので

スネの角度を指摘せずに

足首の曲がり具合を

指摘するケースです。

 

 

このように

 

スネの角度が後傾

=ポジションが後傾

 

 

という解釈ですね。

 

 

 

この様に

一言でポジション後傾と言っても

 

 

骨盤の事を言っているのか?

お尻の事を言っているのか?

上体の事を言っているのか?

スネの事を言っているのか?

 

 

という解釈の違いがあります。

 

 

どれが本当の意味での【後傾】だと

定義されているわけではないので

自分の意識している部分と

指導者が指摘している部分に

違いがないかまずは確認しましょう!

 

 

お互いの認識がしっかり合っていれば

これでも後傾はすぐに改善です!!

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

とは言い切れないのは

あなたもうすうす

気づいているかもしれません。

 

 

もちろん解釈の違いを確認する事で

後傾が改善されるケースも

中にはあります。

 

 

ただ大抵は言われている内容は

理解しているけど

ずっと直らず悩んでいるはずです。

 

 

なぜ指摘されている部分が

分かっているのに

後傾は直らないのか?

 

 

 

いよいよ後傾改善の真理の部分です。

 

 

その内容は次回の記事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキー技術 トレーニング論 未分類 身体論(フィジカル関係)

スキーで板をたわませる為に使い分けたい2つのトレーニングとは? 265

読了までの目安時間:約 14分

 


スキーの悩みで

定番となっているもの一つに

 

 

『板をたわませられない・・・』

 

 

というものがあります。

 

 

板がたわまない悩みは

スキーヤー自身が

自ら悩みだしたというよりは

指導者から

 

 

『もっと前半からしっかり板をたわませて!』

『外脚に乗れてないから板はたわまないよ!』

 

 

と言われて

悩みだした・・・

 

 

というケースが

大半ではないでしょうか?

 

 

 

そしてその悩みは

なかなか解決できないまま

毎シーズンのように

指摘されているケースも

非常に多いです。

 

 

 

まぁ指摘だけで

解決方法は指導されません

というケースも多いようなので

解決出来ないのは

仕方がない部分もありますが。

 

 

 

ではもしあなたが

板をたわまそうとしたら

どのような動作を行うでしょうか?

 

 

 

多くのスキーヤーは

 

 

板をたわます=力を出して板を押す事

だと勘違いしています!

 

 

 

ショップなどで

板の硬さを確かめる時には

板を手でグイグイ押すように、

一生懸命外脚で

エイッエイッと

力を出して押しているのです。

 

 

しかしトップ選手や指導者が

板を押すや踏むと言うより

板に『乗る』という表現を

よく使う事からも分かるように

力を出すイメージよりは

 

 

 

受け止めるイメージの方が

板をたわますうえでは重要です!

 

 

 

 

しかしそれが分かったところで

そう簡単に受け止める事はできません.

 

 

 

その理由は普段のトレーニングが大きく関係しています。

 

 

使い分けたい2つのトレーニング

 

陸上でトレーニングをはじめると

多くの場合なんの疑問もなく

筋トレの要領で

重いものを持ち上げたり、

走り込みをして

体力をつけようとします。

 

 

しかし実際は

同じにように見えるトレーニングでも

おおきく2つの種類に分かれます。

 

 

それが

 

 

①力を出すトレーニング

 

 

②力を受け止めるトレーニング

 

です!

 

 

 

あなたのトレーニングは

力を『出す』練習と『受け止める』練習、

どちらを中心に行っているでしょうか?

 

 

 

多くの場合、基本的に筋トレとよばれる

ウェイトトレーニング系は

力を出す意識でやっています。

 

 

 

しかし実際雪上で求められているのは

冒頭でもお伝えしたように

自ら出すことよりも雪面からの圧を

受け止める事の方が多いです。

 

 

 

そう言った場面で

普段から力を出す動きが染みついていると

雪面からの圧が来た瞬間

無意識のうちに力を出してしまい

反発して板がバタついたり

ズルズル流れて行ってしまうわけです。

 

 

もちろん力を出すトレーニングが

いけないわけではありません。

 

 

 

ただシーズンが近くづいてきた

この時期は力を受け止める練習を

きちんとしておいた方がいいです。

 

 

例えばスクワットですと、

しゃがんで持ち上げる時に

力を入れるのではなく、

しゃがむ瞬間力を抜いて

その重みをキャッチするように

止まるといった意識をします。

 

 

 

あまり深い角度でやるよりは

クウォータースクワット(1/4くらい)で

行うとやりやすいです。

 

クウォータースクワットが

分からない方はこちらから

 

 

階段かから降りて片足着地!

なんて言うのも

力を受け止める練習ですね。

 

 

 

しかしこの受け止める系の

トレーニングには

落とし穴があるので

注意が必要です!

 

 

 

受け止めるトレーニングの注意点

 

まずもっとも気をつけたい注意点は

 

 

予想以上の負荷がかかる!

 

 

という部分です。

 

 

踵でいうと体重60kgの人は

 

歩行時(体重×1.2)72kg

ランニング時(体重×3)180kg

ジャンプ時(体重×5) 300kg

 

重さがかかると言われています。

 

 

ただ着地の瞬間体重の●倍

といった情報は

人間の体は剛性ではありませんし、

吸収動作を使った場合や、

関節によって違うことも考えると

それほど正確ではありません。

 

 

しかし自ら力を出すときよりも

遥かに強い力がかかるのは事実です。

 

 

その強い負荷を

もし、間違った身体の使い方で

受け止めていたら

どうなるでしょうか?

 

 

 

例えば階段から降りて

片足着地の場合、

 

 

・土踏まずがつぶれている

・膝が内側に入っている

・股関節が抜けてしまう

・わき腹が曲がる

・肩や腕が過剰に動く

 

 

といったような

エラー動作のもと

いくら受け止める動作を行っても

マイナスでしかありません。

 

 

ケガにも繋がってしまいますね・・・

 

 

このことを知らずに

直ぐに受け止めるトレーニングを行うのは

非常に危険です。

 

 

上記に挙げたようなチェックポイントを

鏡で見る、スマホで撮る、などして

しっかりチェックして行いましょう。

 

 

 

このように

 

 

力を受け止めるトレーニングは

正しい体の使い方で行わないと

意味がないどころかマイナスになる!

 

 

という部分は

必ず知っておいてくださいね!

 

 

 

では正しく受け止められる方は

どんどんやってください!!

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

というわけにはいかないのが

受け止めるトレーニングの

難しいところです。

 

 

 

着地面も考えよう!

 

 

さて身体も上手に使えて

しっかり力を受け止めることができる!!

 

 

という場合、

このトレーニングを行うことで

どんどん雪面からの圧を

受け止めるできるようになると

思っていませんか?

 

 

 

もちろんなるにはなるんですが、

これはこれでリスクが高いんです。

 

 

 

その理由は

 

 

 

 

 

衝撃をもらいすぎてしまうから!

 

 

 

 

ただしく身体を使えると衝撃が強すぎて

骨や関節に負担がかかりすぎるケースが

よくあります。

 

 

コンクリートだったり

地面の堅いところで行う場合は

注意が必要です。

 

 

そもそも人間本能的に、

力を受け止めるよりは

吸収したり逃がすようにします。

 

 

高いところからジャンプして

着地するときに、

足をピンっと伸ばさないですよね?

 

 

 

そんなことしたら足が折れちゃいます。

 

 

 

ですから完璧に力を

もらいすぎると

良くないということです。

 

 

 

そっかじゃあ吸収を・・・

 

 

 

となると吸収してしまったら

今度は受け止めるトレーニングに

なりませんよね?

 

 

 

 

そうなんです受け止めすぎても

身体に悪くて吸収してもダメ!

 

 

八方ふさがりですね。

 

 

では受け止めるトレーニングを

上手にやるためにはどうすればいいのか?

 

 

 

力を受ける止めるトレーニングを上手に行うために!

 

 

力を受け止めるトレーニングを

上手にやるための具体例を

ご紹介します。

 

 

 

最初にお伝えしておきたいのが

地面で行う場合は

力をもらいすぎてしまうと

身体に負担がかかりますが、

スキーの場合はある程度

負担が減ります。

 

 

 

その理由は

雪上だという事と、

何より板がたわむからです!

