スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

この練習はスキー上達に、必要か?無駄か?判断する具体的な方法は?339

読了までの目安時間:約 12分

 


 

前回の記事で

 

 

 

根本的に滑りを変えられない

スキーヤーの多くは

サンクコストを捨てられない!

 

 

といったお話をお伝えしました。

 

 

 

まだ読まれていない場合は

先にこちらをお読みください。

https://skierslab.com/%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0%e8%ab%96/%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%bc%e3%81%8c%e4%b8%8a%e6%89%8b%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bc%81%ef%bc%9f%e6%bb%91%e3%82%8a%e3%82%92%e6%a0%b9%e6%9c%ac%e3%81%8b%e3%82%89.html

 

 

 

理屈はおわかりいただけたかと思いますが、

そもそも自分が行っている練習が

 

 

・上達に繋がらないものなのか?

 

・量が足りないだけで

 必要なものなのか

 

 

という判断ができなければ

サンクコストかどうか分かりませんよね。

 

 

そこで今回は

この無駄か必要かの判断方法を
いくつかお伝えしていきますね!

 

 

 

上達に必要か?無駄か?まず確認する事とは?

 

まず前提として
世の中に“絶対”はないので
これから話す内容は
あくまでも可能性の高さです。

 

 

 

まず一番確実な判断方法は
ずばり

 

 

 

 

 

やりきってみる!

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

「えっ、当たり前の事じゃないですか?」

 

 

 

と思われたかもしれませんが
その通りです。

 

 

 

 

最後までやり続ければ
結果として無駄だったか?必要だったか?
判断できますよね。

 

 

 

スキーが上達するという事が目的の場合

最後というのは、
スキーができなくなるその日であり、

無駄か、必要か?は

 

 

・上手くなったか?

 

・ならなかったか?

 

 

 

です。

 

 

 

 

ですがこの判断方法は
非常に恐ろしいのは
いうまでもありません。

 

 

 

もし無駄だった場合の
かけてきたコストが
大きすぎるのと
取り返しのつかないリスクがある事です。

 

 

 

人生、つまり命をかけて
判断しにいっているので。

 

 

 

 

この様な話をすると

 

 

人生は結果だけでなく
その過程が大事…

 

 

という内容の話が出てきますが、
前提を忘れないでくださいね。

 

 

 

今回の前提は

 

「スキーが上手くなるか?」

 

 

が目的の場合です。

 

 

 

スキーは上手くならなかったけど
それにチャレンジし続けた人生に
悔いはない!

 

 

 

というのであれば、
目的が「スキーが上手くなるか?」
ではなく

 

 

 

「出来ない事でも

 めげずにチャレンジし続けられたか?」

 

 

 

になりますので
話が根本から変わってきてしまいます。

 

 

 

 

話を戻しますが

「最後までやりきって判断する」
はもっとも確実な方法でありながら
無駄だった時に
取り返しのつかない
最もリスキーなものでもあります。

 

 

「それでも問題ない!」

 

 

という場合は良いですが、
きっとそうはならない為に
あれこれ試行錯誤をしていると思います。

 

 

 

ですから現実的に考えると、
この判断方法以外で
必要か無駄かを判断したいですよね?

 

 

 

 

具体的な判断方法は?

 

 

今回お伝えする具体的な判断方法は

 

 

 

 

視野を広げてみる

 

 

 

という方法です。

 

 

 

 

 

サンクコストの

映画例を覚えていますか?

 

 

 

 

1500円払ってチケットを購入して

見始めた映画が

はじまって30分で

つまらないかった場合でも

“せっかく買ったんだから”

(これがサンクコスト)

と見続けてしまう

 

 

 

という例です。

 

 

 

 

この場合、本当に最後まで見て

つまらなければ

サンクコストになりますが、

一転して後半ものすごく面白くなれば

サンクコストではなくなります。

 

 

 

この例に当てはまるのが

2017年公開の

 

 

 

映画『カメラを止めるな!』

 

 

 

ですね!

 

 

 

 

冒頭の30分つまらなくても

最後まで見ると面白い

という情報で一気に話題になりました。

(最後まで見ても

面白くないという意見もありますが)

 

 

 

ここで重要なのが

なぜ冒頭30分がつまらない

『カメラを止めるな』という映画を

最後までみんな見るのか?

という部分です。

 

 

 

当たり前ですが

 

 

『最初はつまらないけど

 最後まで見るとどんでん返しがあって

 面白いよ!』

 

 

『最初がつまらないのには

 理由があるよ!』

 

 

 

という第3者からの

情報があるからですよね!

 

 

 

つまり自分だけの

狭い視野での判断ではなく

第3者のレビューといった

広い視野での情報が入ったからです。

 

 

 

ではこれを

スキー界に置き換えていきます。

 

 

 

まずあなたが

今行っている練習内容が、

一般的にスキー界で

 

 

・広く取り入れられているものなのか?

 

 

・他の人がほとんど

 行っていないものなのか?

 

 

 

判断してみてください。

 

 

 

(映画で言うと同じ映画を

 見ている人はいるのか?)

 

 

 

 

例えば

 

 

 

・外脚に乗る為にプルークで

 押し出す練習をする

 

 

・小回りが上達する為に

 ストックを横に持ち、

 身体をフォールライン向けて

 キープをする

 

 

・X脚が直るように

 内脚のアウトエッジを使う意識をする

 

 

 

などなど

スキー界では常識となっている

トレーニングがいっぱいあります。

 

 

 

次にそれを行っている

他の人がどうなっているかを

判断してください。

 

 

(映画で言うとその映画を見た

 レビュー、感想ですね)

 

 

 

 

他の人がその内容を行う事で

どんどんスキーが上達しているのであれば

今はまだ成果が出ないだけで

今後成果が出る可能性があります。

 

 

(他の人が面白いというのであれば

 冒頭30分がつまらなくても

 その後が楽しい可能性が高い)

 

 

さてどうでしょうか?

 

 

 

もし、他の人も

同じような練習を行っているのに

同じように上手くならないなぁと

悩んでいるのであれば、

 

 

 

映画を見て、

つまらないなぁという周りの感想を

耳にしながら、

自分自身も、つまらないなぁと思って

映画を見続けているようなものです。

 

 

 

スキー界を全体的にみると

どんどん上手くなって楽しいと

感じているスキーヤーより

なかなか上手くならないと

悩んでいるスキーヤーの方が

多いかと思います。

 

 

そしての様な情報がありながら

みな毎シーズン同じ環境で

同じ雪上練習を繰り返している…

 

 

視野を広げてみると

不思議な点が見えてきますよね!

 

 

楽しい映画を見られる人は

新しい映画を見に行く人だけです。

 

 

スキーで言えば

これまでに行ってない

新たな取り組みを行った人ですね!

 

トレーニング論 メンタル関係

なぜスキーが上手くならない!?滑りを根本から変えられない理由 338

読了までの目安時間:約 12分

 


 

スキーが上手くなろうとすると

必ず立ちはだかるのが

 

 

 

これまでの滑りを

根本から変えなければならない

 

 

 

という壁です。

 

 

 

 

 

 

もちろん毎シーズン滑れば滑るほど

スキーが上手くなっているのであれば

そのまま突き進んで欲しいのですが、

きっと上達に悩んでいる場合は

毎シーズン滑りこんでも

変わらないと言った状況だと思います。

 

 

いわゆる伸び悩みというやつです。

 

 

その場合、

やらなければいけないのが

 

 

【根本から変える】

 

 

という作業なんですが

これが本当に難しいんです。

 

 

その理由の一つが

 

 

 

 

 

 

根本から変えると

真逆の事を

行っている様に感じる

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

分かりやすい例が

ターン前半の深い内傾角です。

 

 

 

 

深い内傾角をとる為には

身体をターン内側(谷側)と

ターン外側(山側)どちらに運ぶ意識を

持つでしょうか?

 

 

 

当たり前ですが

“内”傾角と呼ばれているくらいですから

内側(谷側)ですよね。

 

 

 

 

でも本当に深い内傾角を

とりたいのであれば

練習としては

ターン前半に外側(山側)に

行くような意識を持つ

練習をしなければならないケースが多いです。

 

 

そこら辺の理由は

以前youtubeにアップしましたので

動画を通してみると

分かりやすいかと思います。

 

 

 

 

 

これまで意識しても

出来なかったのであれば

それ以外の事に正解があるのは

冷静に考えれば当然なのですが

なかなか簡単にこれまでの取り組みを

崩す事は難しいですよね。

 

 

 

この様に

今まで取り組んできた要素と

違う事を行うだけでも

ハードルが高いのに

さらに他にも邪魔する要素が

いくつも存在します。

 

 

正直それらの要素の方が

上達を阻んでいるケースが多いです。

 

 

 

 

スキーヤーが捨てられない●●

 

上記でご紹介した

動画の内容もそうですが

深く傾きたいのに

傾かない練習をするなんて

普通に考えたら

意味がわからないですよね(笑)

 

 

 

でもスキー界においては

それぐらい真逆の事を

行う必要があることが多いです。

 

 

 

SKIER`sLABの

雪上の練習内容を知っている

サポートメンバーの方は勿論のこと

オンラインスクールメンバーの方も

よく分かると思います。

 

 

 

板を回すには

回さない練習をしたり、

 

 

板に力を伝えるには

力を入れない練習をしたり

 

 

外脚に乗る為には

腰を外す練習をしたり

 

 

 

本当に枝葉の情報だけみれば

どういう事?

