スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

フィジカルトレーニングをしてもスキーは上手くならない? 5

読了までの目安時間:約 4分

 


私は必ず選手やクライアントの方に

自宅でもできる簡単なエクササイズを

メニュー提供しています。

 

 

そのエクササイズ中にはよくトレーニング本に乗っているような

デッドリフトやスクワットのようなものもあります。

 

 

では本読んで乗っているエクササイズをこなすだけで

スキーはうまくなるでしょうか?

 

 

 

答えはほとんどの場合がNOです。

 

 

 

考えてみてください。毎日腹筋を100回行って雪上で滑ってみたら

スキーが上手くなっていた方はどのくらいいるでしょうか?

 

 

じゃあトレーニングなんてやる意味ない!!

 

 

という考え方にはならないでくださいね。

 

 

この問題の原因はエクササイズ自体が悪いのではなく、

その効果を実際の動きに変換するトレーニングを行っていないからです。

 

 

スキーに限らず多くのスポーツは流れの中で正しく身体を使わなければなりません。

 

 

その場でピタッと止まって、

各関節を丁寧に一個ずつ動かすなんてことはまずないからです。

 

 

 

今日行ったのは

股関節主導で正しく外脚に乗る動作を

動きの中で行うトレーニング。

 

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一秒でも同じ角度で股関節が止まってほしくないのですが、

同じ形で止まったまま動いてくる選手が多かったです。

 

 

そういった選手は雪上でも同じ形でカチッと固まったまま

動きがなく滑ってくることが多いです。

 

 

どのタイミングでどの角度まで股関節を動かすのか?

 

 

股関節をうまく使えない代わりに

頭やわき腹などほかの部分が代償となって動いていないか?

 

 

これらをきちんとできている選手は動きがとても滑らかでした。

 

 

 

そしてもう一つ。

今度は股関節を縦方向に使うトレーニング。

 

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股関節うまく使えないと、

足に引っ張られて骨盤が後傾してしまいます。

 

 

そもそもその動作を上手にこなせるだけの重心移動が

上手くできていない選手が殆どでした。

 

 

でも少しだけ成長がみられたのが、

 

 

 

『このトレーニングは雪上でどんなことに効果があるのですか?』

 

 

 

とう声が上がったこと。

このトレーニングは何の為に行っているんだろう?と

まず考える癖をつけることがトレーニングには非常に重要です。

 

そうすることで、雪上でそういえば陸上でやったあの動きが

滑りのこの時に必要だといってたなと、

陸上動作と雪上動作がリンクするからです。

 

 

シーズンが近づいてきているので

より実践につながるように変換トレーニングを

今後もたくさんやっていきたいと思います。

 

 

 

ただ注意しなければならないのが

変換トレーニングを行えるという事は

変換するために必要な基本動作を身につけていることが

絶対条件です。

 

 

基本のエクササイズをきちんとこなしてない選手は

変換できるものがないので意味がありません。

勿論雪上でも同じことです。

 

 

きちんと成長できる準備をしてくださいね!

 

 

トレーニング論

トレーニングで一番重要なことはなにか? 4

読了までの目安時間:約 4分

 


トレーニングで一番大事なことはなんですか?

 

 

タイトルにもあるように、

初めてお会いする方や、

セミナーでお話しさせてもらう際に

 

このような質問受けることが多いです。

 

 

トレーニングメニューや指導法は

人それぞれ身体や感覚が違うので

これが大事という定義はありません。

 

 

人によって一番大事なことは違いますし、

その方の成長過程によってもどんどん変わっていきます。

 

 

ただ全ての人に対して共通して大事なものはあります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

『トレーニングに対する考え方』

 

 

です。

 

 

そうマインドの部分です。

根本的なこの部分が間違っていると

いくら努力しても間違った方向に進んでしまいます。

 

 

 

例えばサポートしているチームの選手と

このような会話になることがよくあるのですが、

 

 

 

選手『すいません。胸の筋肉を鍛えるのにはベンチプレスやっているんですけど

いいですか?』

 

私 『一般的にはそうだね!』

 

選手『負荷はどれぐらいでやったほうがいいですか?重いものを少ない回数やるのか

   軽いものを回数多くやるのか?』

 

私 『筋肉の量を増やしたいのか、最大金出力を上げたいのか、持久力をあげたいのか

        によって変わってくるね』

 

選手『なるほど!分かりました!』

 

私 『因みになんでベンチプレスやっているの?』

 

選手『いやそれは勿論、胸の筋肉つけるためです!』

 

私 『うんそれは分かっているよ!何のために胸の筋肉つけているの?

