スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーが上達するには【オフトレーニング】だけではなく【オフ●●】も! 288

読了までの目安時間:約 12分

 


 

スキーが上達にするには

練習が必要というのは

わざわざ言う必要のないくらい

当たり前のことです。

 

 

 

きっとあなたも

日々スキー上達の為に

練習を重ねている事だと思います。

 

 

 

その、スキーを『練習する』と

同じような意味で使われているのが

『トレーニング』です。

 

 

 

雪上トレーニング、

陸上トレーニング、

オフトレーニング、

 

 

といった感じですね!

 

 

 

しかしよくよく考えてみると、

練習は英語で

 

 

 

プラクティス(practice)

 

 

 

とも言います。

 

 

 

ただ日本ではあまり

 

「よし今日は雪上プラクティスだ!」

 

とは言いませんよね?

(というか聞いたことないですねw)

 

 

 

トレーニングとプラクティスは

どちらも練習と訳せますが

この使い分けは

スキー上達においてはとても重要になります。

 

 

 

 

 

トレーニングとプラクティスの違いは?

 

 

では本題の

トレーニングとプラクティスの違いは何か?

 

 

 

 

それは行ったあと

効果の違いです!

 

 

 

 

 

training は可逆的な効果を生み出す

 

 

practice は永久的な効果を生み出す

 

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

すこし言い方が

難しいですよね。

 

 

 

この部分は動画でも

配信していますので

ご興味があればこちらから↓

 

 

 

 

以前も可逆と不可逆について

お伝えしましたが

可逆的とは、元に戻れるという事です。

(もしくは戻ってしまう)

 

 

 

つまりトレーニングで得られる効果は

一時的には上がるが

トレーニングをしないと

元に戻ってしまうという事です。

 

 

 

例えば

 

 

・体力をつけるために

ランニングをする

 

・筋力をつけるために

スクワットをする

 

 

といった練習は

その時は効果が得られます。

 

 

 

しかし

止めてしまえば

元に戻っていきますよね?

 

 

これは可逆的な効果なので

トレーニングです。

 

 

 

一方、

 

 

・自転車に乗る練習

 

・スキーをパラレルで滑る

 

 

といった練習は

一度覚えてしまえば

ほぼ永久的に忘れません。

 

 

 

ランニングをしなくなって

急に走るタイムが下がる事はあっても

昨シーズン

パラレルでガンガン滑っていたのに

今シーズン急にボーゲンになる事は

ほぼないはずです。

 

 

 

これが

トレーニングと

プラクティスの違いです。

 

 

 

そしてこの使い分けが

スキー上達においては

とても重要なのですが、

滑りが変わらないと悩んでいる

スキーヤーの多くは

この使い分けが上手く出来ていません。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

雪上トレーニングばかりして

雪上プラクティスが出来ていない

 

 

という事です。

 

 

 

しかし

このトレーニングと

プラクティスの使い分けは

簡単ではありません。

 

 

 

そもそも使い分ける前に

自分がどちらを行っているのか

判断する事も難しいです。

 

 

 

あなたがいつも行っているのはトレ?プラ?

 

 

これまでにお伝えした通り、

トレーニングは可逆的な効果、

プラクティスは永続的な効果

もたらします。

 

 

 

つまりトレーニングは継続しないと

元に戻りますが、

プラクティスは一度効果を得れば

元に戻りません。

 

 

 

いつもお伝えしていますが、

悩むことなく

スキーがどんどん上達しているのなら

この様な使い分けは必要ないです。

 

 

 

しかしなかなか滑りが変わらない、

上達を感じないという場合は

このトレーニングと

プラクティスの使い分けは

とても重要になります。

 

 

 

ただ使い分ける云々の前に

そもそも自分がどちらを行っているのか

判断する事も難しいです。

 

 

 

まずはあなたが行っている事が

トレーニングなのかプラクティスなのかの

判断するポイントをお伝えします。

 

 

 

実際に普段行っている練習を

振り返ってみて

トレーニングとプラクティス

どちらを行っているでしょうか?

 

 

 

基本的には

 

 

・外脚に乗る

・内倒しない

・ポジションを前に

・くの字姿勢をつくる

・深い内傾角をつくる

 

 

といったように

一度感覚を掴めば

忘れることない技術的なものを

手に入れようとしているので

プラクティスをしているように

思えます。

 

 

 

しかし

滑りが変わらずに

悩んでいる人の多くは

プラクティスをしているのではなく

トレーニングをしています。

 

 

 

滑りは変わらないけど、

何度も滑り込む事で

本数を滑っても疲れなくなる

といった感じですね。

 

 

 

もちろん同じ滑り方で

本数を増やしても

疲れなくなることや、

今ある技術の精度を上げる事が

目的の場合はOKです。

 

 

 

トレーニングが

いけないと言っているわけではないので

気を付けて下さいね!

 

 

 

ただ、

新たな技術を手に入れたい、

要は根本的に

滑りを変えていきたいといった事が

目的の場合は

プラクティスを行なわなければ

意味がないという事になってしまいます。

 

 

 

意味がないどころか

 

 

今の悪い滑りを

トレーニングで

染み込ませている状態

 

 

とも言えるので

重要な問題です。

 

 

 

さて、

自分がトレーニングをしているのか?

プラクティスをしているのか?

判断するポイントとして

分かりやすいのが

 

 

 

練習効果の判断を

何でしているのか?

 

 

 

という部分です。

 

 

 

よくある例としては

昔は

 

 

「上達した!」

「滑りが変わった!」

 

 

といったものが

練習効果の判断基準だったに、

いつの間にか

 

 

「今日は何本滑った!」

「相当滑り込んだな!」

 

 

といった事を

練習成果の判断基準と

しているケースです。

 

 

 

要は【質】で判断していたものが

いつの間にか

【量】で判断している

 

 

 

状態になってくるという事です。

 

 

 

何度もいう様に

トレーニングが目的の場合は

問題ないのですが

滑りを根本的に変えたいのであれば

練習はしたけど

成果はなかったという事です。

 

 

 

因みに勘違いしがちなのが

滑りが変わらなくても

プラクティスをしているのと

トレーニングをしている人は

その内容が違います。

 

 

 

例えば

プラクティスをしている人は

いい効果があれば

 

 

「この動きが出来るようになってきた!」

「この感覚を掴んできた!」

「大分スムーズにできるようになったな!」

 

 

といった感覚を得ます。

 

 

そして滑りが変わらなくても

 

 

「これは意識してもなかなか難しいな。」

「もっと違う感覚でやると上手くいくかな?」

「きっとこの感覚だとダメなんだ!」

 

 

 

といった新たな情報を得ます。

 

 

つまり別に1本しか滑らなくても

上記の物が得られれば

プラクティスですよね

 

 

 

まずは自分が

何を基準にして

日々の練習の成果を

判断しているのか

考えてみてくださいね!

 

 

 

今回は

簡単にですが、

トレーニングとプラクティスの違いと

自分自身の練習が

トレーニングかプラクティスか

判断する為のポイントをお伝えしました。

 

 

 

次回の記事で

スキー上達の本題である、

具体的にどのように使い分けていくかを

お伝えしていきますね!

 

トレーニング論

上手な人を真似してもスキーが上手くならない? 286

読了までの目安時間:約 11分

 


タイトルを読んで

 

 

「えっ、間違いでは?」

 

 

と感じたかもしれません。

 

 

 

スキーに限ったことではでなく

スポーツ全般において

上達の近道は

上手い人の真似をする

とよく言われています。

 

 

 

あなたも、

トップ選手やコーチ、

仲間内の上手い人をなど

理想とする滑りに近い人の

真似をして滑る事が

あるはずです。

 

 

 

 

しかし、

この上手い人の真似をしても

 

 

 

 

・上手くなる人

 

 

・上手くならない人

 

 

・逆に滑りがおかしくなる人

 

 

 

に分かれます。

 

 

 

そして大半が

上手くならないか、

さらに滑りがおかしくなる人

です。

 

 

 

そうでなければ

スキー上達に悩むスキーヤーは

もっと少ないはずですよね。

 

 

 

では上手い人の真似をしても

上達するかしないか

分かれる原因はどこにあるのでしょうか?

 

 

 

どうして真似をしても上手くならないのか?

 

上手な人の真似をしても

上手くなる人とならない人に

分かれるポイントの一つに

 

 

 

自分のイメージと

自分の身体とのギャップが

大きいか小さいか?

 

 

 

という点があります。

 

 

 

頭の中のイメージと

実際に身体の動かした時の

イメージの差、

イメージギャップが大きいと

本人は真似をしているつもりでも

実際は全く違う動きをしています。

 

 

 

その段階で

 

 

『真似しているんだけど

 上手く真似できないなぁ・・・』

 

 

 

と感じる人は

上達しない人に入ります。

 

 

でもそれはいい傾向です。

 

 

なぜなら

 

 

 

自分がマネできていない事に

気付いているから

 

 

 

です。

 

 

 

もっとも厄介なのが

 

 

 

『上手い人と同じように真似しているのに

 なぜ滑りが変わらないんだろう・・・』

 

 

 

という人です。

 

 

 

これは実際やりたい動作を

身体の違う部分を使って行っている

つまり代償動作で行っている事に

気付いていない

おかしな癖を身に着けながら

滑っていることになります。

 

 

 

 

あなたはどのタイプ?