といった感じかと思います。

 

 

 

さて話を戻して

今回お伝えするのは

根本的に滑りを変えられない原因となる

捨てられない●●についてです。

 

 

さて●●には何が入ると思いますか?

(●は2個ですが2文字ではないです)

 

 

 

常識?

固定観念?

既成概念?

 

 

 

色々と思い浮かぶかもしれません。

 

 

どれも正解ですが

今回お伝えするのは

別のものです。

 

 

 

それは

 

 

 

 

【サンクコスト】

 

 

 

 

です!

 

 

 

以前もメルマガで紹介しましたが

このサンクコストを

捨てられないスキーヤーの方は

非常に多いです。

 

 

 

サンクコストとは

どのような意思決定をしても

回収できない費用の事で

埋没費用なんて呼ばれ方もします。

 

 

 

よく映画館やコンサートの例で

説明されていますね。

 

 

 

映画館にいき

チケットを1500円で購入して

2時間の映画を見始めました。

 

 

 

しかし開始30分が経過し

その映画が面白くない事が

分かりました。

 

 

 

 

さてこの場合、

あなたは映画館を出るでしょうか?

 

 

 

多くの場合はせっかく

お金を払ったんだから

最後まで見ていこうと

思うはずです。

 

 

 

この“せっかくお金を払った”

というのがサンクコストであり

これに縛られて

現状の意思決定をしてしまう

という事です。

 

 

 

この映画の場合

現状だけみれば

1500円は絶対払うのは前提で

(もうすでに払っているので)

90分間つまらない映画をじっと見続けるのと

自分の自由な事をするの

どちらを選びますか?

 

 

 

という質問をされているのと

同じです。

 

 

こうきかれたら

きっと後者を選ぶ人が

殆どだと思うのですが、

なかなかそうは行かないのが

人間心理の難しいところですよね。

 

 

 

スキーも同じように

これまで何度参加しても

滑りが変わらない練習内容に対して

これまで時間とお金をかけて

やってきたんだから

また今年も取り組もう

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

もったいないと思う事は

とても大事ですが

自分の目的を達成する為に

本当にもったいないのは

どちらなのかは

きちんと考える事をお勧めします。

 

 

 

因みに例に挙げた映画館の話も

あくまでも枝葉の情報に過ぎないので

気を付けてくださいね!

 

 

 

例えば恋人と

映画を見に行っているのであれば

その空間に2人でいる事に

価値を見出せるので

選択肢は変わります。

 

 

 

また最後まで見てみないと

面白いかどうか分からないのでは?

 

 

という意見もあるでしょう。

 

 

仰るように

 

 

 

本当に埋没してしまう

サンクコストなのか?

 

 

その先に続く為の

必要なコストなのか?

 

 

 

 

判断は難しいところですよね。

 

 

 

 

この判断をする為には

大きく分けて2つしかありません。

 

 

 

 

必要か?無駄か?を

判断する為に

もう少しだけサンクコストについて

深堀りする必要があります。

 

 

 

そもそもサンクコストのなかにも
様々な種類のものがあります。

 

 

それは

 

 

 

 

・結果が見えやすいもの

 

・結果が見にくいもの

 

 

 

 

です。

 

 

例えば

 

 

 

何年も着てないコートだけど
10万円も出して買ったから
勿体なくて捨てられない…

 

 

というケースは
何年も着る事のない
という事実から
この先も着る事がないだろう
という結果が見えやすいですよね。

 

 

その為、10万円出したから勿体ない
というのはサンクコストである事は
分かりやすいです。

 

 

 

しかしスキーの様な
スポーツはどうでしょうか?

 

 

 

このままやっても
上達しない未来なのか、
それとも努力が足りないだけで
コツコツ積み重ねていけば
上達できる未来なのか、
結果が見えにくいです。

 

 

 

要は

 

 

 

 

いま行っているのは
無駄な努力か?
必要な努力か?

 

 

という事なんですが、

 

 

 

あなたは今取り組んでいることが
無駄な努力か必要な努力か
どの様に判断するでしょうか?

 

 

具体的な判断方法は

次回の記事でお伝えしますね!

 

トレーニング論 メンタル関係

スキーロボットから分かる前後差誤解とスキーの本質!さらにはオフトレの順序まで!? 331

読了までの目安時間:約 15分

 


 

これまでの記事で

股関節を主体とする動作での

滑りをお伝えしました。

 

 

股関節の動きだけで

ほぼほぼ人間がスキーしているのと

同じ様にスキーロボットも

滑っていますよね!

 

 

普段私の発信で

股関節の動きのことを

最優先でお伝えしている理由が

何となくでも伝わると嬉しいです。

 

 

 

さて今回は少し変わった動作を

主体とした滑りをご紹介します!

 

 

この動画を通して

見ていただいているのであれば

お気づきかもしれませんが

前後差を主体とした滑りです。

 

 

スキーロボットの動画の

3:03~3:25をご覧ください。

※引用 福井大学の清水史郎先生 youtubeより

 

内脚を引き

外脚を前に出す事で

ターンが出来ていますよね!

 

 

テレマークスキーは

まさにこのような動作が

ベースとなっています!

 

 

戦車が方向転換する時も

外側のキャタピラが前に進み

内側のキャタピラが後ろに進むと

その場でクルッと回転します。

 

 

この原理をベースに考える

選手や指導者は

 

 

「外脚を前に出して

 内脚を後ろに引く!」

 

「テレマークがそうでしょ!」

 

 

という指導内容を

良く使います。

 

 

 

これも一見論理的に

問題ない様に思えますが

実は大きな弱点も潜んでいます。

 

 

基本となる動作と真逆の現象が起きる

 

 

それは

 

 

股関節主体の滑りとは

前後差が逆になる!

 

 

という部分です。

 

 

このスキーロボットの動画で

最後に股関節主体の滑りが

出ていますが

5:08秒辺りと5:20秒辺りで

一時停止をしてみると

よく分かります。

 

前後差はどうなっているでしょうか?

 

 

これまでにお伝えした

外脚前、内脚引くとは逆で

外脚が後ろ、内脚が前なのが

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

実は股関節が正しく使えると

このテレマークの様な

前後差とは逆の現象が生まれます。

 

 

これは以前ご紹介した

テッドリゲティ選手の

映像でも同じように

ワールドカップ選手の滑りを

上から撮影した動画をみても

上記と同じ前後差が生まれます。

 

 

 

※引用 テッドリゲティ選手Facebookより

 

 

 

オーストリアメソッドの

ベースとなっている

アルペン基本姿勢も

内脚をブーツ程前に出して

外脚が後ろになる前後差をつけると

説明があります。

 

 

 

逆にスキーロボットの

前後差動作を主体とした滑りを

もう一度見ていただくと

股関節の動きはほぼなく、

足首の曲げ伸ばしが主体ですよね?

 

 

実際スキーはブーツを履いているので

テレマークはブーツの踵が浮く仕組みで

この動作を再現しています。

 

 

つまりテレマークの様な

板が前後に動かしやすい上体ですと

これだけで曲がれて楽なのですが、

 

 

 

実際ハイスピードで

強い外力に耐えなければ

いけない場合はこの外脚前で内脚引く

という動作主体の滑りだと

厳しくなります。

 

 

また冒頭でもお伝えした

外脚前内脚引くと

提唱している指導者の多くも

実際ハイスピードの小回りを行うと

外脚後ろ、内脚前の

前後差になっています

 

 

これは意識と

実際の現象のズレの場合が

多いですね。

(本人はそう意識で滑っていても

 実際の現象は違う状態の事)

 

 

これを分かって上で

意識しているんであれば

問題ありませんし、

外脚前の内脚引く動作を

主体としたスキーロボットの滑りが

自分の目指す理想形の滑りなのであれば

OKです!

 

 

 

意外と人間が行うと

外脚前の内脚引く動作以外に

たくさんの動作が入っています。

 

 

今回ご紹介した様に

本当に外脚前の内脚引く動作だけ

使って滑ると

こういう滑りになるんだという事は

頭に入れておいてくださいね!

 

 

 

あなたはどこの関節を主体に練習をしていますか?

 

さてこれまでに
スキーロボットの滑りを通して、

 

『ある一つの動作を主体としたら
 どの様な滑りになるのか?』

 

という部分を見てきました。

 

 

・足の曲げ伸ばしが主体

・股関節の左右の動きが主体

・股関節のひねりが主体

(実際は左右の動きも含まれている)

 

・足の前後差が主体

 

 

あなたがが思い描く理想の滑りは
どの動作が主体の滑りだったでしょうか?