 

 

もちろんたわむ空間を作るために

角度は必要です。

 

 

リフトからアイスバーンにまっすぐ落ちれば

当然ケガしますので・・・。

 

 

 

話を戻しますと、

階段から降りて着地した先が

トランポリンなのかコンクリートなのかでは

全然衝撃が違いますよね。

 

 

 

つまり身体で吸収動作をするのではなく

 

 

身体は力を逃がさない使い方をしつつ、

ある程度力を吸収してくれる

足場に着地すればいいのです!

 

 

 

例えば

 

 

・足元に厚めのマットなどを引く

・座布団を何枚か重ねる

・外でやる場合は芝生で行う

・靴は衝撃吸収が

 しっかりしているものを選ぶ

 

 

といった感じです。

 

 

 

また上から下への自由落下だと

衝撃が強すぎる場合は

坂道を利用する手もあります。

 

 

坂に対して横を向き、

山脚側から谷脚側に横跳びするのも

力を受け止める練習には向いています。

 

 

 

また根本的な

 

 

『トレーニングの総量』

 

 

を考えるのも大事です。

 

 

 

基本的に体育会は根性論で

やればやるほどいいといった

文化が根強いので

その考えの犠牲になっている

ジュニアスキーヤーはかなり多いです。

(もちろん大人も)

 

 

 

このように受け止めるトレーニングを

上手に行うには

 

 

 

・自らが吸収するのではなく、

 足場が吸収してくれる状態にして、

 自分はしっかり力を受け止める

 身体の使い方をすること!

 

 

・トレーニングの総量に気を付けること!

 

 

 

この2つをお勧めします。

 

 

 

因みに先シーズン、

女子アルペンスキーの女王

ミカエラシフリン選手も

スラックラインを2本並べて、

左右に乗り込む練習を行っていましたね。

 

 

 

力を受け止める感覚をつかんで

来シーズンはばっちり

板をたわませてくださいね!

 

 

 

この感覚がなくして

雪上で滑っても板をたわませるのは

難しいですから。

 

トレーニング論

スキー上達を左右する指導者バイアスとは?263

読了までの目安時間:約 12分

 


あなたは雪上で指導を受けた際

 

 

『あれ?他の指導者と

 言っていることが違うな?』

 

と感じた経験はありませんか?

 

また雑誌や動画からの

情報を手に入れた際、

習ってきた教えてとは

違う事言っているな・・・

 

 

と感じたこともあるはずです。

 

 

 

・外脚荷重?両足荷重?内脚荷重?

 

・ターン前半からたわます?

 ターンMAXは後半?

 

・エッジをしっかり立てる?

 ブレーキにならないように立てない?

 

・ポジションは前?

 踵荷重?

 

 

といった感じでしょうか。

 

 

 

この様にスキー界によくある、

 

 

 

 

人によって言っていることが違う

 

 

 

という現象ですが、

そもそも同じスキーをしていて

なぜこのこの様な事が

起きるのでしょうか?

 

 

 

 

そりゃ人によって感じ方が

違うからしょうがないんじゃない?

 

 

と思われる方が大半です。

 

 

そしてそういったケースが

あまりも一般的に起こるので

それほど重要な事に感じていません。

 

 

でももしそれが

あなたのスキー上達に

繋がるのか妨げになるのかは

どのように判断していますか?

 

 

ずっと信じてきたことが

 

 

 

嘘ではないけど自分の上達にはつながらない

 

 

 

といった場合、

それに気付けなければ

ずっと同じことで悩み続けます。

 

 

せっかく習いに行っているのに

それでは困ってしまいますよね。

 

 

そこで今回は

あなたのスキー上達に繋がるように

指導を受ける際に

意識しておきたい

ポイントをお伝えしていきます。

 

 

 

 

意識したい指導者バイアスとは?

 

指導者バイアスという言葉は

あまり聞いたことがないかと思います。

 

 

バイアスとは簡単に言ってしまうと

 

 

思い込みや先入観といった

思考のかたよりです!

 

 

 

例えば私のメルマガに対する

感想をいただいたメールで

このようなものがありました。

 

____________________________

 

Aさん(指導者の方)は両足均等加重、

弓なりを強調しています。

小回りでは極力、股関節は使わない方がよい。

という指導法です。

 

本日の渡辺さんのメールで納得しました。

Aさんのフィーリングの問題で、

股関節くの字が

入った弓なりなのでですね。

 

Aさんに股関節が曲がっている意識がないのですね。

 

Aさんの見本の小回りの映像を

その視点でみると

脇腹で捻りを作る

と言っているわりには、

腰はほとんど真下方向、谷側

にむいていました。

 

 

股関節で捻っているように見えます。

股関節を捻っているなら、

股関節もくの字のようです。

 

おっしゃる通りですが、

指導者のバイアスを排除するのは、

生徒には不可能ではないでしょうか?

 

___________________________________

 

これは前回のきじでお伝えした

くの字と弓なりについて

配信した際の返信です。

 

 

簡単に言ってしまえば

指導者の方の表現を

勘違いして受け取っていた

というものです。

 

 

内容は分かったでしょうか?

 

 

指導者Aさんは

小回りでは股関節は極力使わないという

指導方針をとっているようです。

 

 

逆に技術選トップ選手の

丸山貴雄選手の様に

股関節から下で小回りをしていると

表現する方もいます。

 

 

 

このように

 

 

 

沢山の指導者がおり

様々な表現をするので

どれが正しくて

どれが間違っているのか

分からない・・・

 

 

という経験が少なからずあなたもあるはずです。

 

 

なぜこのような事が起きるのかというと

基本的に指導者は

 

 

 

『自分の感覚をベースに伝えている』

 

 

 

ケースが大半だからです。

 

 

 

自分が感じたことをベースに指導している

つまりこれが、

指導者のバイアス

かかっているという事です。

 

 

 

似たような例でいえば

両足荷重と外脚100荷重もそうですね。

 

 

もちろんその指導者の方と

受講者側の感覚が合えば

全く気にすることないですが、

指導者の感覚と受講者の感覚が違えば、

そしてメールの内容にもあるように

その指導者のバイアスを排除しないと

スキー上達に繋げられません。

 

 

 

果たして受講者側が

指導者側のバイアスを排除して

正しく自分の上達に

繋げることは可能なのでしょうか?

 

 

まずはあなたのバイアスを意識しよう!

先ほどは

小回りは股間節を極力使わないという方と

小回りは股関節を中心に行う

という例をお伝えしました。

 

 

これはそれぞれ指導者本人の滑りの感覚という

バイアスがかかっており

じっさい小回りは人体の構造上

ほぼ間違いなく股関節は使っていますし

逆に上半身も使っています。

 

 

なのでどちらも間違いではなく

本人がどう捉えるかです。

 

 

偏見や偏りなんて言うと

マイナスのイメージが強いですが

私も含め誰しもが何らかのバイアスが

かかって物事を捉えています。

 

 

ですからごく普通の事であり

仕方がない事でもあります。

 

 

 

例えば、

 

 

『600人行って400人が死んでしまう手術』

 

 

『600人行って200人が助かる手術』

 

 

あなたは選ばなければならないとしたら

どちらを選びますか?

 

 

すぐに分かると思いますが

どちらも1/3で助かる同じ確率の手術です。

 

 

しかし前者より後者の表現で伝えた方が

手術の承諾率が上がったという話があります。

 

 

これは『死ぬ』事に

目を向けさせるよりも

『助かること』に目を向けさせる

バイアスをかけた結果です。

 

 

 

スキーに戻せば

 

 

指導者やトップ選手は

自分が思っている感覚で

実際滑れているので

それが正しいという

バイアスがある

 

 

ケースが大半です。

 

 

 

逆にあなたにも

 

 

トップ選手や上手な人が言っているんだから

その感覚は間違いではないだろう

というバイアスがある

 

 

ということを

忘れてはいけません。

 

 

 

冒頭でも述べた通り

誰しも少なからずバイアスはある物なので

大事なのはそれを理解したうえで

情報を理解するときに

なるべくバイアスがかからないように

意識することです。

 

 

まとめ

指導者バイアスの内容は

理解していただけたでしょうか?