 

例えば上手い選手の

とても深いくの字姿勢の滑りを

真似したとします。

 

 

 

Aさんは

その選手と同じ関節を使って

上手にくの字姿勢の真似をして

滑りが変わりました。

【真似して上達する人】

 

 

 

Bさんは

くの字姿勢を真似しても

自分は上手く作れないと

悩んでいます。

【真似しても上達しない人】

 

 

 

Cさんは

くの字姿勢をとる際

トップ選手は股関節を使っているのに

膝を内側に入れたり、

上体だけ外側に傾けてくの字姿勢を

とってしまいます。

 

 

しかしそのことに本人は

真似しているつもりが

全く違う動作を行っている事に

気付いていません。

【真似する事で逆に滑りが狂う人】

 

 

 

 

このように

上手い人を真似するといっても

人それぞれ結果が異なるわけです。

 

 

 

因みにジュニアは

身体が自由に動く状態の子が多いため

すぐ真似して上達していきます。

 

 

 

注意したいのは

ジュニアだからといって

誰でもそうなるわけではなく、

大人と同様、

イメージ通り動かない子は

真似しても伸びません。

 

 

 

最近は自由度の低い運動ばかりやるので

身体が自由に動かない子が多いです。

 

 

 

 

さてここまでで

上手な人を真似しても

いい人とダメな人がいる事が

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

でもこのままだと

 

 

「上手い人の滑りを

 真似しないで、

 何を参考にすればいいの?」

 

 

となってしまいますよね。

 

 

または

 

 

「自分が上手く真似できているのか

 滑っている時はわからない」

 

 

という人もいるはずです。

 

 

 

では上手な人の真似をする時の

練習法をお伝えします。

 

 

 

 

真似をするなら●●●で!

 

 

どうすればマネすることが

上達に繋がるようになるか?

 

 

その方法はズバリ、

 

 

 

鏡の前で一度真似をしてみる!

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

 

 

あまりにも普通の事で

拍子抜けしたでしょうか?

 

 

 

 

 

しかし実際きちんと

鏡を利用して

自分の真似できるレベルを

把握しているケースは少ないです。

 

 

 

 

面倒ではありますが、

この一手間があるかないかで

スキー上達はまるで違います。

 

 

 

何故なら

【真似しても上達しない人】

【真似する事で逆に滑りが狂う人】

は頭でイメージした動きと

鏡映った自分の動きに

かなりのイメージギャップがあるからです。

 

 

 

おすすめは

 

 

 

鏡を見ながらやるよりも

目をつぶって、

イメージした形をとり、

パッと目を開けて確認する

 

 

 

 

という方法です!

 

 

 

なぜなら見ながら行うと

その映像を見て

微調整してしまうからです。

 

 

 

ですから目をつぶって行い、

 

 

 

「これで出来ているだろう」

 

 

 

と思ってパッと目を開けて

本当に脳内のイメージが

鏡に映し出されているか

確認しください。

 

 

 

大抵が

 

 

「あれ?全然違うじゃん・・・」

 

 

となるはずです。

 

 

 

これは雪上でも、

 

 

・ビデオのディスプレイをひっくり返して

 鏡代わりにする

 

・誰かにスマホを持ってもらって

 自撮りモードにして鏡代わりにする、

 

・レストハウスのガラスを鏡代わりにする

 

・誰かのミラーゴーグルを

 鏡代わりにする

 

 

 

 

でもOKです。

 

 

サポートメンバーの方は

よくご存じだと思いますが

レッスンでもよくやってもらい、

そのイメージギャップに驚きますよね。

 

 

 

それぐらい脳内と実際の動きの

イメージギャップは大きいです。

 

 

 

目をつぶって

イメージしたかたちを取り、

パッと目を開けた時の

自分のフォームはどうでしょうか?

 

 

 

 

雪上では

その鏡に映ったフォームを

常に染み込ませている

ということになります!

 

 

 

 

 

この様に

真似する事がいけないのではなく

 

 

 

真似してはいけない状態の人が

真似する事が良くない!!

 

 

 

というわけです。

 

 

 

 

 

まずは鏡の前で

自分が真似をしていい状態なのか

しっかり確認してから

上手な人の真似をしてみてくださいね!

 

 

 

スキー技術 トレーニング論

気付くと恐ろしい・・・スキー上達において忘れがちな●●の重要性 276

読了までの目安時間:約 10分

 


スキーに限ったことではありませんが、
どんなことにでもすぐに取り組める人と
なかなかやろうと思っても
出来ない人に分かれます。

この2つの差は何なのか?

書店に行けば
たくさんの自己啓発本がならび
上記のことについて
色々と書かれていますが
何が正しくて何が間違いなのか
いまいち分からないですよね。

どれもそれっぽく書かれているので(笑)

ただ実際たくさんの
サポートメンバーの方を通して
ある共通の考え方がある事は
分かっています。

 

 

 

効率よく上達する人が持っている○○に対する考え方

 

そのある共通の考え方とは

 

時間に対する考え方

 

です。

スキー上達に悩むスキーヤーの多くは
なかなか上達しないという状態を変えずに、
毎シーズン同じような環境に居続けます。

これは何か新しい事を
やろうとは思うものの、

 

「まぁまたいつかやればいいか・・・」

「慣れた環境から離れるのは面倒くさいな・・・」

と今までと同じように
時間を費やすことを
あまり苦に感じません。

一方で、
結果が出てこなかったことを
続けるのは時間が勿体ない
と感じる方もいます。

そういった方は
思い切って新しい事に
チャレンジしようと
行動する傾向にあります。

この2つの差は
無意識的に時間に対して
どのような価値を
置いているかです。

では一体どのように
時間を捉えると
行動力が上がるのか?

それは

時間=命】

という考え方です。

 

分かりやすい例で言うと
不謹慎かもしれませんが、
あと余命半年ですと宣告されれば
身体が行動できる状態であるならば
なにかした今までとは違った行動を
する方が多いです。

これは強制的に

時間=命

という考え方になる状態です。

この論理で行くと

これまで何シーズンも命をかけても
なかなか上達しないかったけど
とりあえず今シーズンも
同じように命を懸けておくか・・・

と言っているような
スキーヤーの方が多いという事です。

こう考えると
少し恐ろしいですよね・・・。

勿論常にこのような
切羽詰まった考えをしていたら
疲れてしまいますが、
選択や何か新しい行動が必要なときには
とても重要な考え方になります。

先日サポートメンバーの方から
この様なメールをいただきました。

 

 

 

――――――――――――――

 

私の場合は、
直接直していただくのが一番です。

渡辺先生が時間=命と思って
教えていてくださるのが
私には本当に嬉しいです。

ほとんどのコーチは、上手くなるには、
あるいはこれできるようになるには
時間が結構がかかります
(それも数年レベルで・・)と言われると
正直がっかりすることが多いです。

――――――――――――――

私もこのように思っていただき
本当にうれしく思います。

もちろんどうしても
数年かかってしまうレベルの物もありますが
私がなるべく効率性を追い求める理由も
ここにあります。

もしあなたも
何かの選択で悩んでいたり、
なかなか新しいチャレンジができなくて
悩んでいるのであれば
時間=命の考え方を
すこしでも思考の片隅に
置いてみてくださいね。

 

 

 

取り返しのつかない事はあるか?

 

時間に対する考え方で

もう一つ重要なものをお伝えします。

 

これからお伝えする話を聞いて
何を意味にするのか
考えてみてください。

――――――――――――――

ある大学でこんな授業があった。

 

「クイズの時間だ」
教授はそう言って大きな壺をとり出し、
教壇に置いた。

 

その壺に、彼は一つひとつ石を詰めた。

 

壺がいっぱいになるまで石を詰めて 
彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」

教室中の学生が「はい」と答えた。

 

「本当に?」といいながら、
教授は教壇の下から
バケツいっぱいの砂利を取り出した。

 

そして、砂利を壺の中に流し込み、
壺を揺らしながら、
石と石の間を砂利で埋めてゆく。

そうしてもう一度聞いた

「この壺は満杯か?」

学生は答えられない。

ひとりの学生が「多分違うだろう」と答えた。

 
教授は「そうだ!」と笑い、
今度は教壇の下から砂の入った
バケツをとり出し、

それを石と砂利の隙間に流し込んだ後 
3度目の質問を投げ掛けた。

「この壺はこれでいっぱいになったのか?」

学生は声をそろえて「いいえ」と答えた。

 
教授は水差しをとり出し、
壺のふちまでなみなみと水を注いだ。

「僕が何を言いたいか、わかるだろう?」

――――――――――――――

 

話の途中ですが、
あなたはどのように
感じたでしょうか?