 

どれもターンはできるわけなので
沢山の技術論が溢れているのも
仕方がないようにも思えます。

 

 

では最後にお伝えしたいのは

今回ご紹介している

動作の複合系です!

 

 

これまでにさんざん動画を
ご覧いただいているので
すでにお気づきかもしれませんが、
スキーロボットの動画の
3:57~4:24をご覧ください。

 

 

※引用 福井大学の清水史郎先生 youtubeより

まさにスキーですよね!!

このスキーロボットの滑りには
どの動作が含まれているか
分かるでしょうか?

 

 

見た目だけで言うと
その少し前の
股関節のひねり動作主体
滑りと似ていますが
もう1つ大きな要素が
含まれています。

 

それがこのスキーロボットシリーズの
最初にお伝えした
脚部の曲げ伸ばしです!

 

 

3:57で一瞬スキーロボットが
沈み込むのが分かるでしょうか?

その後切り替えの時に
足の長さが伸びています。

 

この曲げ伸ばしが加わる事で
より一層上手に滑る人間の動きに
近づきますよね!

 

 

なぜこれほどまでに
人間の滑りに近いのかと言うと
スキーの基本となる
3要素がきちんと出来ているからです。

 

 

その3要素は

 

 

1.角付け(股関節の左右の動き)

2.回旋(股関節のひねり)

3.荷重(足の曲げ伸ばし)

 

 

ですね!

 

スキーロボットが行っている動作は
ばっちりこの3要素を満たしています!

 

 

さてここで気を付けたいのが
脚の曲げ伸ばしと言っても、
このシリーズの最初に紹介した
脚の曲げ伸ばし主体の滑りとは
真逆の動きだという事です!

 

 

動画の最初に戻ると
脚の曲げ伸ばし主体での
滑りがありますが、
外脚を伸ばすことをきっかけに
ターンをして、
切り替えの時に曲げて
戻していますよね?

 

一方今回ご紹介している
股関節のひねり+左右の動きと
組み合わせた足の曲げ伸ばしは
ターン合わせて脚を曲げていき、
切り替えで伸ばしています。

でもこのような内容を聞くと

 

 

「あれ?ターン前半で脚を長くするって
 言われてきたんですが?」

 

 

「脚を長くすることで
 力が出るって習ってきました!」

 

 

という意見も多いです。

 

 

これには色々とからくりがあるので
違う機会にお伝えしますが、
まずはスキーロボットの動画を見て
どちらの滑りが自分とって良いと感じるか
確かめてみてください。

 

 

このシリーズの最初に
お伝えした通り、
ロボットの良いところは
プログラムされている動作以外の
余計な事をしないところです!

 

 

人間は色々な動作を
それこそ無意識に組みわせているので
実際に本人が着目している動作とは
別の動作を行っているケースは
珍しくありません。

 

だからこそ
人それぞれいう事が違うし、
指導内容も違います。

 

ただ今回のスキーロボットを
見ていただくと分かると思いますが
ベースとなる動きは
実はシンプルなんです。

 

 

今回はプログラムされた動作を

ただこなすだけですが、

ここにさらに画像分析や

音声認識による

コミュニケーションといった

AI機能が入ったとすれば・・・

 

 

分かりやすい見本に、

的確な分析、表現、

ですからこのテーマの最初に

【スキー指導はAIロボットに奪われる?】

といったブログタイトルを書いたわけです。

 

 

ただ一つ誤解しないよう言っておくと
シンプル=簡単ではありませんからね!

 

 

 

さらにスキーロボットから学ぶオフトレの取り組み

 

最後に雪上技術だけではなく

オフトレの取り組みべき順序まで

スキーロボットから学んじゃいましょう!

 

 

それは

『自分が行っている取り組みとの
 照らし合わせ』

です!

 

 

と、言われても
イメージが湧かないと思いますので
具体的にお伝えしていきます。

 

 

 

まずこのスキーロボットは
動力を持っていません!

 

 

 

ただ落下しているだけですよね?

要は自らエネルギーを発しているわけでは
ないという事です。

 

 

その落下中に
様々な関節となる部分を
動かしている事で
ターンをしています

 

 

でも多くのスキーヤーが
オフトレなどでまず取り組むのが
自ら発するエネルギーを鍛える
取り組みです。

 

 

もちろんこのロボットが
フニャフニャの素材で
出来ているのであれば
動作をしてもそこにかかる
力に耐えられず
すぐに転倒してしまいます。

 

 

それと同じように
スキーをしていて
その外力に耐えられず
崩れ落ちてしまう、
へたりこんでしまうのであれば、

ロボットが素材の剛性を
確保するのと同じように
その力を確保する事は最優先です。

 

 

でもそうでないとしたら
最優先で行うべき取り組みは
なんでしょうか?

 

 

 

そしてその最優先で
取り組むべき内容として
もうひとつ注目して欲しいのが
このスキーロボットは
下半身しか動かしていない
という点です。

 

 

人間には多くの関節があり
自由に動かせるのに対して
このスキーロボットは
股関節の部分と
膝足首の曲げ伸ばししかありません

 

 

 

その股関節も私たちの様な
自由度はありませんし、
上半身にいたっては
ただの塊です。

 

 

ですがスキーの3要素を満たした
滑りはとてもスムーズで
上手でしたよね!

 

 

きっとあなたも
これまでに

上半身の向きや腕の構え、
ストックの位置や
目線の方向など

様々な事を言われたり
意識していると思います。

 

もちろんそれが
間違っているわけではありませんが、
最優先で取り組むべきは
いま意識している事なのか?

 

 

というのはスキーロボットの
滑りを通して
一度シーズン前に
考えてみてください!

 

 

シーズンで目指すべき方向を
間違えるとそのシーズンが
水の泡になってしまう事は
珍しくない事なので!

 

スキー技術 トレーニング論 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

スキーオフトレのストレッチ効果を高める為に知っておきたい筋肉の2つの柔軟性 320

読了までの目安時間:約 6分

 


 

もうすぐ8月になりますが

気温が高い時期には

筋肉が柔らかい状態なので

ストレッチには最適な時期です。

 

 

逆に冬に向けて気温が下がってくると

スキーができるので嬉しい反面

身体的には硬くなっていく

デメリットもあります。

 

 

 

実際に冬の寒い時期の方が

野球では球速が落ちたり、

ゴルフでも飛距離が落ちるなど

パフォーマンスが落ちるのは

明かですね。

 

 

 

ですから身体の柔軟性を

獲得したいのであれば

まだまだ暖かいこの時期の方が

効率的です!

 

 

さて今回は

この筋肉の柔軟性についてです。

 

知っておきたい2種類の筋肉の柔軟性

 

たまに、

身体は柔らかいのに

(関節はよく動く)

コリがある

(触るとゴリゴリ硬い)

という事を聞いたことがないでしょうか?

 

 

 

もしかしたら

あなた自身が

そのような状態かもしれません。

 

 

 

この様な場合

筋肉が柔らかいのか?硬いのか?

と聞かれたら迷ってしまいますよね。

 

 

 

実は筋肉の柔らかさには

細かく分けると

2種類ある事をご存知でしょうか?

 

 

 

それが

 

 

【1】縦断的柔軟性

 

【2】横断的柔軟性

 

 

 

です。

 

 

 

【1】縦断的柔軟性とは

筋肉が筋線維の走行方向に、

どれだけ長く伸びるか?

という柔軟性です。

 

 

 

ゴムを縦にビヨーンと

引っ張る時のイメージで

ストレッチした時の

伸びやすさが

この縦断的柔軟性です。

 

 

 

単純に筋肉の柔らかさだけでなく

 

 

・関節の構造

・筋肉自体の長さ

・靭帯の緩み具合

・筋肉がリラックスできているか

 

 

などの要素も含まれてきます。

 

 

 

『180°開脚が出来る』

『背中で左右の手を掴める』

『立位体前屈で床に手がつく』

 

 

 

などは、縦断的に柔らかい

ということになりますね。

 

 

 

一方【2】横断的柔軟性

『触った時の筋肉の柔らかさ・弾力性』

を表しています。

 

 

・筋肉がゴリゴリ硬い

・コリがある

 

 

といった状態は、

この横断的柔軟性が低下している

という事です。

 

 

 

この横断的柔軟性には

筋肉だけでなく

皮膚や皮下脂肪や筋膜など、

の硬さも含まれます。

 

 

 

エステやマッサージなどで

全身をほぐすと

ストレッチをしてないのに

身体の弾力性が増すのは

この為です。

 

 

この横断的柔軟性を高めるには

その部位に酸素と栄養素を届ける

血液を送り込んでいく事が重要です。

 

 

 

また、先ほど紹介した

皮膚や皮下脂肪や筋膜などの軟部組織は

コラーゲンと言われる

タンパク質で構成されていて、

温度が上がると

柔らかくなる性質があります。

 

 

 

ですから

入浴や適度な運動などで、

血液の流れを良くする事や、

筋肉の温度が上げる事が重要です。

 

 

 

つまりお風呂上がりのストレッチは

【1】縦断的柔軟性

【2】横断的柔軟性

の2つにアプローチ

 

 

 

しているので

とても効果的という事ですね!