 

 

またあなたの中にも

バイアスがある事も

忘れてはならない重要なポイントです。

 

 

ここら辺を深堀していくと

認知心理学や行動分析学

行動経済学といった

どんどんマニアックん方向に入っていくので

ここまでにしますが

興味がある方は

沢山関連の本が出ているので

読んでみてください。

 

 

代表的な物は

【不合理 誰もがまぬがれない思考の罠100】

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4484131218/ref=oh_aui_detailpage_o08_s00?ie=UTF8&psc=1

 

 

問題形式で面白いのは

【自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80】

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本が好き、

もしくは長い本を読んで眠くなりたい(笑)なら

【ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 上&下】

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たしか400p字以上ある分厚い文庫でした。

 

 

それでは次回の記事では

具体的なスキー上達に繋がる

指導者バイアスに左右されない

対策法をお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

トレーニング論 メンタル関係

スキー上達に重要な【●●感覚】を鍛えるトレーニングとは?262

読了までの目安時間:約 16分

 


スキー上達の為に

毎年様々なトレーニング出てきて

面白い反面、

 

 

いったいどのトレーニングが良いのだろう?

 

と悩みの種にもなりますよね。

 

 

トレーニングによって

何を鍛えるのかが変わってくるので

沢山のトレーニングが出てくるのは

仕方ない部分でもあります。

 

 

 

今回お伝えしていくのは、

 

 

 

【感覚】を鍛えるトレーニングです。

 

 

 

スキーでも

 

 

・滑走感覚

・足裏感覚

・バランス感覚

 

 

といった感覚を使ったワードを

よく耳にしますよね?

 

 

また

 

 

雪面タッチや雪面コンタクト

といった感覚がベースとなっている

上達に必要な要素がいくつもあります。

 

 

 

一見聞きなれたワードなので

特に疑問を感じないかと思いますが、

 

 

そもそも感覚ってなに?

 

 

と聞かれると

意外と困るのではないでしょうか?

 

 

さらに、

 

 

感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

 

と聞かれたら

それこそ滑り込むしかないのでは?

と思ってしまうのが大半です。

 

 

 

しかし滑り込んで

スキー上達に必要な【感覚】が

磨かれるのであれば

これほど上達に悩むスキーヤーは

出ていないはずです。

 

 

 

スキー上達に必要な感覚とは何か?

またその感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

 

 

今回はこの部分に触れていきたいと思います。

 

 

 

スキーに重要な体性感覚とは?

 

冒頭でお伝えしたようにスキー界でも

滑走感覚、足裏感覚、バランス感覚

といった様に

たくさんの【感覚】というワードが

使われています。

 

 

 

このなんとなく分かりそうで

説明が難しい感覚ですが

実は元をたどると同じ感覚にたどりつきます。

 

 

 

それは

 

 

 

体性感覚

 

 

 

です!

 

 

 

体性感覚という単語を

聞いたことがある方は

少ないと思います。

 

 

もしあなたが知っていたら

なかなかマニアックですね。

 

 

 

体性感覚とは何か?

という部分ですが、

体性感覚は

皮膚が温冷を感じるような表面感覚

姿勢などを制御するような深部感覚

あります。

 

 

自分の筋肉や皮膚、関節の動きや

外部からの情報を読み取って

身体の動作や反射を正しく行う様に

脳から全身に指令を出させる働きをします。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

身体を動かす際に必要な感覚ですので

【体性感覚】は全てのスポーツに通じる

非常に重要な感覚だという事です。

 

 

スキーで言うと

足裏という表面感覚の情報を元に

姿勢やポジションをコントロールする

深部感覚が働き

その2つが上手く機能しているのが

良い滑走感覚になる

といった感じです。

 

 

 

 

つまり体性感覚を細分化して

足裏感覚やバランス感覚、滑走感覚と

言っているので

 

 

 

体性感覚が良くなれば

スキーは上達していく!

 

 

 

とも言えますね!

 

 

ではこの体性感覚とは

鍛える事が出来るのでしょうか?

 

 

 

体性感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

最近流行っているかどうかは分かりませんが、

トップアスリートが

山の中で岩や丸太を担いで

スクワットをしたり、運んだりという映像を

見たことがあるでしょうか?

 

 

他にも有名どころでいえば

大きなタイヤを転がしたりと

いった感じです。

 

 

たまに海外のアルペンスキー選手の

オフトレ映像でも出てきたりします。

 

 

これはアメリカ男子チームの

オフトレ映像にある

ワンシーンです。

 

※引用U.S. Ski & Snowboard

 

他にもスイスのアルペンスキーチームの

トレーニング動画では

壁によじ登る、岩を運ぶ、

鉄柵にぶら下がって渡るなどしています。

 

※引用 Swiss-Ski

 

さらにワールドカップ王者ヒルシャーが

崖登りをしている映像もありますね。

 

※引用  Marcel Hirscher - One Hell of a Ride Trailer

 

 

この様な場面も見ても

基本色々なやり方で

鍛えているんだなぁ

といった感じにしか

思わないのではないでしょうか?

 

 

 

でもよくよく考えてみると現代では

そこら中にトレーニングジムがあり、

便利なウェイトトレーニング器具が

揃っています。

 

 

タイヤを持ち上げたり、

岩を持ち上げるといった

筋力を鍛えるのであれば

バーベルを使って行えばいいはずですし、

ダッシュ力を鍛えたいのなら

普通の坂道でいいはずです。

 

 

それでもわざわざ山に行ったり

大きなタイヤを転がしたりと

そのような面倒くさい事を

やるのはなぜでしょうか?

 

 

 

 

これは決して丸太や岩が

トレーニング器具より効果が出る

というわけではなく

色々な効果を狙っているからだと思います。

 

 

 

その中でこれは重要だなと思うのが

体性感覚を鍛える効果です。

 

 

 

丸太や岩などは、トレーニング器具とは違い、

一つ一つ形が違うので、

それを持ち上げる度に

手の位置や力加減を

調整しなければなりません。

 

 

普通の道を上るより

砂利の坂を駆け上がる時の方が

ポジションや力加減の

調整が必要です。

 

 

 

この様に体制感覚を使いながら

トレーニングすることは

 

 

不規則な動きに対応でき

筋肉と運動感覚を

両方鍛えることが出来ます!

 

 

 

逆に毎日同じことを繰り返していると

どうしても

自分が使いたい場所だけを

使ってしまいます。

 

 

 

そしてその結果、

さまざまな弊害が生まれるというわけです。

 

 

 

例えばスキーでは

雪質、斜度、ターン孤、

などによって

滑りを変えなければならないですよね?

 

 

この体性感覚は非常に重要なのですが、

普段は毎日同じことを繰り返し、

同じ感覚しか使っていなければ

当然対応能力の低い身体に

なってしまいます。

 

 

 

大人より子供の方が

新しい事を早く覚えられる理由の一つに

大人は長年の蓄積で

同じ体性感覚で

動いてしまう事もあげられますね。

 

 

 

勿論トレーニング器具で行う事にも

メリットはありますから

全てのジムに丸太や岩を置けばいい

というわけではありません。

 

 

また注意しなければいけないのが

先ほど紹介した動画などをみると

 

 

 

『そのトレーニング自体が

スキー上達には良いとなってしまう』

 

 

 

事です。

 

 

あくまでもトレーニングは

目的を達成する為の手段です。

 

 

 

丸太や岩を運んだり

崖を駆け上れば

スキーが上手くなるわけではありません。

 

 

ただ、一般的に多くのスキーヤーが

自分で正しいと思うトレーニングを

ひたすら繰り返し行っている傾向が強いのも

問題だという事です。

 

 

 

実際に自分で出来る体性感覚のトレーニングは?

体性感覚や

それを鍛えるトレーニングについては

イメージできたと思います。

 

 

ただ、これまでの話を聞いても

 

 

『よし!家に丸太や岩をそろえよう!』

 

 

とはなりませんよね(笑)

 

 

実際SKIER`sLABのトレーニングでも

そのようなものは使っていません。

 

 

しかしそのような道具は使わなくても

体制感覚はフルに使ってもらっています。

 

 

 

では一体どんなトレーニングなのか?