有名な話なので
もしかしたら一度は耳にしたことが
あるかもしれません。

よくジュニア選手達に
この様な話をするのですが、
返ってくる答えの多くは

『もう限界だと思っていても
 まだやるべき余地が残されている』

 

 

といった類のものです。

現にこの話に出てくる生徒も

「どんなにスケジュールが忙しい時でも、
 最大限の努力をすれば、
 いつも予定を詰め込むことが
 可能ということです」

と答えます。
 

しかし「それは違う」と
教授は言います。

ではこの話の真意は何か?

――――――――――――――

「重要なポイントはそこにはないんだよ。
 この例が私たちに示してくれている真実は、
 大きな石を先に入れない限り、
 それが入る余地は、
 そのあと二度とないということだ」

 

「私たちの人生にとって、
 大きな石とはなんだろうか?」

「それは仕事であったり、志であったり、
 愛する人であったり、
 家族であったり、自分の夢であったり。
 ここで言う大きな石とは
 君たちにとって一番大切なものだ。

 

 それを最初に壺の中に入れなさい。

 

 さもないと君たちは、
 それを永遠に失うことになる。

 

 

 もし君たちが小さな砂利や砂、
 つまり自分にとって
 重要度の低いものから
 自分の壺を満たしたならば、
 君たちの人生は重要でない何かで
 満たされたものになるだろう。

 

 そして大きな石、
 つまり自分にとって
 一番大切なものにさく時間を失い、
 その結果、それ自体を失うだろう。」

――――――――――――――

いかがでしたか?

要は『可能性』の話ではなく
『順序』の話だったという事です。

 

この壺の話は順序を間違うと
二度と手に入らないものがある
という例えですが、
これに相反して

『人生は何度でもやり直せる』

といった考え方もあります。

私としてはこちら側の意見も
多く出るかなと思ったのですが、
意外と共感の声の方が
圧倒的に多くて驚きました。

『人生は何度でもやり直せる』
というのは、

そう考えた方が行動できる!

という効果があれば
とてもいいと思います。

逆に
『だからいつかやればいいや』
行動の抑止になるのであれば
やめた方が良いわけです。

 

 

 

スキー上達において

技術論や身体論など

パフォーマンスに関わる部分に

目が行きがちですが、

一度今回の様な全体の方向性についても

考えてみてくださいね。

 

 

トレーニング論 メンタル関係

スキー上達に、一番影響が強いトレーニングとは?275

読了までの目安時間:約 11分

 


スキー上達の為に

様々なトレーニングが

推奨されていますが

どのトレーニングが、

もっともスキーに影響を

及ぼすと思いますか?

 

 

 

それは

 

 

 

 

ライフスキルトレーニングです!!

 

 

 

 

 

あなたは

ライフスキルという言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

 

ライフスキルとは

世界保健機関(WHO)によると

 

 

「日常の様々な問題や要求に対し、

より建設的かつ効果的に

対処するために必要な能力」

 

 

と定義されています。

 

 

 

・・・何となくわかるようで

よく分からないですよね(笑)

 

 

 

主にライフスキルの項目は

【思考】の部分に着目しているものが

多いのですが、

私がお伝えしたいイメージは

簡単に言うと

日常生活の思考や行動です。

 

 

 

思考は『メンタル』の部分に

入ってくるので

今回はスキーに繋がる部分として

行動の部分について触れていきます。

 

 

 

スキー上達と関係性の強いライフスキルとは?

 

スキー上達と

このライフスキルが

どのように関係しているのか?

 

 

具体的に言うと

普段の日常生活における

動作です。

 

 

 

いまのさんの身体の状態は

日々の日常生活の積み重ねで

作られているものです。

 

 

 

例えば腰痛があるなら

腰痛になる日常動作、

肩こりがあるなら

肩こりになる日常動作

がどこかにあります。

(もちろん先天的な例外の部分もありますが)

 

 

 

スキーでいうと

真っ直ぐ板に乗れずに

X脚になるスキーヤーの多くは

 

 

 

日常動作の中で

X脚になる

積み重ねをしている

 

 

 

ケースが大半です。

 

 

 

ではその状態で1日1時間

X脚シルエットを改善する

トレーニングをした場合

果たして効果がでるでしょうか?

(1日1時間って相当な量です)

 

 

きっとなかなか効果が出てきません。

 

 

 

なぜなら

 

 

トレーニングの

何倍もの時間が

日常動作にある

 

 

からです。

 

 

 

つまりフィジカルトレーングや

技術トレーニングの前に

まず日常動作(ライフスキル)を改善する

トレーニングを行った方が

効果的ですよね。

 

 

 

もちろんフィジカルトレーニングが

そのまま日常動作に

繋げられていればOKです!

 

 

もしあなたが

既に行っているトレーニングがあるなら

そのトレーニングの効果を

打ち消すような日常動作を

行ってないか

まずは考えてみてください。

 

 

例をあげると

 

 

 

【スクワットを行っている・・・】

 

でも日常動作では

 

 

 

 

・普段から立つときに

土踏まずが潰れている

 

・膝を中心で立ち座りをしている

 

・外反則になる足首の使い方をしている

 

 

 

 

【ウォーキング、ランニングをしている】

 

でも日常動作では・・・

 

 

 

 

・歩行の動き出しで、重心移動が出来ていない

 

・足裏を正しいルートで

 体重移動が出来ていない

 

・つま先を蹴るといった

 余計な動作をしている

 

・股関節や膝を痛めやすい

 体重のかけ方をしている

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

これはどんなトレーニングにも

言える事です。

 

 

 

スキー上達を妨げる日常動作

 

 

ここではスキー上達を妨げる

行って欲しくない

代表的な日常動作を

いくつかご紹介します。

 

 

まず男性に多いのが

 

 

【お尻のポケットに

 財布を入れて長時間座る】

 

 

です。

 

 

私も以前高校生の時に

ずっとお尻に財布を入れていましたが

大学生になって

トレーナーから注意されて止めました。

 

 

 

よく考えてみれば

当たり前で、

骨盤の高さがずっと違うまま

長時間筋肉を固定していれば

当然左右差が出ますよね。

 

 

その骨盤の左右差が

そのままターンの左右差に

あらわれるケースは

珍しくありません。

 

 

 

 

次に女性に多いのが

 

 

【同じ側で脚を組む、

 または同じ側に足を流す】

 

 

です。

 

 

 

よく同じ方ばかりで脚を組まない

とは聞いたことがあると思ますが、

左右の股関節の硬さが変わってきます。

 

 

 

女性は特にあぐらをかく動作で

(股関節の外旋外転)

左右の股関節の硬さが

違う方が多いです。

 

 

また意外と意識していないのですが

足を閉じて左右どちらかに流す際に

いつも同じ方向の方も多いです。

 

 

簡単に言えば

毎日膝からのターン姿勢を

片方側だけ

ずっととっていることになります。

 

 

 

さらに女性は

 

 

ヒールの高い靴を

履く機会が多い事

 

 

もスキーにはかなりデメリットになります。

 

 

ふくらはぎが張り、

そのまま足首の可動性を狭め

結果スキーに重要な

足裏の荷重点や

足首の使い方に

悪影響が出ます。

 

 

 

その他上半身においては

スマホを行っている時の姿勢の影響は

計り知れません。

 

 

 

 

この様に日常動作が

スキーだけでなく

身体のパフォーマンスに与える影響は

想像以上に大きい物です。

 

 

 

まずそれに気付く為に

日常動作が身体に動きを染み込ます

一番のトレーニングになっていることを

改めて認識して下さい。

 

 

 

いつも同じ側のお尻ポケットに

財布を入れている場合は

片側に骨盤を傾けているトレーニング、

足を組む動作は

そちら側だけに固定する

股関節のトレーニング

・・・

 

といった感じですね。

 

 

きっとあなたが

意識的に行っている

トレーニング時間の数倍も

気づかぬ間にトレーニングを

しているはずです。

 

 

そのトレーニングが身体にとって

悪い物ならば

当然パフォーマンスは上がりませんよね。

 

 

まずはライフスキルトレーニング

 

 

このように

スキー上達の為には

 

 

 

日常動作(ライフスキル)トレーニング

フィジカルトレーニング

スキルトレーニング

 

 

 

といった流れで

取り組む事が理想的です。

 

 

 

ただ理想的なんですが、

それだと相当時間がかかって面倒なので

サポートメンバーの方は

お気づきだと思いますが

SKIER`sLABでは

3つ一気にやってしまいます。

 

 

 

ですからスキーが上手くなる為の

トレーニングを行っていたら

色んな所に通っていても

直らなかった腰痛が

いつの間にか直ってました!

 

 

 

というケースは珍しくありません。

 

 

 

もし上記の流れが面倒だなと感じたら

どうすれば日常動作が

そのままスキー上達の向上に繋がるか?

繋げようと意識しているとしたら

本当に昨シーズンその繋がりが

結果となって滑りにあらわれたか?