   胸の筋肉つけると、雪上のパフォーマンスにどう影響するの?』

 

選手『・・・・』

 

私 『例えば勉強で英語単語を覚えると思うけど、なんで覚えるの?』

 

選手『単語が分からないと文章が読めないからです』

 

私 『そうだね。英文を読むために英単語を覚えているんだよね。

   じゃあ雪上のパフォーマンスをどうしたいから、胸の筋肉を鍛えているの?』

 

選手『たしかに・・・。分からないです。』

 

 

 

べつにベンチプレス自体を否定しているわけではありません。

 

肝心の

 

 

 

何のためにやっているのか?

 

 

 

 

が抜けていることが問題なんです。

 

 

そこがしっかりしていて、

その方向性が間違っていないのであれば

どんなトレーニングをやっても問題ありません。

 

 

 

 

何をやるのかではなく、なぜそれをやるのか?

 

 

 

 

この部分をまずは重要視する考え方が

トレーニングには必要です。

 

 

あなたが今やっているトレーニングは

果たしてこの部分を本質的に考えて行えているでしょうか?

 

 

雪上でどのような事を注意されているのか?

 

 

それができない原因はなんなのか?

 

 

どのような事を行ったら改善されるのか?

 

 

こういった基本的な考え方を身に着けると

自ずと自分にとって今何が一番大事なトレーニングなのかが

見えてきますよ!

 

トレーニング論

来シーズン上達するかは既に決まっている? 2

読了までの目安時間:約 4分

 


皆さん夏も終わりに近づき

いよいよシーズンも近くなり、

スキー熱も上がってきているのではないでしょうか?

 

 

来シーズンこそは上手くなるぞ!

と意気込んでいる方も多いと思います。

 

 

しかし実際はオフトレの段階で

来シーズンうまくなるかどうか

ほぼ決まってしまっている場合がほとんどです。

 

 

 

先シーズンを思い返してみて、

雪上で何度も同じことを注意された記憶はありませんか?

 

 

多分あなた自身はコーチに言われたことを

意識して改善してきていたと思います。

 

しかし実際は全く変わっておらず、

コーチからはまた同じことを繰り返し注意されるという

スパイラルに落ちっているのなら危険です。

 

 

 

そもそもなぜ言われたことができてなかったのでしょうか?

 

 

ターン前半からきちんととらえて、

外脚にしっかりと乗り込んで、

板のたわみを使って、

重心をフォールライン側に落とし込んで

 

 

など具体的な動作の答えが不明確で

尚且つ技術的にレベルが高い部分を求められている場合は

無理なのも分かります。

 

でも

 

 

手をもっと前にだして!

おしりを高い位置にして!

外脚側の肩を下げて!

 

 

など意味が分かれば小学生でもできるような

単純動作もできない場合がありませんか?

 

 

『それは下手だからでしょ!』

 

という理由にしてしまってはうまくなりません。

 

 

 

多くの場合、その動作を取得するための材料を持っていないことがほとんどです。

 

 

 

例えば英語の長文が読解できない場合、

 

『頭が悪いからだ!』

 

で終わらせますか?

 

 

単語が分からないのであれば

単語を覚えますし、

文法が分からないのであれば

文法覚えるなど、

たぶん何かしら具体的な対処を

すると思います。

 

 

 

スキーではなぜかそれが行われません。

その理由は足りない材料が何なのか

自分でも分からないし、

教えてもらう機会もないからです。

 

 

 

『あなたが後傾になっている原因は

股関節の柔軟性がないからだ。

股関節の柔軟性を邪魔しているのはこの筋肉だ。

人体の構造上この筋肉が硬いと身体にはこんな動きが出る。

だからまずはこのトレーニングをして柔軟性をあげて、

さらに実際の動作に変換するこのエクササイズを行えばなおりますよ!』

 

 

と具体的な指導されたことがありますか?

 

 

もしあるのであればそのコーチからは離れないほうがいいです。

 

 

今回の例えは股関節の柔軟性をあげましたが、

足りない材料が関節の柔軟性なのか、筋力不足なのか、

神経系の問題なのか、人によって様々です。

 

 

 

あなたは自分自身の足りない材料を知っていますか?

 

 

それを知らずにオフにトレーニングを行うことは、

ゴールがどこだかわからないまま

マラソンをしているようなものです。

 

 

 

しっかりと上手くなる材料をそろえてからシーズンを迎えてください。

 

トレーニング論

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