 

 

 

きっとサポートメンバーのみなさんも

そんな事やっているかな?

と思っているはずです。

 

 

 

自分でも体性感覚を

鍛えるトレーニングを行うには

・・・

・・・

 

 

 

今までと違った

身体の使い方を意識すること!

 

 

です。

 

 

どんなトレーニングと聞くと

直ぐに種目の事が思い浮かびそうですが、

スクワット一つとっても

間違った身体の使い方から

正しい身体の使い方を身に着けようと

意識して行っているだけで

この体性感覚は鍛えられています。

 

 

 

先ほどからお伝えしておりますが

種目自体が良い悪いはありません。

 

 

 

これは私だけでなく

数多くのアスリートも同じこと言っています。

 

 

本当にそんな種目があれば

皆それだけをやって上手くなっています。

 

 

毎日自分がやりやすい様に

反復運動としての

スクワットをやっている人と、

 

毎回のように、

股関節の使い方はこう、

荷重配分はこう、

それが出来たら次は落下を使ってこう、

といままでの自分の感覚にない意識を

指導されながら行うスクワットでは

 

 

 

質が違うのは明白です!

 

 

 

まぁその反面、

今までの自分の引き出しにない事を

行わなければならない為、

非常に大変ではあるのですが、

逆にどんどん新しい感覚を

手に入れていくので

楽しいという声もたくさんいただきます。

 

 

 

スポーツやトレーニングでは

コツコツ同じことを繰り返すことが重要!

という常識がありますが

少しイメージを変えることが大事です。

 

 

 

これまでのトレーニングに対するイメージを変えよう!

 

このように体性感覚を鍛えるには

まずはトレーニングに対する

イメージを変えていく事が

まずは重要です。

 

最後にトレーニングに対する

イメージを変えるためのポイントを

2つお伝えします。

 

 

一つは

コツコツ『同じこと』を繰り返す事

が重要なのではなく、

 

 

コツコツ『正しい事』を

繰り返す事が重要!

 

 

 

この場合の正しいは

目的達成に繋がるという意味です。

 

 

間違えたことを

コツコツ繰り返しているケースはとても多く

せっかく頑張っているのに

デメリットしかない為

本当に勿体ないです。

 

 

 

もう一つは

同じことをしているようでも

 

 

毎回これはどうかな?

と考えて行う事!

 

 

これは毎回違う事をしている

という事にもなります。

 

 

 

例えばメジャーリーグで活躍している

ヤンキースのマー君こと田中投手は

ウォーミングアップのキャッチボールで

必ず相手の構えたミットを

ピクリとも動かさないところに投げることを

心がけています。

 

 

毎回微妙に違う位置にあるミットにむけて

毎回微妙に身体の感覚を変えて

投げ込んでいるのと、

何も考えずただキャッチボールしているのは

中身の質が違いますよね。

 

 

トレーニングも全く一緒という事です。

 

 

是非あなたのトレーニングも

体性感覚を鍛えるトレーニングに

シフトしてみてください!

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキー上達におすすめトレーニングメニューはあるのか?255

読了までの目安時間:約 12分

 


5月も後半に入り、

オフシーズンを迎える方も増えてきましたが

あなたはもうオフに入られたでしょうか?

 

 

この時期になると

シーズンオフのトレーニングについて、

 

 

どんなメニューがお勧めですか?

○○のトレーニングは効果ありますか?

シーズンインまでの目標設定の仕方は?

 

 

といったようなご質問をいただきます。

 

 

今の世の中には

様々な情報が溢れているため

悩ましいですよね。

 

 

 

一般的には

 

 

スキーは下半身を使うので

・スクワット

左右差をなくしてバランスもとるので

・ランジ

 

バランスをとるのに重要な

・体幹トレーニング

(腹筋、背筋、スタビリティ)

 

身体の全体を考えて

上半身もしっかり鍛えておきたいので

・ベンチプレス(腕立て伏せ)

 

滑走には体力も重要だから

・ランニングやバイクといった有酸素運動

 

さらに余裕があれば

バランスボールなどを使った

・バランストレーニング

 

勿論ストレッチも忘れずに!

 

 

といった感じのメニューを組めば

なんとなくスキーの為の

オフトレをきちんとやっている感じが

出ますよね!

 

 

 

あなたも上記のような方向性で

メニューが組まれていれば

一応納得しませんか?

 

 

スキー雑誌や書籍で出ているのも

だいたいこんな感じです。

 

 

でもこのようなメニューで

スキーが上達するのであれば

ほぼスキー上達に悩んでいる

スキーヤーはいないはずです。

 

 

もしこれでスキーが上手くなるなら

ジムで日ごろトレーニングをしている

トレーナーの方や

トレーニー(筋トレをしてる人)は

全員スキーをすれば上手くなるという事です。

 

 

 

もちろんいつもお伝えしていますが

上記の様なトレーニングで

スキーが上達するという方は

迷わずそれを続けてください。

 

 

 

なぜなら上記のトレーニング自体が

悪いわけではありません。

 

 

ただ筋力や体力はついても

滑りが根本的に変わるという方は

あまり多くはないと思います。

 

 

 

まず上記の様なトレーニングをやる前に

まず考えて欲しいことがあります。

 

 

トレーニングをやる前にまず考えるべきことは?

 

トレーニングをやる前にまず考えて欲しい事、

それは

 

 

『あなたは何が足りなくて

 スキーが上達しないのか?』

 

 

という部分です。

 

 

 

そこが的外れである以上は

どんなに良いと言われている

トレーニングメニューを行っても

滑りにはつながりません。

 

 

例えるなら

数学の成績を上げる必要があるのに

英単語を必死で覚えているようなものです。

 

 

英単語を覚えること自体は

学力をあげるという

大枠の目標に対して

間違いではありません。

 

 

しかし英語は点数がとてもよく

数学が全然点数が取れない人が

英語だけ必死で勉強するでしょうか?

(長所を伸ばすのも大事ですが)

 

 

スキーも同じで

スキーが上手くなるという

大枠の目標に対して

筋トレやストレッチ、走り込みなども

間違いではありません。

 

 

 

ただ望んだ結果が得られるかどうかは

別問題です。

 

 

 

ですから先ほど

お伝えした通り

『あなたは何が足りなくて

スキーが上達しないのか?』

をまずは明確にしてください。

 

 

何が足りないかを導き出すには?

 

 

これまでにオフトレを行ってきて

そのシーズンに滑りが根本的に

変わらなかったのであれば

そのトレーニング自体は悪くはないけど

あなたにとっては効果がない

という事です。

 

 

ですから

良いメニューを追いかけるのではなく

自分に必要なメニューを追いかけるように

考え方をシフトしていってください。

 

 

例えばスクワットを毎日行って

みんなスキーが上達するのであれば

多分世の中のすべてのスキーヤーは

スクワットを行って

スキーが上達しない・・・

と悩む人はいなくなるはずです。

 

 

因みにここでいう効果がないは

『スキーが上達する』

という目標に対してです。

 

 

オフトレは

筋肉がついた!

体力がついた!

柔軟性が上がった!

といった効果が

いつの間にか目標にすり替わり

効果はあったと思い込みやすいので

気を付けてくださいね。

 

 

さて

 

『あなたは何が足りなくて

スキーが上達しないのか?』

 

という答えを出すためのヒントとして

 

 

 

『どんな動作が出来ないのか?』

 

 

 

という部分があげられます。

 

 

 

理想としている滑りに対して

何かしら出来ていない動作があるはずです。

 

 

まずはその動作をあぶりだすことによって

その動作に必要な要素を

細分化していけば

その先に必要なメニューが見えてきます。

 

 

因みにトップ選手たちは

この動作をある程度確保できているので

それを鍛え上げるべく

前回紹介したようなトレーニングを

行っても滑りのパフォーマンスに

繋がるかもしれません。

 

 

しかしその動作を取得せずに

鍛え上げても

滑りが変わらないのは仕方ありません。

 

 

 

自分がどのような動作が出来ていないのか

あなたはパッと思い浮かびますか?

 

 

ヒントは雪上から

 

どんな動作ができないか?