 

 

 

という部分を考えてみてください。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキー上達の為に、まず変えるべきものは●●です!274

読了までの目安時間:約 10分

 


よくスキー上達に関する質問で

 

 

 

『まず何から取り掛かるのが

 お勧めですか?』

 

 

 

といった

ざっくりとした(笑)質問を

よくいただきます。

 

 

 

確かに何年も練習を重ねても

いっこうに滑りが変わらずに

悩んでいるスキーヤーの多くは

何から手を付けていいか

分からないという状態が

多いかと思います。

 

 

 

あなたも

 

 

「自分のスキー上達にとって

 何が最優先か、

 明確に分かっていますか?」

 

 

と聞かれたら、

意外と困るのではないでしょうか?

 

 

 

スキーが毎シーズン

すいすい上達しているのであれば

悩む必要はないかと思いますが、

上達に伸び悩んでいる場合

まず真っ先に

取り組んで欲しいことがあります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

環境を変える事

 

 

 

です。

 

 

もっとも影響力が強いのは【環境】

 

 

長年上達に悩んでいるという事は

言い換えると

 

 

 

『上達しない環境にいる』

 

 

 

という事です。

 

 

同じ環境にいて

来シーズンだけ急に上達するという事は

まずありません。

 

 

 

そしてスキー上達に悩んでいる

スキーヤーの大半は

昨シーズンとほぼ同じ環境で

オフシーズンを過ごし、

雪上練習をしています。

 

 

 

人間は環境に

ものすごく影響される

生き物です。

 

 

 

例えば毎日

ストレッチを行おうと思っても

なかなか長続きしないのが

普通ですよね?

 

 

 

何かに取り組んでも

習慣か出来ない人の多くは

大抵取り組むことに対して努力します。

 

 

 

・ストレッチを頑張ろう

・筋トレを頑張ろう

・毎日走ろう

 

 

 

といった感じですね。

 

 

 

でも本当に目的を

達成したいのであれば

取り組む事を頑張るのではなく、

 

 

 

取り組む環境を作ることを

頑張った方が成功率は高い

 

 

 

です。

 

 

 

勉強を毎日頑張る

とりあえず図書館に行くことを頑張る

 

 

本を毎日読むように頑張る

とりあえず本を持って

カフェに行くことを頑張る

 

 

毎日走ることを頑張る

とりあえず玄関に行き

靴を履くことを頑張る

 

 

 

ざっくりとですがこのような感じですね。

 

 

 

因みにこの環境づくりにも

目的を達成しやすい

環境づくりと

目的が達成しづらい

環境づくりがあります。

 

 

 

目的を達成しやすい環境とは?

 

目的を達成しやすい環境かどうか

左右する一番のポイントは

 

 

 

 

強制力

 

 

 

です。

 

 

 

この強制力の強さで

目的達成の成功率は

大きく変わります。

 

 

とはいっても

ジュニアの選手を

親御さんが無理やりやらす

強制力とはちょっと違います。

 

 

 

自らの意志で

強制力の働く環境に

持っていく、作り出す

といった感じです。

 

 

 

例えばテレビをだらだらと

見ないようにしたいなぁ

と思った場合、

もっともその目的が

成功しやすい環境づくりは

どのようなものでしょうか?

 

 

 

それはテレビがない状態に

することですよね?

 

 

 

もちろんテレビがある部屋にいないで

テレビのない寝室に移動する事でも

環境は変わります。

 

 

しかし強制力としては

テレビがない状態の方が強いですよね?

 

 

 

毎日勉強するのであれば、

 

 

毎日机に向かうより

図書館に行くほうが

勉強する強制力は高まります。

 

 

さらに図書館に行くことも

頑張れないのなら

塾に入る、家庭教師をつける

といった環境にした方が

さらに強制力が高まり

勉強するという目的は達成されます。

 

 

 

毎日歩く事が目標なら

毎日歩こうと心がけるより

毎日最寄り駅より1駅前で

降りる事を頑張る。

 

 

 

さらに一駅前で降りる事も

頑張れないようなら

定期券を1駅前までにして

1駅前で降りなければいけない環境を

強制的に作った方が

目的は達成されやすいです。

 

 

 

このように強制力の強さは

目的達成に大きく関わってきます。

 

 

 

もちろん意志が強く、

自分で決めたことは

きちんとこなせる人もいます。

 

 

 

しかし大抵の人はそうではありません。

 

 

 

因みに私も

日々コツコツとやることの重要性を

お伝えしてはいるものの

正直コツコツ何かに取り組むことは

そんなに好きではありません(笑)

 

 

 

でもそんな自分を知っているので

自分がやるべきことを

しなければならない環境づくりの方に

全力を注いでいます。

 

 

そうすれば強制力が働き

気分が乗らないときでもやるので(笑)

 

 

 

スキー上達においていえば

 

 

『嫌でもスキーが上手くなる環境』

 

 

をどう作っていくか?

 

ということですね。

 

 

 

そうは言っても環境を変えられない

 

 

これまでに、

スキーが上達せずに

悩んでいるのなら

まずは今いる上達しない環境を

変えることが大事だとお伝えしました。

 

 

 

もちろん今の状況で

どんどんスキーが

上手くなっているのであれば

環境は変えないでくださいね。

 

 

 

さて環境を変えるという事は

一見シンプルで簡単な事に聞こえますが

じつはかなりハードルが高い事です。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

そもそも人間は

変化を嫌う生き物

だからです!!

 

 

 

変化を嫌う理由は

とてもシンプルで

変化によるリスクを回避したい方が

変化によるメリットを得る事よりも

優先されるからです。

 

 

 

たしかに環境を変えなければ

現状維持が可能ですよね。

 

 

 

しかしその現状が

スキーが上手くならなくて

悩んでいる・・・

という状態だとしたら

どうでしょうか?

 

 

 

滑りを変えたい一方で

本能的には変わりたくない

というせめぎ合いがあり、

常に本能が勝っている・・・

 

 

 

そのような状態になっていませんか?

 

 

 

まずは今あなたがいる環境が

どのような結果をもたらしているのか?

 

 

 

そして変えた方がいいと

分かってはいるけど

リスクを回避することを優先して

変えられずにいないか?

 

 

 

といった部分を

一度整理してみてくださいね!

 

トレーニング論

スキー板をたわませる為に必要な、板を押す力を鍛えるトレーニング方法は?273

読了までの目安時間:約 13分

 


「もっと板に力を加えてたわませたい!」

 

 

 

スキー上達をめざすスキーヤーであれば

一度は考えたことがあるはずです。

 

 

その為にオフトレから雪上まで

様々なトレーニングが紹介されていますが、

実際は

 

 

・板にもっと力を加えて!

・外脚のもっと乗って!

・板をたわませてきて!

 

 

といった板に加える力が弱い事を

指摘されるスキーヤーは後を絶ちません。

 

 

 

なぜ板に力を加えることが

重要だと分かっているのに

板に力を加えられないのでしょうか?

 

 

 

その理由は

 

 

 

 

そもそも板を押す力とは何か?

 

 

 

という部分から

ズレているからです。

 

 

 

板に押す力とは

言い変えれば地面を押す力ですよね?

 

 

 

地面を押す力を鍛える場合

あなたはどんなトレーニングを考えますか?

 

 

 

 

私も地面を押す力を鍛えようとしましたが・・・

 

今回は私の昔話を

ちょっとさせていただきます。

 

 

私がアルペンスキーをしていた

大学生のころは

オフトレに入るとまず

 

 

『もっと外脚の板に加える力が欲しい!』

 

 

と思いました。

 

 

 

板により力を加えられた方が

板がたわんで走り、

タイムが速くなると考えたからです。

 

 

何より雪上で散々

もっと外脚に乗れと

といった指導をうけていましたし

・・・

・・・

嫌と言うほど(笑)

 

 

 

そこで何の迷いもなく

板に加える力を強くするためには

下半身の筋力だろうと

スクワットや下半身を鍛える

筋トレマシーンを使って

筋トレをしたわけです。

 

 

 

ガンガン地面を押して

バーベルを持ち上げたり、

マシーンを動かしていると

 

 

 

『おぉ!押す力を鍛えてるー!!』

 

 

と辛いながらも楽しかったです。

 

 

あがる重さも増え、

脚もだんだんと太くなる、

といった目に見える効果もありましたので。

 

 

でもふとある時に思いました。

 

 

 

『板に力を加えるって陸上でいえば

 地面に力を加える事だよな?

 これ重りを担いでるからいいけど、

 何も持たない状態で

 思いきり地面を押したら

 跳んでしまわないか?・・・』

 

 

という事です。

 

 

普通に考えれば

押す力なので足を伸ばすための

筋肉を鍛えれば良さそうなんですが、

足を思いきり伸ばすと

ジャンプしますよね?

 

 

 

確かにジャンプする瞬間に

地面に力は加わりますが

その後地面から離れてしまっては

板への力は無くなってしまいます。

 

 

ダッシュをしたりジャンプをしたり

その場から離れる事が大事な競技であれば

何の問題もないのですが、

スキーは違いますよね?