 

 

その他、

動きながらストレッチも

上記に該当しているケースが多いです。

 

 

 

これまでの話で、

冒頭でお伝えした

『身体の柔軟性はあるのに

 コリがある』

という状態の理由が分ったでしょうか?

 

 

 

もし筋肉の柔軟性を

高めたいと思ったら

自分はこの2つのどちらに

アプローチする必要があるのか

まずは考えてみてくださいね!

 

 

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーで内側に傾く(内傾角)と内倒する原因は、●●を見極めていないから! 319

読了までの目安時間:約 7分

 


 

「ターン前半に内側に

 傾いてきてください」

 

 

この指導内容は

誰しも一度は

言われた経験があるかと思います。

 

 

実際にトップスキーヤーや指導者の

映像や画像を見ても

内側に傾いている様見えますよね?

 

 

しかし多くのスキーヤーが

この内側に傾く意識をしても

上手く出来ないだけではなく

内倒といったエラーを引き起こします。

 

 

その一方でトップ選手達は

内側に傾くイメージを持っていても

そうはなりませんよね?

 

 

この違いはどこにあるのでしょうか?

 

 

あなたが求めている動作は『意識』か?『結果』か?

 

スキーに限らず

スポーツの動作には

自らするものと、

知らぬ間にしているものがあります。

 

 

 

知らぬ間にしているものとは

「結果的にそうなる」

とも言い変えられます。

 

 

 

例えば現在全米オープンが

行われているテニスですが

サーブを打つとき

トップ選手達は

ジャンプしながら

打っていますよね?

 

 

でも正確には

自らジャンプしているのではなく

高い打点に打ちにいく力に引っ張られて

ジャンプしてしまうのです。

 

 

 

サッカーのシュートの後に

空中から浮くのも似ています。

 

 

 

『蹴ってからジャンプ!』

とは意識していないわけです。

 

 

現にスイングの遅い初心者のサーブや

弱いキックの時は

空中には浮きません。

 

 

 

もしこれを

 

 

「サーブの時はジャンプして!」

「サッカーのシュートの後はジャンプして!」

 

 

という指導が入ったら

(実際あるようですが)

おかしな動作になるのは

何となくイメージがつきますよね。

 

 

 

もちろんスキーにも

同じ様に

「結果的にそうなる」

といった動作が山ほどあります。

 

 

動画でも詳しく説明しているので

興味がある方はこちらをどうぞ!

 

 

 

それが今回

お伝えしている

 

 

【内側に傾く】

 

 

ですね!

 

 

 

以前動画も御紹介しましたが

多くのトップ選手達は

 

 

「深い内側の傾きは

 結果的にできるものであって

 あまりみずからつくりに行っていない」

 

 

という発言をよくしています。

 

 

 

ただ雪上の指導では

内側への傾くように

よく言われる為

エラーが多く生まれるわけです。

(勿論それで出来るのなら

 問題ないですからね!)

 

 

他にも

 

 

・板を動かす

・板を走らせる

・前半から捉える

 

 

など結果としてそうなるものは

たくさんあります。

 

 

 

この様に

結果的に行っているものを

自ら行なおうとする事が

スキー上達の妨げになっているケースは

非常に多いです。

 

 

 

ですからまずは

あなたが行いたい

動作やフォームなどが

 

 

・意識すべきものなのか?

・結果的にそうなるものなのか?

 

 

この部分を区別がする事が

重要だという事ですね。

 

 

 

とはいえ

 

 

 

「そう言われても

 どうやって区別していいか

 わかりません…」

 

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

最後に

 

 

意識すべきか?

結果的にそうなるものとして

意識しない方がいいか?

 

 

 

ここを区別する方法を

一つお伝えします。

 

 

 

意識すべきかどうか分かる簡単な判断方法

 

それはとてもシンプルで

 

 

 

その意識をして

目的とする動作に

近づいたか?

 

 

 

という確認です。

 

 

 

・内側に傾こうとすると内倒する

 

・外脚に乗ろうとすると板が逃げる

 

・切り替えで浮かないようにすると

 お尻が落ちる

 

 

 

といったように

内容としては間違えてはいないけど

意識しているのに

良い方に向かっていないものは

そこを意識するのではなく

別のことを行った方が

良いケースがほとんどです!

 

 

 

スキー技術 トレーニング論 基礎スキー

スキーで外脚に乗れないスキーヤーが忘れがちな3要素 309

読了までの目安時間:約 15分

 


前回の記事で

下半身の筋力も、

片足立ちでバランスをとる能力も

外脚乗る要素の一つだという事を

お伝えしました。

 

スキーで外脚に乗る為には、オフトレで脚(足)の筋トレをする事は有効か? 307

 

 

その要素が“だけ”が

足りないせいで

外脚に乗れていないのであれば

雪上の滑りに直結します。

 

 

 

しかし他の要素も

満たされていないのであれば

 

 

 

外脚に乗る事には

繋がりません。

 

 

 

では下半身の筋力や

その場でバランスを取ること以外に

外脚に乗る為の要素は

どのようなものがあるのか?

 

 

 

細かく分析していくと

個々によって様々ですが、

今回は代表的なものを

3つお伝えしてきます。

 

 

因みにこの内容は動画でも

配信しておりますので

実際の動きを見たい場合は

こちらを参考にしてみて下さい。

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素① ひねり

 

まず1つ目は

 

 

【ひねり】

 

 

です。

 

 

スキー界では

 

 

・板と正対する

・板に対して真っ直ぐ乗る

 

 

という様に、

板の進行方向に真っ直ぐ

向いて乗る事が

基本とされていますが、

はっきりお伝えすると

 

 

 

解剖学的に身体全て

板に対して正対する事はほぼない

 

 

 

という事です。

 

 

 

現にオーストリアメソッドの

基本姿勢は正対ではないです。

 

 

 

勿論トップ選手の滑りをみて

正対してる“風”に

見える事はよくあります(笑)

 

 

 

ただ身体のどこかしら

【ひねり】が入っているのが普通です。

 

 

 

つまり、

外脚に乗ろうと思ったら

正しいひねりが使える事が

必須条件なのですが

あなたは外脚に乗れないと悩んだ時に

ひねりをオフトレで鍛えようと

思い浮かぶでしょうか?

 

 

 

多くの場合は

ひねろうと思えばひねられるから

特に意識的にトレーニングや

練習はしていません。

 

 

 

するとしたら

雪上での練習の時に

ストックを横に持ち

フォールライン方向に向けて

滑るといったバリトレの様な

もののはずです。

 

 

 

しかしベースとなる

ひねるうえでの

正しい身体の使い方が

出来ていない為

この練習を行っても

殆どの場合滑りが変わりません。

 

 

 

同じように

いくら外脚に乗ろうと思っても

出来ない原因も同じです。

 

 

 

【ひねり】を考えるうえで

重要なのが、

 

 

 

 

身体のどの部分のひねりが

外脚に乗れない原因なのか?

 

 

 

という事です。

 

 

ひねりと言っても

上半身、下半身と

大きく分けると2つ、

さらに下半身の中でも

股関節、膝、足首、

上半身では首、肩、体幹部など

沢山のひねる部位があります。

 

 

 

自分のが外脚に乗るうえで

どのひねりの部分が足りないのか

探し出すのは難しいかと思いますが、

【外脚乗る】という概念の中に

【ひねる】という要素も含まれている

という事だけは頭に置いといて下さいね!

 

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素② 曲げ伸ばし

 

今回は2つ目です。

 

 

 

それは・・・

 

 

 

 

 

曲げ伸ばし

 

 

 

 

です!

 

 

 

何を当たり前の事を言っているか?

と感じられたかもしれません。

 

 

 

スクワットの様な筋トレや

ジャンプトレーニングなどでも

脚の曲げ伸ばしは使われています。

 

 

 

ですから曲げ伸ばしなんて

言われなくても取り組んでいます

という方がほとんどです。

 

 

 

しかし残念な事に

スキーに繋がる

正しい曲げ伸ばしが出来ているケースは

ほぼありません。

 

 

出来ているなら

スクワットやジャンプトレーニングなど

やっておけば次のシーズンには

外脚に乗れるようになっているはずなので。

 

 

 

では、

スキーに繋がる曲げ伸ばしと

普通の曲げ伸ばしと

何が違うのでしょうか?

 

 

 

簡単な部分で言うと

動作の目的が違います!