と言われても・・・

 

 

ともしあなたが

悩んでしまっているのであれば

そのヒントは雪上での指導に

転がっている可能性があります。

 

 

 

指導を受けたり

仲間からアドバイスをもらう機会があった方は

今シーズン雪上で

色々と言われたワードがあるはずです。

 

 

外脚に乗れていない

前半の捉えがあまい

内倒している

後傾になっている

足首の緊張感がない

 

 

などなど

そのワードはあなたが出来ない動作を

示しているものです。

 

 

ですから

例えば外脚に乗れていないと

ずっとシーズンを通して

言われているのであれば

外脚に乗るという動作を

細分化していけば

自ずとメニューが決まってくるわけです。

 

 

 

ここで外脚に乗るって

具体的にどんな動作か分からないんだけど・・・

とあなたが感じたのであれば

かなり重要なポイントに

気づけたことになります。

 

 

 

なぜなら

外脚に乗るという事が

具体的にどのような動作か

分からないという事は

 

 

 

雪上で何だか分からない事を

一生懸命練習してたという事です!

 

 

 

何だか分らない事を

練習しても上達しないのは

当然ですよね。

 

 

 

先日元アルペンスキーヤーの

佐々木明さんの発信で

 

 

『外脚がとか体遅れるなよとか

高い位置からとか。

目の前の事と言うか

今それを言っても生産的では無い

と言うような

インフォメーションばかりのように感じるね。』

 

 

という一文がありました。

 

 

上記の様な指導はよく耳にしますが

(私も学生時代よく言われてました)

 

 

・外脚に乗ってこいと言われて

 外脚に乗ることが出来る

 

・身体が遅れてると言われて

 ポジションを前にすることが出来る

 

・高い位置からと言われて

 高い位置にラインを変えることが出来る

 

 

といった

 

 

『具体的に何をすれば出来るのか知っている』

 

 

という人には効果があると思います。

 

 

 

しかし発信でも書いてある通り

どうすればそれができるか

知らない人にとっては・・・

 

 

 

そういった意味でも

 

 

『あなたは何が足りなくて

スキーが上達しないのか?』

 

 

といった部分は

オフトレのメニューを考えるだけでなく

来シーズンの雪上にも

関わってくるという事です。

 

 

こういう部分をきちんと出来れば

雪上に繋がるオフトレになってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

トレーニング論

なぜ雪上でバリエーショントレーニングを行ってもスキー上達に繋がらないのか? 254

読了までの目安時間:約 10分

 


あなたはバリトレという言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

バリトレとは

バリエーショントレーニングの略称で

雪上で行う様々なエクササイズを

バリトレと呼ぶケースが多いです。

 

 

このバリトレですが、

 

 

・外脚に乗る

・ポジションを確認する

・X脚を直す

・内倒を直す

・シェーレンを直す

 

 

 

など様々な目的のものが存在します。

 

 

 

スキーレッスンの多くは

悩みに合わせた

バリトレをやっていく事が主流です。

 

 

 

また技術向上の為の書籍やDVDも

色々なバリトレを紹介しています。

 

 

バリトレを行っても滑りが変わらない?

 

雪上で行うバリエーショントレーニングは

数多く紹介されていますし、

レッスンでもたくさん行ってきたと思います。

 

 

しかし実際、バリトレの多くは

上達に繋がらないものが殆どです。

 

 

なぜ殆ど上達に繋がらないと

言えるのかというと、

本当に上達に繋がるバリトレばかりなら

上達に悩むスキーヤーは

ほとんどいないはずだからです。

 

 

滑りの悩みがあるなら

それを改善すると言われている

バリトレを行って

修正すればいいですよね?

 

 

しかし実際そう簡単にはいかないのは

あなたも分かっているはずです。

 

 

 

例えばX脚を直すために

内脚を手で押して

外脚と平行にするバリトレがあります。

 

 

一見強制的に両脚を平行に出来て

X脚が直るように見えますが、

それで直るならずっとX脚で悩んでいる人は

いないはずです。

 

 

 

多くの場合

 

 

・そのバリトレ自体がまずできない

 

・バリトレの時は変わるけど

 普通に滑ると元に戻る

 

 

となってしまいます。

 

 

 

ではバリトレ自体すべて無駄なのか?

 

 

と言われたら

そうではありません。

 

 

 

上達に繋がる物も確かに存在します。

 

 

 

この様な言い方をすると、

あのバリトレは良くて

このバリトレはダメで・・・

という考えになりそうですが、

それも違います。

 

 

 

脚の筋トレには

スクワットは良くて

レッグエクステンション(膝の曲げ伸ばし)

はダメという事にはならないのと一緒です。

 

 

 

一般的なレッスンでは

癖を確認するためや

直すためのバリトレをやるのが普通ですが、

このバリトレを行っても

なかなか滑りが変わらないという

スキーヤーが多いです。

 

 

 

あなたも同じような経験があるならば

それはあなたにとって

スキー上達に繋がらないバリトレを

行っている可能性が高いです。

 

 

ではどのようなバリトレが

スキー上達に繋がるのか?

 

 

バリトレは大きく2つの種類に

分けることが出来ます。

 

 

それは

 

 

 

『新しい事を習得する為のバリトレ』

 

 

『出来ていることを磨く為のバリトレ』

 

 

 

です。

 

 

新しい事を習得する為?出来ていることを磨く為?

 

『新しい事を習得する為のバリトレ』とは

新しい動作の習得、癖の修正など、

今まで出来なかった事を

出来るようになるバリトレです。

 

 

 

一方、

『出来ていることを磨く為のバリトレ』とは

既に根本的な部分は出来ているものを、

色々な条件下でも出来るように

磨き上げる効果があるものです。

 

 

 

 

これは何を目的にするかで変わるので

どちらがいい悪いはありませんし、

バリトレの種目そのものを

根本的にどちらかに分類できる

という事ではなく

人によってそのバリトレが

どちらに分類されるか変わります。

 

 

 

あなたがもし練習で

バリトレを取り入れているとしたら

どちらに分類されるでしょうか?

 

 

 

因みにバリトレを行っても

滑りは変わらないのであれば

後者のバリトレの可能性が高いです。

 

 

 

 

『出来ていることを磨く為のバリトレ』とは

言い方を変えると

 

 

 

『出来ている人にしか出来ないバリトレ』

 

 

 

という事になります。

 

 

 

例えばストックを両手で横に持ち、

フォールライン方向に向けたまま

滑るバリトレがあります。

 

 

小回りなどでローテションしてしまう時などに

よく行われますね。

 

 

あなたも一度は行ったことが

あるのではないでしょうか?

 

 

あのバリトレは股関節が

ある程度使える人にとっては

『出来ていることを磨く為のバリトレ』に

なります。

 

 

 

しかし、

そもそも股関節の使い方を知らずに

わき腹から捻ってしまい、

何とか手だけはフォールライン方向に

キープできているものの

腰から下は明らかに回ってしまい

ローテションしながら滑っている人が多いです。

 

 

 

これは

『出来ない事をなんとかやっている』

というだけで、

実際そのバリトレを続けても

滑り自体はあまり変わりません。

 

 

 

もちろんやり続けていたら

いつかは股関節の使い方を

覚える可能性もあるかもしれませんが、

明らかに正しい股関節の使い方を

習得するためのバリトレを行った方が

効率的です。

 

 

 

今回例に出したバリトレですと

出来ていないけど何とかこなせてしまうので

分かりづらいかもしれませんが、

コブ斜面が滑れるようになる為に

コブの中でドルフィンターンを行いましょう!

といったバリトレですと、

 

 

『いやいやそれができたら

 すでにコブ滑れていますよ!』

 

 

と分かるはずです。

 

 

 

このようにいくら行っても

なかなか上達しないバリトレの多くは

根本的に出来ている人の為のものが多く、

出来ない人にとっては

 

 

『この動作が出来ない』

 

 

という確認にはなるものの

貴重なレッスン時間の多くを

根本的に出来ない事に

費やしてしまいます。

 

 

またこの動作が出来ないと

確認するだけで済むなら

まだいいのですが、

 

 

 

無理やりその練習を続けた為に

新たに変な癖を身に着けてしまうケースも

珍しくありません。

 

 

 

以前メルマガではお伝えしましたが

やはりその人にとっての順序が

効率よくスキー上達する為には

本当に重要なんです。

 

 

 

あなたが行っているバリトレは

今あなたがまず

やらなければいけないものなのか?