 

 

 

そこで

 

『あれ?

足を伸ばす力ってあんまり

必要ないのかな?』

 

と感じたわけです。

 

 

そして次に閃いたのは

 

 

『そうだよ!

 伸ばす力じゃなくて

 圧に耐える力だよ!

 耐えている分なら

 地面から離れないし!』

 

 

という考えでした。

 

 

そこでスクワットでも、

地面を押してバーベルを上げる事より

じわじわ下がって耐える事を

意識しました。

 

 

 

この考え方は

一見非常に理にかなったものだと

思っていました。

 

 

 

しかしここでもまた

大きな疑問にぶち当たります・・・。

 

 

 

板を押す力よりも耐える力が重要なのか?

 

筋肉は収縮する時より

伸ばされながら

耐える時に一番筋力を発揮します。

 

 

スクワットですと

ゆっくりしゃがんでいくとき、

腕立て伏せですと

ゆっくり腕を曲げていくとき

ですね!

 

 

坂道も登りよりも下りの方が

筋肉的にはききついです。

 

 

(心肺的には登りの方がきついので

 登りの方が嫌ですが・・・)

 

 

ですから筋トレのやり方としても

非常に効果があり、

何の問題もない様に思えました。

 

 

 

しかしある時ふと

お風呂場の体重計に乗った時に

 

 

『板を押す力ってことは

 この体重計を押す力ってことだよな?

 でもゆっくりしゃがんだところで

 自分の体重分しか

 力加わってないじゃん・・・』

 

 

という驚愕の事実に気づいたんです!

(今も思えば驚愕でも

何でもないんですが(笑))

 

 

もちろん立ったりしゃがんだりすることで

多少の体重計に加わる力が変化するのは

見て分かります。

 

 

しかしちょっとすれば

直ぐに自分の体重分の力に

戻ってしまいます。

 

 

かと言って思いきり押せば

ジャンプしてしまう・・・

 

 

 

『じゃあ板を押す力って

 一体何をどうすれば

 鍛えられるんだ?』

 

 

 

とまたもや迷宮入りの瞬間でした。

 

 

 

今ならどうすればいいのか

明確に答えが分かりますが、

あの当時は本当に悩みました。

 

 

 

じゃあ体重を増やせば・・・

 

 

とも一瞬思ったのですが、

よく考えてみたら自分より軽くて細い

地元の白馬ジュニアの子達は

グイグイ板に力を加えて

ビュンビュン滑れてますので

ちょっと違うな・・・

とすぐに思いなおしました。

 

 

 

もしあなたなら

こんな当時の私に

なんてアドバイスするでしょうか?

また、どんなメニューをお薦めしますか?

 

 

 

まず鍛えるべきは●●だ!

 

上記の質問を

メルマガの読者の方たちにしたところ

もっとも多かった答えが

 

 

力を伝える状態

 

 

についてでした。

 

 

 

確かにどんなに筋力を鍛えても

その力が発揮できる状態でなければ

意味がないですよね。

 

 

 

その為に板に力を加える

 

 

・ポジション

・タイミング

・方法

 

 

などをまずは考える!

 

 

 

という内容は大正解です。

 

 

その順序を無視して

いくら筋力や体力を鍛えても

非効率なのは明白ですよね。

 

 

それではそこから

もう一歩踏み込んでみましょう。

 

 

板に力を加えるうえで重要だと

もっとも多かった答えが

 

 

 

ポジションです。

 

 

 

あなたも

 

 

 

「板に力が伝わる正しいポジションを

 身につけましょう」

 

 

といったアドバイスが

頭に浮かんだのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

実は私も当時、

板に力を伝えることに悩んでいたら

コーチから同じように

正しく力を伝えるポジションが大事

とアドバイスされました。

 

 

でもその後に続く

 

 

================

正しいポジションを身に着けるには

どんなトレーニングをすればいいのか?

================

 

 

という一番知りたい部分は

あやふやなままでした。

 

 

よく雪上でも

 

 

『板に力が伝わるいいポジションで』

『板の真上に立って』

 

 

などポジションに関する指導が入ります。

 

 

 

もちろん雪上で練習して

そのいいポジションが身につけば

特に問題ありません。

 

 

 

しかしいくら練習しても

毎シーズンの様に同じことを言われて

悩んでいるスキーヤーは

どうすればいいのでしょうか?

 

 

 

そもそも自分が

いいポジションなのか?

悪いポジションなのか?

具体的にどのように判断すればいいのか?

 

 

 

また分かったとして、

オフシーズンに

どのようなトレーニングをすれば

ポジションは改善するのか?

 

 

または雪上でなければ改善できないのか?

(でも雪上でいくら滑っても改善されない・・・)

 

 

 

この部分を明確にすることが

オフトレの次の課題となりました。

 

 

 

板に力を加える為は

 

 

 

筋力的な要素ではなく

そもそも力を発揮する

ポジションにいることが最優先

 

 

 

という部分までは

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

いくらスクワットをして

脚の筋力を鍛えても

スキーが上達しない人は

この部分が抜け落ちているという事です。

 

 

 

力を鍛えるよりも

まずはポジションだ!と分かったら

次は

 

 

・いいポジションを意識しても

 ポジションを注意されるスキーヤーは

 何をすればいいのか?

 

 

・いいポジションか?

 悪いポジションか?

 具体的にどのように判断すればいいのか?

 

 

・雪上練習だけで

 本当にポジションはよくなるのか?

 (いくら滑っても直らない人は?)

 

 

 

といった問いに対して

明確な答えを

見つけてみてくださいね!

 

スキー技術 トレーニング論

スキー上達の為の【基礎】トレーニングが難しい3つの理由  272

読了までの目安時間:約 12分

 


前回の記事で

【基礎】と【基本】の違いについて

お伝えしてきましたが

イメージが出来てきたでしょうか?

スキー上達の為に『基礎』と『基本』を使い分けよう! 271

 

しかしイメージできたとしても

なかなかスキー上達には

繋がらないのが現実です。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

【基礎】の部分が非常に難しい

 

 

 

からです!

 

 

その理由はいくつもあるのですが、

代表的なものを3つお伝えします。

 

 

 

理由① 基礎の種類はとても多く全てを伝えているとキリがない

 

もちろん無数に存在する

基礎の中でも

誰しも既に出来ている部分があり

全ての基礎をやる必要は

ありません。

 

 

 

ただ必ず基礎ができておかなければ

その競技は勿論のこと

すべての動作に影響する部分も

存在します。

 

 

 

この様に基礎の難しさは

無数にある基礎の中から

 

 

・自分は何が出来ていないか?

・自分の競技に最優先で必要なものは何か?

 

 

見つけ出す事です。

 

 

 

理由②基礎を基本に繋げるのが難しい

 

もしスキー上達の為に

レッスンを申し込んだのに

立ち方や歩き方、

身体の仕組みからくる

普段の身体の使い方など

延々と説明されていても

正直つまらないですよね(笑)

 

 

 

基礎をどうやって

その競技の基本に繋げるのかは

なかなか難しいため

基礎をおこなっても

いまいちピンとこない・・・

というのが大半です。

 

 

その為、基礎を基本に

繋げる練習を

あまりされてないケースが

殆どです。

 

 

しかし現実は

基本に必要な基礎がないため

いくら練習しても

上達しないという悩みをもつ

スキーヤーが多くいます。

 

 

 

 

理由③基礎は自分でできていると思っている

 

立つ、しゃがむ、歩く、

 

 

といった基礎動作は

基本的にはみなさんできるので

 

 

『正しく』出来ているか?

 

 

という点にあまり着目しません。

 

 

 

また何が正しくて

何が間違っているのかも

よく分からない・・・

というのが本音だと思います。

 

 

ですから

あまり【基礎】の部分に

取り組まないのが普通です。

 

 

基礎を基本に繋げられると

 

これまでの内容から

基礎とは何か?を

お伝えするのも難しいし、

ご自身で取り組むのも

難しいという事です。

 

 

 

しかしながら

これまでにもお伝えした通り

基礎は一つの競技だけでなく

全てに繋げられるので

何にでも応用が効くという

すばらしい効果があります

 

 

 

よくサポートメンバーの方で

 

 

・スキー上達の為に通い出したのに

 長年悩んでいた腰痛や肩こりが

 いつの間にかなくなっていました!

 

・おなじ距離歩いても

 疲れなくなりました

 

・楽に走れるようになったのに

 タイムが上がって驚きです

 

・ゴルフのスイングが良くなって

 飛距離やスコアが改善されました

 

・水泳のフォームがいつの間にか

 綺麗になっていました

 

 

といった声があるのですが

この様な事が起こるのは、

【基礎】をトレーニングして

各目的の【基本】に繋げる事が

出来ているからです。

 

 

 

もちろん

基礎を伝えているといっても

その方に必要な部分だけ

ピンポイントでお伝えしていますし

正しい基礎から基本への

繋げ方も行います。

 

 

 

いくら基礎が重要だからと言って

立ち方や歩き方を練習しても

基礎から基本へ繋げる練習がなければ

スポーツのパフォーマンスは

上がらないので

気を付けて下さいね。

 

 

 

あなたがもし、

スキー上達に悩んでいるのなら

それは【基礎】が足りないのか?