 

 

 

基本的に地面に足を

ついている状態であれば

脚を曲げ伸ばしする事により

地面に対して何かしらの

アクションが行われます。

 

 

 

スクワットの立ち上がりや、

ジャンプトレーニングなどは

地面に力を伝える力を鍛えると

よく言われていますよね。

 

 

 

この効果が板へ力を伝えたり

外脚に乗る事に

繋がりそうですが

よくよく考えてみてください。

 

 

 

地面に力を伝えた後に

身体はどうなりますか?

 

 

スクワットの立ち上がりや

ジャンプ動作は当然ですが、

そのまま上方向に身体が運ばれます。

 

 

 

要は地面に力を伝えて

身体を目的の移動方向に

運ぶという事です。

 

 

 

さてこれは【外脚の乗る】

という動作でしょうか?

 

 

 

言わなくても分かると思いますが

逆ですよね。

 

 

 

板から離れる動作になります!

 

 

 

かといって下方向に曲げていくだけだと

吸収になってしまう・・・

 

 

 

というように

脚の曲げ伸ばしと言っても

外脚に乗る事に繋がる

曲げ伸ばしはかなり狙って行わないと

習得が難しいです。

 

 

 

分かっていて意識しても

無意識的にエラーが出るケースが多く、

サポートメンバーの方たちも

この曲げ伸ばしはトレーニングの際

何度もこちらからの指摘を受けて

 

 

「うわっ、また無意識で

 行っていた!」

 

 

となります。

 

 

 

因みに今回は、

スキー界である程度共通認識のある

脚の曲げ伸ばしに

注目しましたが、

上半身、特に体幹部の曲げ伸ばしも

非常に重要です。

 

 

 

体幹部の曲げ伸ばしって

そもそも意識したことないし、

固定するのものだと

思われているケースが多いですが、

これも外脚にのる要素の一つです。

 

 

忘れがちな外脚に乗る要素③ 切り替え

 

この3つ目の要素は

一番意識されていない要素かもしれません。

 

 

 

それは・・・

 

 

 

切り替え

 

 

 

です!

 

 

 

もちろん切り替え動作の重要性は

あなたも意識していると思います。

 

 

 

しかし外脚に乗る要素としての

切り替えは?

 

 

と聞かれると具体的に

イメージできるでしょうか?

 

 

 

例えば

右外脚乗れないなぁ…

と悩んでいる場合、

どちらの脚を練習するでしょうか?

 

 

 

当たり前ですが、

右脚に乗れないのだから

右足一本で片足スキーをしたり、

右脚で片足立ちのトレーニングを

行うはずです。

 

 

 

左右差があるスキーヤーが

殆どの為、誰しも一度は

この様な内容に

取り組んでいるのではないでしょうか?

 

 

 

また雪上指導でも

右脚に乗れないのであれば

右脚に関する注意を受けて

右脚を意識やバリトレを

行うはずです。

 

 

 

 

もちろんそれで直ればいいのですが

大半はいつまでたっても

右脚に乗るエラーは直りません。

 

 

何故なら、

 

 

外脚の乗る手前の

切り替えの段階から

エラーが出ているから

 

 

 

です。

 

 

 

要は『初めの一歩』が

すでに間違えている

という事ですね。

 

 

 

ですから

私も動作を見る時には

 

 

・乗れない方の脚が原因なのか?

 

・それとも乗れている方の脚が原因なのか?

 

・その切り替えが原因なのか?

 

 

と細分化します。

 

 

 

トップ選手が滑る時に

意識している部分で

 

 

 

「ターン後半から前半への繋ぎは

 とても意識しています。

 そこが上手くいけば

 あとは乗っていくだけなので」

 

 

 

といった内容の話が

よく出ますよね。

 

 

 

本当にその通りで、

切り替えで

その次のターン外脚に

乗れるかどうか決まる!

というくらい重要要素なのですが

 

 

 

「オフトレで切り替えの練習してます!」

 

 

 

というスキーヤーはほぼいません。

 

 

 

もしあなたも

苦手としている脚側があり、

そちらにいくらアプローチしても

外脚の乗れないのであれば、

得意な脚の方から切り替えで

エラーが出ていないかと

考えてみてください。

 

 

 

今回は意外と意識されていない

外脚に乗る要素の内

 

 

<1>ひねり

<2>曲げ伸ばし

<3>きりかえ

 

 

の3つをお伝えしました。

 

 

もちろんこの他にも

様々な要素はありますが、

このベースとなる要素ですら

取り組まれていないのが

一般的です。

 

 

『自分にとって

外脚に乗るうえで足りない要素は

そもそも何か?』

 

 

一度振り返ってみると

良いかもしれません。

 

スキー技術 トレーニング論

スキーで外脚に乗る為には、オフトレで脚(足)の筋トレをする事は有効か? 307

読了までの目安時間:約 11分

 


 

オフトレの目的で

よく言われるのが

 

 

 

「外脚にしっかり乗れるようになりたい!」

 

 

 

という事です。

 

 

 

外脚に乗る事は

スキーにおいては

核となる非常に重要な

技術要素だという事は

言うまでもありません。

 

 

 

ただ、残念なことに

【外脚に乗る】という表現が

常識になりすぎていて、

 

 

 

『どんな体の使い方が

 外脚に乗る事なのか?』

 

 

 

という部分を

掘り下げて考える機会が

少ないのは気を付けたいところです。

 

 

 

スキーで

「もっと外脚に乗って!」

というのは、

 

 

 

テストの点数が悪い時に

「もっと勉強して!」

 

 

仕事が上手くはかどらない時に

「もっと効率化して!」

 

 

人間関係が上手くいかない時に

「もっとコミュニケーション能力を鍛えて!」

 

 

 

というような感じで、

確かにそうなんだけど

具体的何をすればいいのか

・・・

・・・

 

 

 

といったイメージですね。

 

 

 

ですから私もレッスンの中で

 

 

「●●をしてきてください!

 その結果外脚に乗れます。」

 

 

という表現はしても、

 

 

 

「もっと外脚に乗ってきて!」

という表現は使わないです。

(もちろんそれで出来る人はOK!)

 

 

 

 

さてこのように

「外脚に乗る」という

動作が抽象的なままですと

それをゴールに定めて行う

トレーニングも

効果が微妙なものになってしまいます。

 

 

 

前置きが長くなりましたが

一般的には外脚に乗る為の

トレーニングとされていながら

 

 

『実際、外脚に乗る事に対して

 はたして効果が出るのか?」

 

 

というトレーニングについて

お伝えしていきたいと思います。

 

 

このトレーニングは外脚に乗る為の効果があるのか?

 

まず外脚に乗る為に行う

オフトレにおいて

もっともポピュラーなものが

 

 

【下半身の筋トレ】

 

 

ですね。

 

 

スクワットやランジ、

またはマシーンを使ったものなど

その種類は様々です。

 

 

 

ジムに行って

トレーナーさんに

 

 

「スキーでしっかり板に乗りたくて…」

 

 

と相談すると

間違いなく

この下半身の筋トレがメニューに

組み込まれます。

 

 

 

しかし果たして本当に

 

 

『外脚に乗る=脚の筋力』

 

 

なのでしょうか?

 

 

 

もし滑っている最中に

外脚の筋力が耐えきれずに

足元から崩れ落ちるような状況が

繰り返されるなら

「外脚=筋力」だと

考えるのは分かります。

 

 

 

 

もちろん崩れ落ちないまでも

脚がパンパンになり

動かなくなる、

というシーンがあります。

 

 

しかしこれは

 

 

 

『外脚乗れていないのか?』

 

それとも

 

『外脚には乗れているけど

 それを維持する筋力がないのか?』

 

 

という問いの答えによって変わります。

 

 

 

前者は

【外脚乗るトレーニング】が必要であり

後者は

【外脚に乗る事を維持するトレーニング】が

必要という事ですので。

 

 

 

 

まぁ実際に下半身の筋トレを行って

雪上に立った瞬間に

 

 

「やったー!

 外脚に乗れるようになってるぞー!」

 

 

という状態なるか

試してみるのが一番ですね!

 

 

 

ここまでの話は

これまでにも

お伝えしてきているので

何となくイメージが

つきやすいかと思います。

 

 

 

次回はもう少し
専門的な内容をお伝えします。

 

 

片足立ちは外脚に乗る為に効果ある?

 

下半身の筋トレを行っても

【外脚に乗る】という要素に

直結しないケースがほとんどです。

 

 

 

そうなると次に行われるのが

 

 

 

【片足立ち】

 

 

 

のトレーニングです。

 

 

よくあるのが

片足立ちをしながら

バランスディスクといった

不安定な足場でバランスをとる

といったものです。

 

 

 

また、

片足で行うスクワット

(シングルスクワット)

などで筋力強化をするスキーヤーも

大勢います。

 

 

外脚というのは

当然ですが

どちらか片方の脚ですので

片足立ちでトレーニングをする事は

悪くないように思えます。

 

 

 

左右差があるスキーヤーも多く、

なおさらですね。

 

 

 

 

しかしこれもまた

片足立ち自体は上達しても

いざ雪上に立つと

外脚に乗れないケースが多いです!