それともそれより先に

身につけなければならないものがあるのか?

 

 

一度考えてみて下さいね。

 

スキー技術 トレーニング論

スキー上達のコツ 上手くなっても滑りが戻る落とし穴とは? 252

読了までの目安時間:約 13分

 


前回までの記事をとおして 

スキーが上達する為の

効率的な練習法を

簡単なレッスンの流れをもとに

解説していますが、

イメージはつかめているでしょうか?

 

 

 

まずは自分で滑ってきて

その感覚やイメージを脳内でフィードバック。

【スキー上達に繋がる効率的な練習法とは?  249】

 

 

そして実際の映像を元に

イメージと現実のすり合わせ。

【スキーを効率よく上達するには、滑走後に●●をしよう! 250】

 

 

イメージ通り出来てないのであれば

 

【1】エラー動作の『具体的な』原因の確認

【2】修正するための『具体的な』

   身体の使い方の確認

【3】その場でまずその動作が出来るかの確認

 

3つの流れで確認をして修正。

【スキー上達に繋がる、滑りを改善する時の3つのコツ 251】

 

というところまでお伝えしました。

 

 

 

今回は次の段階である

認知の修正についてです。

 

 

 

認知を変えなければ出来るものもできない

 

まずはもう一度レッスンの流れを

確認して下さい。

 

 

____________________

 

私『まずその場で滑走ポジションを

取ってみましょう』

 

 

受講者『はい!こうですか?』

 

 

私『OKです!

  ではビデオ撮りますんで

ずっとそのイメージで

滑ってみてください!』

 

 

受『わかりました!』

 

 

 

~滑る~

 

 

 

私『OKです!

  どうでしたか?』

 

 

受『かなり意識してやってきたつもりです。』

 

 

私『では映像見てみましょう』

 

 

 

~映像確認~

 

 

 

私『どうですか?』

 

 

受『あれ!?ぜんぜん出来てないですね。』

 

 

私『いま○○さんは、●●関節を

  このような形で使っているので

  結果的にビデオで見た

  この形になってしまいます。

 

  本当は●●関節はこうで

  さらに△△関節もこの状態にないと

  この形できないんですよ。』

 

 

受『ほんとだ、確かにそうしてる!』

 

 

※今回はここから先の部分です。

 

 

私『ではもう1本撮りますんで、

  次はやりすぎぐらいやってきて下さい。』

 

 

受『こんな感じですね!』

 

 

私『いえいえ、もっとやっていいですよ』

 

 

受『えっ、こんなに!?』

 

 

私『はい、それでどう映るか

  ビデオで確認してみましょう!

  変になっちゃってもいいですので』

 

 

 

~滑る~

 

 

私『どうでしたか?』

 

 

受『いやぁ、かなり意識してやったので

  気持ち悪いです(笑)』

 

 

私『ではビデオ見てみましょう!』

 

 

受『・・・これで全然普通ですね(笑)

  イメージしてたものと

  全く違っていました。。

  こんなに感覚や身体の使い方が違うんじゃ

  いくら練習しても

  上手くならないわけです!』

____________________

 

 

はいこれは本当にあるあるです。

 

 

修正しようと思っても

自分のイメージする範囲内でしか

行わないのが一般的です。

 

 

ですからあえて

やりすぎ、違和感を覚えるぐらい

行ってもらいます。

 

 

 

ご自身だけで行う場合は

そのイメージを持ってください。

 

 

そして指導する場合重要なのが

それが正解だとその場で

押し付けない事です。

 

 

 

以前のメルマガでもお伝えしましたが、

人から100回言われるより

1回自分の映像を見た方が

理解は早いです。

 

 

ですから違和感たっぷりで滑ってきてもらって

すぐに映像で確認してもらいます。

 

 

すると自分の認知と現実の差に

驚くことが大半です。

 

 

 

この様に認知の部分が間違っていると、

 

 

 

理想とする身体の動きは出来るのに

実際の滑りが変わらない

 

 

 

という非常に勿体ないことになるので

とても重要な要素になってきます。

 

 

 

また、認知の修正が出来れば

後はコツコツ一人で練習してもいいのですが、

余程意識しないと

結局自分の認知の範囲内で滑ってしまい

元の状態に戻ってしまうという

状況に陥りやすいです。

 

 

それほどまでに

今までの脳内イメージは強いので

意識して認知の修正を行っていきましょう!

 

 

さてこの段階で

現実的に滑りが変わり、

どれぐらいの意識で行えば

イメージした滑りになる

という感覚も体験したことになります。

 

 

 

これでスキーが上達!!

 

 

と上手くいかないのが

スキーの難しいところです。

 

 

なぜなら最後の最後に

落とし穴が待っているからです。

 

 

 

最後の落とし穴!人間の学習段階とは?

 

 

これまでの流れで

滑りが変わったのですが

そこで終了ではありません。

 

 

 

「えっ、滑りがかわったのになんで?」

 

 

 

と思われたかもしれませんが、

あなたもこのような経験はありませんか?

 

 

 

『この間良くなったのにまた戻ってるなぁ・・・』

 

 

 

これもあるあるですね。

 

 

 

せっかく滑りが変わったと思ったら

またもとに戻ってしまうのはなぜなのか?

 

 

 

理由は人によって違いますし

沢山あるのですが、

その一つに

 

 

 

『学習段階を途中で終わらせてしまう』

 

 

 

というものがあります。

 

 

 

人間が何か新しい事を

学習するときには4段階あります。

 

 

分かりやすく

スキーを例にしてお伝えしますね。

 

 

【1.無意識的無能(知らないしできない)】

 ...あることに関して何も知らず、

  知らないということさえも知らない状態

 

例:どうすればスキーが上達するのか分からない

  または、こうすれば上達するだろうと

  間違った思い込みをしているが

  間違っていることにすら気づかない

 

 

 

【2.意識的無能(知っていてもできない)】

 ...あることに関して知識を得たが、

  それを実践することはできない状態。

 

例:股関節からくの字をする事が

  スキー上達に繋がることは分かったけど、

  実際やろうと思っても出来ない。

 

 

 

【3.意識的有能(考えるとできる)】

 ...あることに関して

  ある程度できるようになってきましたが

  まだ習慣化されておらず、

  それを行うためには

  ある程度の集中力が必要な状態。

 

例:意識すれば股関節を使えるんだけど

  意識しないとすぐ上半身を使ってしまう

 

 

 

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

 ...意識しなくても自動的に

  あることを実践することができている状態

 

例:特に意識しなくても股関節を使えるに

股関節を使うことが当たり前

 

 

といった感じです。

 

 

 

今回お伝えしているレッスンの流れですと

【3.意識的有能(考えるとできる)】

まではいけたことになります。

 

 

しかし多くの場合そこが出来たという

ゴールだと思い込んでしまい、

そこから

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

に移行するまで意識して練習できません。

 

 

その原因は

 

 

・さらにもっとよくしようと

 他の事を意識してしまう、

 

・指導者や他の仲間から、

 それが出来たら次は・・・

 新たな問題に移されてしまう

 

 

など様々です。

 

 

 

出来なかった事が出来るようになっても

まだまだ

【3.意識的有能(考えるとできる)】

の段階だから、

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

になるまでは焦らずそのことだけを意識しよう

と心がけてください。

 

 

滑っている時に意識できることは

せいぜい一つか二つなので。

 

 

ただ正直いって

【3.意識的有能(考えるとできる)】

の段階まで進めたことは

滑りが元に戻ってしまっても

早いタイミングで

外部から気づかせてもらえれば

時間がかからず戻ります。

 

 

上達に悩むスキーヤーの多くは

【1.無意識的無能(知らないしできない)】

で止まっています。

 

 

どうすればスキーが上達するのか

具体的に分からない。

 

こうすれば上達すると考えていることが

間違っていると気づけない。

 

といった感じです。

 

 

 

まとめ

 

全4回の記事に分けて

スキーが効率よく上達する為の練習法を

お伝えしてきました。

 