それとも【基本】が足りないのか?

といった点をまずは考えてみてください。

 

 

因みに雪上でいくら滑っても

基本は練習できますが

基礎は練習できないケースが大半です。

 

 

 

 

実際に基礎の大事さがわかる実験

 

 

 

これまでの【基礎】についての内容は

定義と言いますか、

すこし抽象的なものでしたので

具体的なものをお伝えしていきます。

 

 

 

それでは早速

【基礎】のイメージがつきやすい

実験をしてみましょう。

 

 

 

もしあなたが

歌を上手に歌いたいと思い

ボイストレーニング

(上手に声を出すためのトレーニング)

に通うことになったとします。

 

 

そこで先生から

 

 

『まずこれをきちんと出すには

 口を大きく開ける事が【基本】です』

 

 

という指導が入りました。

 

 

そこでいまその場で

口を大きく開けて閉じてを

繰り返してみてください。

 

 

 

出来たでしょうか?

 

 

顎関節症や

何か口をケガしているといった

例外は別にして

普通は問題なくできると思います。

 

 

 

しかし実際この口を開けるという

簡単な【基礎】でも

正しく出来てないケースが

大半です。

 

 

なぜなら多くの場合、

口を上下に開けるイメージをで

口を開いているからです。

 

 

しかし実際は

 

 

あごは下方向にしか開きません!

 

 

試しに下アゴを動かないように抑えて

上顎を上に開けようと

してみてください。

 

 

きっと口が開けないと思います。

 

 

反対に鼻と唇の間を動かないように抑えて

下アゴを開いてみてください。

 

 

簡単に開きませんか?

 

 

ちなみに間違った

上下に口を開くイメージですと

首や肩に力が入ってしまうはずです。

 

 

 

一見当たり前の様に出来る

口を開くという【基礎】も

実は正しく出来ておらず、

そのせいで顎関節症に

なってしまうといった

身体に無理を強いることになります。

 

 

 

歯医者さんで

口を開けるのがつらい場合は

ぜひ今回の口の開き方を

試してみてくださいね!

 

 

 

このように

【基礎】の部分は

 

 

 

自分で気づかない事が多く

正しく出来ていなくても

身体に負担をかけながら

一応それなりにこなせてしまう

 

 

から難しいのです。

 

 

 

今回はすぐその場で試せるように

口を開くことを例に出しましたが、

 

 

首、肩、腕、手、胸、腰、

股関節、膝、足首、指

 

 

 

など各関節様々な動きが存在し、

さらにそれを連動させて

立つ、しゃがむ、歩く、走る

といった基礎動作があるわけですので、

 

 

 

その全ての【基礎】を

こなしていくのはキリがない事が

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

ですから

やはり【基礎】は

その方にとって

 

 

 

ネックとなっている部分、

必要な部分を選別することが

まずは非常に重要となります。

 

 

 

そしてその【基礎】を

様々な基本に繋げる

トレーニングを行う事が

身体を変えるうえでは

最速という事ですね。

 

 

 

直接指導する際にも

全ての基礎を

いちいちお伝えしているのではなく

 

 

『●●さん肩を動かすとき

 この使い方ではなく、

 こうですね!』

 

 

といった感じで

必要な基礎を伝えて

それを元に

 

 

「なるほど!

 スキーのストックワークもこれですね!」

 

「水泳のクロールもこれですね」

 

「走るときの腕振りもこれですね」

 

「テニスの時もこれですね」

 

「ゴルフの時もこれですね」

 

「高い場所の物をとる時もこれですね」

 

 

と気づいていただくことで

すべての競技の【基本】に

繋げていってもらいます。

 

 

 

こういった身体の【基礎】の部分は

非常に地味で

マニアックなところでもありますが

一度手に入れてしまえば

何にも代え難い

一生の財産となります!

 

スキー技術 トレーニング論

スキー上達の為に『基礎』と『基本』を使い分けよう! 271

読了までの目安時間:約 9分

 


スポーツ指導の中で

よく出てくるワードに

『基礎』と『基本』があります。

 

 

スキーにおいても

『基礎』トレーニングや

『基本』ポジション

といった感じで使われていますね。

 

 

さてあなたは

 

 

『基礎』と『基本』の違いは何か?

 

 

と聞かれたら

どのように考えるでしょうか?

 

 

 

意外と聞かれると悩むと思います。

 

 

 

辞書でしらべると

 

 

 

【基礎】

ある物事を成り立たせる、大もとの部分。

 

 

 

 

【基本】

判断・行動・方法などのよりどころとなる

大もと。基礎。

 

 

 

 

とあります。

 

 

 

 

基本の説明の中に

基礎の意味が含まれているので

大まかに言ってしまえば同じです。

 

 

『基礎基本』のように

2つ組み合わせて使う事もありますしね。

 

 

ただ両者を

 

 

・基礎は知識、基本は認識。

 

・基礎は知識や技能、基本は認識や価値観。

 

・基礎は認識や価値観を培う土台、

 基本は基礎の上に立つ応用

 

・基本は次の段階の基礎になる

 

 

 

といった様に分けて

考える場合もあります。

 

 

 

 

まぁ結局は同じような内容なので

それほど敏感に日常生活において

使い分ける必要性はあまりありません。

 

 

 

ただスポーツにおいては

意外と重要な部分だったりします。

 

 

 

例えば

【基礎体力】

といいますが

【基本体力】とは

言いませんよね?

 

 

 

逆に【基本ポジション】

と言いますが

【基礎ポジション】

とはあまり言わないです。

 

 

 

なぜこのような使い分けをするのか?

 

 

 

ここがスキー上達においても

非常に重要になってきます。

 

 

 

スポーツにおいての基礎と基本の違い

 

 

スポーツにおいての

【基礎】【基本】を

お伝えしていきます。

 

 

 

初めに2つの違いを

簡単にお伝えしておくと

 

 

【基楚】すべて種目に繋がる元となるもの

 

【基本】そのスポーツにおける軸となる身体の状態、動作

 

 

です。

 

 

 

これはあくまでも辞書的な意味ではなく

スポーツにおいて理解しやすいように

少し表現を変えています。

 

 

 

例えば、

『基礎』体力はどのスポーツおいても

ある程度同じ意味ですよね?

 

 

 

一方『基本』ポジションや

『基本』フォームは

種目によって違います。

 

 

 

各種目ごとの

基本フォームや

基本ポジションを軸に

そこからさまざまな動きに

派生してきます。

 

 

・野球の基本でいえば

 素振りやキャッチボール

 

・水泳の基本でいえば

 バタ足やストリームライン(蹴伸び姿勢)

 

・サッカーの基本でいえば

 トラップやインステップでのキック

 

・スキーの基本は

 プルークボーゲン

 といったところでしょうか

 

 

 

この様な基本動作があって

そこから応用で、

 

 

・素振り→流し打ち

 

・バタ足→クロール

 

・トラップ→ダイレクトパス

 

・プルーク→パラレル

 

 

といった具合に

色々な技術に

派生していくわけです。

 

 

ですから技術向上において

基本はとっても重要です!!

 

 

 

ただ、スポーツの現場で

基礎練習、略して【キソレン】なんて

よく呼んでいますが、

だいたいは基礎錬ではなく

基本練習ということです。

 

 

 

では【基礎】とは具体的に何か?

 

 

 

それは【基本】を行うにあたって必要な

身体の状態や使い方です。

 

 

 

例えば

スキーの【基本】をボーゲンとした場合

そのボーゲンをするにあたって必要な

 

 

・筋力

 

・股関節や足首といった

 各関節の可動性と操作性

 

・基礎体力

 

 

といった感じですね。

 

 

 

この基礎があればあるほど

基本動作の質は高いですし、

習得のスピードも早いです。

 

 

 

またスキーだけでなく

どんなスポーツでも

こなせるタイプの人は

基本能力が高いというよりは

基礎能力が高いと言えます。

 

 

 

 

逆にいくら基本練習をしても

基礎を持っていないと

どこかの段階で技術向上が

頭打ちになってしまいます。

 

 

 

いくら滑走量を増やしても

スキーが上達しないと

悩んでいるスキーヤーの多くが

基本てはなく基礎が足りていないケースが

殆どだという事ですね。

 

 

もちろんいくら基礎ばかりやっても

基本をしっかり行わなければ

その競技のパフォーマンスは上がりません。

 

 

 

このように基礎と基本のバランスが

スポーツにおいては

非常に重要という事です。

 

 

 

 

しかし実際には

このバランスが上手にとれているケースは

非常に少ないです。

 

 

 

スキーはシーズンスポーツの為

オンシーズンとオフシーズンが

わかれている事から、

本来はこの基礎と基本のバランスが

とりやすい種目ではあります。

 

 

オフシーズンの間に基礎を鍛え

シーズン中は基本を中心に

新しい技術にチャレンジしていく!