 

 

 

その理由はとてもシンプルで、

 

 

陸上はその場でバランスをとる

静的バランスの要素が強く、

雪上では動いている中でバランスを取る

動的バランスの要素が強いから

 

 

です!

 

 

 

バランスと聞くと

その場でフラフラしないで

キープできる能力であり、

それがそのまま外脚に乗る事に

繋がると感じやすいです。

 

 

 

しかし、

その場でじっとしているスポーツ、

(弓道、アーチェリー、ライフル射撃、

 体操でその場でのバランス支持技など…)

においては非常に重要かもしれませんが、

移動をするスポーツですと

また意味合いが変わってきます。

 

 

 

 

「でもトップ選手も

片足ジャンプや片足スクワットなど

行っていませんか?」

 

 

 

という声がよく聞こえてきますが

それは

 

 

 

 

外脚に乗る練習ではなく

外脚に乗る要素の一つを

鍛えている

 

 

という事です。

 

 

ここら辺はyoutubeでも

解説していますので

参考にしてみて下さい。

 

 

根本的に外脚に乗る技術は

ある程度持っているんですよね。

 

 

 

スキーヤーズラボでも

片足立ちでおこなうメニューがありますが、

基本的には、余計な動作をせずに

関節を使う事が目的です。

 

 

 

上記でお伝えした様に

外脚乗る練習というよりは

外脚乗る為の一要素を

習得する練習といったイメージですね!

 

 

 

外脚に乗るという動作を

一要素ずつ分解したピースの一つの為

他にも集めなければならないピースは

沢山あります。

 

 

 

もちろんこの

『片足立ちでバランスを取る』

というピース“だけ”が足りないせいで

外脚乗れないケースの場合は

効果はあるはずです!

 

 

 

これも下半身の筋トレと同じように

片足立ちのトレーニングを

行ってみて

雪上で外脚乗れるようになるか

試してみるのが一番ですね。

 

 

ピースの一つというけれど

では外脚乗る為には

他にどんな要素があるのか?

 

 

 

ここが一番知りたいところかと思います。

 

 

その内容については

次回の記事でお伝えしていきますね!

 

 

 

 

トレーニング論 未分類

次に流行るのは【パフォーマンスジム】?スキー上達には有効か? 306

読了までの目安時間:約 13分

 


次に流行るのは何か?

 

スキーに限った事ではないですが

スポーツ業界、フィットネス業界は

それぞれその時の流行があります。

 

 

 

フィットネス業界で言うと、

少し前にライザップの様な

パーソナル指導をもとに

短期で痩せるといったサービスが

ブームになりましたね。

(最近はCMもあまり見ませんが)

 

 

 

そこから

美尻、美脚、ウエストくびれ

といった各パーツに特化した

専門のトレーナーが

最近増えています。

 

 

 

では一般スポーツ愛好家の方を対象にした

いわゆるボディメイクが目的よりは

その競技の上達に繋げたい

という方向性の場合は

どうでしょうか?

 

 

 

一昔前はボディメイクと

スポーツ系の区別はそれ程なく、

どちらも筋トレといった感じでした。

 

 

 

でもそこから

バランスボールの様な

ツールが流行り、

さらに体幹がブームになる

といった様に、

ただ筋トレをするという方向性とは

違ってきています。

 

 

 

スキー界のオフトレでいうと

インラインスケートが流行り、

次にブーツで乗れる

ツリスといったもの、

いまではサマースキーが

流行ですね!

 

 

スキー雑誌で

インラインスケートを見る機会は

ほぼなくなりました。

 

 

 

 

いまでは部屋の隅に眠っている

というケースが多そうです。

 

 

昔はスキーオフトレ

インラインスケートの

DVDまで出ていたのに・・・。

 

 

 

本当はインラインスケートも

使い方によっては

サマースキーより

上達に繋がるトレーニングは

あるんですけどね。

 

 

 

まぁその話は置いといて、

こんな風にどんな業界においても

流行り廃りはありますが、

スポーツ業界において

次に来るのはどんなものだと

思いますか?

 

 

 

すでに少しずつ

耳にする機会が

増えてきていますが、

次に流行りそうなのは

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

 

 

 

パフォーマンスジム

 

 

 

というカテゴリーです!

 

 

 

 

あなたは

パフォーマンスジムというワードを

聞いたことがあるでしょうか?

 

 

 

簡単に言ってしまえば

ボディメイクの様な

身体の見た目の為ではなく、

スポーツにつながる

身体の【動き】を

鍛えることが目的となるジムです。

 

 

 

同じような形で

【コンディショニング】を

専門とするジムも増えてきています。

 

 

 

コンディショニングも

方向性としては

身体本来のあるべき可動性や

動きを取り戻し、

パフォーマンスアップや

痛み改善をしていく

といった感じですね。

 

 

 

要は

 

 

 

【見た目を目的とした身体】

(ボディメイク)

 

 

 

 

【動ける身体】

(パフォーマンスアップ)

 

 

 

を分けて考えて行こうという流れです。

 

 

 

ですからスキー上達が目的であれば

フィットネスジムと

パフォーマンスジムを

分けて考えていきましょう!

・・・

・・・

・・・

 

 

 

というところで

話は終わってもいいんですが

きっと一番聞きたいのは

その先ですよね?

 

 

 

「実際パフォーマンスジムの効果は

どうなんですか?」

 

 

 

という部分だと思います。

 

 

パフォーマンスジムはスキー上達に繋がるか?

 

パフォーマンスジムと言っても

あまりピンと来ないかもしれませんが

筋トレマシーンやバーベルだけではなく

ジム内に芝生や走れるトラックがあるジムが

増えています。

 

 

 

またTRXと言って

天井からぶら下げられた

ヒモの様な物でトレーニングするのも

流行っていますね。

 

 

詳しくは検索してもらえれば

イメージがつくかと思います。

 

 

 

実はこの流れは

一足先にトレーナー業界に来ていて、

いわゆる筋トレと呼ばれる

ウェイトトレーニングだけでなく

ファンクショナルトレーニングという

身体の機能を考えたトレーニングが

少し前に出てきていました。

 

 

 

ファンクショナルトレーニングについては

また別の機会にお伝えするとして、

この流れから、

身体を『作る』だけではなく

身体を『使う』という方向性が来るのは

何となくイメージしていたのですが

最近きたなぁといった感じです!

 

 

 

まぁトレーナーの中でも

筋トレだってやり方によっては

ファンクショナルトレーニングだろ!

といったように

意見が分かれる部分でもありますが

これは受講する側の人たちにとっては

あまり関係ない事なので

ひとまず置いておきます。

 

 

 

では肝心の

パフォーマンスジムの効果についてです。

 

 

 

その前に、

いつもながらの前置きしておくと、

本人が上手くなっていると

納得できるのであれば、

筋トレだろうが

パフォーマンスジムであろうが

滝行であろうが(笑)、

どんな内容でも問題ないですからね!

 

 

 

さて、

パフォーマンスジムと一括りに言っても

方向性が各ジム違う為

一概には言えませんが、

スポーツのパフォーマンアップが

目的であれば

ただやみくもに筋トレするよりは

手段として良いと思います!

 

 

 

ただ身体のパフォーマンスをあげると

スキーが上手くなるか?

と言われると

やはりYESとは言えないところが

スポーツの難しいところですね。

 

 

 

身体のパフォーマンが上がる事と

競技技術が上がる事は

一見同じようで実は違います!

 

 

 

現に

サポートメンバーの方で

 

 

「有名なパフォーマンスジムに行っても

 スキーは上達しませんでした」

 

 

 

という声がありました。

 

 

 

でもなぜ

身体のパフォーマンスが上がったのに

スキー技術の向上につながらない

という事が起きるのでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

 

正しいゴール設定が

できてないからです!

 

 

 

正しいゴール設定とはなにか?

 

正しいゴール設定とは
具体的にいうと

 

そのスポーツにおいて
やりたい動作はなにか?

 

 

つまり技術からの逆算です!

例えばパフォーマンスジムに行って
股関節の可動域や
使い方が向上したとします。

 

 

 

では深い内傾角をとるという行為は
それで達成する事が可能でしょうか?

 

 

 

もちろんとれるようになる人も
中にはいるとは思いますが、
多くの場合はできません。

なぜなら

 

 

『深い内傾角をとるとは
どういう動作なのか?』

というゴール設定が
出来ていない、
もしくは間違えているからです。

 

 

 

もう少し具体的に説明していきますね。

 

 

あなたは
身体のパフォーマンスが上がれば
バク転が急に出来るようになると思いますか?

 

 

既に出来る人は別として
出来ない場合は

 

「そりゃ身体のパフォーマンスが上がっても
バク転自体を練習しなければ
出来るようになるわけないでしょ!」

 

と思うはずです。

 

 

でもバク転の為に
身体のパフォーマンスを上げていきたい
となれば

 

・身体を反る柔らかさが必要かな?