 

全ての記事を読むのは

大変だったと思います。

 

 

しかしあなたが上達に悩んでいるのであれば

自分がいまどの段階にいるのか

一度考えてみることが重要です。

 

 

 

そういえばこの部分出来ていないかも・・・

 

 

というところが

スキー上達の妨げに

なっている可能性が高いです。

 

 

 

正しい練習法で効率よく上達し、

充実したスキーライフを送ってくださいね。

 

スキー技術 トレーニング論 未分類 身体論(フィジカル関係)

スキーを効率よく上達するには、滑走後に●●をしよう! 250

読了までの目安時間:約 7分

 


前回の記事に引き続き

スキー上達の為の効率的な練習法を

お伝えしていきます。

 

 

 

スキー上達にまず重要なのが、

自分のイメージと実際の動きの

ズレを埋めることです。

 

 

この部分がズレたままだと

いくら練習しても

出来ていないのに

自分自身では出来ていると思い込み

なかなかスキーが上達していきません。

 

 

そしてこのイメージのズレを埋めるためには

映像で確認することが一番効果的です。

 

 

その映像確認をより質の高いものにする為に

滑る前にやるべきことがあるのは

前回の記事でお伝えした通りです。

 

 

まだ読まれていない方は

まずこちらをご覧ください。

 

 

【スキー上達に繋がる効率的な練習法とは?249】

 

 

では今回はその続きの

映像を取った後の確認方法を

前回同様、私のレッスンの一部分を切り取って、

お伝えしていきます。

 

 

自分の感覚がまずは何より大事

 

前後ポジションで悩む方の

レッスンのある一コマです。

 

____________________

 

私『まずその場で滑走ポジションを

取ってみましょう』

 

 

受講者『はい!こうですか?』

 

 

私『OKです!

  ではビデオ撮りますんで

ずっとそのイメージで

滑ってみてください!』

 

 

受『わかりました!』

 

(前回の記事はここまで部分の

 滑る前の確認の重要性について

お伝えしました)

 

 

~滑る~

 

 

私『OKです!

  どうでしたか?』

 

 

_____________________

 

はいここが次の重要なポイントです。

 

 

この場面でよくみられるのが

 

 

『まだ後傾です!』

『もっと前です!』

 

 

といった指導が入るケースです。

 

 

本当は学習効率をよくするためにも

一度ここで今行った滑りを

 

 

自分の中でフィードバックすること

 

 

 

が理想的です。

 

 

 

 

その振り返りがなく、

指摘だけが入り続けると

一方的に情報が入るだけになってしまいます。

 

 

意識してできたのか?

それとも意識しても出来なかったのか?

どれぐらい意識したのか?

 

 

自分なりの基準をまずきちんと

確認して下さい。

 

 

 

映像を使ったレッスンでなくても

一度指導者側から

この様な問いかけがあると

一度頭を整理することが出来ます。

 

 

 

その後映像で確認できれば

理想ですし、

そうでなくても

その意識でもまだ足りないのか?

それとも出来ているのか?

指導が入ることが理想的です。

 

 

一方的に出来ていませんといわれるだけだと

『こっちは言われた通りやってるんだけど・・・』

と心のモヤモヤが

生まれてくる可能性があります。

 

 

因みに私はフィードバックを聞く時に

 

 

 

『実際に出来たかどうかではなく、

自分としてできたかどうか?

という感覚でいいですよ!』

 

 

 

をお伝えします。

 

 

 

なぜなら、

出来たか出来なかったか?

を聞かれると、

自分ではできているつもりでも

実際きっとできていないんだろうなと思い

出来てないと思います、

分からないです

と答える方が多いからです。

 

 

また失敗を嫌う文化がありますので

出来ない事=いけない事

だと思い込んでおり、

やってきましたと言って

出来てなかったら悪い、恥ずかしいと考え

わからないという人もいます。

 

 

 

しかしまず重要なのは

 

 

実際出来たか出来なかったよりも、

自分のイメージと現実が

ズレているのか合っているのか?

 

 

です。

 

 

 

実際出来ていても

自分の体感やイメージでは出来ていないと

感じているのであれば、

すぐに滑りが変わってしまう可能性が高いです。

 

 

 

まずはしっかりと

自分はこれぐらいの意識でやってきて

きっとこのような滑りになっているだろう

というイメージを確認してから

映像をつかった答え合わせをしてください。

 

 

 

前回から今回までで、

自分のイメージと現実のズレを修正する為に

行っておきたいことをお伝えしました。

 

 

 

滑る前の意識の確認、

滑った後の自分のフィードバック、

そしてズレを確認するには映像を使った

視覚情報が理想的!

 

 

まずはこの部分をきちんと行う事が重要です。

 

 

ではいよいよ具体的な改善方法を

次回の記事でお伝えしていきますね。

 

スキー技術 トレーニング論

スキー上達に繋がる効率的な練習法とは?  249

読了までの目安時間:約 10分

 


スキーが上達するのであれば

出来るだけ効率的に上達したいと

おもうスキーヤの方が大半だと思いますが、

あなたはいかがでしょうか?

 

 

 

もし非効率でもいい!

むしろその方がやりがいがある!

 

 

と感じられるのであれば

今回の記事は読まない方がいいと思います。

 

 

 

早速効率的に上達したい方の為に

その練習法を伝えていこうと思うのですが、

その前にちょっとお伝えしておきたいことがあります。

 

 

前置きが長くなりますが、

練習方法をお伝えする前に

少し『効率性』について

考えてみて下さい。

 

 

効率的に上達したいというけれど・・・

 

スキーが上達するためには

とにかく滑って練習しなければならない

という認識が未だ根強いですが、

果たして本当にそうでしょうか?

 

 

本当に上記の内容が正しければ

とにかく滑る量を稼げれば

スキーは上達していく

という事になります。

 

 

しかし実際は多くの時間をかけて

滑走量を増やしても、

あるレベルを境に

伸び悩んでしまうスキーヤーが大半です。

 

 

また社会人スキーヤーの方や

週末しか滑れない地域に住んでいる

ジュニアスキーヤーにとっては

とにかく滑るというのは

なかなかハードルが高い事でもあります。

 

 

そのハードルを越えるために最も重要なのが

『効率性』です。

 

 

どうしても

苦しい思いをしてコツコツ努力することに

良いイメージがあり、

楽して効率的に上手くなる事に対しては

悪いイメージがありますが

あなたはどうでしょうか?

 

 

 

もしあなたもそのように感じているのなら

考え方をちょっと変えてみてください。

 

 

 

苦しい思いをして

コツコツ努力することは

一歩間違えれば、

苦しい思いさえして努力さえしてればいい

という思考停止状態、

つまり考えることを

さぼっている状態になってしまいます。

 

 

 

逆に楽に効率的に上達しようすることは、

実際の練習は

さぼって努力していないように感じますが

そこに至るまでの

どうすれば効率的にうまくなるのか?

という思考の部分に関しては

かなり努力しているとも言えます。

 

 

 

 

 

頭をさぼって身体を努力させるか?

身体をさぼって頭を努力させるか?

 

 

 

 

これはどちらがいい悪いはありませんが、

(もちろんどっちもできるのが理想ですが)

スキーをしている時間が

限られているのであれば、

なるべく効率的に上達する方法を

考えていく努力は非常に重要です。

 

 

この内容をふまえたうえで

効率的に上手くなりたいと

あなたが思うのであれば

この先の練習法もご覧になってみてください。

 

 

 

百聞は一見に如かず

 

ここからはいよいよ具体的な練習法です。

 

 

効率よくスキー上達するために

まずやるべきことは何か?

 

 

それは

 

 

 

自分の頭のイメージと

実際身体が行っていることの

ズレを埋める事!

 

 

 

この部分が出来るかどうかで

その後の効率性がまるで違います。

 

 

 

 

このズレを埋めるときの

最大のポイントは

指導者や仲間に指摘されるより、

ビデオなどで映像を通して

視覚情報で確認することです。

 

 

私のレッスンでもそうですが

こちらが100回

お尻が落ちていますと伝えるより

1回映像を見てもらって

どうですか?