 

 

といった感じですね。

 

 

しかし実際は

このバランスを上手くとり

毎シーズンどんどんスキーが

上達している人は殆どいません。

 

 

 

なぜなら

 

 

オフシーズン中に

正しい【基礎】のトレーニングを

行えていないから

 

 

 

です。

 

 

 

【基本】に繋がる【基礎】と

言い変えてもいいかもしれません。

 

 

 

なぜ正しい基礎練習が出来ないのか?

 

 

 

 

その理由は次回の記事でお伝えしますね。

 

 

スキー技術 トレーニング論

スキーで『後傾』ポジション改善する為に まずやるべき事は?267

読了までの目安時間:約 14分

 


スキーが上達しないといっても

その悩みは人それぞれ違いますが

今回はその中でも特に悩んでいる方の多い

 

 

 

『後傾』

 

 

 

についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

はじめに、もしもあなたが

スキーを初めてまもない

初心者の人から

 

 

 

『後傾ってなんですか?』

 

 

 

と聞かれたら

どのように説明するでしょうか?

 

 

 

スキーをしている方なら

誰もが一度は聞いたことがある

この『後傾』というワードですが、

 

 

 

実は一言で後傾といっても

人によって定義や捉え方が様々

 

 

 

です。

 

 

 

そして様々に分かれているからこそ

指導者のいう事と、

受講者の解釈が異なり

上達を阻む原因となっています。

 

 

 

同じことを言っているように思っていても

お互いが全然違う事を考えていては

滑りが変わらないのは当然ですよね。

 

 

ですからまず後傾を直したいのであれば

後傾とは何なのか?

という部分をきちんと

明確にしておく必要があります。

 

 

 

因みに自分の認識が

明確になっていても

指導者や、

アドバイスをしてくれる仲間の解釈が

異なっていては意味がありません。

 

 

 

あなたがもし『後傾』で

悩んでいるのならば、

この後お伝えする内容を元に

 

 

 

・自分にとって後傾は

どのような認識なのか?

 

・指導者が言ってる後傾は

どのような事なのか?

 

 

 

この2つの部分を

まずは整理することから

始めてください。

 

 

 

後傾は骨盤?上体?ポジション?

 

冒頭で

 

『もしあなたが後傾とは何か

聞かれたらどう答えるか?』

 

という質問をしましたが

いかがでしょうか?

 

 

実際このような質問をすると

 

 

・ポジションが後ろによる事

・お尻が落ちる事

・骨盤が後傾になる事

・足首が起きる事

・上体が起きる事

・太ももが寝る事

 

 

など様々な答えが返ってきます。

 

 

 

どれも人それぞれの解釈なので

何が間違いというわけではありません。

 

 

まぁだからこそ

食い違いが起きてしまうのですが・・・

 

 

まずは『後傾』に関する解釈を

いくつかのカテゴリーに

分けてみたいと思います

 

 

ポジションが後ろ

 

スキーで『後傾』というと

まず想像されるのが

ポジションが後ろになっている事

だと思います。

 

 

スキーは足元にある板が

急斜面やスピードが出るほど

どんどん前に進んでしまう為

スキーヤー自身も

置いて行かれない様に

ポジションを前に前にと

運んでいかなければいけません。

 

 

それが上手くできていない場合に

 

 

『板から遅れている』

 

 

といった表現もします。

 

 

 

さてここからが重要なポイントです。

 

 

 

ポジションが後ろになる事を

 

 

なぜポジションが『後ろ』ではなく

ポジションが『後傾』という

表現をするケースが多いのか?

 

 

という点です。

 

 

 

シンプルに考えれば

ポジションが後ろになっているのなら

そのままポジションが後ろですと

言えばいいだけですよね?

 

 

それを『後傾』と表現する理由が

あなたには分かるでしょうか?

 

 

 

『それは身体が後ろに傾けば(後傾)

 ポジションも後ろになるからでは?』

 

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

たしかにその通りです。

 

 

ではそこからもう一歩突き詰めて

 

 

身体のどの部分が後ろに傾くと

ポジションが後ろになるのでしょうか?

 

 

上体?

骨盤?

足首?

それとも全て?

太ももが寝る事や

お尻が落ちる事の関係性は?

 

 

こういった部分が

何となく曖昧になったまま

『ポジションが後傾になっている』

という表現が使われている為

 

 

結局具体的に

何をなおせばいいのか

分からない・・・

 

 

となってしまいます。

 

 

ポジションが後ろになっている事は

最終的な結果であって

その手前にある

『どこかが後傾になっている』

という部分を明確化することが重要です。

 

 

 

骨盤が後傾

 

先ほどお伝えした通り

ポジションが後ろになってしまうのは

身体のどこかが

後ろに傾いている(後傾)からです。

 

 

ではどの部分が後傾になっていると

ポジションが後ろになるのでしょうか?

 

 

もっとも多く言われているのが

 

 

【骨盤】

 

 

です。

 

 

 

その理由は

そもそも前傾、後傾という表現は

骨盤に使用するのが一般的だからです。

 

 

 

スキーを全くしたことがない人でも

前傾後傾と聞くと

真っ先に骨盤が思い浮かぶはずです。

 

 

試しにインターネットで

前傾、後傾と調べてみてください。

 

 

表示されるのは

ほぼ骨盤についてです。

 

 

 

すでに知っていると思いますが

この様に

 

骨盤が前に傾いていることを

 

【骨盤前傾】

 

後ろに傾いていることを

 

【骨盤後傾】

 

と言います。

 

 

つまりこの場合は

 

 

骨盤の後傾

=ポジションが後傾

 

 

という解釈です。

 

 

 

お尻が落ちるから後傾

 

 

ポジションが後傾になっていると

指摘される要素として

この【お尻が落ちている】という

ものもあります。

 

 

 

これ実際私も学生時代

ずっと言われ続けていました。

 

 

お尻が落ちるとは

言い変えれば

空気椅子の様に

後ろに転んでしまいそうな

状態になっているという事です。

 

 

【太ももが寝ている】

 

 

という指摘も

これと同じですね。

 

 

太ももの角度が地面と平行に近づくほど

お尻は落ちていきます。

 

 

確かに太ももが寝て

お尻が落ちて行けば

それにつられて

ポジションが後ろになっていきます。

 

 

 

 

 

つまりこの場合は

 

 

お尻が落ちていき

身体が後ろの傾いていく

=ポジション後傾

 

 

という解釈です。

 

 

 

 

上体が起きているから後傾

 

 

上体が起きているという

指摘を受けたことがあるでしょうか?

 

 

進行方向を向いたまま

電車に乗っていて

急発進をした場合

身体が後ろに遅れて

のけ反りますよね?

 

 

これが俗に言う

上体が起きるという事です。

 

 

この上体が起きていることを

ポジションが後傾になる

という表現をするケースがあります。

 

 

確かに上体が起きれば

足元は前に進み

頭は後ろになるので、

ブーツが支えてくれない限り

後傾になり転倒してしまいます。

 

 

そうならない為にも

上体を前にかぶせようと

意識して滑っているスキーヤーは

少なくないはずです。

 

 

 

この場合は

 

 

 

上体が起きて

身体が後ろに傾く事

=ポジション後傾

 

 

という解釈です。

 

 

スネが起きて後傾

 

これも非常によく指摘される

要素です。

 

 

 

あなたはブーツのタング

(スネにあるベロの部分)

からスネを離すなと言われた経験は

ありませんか?

 

 

 

確かにブーツの脛側ではなく

ふくらはぎ側に寄りかかると

ポジションが後ろになるのが

分かるかと思います。

 

 

スネの角度の他にも

足首の緊張感という

言われ方もします。

 

 

足首が曲がればスネが前に倒れますし

足首が伸びればスネが後ろに起きるので

スネの角度を指摘せずに

足首の曲がり具合を

指摘するケースです。

 

 

このように

 

スネの角度が後傾

=ポジションが後傾

 

 

という解釈ですね。

 

 

 

この様に

一言でポジション後傾と言っても

 

 

骨盤の事を言っているのか?

お尻の事を言っているのか?

上体の事を言っているのか?

スネの事を言っているのか?

 

 

という解釈の違いがあります。

 

 

どれが本当の意味での【後傾】だと

定義されているわけではないので

自分の意識している部分と

指導者が指摘している部分に

違いがないかまずは確認しましょう!

 

 

お互いの認識がしっかり合っていれば

これでも後傾はすぐに改善です!!

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

とは言い切れないのは

あなたもうすうす

気づいているかもしれません。

 

 

もちろん解釈の違いを確認する事で

後傾が改善されるケースも

中にはあります。

 

 

ただ大抵は言われている内容は

理解しているけど

ずっと直らず悩んでいるはずです。

 

 

なぜ指摘されている部分が

分かっているのに

後傾は直らないのか?