・ジャンプ力が必要かな?

 

 

といった様に
何となくどんな体の使い方が
出来るようになるといいか
イメージがつくはずです。

 

 

 

これはバク転とは
どのような身体の使い方をするのか
ある程度イメージできるからですよね。

 

 

 

ではスキーの話に戻して
深い内傾角を作りたい
という場合
どんな身体のパフォーマンスを
あげると達成できるか
イメージができますか?

 

 

 

これは深い内傾角に限らず、
外脚に乗る、
後傾ポジションを直す、
内倒しない、
シェーレンX脚をなおす、
板をたわませて走らせる、
等でも構いません。

 

 

 

『身体のこの部分の
 パフォーマンスが上がれば、
 目的としている
 スポーツのパフォーマンスがあがる!』

 

というゴール設定が
きちんと出来ているか?
という事です。

 

 

ゴール設定がきちんと出来ているのであれば
パフォーマンスジムに行って
必要な部分の
身体のパフォーマンスを
あげればOKですね!

 

 

 

因みに身体のパフォーマンスをあげて
そういった技術の面は
雪上で指導を受けるのでは?

 

 

と感じたかもしれません。

 

 

もちろんその通りなのですが

 

もっと深く傾いて!」

「もっと外脚に乗って!」

 

 

といった事しか言われず、
パフォーマンスが上がった
身体をどう使えばいいのかを
教えてもらわない事には
達成されません

 

 

 

色々と書きましたが
おススメは試してみることだと思います!

身体のパフォーマンスを上げて
雪上で指導を受けてみる!

 

 

その結果から判断するのが
一番確実ですね!

 

トレーニング論

スキーブーツをチューンナップする時に気づかない盲点とは? 305

読了までの目安時間:約 14分

 


 

あなたは新しく

スキーブーツを買ったときには

自分の足にピッタリ合う様に

チューンナップをしているでしょうか?

 

 

買ったお店でやる人もいれば

専門のチューンナップのお店に

持っていく場合もあるかもしれません。

 

 

 

私も毎年必ず

プロのブーツフィッターの方に

NEWブーツのチューンナップを

行ってもらいます。

 

 

その際、ブーツを自分の足に

完璧にフィットさせていただける事は

勿論なのですが、

それ以上に、その道のプロでしか

知らない情報をおしえていただくのが

貴重だなと感じています。

 

 

 

オフレコの内容も多い為

全部はお伝え出来ませんが、

やはりワールドカップのトップ選手や

技術選のトップレベルは

一般スキーヤーレベルには降りてこない

内容のものが使われているなという印象です。

 

 

 

私自身もブーツを色々と履いて

「おっ!」と好印象を持つものと

「あれっ?」と違和感があるものと

ありますが、やはりそれには理由があり、

それが道具の構造上なぜなのかといった

フィーリングと理屈の整合性が

きちんととれるのが

面白いところです。

 

 

 

さて、ふわっとした内容ばかりで

何も伝えられないでは

申し訳ないので、

この記事を読んでいただいている

 

あなたにも情報を

共有させていただきます。

 

 

 

ブーツももちろん大事だけど…

 

 

ブーツのプロの方の意見と

身体の専門家として

活動させていただいている

私との意見の中で

共通して

 

 

 

「やっぱりそうだよね!」

 

 

 

というものがありました。

 

 

 

何だと思いますか?

 

 

「あのメーカーのブーツが良い!」

 

「やっぱりブーツチューンをしなければダメだ!」

 

 

という類のものではありません。

 

 

 

 

それが

 

 

「根本的な足の状態がひどい人が多い」

 

 

という事です。

 

 

 

よく、

 

 

「今年はどのメーカーのブーツが良い」

「このメーカーのブーツはこの技術が…」

 

 

という話は

話題に出ますよね。

 

 

 

たしかに各メーカー

それぞれ技術や特徴はありますが、

そもそも根本の【履く人】に

意識が行くケースが少ないです。

 

 

 

「今年の俺の足は

 大分バランスが良くなって…」

 

 

「今年は立つ位置が変わったから

 足裏の状態も大分違う…」

 

 

 

という話はあまり出ないですよね。

 

 

 

でもブーツチューンや

インソールって

その悪い状態を

補助する為にあるのでは?

 

 

 

とおもわれるかもしれません。

 

 

 

確かにその通りで

悪い部分のサポートとしての

意味合いもあります。

 

 

 

ただ、

どれだけ高い技術で

ブーツを整えて

どれだけ機能のいい

インソールを入れても、

根本的な足や身体の使い方が

間違っていては意味ないよね

という意見は一致しました。

 

 

 

理想としては

 

 

【悪い状態をサポートする為】

 

ではなく

 

【自分の良いポテンシャルを

 最大限に発揮する為】

 

 

のチューンに

していける事ですね。

 

 

 

因みに足の事を言うと

足だけに注視しがちですが、

足の悪い原因は

他の関節からの影響も強いです。

 

 

 

ではどんな動作が

足に対して悪影響なのか?

 

 

 

足を悪くする動作とは?

 

足の状態が悪いから

良くしていこうと聞くと

あなたはどのような取り組みを

イメージするでしょうか?

 

 

 

きっと足裏のマッサージや

グーパー運動の様な

【足に対して直接アプローチする】

というものだと思います。

 

 

 

実際これは非常に重要なので

ぜひ取り組んでいって下さい。

 

 

 

しかしこれはあくまでも

足の状態を良くする

下地作りの様なものです。

 

 

 

足に悪影響を及ぼす動作を

改善しなければ

良くして悪くして

良くして悪くして

といった様ないたちごっこになります。

 

 

 

ではどのような動作が

足に悪影響をおよぼすのか?

 

 

 

色々とある中で

スキーという競技でよく合われるのが

 

 

 

 

股関節が使えない状態で

膝を動かす意識によっておこる

足首の回内動作(外反)です!

 

 

 

 

もしあなたが

このブログを以前から

読んでいるのであれば

何度か聞いたことがあるワードだと思いますが、

土踏まずを潰して

足首が内側に折れ曲がる動作です。

 

 

 

イメージが出来ない方は

こちらの記事から↓

スキーでX脚の原因となる外反足とは?186

 

 

椅子に座って

膝だけを動かしてもらえば

分かりますが、

膝って基本的には

前後にしか動きません。

(微妙に回旋も入りますが)

 

 

 

この膝を左右に入れようとする意識は

足を悪い状態に持っていく事に繋がります。

 

 

 

せっかく足のコンディショニングや

トレーニングをして

ブーツチューン、

カント調整、

良いインソールをいれるなどしても、

いざ滑り出したら………

 

 

 

はい……

全て取り組みが

打ち消されてしまうわけです。

 

 

 

この状態で

 

 

 

「来年のあのメーカーのブーツは良い!」

 

 

「カント調整して

 インソールも入れて

 ばっちりだ!」

 

 

と言っていても

滑りは変わらない事が

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

厄介なことに

今のスキー板の性能が良いので

間違った動作でも

ターンはある程度出来てしまうんですよね。

 

 

 

因みにジュニアの板は

サイドカーブが小さい為

大人に比べて

間違った動作でも

より簡単にターンできてしまいます。

 

意外と知られていない足を悪くする動作とは?

 

もう一つ

違った視点からの

足に対して悪い影響を及ぼす動作について

お伝えします。

 

 

 

それは

 

 

【足指の運き】

 

 

 

です。

 

 

 

「えっ!?足首も足指も

 スキーにおいて重要では?」

 

 

 

と感じたのではないでしょうか?

 

 

 

勿論重要なのですが

多くのスキーヤーは

足指の使い方を間違えている為

足に悪影響を及ぼします

 

 

 

では実際試してきましょう。

 

 

 

椅子に座って脚を浮かせて

そのまま足を自分の方に

違づけるように

足首を曲げていきます。

 

 

 

背屈という動作ですね。

 

 

 

その際、あなたの足の指には

どのような力が入るでしょうか?