と聞く方が理解は早いです。

 

 

なぜならこちらがお伝えしても

実際の映像を見ないと

脳内のイメージは

出来ているイメージが

作られているからです。

 

 

 

だから何度言われても

 

 

 

『やってるんだけどなぁ・・・』

 

 

 

となってしまいます。

 

 

 

ただこのような話をしても

 

 

「いやいやビデオは毎回とって

 きちんと見ているんだけど

 動きが変わらないんです!」

 

 

とあなたは思われるかもしれません。

 

 

 

確かに滑りをビデオで確認するのは

スキーヤーにとっては

当たり前になっています。

 

 

でもどうして滑りが変わらないのか?

 

 

 

ここに効率よくスキー上達する為の

大きなポイントが隠されています。

 

 

確認するだけでは意味がない?

 

 

今回は分かりやすいように

私が実際に行っているレッスンの一部を

簡単にですが切り取って説明していきます。

 

 

テーマは悩んでいる方が多い

前後ポジションです。

 

 

_____________________

私『まずその場で滑走ポジションを

  取ってみましょう』

 

 

受講者『はい!こうですか?』

 

 

私『OKです!

  ではビデオ撮りますんで

  ずっとそのイメージで

  滑ってみてください!』

 

 

受『わかりました!』

 

 

 

~滑る~

 

 

 

私『OKです!

  どうでしたか?』

 

 

受『かなり意識してやってきたつもりです。』

 

 

私『では映像見てみましょう』

 

 

 

~映像確認~

 

 

 

私『どうですか?』

 

 

受『あれ!?ぜんぜん出来てないですね(笑)』

 

_____________________

 

 

まずはここまで。

 

 

一見何気ないレッスン風景に見えますが、

いくつか重要な部分が隠されています。

 

 

 

冒頭でもお伝えした

自分のイメージと

現実の違いの確認は

勿論なのですが、

その確認をより質のいいものにするための

ポイントです。

 

 

 

それは最初にその場で

 

 

これから意識する動作を

実際行ってもらっていること

 

 

 

です。

 

 

 

よく陥りやすいのが

とりあえず滑ってきて

ビデオをとってしまうケースです。

 

 

これだと映像を確認する際も

なんとなく全体像を

とらえるだけになってしまいます。

 

 

勿論滑りの全体像を確認することが

目的ならOKですが、

なにか明確に直したいことがあるなら、

まずは何を意識して滑るのか

脳や身体に明確に意識させてから

滑ることが重要です。

 

 

それをすることで

ビデオを確認するときも

どの部分を見ればいいのかが明確になり、

よりクリアな情報が入っていきます。

 

 

これは人間の脳の仕組みが

関係してくるのですが

その部分については

メルマガで詳しくお伝えしているので

今回は省略しますね。

 

 

もしあなたがビデオを見ても

いまいち何が良くて悪いか分からない

というのであれば、

まずは一つ意識することを確認してから

滑ってきてください。

 

 

さてこの続きは次回の記事で説明していきます。

 

スキー技術 トレーニング論

自宅で行いたいスキー上達に繋がるトレーニング  246

読了までの目安時間:約 8分

 


今回はスキー上達に繋がる

自宅で行いたいトレーニングをご紹介します。

 

動画でも簡単にその内容をお伝えしておりますので

ご興味のある方はご覧下さい。

 

 

シーズンに入ると

雪上で滑ることだけで

スキーが上達すると思っていませんか?

 

 

勿論あなたがそれで上達しているのであれば

何も問題はありません。

 

 

しかし多くのスキーヤーは

それだけでは上手くならないから

上達に悩んでいるのではないでしょうか?

 

 

 

スキー界ではオフシーズンは

トレーニングをして

シーズン中は滑る

というのが風潮になっているようですが

スキーを効率よく上達したいのであれば

シーズン中こそ自宅でスキーのトレーニングを

行うことが重要になります。

 

 

 

トレーニングを行うといっても

シーズン中も筋トレをしたり

走り込みをしなければならない

というわけではありません。

 

 

(勿論それが悪いわけではありませんし

 日本一、世界を目指すのであれば必要ですが)

 

 

 

今回は効率よくスキー上達をするために

自宅でやっておきたい

スキートレーニングをご紹介します。

 

 

出来る動作と出来ない動作の確認

 

 

まず効率的にスキー上達をしたいのであれば

 

 

 

『雪上では根本的に出来ない事はやらない』

 

 

 

という事です。

 

 

 

例えばあなたが小回りで

腰が回ってしまい悩んでいるとします。

 

 

 

本当は上体はフォールライン方向に向けたま

脚だけを動かしたいんだよなぁ・・・

 

 

 

と思うのであれば

まずは自宅でその動作が

根本的にできるかどうか

確認することが第一優先です。

 

 

 

もっとも簡単な確認方法は、

理想としている滑りに近い選手の

連続写真のモノマネです。

 

 

鏡の前で、

場面ごとにその形ができるのか

静止真似をします。

 

 

鏡の前だとできているかどうか

イマイチ分からない場合は、

静止画をとって並べて

客観的な目で見てみるといいです。

 

 

 

場面を切り抜きした連続写真の形が

自宅で行ってできないのであれば

当然雪上でできるわけがありません。

 

 

 

出来るのであれば

滑っている動画を理想の滑りをしている選手と

並べて再生し、どの部分がズレているのかを

調べましょう。

 

 

根本的に出来ないのであれば

 

連続写真を真似してみて

根本的にその形が作れないと

分かったのであれば、

次に行うのはなぜその動作が出来ないのか

原因探しを行います。

 

 

原因探しと言っても

それほど難しいものではありません。

 

 

だいたい理由は大きく分けて

2つしかないからです。

 

 

・可動域が足りない

・可動域はあるが動かそうとしている関節とは別の関節が動く(代償動作)

 

 

 

可動域が足りない

 

実は上達に悩んでいるスキーヤーの多くは

この部分が原因です。

 

 

例えば股関節からくの字姿勢をとりたいと

悩んでいる人が、股関節が硬い場合

雪上で股関節からのくの字姿勢を

とれるわけがありませんよね?

 

 

 

この様に作りたくでも作れないフォームを

とっている時に、

この部分が硬いから取れないんだよなぁ

という関節を見つけて、

そこを柔らかくするストレッチなどの

トレーニングを行うことが先決です。

 

 

 

この時代、インターネットで

『○○関節のストレッチ』

と入力すればたくさんのやり方が

出てくるはずです。

 

 

 

別の関節を使ってしまう

 

身体が柔らかいのに、

上手くフォームが作れないのであれば、

動かすべき関節を間違えているケースが

ほとんどです。

 

 

これを代償動作とも言います。

 

 

連続写真のフォームと

自分が作っているフォームの

使っている関節の違いはないか

見比べてみて下さい。

 

 

専門の人に見てもらわないと

分からない細かい部分もありますが、

今回は例として股関節の代償動作を

ご紹介しておきます。

 

 

 

・股関節の代わりにわき腹が曲がる

・股関節の代わりに膝が入る

・股関節の代わりに足首が入る

・股関節と同時に腰が反る

・股関節より先に頭が動く

 

 

 

もちろん①と②がセットになっている人も

沢山います。

 

 

順序としてはまずは①の可動域を改善して

その後②の体の使い方を

トレーニングしていきましょう。

 

 

上達できる状態で雪上に立とう

 

この様にシーズン中は

自宅でスキーが上達する状態になるように

スキーのトレーニングをする事が

とても重要になってきます。

 

 

もちろんオフシーズンも

同じことなのですが、

シーズン中のいいところは

 

 

『課題がすぐ見つかる』

『すぐに雪上で試せる』

 

 

という部分です。

 

 

 

もちろん膨大な時間をかければ

雪上で滑る中でも

可動域が増えたり、

正しい関節を使って動けるように

なるかもしれません。

 

 

あなたに有り余る時間があるなら

それもありです。

 

 

しかし限られた滑走日数の中で

効率的に上達したいのであれば

陸上できることは陸上で終わらせて

雪上でしか出来ない事を

雪上で練習することをお勧めします。

 

 

 

もしあなたがスキー上達に悩んでいるのなら

その原因は陸上で解決しておいた方が

いいものかどうかまずは考えてみてください。

 

トレーニング論

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