 

 

 

いよいよ後傾改善の真理の部分です。

 

 

その内容は次回の記事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキー技術 トレーニング論 未分類 身体論(フィジカル関係)

スキーで板をたわませる為に使い分けたい2つのトレーニングとは? 265

読了までの目安時間:約 14分

 


スキーの悩みで

定番となっているもの一つに

 

 

『板をたわませられない・・・』

 

 

というものがあります。

 

 

板がたわまない悩みは

スキーヤー自身が

自ら悩みだしたというよりは

指導者から

 

 

『もっと前半からしっかり板をたわませて!』

『外脚に乗れてないから板はたわまないよ!』

 

 

と言われて

悩みだした・・・

 

 

というケースが

大半ではないでしょうか?

 

 

 

そしてその悩みは

なかなか解決できないまま

毎シーズンのように

指摘されているケースも

非常に多いです。

 

 

 

まぁ指摘だけで

解決方法は指導されません

というケースも多いようなので

解決出来ないのは

仕方がない部分もありますが。

 

 

 

ではもしあなたが

板をたわまそうとしたら

どのような動作を行うでしょうか?

 

 

 

多くのスキーヤーは

 

 

板をたわます=力を出して板を押す事

だと勘違いしています!

 

 

 

ショップなどで

板の硬さを確かめる時には

板を手でグイグイ押すように、

一生懸命外脚で

エイッエイッと

力を出して押しているのです。

 

 

しかしトップ選手や指導者が

板を押すや踏むと言うより

板に『乗る』という表現を

よく使う事からも分かるように

力を出すイメージよりは

 

 

 

受け止めるイメージの方が

板をたわますうえでは重要です!

 

 

 

 

しかしそれが分かったところで

そう簡単に受け止める事はできません.

 

 

 

その理由は普段のトレーニングが大きく関係しています。

 

 

使い分けたい2つのトレーニング

 

陸上でトレーニングをはじめると

多くの場合なんの疑問もなく

筋トレの要領で

重いものを持ち上げたり、

走り込みをして

体力をつけようとします。

 

 

しかし実際は

同じにように見えるトレーニングでも

おおきく2つの種類に分かれます。

 

 

それが

 

 

①力を出すトレーニング

 

 

②力を受け止めるトレーニング

 

です!

 

 

 

あなたのトレーニングは

力を『出す』練習と『受け止める』練習、

どちらを中心に行っているでしょうか?

 

 

 

多くの場合、基本的に筋トレとよばれる

ウェイトトレーニング系は

力を出す意識でやっています。

 

 

 

しかし実際雪上で求められているのは

冒頭でもお伝えしたように

自ら出すことよりも雪面からの圧を

受け止める事の方が多いです。

 

 

 

そう言った場面で

普段から力を出す動きが染みついていると

雪面からの圧が来た瞬間

無意識のうちに力を出してしまい

反発して板がバタついたり

ズルズル流れて行ってしまうわけです。

 

 

もちろん力を出すトレーニングが

いけないわけではありません。

 

 

 

ただシーズンが近くづいてきた

この時期は力を受け止める練習を

きちんとしておいた方がいいです。

 

 

例えばスクワットですと、

しゃがんで持ち上げる時に

力を入れるのではなく、

しゃがむ瞬間力を抜いて

その重みをキャッチするように

止まるといった意識をします。

 

 

 

あまり深い角度でやるよりは

クウォータースクワット(1/4くらい)で

行うとやりやすいです。

 

クウォータースクワットが

分からない方はこちらから

 

 

階段かから降りて片足着地!

なんて言うのも

力を受け止める練習ですね。

 

 

 

しかしこの受け止める系の

トレーニングには

落とし穴があるので

注意が必要です!

 

 

 

受け止めるトレーニングの注意点

 

まずもっとも気をつけたい注意点は

 

 

予想以上の負荷がかかる!

 

 

という部分です。

 

 

踵でいうと体重60kgの人は

 

歩行時(体重×1.2)72kg

ランニング時(体重×3)180kg

ジャンプ時(体重×5) 300kg

 

重さがかかると言われています。

 

 

ただ着地の瞬間体重の●倍

といった情報は

人間の体は剛性ではありませんし、

吸収動作を使った場合や、

関節によって違うことも考えると

それほど正確ではありません。

 

 

しかし自ら力を出すときよりも

遥かに強い力がかかるのは事実です。

 

 

その強い負荷を

もし、間違った身体の使い方で

受け止めていたら

どうなるでしょうか?

 

 

 

例えば階段から降りて

片足着地の場合、

 

 

・土踏まずがつぶれている

・膝が内側に入っている

・股関節が抜けてしまう

・わき腹が曲がる

・肩や腕が過剰に動く

 

 

といったような

エラー動作のもと

いくら受け止める動作を行っても

マイナスでしかありません。

 

 

ケガにも繋がってしまいますね・・・

 

 

このことを知らずに

直ぐに受け止めるトレーニングを行うのは

非常に危険です。

 

 

上記に挙げたようなチェックポイントを

鏡で見る、スマホで撮る、などして

しっかりチェックして行いましょう。

 

 

 

このように

 

 

力を受け止めるトレーニングは

正しい体の使い方で行わないと

意味がないどころかマイナスになる!

 

 

という部分は

必ず知っておいてくださいね!

 

 

 

では正しく受け止められる方は

どんどんやってください!!

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

というわけにはいかないのが

受け止めるトレーニングの

難しいところです。

 

 

 

着地面も考えよう!

 

 

さて身体も上手に使えて

しっかり力を受け止めることができる!!

 

 

という場合、

このトレーニングを行うことで

どんどん雪面からの圧を

受け止めるできるようになると

思っていませんか?

 

 

 

もちろんなるにはなるんですが、

これはこれでリスクが高いんです。

 

 

 

その理由は

 

 

 

 

 

衝撃をもらいすぎてしまうから!

 

 

 

 

ただしく身体を使えると衝撃が強すぎて

骨や関節に負担がかかりすぎるケースが

よくあります。

 

 

コンクリートだったり

地面の堅いところで行う場合は

注意が必要です。

 

 

そもそも人間本能的に、

力を受け止めるよりは

吸収したり逃がすようにします。

 

 

高いところからジャンプして

着地するときに、

足をピンっと伸ばさないですよね?

 

 

 

そんなことしたら足が折れちゃいます。

 

 

 

ですから完璧に力を

もらいすぎると

良くないということです。

 

 

 

そっかじゃあ吸収を・・・

 

 

 

となると吸収してしまったら

今度は受け止めるトレーニングに

なりませんよね?

 

 

 

 

そうなんです受け止めすぎても

身体に悪くて吸収してもダメ!

 

 

八方ふさがりですね。

 

 

では受け止めるトレーニングを

上手にやるためにはどうすればいいのか?

 

 

 

力を受ける止めるトレーニングを上手に行うために!

 

 

力を受け止めるトレーニングを

上手にやるための具体例を

ご紹介します。

 

 

 

最初にお伝えしておきたいのが

地面で行う場合は

力をもらいすぎてしまうと

身体に負担がかかりますが、

スキーの場合はある程度

負担が減ります。

 

 

 

その理由は

雪上だという事と、

何より板がたわむからです!

 

 

もちろんたわむ空間を作るために

角度は必要です。

 

 

リフトからアイスバーンにまっすぐ落ちれば

当然ケガしますので・・・。

 

 

 

話を戻しますと、

階段から降りて着地した先が

トランポリンなのかコンクリートなのかでは

全然衝撃が違いますよね。

 

 

 

つまり身体で吸収動作をするのではなく

 

 

身体は力を逃がさない使い方をしつつ、

ある程度力を吸収してくれる

足場に着地すればいいのです!

 

 

 

例えば

 

 

・足元に厚めのマットなどを引く

・座布団を何枚か重ねる

・外でやる場合は芝生で行う

・靴は衝撃吸収が

 しっかりしているものを選ぶ

 

 

といった感じです。

 

 

 

また上から下への自由落下だと

衝撃が強すぎる場合は

坂道を利用する手もあります。

 

 

坂に対して横を向き、

山脚側から谷脚側に横跳びするのも

力を受け止める練習には向いています。

 

 

 

また根本的な

 

 

『トレーニングの総量』

 

 

を考えるのも大事です。

 

 

 

基本的に体育会は根性論で

やればやるほどいいといった

文化が根強いので

その考えの犠牲になっている

ジュニアスキーヤーはかなり多いです。

(もちろん大人も)

 

 

 

このように受け止めるトレーニングを

上手に行うには

 

 

 

・自らが吸収するのではなく、

 足場が吸収してくれる状態にして、

 自分はしっかり力を受け止める

 身体の使い方をすること!

 

 

・トレーニングの総量に気を付けること!

 

 

 

この2つをお勧めします。

 

 

 

因みに先シーズン、

女子アルペンスキーの女王

ミカエラシフリン選手も

スラックラインを2本並べて、

左右に乗り込む練習を行っていましたね。

 

 

 

力を受け止める感覚をつかんで

来シーズンはばっちり

板をたわませてくださいね!

 

 

 

この感覚がなくして

雪上で滑っても板をたわませるのは

難しいですから。

 

トレーニング論

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