 

 

 

多くの場合、

指の指が開き自分の方に

反りあがってくるかと思います。

 

 

 

この動作は足首を

自分の方に曲げる時に

よく出るのですが、

実はここに大きな落とし穴が

潜んでいます。

 

 

 

足の指を自分の方に

反り上げる形で引っ張るように

足首を曲げると、

多くの場合、

足首が回内して

外反足の状態になります。

 

 

要はつま先と足裏が外側を向き

足首が内側に入るという

シェーレン状態になるという事です。

 

 

実は足首を曲げる

という動作一つにとっても

 

 

 

・指を中心に行い

 上記の様なエラーが出る人

 

 

・スネの筋肉を正しく使って

 足を真っ直ぐ引き寄せてくる人

 

 

 

 

に分かれます。

 

 

 

つまり足の指を鍛えたり、

足首の前後運動をしても

根本的な使い方が間違えていると

足へ悪い影響を与える

動作をひたすら繰り返している

ということになるわけです。

 

 

 

もちろん意識すれば

使い分けができるかもしれません。

 

 

 

しかし意識すればできるレベルですと

確実に滑っている中で

 

 

 

「足首を使って」

 

 

 

と言われると

無意識的に間違った動作をして

足が回内し外反足、

つまりブーツの中で

シェーレン状態になります。

 

 

 

スクワット、体幹トレーニング、

ランニング、ストレッチなどなど

トレーニングをあげれば切りがないですが

大抵間違えた動作で行っているため

滑りが変わるどころか

悪影響の方が強いケースが多いです。

 

 

 

良かれと思っていることが

実は悪い方に進んでいるというのは

一番勿体ない状態ですよね。

 

 

 

まずは足首の曲げ伸ばしを

行う際に無意識で

足指主体ではなく

スネの筋肉主体で

行えるように練習して下さい。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーが上手くなったのに、滑りが元に戻ってしまう理由は? 291

読了までの目安時間:約 13分

 


 

雪上の練習を通して、

上手くなったと思ったのに

しばらくすると

 

 

「あれ?元の滑りに戻ってる?」

 

「また悪い癖が出てる?」

 

 

といった様な経験が

あなたにもありませんか?

 

 

 

こんな時ほど

ショックな事はないですよね…

 

 

そこで今回は

新しい事ができるようになる事と
同じくらい重要である

 

 

『出来たことを忘れない為には』

 

 

という事について
お伝えしていきたいと思います。

 

 

この事は動画でも

配信していますので

ご興味がある方は

こちらかどうぞ

 

 

 

なぜ出来た動作を忘れてしまうのか

 

 

今回のお話をするきっかけになったのは
メルマガ読者の方からの

この様な質問がきっかけです。

 

 

 

ここから(一部抜粋)

 

――――――――――――――

 

話はそれますが、
日頃仕事をしていて感じることで、
記憶力を短期の記憶力と
長期の記憶力に分けた場合、

 

 

短期間にたくさんの事を
覚える能力も大切ですが、
大事な出来事や重要なことを
長期間覚え続けることの方が
仕事には重要と感じています。

 

 

スキーに置き換えると、
新しい動作を覚えるのも大切ですが、
出来た動作をでき続けることも、
新しい動きを覚えるのと
同じくらい大切かなと。
(積み重ねが大切)

 

メルマガでのリクエストですが、
できた動作(動き)を忘れてしまうメカニズム、
できた動作をでき続けるようにするには
どうするべきか?

 

そんなシリーズを
やってもらえると嬉しいです。

――――――――――――――

 

Kさんメッセージありがとうございます。

 

 

 

仰る通り、
スキーは何か新しい事を
習得する事に意識が向きがちですが、
それと同じ位
出来たことが出来続ける事も
大事ですよね!

 

 

 

『この間は
調子よく外脚に乗れたのに
何だか今日は全然だめだなぁ・・・』

 

 

 

といった様な経験が
あなたにもありますよね!

 

 

では

 

 

『できた動作を

 でき続けるようにするには
 どうすればいいのか?』

 

 

という問題を分かりやすくする為に
まずは。

 

 

 

1.そもそもなぜ出来た動きを忘れるのか?

 

2.出来た動きを
  忘れないようにするためには?

 

 

の2つのテーマにわけたいと思います。

 

 

 

まずは

1.そもそもなぜ出来た動きを忘れるのか?

についてです。

 

 

人が忘れるメカニズムは
脳科学や心理学と言った
各分野で研究が行われていますが、
そもそも『忘れる』という事は
生きるうえで非常に重要な能力

だからです!

 

 

嫌なことがあった時に
忘れられなければ、
人間はストレスで
生きていく事ができません。

 

 

例えば
家族と喧嘩をしたとしましょう。

 

 

記憶が正確であるほど
ケンカをしたという
ネガティブな記憶がそのままになり,
家族の関係は修復が難しくなります。

 

 

しかし,
人間は忘れるという機能をもっているので,
その後の関りの中で記憶を修正し,
新たな関係を築くことが
できるようになりますよね。

 

 

ですから、
忘れるというデメリットの面ばかり
意識してしまいますが、
実は忘れることが出来る能力は
生きていいくうえでは
非常に重要なんです。

 

 

 

ここまでは
よく聞くありきたりな
情報だと思います。

 

 

 

ではスキーの様な
スポーツにおける動きの忘却について
もう少し深堀していきます!

 

 

 

スキーにおいて
せっかくできたことを
忘れないようにするためには
他の記憶と同様に

 

 

短期記憶として残っている情報を
繰り返し行う事で
長期記憶にしていくという

 

 

 

流れは変わりません。

 

 

 

しかしそれが
スキーをはじめ
スポーツにおいては
なかなか難しいです。

 

 

 

なぜなら

 

新しい動きを

繰り返していくうちに
別の動きをしてしまうから!

 

です。

たとえば、
英単語の場合

 

「猫って英語で何だっけ・・・」

 

という場合
すぐ答えを見れば
catという正解がでますよね。

 

 

ですから毎回正しく
繰り返すことが出来ます。

 

 

 

では外脚に乗るという感覚を
掴んだとして、

 

「外脚乗るってどうするんだっけ?」

 

という場合
すぐに正解が出るでしょうか?

 

 

 

これが出ないから
悩ましいんですよね。

 

 

 

つまり、
勉強の様な暗記と違い、

 

スキーの様な

スポーツ動作の場合、
繰り返し行う際に、
毎回正解を導き出すのが難しい

 

 

という事です。

 

 

 

この事から、
スキーの動きは

 

繰り返し練習しても
忘れてしまうのではなく
いつの間にか
違う動きになっている

 

ということです。

 

 

 

動きを忘れているというよりは
違う動きで上書きしている感じですね。

 

 

 

出来た動作を忘れない為には?

 

 

次に

 

 

2.出来た動きを
  忘れないようにするためには?

 

 

についてお伝えしていきます。

 

 

忘れない為には

当然ですが繰り返し行って

身体に染み込ませていく

必要性があります。

 

 

 

ただ、

そもそもその正しい動きを

繰り返すことが

難しいというのは

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

では正しい動きを繰り返し行って
忘れないようにできるのか?

 

 

 

実はそのポイントは

 

【忘れる能力】

 

 

です。

 

 

 

「えっ!?忘れたくないのに
 忘れる能力が重要?」

 

 

 

と混乱されたかもしれません。

 

 

 

実は正しく繰り返しているつもりでも
いつの間にか間違った動作を
行ってしまう原因は

前のエラー動作を
忘れられないからです!

 

 

せっかく新しい動きを覚えても
無意識に染みついた
昔の動きを忘れられない為に
新しい動きを忘れてしまうという事です。
(ややこしいですねw)

 

 

 

この昔の動きの厄介なところは
【無意識】という部分です。

 

 

 

無意識だからこそ
やっている事にも気づけません。

 

 

 

因みに余談ですが
人間の行動の95%以上は
無意識で決定されています。

 

 

 

朝起きて顔を洗う時に、

 

 

 

えっと蛇口をこちらに
これぐらい捻って、

 

 

腕をまくるには
まずは裾を手でつかみ、

 

 

ここまで上げて、
そこから・・・・

 

 

といったように
毎日の生活で繰り返し行われている
全ての動作を意識したら
頭がパンクしそうになりますよね。

 

 

 

このように

無意識下に落とされている
行動を変えるのは

非常に大です。

 

 

 

 

無意識で行ってしまう癖に気づき忘れる為に

 

 

スキーで覚えた
新しい動作をわすれるためには
これまでの動作を忘れる必要があるけど
忘れたい過去の癖は
ほとんど無意識で行ってしまう為に
本人も忘れようと思っても
そもそもやっているかどうかすら
気付けません。

 

 

 

どうすれば
無意識で行っている
過去のエラー動作を
忘れられるのか?

 

 

それは

 

 

わざと間違った動きも
意図的にやる!

 

 

という事です。

 

 

つまり無意識で行っている動作を
わざと有意識にすることで
間違った動きをした事に
気付きやすくします。

 

 

 

これはサポートメンバーの方には
よくやってもらうのですが、
ある程度新しい動きが
出来るようになってきたら

 

 

「じゃあ、さっきまでやっていた
 間違った動きを出来ます?」

 

といってエラー動作も意識的に
行ってもらいます。

 

 

 

そうすることで、
その後繰り返し
練習する際に
間違った動作に気付きやすくなり
反復練習の精度があがります。

 

 

 

どうしても
正しい動きばかり練習しがちですが、

【間違った動きを正しく再現できる】

という能力も
新しい動きを忘れないうえで
非常に重要だという事です。

 

 

 

もしあなたも
何か新しい動きがわかった時は
その動きをひたすら
練習するだけでなく

 

「いま出来たのはこうだけど
これまではこうしてたのか・・・」

 

という具合に
過去のエラー動作も
行ってみて下さいね。

(あんまりたくさん
 やらなくていいですがw)

 

スキー技術 トレーニング論

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